(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023005426
(43)【公開日】2023-01-18
(54)【発明の名称】ミラーキャビネット
(51)【国際特許分類】
A47B 67/02 20060101AFI20230111BHJP
A47K 1/02 20060101ALI20230111BHJP
【FI】
A47B67/02 502E
A47K1/02 B
A47K1/02 A
A47B67/02 502D
A47B67/02 502J
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021107317
(22)【出願日】2021-06-29
(71)【出願人】
【識別番号】000010087
【氏名又は名称】TOTO株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108062
【弁理士】
【氏名又は名称】日向寺 雅彦
(74)【代理人】
【識別番号】100168332
【弁理士】
【氏名又は名称】小崎 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100146592
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100157901
【弁理士】
【氏名又は名称】白井 達哲
(74)【代理人】
【識別番号】100172188
【弁理士】
【氏名又は名称】内田 敬人
(74)【代理人】
【識別番号】100197538
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 功
(74)【代理人】
【識別番号】100176751
【弁理士】
【氏名又は名称】星野 耕平
(72)【発明者】
【氏名】西村 夏子
(57)【要約】
【課題】鏡扉の軽量化を図るとともに、意匠性を向上したミラーキャビネットを提供する。
【解決手段】収納空間を有するキャビネット本体と、前記キャビネット本体の前面に設けられた鏡扉と、一側が前記キャビネット本体に固定され他側が前記鏡扉に固定されることにより、前記キャビネット本体に対して前記鏡扉を開閉させる蝶番と、を備えたミラーキャビネットであって、前記鏡扉は、前記収納空間の前方に位置して開閉可能な開閉板と、前記開閉板の表面側に設けられた鏡と、を有し、前記開閉板は、表面側で前記鏡を押える鏡押え板部と、前記鏡押え板部の一部に設けられ前記鏡押え板部の裏面から突出した凸部と、を有し、前記蝶番の前記他側は、前記凸部にねじ固定されていることを特徴とするミラーキャビネット。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
収納空間を有するキャビネット本体と、前記キャビネット本体の前面に設けられた鏡扉と、一側が前記キャビネット本体に固定され他側が前記鏡扉に固定されることにより、前記キャビネット本体に対して前記鏡扉を開閉させる蝶番と、を備えたミラーキャビネットであって、
前記鏡扉は、前記収納空間の前方に位置して開閉可能な開閉板と、前記開閉板の表面側に設けられた鏡と、を有し、
前記開閉板は、表面側で前記鏡を押える鏡押え板部と、前記鏡押え板部の一部に設けられ前記鏡押え板部の裏面から突出した凸部と、を有し、
前記蝶番の前記他側は、前記凸部にねじ固定されていることを特徴とするミラーキャビネット。
【請求項2】
前記凸部の上下方向の長さ寸法は、前記蝶番の上下方向の長さ寸法よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載のミラーキャビネット。
【請求項3】
前記キャビネット本体は、前記蝶番の前記一側が固定される縦壁部を有し、
前記凸部は、前記縦壁部の前端に沿って延びていることを特徴とする請求項2に記載のミラーキャビネット。
【請求項4】
前記開閉板は、前記鏡押え板部と、前記凸部と、が別体で形成され、
前記凸部は、前記蝶番が固定される固定面部と、前記固定面部から前記鏡押え板部に向けて凹む嵌込孔と、を有し、
前記蝶番の前記他側は、前記嵌込孔に挿入される挿入部を有していることを特徴とする請求項1に記載のミラーキャビネット。
【請求項5】
前記凸部は、前記鏡押え板部に設けられた第1凸部と、前記第1凸部の側面部にねじ固定される第2凸部と、を有し、
前記蝶番は、前記第2凸部に固定されることを特徴とする請求項1または4に記載のミラーキャビネット。
【請求項6】
前記第1凸部の側面部は、前記鏡扉を開いたときに前記キャビネット本体側に位置する後面部を有し、
前記第2凸部は、前記後面部にねじ固定されていることを特徴とする請求項5に記載のミラーキャビネット。
【請求項7】
前記第1凸部の上下方向の長さ寸法は、前記第2凸部の上下方向の長さ寸法よりも大きくなっていることを特徴とする請求項5または6に記載のミラーキャビネット。
【請求項8】
前記キャビネット本体は、前記蝶番の前記一側が固定される縦壁部を有し、
