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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023057380
(43)【公開日】2023-04-21
(54)【発明の名称】コンテナ台車
(51)【国際特許分類】
   B65D 19/12 20060101AFI20230414BHJP
   B62B 3/00 20060101ALI20230414BHJP
   B62B 5/00 20060101ALI20230414BHJP
【FI】
B65D19/12 A
B62B3/00 D
B62B5/00 F
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021166883
(22)【出願日】2021-10-11
(71)【出願人】
【識別番号】596027782
【氏名又は名称】大一機材工業株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000213851
【氏名又は名称】朝日機材株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002871
【氏名又は名称】弁理士法人坂本国際特許商標事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100126561
【弁理士】
【氏名又は名称】原嶋 成時郎
(74)【代理人】
【識別番号】100141678
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 俊夫
(72)【発明者】
【氏名】竹村 恵一郎
【テーマコード(参考)】
3D050
3E063
【Fターム(参考)】
3D050AA11
3D050AA13
3D050BB03
3D050DD03
3D050EE08
3D050EE15
3D050KK11
3E063AA07
3E063AA31
3E063BA01
3E063BB01
3E063CA04
3E063CB04
3E063CC01
3E063CD03
3E063CD11
3E063DA05
3E063GG10
(57)【要約】
【課題】設置姿勢での平面視における寸法/面積が大きい荷の運搬および設置作業の効率性を向上させる。
【解決手段】ベース部2と、荷を載置する載置部31および載置部31に対して垂直に設けられる支持構造32を有するとともにベース部2に対して回動可能に備え付けられる傾転フレーム体3A,3Bと、支持構造32に対して着脱自在に係合する着脱フレーム体4と、を有し、傾転フレーム体3A,3Bが、載置部31が水平な状態と載置部31が垂直な状態との間でベース部2に対して回動し、載置部31が垂直な状態で着脱フレーム体4が持ち上げられると支持構造32と着脱フレーム体4との係合が解除されて着脱フレーム体4とともに荷が持ち上げられる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース部と、
荷を載置する載置部および前記載置部に対して垂直に設けられる支持構造を有するとともに前記ベース部に対して回動可能に備え付けられる傾転フレーム体と、
前記支持構造に対して着脱自在に係合する着脱フレーム体と、を有し、
前記傾転フレーム体が、前記載置部が水平な状態と前記載置部が垂直な状態との間で前記ベース部に対して回動し、
前記載置部が垂直な状態で前記着脱フレーム体が持ち上げられると前記支持構造と前記着脱フレーム体との係合が解除されて前記着脱フレーム体とともに前記荷が持ち上げられる、
ことを特徴とするコンテナ台車。
【請求項2】
前記傾転フレーム体が、前記ベース部に対して回動する方向において相互に対向する一対のものとして備え付けられて相互に反対向きに回動する、
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ台車。
【請求項3】
一対の前記傾転フレーム体の間に介在して前記傾転フレーム体の回動を制限したり許容したりするロック機構が備えられる、
ことを特徴とする請求項2に記載のコンテナ台車。
【請求項4】
前記ベース部と前記傾転フレーム体との間に介在して前記傾転フレーム体の回動を制限したり許容したりするロック機構が備えられる、
ことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のコンテナ台車。
【請求項5】
前記ベース部と前記傾転フレーム体との間に介在する付勢手段が備えられる、
