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▶ パテントフレア株式会社の特許一覧

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023056998
(43)【公開日】2023-04-20
(54)【発明の名称】地磁気トモグラフィー
(51)【国際特許分類】
   G01V 3/08 20060101AFI20230413BHJP
   G01N 24/00 20060101ALI20230413BHJP
【FI】
G01V3/08 A
G01N24/00 530Y
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021186671
(22)【出願日】2021-10-08
(71)【出願人】
【識別番号】518440899
【氏名又は名称】パテントフレア株式会社
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 学
【テーマコード(参考)】
2G105
【Fターム(参考)】
2G105AA02
2G105BB05
2G105DD02
2G105EE01
(57)【要約】
【課題】(課題1)地質調査、鉱脈探査などにおいては、従来ボーリング調査などが行われているが、1回の調査範囲が狭く限定されるため、広範囲な地域を調査する場合、時間と労力がかかる、調査の見落しがある、などの課題があった。
(課題2)地学の研究などにおいては、地震波を利用して地球の内部構造の調査研究が行われている。
この方法は、地震波の波の伝わり方を分析して内部構造を推定するものだが、大まかな物質の違いがわかる程度で、より詳細な調査方法が求められていた。
【解決手段】(解決手段1)(課題1)に対しては、地磁気とMRIの応用技術を用いて調査することにより、1回で広範囲の地域(体積空間)の調査が可能で、時間の短縮、労力の軽減につながり、調査エリア全体を画像化できるため、調査の精度が向上し、見落しなどの課題も解決できる。
(解決手段2)(課題2)に対しては、地磁気とMRIの応用技術を用いて調査することにより、地震波トモグラフィーによる推定図と違い、実際の地球の内部構造の断層撮影、画像化が可能となるため、より詳細な研究成果に寄与する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
地磁気と医療用検査装置MRIに使われている磁気共鳴映像法の技術を応用して、地下や山などの内部の断層撮影、画像化し、地質調査、地下資源探査、活火山の噴火の監視、学術研究などに活用する方法。
「地磁気を起因とする地球磁場」と「核磁気共鳴現象を利用した磁気共鳴映像法(MRI)」を応用して、外部からではわからない地表や山などの内部を断層撮影し、「医療用生体内検査」や「構造物の非破壊検査」と同様、内部の撮影画像を土木工事における地盤地質調査や鉱業における地下資源、鉱脈探査、学術研究などに役立てる方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法を使用した装置、設備。
【請求項3】
請求項2に記載の装置、設備を使用した役務、事業。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用検査装置MRIの応用技術に関する。
【背景技術】
【0002】
医療用検査装置MRIの技術
【0003】
非破壊検査の技術
【0004】
地質調査の技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
(課題1)
地質調査、鉱脈探査などにおいては、従来ボーリング調査などが行われているが、1回の調査範囲が狭く限定されるため、広範囲な地域を調査する場合、時間と労力がかかる、調査の見落しがあるなどの課題があった。
(課題2)
地学の研究などにおいては、地震波を利用して地球の内部構造の調査研究が行われている。
この方法は、地震波の波の伝わり方を分析して、内部構造を推定するものだが、大まかな物質の違いがわかる程度で、より詳細な調査方法が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(解決手段1)
(課題1)に対しては、地磁気とMRIの応用技術を用いて調査することにより、1回で広範囲の地域(体積空間)の調査が可能で、時間の短縮、労力の軽減につながり、調査エリア全体を画像化できるため、調査の精度が向上し、見落しなどの課題も解決できる。
(解決手段2)
(課題2)に対しては、地磁気とMRIの応用技術を用いて調査することにより、地震波トモグラフィーによる推定図と違い、実際の地球の内部構造の断層撮影、画像化が可能とるため、より詳細な研究に寄与する。
(これを実施する場合、大陸プレートと海洋プレートの深いエリアに電波の送受信機を設置して遠隔操作する必要があるため、技術的には難しいが理論的には可能である。)