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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023058838
(43)【公開日】2023-04-26
(54)【発明の名称】歩廊用プレート
(51)【国際特許分類】
   E04G 5/08 20060101AFI20230419BHJP
   E04D 13/12 20060101ALI20230419BHJP
   E04G 3/22 20060101ALI20230419BHJP
   E04G 7/34 20060101ALI20230419BHJP
【FI】
E04G5/08 B
E04D13/12
E04G3/22 A
E04G7/34 302B
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021168592
(22)【出願日】2021-10-14
(71)【出願人】
【識別番号】392018078
【氏名又は名称】日栄インテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100160314
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 公芳
(74)【代理人】
【識別番号】100087745
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 善廣
(74)【代理人】
【識別番号】100134038
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 薫央
(74)【代理人】
【識別番号】100150968
【弁理士】
【氏名又は名称】小松 悠有子
(72)【発明者】
【氏名】浦 孔介
(72)【発明者】
【氏名】米田 守
(57)【要約】
【課題】 折板屋根の折り筋と同方向にも直交する方向にも歩廊の敷き詰めを可能とする歩廊用プレートを提供する。
【解決手段】 本発明に係る歩廊用プレート1は、折板屋根4の山部2に、折板屋根4の折り筋5と同方向に延在する長尺状の取付金具6を介して設置され、歩廊7を形成するものであって、左右方向の一方の端部9に凸部10が形成されるとともに、他方の端部11に凸部10に嵌り合う凹部12が形成され、凸部10は、折板屋根4の一の山部2に固定された一の取付金具6に固着され、端部11は、折板屋根4の他の山部2に固定された他の取付金具6に固着され、前後方向の一方の辺縁部13及び他方の辺縁部14は、互いに平行である。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
折板屋根の山部に、前記折板屋根の折り筋と同方向に延在する長尺状の介在部材を介して設置され、歩廊を形成する歩廊用プレートであって、
左右方向の一方の端部に凸部が形成されるとともに、他方の端部に前記凸部に嵌り合う凹部が形成され、
前記凸部は、前記折板屋根の一の山部に固定された一の介在部材に固着され、
前記他方の端部は、前記折板屋根の他の山部に固定された他の介在部材に固着され、
前後方向の一方の辺縁部及び他方の辺縁部は、互いに平行であることを特徴とする歩廊用プレート。
【請求項2】
前記介在部材は、前記折板屋根の山部において上方に突出するハゼ部を挟持して前記折板屋根の山部に固定されることを特徴とする請求項1に記載の歩廊用プレート。
【請求項3】
前記介在部材には、溝部が形成され、
前記凸部には、挿通孔が形成され、
前記凸部は、前記挿通孔に挿通されるボルトが前記一の介在部材の溝部に差し込まれたナット付きプレートのナットに螺着されることにより、前記一の介在部材に固着されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩廊用プレート。
【請求項4】
前記他方の端部には、切欠が形成され、
前記他方の端部は、前記切欠に挿通されるボルトが前記他の介在部材の溝部に差し込まれたナット付きプレートのナットに螺着されることにより、前記他の介在部材に固着されることを特徴とする請求項3に記載の歩廊用プレート。
【請求項5】
前記一方の辺縁部又は前記他方の辺縁部には、前記凸部が前記一の介在部材に固着され、かつ、前記他方の端部が前記他の介在部材に固着された状態で、前記一の介在部材及び前記他の介在部材と干渉しないように下方に屈曲した屈曲片が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の歩廊用プレート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、折板屋根上で歩廊を形成する歩廊用プレートに関する。
【背景技術】
【0002】