ことを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のコンテナ台車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、コンテナ台車に関し、例えば空調機器の天井ユニットを運搬する際に用いられて好適なコンテナ台車に関する。
【背景技術】
【0002】
比較的大きな資機材等を積載して運搬するための台車として、台車本体の周囲に立設された側パネルが当該台車本体上に折り畳み可能に構成され、台車本体の四隅近傍には段積み用ブラケットが付設され、各段積み用ブラケットには、側パネル組立状態での台車段積み時に下側台車の側パネルの上辺に係合する実段積み用係合部が下端に設けられると共に、側パネル折り畳み状態での台車段積み時に上側台車の各段積み用ブラケットを支持する空段積み用支持部が上端に設けられた段積み可能な荷搬送台車が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005-088965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば空調機器の天井ユニットは、天井への設置姿勢での平面視における寸法/面積が側面視における寸法/面積と比べて大きいため、設置姿勢に対して垂直に立てられた姿勢で運搬されて、設置場所において横に倒されて設置姿勢にされたうえで持ち上げられて天井へと取り付けられて設置される。この際、運搬時において立てられた姿勢の天井ユニットを横に倒すための設備や機械(例えば、クレーン)が必要とされ、さらに、横に倒された状態の天井ユニットを天井まで持ち上げるための設備や機械(例えば、リフト)が必要とされる。このため、例えば空調機器の天井ユニットのように設置姿勢での平面視における寸法/面積が側面視における寸法/面積と比べて大きい荷(別言すると、資機材)は、設置現場までの運搬と設置現場における取付け/設置作業とに複数種類の設備や機械が必要とされ、多大な手間がかかったり作業を効率よくすすめることができなかったりする、という問題がある。
【0005】
そこでこの発明は、設置姿勢での平面視における寸法/面積が大きい荷の運搬および設置作業の効率性を向上させることが可能な、コンテナ台車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、この発明に係るコンテナ台車は、ベース部と、荷を載置する載置部および前記載置部に対して垂直に設けられる支持構造を有するとともに前記ベース部に対して回動可能に備え付けられる傾転フレーム体と、前記支持構造に対して着脱自在に係合する着脱フレーム体と、を有し、前記傾転フレーム体が、前記載置部が水平な状態と前記載置部が垂直な状態との間で前記ベース部に対して回動し、前記載置部が垂直な状態で前記着脱フレーム体が持ち上げられると前記支持構造と前記着脱フレーム体との係合が解除されて前記着脱フレーム体とともに前記荷が持ち上げられる、ことを特徴とする。
【0007】
この発明に係るコンテナ台車は、前記傾転フレーム体が、前記ベース部に対して回動する方向において相互に対向する一対のものとして備え付けられて相互に反対向きに回動する、ようにしてもよい。
【0008】
この発明に係るコンテナ台車は、一対の前記傾転フレーム体の間に介在して前記傾転フレーム体の回動を制限したり許容したりするロック機構が備えられる、ようにしてもよい。
【0009】
この発明に係るコンテナ台車は、前記ベース部と前記傾転フレーム体との間に介在して前記傾転フレーム体の回動を制限したり許容したりするロック機構が備えられる、ようにしてもよい。
【0010】
この発明に係るコンテナ台車は、前記ベース部と前記傾転フレーム体との間に介在する付勢手段が備えられる、ようにしてもよい。
【発明の効果】
【0011】
この発明に係るコンテナ台車によれば、傾転フレーム体が、載置部が水平な状態と垂直な状態との間でベース部に対して回動し、載置部が垂直な状態で着脱フレーム体が持ち上げられると支持構造と着脱フレーム体との係合が解除されるようにしているので、設置姿勢での平面視における寸法/面積が大きい荷/資機材を設置姿勢に対して垂直に立てた姿勢で運搬することができるとともに傾転フレーム体を利用して前記荷/資機材を横に倒して設置姿勢とすることができ、加えて、着脱フレーム体とともに前記荷/資機材を持ち上げることができ、前記荷/資機材の運搬および設置作業の効率性を向上させることが可能となる。
【0012】
この発明に係るコンテナ台車によれば、傾転フレーム体が、ベース部に対して回動する方向において相互に対向する一対のものとして備え付けられるようにした場合には、荷/資機材の特に運搬の効率性を一層向上させることが可能となる。
【0013】
この発明に係るコンテナ台車によれば、一対の傾転フレーム体の間に介在するロック機構が備えられるようにした場合には、傾転フレーム体が不意に回動しないようにすることができ、安全性を確保することが可能となる。