前記第1凸部は、前記縦壁部の前端に沿って延びていることを特徴とする請求項7に記載のミラーキャビネット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の態様は、一般的に、ミラーキャビネットに関する。
【背景技術】
【0002】
収納空間を有するキャビネット本体と、キャビネット本体の前面に設けられた鏡扉と、を備えたミラーキャビネットが知られている。鏡扉は、開閉可能な開閉板と、開閉板の表面側に設けられた鏡と、を有している。鏡扉は、キャビネット本体と開閉板との間に蝶番を取り付けることにより、キャビネット本体に対して開閉可能となっている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蝶番は、ねじなどの固定部材により開閉板に固定されている。従って、開閉板は、蝶番をねじ固定するための厚みを確保しなければならない。開閉板の厚みが大きくなり、開閉板の重量が増加すると、鏡扉の取り付け作業の作業性が低下したり、鏡扉の開閉がしにくくなったりするおそれがある。また、鏡扉の重量が増加すると、蝶番の数を増やさなければならない。従って、ミラーキャビネットの意匠性が低下したり、コストが増加したりするおそれがある。
【0005】
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、鏡扉の軽量化を図るとともに、意匠性を向上したミラーキャビネットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明は、収納空間を有するキャビネット本体と、前記キャビネット本体の前面に設けられた鏡扉と、一側が前記キャビネット本体に固定され他側が前記鏡扉に固定されることにより、前記キャビネット本体に対して前記鏡扉を開閉させる蝶番と、を備えたミラーキャビネットであって、前記鏡扉は、前記収納空間の前方に位置して開閉可能な開閉板と、前記開閉板の表面側に設けられた鏡と、を有し、前記開閉板は、表面側で前記鏡を押える鏡押え板部と、前記鏡押え板部の一部に設けられ前記鏡押え板部の裏面から突出した凸部と、を有し、前記蝶番の前記他側は、前記凸部にねじ固定されていることを特徴とするミラーキャビネットである。
【0007】
このミラーキャビネットによれば、開閉板を部分的に厚くした凸部に蝶番を固定している。これにより、鏡扉は、開閉板全体を薄くすることができ、かつ軽い重量とすることができる。従って、鏡扉の軽量化を図るとともに、意匠性を向上したミラーキャビネットとすることができる。また、開閉板全体を厚くするよりもコストを低減させた鏡扉を用いたミラーキャビネットとすることができる。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、前記凸部の上下方向の長さ寸法は、前記蝶番の上下方向の長さ寸法よりも大きくなっていることを特徴とするミラーキャビネットである。
【0009】
このミラーキャビネットによれば、蝶番の高さ方向の位置を任意に設計可能とすることができる。従って、鏡扉を複数種類のキャビネット本体に取り付けることができ、設計の自由度を上げることができる。
【0010】
第3の発明は、第2の発明において、前記キャビネット本体は、前記蝶番の前記一側が固定される縦壁部を有し、前記凸部は、前記縦壁部の前端に沿って延びていることを特徴とするミラーキャビネットである。
【0011】
このミラーキャビネットによれば、蝶番の一側をミラーキャビネット本体の縦壁部に固定させているので、鏡扉の上下方向の長さ寸法を任意に設定することができる。その結果、ミラーキャビネットのデザインの自由度を上げることができる。例えば、鏡扉は、キャビネット本体の上下方向の長さよりも長くして、キャビネット本体の上端および下端を遮蔽することができる。また、凸部が縦壁部の前端に沿って延びているので、蝶番の取付位置を上下でずらした場合でも蝶番の位置合わせを容易にできる。
【0012】
第4の発明は、第1の発明において、前記開閉板は、前記鏡押え板部と、前記凸部と、が別体で形成され、前記凸部は、前記蝶番が固定される固定面部と、前記固定面部から前記鏡押え板部に向けて凹む嵌込孔と、を有し、前記蝶番の前記他側は、前記嵌込孔に挿入される挿入部を有していることを特徴とするミラーキャビネットである。
【0013】
このミラーキャビネットによれば、鏡押え板部に蝶番を固定するための複雑な加工をせずに、蝶番を別体で形成された凸部を介して鏡押え板部に取り付けることができる。また、複数種類の蝶番に対応させた凸部を設けることで、様々な種類のミラーキャビネットに対応できる。さらに、凸部は、鏡押さえ板部と別体で形成されているので、蝶番を任意の位置に簡単に固定させることができる。従って、キャビネット本体の形状によって蝶番の取り付けたい高さが異なる場合でも簡単に対応することができる。
【0014】
第5の発明は、第1または第4の発明において、前記凸部は、前記鏡押え板部に設けられた第1凸部と、前記第1凸部の側面部にねじ固定される第2凸部と、を有し、前記蝶番は、前記第2凸部に固定されることを特徴とするミラーキャビネットである。
