(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023056083
(43)【公開日】2023-04-19
(54)【発明の名称】蓋の製造方法
(51)【国際特許分類】
B65D 51/16 20060101AFI20230412BHJP
【FI】
B65D51/16 100
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021165181
(22)【出願日】2021-10-07
(71)【出願人】
【識別番号】592145039
【氏名又は名称】協栄プリント技研株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100128509
【弁理士】
【氏名又は名称】絹谷 晴久
(74)【代理人】
【識別番号】100119356
【弁理士】
【氏名又は名称】柱山 啓之
(72)【発明者】
【氏名】小林 明宏
(72)【発明者】
【氏名】山田 淳
【テーマコード(参考)】
3E084
【Fターム(参考)】
3E084AA02
3E084AA12
3E084AA26
3E084AB10
3E084BA01
3E084CA01
3E084CB10
3E084CC04
3E084DA01
3E084DB13
3E084DC04
3E084FA09
3E084FC03
3E084GA08
3E084GB12
3E084KA01
3E084KB10
3E084LA17
(57)【要約】
【課題】蓋に小サイズの通気孔を形成する。
【解決手段】使い捨てタイプの食品用容器における蓋3の製造方法は、彫刻刃型10を用いて蓋に通気孔4を形成する孔加工工程を備える。
【選択図】
図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
使い捨てタイプの食品用容器における蓋の製造方法であって、
彫刻刃型を用いて前記蓋に通気孔を形成する孔加工工程を備える
ことを特徴とする蓋の製造方法。
【請求項2】
前記彫刻刃型が、平面視で閉じた形状の刃を有し、
前記孔加工工程において、前記刃により前記蓋が切断され、前記通気孔と同一形状のスクラップが前記蓋から打ち抜かれる
請求項1に記載の蓋の製造方法。
【請求項3】
前記彫刻刃型は、前記スクラップを落下させるための断面テーパ状のスクラップ穴を有する
請求項2に記載の蓋の製造方法。
【請求項4】
前記刃は、その刃先が前記通気孔側にオフセットされた片刃タイプである
請求項2または3に記載の蓋の製造方法。
【請求項5】
前記通気孔は、0.3mm以上1mm以下の直径または最小幅を有する
請求項1~4のいずれか一項に記載の蓋の製造方法。
【請求項6】
前記通気孔は、円形または長孔状である
請求項1~5のいずれか一項に記載の蓋の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は蓋の製造方法に係り、特に、使い捨てタイプの食品用容器における蓋の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
弁当、生鮮食品等の食品を入れる容器本体と、容器本体に被さってその上端開口部を閉じる蓋とを備えた食品用容器が公知である。こうした食品用容器は一般的に、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の商店で食品を販売するときだけ使用される使い捨てタイプであり、蓋は中味が見えるよう、透明なプラスチックシートでできている。また、容器内の食品の鮮度を保つため、蓋には通気孔が形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この通気孔に関しては、外部の塵埃等が通気孔を通じて容器内に浸入しないよう、そのサイズをできるだけ小さくすることが望まれる。
【0005】
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、蓋に小サイズの通気孔を形成することができる蓋の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の態様によれば、
使い捨てタイプの食品用容器における蓋の製造方法であって、
彫刻刃型を用いて前記蓋に通気孔を形成する孔加工工程を備える
ことを特徴とする蓋の製造方法が提供される。
【0007】
好ましくは、前記彫刻刃型が、平面視で閉じた形状の刃を有し、
前記孔加工工程において、前記刃により前記蓋が切断され、前記通気孔と同一形状のスクラップが前記蓋から打ち抜かれる。
【0008】
好ましくは、前記彫刻刃型は、前記スクラップを落下させるための断面テーパ状のスクラップ穴を有する。
【0009】
好ましくは、前記刃は、その刃先が前記通気孔側にオフセットされた片刃タイプである。
【0010】