【0014】
この発明に係るコンテナ台車によればベース部と傾転フレーム体との間に介在するロック機構が備えられるようにした場合には、傾転フレーム体が不意に回動しないようにすることができ、安全性を確保することが可能となる。
【0015】
この発明に係るコンテナ台車によれば、ベース部と傾転フレーム体との間に介在する付勢手段が備えられるようにした場合には、載置部が水平な状態から垂直な状態へと傾転フレーム体が回動する際に抵抗力が発揮されるとともに載置部が垂直な状態から水平な状態へと傾転フレーム体が回動する際に付勢力が発揮されるようにすることができ、傾転フレーム体の回動時の安全性を確保したり取り扱いを容易にしたりすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】この発明の実施の形態に係るコンテナ台車の構造を示すX-Y面図であり、一対の傾転フレーム体が閉じて載置部が水平な状態を示す図である。
図2図1のコンテナ台車の構造を示すX-Z面図である。
図3図1のコンテナ台車の構造を示すY-Z面図である。
図4図1のコンテナ台車のベース部の構造を示すX-Y面図である。
図5図4のベース部の構造を示すX-Z面図である。
図6図4のベース部の構造を示すY-Z面図である。
図7図1のコンテナ台車の一対の傾転フレーム体の構造を示すX-Y面図である。
図8図7の傾転フレーム体の構造を示すX-Z面図である。
図9図7の一対の傾転フレーム体の構造を示すY-Z面図である。
図10図1のコンテナ台車の着脱フレーム体の構造を示す図である。(A)はX-Y面に対する斜視図である。(B)はX-Z面図である。
図11】第2のロック機構の構造を示す図であり、載置部が水平な状態を示すY-Z面図である。
図12図11の第2のロック機構の構造を示す図であり、載置部が水平であるとともに規制部の先端部が支持部から突き出た状態状態を示すX-Z面図である。
図13図12に示す状態から規制部の先端部が支持部側へと後退した状態を示すX-Z面図である。
図14図13に示す状態に続いて傾転フレーム体が倒されて載置部が垂直な状態を示すX-Z面図である。
図15図14に示す状態から規制部の先端部が支持部から突き出た状態を示すX-Z面図である。
図16図11の第2のロック機構の構造を示す図であり、載置部が垂直な状態を示すY-Z面図である。
図17図1のコンテナ台車の使用例を示す図であり、一対の傾転フレーム体のそれぞれに荷が載置された状態を示すX-Y面図である。
図18図17に示す状態に続いてロックバーが引き上げられた状態を示すY-Z面図である。
図19図18に示す状態に続いて傾転フレーム体が倒されて載置部が垂直な状態を示すY-Z面図である。
図20図19に示す状態から着脱フレーム体ごと荷が持ち上げられた状態を示すY-Z面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。以下の説明では、各図中に示すように、3次元直交座標系の各軸に沿ってX軸方向,Y軸方向,およびZ軸方向の各方向を定義する。なお、Z軸の矢印の向きを上向き、Z軸の矢印の向きとは反対の向きを下向きとする。
【0018】
図1乃至図10は、この発明の実施の形態に係るコンテナ台車1の構造を示す図である。なお、図1には、ベース部2と傾転フレーム体3A,3Bとの間に介在する付勢手段として備えられるガススプリング6を図示していない。
【0019】
実施の形態に係るコンテナ台車1は、ベース部2と、荷を載置する載置部31および載置部31に対して垂直に設けられる支持構造32を有するとともにベース部2に対して回動可能に備え付けられる傾転フレーム体3A,3Bと、支持構造32に対して着脱自在に係合する着脱フレーム体4と、を有し、傾転フレーム体3A,3Bが、載置部31が水平な状態と載置部31が垂直な状態との間でベース部2に対して回動し、載置部31が垂直な状態で着脱フレーム体4が持ち上げられると支持構造32と着脱フレーム体4との係合が解除されて着脱フレーム体4とともに荷が持ち上げられる、ようにしている。
【0020】
実施の形態に係るコンテナ台車1は、主に、ベース部2と、一対の傾転フレーム体3A,3Bと、一対の着脱フレーム体4と、4個の車輪5と、を有する。コンテナ台車1を構成する各部の材質は、特定の素材に限定されるものではなく、例えば必要とされる強度が考慮されるなどしたうえで各部に適当な素材(例えば、金属)が適宜選択される。
【0021】
ベース部2は、X-Y面視において矩形に構成される(図に示す例では、長手方向がX軸方向に沿う長方形に構成される)。
【0022】