【0015】
このミラーキャビネットによれば、第1凸部の側面部に第2凸部をねじ固定することで、鏡扉の全体の厚さを可及的に小さくすることができる。また、第2凸部を鏡押さえ板部にねじ固定するよりも、第2凸部を第1凸部にねじ固定する方が取り外しや位置変更を容易にすることができる。
【0016】
第6の発明は、第5の発明において、前記第1凸部の側面部は、前記鏡扉を開いたときに前記キャビネット本体側に位置する後面部を有し、前記第2凸部は、前記後面部にねじ固定されていることを特徴とするミラーキャビネットである。
【0017】
このミラーキャビネットによれば、鏡扉を開いたときに、第2凸部を第1凸部に固定するねじが第1凸部により遮蔽されるので使用者からねじが見えづらくなる。その結果、ミラーキャビネットの意匠性が低下するのを抑制できる。
【0018】
第7の発明は、第5または第6の発明において、前記第1凸部の上下方向の長さ寸法は、前記第2凸部の上下方向の長さ寸法よりも大きくなっていることを特徴とするミラーキャビネットである。
【0019】
このミラーキャビネットによれば、第2凸部を第1凸部の任意の位置に取り付けることで、蝶番の高さ方向の位置を任意に設計可能とすることができる。従って、鏡扉を複数種類のキャビネット本体に取り付けることができ、設計の自由度を上げることができる。
【0020】
第8の発明は、第7の発明において、前記キャビネット本体は、前記蝶番の前記一側が固定される縦壁部を有し、前記第1凸部は、前記縦壁部の前端に沿って延びていることを特徴とするミラーキャビネットである。
【0021】
このミラーキャビネットによれば、蝶番の一側をミラーキャビネット本体の縦壁部に固定させているので、鏡扉の上下方向の長さ寸法を任意に設定することができる。その結果、ミラーキャビネットのデザインの自由度を上げることができる。例えば、鏡扉は、キャビネット本体の上下方向の長さよりも長くして、キャビネット本体の上端および下端を遮蔽することができる。また、第1凸部が縦壁部の前端に沿って延びているので、第2凸部の取付位置を上下でずらした場合でも第2凸部の位置合わせを容易にできる。
【発明の効果】
【0022】
本発明の態様によれば、鏡扉の軽量化を図るとともに、意匠性を向上したミラーキャビネットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】第1実施形態に係るミラーキャビネットを備えた洗面化粧台を示す斜視図である。
【
図2】ミラーキャビネットの鏡扉を開いた状態を示す斜視図である。
【
図3】
図2中の上側に位置する蝶番および凸部を拡大して示す斜視図である。
【
図4】凸部から蝶番を取り外した状態を示す分解斜視図である。
【
図5】鏡を取り外した鏡押え板部を表面側からみた斜視図である。
【
図6】鏡、鏡押え板部、凸部、蝶番を
図3中の矢示A-A方からみた断面図である。
【
図7】第2実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉を示す斜視図である。
【
図8】第3実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉の上側に位置する蝶番および凸部を拡大して示す斜視図である。
【
図9】鏡押え板部から鏡、凸部、蝶番を取り外した状態を示す分解斜視図である。
【
図10】鏡、鏡押え板部、凸部、蝶番を
図8中の矢示B-B方向からみた断面図である。
【
図11】鏡、鏡押え板部、凸部、蝶番を
図8中の矢示C-C方向からみた断面図である。
【
図12】第4実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉の上側に位置する蝶番および凸部を拡大して示す斜視図である。
【
図13】第1凸部から第2凸部を取り外し、第2凸部から蝶番を取り外した状態を示す分解斜視図である。
【
図14】鏡を取り外した鏡押え板部を表面側からみた斜視図である。
【
図15】鏡、鏡押え板部、凸部、蝶番を
図12中の矢示D-D方向からみた断面図である。
【
図16】第5実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉を示す斜視図である。
【
図17】変形例に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉の上側に位置する蝶番を拡大して示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1~
図6は、本発明の第1実施形態に係るミラーキャビネットを示している。
図1は、第1実施形態に係るミラーキャビネットを備えた洗面化粧台を示す斜視図である。
【0025】
