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▶ 中尾 健次の特許一覧

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  • 特開-ドアストッパー 図1
  • 特開-ドアストッパー 図2
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  • 特開-ドアストッパー 図4
  • 特開-ドアストッパー 図5
  • 特開-ドアストッパー 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023054733
(43)【公開日】2023-04-14
(54)【発明の名称】ドアストッパー
(51)【国際特許分類】
   E05C 17/06 20060101AFI20230407BHJP
   E05C 17/54 20060101ALI20230407BHJP
【FI】
E05C17/06 Z
E05C17/54
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021176961
(22)【出願日】2021-10-04
(71)【出願人】
【識別番号】521472380
【氏名又は名称】中尾 健次
(72)【発明者】
【氏名】中尾 健次
(57)【要約】
【課題】 長尺物の断面に溝がある本体にベルトをつけたドアストッパーを提供する。
【解決手段】 長尺物の断面に溝がある本体の上部にベルト固定部と係止部を設け、ベルトの端面に係止部を設け、ベルト固定部に装着したことを特徴とするドアストッパー。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
長尺物の断面に溝がある本体の上部にベルト固定部と係止部を設け、ベルトの端面に係止部を設け、ベルト固定部に装着したことを特徴とするドアストッパー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、長尺物の断面に溝のある本体の上部にベルトを付けたドアストッパーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、金属製のレバーをドアに装着するドアストッパーがあった(特許文献1参照)。
また、ウレタンやゴム製のくさび形のドアストッパーがあった(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003-301652号公報
【特許文献2】特開2008-115573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのために次のような問題点があった。
(イ)ドアの下側でドアを止めるレバー形やくさび形のドアストッパーは風圧の力でドアの蝶番にねじれ方向の負荷がかかり故障の心配があり、またレバー形は風圧次第では床面をスリップしてドアが閉まることがあった。
(ロ)レバー形やくさび形のドアストッパーでドアを解放するのは防犯上心配であった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
長尺物の断面に溝のある本体の上部にベルト固定部を設け、係止部を設ける。ベルトの端面に係止部を設け、ベルト固定部に装着する。
以上を特徴とするドアストッパーである。
【発明の効果】
【0006】
風圧の力によるドア蝶番へのねじれ方向の負荷による故障の心配がなく、ドアが閉まることもありません。また防犯上も安心して風を通すことや換気をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明の長尺物の断面に溝のある本体のパターンの斜視図である。
図2】 本発明の長尺物の断面がT字型形状の本体のパターンの斜視図である。
図3】 本発明の長尺物の断面に溝のある本体のパターンの断面図である。
図4】 本発明の長尺物の断面がT字型形状の本体のパターンの断面図である。
図5】 本発明の長尺物の断面に溝のある本体のパターンの実施例を示した斜視図である。
図6】 本発明の断面がT字型形状の本体のパターンの実施例を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について長尺物の断面に溝のある本体のパターンで説明する。
(イ)長尺物の断面に溝がある本体(1)の上部に、ベルト固定部(2)を設ける。
(ロ)ベルト(3)の端面に、係止部(4)を設け、ベルト固定部(2)に装着する。
(ハ)本体(1)の上部に、係止部(5)を設ける。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、ドアガードのアームをアーム受けに引っ掛けた後にドアを開けたまま、ドアガードのアームに本体(1)を装着する。
ベルト(3)をドアガードのアームと本体(1)を巻き付け、ベルト(3)の、係止部(4)を本体(1)の上部にある係止部(5)に装着する。
ドアガードに本体(1)を装着するとしっかりと固定する
ことができるため、多少強い風でもドア蝶番へねじれ方向の負担をかけることなく、
防犯上も安心して部屋に風を通すことや換気ができる。
本体(1)の素材は木でも、樹脂でも、ゴムでも、金属などでも良い。
ベルト(3)の素材は布でも、樹脂でも、皮革などでも良い。
ベルト(3)はベルト固定具(4)を使わず、本体(1)に直接装着しても良い。
ベルト(3)は、例えば図4に示すように、長尺物の断面を溝の代わりに、T字型形状のパターンにしたように、本体(1)単独で、ドアガードのアームをしっかりと固定可能な場所は省略しても良い。
【符号の説明】
【0009】
1 本体
2 ベルト固定部
3 ベルト
4 係止部
5 係止部
図1
図2
図3
図4
図5
図6