特開2023-57534IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

剥離コーティング剤、剥離フィルムおよび剥離フィルムの製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】厚み方向におけるフィルムの一方面に塗布されて乾燥して剥離層が形成され、かかる剥離層が厚み方向におけるフィルムの他方面に接触したときに、剥離層の成分の一部がフィルムの他方面に移行することを抑制できる剥離コーティング剤、剥離フィルムおよび剥離フィルムの製造方法を提供すること。
【解決手段】剥離コーティング剤は、ヒドロキシル基含有アクリル樹脂と、メラミン樹脂と、片末端変性シリコーンオイルとを含有する。剥離フィルム1は、基材フィルム2と、剥離コーティング剤の塗膜30からなる剥離層3とを、厚み方向の一方側に向かって順に備える。
【選択図】 図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

工業製造上の理由から、剥離フィルムは、長尺であって、ロール体で巻き取られる。その際、剥離層は、基材フィルムの裏面に接触する。特許文献1では、剥離層の成分の一部(剥離フィルム用樹脂組成物の一部)が、基材フィルムの裏面に移行し、そのため、機能層を基材フィルムの裏面に均一に配置できないという不具合がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明(1)は、ヒドロキシル基含有アクリル樹脂と、メラミン樹脂と、片末端がヒドロキシル基で変性された片末端変性シリコーンオイルとを含有する、剥離コーティング剤を含む。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の剥離フィルムの製造方法において、本発明の剥離コーティング剤が、厚み方向におけるフィルムの一方面に塗布されて乾燥して剥離層が形成されて、本発明の剥離フィルムが製造され、かかる剥離層が厚み方向における基材フィルムの他方面に接触したときに、剥離層の成分の一部が基材フィルムの他方面に移行することを抑制できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本発明の剥離フィルムの一実施形態の断面図である。
【図2】 図2は、図1の剥離フィルムの他方面に機能層を塗布する態様である。
【図3】 図3Aから図3Cは、実施例の裏移り性試験を説明する図である。図3Aが、2枚の剥離フィルムを準備する態様である。図3Bが、積層体を作製する態様である。 図3Cが、一方の剥離フィルムを他方の剥離フィルムから引き剥がし、一方の剥離フィルムの他方面に機能層を配置する態様である。
【図4】 図4は、実施例1の塗膜の平面写真の画像処理図を示す。
【図5】 図5は、実施例12の塗膜の平面写真の画像処理図を示す。
【図6】 図6は、比較例1の塗膜の平面写真の電画像処理図を示す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 剥離フィルム 2 基材フィルム 3 剥離層 30 剥離コーティング剤の塗膜

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