図1に示すように、洗面化粧台10は、支持台20と、ボウル30と、吐水装置40と、ミラーキャビネット50と、を備えている。洗面化粧台10は、例えば脱衣所や洗面所などの洗面空間に設置される。なお、洗面化粧台10は、台所に設置されるキッチンでもよい。本実施形態では、洗面化粧台10を使用する使用者が位置する方向を「前方」として説明する。そして、「後方」、「上方」、「下方」、「右側方」、および「左側方」は、前方を向いた状態を基準としたそれぞれの方向として説明する。
【0026】
支持台20は、例えば床面部に設置されている。支持台20は、ボウル30の下方に設けられ、ボウル30を支持している。支持台20は、例えば下部キャビネット、あるいはフロアキャビネットなどと呼ばれる場合もある。
【0027】
支持台20は、例えば本体部21と、2つの引き出し23と、を有する。各引き出し23は、内部に物品を収納可能とする。なお、引き出しの数は、2つに限られず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。また、支持台20は、引き出し式の支持台に限られず、扉式の支持台でもよい。支持台20は、例えば洗面所などの壁面に直接取り付けられていてもよい。支持台20は、ボウル30の下方に設けられ、内部に物品を収納可能とする任意の構成でよい。
【0028】
ボウル30は、下方に向かって凹んだ凹状に形成され、支持台20に支持されている。ボウル30には、底部に図示しない排水口が設けられている。排水口は、図示しない排水管に接続されている。ボウル30に吐水された湯水は、排水口を介して排水管に流れる。ボウル30の後端には、上方に向けて延びるバックガード部32が設けられている。このバックガード部32は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
【0029】
吐水装置40は、ボウル30の上方に配設されている。吐水装置40は、例えばバックガード部32に設けられている。吐水装置40は、湯水を吐出する吐水部42と、吐水部42から湯水を吐出させるための手動操作部44と、を備えている。吐水部42は、いわゆるスパウトであり、ボウル30に向けて湯水を吐出する。
【0030】
次に、第1実施形態に係るミラーキャビネット50について説明する。
図2は、ミラーキャビネットの鏡扉を開いた状態を示す斜視図である。
図3は、
図2中の上側に位置する蝶番および凸部を拡大して示す斜視図である。
図4は、凸部から蝶番を取り外した状態を示す分解斜視図である。
図5は、鏡を取り外した鏡押え板部を表面側からみた斜視図である。
図6は、鏡、鏡押え板部、凸部、蝶番を
図3中の矢示A-A方からみた断面図である。
【0031】
ミラーキャビネット50は、ボウル30の上方に設置される。ミラーキャビネット50は、洗面化粧台10に用いられる場合に限らず、単独で用いられていてもよい。ミラーキャビネット50は、例えば建築躯体の壁面などに単独で取り付けられていてもよい。ミラーキャビネット50は、例えば玄関などに設置される靴箱などでもよい。そして、ミラーキャビネット50は、キャビネット本体51と、キャビネット本体51の前方を覆う鏡扉60と、キャビネット本体51に対して鏡扉60を開閉させる蝶番70と、を備えている。
【0032】
キャビネット本体51は、前方が開口した箱型状に形成されている。キャビネット本体51は、例えば洗面用具やドライヤなどの物品を収納可能な収納空間Sを内部に有している。収納空間Sは、例えば上下方向に延びる縦壁部53により複数の領域に区画されている。縦壁部53には、後述の蝶番70が固定されている。収納空間Sには、例えば物品を収納可能な棚部55が設けられている。
【0033】
鏡扉60は、キャビネット本体51の前面に設けられている。この例では、ミラーキャビネット50は、3枚の鏡扉60を有している。なお、ミラーキャビネット50に設けられる鏡扉60の数は、3枚に限られず、1枚または2枚でもよいし、4枚以上でもよい。鏡扉60は、キャビネット本体51に対して開閉可能な開き扉となっている。鏡扉60は、閉状態でキャビネット本体51の収納空間Sの前方を覆っており、開状態で収納空間Sを開放させる。そして、鏡扉60は、開閉板61と、開閉板61の表面側に設けられた鏡69と、を有している。
【0034】
開閉板61は、収納空間Sの前方に位置して開閉可能な板状体となっている。開閉板61は、閉状態で収納空間Sの前方を覆っている。開閉板61は、表面63a側で鏡69を押える鏡押え板部63と、鏡押え板部63の裏面63bから突出した凸部65と、を有している。
【0035】
鏡押え板部63は、例えば樹脂製または木製からなる薄板材で形成されている。鏡押え板部63は、例えば表面63aおよび裏面63bが平坦面となっている。鏡押え板部63の上端と下端とには、それぞれ鏡挟持部64が設けられている。鏡挟持部64は、鏡押え板部63との間で鏡69を挟持している。
【0036】
凸部65は、鏡押え板部63のうちキャビネット本体51側に設けられている。換言すると、凸部65は、鏡押え板部63の開閉軸側63cに設けられている。
図2に示すように、凸部65は、例えば上下方向に離間して2個設けられている。なお、凸部65は、2個以上設けられていてもよい。凸部65は、蝶番70の個数に対応して設けられている。凸部65には、後述の蝶番70が固定される。
