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特開2023-5280クラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023005280
(43)【公開日】2023-01-18
(54)【発明の名称】クラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20230111BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021107071
(22)【出願日】2021-06-28
(71)【出願人】
【識別番号】521284439
【氏名又は名称】黄文田
(74)【代理人】
【識別番号】100185694
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 隆志
(72)【発明者】
【氏名】黄文田
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC14
(57)【要約】      (修正有)
【課題】クラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュールを提供する。
【解決手段】クラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュールであって、宇宙で地球を周回し、情報記憶ユニット、位置決めユニット及び再生ユニットが設けられた周回装置と、無線伝送を通じて周回装置とデータを相互に伝達し、登録ユニット、認証ユニット、追加削除ユニット及び支払いユニットが設けられる通信装置と、有線又は無線伝送を通じて通信装置に接続する視聴機器と、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
周回装置、通信装置及び視聴機器を含み、
前記周回装置は、宇宙において地球を周回し、前記周回装置内には、情報記憶ユニット、位置決めユニット及び再生ユニットが設けられ、
前記通信装置は、無線伝送を通じて周回装置とデータを相互に伝達し、前記通信装置内には、登録ユニットと、認証ユニットと、認証ユニットに電気的に接続する増加削除ユニットと、登録ユニット及び認証ユニットにそれぞれ電気的に接続する支払いユニットとが設けられ、
前記視聴機器は、通信装置に接続される、クラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【請求項2】
前記周回装置は、人工衛星である請求項1に記載のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【請求項3】
前記情報記憶ユニットは、カスタマイズ注釈ユニットである請求項1に記載のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【請求項4】
前記認証ユニットは、特定のキー又はパスワードによってのみ認証することができる請求項1に記載のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【請求項5】
前記視聴機器は、有線伝送によって通信装置に接続する請求項1に記載のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【請求項6】
前記視聴機器は、無線伝送によって通信装置に接続する請求項1に記載のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【請求項7】
前記支払いユニットは、電子支払いを採用する請求項1に記載のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【請求項8】
前記支払いユニットの再生ユニットを用いて宗教経典、宗教楽曲、映像、音楽を再生することに対する料金基準は、再生回数又は再生秒数に応じて計算する請求項1に記載のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【請求項9】
前記支払いユニットの再生ユニットを用いて写真を再生することに対する料金基準は、再生回数に応じて計算する請求項1に記載のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【請求項10】
前記視聴機器は、3C電子製品である請求項1に記載のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタル化商業モジュールに関し、特に、クラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
