(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023057000
(43)【公開日】2023-04-20
(54)【発明の名称】タッチパネル式キーボード
(51)【国際特許分類】
G06F 3/02 20060101AFI20230413BHJP
G06F 3/041 20060101ALI20230413BHJP
【FI】
G06F3/02 A
G06F3/041 500
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021186673
(22)【出願日】2021-10-08
(71)【出願人】
【識別番号】518440899
【氏名又は名称】パテントフレア株式会社
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 学
【テーマコード(参考)】
5B020
【Fターム(参考)】
5B020AA01
5B020AA02
5B020AA03
5B020AA04
5B020AA05
5B020AA07
5B020DD04
(57)【要約】
【課題】パーソナルコンピューター(以下PC)は、設置されている場所での使用を前提とするデスクトップ型と、可搬性に富み携行用途が重視されるノート型の2つに分けられる。
この内、ノート型PCは、可搬性の観点からこれまでも薄型軽量化が計られてきたが、従来のノート型PCは、キーボード(入力操作装置)が、プラスチック製の外枠に入力キーが配列されており、指でキーを叩いて入力操作を行う仕様であった。
そのため、構造上キーボードには一定の厚みが必要であり、物理的に薄型化には限界があった。
【解決手段】PCのキーボードの入力操作方式を、スマートフォンやタブレット型端末などで使われているタッチパネル式にすることで、キー入力時に必要な一定の厚みをなくすことができ、従来のキーボードの物理的な限界を解決する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パーソナルコンピュータ(以下PC)のキーボード(入力操作装置)を、スマートフォンやタブレット型端末などで使われている入力操作方式であるタッチパネル式(マルチタッチ式)にすることで、キーボードを薄型軽量化する方法。
(PCは、デスクトップ型、ノート型両方含む)
【請求項2】
請求項1に記載の方法を使用した装置。
【請求項3】
請求項2に記載の装置を使用した役務、事業。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネル式端末の技術とパーソナルコンピューターの入力プログラムの応用技術に関する。
【背景技術】
【0002】
タッチパネル式端末の技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
パーソナルコンピューター(以下PC)は、設置されている場所での使用を前提とするデスクトップ型と、可搬性に富み携行用途が重視されるノート型の2つに分けられる。
この内、ノート型PCは、可搬性の観点からこれまでも薄型軽量化が計られてきたが、従来のノート型PCは、キーボード(入力操作装置)が、プラスチック製の外枠に入力キーが配列されており、指でキーを叩いて入力操作を行う仕様であった。
そのため、構造上キーボードには一定の厚みが必要であり、物理的に薄型化には限界があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
PCのキーボードの入力操作方式を、スマートフォンやタブレット型端末などで使われているタッチパネル式にすることで、キー入力時に必要な一定の厚みをなくすことができ、従来のキーボードの物理的な限界を解決する。
PCのキーボードは、入力用キーの配列が固定されており、ディスプレー(出力表示装置)のように、表示内容の切り換えや画像、動画など複雑な表示も必要ない。そのため、液晶ディスプレーではなく電子ペーパーディスプレーで対応可能である。
電子ペーパーディスプレーは、液晶ディスプレーよりも薄型化が可能なため、ノート型PCのディスプレー(出力表示装置)に有機ELディスプレーを使用し、キーボード(入力操作装置)に電子ペーパーディスプレーを使用すると、従来のノート型PCと比べ大幅な薄型軽量化が可能となり、薄型化の物理的限界という課題を解決する。