折板屋根上のメンテナンスや施工用に設置される歩廊として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この歩廊は、屋根架構の梁上に折板を敷設して構築された折板屋根の上面に、折板の折り筋と同方向に設置されるものであって、折板屋根の隣接する少なくとも二山の間に跨る受け材が架け渡され、受け材の両端が折板屋根の構築に使用した屋根用連結ボルトを利用して固定されており、受け材の上に、歩廊材が、折板の折り筋と同方向に架設されており、歩廊材の上面を横断方向に押さえ付けた固定バンドの両端が、受け材とボルト接合により固定されている。これにより、折板屋根上でメンテナンスや施工を行う作業者は、折板屋根の凹凸形状を苦にすることなく歩くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009-7796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の歩廊では、歩廊材の上面を横断方向に押さえ付けた固定バンドの両端が、受け材とボルト接合により固定されるので、歩廊材を折り筋と直交する方向に隙間なく設置することが難しい。
【0005】
また、特許文献1には、屋根架構の梁上に折板を敷設して構築された折板屋根の上面に、折板の折り筋と直交する配置に設置された歩廊であって、折板屋根の折り筋と直交する配置で、折板屋根の各山頂上に歩廊材が載置されており、歩廊材の上面を横断方向に押さえ付けた固定バンドの両端が、折板屋根の構築に使用した屋根用連結ボルトを利用して固定されているものも開示されており、この歩廊によると、歩廊材を折り筋と直交する方向に延ばすことはできるものの、歩廊材の上面を横断方向に押さえ付けた固定バンドの両端が、折板屋根の構築に使用した屋根用連結ボルトを利用して固定されるので、歩廊材を折り筋と同方向に隙間なく設置することが難しい。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、折板屋根の折り筋と同方向にも直交する方向にも歩廊の敷き詰めを可能とする歩廊用プレートを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、折板屋根の山部に、前記折板屋根の折り筋と同方向に延在する長尺状の介在部材を介して設置され、歩廊を形成する歩廊用プレートであって、左右方向の一方の端部に凸部が形成されるとともに、他方の端部に前記凸部に嵌り合う凹部が形成され、前記凸部は、前記折板屋根の一の山部に固定された一の介在部材に固着され、前記他方の端部は、前記折板屋根の他の山部に固定された他の介在部材に固着され、前後方向の一方の辺縁部及び他方の辺縁部は、互いに平行であることを特徴とする。
【0008】
前記介在部材は、前記折板屋根の山部において上方に突出するハゼ部を挟持して前記折板屋根の山部に固定されてもよい。
【0009】
また、前記介在部材には、溝部が形成され、前記凸部には、挿通孔が形成され、前記凸部は、前記挿通孔に挿通されるボルトが前記一の介在部材の溝部に差し込まれたナット付きプレートのナットに螺着されることにより、前記一の介在部材に固着されてもよい。このとき、前記他方の端部には、切欠が形成され、前記他方の端部は、前記切欠に挿通されるボルトが前記他の介在部材の溝部に差し込まれたナット付きプレートのナットに螺着されることにより、前記他の介在部材に固着されてもよい。
【0010】
さらに、前記一方の辺縁部又は前記他方の辺縁部には、前記凸部が前記一の介在部材に固着され、かつ、前記他方の端部が前記他の介在部材に固着された状態で、前記一の介在部材及び前記他の介在部材と干渉しないように下方に屈曲した屈曲片が形成されてもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る歩廊用プレートによれば、折板屋根の折り筋と同方向にも直交する方向にも歩廊の敷き詰めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】発明を実施するための形態に係る歩廊用プレートが形成する歩廊を示す説明図である。
図2】(a)は、図1の歩廊用プレートを示す斜視図、(b)は、その歩廊用プレートを示す側面図である。
図3】(a)は、図1の取付金具を示す斜視図、(b)は、その取付金具を示す正面図である。
図4】(a)は、図3の取付金具の溝部に差し込まれるナット付きプレートを示す斜視図、(b)は、そのナット付きプレートを示す側面図である。
図5図2の歩廊用プレートの図3の取付金具への取付方法を示す説明図である。
図6図2の歩廊用プレートの図3の取付金具への取付けが完了した状態を示す説明図である。
図7】歩廊に手すりが設けられた例を示す説明図である。