宗教界で一般的に知られている3つの阿(ア)は、キリスト教を代表するアーメン、イスラム教のアッラー及び仏教の阿弥陀仏の3つの宗教の宣告用語であり、これらの3種の宗教は、何れも祖先又は祖先を崇拝する模式を有し、特に、旧暦の正月、清明節又は中元節の3つの大きな祭日がある。
【0003】
キリスト教、イスラム教、仏教、カトリック及び道教等、どの宗教であるかに関わらず、神を崇拝すること及び先祖を祭ることは、一般的な民間宗教信仰でよく見られる祭祀活動であり、その大半が特定の宗教的な場所や長老の家で行われるが、多忙な生活をおくっている現代人にとって、自身又は家族全員が休暇を取り、直接礼拝するために現場に行くことは非常に困難であり、一般的な家の空間は通常大きくはないため、自身の家で祭祀用の神像又は先祖位牌を置くための別途の独立した空間を確保できる者は少なく、祭祀活動が不便且つ困難なものとなっており、従って、便利で速やかなデジタル化された環境に優しい祭祀手段を提供する必要がある。
【0004】
最近では、多くの家族が先祖の遺灰や位牌を納骨塔に集めることを決定しているが、納骨塔の購入と管理費の料金は莫大であり、毎年の重要な祭日、例えば、旧暦正月、清明節、中元節等の重要な祭日の時には、通常、追加料金が発生し、長期の累積料金は、実際にかなりの額になり、更には支払うことができなくなることもあり得る。
【0005】
これに鑑み、本発明者は、長年関連分野に従事した研究開発経験により、前記の欠陥に対して深く検討し、前記要求に基づいて解決策を積極的に探究し、長期的努力の研究長年の懸命な研究と多くの実験を経て、ようやく本発明を完成させている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の主な目的は、空間及び時間の制限を受けずに各種異なる宗教に適用される祭祀手法を提供することにある。
【0007】
本発明の次の目的は、デジタル化された方式で祭祀先祖情報を保存する装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュールは、周回装置、通信装置及び視聴機器を含む。
【0009】
前記周回装置は、宇宙において地球を周回し、前記周回装置内には、情報記憶ユニット、位置決めユニット及び再生ユニットが設けられる。
【0010】
前記通信装置は、無線伝送を通じて周回装置とデータを相互に伝達し、前記通信装置内には、登録ユニットと、認証ユニットと、認証ユニットに電気的に接続する増加削除ユニットと、登録ユニット及び認証ユニットに電気的に接続する支払いユニットとが設けられる。
【0011】
前記視聴機器は、有線又は無線伝送を通じて通信装置に接続される。
【発明の効果】
【0012】
本発明のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュールの特徴は、以下である。
1.情報記憶ユニットは、全ての先祖情報をその中に記憶し、生きている子孫が先祖の大事なこと及び些細なことを記録することについて心配する必要がなくなり、周回装置を通して、先祖に宇宙位牌旅行及び世界周遊させる効果を実現することができる。
2.身辺の3C(Computer、Communications、Consumer-Electronics)電子製品を通じて祭祀活動を速やかに行い、祭祀活動が時間、空間及び方式の制限を受けることがなく、全面的にデジタル化された方式で礼拝を行い、伝統文化を維持することができる以外に、紙銭を燃やす必要がないために、一部の運送費を節約することができるとともに、環境保護の効果を兼ね備えることができる。
3.先祖又は先人の大事なこと及び些細なことをデジタル化して保存し、随時更新でき、後世に各代の先人が亡くなった後に随時追加することができ、礼拝時に自宅のみで完成でき、その他の家族構成員を連合し、同じ時間に異なる地点又は集まった地点でともに礼拝することができ、且つ礼拝の模式は、文章、音楽、黙祷、読経等の多様な模式を採用することができる。
4.革新的で優れたデジタルテクノロジーの新しい観念及び省エネルギー二酸化炭素削減の地球保護に合った永続性を十分に有し、高度な新規性及び進歩性の特許要件を備える。
5.前記の多様な管理を行うようにクラウド管理単位に委任する時、適切な支払いに応じるだけでよく、即ち、先祖、事柄の追加又は祭祀又は崇拝の関連資料の調査閲覧を委任する時、適切で合理的な支払い方式で行うだけでよく、支払い方式は、簡便な電子支払いで行うこともできる。
6.本発明の礼拝方式は、礼拝模式のデジタル化、環境保護化及び簡便化に基づくものであり、従来よりも便利で、且つ先祖に対する尊敬及び崇拝は、これによってより深く永遠のものになる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュールの説明図である。
