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特開2023-59195出力ファンと圧縮ファンを同一にできるノズル噴出圧回転力増加装置
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  • 特開-出力ファンと圧縮ファンを同一にできるノズル噴出圧回転力増加装置 図1
  • 特開-出力ファンと圧縮ファンを同一にできるノズル噴出圧回転力増加装置 図2
  • 特開-出力ファンと圧縮ファンを同一にできるノズル噴出圧回転力増加装置 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023059195
(43)【公開日】2023-04-26
(54)【発明の名称】出力ファンと圧縮ファンを同一にできるノズル噴出圧回転力増加装置
(51)【国際特許分類】
   F04D 29/46 20060101AFI20230419BHJP
   F04D 29/28 20060101ALI20230419BHJP
【FI】
F04D29/46 E
F04D29/28 E
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021182870
(22)【出願日】2021-10-14
(71)【出願人】
【識別番号】599020232
【氏名又は名称】近藤 猛
(72)【発明者】
【氏名】近藤 猛
【テーマコード(参考)】
3H130
【Fターム(参考)】
3H130AA12
3H130AB26
3H130AB27
3H130AB44
3H130AC30
3H130BA72A
3H130CA05
3H130EA08A
3H130EA08C
3H130EB05C
(57)【要約】      (修正有)
【課題】回転力増加装置の出力ファンと圧縮ファンを同一にする。
【解決手段】ブロアファンを、ドーナツ状側面板を5ミリから50ミリの間隔で1個以上設け、ファン形状を断面がイチョウ形状でドーナツ状側面板の外周と同じ外径の直板状とし、回転軸とドーナツ状側面板は3個以上の直板で連結させたものとする。また、スクロールの排出口を、下部パネルから、遠心直板ファンの一つの先端を最下部とした時に隣接する2番目のファンの先端位置までとし、更に、排出口に臨む遠心直板ファンの幅と同じぐらいの長さだけ下部パネルと1ミリ以内の隙間で対向する中間部形状と有し、スクロール風圧が再度、ファンに当たる手前に、遠心直板ファンの先端の1番目と3番目の幅を有した三日月型パネルを、最大で排出口面積、最低でランナーのファン部にノズル噴出できる風口面積までスライド移動できる構造とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブロアファンのランナー側面板をドーナツ状円板で覆っての、ドーナツ状側面板1として、その間隔は5ミリから50ミリとし、その個数は1個以上とさせ、それに挟まれるファン形状は、先端部断面形状が小さいイチョウ形状を有す遠心直板ファン2にさせて、遠心直板ファン2の先端の1番目と3番目の間隔部分が、ドーナツ状側面板1外周から1ミリ以内でランナーが接触しないで回転できる円弧面を中間部8に有した下部パネル7とした排出口6外周手前形状とさせ、また、内側形状を中間部8形状と同様にさせた、三日月型パネル9を、スクロール風圧が再度、ランナーのファンに当たる手前に可動配置させ、中間部8手前位置の下部パネル7と三日月型パネル9間でのランナーのファンに噴出当て出来るノズル10を有した、出力ファンと圧縮ファンを同一にできるノズル噴出圧回転力増加装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、出力ファンと圧縮ファンを同一にできるノズル噴出圧回転力増加装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の回転力増加装置は、出力ファンと圧縮ファンは、別の物であった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そこで、この発明は、回転力増加装置の出力ファンと圧縮ファンを同一にさせる事を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