好ましくは、前記通気孔は、0.3mm以上1mm以下の直径または最小幅を有する。
【0011】
好ましくは、前記通気孔は、円形または長孔状である。
【発明の効果】
【0012】
本開示によれば、蓋に小サイズの通気孔を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本実施形態に係る食品用容器を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお本開示は以下の実施形態に限定されない点に留意されたい。
【0015】
図1は、本開示の実施形態に係る食品用容器を示し、(A)は平面図、(B)は正面断面図((A)のIb-Ib断面図)である。便宜上、前後左右上下の各方向を図示の通り定める。但しこれら各方向が説明の便宜上定められたものに過ぎない点に留意されたい。また図示される各部の寸法、形状等は、理解容易のため誇張している場合があり、必ずしも正確ではない点に留意されたい。
【0016】
食品用容器1は、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の商店で食品を販売するときだけ使用される使い捨てタイプの容器である。食品用容器1は、食品Fを入れる容器本体2と、容器本体2に被さってその上端開口部を閉じる蓋3とを備える。本実施形態の食品Fは弁当であり、食品用容器1は、例えばコンビニエンスストアで販売される弁当を入れる密閉容器として使用される。本実施形態の容器本体2と蓋3は、
図1(A)に示すように平面視において円形であるが、その形状は限定されず、四角形、楕円形等であってもよい。
【0017】
容器本体2と蓋3は、ともにプラスチック製であり、プラスチックのシート材を真空成形等することにより形成される。プラスチック材料としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等が使用可能である。例えば、容器本体2をポリプロピレン製、蓋3をポリエチレン製とすることができる。蓋3は、内容物が見えるよう透明とされる。
【0018】
なお、容器本体2と蓋3の材質はプラスチック以外であってもよく、例えば紙であってもよい。
【0019】
容器本体2は、円形ボウル状とされ、その上端縁部2Aは半径方向外側に向かって折り返されている。この上端縁部2Aの外側に、略円盤状の蓋3の外周縁部3Aがきつく嵌合され、容器1内が密閉状態とされる。蓋3の外周縁部3Aも、容器本体2の上端縁部2Aに符合した折り返し形状とされている。蓋3の外周縁部3Aより内側の部分は、外周縁部3Aより低く位置された水平円板状の中央部3Bとされる。
【0020】
この蓋3の中央部3Bに、容器1内の食品Fの鮮度を保つための通気孔4が形成される。特に本実施形態では、後述の孔加工工程により、非常に小さいサイズの通気孔4が複数形成される。本実施形態では、長孔状の6個の通気孔4が格子状に配列されている。この6個の通気孔4群は、本実施形態では
図1(A)に示すように、蓋3の中心から半径方向外側(前側)にオフセットして配置されている。
【0021】
なお、通気孔4の数、位置、配置方法等は任意であり、1個でもよいし、6個以外の複数個であってもよい。
【0022】
図2に拡大して示すように、通気孔4は、本実施形態では左右方向に延びる長孔状とされている。通気孔4は長さAと幅Bを有する。幅Bは長さA方向に一定である。通気孔4の長さA方向の基端(右端)5と先端(左端)6は半円状に形成されている。また基端5と先端6を結ぶ前後の側縁7,8は左右方向に平行な直線状とされている。
【0023】
前述したように、外部の塵埃等が通気孔4を通じて容器1内に浸入するのを防止するため、通気孔4のサイズはできるだけ小さいのが望ましい。また後述の孔加工工程では、彫刻刃型を用いて蓋3に通気孔4が形成される。通常、プレス金型のパンチを用いて蓋に通気孔を形成することがあるが、パンチの小型化に限界があり、本実施形態の通気孔4のような微小孔を加工できない。しかし本実施形態では、後述するような高精度タイプの彫刻刃型を用いるので、通常のパンチを用いた場合より小さい通気孔4を加工できる。
【0024】
幅Bは、通気孔4の最小幅(Bmin)を規定する。ここで最小幅とは、通気孔4のうち、幅が最小となる部分の幅をいう。本実施形態ではこの最小幅を、通常のパンチを用いた場合より小さくでき、0.3mmまで小さくできる。一方、通常のパンチを用いた場合の最小幅は1mmを超える。従って本実施形態の通気孔4の最小幅は、0.3mm以上1mm以下であるのが好ましい。
【0025】
本実施形態の場合、通気孔4の幅Bは0.3mmである。一方、長さAはそれより大きく、5.0mmである。なおこれら寸法は変更可能である。
【0026】
因みに、通気孔4の形状は
図3に示すような円形とすることもできる。この場合、通気孔4の直径Dは0.3mm以上1mm以下であるのが好ましい。