図8】発明を実施するための形態に係る他の歩廊用プレートを示し、(a)は、凸部及び凹部の前後方向の幅を狭くした例を示す平面図、(b)は、凸部及び凹部の縁部を曲線状にした例を示す平面図、(c)は、凸部及び凹部の縁部を楔状にした例を示す平面図、(d)は、辺縁部を折板屋根の折り筋に対して斜めになるようにした例を示す平面図、(e)は、凸部及び凹部を後方の辺縁部に寄せた例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0014】
図1に示すように、本実施の形態に係る歩廊用プレート1は、山部2及び谷部3を有する折板屋根4の山部2に、折板屋根4の折り筋5と同方向に延在する長尺状の取付金具6を介して設置され、歩廊7を形成する。取付金具6は、山部2において上方に突出するハゼ部8を挟持して、山部2に固定される。
【0015】
歩廊用プレート1は、図2に示すように、長方形の左右方向(図2(b)の紙面垂直方向)の一方の端部9に凸部10が形成されるとともに、他方の端部11に凸部10に嵌り合う略凹凸反転形状の凹部12が形成されたステンレス製の板体であり、その前後方向(図2(b)の左右方向)の一方(前方)の辺縁部13及び他方(後方)の辺縁部14は、それぞれ直線状で互いに平行である。
【0016】
歩廊用プレート1には、作業者の歩行時の滑り止めに供する滑止部15と、雨水等の排水に供する水抜孔16が形成されている。また、凸部10には、挿通孔17が形成され、端部11には、切欠18が形成され、辺縁部13及び辺縁部14には、歩廊用プレート1の取付金具6への取付時に取付金具4と干渉しないように下方に屈曲した屈曲片19及び屈曲片20がそれぞれ形成されている。
【0017】
取付金具6は、図3に示すように、アルミニウム製で長尺状の分割金具21及び分割金具22と、分割金具21及び分割金具22にそれぞれ形成された図示を略す挿通孔を挿通するボルト23と、ボルト23に螺合するナット24とを備える。分割金具21の下部には、挟持部25が形成され、分割金具22の下部には、挟持部26が形成され、挟持部25及び挟持部26がハゼ部8を挟持した状態で、分割金具21及び分割金具22がボルト23及びナット24により締結されることによって、折板屋根2の折り筋5と同方向に沿うように取付金具6が山部2に固定される。
【0018】
取付金具6の上部には、分割金具21及び分割金具22に挟まれて、上部及び下部が幅狭で中間部が幅広の溝部27が形成されている。溝部27には、図4に示すナット付きプレート28が差し込まれる。ナット付きプレート28は、挿通孔29が形成されたプレート本体30に対し、挿通孔29に合わせてナット31が溶接されてなり、プレート本体30は溝部27の幅広の中間部に差し込まれ、このときナット31は溝部27の幅狭の下部に位置する。
【0019】
図5に示すように、歩廊用プレート1の凸部10は、折板屋根4の一の山部2に固定された一の取付金具6(図5及び図6において左側の取付金具6)の分割金具21及び分割金具22の上面32,33に載置され、ワッシャー34を介して挿通孔17を挿通するボルト35が、取付金具6の溝部27に差し込まれたナット付きプレート28の挿通孔29を挿通してナット31に螺着されることにより、一の取付金具6に固着される。
【0020】
また、その歩廊用プレート1の端部11は、折板屋根4の上記一の山部2に隣接する他の山部2に固定された他の取付金具6(図5及び図6において右側の取付金具6)の分割金具21及び分割金具22の上面32,33に載置され、ワッシャー36を介して切欠18を挿通するボルト37が、取付金具6の溝部27に差し込まれたナット付きプレート28の挿通孔29を挿通してナット31に螺着されることにより、他の取付金具6に固着される。
【0021】
これにより、図6に示すように、歩廊用プレート1は一の取付金具6と他の取付金具6に架け渡されるように設置され、この状態で、屈曲片19及び屈曲片20は、いずれの取付金具6とも干渉しない。
【0022】
歩廊7を折板屋根4の折り筋5と同方向に敷き詰めるために、歩廊用プレート1をその方向に並べて設置する場合には、一対の取付金具6(一の取付金具6及び他の取付金具6)に固着済みの歩廊用プレート1の前方に位置するように、次の歩廊用プレート1をその一対の取付金具6に固着させればよい。このとき、次の歩廊用プレート1の辺縁部14は、固着済みの歩廊用プレート1の辺縁部13と平行でそれに接し(又は、近接し)、二つの歩廊用プレート1は隙間なく(完全に隙間のない状態で、又は、微小な間隔をもって)並設される。次の歩廊用プレート1は、その辺縁部13が固着済みの歩廊用プレート1の辺縁部14と接する(又は、近接する)ように、固着済みの歩廊用プレート1の後方に配置してもよい。
【0023】
歩廊7を折板屋根4の折り筋5と直交する方向に敷き詰めるために、歩廊用プレート1をその方向に並べて設置する場合には、一の取付金具6及び他の取付金具6に固着済みの歩廊用プレート1の左方に位置するように、次の歩廊用プレート1をその一の取付金具6及びその一の取付金具6の左側に隣接する取付金具6に固着させればよい。このとき、次の歩廊用プレート1の凹部12は、固着済みの歩廊用プレート1の凸部10に嵌り合って接し(又は、近接し)、二つの歩廊用プレート1は隙間なく(完全に隙間のない状態で、又は、微小な間隔をもって)並設される。次の歩廊用プレート1は、その凸部10が固着済みの歩廊用プレート1の凹部12と接する(又は、近接する)ように、固着済みの歩廊用プレート1の右方に配置してもよい。
