(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023055593
(43)【公開日】2023-04-18
(54)【発明の名称】組立式皿・飲料容器ホルダー
(51)【国際特許分類】
A47G 23/02 20060101AFI20230411BHJP
【FI】
A47G23/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021179053
(22)【出願日】2021-10-06
(71)【出願人】
【識別番号】516314996
【氏名又は名称】小池 眞
(72)【発明者】
【氏名】小池 眞
【テーマコード(参考)】
3B115
【Fターム(参考)】
3B115AA15
3B115AA23
3B115BB03
3B115DA17
3B115DB07
3B115EA09
(57)【要約】
【課題】本発明は野外でのキャンプ・バーベキュー・イベント屋台・キッチンカーや立食パーティーでの飲食時に片手で食べ物を載せた皿とコップや缶飲料の飲料容器を保持することができるホルダーに関する組立式皿・飲料容器ホルダーを提供する。
【解決手段】紙を折り曲げて飲物容器を通す孔を設けた上面と皿の縁を差し込む溝を設けた両側面と底面を作り、底面端を側面に接続させて筒形に組み立てることを特徴とする組立式皿・飲料容器ホルダー。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙を折り曲げて飲物容器を通す孔を設けた上面と皿の縁を差し込む溝を設けた両側面と底面を作り、底面端を側面に接続させて筒形に組み立てることを特徴とする組立式皿・飲料容器ホルダー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は野外でのキャンプ・バーベキュー・イベント屋台・キッチンカーや立食パーティーでの飲食時に片手で食べ物を載せた皿とコップや缶飲料の飲料容器を保持することができるホルダーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、皿と飲料容器を片手で保持できるようにするために皿の縁に飲料容器を受けるホルダーを装着するものがあった(特許文献1参照)
また、皿と飲料容器を一体に受けるトレイのような形状のものがあった(特許文献2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10-117914
【特許文献2】実開平6-48477
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのため、次のような問題点があった。
(イ)製品材料が金属や樹脂成型品であるため立体的形状で使用後の洗浄がしにくい。
(ロ)立体的形状で収納するスペースが大きい。
本発明は以上の問題を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
紙を折り曲げて飲物容器を通す孔を設けた上面と皿の縁を差し込む溝を設けた両側面と底面を作り、底面端を側面に接続させて筒形に組み立てる。
以上を特徴とする組立式皿・飲料容器ホルダーである。
【発明の効果】
【0006】
(イ)紙製のため製品代が安く、使用後の廃棄時の環境への負荷も小さく、使い捨てにできるので洗浄作業が省ける。
(ロ)紙製の平面形状のため収納スペースが小さく運搬もしやすい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)紙を
図1のように切り抜き折り曲げやすいように折り曲げ線12を設ける。
(ロ)
図2のように折り曲げ線12に従い折り曲げる。
〈ハ〉内ベロ6を内ベロ挿入溝11に差し込んでから外ベロ7を外ベロ挿入溝10に差し込み筒形になるように組み立てる。
図3が組み立て後の斜視図である。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用する時は
図4のように手15で持ち、皿13を皿挿入溝8に差し込み、飲料容器13を飲料容器孔9に入れる。
図5は強度の低い紙皿用に皿挿入溝の下部の高さで皿を受ける面を延長し皿の底の熱が伝わらないよう二重にした紙皿受け16と箸・フォーク受け17を設けたものである。
【符号の説明】
【0009】
1 上面
2 側面a
3 側面b
4 底面内
5 底面外
6 内ベロ
7 外ベロ
8 皿挿入溝
9 飲料容器孔
10 外ベロ挿入溝
11 内ベロ挿入溝
12 折曲げ線
13 皿
14 飲料容器
15 手
16 紙皿受け
17 箸・フォーク受け