決するために、この発明はブロアファンのランナー側面板をドーナツ状円板で覆っての、ドーナツ状側面板1として、その間隔は5ミリから50ミリとし、その個数は1個以上とさせ、そして、ブロアファンのランナーのファン形状を遠心方向の直板状にしての遠心直板ファン2を構成させ、その遠心直板ファン2の遠心直板ファン先端部3断面形状は小さいイチョウ形状で、その最先端円弧は、ランナーのドーナツ状側面板1の外周と一致させた円弧形状としたランナーのファンにさせた後、回転軸4とドーナツ状側面板1の連結材形状は、回転軸4に平行方向で、遠心方向の直板を当分角度で、3個板以上の連結直板5で連結させたブロアファンのランナー部分を構成させ、また、スクロールの排出口6位置を下部パネルからの直角線が、回転軸4の遠心線と同一に成った方向で、回転軸4方向に上げて行き、遠心直板ファン2の先端の1番目と3番目が接触する位置まで上げ、遠心直板ファン2と接触した部分から排出口6までの下部パネルと同じぐらいの下部パネルを逆延長方向に伸ばした下部パネル7に成形したスクロール形状とさせ、更に、その下部パネル7の中間部8形状は、ドーナツ状側面板1外周から1ミリ以内でランナーが接触しないで回転できる円弧面を有した下部パネル7としてのスクロール形状とし、スクロール風圧が再度、ランナーのファンに当たる手前に、遠心直板ファン2の先端の1番目と3番目の幅を有した、三日月型パネル9で、その内側の形状が、下部パネル7の中間部8形状と同様にさせた、三日月型パネル9とさせ、その三日月型パネル9は、ランナーが接触しないで回転できる位置を1ミリ以内維持しての風口面積最大で排出口6面積に成る位置まで、スライド移動できる構造とさせ、また、最低風口面積は、このランナーのファン部にノズル10噴出できる最低風口面積とさせた構造とさせる。
【発明の効果】
【0005】
この発明のランナー形状を、ドーナツ状側面板1と遠心直板ファン2で遠心直板ファン先端部3断面形状は小さいイチョウ形状にさせ、スクロールに発生する遠心風圧をドーナツ状側面板1外周から1ミリ以内でランナーが接触しないで回転できる円弧面を有した下部パネル7としたスクロール排気前形状として、再度ランナーのファンに当てる事ができる事で出力ファンと圧縮ファンを同一にできる事が可能になる。
【0006】
この発明の三日月型パネル9のスライド移動による風口面積の可変が可能に成り、ノズル噴出圧回転力増加になる風口面積調整を可能にする事ができる事で、回転力増加をさせる事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】三日月型パネル9が風口.面積最大位置時の断面図
図2】遠心直板ファン2・回転軸4・連結直板5の先端部だけ描いた二連ランナー時の斜視図
図3】三日月型パネル9が風口面積最低位置時の排出口6までの一部分拡大断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
この発明のランナー形状を、ドーナツ状側面板1と遠心直板ファン2で遠心直板ファン先端部3断面形状は小さいイチョウ形状にさせ、スクロールに発生する遠心風圧をドーナツ状側面板1外周から1ミリ以内でランナーが接触しないで回転できる円弧面を有した下部パネル7としたスクロール排気前形状として、再度ランナーのファンに当てる事ができる事で、出力ファンと圧縮ファンを同一にさせる事が実施できながら、スクロール風圧が再度、ランナーのファンに当たる手前に、遠心直板ファン2の先端の1番目と3番目の幅を有した、三日月型パネル9で、その内側の形状が、下部パネル7の中間部8形状と同様にさせた、三日月型パネル9とさせ、その三日月型パネル9は、ランナーが接触しないで回転できる位置を1ミリ以内維持しての風口面積最大で排出口6面積に成る位置まで、スライド移動できる構造とさせ、また、最低風口面積は、このランナーのファン部にノズル10噴出できる最低風口面積とさせた構造とさせる事で、ランナー回転力増加のためのスクロール風圧適正再度風口面積可変ができ、ランナーに回転力増加させる事が実施できる。
【符号の説明】
【0010】
1…ドーナツ状側面板、2…遠心直板ファン、3…遠心直板ファン先端部、4…回転軸、5…連結直板、6…排出口、7…下部パネル、8…中間部、9…三日月型パネル、10…ノズル
図1
図2
図3