図2】本発明の通信装置の構造説明図である。
図3】本発明の実施説明図(一)である。
図4】本発明の実施説明図(二)である。
図5】本発明の実施説明図(三)である。
図6】本発明の実施説明図(四)である。
図7】本発明の実施説明図(五)である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の目的、効果、特徴及び構造を更に詳しく理解させるために、好適実施例を挙げ、図面を合わせて以下に説明する。
【0015】
先ず、図1及び図2を同時に参照する。
【0016】
図1は、本発明クラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュールの説明図であり、図2は、本発明の通信装置の構造説明図である。
【0017】
本発明のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール1は、周回装置11、通信装置12及び視聴機器13を含む。
【0018】
前記周回装置11は、宇宙において、地球を周回し、前記周回装置11内には、先祖の関連情報を記録する情報記憶ユニット111と、現在の周回装置11の所在位置を表示する位置決めユニット112と、宗教経典、音楽又は読経等のその他の各種異なる収容儀式を再生するための再生ユニット113とが設けられ、前記周回装置11は、人工衛星であり、また、情報記憶ユニット111内には、カスタマイズ注釈ユニット1111を含み、カスタマイズ注釈ユニット1111を通じて家族内の構成員に共通の先祖の生前の事柄、映像、写真等の生活の大事なこと及び些細なことを別途各自に記録させることができ、且つ前記カスタマイズ注釈ユニット1111内の情報は、データを作成した当事者のみが閲覧することができる。
【0019】
前記通信装置12は、無線伝送を通じて周回装置11とデータを相互に伝達し、前記通信装置12内には、登録ユニット121と、認証ユニット122と、認証ユニット122に電気的に接続する追加除去ユニット123と、登録ユニット121及び認証ユニット122にそれぞれ電気的に接続する支払いユニット124とが設けられ、前記認証ユニット122は、特定のキー又はパスワードによってのみ認証できるように設計し、これにより自身の家の先祖関連情報が関連のない外部者が閲覧することを回避し、前記支払いユニット124は、電子支払いを採用し、使用者にサービス費又は管理費を迅速且つ便利に支払わせることができる。
【0020】
前記視聴機器13は、有線又は無線伝送を通じて通信装置12に接続し、前記視聴機器13は、3C電子製品である。
【0021】
本発明の実施形態及び関連する図面を参考とした詳細説明は、以下のとおりである。
【0022】
続いて、図1及び図2と組み合わせて、図3図7を同時に参照する。
【0023】
図3は、本発明の実施説明図(一)であり、図4は、本発明の実施説明図(二)であり、図5は、本発明の実施説明図(三)であり、図6は、本発明の実施説明図(四)であり、図7は、本発明の実施説明図(五)である。
【0024】
本発明を使用したい使用者にとって、身の周りの3C電子製品を通じて通信装置12に接続し、登録ユニット121を通じて本発明への加入を申請し、次に登録ユニット121は、使用者に記録したい先祖関連情報を書き込ませ、自身の家のデジタル家系図を作成し、且つ同時に先祖の生前の写真又は映像をアップロードするか否かを選択することができ、その後、祭祀時に採用したい宗教の種類(例えば、仏教、道教、キリスト教、カトリック、イスラム教等)を選択する。
【0025】
次に、登録ユニット121は、多種の異なる使用方法を列記して使用者に選択させ、使用者が所望の使用方法を選択した後、登録ユニット121は、使用者を支払いユニット124に誘導し、対応する料金を支払わせ、使用者が料金の支払いを完了した後、本発明は、使用者に一組の専用キー又はパスワードを与え、使用者が専用キー又はパスワードを取得した後、それをその他の家族構成員に共有し、その他の家族構成員に前記一組の専用キー又はパスワードを利用してオンラインの祭祀を行わせることができる。
【0026】