ベース部2は、各々の軸心方向がX軸方向に沿うとともにY軸方向において相互に離間する一対の長手棒部材21と、各々の軸心方向がY軸方向に沿うとともに一対の長手棒部材21のX軸方向における両端の各々を連結するようにX軸方向において相互に離間する一対の短手棒部材22とにより形成される矩形枠を備える。
【0023】
ベース部2は、また、一対の長手棒部材21の間にY軸方向に沿って架け渡される補強棒部材23(図に示す例では、X軸方向において相互に離間して2本)や、一対の短手棒部材22の間にX軸方向に沿って架け渡される差渡棒部材24(図に示す例では、Y軸方向において相互に離間して2本)を有する。
【0024】
ベース部2を構成する各部材同士は、例えば、溶接によって接合されたり、ねじ等の締結部材によってねじ止めされて接合されたりする。
【0025】
ベース部2の下面側に、車輪受部材25を介して車輪5が取り付けられる。
【0026】
車輪受部材25は、一対の長手棒部材21および差渡棒部材24の下面側に、各々の長手方向がY軸方向に沿うとともに、一対の長手棒部材21および差渡棒部材24のX軸方向における両端寄りの位置の各々を支持するようにX軸方向において相互に離間する一対のものとして配設される。
【0027】
一対の車輪受部材25各々の下面側のY軸方向における両端部寄りの位置のそれぞれに、車輪5が取り付けられる。車輪5として、具体的には例えば、Z軸回りに転回可能な自在輪(即ち、水平転回可能なキャスタ)や、水平転回不能で走行方向がX軸方向固定の固定輪が用いられ得る。なお、図に示す例では車輪5はストッパを備えていないが、ストッパを備える車輪が用いられてもよい。
【0028】
車輪5は、車輪受部材25に対して、例えば、トッププレート51(別言すると、取付台座)を介してねじ等の締結部材によってねじ止めされて取り付けられる。
【0029】
一対の短手棒部材22各々のY軸方向における両端寄りの位置のそれぞれに、Y軸方向において相互に対向しつつZ軸方向に沿って立設する回動軸支柱26が設けられ、回動軸支柱26各々の上端寄りの位置に、X軸方向に沿うとともにベース部2の内側(また、コンテナ台車1にとっての内側)に向けて突出する回動軸27が設けられる。
【0030】
また、回動軸支柱26各々の上端寄りの位置に、Y軸方向に沿うとともにベース部2の外側(また、コンテナ台車1にとっての外側)に向けて突き出る軸支片28が設けられ、軸支片28各々に、X軸方向に沿うとともにベース部2の外側に向けて突出するベース部側支軸29が設けられる。
【0031】
傾転フレーム体3A,3Bは、Y軸方向において相互に対向する一対のものとして、ベース部2に対して備え付けられる。以下では、傾転フレーム体3A,3Bについて、図1乃至図3に示すように一対の傾転フレーム体3A,3Bが閉じて載置部31を構成する矩形枠の面が水平な状態に対応する図7乃至図9に示す姿勢を基準として説明する。
【0032】
傾転フレーム体3A,3Bは、載置部31と、載置部31のX軸方向における両端部のそれぞれに設けられてX軸方向において相互に対向する一対の支持構造32と、を有する。
【0033】
載置部31は、各々の軸心方向がX軸方向に沿うとともにY軸方向において相互に離間する一対の長手棒部材311と、各々の軸心方向がY軸方向に沿うとともに一対の長手棒部材311のX軸方向における両端の各々を連結するようにX軸方向において相互に離間する一対の短手棒部材312とにより形成される矩形枠を備える。
【0034】
載置部31は、また、一対の長手棒部材311の間にY軸方向に沿って架け渡される補強棒部材313(図に示す例では、X軸方向において相互に離間して3本)を有する。
【0035】
図に示す例では備えられていないが、載置部31の上面側に平板状のパネルが備え付けられるようにしてもよい。
【0036】
支持構造32は、載置部31を構成する短手棒部材312のY軸方向におけるコンテナ台車1にとっての外側の端部からZ軸方向に沿って立設する支持棹321と、短手棒部材312のY軸方向における中央寄りの位置からZ軸方向に沿って立設する保護棹322と、を有する。支持構造32は、つまり、載置部31を構成する矩形枠の面に対して垂直に設けられる。
【0037】
傾転フレーム体3A,3Bを構成する各部材同士は、例えば、溶接によって接合されたり、ねじ等の締結部材によってねじ止めされて接合されたりする。
【0038】
支持棹321の、Z軸方向における中央寄りの位置に、フック受部33が設けられる。フック受部33は、X-Z面視においてZ軸方向を長手方向とする細長の、両端面がY軸方向に向けて開口する貫通口を形成するように設けられる。
【0039】
支持棹321は、軸心方向直交断面がコ字形に形成されて、コ字形の開口部がコンテナ台車1にとっての外側に向けて開口するように配設され、また、コ字形の内部に回動式支持柱8が備えられる。
【0040】