【0027】
このように本実施形態の通気孔4は非常に小さいサイズを有する。そのため、通気孔4を通じて外部の塵埃等(塵埃、虫、異物等)が容器1内に浸入するのを効果的に抑制することができる。本実施形態の蓋3は、外部の塵埃等の容器1内への浸入抑制に極めて有利である。
【0028】
勿論、通気孔4を通じて容器内外間の空気の流通を行うことができるので、容器1内の食品Fの鮮度を良好に保つことができる。
【0029】
一方、蓋3が被せられて密閉された容器1内の食品Fは、容器1ごと電子レンジで加熱することが予定されている。こうした加熱時に、食品Fから水蒸気や湯気(水蒸気等という)が発生するので、これを外部に逃がす必要がある。
【0030】
本実施形態によれば、通気孔4を通じて水蒸気等を良好に逃がすことができる。また通気孔4を複数設けているので、通気孔4の合計面積を増加し、水蒸気等の排出に必要な合計面積を十分に確保できる。こうして通気孔4は良好な蒸気抜き孔として機能する。
【0031】
ところで、通気孔4の用途は上記に限られない。例えば、食品Fがカップ焼きそばの麺であるとき、通気孔4を湯切り孔として使用することができる。また、食品Fが水分を多く含む野菜等であるとき、野菜等が所謂汗をかいて容器内に水が溜まることがある。このとき、通気孔4を水切り孔として使用することもできる。
【0032】
通気孔4のサイズ、数および形状等は、上記機能を満足できるよう最適に設定される。
【0033】
本実施形態は、このように優れた小サイズの通気孔4を蓋3に形成することができる蓋3の製造方法を提供するものである。
【0034】
本実施形態の蓋3の製造方法は、プラスチックシート材を切断および成形(特に真空成形)して所定形状の蓋3を作製する成形工程と、成形工程によって作製された蓋3に通気孔4を形成する孔加工工程とを備える。特に本実施形態の製造方法は、孔加工工程において、彫刻刃型を用いて通気孔4を形成する点に特徴がある。
【0035】
図4に彫刻刃型を示す。(A)は平面図、(B)は側面断面図((A)のIVb-IVb断面図)である。なお、6個の通気孔4は同様の方法で作成されるので、以下便宜上、通気孔4を1個とした場合について説明する。
【0036】
彫刻刃型とは、ブロック状または板状等の金属素材を切削加工して削り出し、刃を一体に加工した型をいう。金属の材質を高硬度化することで耐久性が高く、強度が強いという利点がある。一方、製作コストが高いという欠点がある。
【0037】
彫刻刃型10は、ベースをなすベースプレート11と、ベースプレート11に一体に形成された刃(彫刻刃)12とを備える。また彫刻刃型10は、蓋3から打ち抜かれたスクラップS(
図7参照)を落下させるスクラップ穴13を備える。
【0038】
ベースプレート11は、平面視(
図4(A))で左右方向に長い長方形板状の部材である。本実施形態ではベースプレート11にスクラップ穴13がワイヤー放電加工で形成されるため、ベースプレート11の材質が導電性金属、特に鉄とされている。
【0039】
刃12は、ベースプレート11の上面部11Aから上方に突出して設けられている。刃12は、その最上端に位置する刃先14を有し、下端から最上端の刃先14に向かうにつれ徐々に厚さTbが薄くなっている。平面視(
図4(A))における刃12および刃先14の形状は、通気孔4と同様の長孔形状である。ベースプレート11の下面部11Bを基準とした刃12の高さHb1は、平面視における刃12の全周において一定である。またベースプレート11の上面部11Aを基準とした刃12の高さHb2も全周一定であり、当然に蓋3の厚さより大きい。
【0040】
このように本実施形態の刃12および刃先14は、平面視(
図4(A))で閉じた形状を有する。そして孔加工工程において、刃12により蓋3が切断され、通気孔4と同一形状のスクラップSが蓋3から打ち抜かれる。
【0041】
本実施形態の場合、刃12は片刃タイプとされる。すなわち、刃先14が厚さTb中心の丁度半分の位置になく、それよりも厚さTb方向の一方側に偏った位置にある。この偏る方向をオフセット方向もしくはオフセット側という。本実施形態のオフセット方向は、刃12の内側面12A側(通気孔4側)に向かう方向である(
図7参照)。これにより、センター刃タイプの刃(刃先が厚さ中心の丁度半分の位置にある刃)を用いた場合に比べ、前後に位置する刃先14の間隔Bbを短くでき、通気孔4の幅B(最小幅Bmin)の縮小に有利である。またセンター刃タイプの刃を用いた場合に比べ、スクラップSを円滑に落下させることができる。
【0042】
刃12の内側面12Aは上下方向に平行であり、互いに向かい合う刃12の内側面12A同士も平行である。刃12の内側面12Aによって画成される刃12の内側の穴すなわち刃内穴15は、上下方向に平行に延びる断面一定のストレート穴である。内側面12Aは、最上端の刃先14から開始して下方に向かって延びる。内側面12Aは、所定の高さ寸法Hbiを有する。高さ寸法Hbiは蓋3の厚さより大きい。本実施形態の高さ寸法Hbiは1~1.5mmである。
