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  • 特開-紙オムツ履き補助具 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023056449
(43)【公開日】2023-04-19
(54)【発明の名称】紙オムツ履き補助具
(51)【国際特許分類】
   A61F 5/44 20060101AFI20230412BHJP
【FI】
A61F5/44 W
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021180630
(22)【出願日】2021-10-07
(71)【出願人】
【識別番号】512275226
【氏名又は名称】中本 要一
(72)【発明者】
【氏名】中本 要一
【テーマコード(参考)】
4C098
【Fターム(参考)】
4C098AA09
4C098CD10
(57)【要約】
【課題】高齢者又身体的に独自で紙オムツを脱ぐ事が可能であるが、独自で履く事が困難になった人が紙オムツを履く際、転倒などの事故を防ぐ紙オムツ履き補助具を提供する。
【解決手段】4つの引っ掛け棒3に紙オムツを装着し、利用者が座ったまま足を入れ、紙オムツを上に上げる事により、引っ掛け棒3が元の位置に戻ることにより、利用者に安全な空間を確保する事を可能にし、転倒を防ぐ事が出来る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(実施例1:回転式)
略四角形状の固定板2と、紙オムツを引っ掛ける4つの引っ掛け棒3を備え、引っ掛け棒3は略円柱状の棒31と、棒31の底部に回転アーム32と伸縮部材4の端部とを取り付けた構成である。
固定板2には、4隅に伸縮部材4を固定する伸縮部材固定部22と、4つの回転アーム32の回転支点21を備えた構成である。
4つの棒31の底部は回転支点21で固定された回転アーム32の端部と、4隅に伸縮部材固定部22で固定された伸縮部材4の端部と固定された構成である。
上記の構成により棒31を備えた4つの引っ掛け棒3は、伸縮部材4により回転支点21を中心に元の位置に戻る構成である
(実施例2スライド式)
略四角形状の固定板2と、紙オムツを引っ掛ける4つの引っ掛け棒3を備え、引っ掛け棒3は略円柱状の棒31と、スライド部材32に埋め込まれた棒31の低部に伸縮部材4を取り付けた構成である。
固定板2には、棒31が移動可能な4本のスライドレール32を埋め込ませた構成である。
4本の棒31はスライドレール32内を左右に移動可能に施され、棒31は4本のスライドレール32の端部と引っ掛け棒31の底部とスライドレール32内で伸縮部材4により固定された構成である。
上記の構成により4本の棒31は、スライドレール32の伸縮部材4により元の位置に戻る構成である。
(実施例1・2)は、共に4つの引っ掛け棒3を中央に配置し紙オムツを引っ掛け履き終えた後に、元の位置に戻し移動可能な空間を確保する機能を特徴とする、座ったまま紙オムツを履く事を容易にする紙オムツ履き補助具である。
同機能又目的の各動作は電動でも可能で有る。
図2Bのクリップは開口を広げることで、使用者が紙オムツに足を入れる動作を容易にする事を目的とするものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は高齢者又は身体的に独自で紙オムツを脱ぐことが可能であるが、独自で紙オムツを履く事が困難になった人が、座ったまま容易に紙オムツを履く事を補助するものである。
【背景技術】
【0002】
固定板2に4つの引っ掛け棒物3に紙オムツを装着する。
座りながら、装着した紙オムツに足を入れ、紙オムツを上げると、4本の引っ掛け棒3から紙オムツが離れ、移動に十分な広さを確保出来るように引っ掛け棒3が、伸縮部材4によって元の位置に戻る特徴を持つ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
高齢者又は身体的に、独自で紙オムツを脱ぐことが出来るが、独自で履く事が困難になった人が、座ったまま容易に紙オムツを履く事を補助するものある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(実施例1:回転式)