【0037】
凸部65は、鏡押え板部63と一体的に形成されている。すなわち、開閉板61は、裏面が鏡押え板部63と凸部65とにより段付き状に形成されている。凸部65は、鏡押え板部63の裏面63bから突出する側面部66と、側面部66の先端側(突出端側)に位置して蝶番70が固定される固定面部67と、を有している。
【0038】
側面部66は、例えば鏡扉60を開いたときに前方に位置する前面部66aと、鏡扉60を開いたときに後方(キャビネット本体51側)に位置する後面部66bと、上方に位置する上面部66cと、上面部66cに上下方向で対面する下面部66dと、を有している。後面部66bは、開閉軸側63cの端部63c1から鏡押え板部63の表面63aとは反対方向に向けて突出している。前面部66aと後面部66bとは、水平方向で対面している。
【0039】
固定面部67は、前面部66a、後面部66b、上面部66c、および下面部66dの先端側を覆っている。固定面部67は、例えば平坦面を有している。固定面部67は、開閉板61の厚さ方向で、鏡押え板部63の裏面63bよりも一段上がった位置に設けられている。固定面部67は、中央部に凸部65の厚さ方向(突出方向)に凹む嵌込孔67aを有している。この嵌込孔67aには、後述する蝶番70の挿入部74が挿入される。
【0040】
固定面部67は、嵌込孔67aを挟んだ上下位置にめねじ部68を有している。めねじ部68には、蝶番70を凸部65に固定するためのねじ76が螺合する。
図5、
図6に示すように、めねじ部68は、固定面部67から鏡69に向けて延びている。すなわち、めねじ部68は、凸部65の厚さ方向に延びている。これにより、めねじ部68は、凸部65の厚さ分だけねじ76との螺合部分を長くすることができる。従って、凸部65の厚さ寸法T1は、鏡扉60の重量および蝶番70の強度などに基づき設定されている。
【0041】
蝶番70は、一側71がキャビネット本体51に固定され、他側72が鏡扉60に固定されることにより、キャビネット本体51に対して鏡扉60を開閉させる。蝶番70は、例えばスライド蝶番となっている。
図3に示すように、蝶番70の一側71は、キャビネット本体51の縦壁部53に座金70aを介してねじ固定されている。
【0042】
蝶番70の他側72は、凸部65にねじ固定されている。蝶番70の他側72は、凸部65の固定面部67に取り付けられる取付面部73と、取付面部73から突出して嵌込孔67aに挿入される挿入部74と、を有している。蝶番70は、挿入部74と一側71との間に可動部75を有している。挿入部74は、有底筒状に形成されている、鏡扉60が閉状態にある場合には、可動部75が挿入部74の内部に位置する。
【0043】
取付面部73は、固定面部67の各めねじ部68に対応する位置にそれぞれ貫通孔73aを有している。各貫通孔73aには、蝶番70を凸部65に固定するためのねじ76が挿通する。蝶番70の他側72は、ねじ76を貫通孔73aを介してめねじ部68に螺合させることにより凸部65に固定される。
【0044】
かくして、第1実施形態によるミラーキャビネット50の鏡扉60は、鏡押え板部63と、鏡押え板部63の裏面63bから突出した凸部65と、を有している。そして、蝶番70は、凸部65にねじ固定されている。凸部65は、蝶番70を固定するためのめねじ部68が凸部65の厚さ方向に延びている。
図6に示すように、鏡扉60は、開閉板61の一部に凸部65を有することで、鏡押え板部63の厚さ寸法T2を可及的に小さくすることができる。また、鏡押え板部63の厚さ寸法T2が小さくなることにより、鏡挟持部64の厚さも小さくすることができる。
【0045】
その結果、鏡扉60は、全体的な厚さおよび重量が小さくなることにより、鏡扉60をキャビネット本体51に組み付けるときの作業の作業性を向上できる。また、例えば鏡挟持部に軸吊り蝶番を固定させた場合には、鏡挟持部の大きさや形状を軸吊り蝶番にあわせる必要がある。このような場合、鏡扉を正面からみて軸吊り蝶番を隠すには、鏡挟持部の高さを大きくする必要がある。しかし、本実施形態では、蝶番70を開閉板61の凸部65に固定させている。その結果、鏡挟持部64の高さを小さくすることができ、鏡扉60の意匠性を向上させることができる。
【0046】
また、蝶番70をスライド蝶番とすることにより、凸部65を鏡押え板部63の上下方向の任意の位置に設けて、蝶番70の一側71をキャビネット本体51の縦壁部53に固定させることができる。これにより、鏡押え板部63の上端と下端との間の任意の位置に蝶番70を設けることができるので、鏡扉60の上下方向の寸法の自由度を高めることができる。
【0047】
また、
図6に示すように、凸部65の上下方向の長さ寸法L1は、蝶番70の上下方向の長さ寸法L2よりも大きくなっている。これにより、蝶番70を凸部65に安定して固定させることができる。また、めねじ部68を凸部65の任意の位置に設けることで、蝶番70の高さ位置を異ならせることができる。これにより、鏡扉60は、複数種類のキャビネット本体51に対応させて取り付けることができる。