回動式支持柱8は、回動軸81によって支持棹321に対して回動可能に設けられ、コ字形に形成される支持棹321の内部に格納されて支持棹321の長手方向/軸心方向に沿った姿勢(例えば、図3図9に示す姿勢)と、支持棹321の内部から出て支持棹321の長手方向/軸心方向に対して垂直な姿勢(図19図20に示す姿勢)と、の間で回動する。
【0041】
保護棹322のZ軸方向における中央寄りの位置に、X軸方向に沿うとともにコンテナ台車1にとっての外側に向けて突出する傾転フレーム体側支軸35が設けられる。
【0042】
支持構造32は、また、保護棹322の上端位置において支持棹321と保護棹322との間にY軸方向に沿って架け渡される第1の連結棒部材323と、保護棹322のZ軸方向における中央寄りの位置において支持棹321と保護棹322との間にY軸方向に沿って架け渡される第2の連結棒部材324と、支持棹321および保護棹322の下端寄りの位置において支持棹321と保護棹322との間にY軸方向に沿って架け渡される回動軸受け棒部材325と、を有する。
【0043】
回動軸受け棒部材325の、傾転フレーム体3A,3Bがベース部2上に配設されたときに回動軸27を貫通させる位置に、貫通孔34が形成される。
【0044】
傾転フレーム体3A,3Bはベース部2上に配設され、ベース部2側の回動軸27が傾転フレーム体3A,3B側の貫通孔34を貫通して係合する。これにより、傾転フレーム体3A,3Bは、ベース部2に対して、載置部31を構成する矩形枠の面がX-Y面に沿うとともに支持棹321および保護棹322の長手方向/軸心方向がZ軸方向に沿う姿勢(図1乃至図3ならびに図17および図18に示す姿勢;「載置部31が水平な状態」と呼ぶ;尚、「支持構造32が垂直な状態」でもある)と、載置部31を構成する矩形枠の面がX-Z面に沿うとともに支持棹321および保護棹322の長手方向/軸心方向がY軸方向に沿う姿勢(図19および図20に示す姿勢:「載置部31が垂直な状態」と呼ぶ:尚、「支持構造32が水平な状態」でもある)と、の間で回動する。なお、図17には、ガススプリング6を図示していない。
【0045】
傾転フレーム体3A,3Bは、また、ベース部2に対して回動する方向(図に示す例では即ち、Y軸方向)において相互に対向する一対のものとして備え付けられて相互に反対向きに回動する。
【0046】
ベース部2と傾転フレーム体3A,3Bとの間に介在する付勢手段が備えられる。付勢手段として例えばガススプリングが用いられ得る。
【0047】
ガススプリング6は、一端がベース部2の軸支片28に設けられるベース部側支軸29に回動可能に連結されるとともに、他端が傾転フレーム体3A,3Bの保護棹322に設けられる傾転フレーム体側支軸35に回動可能に連結される。
【0048】
ガススプリング6は、ベース部2と傾転フレーム体3A,3Bとの間で、載置部31が水平な状態から垂直な状態へと傾転フレーム体3A,3Bが回動する際の抵抗力を発揮し、また、載置部31が垂直な状態から水平な状態へと傾転フレーム体3A,3Bが回動する際の付勢力を発揮する。
【0049】
コンテナ台車1では、一対の傾転フレーム体3A,3Bが閉じて載置部31が水平な状態で、荷(別言すると、資機材;図17乃至図20における符号9)が載置部31に載置されて運搬される。そして、荷を運搬しているときに、傾転フレーム体3A,3Bが不意に回動しないようにするため、一対の傾転フレーム体3A,3Bが閉じて載置部31が水平な状態を維持するためのロック機構が備えられる。
【0050】
図に示す例では、ロック機構7として、一対のうちの一方の傾転フレーム体3Bの保護棹322の上端寄りの位置に、保護棹322に対してY-Z面に沿って回動可能に基端側が取り付けられるとともに先端部分711が屈曲しているロックバー71が備えられ、また、他方の傾転フレーム体3Aの保護棹322の上端寄りの位置に、ロックバー71の先端部分711が挿し込まれ得る係止部72が備えられる。
【0051】
ロック機構7はすなわち一対の傾転フレーム体3A,3Bの間に介在して備えられ、ロックバー71の先端部分711が係止部72に挿し込まれることにより、傾転フレーム体3A,3Bの回動が制限/阻止されて一対の傾転フレーム体3A,3Bが閉じて載置部31が水平な状態が維持される。また、ロックバー71の先端部分711が係止部72から引き抜かれることにより、傾転フレーム体3A,3Bの回動が許容されて載置部31が水平な状態から垂直な状態へと変化し得る。
【0052】
上記のロック機構7に加えて、或いは、上記のロック機構7に代えて、ベース部2と傾転フレーム体3A,3B各々との間に介在して一対の傾転フレーム体3A,3Bが閉じて載置部31が水平な状態を維持したり傾転フレーム体3A,3Bが回動して載置部31が垂直な状態を維持したりするための第2のロック機構7B(図1乃至図10ならびに図17乃至図20には図示していない。図11乃至図16を参照)が備えられるようにしてもよい。