略四角形状の固定板2と、紙オムツを引っ掛ける4つの引っ掛け棒3を備え、引っ掛け棒3は略円柱状の棒31と、棒31の底部に回転アーム32と伸縮部材4の端部とを取り付けた構成である。
固定板2には、4隅に伸縮部材4を固定する伸縮部材固定部22と、4つの回転アーム32の回転支点21を備えた構成である。
4つの棒31の底部は回転支点21で固定された回転アーム32の端部と、4隅に伸縮部材固定部22で固定された伸縮部材4の端部と固定された構成である。
上記の構成により棒31を備えた4つの引っ掛け棒3は、伸縮部材4により回転支点21を中心に元の位置に戻る構成である
(実施例2スライド式)
略四角形状の固定板2と、紙オムツを引っ掛ける4つの引っ掛け棒3を備え、引っ掛け棒3は略円柱状の棒31と、スライド部材32に埋め込まれた棒31の低部に伸縮部材4を取り付けた構成である。
固定板2には、棒31が移動可能な4本のスライドレール32を埋め込ませた構成である。
4本の棒31はスライドレール32内を左右に移動可能に施され、棒31は4本のスライドレール32の端部と引っ掛け棒31の底部とスライドレール32内で伸縮部材4により固定された構成である。
上記の構成により4本の棒31は、スライドレール32の伸縮部材4により元の位置に戻る構成である。
(実施例1・2)は、共に4つの引っ掛け棒3を中央に配置し紙オムツを引っ掛け履き終えた後に、元の位置に戻し移動可能な空間を確保する機能を特徴とする、座ったまま紙オムツを履く事を容易にする紙オムツ履き補助具である。
同機能又目的の各動作は電動でも可能で有る。
図2Bのクリップは開口を広げることで、使用者が紙オムツに足を入れる動作を容易にする事を目的とするものである。
【発明の効果】
【0005】
本紙オムツ履き補助具に紙オムツを装着した状態で椅子やベッドの横に配置し、利用者が座ったまま独自で紙オムツが履けるようになり、転倒などの事故を防ぎ又介護者の負担が一つでも軽減可能である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の紙オムツ履き補助具の構成全体図である。
図2】4本の引っ掛け棒3に紙オムツを装着させた図である。
図3】座ったまま4本の引っ掛け棒3に装着させた紙オムツに足を入れた図である。
図4】紙オムツを持ち上げ、4本の引っ掛け棒3から紙オムツが離れ伸縮部材4により4本の引っ掛け棒3が元の位置に戻った図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図3図4は本発明の実施例を示す。
4つの引っ掛け棒3に紙オムツを装着し、利用者が座ったまま足を入れ、紙オムツを上に上げる事により、引っ掛け棒3が元の位置に戻ることにより、利用者に安全な空間を確保する事が出来る。
【符号の説明】
【0008】
1 紙オムツ履き補助具
2 固定板
21 回転支点
22 伸縮部材固定部
3 引っ掛け棒
31 棒
32 (実施例1:回転アーム)(実施例2:スライドレール)
4 伸縮部材
A (実施例1:回転を表示)(実施例2:スライドを表示)
B クリップ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2021-12-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
図1】本発明の回転式引っ掛け棒紙オムツ履き補助具の構成全体図である。
図2】4本の回転式引っ掛け棒3に紙オムツを装着させた図である。
図3】座ったまま4本の回転式引っ掛け棒3に装着させた紙オムツに足を入れた図である。
図4】紙オムツを持ち上げ、4本の回転式引っ掛け棒3から紙オムツが離れ伸縮部材4により4本の回転式引っ掛け棒3が元の位置に戻った図である。
図5】本発明のスライド式引っ掛け棒紙オムツ履き補助具の構成全体図である。
図6】4本のスライド式引っ掛け棒3に紙オムツを装着させた図である。
図7】座ったまま4本のスライド式引っ掛け棒3に装着させた紙オムツに足を入れた図である。
図8】紙オムツを持ち上げ、4本のスライド式引っ掛け棒3から紙オムツが離れ伸縮部材4により4本のスライド式引っ掛け棒3が元の位置に戻った図である。