【0048】
また、
図3に示すように、凸部65は、キャビネット本体51の縦壁部53の前端53aに沿って上下方向に延びている。すなわち、凸部65は、固定面部67が縦壁部53の前端53aと平行に延びている。これにより、例えば固定面部67に蝶番70を固定することにより、蝶番70の位置合わせを簡単に行うことができる。
【0049】
次に、
図7は、第2実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉を示す斜視図である。
第2実施形態に係るミラーキャビネット50の鏡扉80は、上下方向に延びる1つの凸部82を有している。なお、第2実施形態では、上述した第1実施形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0050】
凸部82は、開閉板61の上端から下端に向けて延びている。凸部82は、鏡押え板部63に一体的に形成されている。上側に位置する蝶番70と、下側に位置する蝶番70とは、同じ凸部82にねじ固定されている。このように、鏡扉80に上下方向に延びる1つの凸部82を設けることで、蝶番70を上下方向の任意の位置に取り付けることができる。
【0051】
凸部82は、縦壁部53の前端53aに沿って上下方向に延びている。従って、鏡扉80は、蝶番70を上下方向の任意の位置に取り付けることより、複数種類のキャビネット本体51に対応させて取り付けることができる。
【0052】
かくして、第2実施形態に係るミラーキャビネット50の鏡扉80も第1実施形態の鏡扉60と同様の作用、効果を有することができる。凸部82は、複数種類のキャビネット本体51に対するより汎用性の高い鏡扉80とすることができる。
【0053】
次に、
図8~
図11は、第3実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉を示している。
図8は、第3実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉の上側に位置する蝶番および凸部を拡大して示す斜視図である。
図9は、鏡押え板部から鏡、凸部、蝶番を取り外した状態を示す分解斜視図である。
図10は、鏡、鏡押え板部、凸部、蝶番を
図8中の矢示B-B方向からみた断面図である。
図11は、鏡、鏡押え板部、凸部、蝶番を
図8中の矢示C-C方向からみた断面図である。
第3実施形態に係るミラーキャビネット50の鏡扉90は、鏡押え板部92と、凸部94と、が別体で形成されている。なお、第3実施形態では、上述した第1実施形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0054】
開閉板91は、鏡押え板部92と、鏡押え板部92とは別体で形成された凸部94と、を有する。鏡押え板部92は、例えば樹脂製および木製からなる平坦な薄板材となっている。鏡押え板部92は、開閉軸側92cに厚さ方向に貫通する貫通孔92dを有している。この貫通孔92dには、凸部94を鏡押え板部92に固定するためのねじ98が挿通する。
【0055】
凸部94は、例えば樹脂製からなる直方体形状のブロック体となっている。凸部94は、鏡押え板部92に当接する当接面部94aと、当接面部94aに対面して蝶番70が固定される固定面部94bと、を有している。凸部94は、固定面部94bから当接面部94aに向けて凹む嵌込孔95と、当接面部94aから固定面部94bに向けて延びるめねじ部96と、固定面部94bから当接面部94aに向けて延びるめねじ部97と、を有している。めねじ部96とめねじ部97とは、並列して設けられている。
【0056】
嵌込孔95は、固定面部94bから鏡押え板部92に向けて凹んでいる。嵌込孔95には、蝶番70の挿入部74が挿入される。めねじ部96は、嵌込孔95を挟んで2個設けられている。めねじ部96は、当接面部94a側に開口が形成されており、凸部94を鏡押え板部92に固定するためのねじ98が螺合する。めねじ部97は、嵌込孔95を挟んで2個設けられている。めねじ部97は、固定面部94b側に開口が形成されており、蝶番70を凸部94に固定するためのねじ99が螺合する。
【0057】
凸部94は、ねじ98を鏡押え板部92の表面92aから貫通孔92dを介してめねじ部96に螺合させることにより、鏡押え板部92の裏面92bに固定される。その後、鏡69が鏡押え板部92の表面92a側に配設されることにより、ねじ98は鏡69に遮蔽される。そして、蝶番70は、ねじ99を貫通孔73aを介してめねじ部97に螺合させることにより、凸部94に固定される。
【0058】
図10に示すように、凸部94は、厚さ寸法T3を有することにより、めねじ部96およびめねじ部97の長さを確保している。これにより、凸部94は、ねじ98により鏡押え板部92に安定して取り付けられる。また、蝶番70は、ねじ99により凸部94に安定して取り付けられる。また、蝶番70を固定する凸部94により、鏡押え板部92の厚さ寸法T4を可及的に小さくすることができる。
