(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023057077
(43)【公開日】2023-04-20
(54)【発明の名称】台風による大災害の削減方法
(51)【国際特許分類】
E02B 1/00 20060101AFI20230413BHJP
【FI】
E02B1/00 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2022199308
(22)【出願日】2022-12-14
(71)【出願人】
【識別番号】721012117
【氏名又は名称】田布施 義忠
(72)【発明者】
【氏名】田布施 義忠
(57)【要約】
【課題】 日本は毎年台風によって、人命の喪失又建造物等の被害によって、多大な経済的損失又人命の喪失を被っている。
【解決手段】 低温エアーを使用し海水の波動による海水の温度変化を利用する。(毎年7月~10月の間実施し、毎日AM0時からAM5時迄は冷却機の休止時間を設ける事)
(例1)海水(温度30度)の1000klにエアー(温度10度)の2km
3/minを放出すると海水温度は20度となる。
(例2)送風機=1500m
3/Hを使用。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
海面の温度(25度~30度)の海水に冷却圧搾空気(温度5度)のエアーをノズル先端より噴射させ続ける事により、海水温度の低下を招く事によって、台風の発生件数を減少させ又威力を低下させる事により、災害を削減する事を特徴とする、台風による大災害の削減方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
海中の温度差を利用した、台風発生件数又は台風の威力の低下を達成させる。
【背景技術】
【0002】
台風発生場所の分析(日本南端の宮古島、沖大東島、沖ノ鳥島、石垣島のいずれかに冷却機を設置する。200坪程の土地に20坪程のハウスを建てる。)又冷却機は複数設置して交互運転とし、又耐久性を考慮してAM0時からAM5時迄は運転休止とする。
海中温度の分析(海水温度25度~30度)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
台風によって毎年起きる大災害に伴う人命の喪失又多くの建造物の崩壊や水害による崖崩れ等の災害損失の削減(2020年度の日本の台風被害想定額は総務省によると1.5~2兆円、又死者は毎年何拾人となっている)
【課題を解決するための手段】
【0005】
エアーの冷却設備を設け、海中(海面下30m)にエアーの泡を放出する。
【発明の効果】
【0006】
大災害からの一部脱却(人命喪失の防止、建造物倒壊の削減又水害による崖崩れ、道路の寸断、橋の崩壊等、災害の低減によるインフラ整備の保持への貢献。)
【図面の簡単な説明】
【0007】
【0008】
【0009】
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面に従って実施例を説明する。
冷却ハウス1の空気取り入れ口2より空気を取り入れ、冷却機3によりエアー温度を5度に冷却し、海中ホース又はパイプ他4を海面5の下30m6の場所迄引き降ろし、その後水平に約200m~300m+2m伸ばし7、フロート8で浮かしてから先端ノズル部9に冷却エアー10を放出すると泡11は上昇し海水は撹拌され上昇に伴って横方向にも広がるので、エアー放出を続ける事によって海水は波動を続けて海面の温度が低下(温度は20℃~25℃を目標)する事によって、台風の発生が抑えられ又威力が低下する。
【符号の説明】
【0011】
1 冷却ハウス(20坪程度)
2 空気取り入れ口
3 冷却機
4 海中ホース又パイプ他
5 海面(引潮時0m)
6 海中(海面0m~30m)
7 海中ホース又はパイプ他4を水平に伸ばす長さ(200m~300m+2m)
8 フロート
9 海中ホース又はパイプ他4の先端ノズル
10 冷却エアー(5度)
11 冷却エアーの泡
12 灼熱防止材
13 網目
14 逆止弁
14-1 可動弁