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▶ 佐藤 光江の特許一覧

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  • 特開-ポリ袋開け具付きエコバッグ 図1
  • 特開-ポリ袋開け具付きエコバッグ 図2
  • 特開-ポリ袋開け具付きエコバッグ 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023056989
(43)【公開日】2023-04-20
(54)【発明の名称】ポリ袋開け具付きエコバッグ
(51)【国際特許分類】
   A45C 3/04 20060101AFI20230413BHJP
【FI】
A45C3/04 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021179802
(22)【出願日】2021-10-08
(71)【出願人】
【識別番号】521479529
【氏名又は名称】佐藤 光江
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 光江
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045AA53
3B045CE07
3B045FA01
3B045FC01
3B045LA10
3B045LB06
(57)【要約】
【課題】指を湿らせることなく 衛生的で簡単にポリ袋を開けることができ、ポリ袋開け具の紛失の心配のない ポリ袋開け具の付いたエコバッグを提供する
【解決手段】エコバッグの数箇所に摩擦力のある素材をつけその反対側を二重にし、指の挿入口を設ける。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
摩擦性のある素材を付加することで生鮮食品など向けのポリ袋等を開き易くする機能を設けられたことを特徴とする『ポリ袋開け具付きエコバッグ』
【請求項2】
指の挿入が可能な多層構造を設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の『ポリ袋開け具付きエコバッグ』
【請求項3】
付加する素材は当該箇所の幅に応じて適度な間隔を設けた形状、配置を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の『ポリ袋開け具付きエコバッグ』
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はエコバッグにポリ袋等の開け具を付けたポリ袋開け具付きエコバッグに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケット等ではポリ袋等を開口するために濡れタオルやスポンジ等が設置されていて、レジ袋の無料配布もあった。
また、ポリ袋を開口する道具があった(特許文献1及び2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016-22985号公報
【特許文献2】特開2014-24599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのために次のような問題点があった
(イ)スーパーマーケット等では不特定多数が使用する濡れタオルやスポンジで指を濡らしたり、指を舐めたりして不衛生であった。
(ロ)現代社会ではスーパーマーケット等では不特定多数が使用する濡れタオルやスポンジは撤去されている場所もあり、ポリ袋等の開口が困難になっている。
(ハ)レジでのレジ袋無料配布も廃止され、エコバッグを所持する必要がある。
(ニ)ポリ袋開け具は色々あるがエコバッグの数だけそろえたり着脱時に紛失の可能性がある。また、付けたまま エコバッグを収納するのは煩わしかった。
(ホ)薄いエコバッグは持ち手が細くなり 持つ手が痛くなる時があった。
(ヘ)通常のエコバッグは肩に担いだ時 ずれ落ちることが多かった
(ト)指先が不自由な方にはポリ袋開け具は使い難いものであった。
本発明はこれらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
エコバッグに摩擦力のある素材を付けてその反対側を二重にすることで指の挿入口を設ける。
以上を特徴とするポリ袋開け具付きエコバッグである。
【発明の効果】
【0006】
ポリ袋開け具つきエコバッグにより衛生的で簡単にポリ袋等を開けることができ、ポリ袋開け具もエコバッグと一緒にスムーズに収納できる。持ち手に開け具を付けることによって、持ち手に幅ができ安定し、肩に担いだ時には滑り止めになる。
数箇所を二重にすることにより指の大きさに対応できる。
指先が不自由でも両方の持ち手を擦り合わせることでポリ袋が簡単に開口できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の斜視図である
図2】本発明の一部を切欠いた斜視図である
図3】本発明の(実施例2)の斜視図である
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する
エコバッグ本体(1)の数箇所に摩擦力のある素材(2a.2b)を付けその反対側を指を差し込められるように数箇所二重(3a.3b)にする。
それを持ち手(4)に装備することもできる。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは指を3a.3bの二重部分に差し込み、2aと2bの間にポリ袋の開け口を挟み、2aと2bをスライドさせてポリ袋を開口させる
【実施例1】
摩擦力のある素材の付いた当て布を指が差し込められるようにしてエコバッグにつける等、それぞれの位置を変えることができる。
【実施例2】
摩擦力のある素材によっては、エコバッグ本体と摩擦力のある素材のみで形成することも可能である。(図3)5a,5bと6の間に指を差し込み5aと5bの間にポリ袋の開け口を挟みスライドさせてポリ袋を開口できる。
【実施例3】
エコバッグの持ち手だけではなく 他の場所にも設置可能である
【実施例4】
指を差し込むことなく数箇所(4)と(6)を合わせてスライドさせての使用が可能である
【符号の説明】
【0009】
1 エコバッグ本体
2,2a,2b 摩擦力のある素材
3,3a,3b 二重部分(当て布)
4 持ち手
5.5a,5b 摩擦力のある素材
6 持ち手
図1
図2
図3