【0053】
第2のロック機構7Bは、一対の傾転フレーム体3A,3Bの各々に対応するものとして備えられ、Y軸方向において相互に対向して設けられる回動軸支柱26どうしの間に、傾転フレーム体3A用の第2のロック機構7Bと傾転フレーム体3B用の第2のロック機構7Bとが備えられる(図11図16参照)。
【0054】
第2のロック機構7Bは、ベース部2のX軸方向における端部(また、傾転フレーム体3A,3BのX軸方向における側方)に備えられ、X軸方向における片側のみに備えられるようにしてもよく(この場合は、合計2個備えられる)、X軸方向における両側に備えられるようにしてもよい(この場合は、合計4個備えられる)。下記の説明では、図11図16に示す2つの第2のロック機構7Bのうち、傾転フレーム体3B用の第2のロック機構7B(即ち、図11図16における左側の第2のロック機構7B)を対象として説明する。
【0055】
第2のロック機構7Bは、支持部73,規制部74,および操作部75を有する。
【0056】
支持部73は、ベース部2の短手棒部材22の上面に備え付けられる。支持部73は、前後左右の4つの側板を有するとともに、頂部が開放している態様(即ち、中空の概ね角柱状)に形成される。
【0057】
支持部73を構成する、Y軸方向において対向する一対の側板のうちの一方に、上端が開放され且つY軸方向において貫通するスリットが、X軸方向において相互に離間する一対のものとして形成される。一対のスリットのうち、ベース部2の内側(また、コンテナ台車1にとっての内側)のものを第1のスリット731と呼び、ベース部2の外側(また、コンテナ台車1にとっての外側)のものを第2のスリット732と呼ぶ。
【0058】
支持部73を構成する、X軸方向において対向する一対の側板各々の上端寄りの位置に、X軸方向において貫通する貫通口733が形成される。
【0059】
規制部74は、丸棒状に形成され、軸心方向がX軸方向に沿いつつ支持部73の貫通口733を摺動可能に貫通して配設される。
【0060】
操作部75は、細長の板状に形成され、板面がY-Z面に沿った姿勢で、規制部74に対して固定されて取り付けられる。図に示す例では、操作部75の長手方向における一方の端部寄りの位置に貫通口751が形成され、貫通口751に規制部74を貫通させて溶接されることによって規制部74に対して固定されて取り付けられる。
【0061】
操作部75は、操作部75の長手方向がY軸方向に沿う姿勢で支持部73の第1のスリット731や第2のスリット732に嵌まったり、また、規制部74の軸心を回転軸として回動して支持部73の第1のスリット731や第2のスリット732から外れて支持部73の頂部(尚、開放されている)へと入り込んで長手方向がZ軸方向に沿う姿勢になったりする。
【0062】
図12に示すように、載置部31が水平な状態で、操作部75が支持部73の第1のスリット731(即ち、ベース部2の内側のスリット)に嵌った状態では、規制部74の先端部(即ち、ベース部2の内側の端部)が、支持部73からX軸方向に沿って突き出て、傾転フレーム体3Bの載置部31の短手棒部材312の上方に位置する。これにより、傾転フレーム体3Bの回動が制限/阻止され、載置部31が水平な状態が維持される。
【0063】
図12に示す状態から、図13に示すように、操作部75が、規制部74の軸心を回転軸として回動して支持部73の第1のスリット731から外れて支持部73の頂部(尚、開放されている)へと入り込んで長手方向がZ軸方向に沿う姿勢になった状態で、規制部74の軸心方向(即ち、X軸方向)に沿ってベース部2の外側へと向けて規制部74とともに移動する。
【0064】
そのうえで、図14に示すように、操作部75が、規制部74の軸心を回転軸として回動して支持部73の第2のスリット732(即ち、ベース部2の外側のスリット)に嵌まる。このとき、規制部74の先端部(即ち、ベース部2の内側の端部)が、X軸方向において支持部73側へと後退し、傾転フレーム体3Bの載置部31の短手棒部材312の上方に位置しなくなる。これにより、傾転フレーム体3Bの回動が許容され、載置部31が水平な状態から垂直な状態へと変化し得る。
【0065】
そして、載置部31が垂直な状態で、操作部75が、規制部74の軸心を回転軸として回動して支持部73の第2のスリット732から外れて支持部73の頂部(尚、開放されている)へと入り込んで長手方向がZ軸方向に沿う姿勢になった状態で、規制部74の軸心方向(即ち、X軸方向)に沿ってベース部2の内側へと向けて規制部74とともに移動する。
【0066】