【0024】
本実施の形態に係る歩廊用プレート1は、折板屋根4の山部2に、折板屋根4の折り筋5と同方向に延在する長尺状の取付金具6を介して設置され、歩廊7を形成するものであって、左右方向の一方の端部9に凸部10が形成されるとともに、他方の端部11に凸部10に嵌り合う凹部12が形成され、凸部10は、折板屋根4の一の山部2に固定された一の取付金具6に固着され、端部11は、折板屋根4の他の山部2に固定された他の取付金具6に固着され、前後方向の一方の辺縁部13及び他方の辺縁部14は、互いに平行であるので、折板屋根4の折り筋5と同方向に並設される場合には、辺縁部13又は辺縁部14が隣接する歩廊用プレート1の辺縁部14又は辺縁部13と接して(又は、近接して)歩廊用プレート1同士が隙間なく並び、折板屋根4の折り筋5と直交する方向に並設される場合には、凸部10又は凹部12が隣接する歩廊用プレート1の凹部12又は凸部10と接して(又は、近接して)歩廊用プレート1同士が隙間なく並ぶ。したがって、歩廊用プレート1によれば、折板屋根4の折り筋5と同方向にも直交する方向にも歩廊7の敷き詰めが可能となる。
【0025】
ここでは、取付金具6は、折板屋根4の山部2において上方に突出するハゼ部8を挟持して折板屋根4の山部2に固定されるものであり、折板屋根上に機器等を設置するための公知の取付金具を取付金具6として用いることもできる。
【0026】
また、取付金具6には、溝部27が形成され、歩廊用プレート1の凸部10には、挿通孔17が形成され、凸部10は、挿通孔17に挿通されるボルト35が溝部27に差し込まれたナット付きプレート28のナット31に螺着されることにより、取付金具6に固着されるので、凸部10の取付金具6への固着が容易である。
【0027】
同様に、歩廊用プレート1の端部11には、切欠18が形成され、端部11は、切欠18に挿通されるボルト37が取付金具6の溝部27に差し込まれたナット付きプレート28のナット31に螺着されることにより、取付金具6に固着されるので、端部11の取付金具6への固着が容易である。本実施の形態では、切欠18は左右方向に延びているので、歩廊用プレート1の取付金具6に対する左右方向(切欠18の延在方向)の取付位置も調整可能である。
【0028】
さらに、歩廊用プレート1の辺縁部13及び辺縁部14には、凸部10が一の取付金具6に固着され、かつ、端部11が前記他の取付金具6に固着された状態で、一の取付金具6及び他の取付金具6と干渉しないように下方に屈曲した屈曲片19及び屈曲片20がそれぞれ形成されているので、歩廊用プレート1は屈曲片19及び屈曲片20により補強され、板厚を薄くすることができる。
【0029】
以上、本発明を実施するための形態について例示したが、本発明の実施形態は上述したものに限られず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更等してもよい。
【0030】
例えば、上記実施の形態では、辺縁部13及び辺縁部14は直線状に平行であるが、曲線状等に並行であってもよく、辺縁部13及び辺縁部14の双方に屈曲片19及び屈曲片20が形成されず、いずれか一方に形成されても、双方に形成されなくてもよい。
【0031】
また、取付金具6に対する固着用のボルトを挿通するために、凸部10に挿通孔17ではなく切欠等を形成しても、凸部10の代わりに端部9に挿通孔や切欠等を形成しても、端部11に切欠18ではなく挿通孔等を形成してもよく、図7に示すように、歩廊用プレート1とともに手すり38が設けられてもよい。
【0032】
さらに、歩廊用プレート1の凸部10及び凹部12並びに辺縁部13及び辺縁部14についても、様々な形状に変更してよく、例えば、図8に示すように、凸部10及び凹部12の前後方向の幅を狭くしても(図8(a))、凸部10及び凹部12の縁部を曲線状にしても(図8(b))、凸部10及び凹部12の縁部を楔状にしても(図8(c))、辺縁部13,14を折板屋根4の折り筋5に対して斜めになるようにしても(図8(d))、凸部10及び凹部12を後方の辺縁部14に寄せてもかまわない(図8(e))。
【符号の説明】
【0033】
1 歩廊用プレート
2 山部
4 折板屋根
5 折り筋
6 取付金具(介在部材)
7 歩廊
8 ハゼ部
9 端部
10 凸部
11 端部
12 凹部
13 辺縁部
14 辺縁部
17 挿通孔
18 切欠
19 屈曲片
20 屈曲片
27 溝部
28 ナット付きプレート
31 ナット
35 ボルト
37 ボルト
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8