(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023054738
(43)【公開日】2023-04-14
(54)【発明の名称】針つきクリップ
(51)【国際特許分類】
D05B 91/06 20060101AFI20230407BHJP
A41H 15/00 20060101ALI20230407BHJP
【FI】
D05B91/06
A41H15/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021178286
(22)【出願日】2021-10-04
(71)【出願人】
【識別番号】521474557
【氏名又は名称】西宮 由希恵
(72)【発明者】
【氏名】西宮 由希恵
【テーマコード(参考)】
3B150
【Fターム(参考)】
3B150CB26
3B150CC05
3B150CE02
3B150RA14
(57)【要約】
【課題】 クリップに針をつけた針つきクリップを提供する。
【解決手段】 つまみ上部の挟み口上部に針と針を受ける穴を設け、つまみ下部の挟み口下部に挟み口上部とは左右反対の位置になるよう針と針を受ける穴を設けたことを特徴とする針つきクリップ。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
つまみ上部の挟み口上部に針と針を受ける穴を設け、つまみ下部の挟み口下部に挟み口上部とは左右反対の位置になるよう針と針を受ける穴を設けたことを特徴とする針つきクリップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリップに針を付けた手芸道具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、布をとめる為の針があった(特許文献1参照)
また、布を挟む為の針の付いていない手芸道具があった(特許文献2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実全平03-001919号公報
【特許文献2】意匠登録1404923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのために次のような問題点があった。
(イ)厚い布を縫う時にまち針を正確に打てない場合があった。
(ロ)布を重ねて挟んだ時にクリップがずれて縫いづらい場合があった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
クリップの挟む部分に針を設け、針の反対側に針を受ける為の穴を設ける。
以上を特徴とする針つきクリップである。
【発明の効果】
【0006】
(イ)クリップの挟む力と針の刺す力の両方で、厚い布やずれやすい箇所をしっかり止めて効率よく縫うことができる。
(ロ)クリップ式の為、縫いながら片手で外す事ができる。
(ハ)誤って指に針を刺すことなく安全に使える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(イ)つまみ上部(7)の挟み口上部(5)に針(1)と針を受ける穴(3)を設ける。
(ロ)つまみ下部(8)の挟み口下部(6)に針(2)と針を受ける穴(4)を設ける。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、つまみ上部(7)つまみ下部(8)を指で挟んで力を加え、挟み口上部(5)と挟み口下部(6)を開く。
開いた挟み口上部(5)と挟み口下部(6)の間に布を差し込み、力を加えているつまみ上部(7)とつまみ下部(8)から指を離す。
【符号の説明】
【0009】
1 針
2 針
3 針を受ける穴
4 針を受ける穴
5 挟み口上部
6 挟み口下部
7 つまみ上部
8 つまみ下部