そのうえで、図15および図16に示すように、操作部75が、規制部74の軸心を回転軸として回動して支持部73の第1のスリット731(即ち、ベース部2の内側のスリット)に嵌まる。このとき、規制部74の先端部(即ち、ベース部2の内側の端部)が、支持部73からX軸方向に沿って突き出て、傾転フレーム体3Bの支持構造32の支持棹321の下方に位置する。これにより、傾転フレーム体3Bの回動が制限/阻止され、載置部31が垂直な状態が維持される。
【0067】
着脱フレーム体4は、一対の傾転フレーム体3A,3Bのそれぞれに1つずつ備えられる。以下では、着脱フレーム体4について、図1乃至図3に示すように一対の傾転フレーム体3A,3Bが閉じて載置部31を構成する矩形枠の面が水平な状態において傾転フレーム体3A,3Bに備えられる際の図10に示す姿勢を基準として説明する。なお、図10は、傾転フレーム体3Bに備えられる着脱フレーム体4を示す。
【0068】
着脱フレーム体4は、各々の軸心方向がX軸方向に沿うとともにZ軸方向において相互に離間する第1の長手棒部材41および第2の長手棒部材42と、各々の軸心方向がZ軸方向に沿うとともにX軸方向において相互に離間しつつ第1の長手棒部材41と第2の長手棒部材42とを連結する連結棒部材43(図に示す例では、2本)と、を有する。
【0069】
着脱フレーム体4を構成する各部材同士は、例えば、溶接によって接合されたり、ねじ等の締結部材によってねじ止めされて接合されたりする。
【0070】
第1の長手棒部材41のX軸方向における両端部のそれぞれに第1のフック44が設けられ、第2の長手棒部材42のX軸方向における両端部のそれぞれに第2のフック45が設けられる。
【0071】
着脱フレーム体4は、第1のフック44が傾転フレーム体3A,3Bの第1の連結棒部材323の上方位置において支持棹321にコンテナ台車1にとっての内側から外側へと向けて掛けられて係合するとともに、第2のフック45が傾転フレーム体3A,3Bの支持棹321に設けられているフック受部33にコンテナ台車1にとっての内側から外側へと向けて掛けられて係合することにより、傾転フレーム体3A,3Bに対して着脱自在に係合する。
【0072】
上記のコンテナ台車1は、例えば空調機器の天井ユニット9を運搬する際に用いられて好適である(但し、コンテナ台車1が運搬する荷は空調機器の天井ユニットには限定されない)。
【0073】
天井ユニット9は、図17乃至図20中の符号91の面を上側とする姿勢で天井に取り付けられて設置され、通常、設置姿勢での平面視における寸法/面積(即ち、面91の寸法/面積)が側面視における寸法/面積と比べて大きい。
【0074】
コンテナ台車1によって天井ユニット9を運搬する場合、具体的には例えば、図17に示すように、一対の傾転フレーム体3A,3Bのそれぞれに着脱フレーム体4が備えられるとともに一対の傾転フレーム体3A,3Bが閉じて載置部31が水平な状態(また、支持構造32が垂直な状態)で、傾転フレーム体3A,3B各々の載置部31のそれぞれに天井ユニット9が設置姿勢に対して垂直に立てられた姿勢(具体的には、面91がX-Z面に沿う姿勢)で載置される。
【0075】
天井ユニット9の運搬中は、ロック機構7のロックバー71の先端部分711が係止部72に挿し込まれて、一対の傾転フレーム体3A,3Bが閉じて載置部31が水平な状態が維持される。
【0076】
そして、天井ユニット9が設置される天井位置の下までコンテナ台車1が移動させられたうえで、図18に示すように、ロック機構7のロックバー71が回動させられて先端部分711が引き上げられて係止部72から引き抜かれる。
【0077】
次に、図19に示すように、傾転フレーム体3Bが、載置部31が垂直な状態(また、支持構造32が水平な状態)になるまで、回動軸27を中心として回動させられる。これにより、天井ユニット9は、面91が上側になって、また、面91がX-Y面に沿って、設置姿勢になる。
【0078】
このとき、回動式支持柱8が支持棹321から引き出されて先端が接地することにより、傾転フレーム体3Bの載置部31が垂直な状態が維持される。また、着脱フレーム体4は、第1の長手棒部材41および第2の長手棒部材42の長手方向/軸心方向がX軸方向に沿うとともに連結棒部材43の長手方向/軸心方向がY軸方向に沿い、X-Y面に沿う姿勢になる。
【0079】
また、傾転フレーム体3Bの載置部31が垂直な状態で、傾転フレーム体3Bのフック受部33によって形成される貫通口は、両端面がZ軸方向に向けて開口するようになる。
【0080】
次に、フォークリフト(本体は図示していない)のフォーク10が、相互に対向する一対の支持構造32の間において、また、着脱フレーム体4のX軸方向における(概ね)中間位置において、着脱フレーム体4の下方へと差し込まれる。
【0081】