【0059】
かくして、第3実施形態に係るミラーキャビネット50の鏡扉90も第1実施形態の鏡扉60と同様の作用、効果を有することができる。第3実施形態では、鏡押え板部92と凸部94とを別体としたので、鏡押え板部92の全体を平坦な薄板材とすることができる。従って、開閉板91は、鏡押え板部92に蝶番70を取り付けるための特別な加工を施すことなく別体の凸部94により蝶番70を取り付けることができる。
【0060】
また、大きさや型式の異なる蝶番に合わせた凸部を設けることで、鏡押え板部92を変更することなく、複数種類の蝶番を鏡押え板部92に取り付けることができる。また、鏡押え板部92と凸部94とが別体となっているので、蝶番70を鏡押え板部92の任意の位置に取り付けることができる。従って、鏡扉90は、複数種類のキャビネット本体51に対応させて取り付けることができる。
【0061】
次に、
図12~
図15は、第4実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉を示している。
図12は、第4実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉の上側に位置する蝶番および凸部を拡大して示す斜視図である。
図13は、第1凸部から第2凸部を取り外し、第2凸部から蝶番を取り外した状態を示す分解斜視図である。
図14は、鏡を取り外した鏡押え板部を表面側からみた斜視図である。
図15は、鏡、鏡押え板部、凸部、蝶番を
図12中の矢示D-D方向からみた断面図である。
第4実施形態に係るミラーキャビネット50の鏡扉100は、凸部110が鏡押え板部63に設けられた第1凸部111と、第1凸部111に取り付けられる第2凸部120と、を有している。蝶番70は、第2凸部120に固定されている。なお、第4実施形態では、上述した第1実施形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0062】
第1凸部111は、鏡押え板部63と一体的に形成されている。第1凸部111は、鏡押え板部63の開閉軸側63cの端部63c1よりも前方側に位置している。第1凸部111と開閉軸側63cの端部63c1との間には、第2凸部120が配置される。第1凸部111は、鏡押え板部63の裏面63bから突出する側面部113と、側面部113の先端側(突出端側)に位置する突出面部114と、を有している。
【0063】
側面部113は、例えば鏡扉100を開いたときに前方に位置する前面部113aと、鏡扉100を開いたときに後方(キャビネット本体51側)に位置する後面部113bと、上方に位置する上面部113cと、上面部113cに上下方向で対面する下面部113dと、を有している。前面部113aと後面部113bとは、水平方向で対面している。
【0064】
側面部113の後面部113bは、上下方向に離間してめねじ部115を有している。めねじ部115には、第2凸部120を第1凸部111に固定するためのねじ127が螺合する。
図12~
図14に示すように、めねじ部115は、後面部113bから前面部113aに向けて延びている。これにより、めねじ部115は、第1凸部111の前後方向の長さ分だけねじ127との螺合部分を長くすることができる。
【0065】
第2凸部120は、第1凸部111の側面部113にねじ固定されている。具体的には、第2凸部120は、ねじ127により第1凸部111の後面部113bに固定されている。第2凸部120は、第1凸部111の側面部113(後面部113b)に取り付けられるフランジ部121と、フランジ部121から突出して蝶番70が固定される固定面部123と、を有している。
【0066】
フランジ部121には、第1凸部111の各めねじ部115に対応する位置に、貫通孔121aがそれぞれ形成されている。
図13に示すように、第2凸部120は、ねじ127を貫通孔121aを介してめねじ部115に螺合させることにより、第1凸部111に固定される。この場合、ねじ127は、第1凸部111により前方から遮蔽される。従って、鏡扉100を開いたときに、ねじ127が視認できないので意匠性を向上できる。
【0067】
固定面部123は、中央部に位置して厚さ方向に凹む嵌込孔124と、嵌込孔124を挟んだ上下位置に形成されためねじ部125と、を有している。蝶番70は、挿入部74が嵌込孔124に挿入された状態で、ねじ128を貫通孔73aを介してめねじ部125に螺合させることにより、第2凸部120に固定される。
【0068】
図15に示すように、第1凸部111の上下方向の長さ寸法L3は、第2凸部120の上下方向の長さ寸法L4よりも大きくなっている。これにより、第2凸部120を第1凸部111に安定して固定させることができる。また、めねじ部115を第1凸部111の任意の位置に設けることで、第2凸部120の高さ位置を異ならせることができる。これにより、鏡扉100は、蝶番70の上下方向の位置を任意に設定できるので、複数種類のキャビネット本体51に対応させて取り付けることができる。
