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▶ 太田 裕友の特許一覧

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  • 特開-シンク用水切りヘラ 図1
  • 特開-シンク用水切りヘラ 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023057508
(43)【公開日】2023-04-21
(54)【発明の名称】シンク用水切りヘラ
(51)【国際特許分類】
   A47J 47/00 20060101AFI20230414BHJP
   A47J 43/28 20060101ALI20230414BHJP
【FI】
A47J47/00 Z
A47J43/28
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021180636
(22)【出願日】2021-10-11
(71)【出願人】
【識別番号】521482208
【氏名又は名称】太田 裕友
(72)【発明者】
【氏名】太田 裕友
(72)【発明者】
【氏名】梅田 勝之
【テーマコード(参考)】
4B053
4B066
【Fターム(参考)】
4B053AA03
4B053CA30
4B066FF11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】シンク内の水切りに適した、持ち易く収納スペースを最小限に抑えた水切りヘラを提供すること。
【解決手段】水切り部2を、アクリル板で構成された、持ち手1と固定部で挟み、ネジにより固定する。水切り部は、ネジを取り外すことにより交換可能であり、角の部分を切削して丸くすることによりシンクの四隅の水切りも容易となるよう構成されている。また、水切り部はビニル製で、水をはじきやすく、汚れが吸着しにくいよう、構成されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水切り部分をアクリル板で挟むことにより、収納スペースを抑えることが出来る薄さを提供する水切りヘラ。
【請求項2】
手持ち部分は請求項1の通りアクリル板であるため滑りにくく、かつ薄いため、持ち易く手が汚れにくい水切りヘラ。
【請求項3】
前記の水切り部は、固定部のネジを取り外すことにより交換可能な水切りヘラ。
【請求項4】
前記水切り部は、角の部分を切削して丸くすることにより、シンクの四隅も水切りが容易な水切りヘラ。
【請求項5】
前記水切り部分はビニル製であり、かつ請求項4に記載の通り、水切り部分の角が丸くなっていることから、水切りを行いたい場所に応じて湾曲しやすく、したがって蛇口根元の水切りが可能な水切りヘラ。
【請求項6】
請求項5に記載の通り、水切り部はビニル製であることから水をはじきやすく、かつ汚れが吸着しにくいため、水切りヘラ本体の掃除に手間がかかりにくい水切りヘラ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
易解体固定技術
【0002】
切削技術
【0003】
曲げ加工技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0001】
シンクは食事に必要な食器を洗う場所であり、この場所は清潔であることが求められる。したがって、水垢やカビの主な原因となるシンクの水分を取り除くことが課題となる。
【0002】
シンク自体の排水機能には限界があり、またタオル等で水分を取る場合は、汚れが吸着されてしまうことから洗濯を行うことが求められる。ここで、完全に水切りを行い、洗濯の手間を省く使い勝手の良い水切りヘラを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0003】
シンクの広い側面・底面だけではなく、シンクの四隅及び蛇口根元の水分を取る必要があると考える。したがって、水切り部の表面積を確保し、細かな部分に届きやすい構造とし、湾曲しやすい素材を選択する。
【0004】
上記項目3の水切りヘラの使い勝手をさらに向上させるために、発明全体を薄い構造とし、収納しやすさ追求した。さらに、持ち手にアクリルを採用することにより、持ち易さも兼ね備える水切りヘラとした。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、シンク内の水切りに適し、収納スペースをほとんど必要としない、使い勝手の良い水切りヘラを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明による水切りヘラの斜視図(裏)である。(単位は全てmmである。)
図2】本発明による水切りヘラの斜視図(表)である。(単位は全てmmである。)
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1もしくは図2は、本発明に係る水切りヘラの実施例を示す。水切り部はビニル製のテーブルクロスを用い、持ち手及び固定部はアクリルを用いる。さらに、これら三つの部分を、三つのネジ・ボルト・ワッシャを用いて等間隔で固定する。(M3×20の六角穴付き皿ボルトが望ましい。)
【0008】
アクリル製の持ち手を持ち、水切り部で水を切る。水分・汚れが着している場合は、ティッシュでふき取るのがよい。また、使用後は水切り部を下にして台所の壁に立てかけると収納スペースを取らずに置くことが可能である。
【符号の説明】
【0009】
1 持ち手
2 水切り部
3 固定部
図1
図2