続いて、フォーク10が上向きに稼働して着脱フレーム体4へと上向きの力が作用すると、着脱フレーム体4の第1のフック44が支持棹321から離れて係合が解除されるとともに、第2のフック45がフック受部33から引き抜かれて係合が解除されて、図20に示すように、着脱フレーム体4とともに天井ユニット9が上方へと持ち上げられる。
【0082】
ここで、第2のロック機構7Bが備えられるようにした場合には、規制部74の先端部(即ち、ベース部2の内側の端部)が支持部73からX軸方向に沿って突き出されて傾転フレーム体3Bの支持構造32の支持棹321の下方に位置させられたうえで操作部75が支持部73の第1のスリット731(即ち、ベース部2の内側のスリット)に嵌められることにより(図15図16参照)、着脱フレーム体4が傾転フレーム体3Bから上方へと持ち上げられる際に、傾転フレーム体3Bの回動が制限/阻止され、載置部31が垂直な状態が維持される。
【0083】
そして、フォーク10によって下方から支持される着脱フレーム体4に載置された状態のまま、天井ユニット9の天井への取付設置作業が行われる。
【0084】
実施の形態に係るコンテナ台車1によれば、傾転フレーム体3A,3Bが、載置部31が水平な状態と垂直な状態との間でベース部2に対して回動し、載置部31が垂直な状態で着脱フレーム体4が持ち上げられると支持構造32と着脱フレーム体4との係合が解除されるようにしているので、設置姿勢での平面視における寸法/面積が大きい荷/資機材(例えば、天井ユニット9)を設置姿勢に対して垂直に立てた姿勢で運搬することができるとともに傾転フレーム体3A,3Bを利用して前記荷/資機材を横に倒して設置姿勢とすることができ、加えて、着脱フレーム体4とともに前記荷/資機材を持ち上げることができ、前記荷/資機材の運搬および設置作業の効率性を向上させることが可能となる。
【0085】
実施の形態に係るコンテナ台車1によれば、傾転フレーム体3A,3Bが、ベース部2に対して回動する方向において相互に対向する一対のものとして備え付けられるようにしているので、荷/資機材の特に運搬の効率性を一層向上させることが可能となる。
【0086】
実施の形態に係るコンテナ台車1によれば、一対の傾転フレーム体3A,3Bの間に介在するロック機構7が備えられるようにしているので、傾転フレーム体3A,3Bが不意に回動しないようにすることができ、安全性を確保することが可能となる。
【0087】
実施の形態に係るコンテナ台車1によれば、ベース部2と傾転フレーム体3A,3Bとの間に介在する付勢手段(具体的には、ガススプリング6)が備えられるようにしているので、載置部31が水平な状態から垂直な状態へと傾転フレーム体3A,3Bが回動する際に抵抗力が発揮されるとともに載置部31が垂直な状態から水平な状態へと傾転フレーム体3A,3Bが回動する際に付勢力が発揮されるようにすることができ、傾転フレーム体3A,3Bの回動時の安全性を確保したり取り扱いを容易にしたりすることが可能となる。
【0088】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。
【0089】
すなわち、この発明の要点は、傾転フレーム体が、載置部が水平な状態と垂直な状態との間でベース部に対して回動し、載置部が垂直な状態で着脱フレーム体が持ち上げられると支持構造と着脱フレーム体との係合が解除されて着脱フレーム体とともに荷が持ち上げられることであり、前記の要点を実現し得るのであれば、台車自体の具体的な構造は特定の構造には限定されない。
【符号の説明】
【0090】
1 コンテナ台車
2 ベース部
21 長手棒部材
22 短手棒部材
23 補強棒部材
24 差渡棒部材
25 車輪受部材
26 回動軸支柱
27 回動軸
28 軸支片
29 ベース部側支軸
3A 傾転フレーム体
3B 傾転フレーム体
31 載置部
311 長手棒部材
312 短手棒部材
313 補強棒部材
32 支持構造
321 支持棹
322 保護棹
323 第1の連結棒部材
324 第2の連結棒部材
325 回動軸受け棒部材
33 フック受部
34 貫通孔
35 傾転フレーム体側支軸
4 着脱フレーム体
41 第1の長手棒部材
42 第2の長手棒部材
43 連結棒部材
44 第1のフック
45 第2のフック
5 車輪
51 トッププレート
6 ガススプリング
7 ロック機構
71 ロックバー
711 先端部分
72 係止部
7B 第2のロック機構
73 支持部
731 第1のスリット
732 第2のスリット
733 貫通口
74 規制部
75 操作部
751 貫通口
8 回動式支持柱
81 回動軸
9 天井ユニット
91 設置姿勢における上側の面
10 フォーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20