【0069】
また、
図12に示すように、第1凸部111は、キャビネット本体51の縦壁部53の前端53aに沿って上下方向に延びている。すなわち、第1凸部65は、後面部113bが縦壁部53の前端53aと平行に延びている。これにより、例えば第1凸部111の後面部113bに蝶番70を固定することにより、蝶番70の位置合わせを簡単に行うことができる。
【0070】
かくして、第4実施形態に係るミラーキャビネット50の鏡扉100も第1実施形態の鏡扉60と同様の作用、効果を有することができる。第4実施形態では、第1凸部111の側面部113に、蝶番70を固定する第2凸部120を固定させている。これにより、鏡扉100は、凸部110の突出高さを可及的に小さくして蝶番70を取り付けることができる。
【0071】
次に、
図16は、第5実施形態に係るミラーキャビネットに用いられる鏡扉を示す斜視図である。
第5実施形態に係るミラーキャビネット50の鏡扉130は、凸部131が上下方向に延びる1つの第1凸部132と、第1凸部132に取り付けられる第2凸部120と、を有している。なお、第5実施形態では、上述した第1、第4実施形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0072】
第1凸部132は、開閉板61の上端から下端に向けて延びている。上側に位置する第2凸部120と、下側に位置する第2凸部120とは、同じ第1凸部132にねじ固定されている。このように、鏡扉130に上下方向に延びる1つの第1凸部132を設けることで、蝶番70を上下方向の任意の位置に取り付けることができる。
【0073】
第1凸部132は、縦壁部53の前端53aに沿って上下方向に延びている。従って、鏡扉130は、蝶番70を上下方向の任意の位置に取り付けることより、複数種類のキャビネット本体51に対応させて取り付けることができる。
【0074】
かくして、第5実施形態に係るミラーキャビネット50の鏡扉130も第4実施形態の鏡扉100と同様の作用、効果を有することができる。第1凸部132は、複数種類のキャビネット本体51に対するより汎用性の高い鏡扉130とすることができる。
【0075】
なお、上述した実施形態では、蝶番70がスライド蝶番である場合を例に挙げて説明した。しかし本発明の態様はこれに限らず、例えば
図17に示すように、蝶番140は、平蝶番でもよい。
【0076】
また、上述した第1実施形態では、凸部65の上下方向の長さ寸法L1が蝶番70の上下方向の長さ寸法L2よりも大きい場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば凸部65の上下方向の長さ寸法L1と蝶番70の上下方向の長さ寸法L2とが同じ寸法でもよい。第4実施形態における第1凸部111の上下方向の長さ寸法L3と、第2凸部120の上下方向の長さ寸法L4についても同様である。
【0077】
また、上述した第2実施形態では、凸部82が鏡押え板部63と一体的に形成されている場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば凸部82が鏡押え板部63と別体でもよい。このことは、第4、第5実施形態についても同様である。
【0078】
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、ミラーキャビネットが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
【符号の説明】
【0079】
10 洗面化粧台
20 支持台
21 本体部
23 引き出し
30 ボウル
32 バックガード部
40 吐水装置
42 吐水部
44 手動操作部
50 ミラーキャビネット
51 キャビネット本体
53 縦壁部
53a 前端
55 棚部
60 鏡扉
61 開閉板
63 鏡押え板部
63a 表面
63b 裏面
63c 開閉軸側
63c1 端部
64 鏡挟持部
65 凸部
66 側面部
66a 前面部
66b 後面部
66c 上面部
66d 下面部
67 固定面部
67a 嵌込孔
68 めねじ部
69 鏡
70 蝶番
70a 座金
71 一側
72 他側
73 取付面部
73a 貫通孔
74 挿入部
75 可動部
76 ねじ
80 鏡扉
82 凸部
90 鏡扉
91 開閉板
92 鏡押え板部
92a 表面
92b 裏面
92c 開閉軸側
92d 貫通孔
94 凸部
94a 当接面部
94b 固定面部
95 嵌込孔
96 めねじ部
97 めねじ部
98 ねじ
99 ねじ
100 鏡扉
110 凸部
111 第1凸部
113 側面部
113a 前面部
113b 後面部
113c 上面部
113d 下面部
114 突出面部
115 めねじ部
120 第2凸部
121 フランジ部
121a 貫通孔
123 固定面部
124 嵌込孔
125 めねじ部
127 ねじ
128 ねじ
130 鏡扉
131 凸部
132 第1凸部
140 蝶番
S 収納空間