また、使用者が後に祭祀を行う必要がある時、家で3C電子製品を通じて通信装置12に接続し、認証ユニット122においてキー又はパスワードを入力することで祭祀活動を開始することができ、使用者に特定の時間、地点、空間内においてのみ祭祀を行うことを可能とさせるのではなく、祭祀の利便性を大幅に向上し、祭祀の過程で使用者が他の家族構成員が礼拝又中であるか、礼拝を完了しているかをみることもでき、且つ位置決めユニット112によって現在の周回装置11がどの国家の上空まで移動したかを知ることができ、先祖に国々を周遊させる旅行の実際の効果を実現し、使用者が祭祀時に支払いユニット124を通じて別途料金を支払い、再生ユニット113を用いて指定の宗教経典、宗教楽曲又は先祖が生前に好んだ映画、音楽又は写真を再生することもでき、支払いユニット124の料金基準は、再生ユニット113の再生回数又は再生秒数又は写真の枚数に応じて設定することができ、また、使用者は、香を焚く、紙銭を焼く、石を投げる(ポエ占い)、お茶を捧げる、お供え物を置く等の項目の要求があれば、項目及び数量を選択した後に支払いユニット124を通じて対応する料金を支払い、デジタル化された方式で実現することができ、使用者は、別途祭祀用品を準備する必要がなく、且つデジタル化された方式で祭祀を行うことで焼香及び焼紙銭の数量を減らすことができ、祭祀過程全体を更に環境保護に適用させることができる。
【0027】
また、祭祀時に夫婦の両者が異なる宗教信仰を有する場合、夫婦の両者がそれぞれ自身の信仰を選択することができ(例えば、夫がキリスト教を選択し、妻が仏教を選択)、このようにして夫婦が同じ又は異なる時間に自身の信仰に従って祭祀を完了することができ、これは本発明にとって使用者に複数の宗教の祭祀の方法で同じ先祖を礼拝可能にさせるだけで、これにより本発明により多くの収入をもたらすことができる。
【0028】
また、使用者が情報記憶ユニット111内の先祖情報を追加又は削除する必要がある時、追加削除ユニット123を用いて追加又は削除を行うことができ、且つ使用者が修正する情報量に基づいて支払いユニット124を通じて一部の手数料を徴収する。
【0029】
要約すると、本発明のクラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール1の利点は、以下にある。
1.情報記憶ユニット111は、全ての先祖情報をその中に記憶し、生きている子孫が先祖の大事なこと及び些細なことを記録する心配が必要なく、周回装置11を通して、先祖に宇宙位牌旅行及び世界周遊させる効果を実現することができる。
2.身辺の3C(Computer、Communications、Consumer-Electronics)電子製品を通じて祭祀活動を速やかに行い、祭祀活動が時間、空間及び方式の制限を受けることがなく、全面的にデジタル化された方式で礼拝を行い、伝統文化を維持することができる以外に、紙銭を燃やす必要がないために、一部の運送費を節約することができるとともに、環境保護の効果を兼ね備えることができる。
3.先祖又は先人の大事なこと及び些細なことをデジタル化して保存し、随時更新でき、後世に各代の先人が亡くなった後に随時追加することができ、礼拝時に自宅のみで完成でき、その他の家族構成員を連合し、同じ時間に異なる地点又は集まった地点でともに礼拝することができ、且つ礼拝の模式は、文章、音楽、黙祷、読経等の多様な模式を採用することができる。
4.革新的で優れたデジタルテクノロジーの新しい観念及び省エネルギー二酸化炭素削減の地球保護に合った永続性を十分に有し、高度な新規性及び進歩性の特許要件を備える。
5.前記の多様な管理を行うようにクラウド管理単位に委任する時、適切な支払いに応じるだけでよく、即ち、先祖、事柄の追加又は祭祀又は崇拝の関連資料の調査閲覧を委任する時、適切で合理的な支払い方式で行うだけでよく、支払い方式は、簡便な電子支払いで行うこともできる。
6.礼拝模式のデジタル化、環境保護化及び簡便化に基づき、本発明の礼拝方式は、従来よりも便利であり、且つ先祖に対する尊敬及び崇拝は、これによってより深く永遠のものになる。
【0030】
故に、本発明は、同類製品において極めて良好な進歩性と実用性を備え、同時に国内外のこの種の構造に関する技術資料文献を調べた後、確かに同じ又は類似する構造が本願出願前に存在することを発見できておらず、従って、本願は、『新規性』、『産業上の利用可能性』及び『進歩性』の特許要件を満たしていると考えられ、法律に従って出願を行っている。
【0031】
上記は、本発明の好適実施形態に過ぎず、本発明の明細書及び特許請求の範囲を応用して行われる他の均等の構造変更は、本発明の特許請求の範囲内に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0032】
1 クラウドソフトウェア及びハードウェアの助けを借りて先祖の宇宙位牌旅行プラットフォームを首尾よく制御でき、追悼及び敬拝の機能を兼ね備えるデジタル化商業モジュール
11 周回装置
111 情報記憶ユニット
1111 カスタマイズ注釈ユニット
112 位置決めユニット
113 再生ユニット
12 通信装置
121 登録ユニット
122 認証ユニット
123 追加削除ユニット
124 支払いユニット
13 視聴機器
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7