【0043】
刃12の外側面12B(通気孔4側とは反対側の側面)は、下方から上方に向かうにつれ、徐々に内側面12Aに近づくよう傾斜されている。
【0044】
スクラップ穴13は、刃内穴15の下方に連続して上下方向に延びる貫通穴であり、
図4(B)に示すように、下方ほど幅広となる断面テーパ状に形成されている。そのテーパ角θは例えば2~4°とされる。このようにスクラップ穴13を断面テーパ状とすることで、打ち抜かれたスクラップSをスクラップ穴13内で円滑に落下させることができ、蓋3へのスクラップSの付着、ひいては容器1内へのスクラップSの混入を確実に抑制することができる。
【0045】
ここで彫刻刃型10の作製方法を説明する。
【0046】
彫刻刃型10の作製には、
図5に示すような、刃12の高さHb1と等しいかそれより大きい高さHmを有する長方形板状の金属製素材16を用いる。図中、(A)は平面図、(B)は側面断面図((A)のVb-Vb断面図)である。この素材16に、スクラップ穴13と刃内穴15の一部とをなすテーパ状の貫通穴17を、ワイヤー放電加工機により加工する。
【0047】
次に、高精度のマシニングセンタで素材16を
図4の形状になるまで切削加工し、刃12を削り出して彫刻刃型10を完成する。この際、刃先14の高さ位置の精度を確保し、かつ刃12を十分な切れ味の切れ刃とするため、刃12の内側にも切削加工を行って内側面12Aを形成する。
【0048】
ワイヤー放電加工で貫通穴17を形成する際には、彫刻刃型10の仕上がり寸法を考慮し、かつ高さ寸法Hbiの内側面12Aを切削加工できるよう、貫通穴17の形状および寸法が設定される。
【0049】
なお、彫刻刃型10を切削加工で削り出す際、使用する刃物の直径に対しての刃長が重要で、直径が小さくなると刃長も短くなる。例えば、刃先14の間隔Bbが0.3mmの彫刻刃型10を製作する際、直径がφ0.3mm以下の刃物を使用するため切削加工での難易度が高く、刃長が短いため、切削加工だけでは実現が困難である。しかし本実施形態では、ワイヤー放電加工機での放電加工と組み合わせるので、極小間隔Bbの彫刻刃型10を安定して製造することが可能である。
【0050】
図6に示すように、孔加工工程においては、プレス機の下型(図示せず)に彫刻刃型10が固定され、彫刻刃型10の上に蓋3が載置され位置決めされる。一方、プレス機の昇降可能な上型(図示せず)の下面に当て板18が固定される。当て板18には、樹脂板、高機能フィルム、ステンレス板等が使用される。なお、図示例とは逆に、上型に彫刻刃型10が固定され、下型に当て板18が固定され、当て板18上に蓋3が載置されてもよい。
【0051】
上型が下降されると、当て板18が蓋3に接近される。
図6は、当て板18が蓋3に丁度接触し、彫刻刃型10の刃12によって蓋3が切断される直前の状態を示す。
【0052】
図7は、上型と当て板18がさらに下降され、これに伴って蓋3が下降されたときの状態を示す。このとき、蓋3が彫刻刃型10の刃12に押し付けられ、その後、刃12によって切断される。そして蓋3に通気孔4が形成されると共に、通気孔4と同一形状のスクラップSが蓋3から打ち抜かれる。上型は、刃12が当て板18に微小に触れる程度まで下降される。スクラップSは、刃内穴15およびスクラップ穴13を順次通過して落下される。スクラップ穴13がテーパ状なので、落下が円滑に行われるのは前述した通りである。こうしてスクラップSを蓋3から完全に分離できるため、スクラップSの蓋3への付着および容器内混入を確実に抑制することができる。
【0053】
このように本実施形態の製造方法によれば、蓋3に小サイズの通気孔4を好適に形成することができる。
【0054】
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示の実施形態および変形例は他にも様々考えられる。例えば、蓋3は必ずしも透明でなくてもよく、不透明であってもよい。上記の数値はあくまで一例であり、適宜変更可能である。通気孔4は、他の形状であってもよく、例えば四角形、楕円形等であってもよい。
【0055】
本開示の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本開示の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本開示に含まれる。従って本開示は、限定的に解釈されるべきではなく、本開示の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
【符号の説明】
【0056】
1 食品用容器
3 蓋
4 通気孔
10 彫刻刃型
12 刃
13 スクラップ穴
14 刃先
S スクラップ