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  • 特開-ベルト取付具及び墜落制止用ハーネス 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023059320
(43)【公開日】2023-04-27
(54)【発明の名称】ベルト取付具及び墜落制止用ハーネス
(51)【国際特許分類】
   A62B 35/00 20060101AFI20230420BHJP
【FI】
A62B35/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021169241
(22)【出願日】2021-10-15
(71)【出願人】
【識別番号】000223687
【氏名又は名称】藤井電工株式会社
(72)【発明者】
【氏名】上月 章智
【テーマコード(参考)】
2E184
【Fターム(参考)】
2E184JA03
2E184KA04
2E184KA06
2E184LA24
(57)【要約】      (修正有)
【課題】シンプルかつコンパクトな構造で、ベルトを束ねる役割とベルトの滑りを抑制する役割の双方の機能を備えた、ベルト取付具及び墜落制止用ハーネスを提供する。
【解決手段】ベルト通し部12とベルト固定部14とを有し、前記ベルト通し部は扁平筒状に形成され、重ね合わせたベルトが挿通可能な程度の幅及び高さを有する挿通孔16を備え、前記ベルト固定部は外形が略長方形状であり、その内部に設けられ、重ね合わせたベルトが挿通可能な程度の幅及び長さを有する挿通溝18と、前記ベルト通し部と前記挿通溝との間に位置し、前記ベルト通し部の裏面側から前記挿通孔に挿通するベルトの長手方向へと延出して形成された延出部20と、前記挿通溝の前記延出部とは反対側に位置する端部辺22とを備え、前記端部辺には所定長さ開放した開口部24と、互いに対向する方向へと突出するように形成された一対のベルト固定爪26とが設けられている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベルト通し部とベルト固定部とを有するベルト取付具であって、
前記ベルト通し部は扁平筒状に形成され、重ね合わせたベルトが挿通可能な程度の幅及び高さを有する挿通孔を備え、
前記ベルト固定部は外形が略長方形状であり、
その内部に設けられ、重ね合わせたベルトが挿通可能な程度の幅及び長さを有する挿通溝と、
前記ベルト通し部と前記挿通溝との間に位置し、前記ベルト通し部の裏面側から前記挿通孔に挿通するベルトの長手方向へと延出して形成された延出部と、
前記挿通溝の前記延出部とは反対側に位置する端部辺とを備え、
前記端部辺には所定長さ開放した開口部と、互いに対向する方向へと突出するように形成された一対のベルト固定爪とが設けられている
ことを特徴とするベルト取付具。
【請求項2】
前記ベルト通し部の表面側の前記挿通孔内壁面に孔内部方向に向かって膨出した膨出部が設けられた
請求項1に記載のベルト取付具。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のベルト取付具を備えた墜落制止用ハーネス。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルト取付具及び墜落制止用ハーネスに関する。
【背景技術】
【0002】
高所での作業現場では、作業者が万一落下したときにその墜落を阻止するため、作業者には墜落制止用器具を装着して作業を行うことが義務付けられている。このうちハーネス型墜落制止用器具は主としてハーネスとランヤードとから構成されている。作業者はランヤードの一端に具備されたフック等を親綱や堅固な構造物等に掛止し、他端を自分の身体に装着したハーネスと接続することにより万一足を踏み外した場合等の墜落を防止している。
【0003】
ハーネスを装着する際には、緩みなく確実に装着しないと墜落制止時にベルトがずり上がり特定のベルトに荷重がかかり過ぎるため、安全な姿勢が保てなくなるおそれがある。そのため、肩、腿など各部のベルトの長さを各人の体型にフィットするようにきちんと調節することが大切である。
【0004】
長さ調節を行うとベルトには余長部分が生じる。余長部分のベルトを束ねずにそのままにしておくと、この余長部分のベルトが作業中に構造物等に引っかかったり、部材間に挟まったりするおそれがある。作業位置を移動するときに、この余長部分のベルトによる引っかかりや挟まりなどで移動が阻害されると、急に後側へと引かれることになって、バランスを崩して高所足場を踏み外すようなことも考えられる。そのため、余長部分はベルト通しにより重合するベルトに束ねられている(例えば、特許文献1(段落0019、図1)参照)。
【0005】
また、長さ調節したベルトは、装着者の動作等でベルトの調節位置が緩む方向に移動することがある。この滑り止め対策として長さ調節箇所の近傍にはベルト固定具が取付けられている(例えば、特許文献2の図1参照)。このベルト固定具は板状部材により形成されており、その外形が略長方形状である。その内部に横長で互いに平行な2本の挿通孔が設けられ、2本の挿通孔間に位置する中央辺と、2本の挿通孔の互いに外側に位置する端部辺とを有し、この端部辺に所定長さ開放した開口部が設けられている構造である。
このベルト固定具では、一方の開口部より重合したベルトを通して一方の挿通孔に挿通させ、重合したベルトを中央辺の上方を通し、他方の開口部より重合したベルトを通して他方の挿通孔に挿通させる。一方の端部辺と中央辺、中央辺と他方の端部辺により重合したベルトを上下から挟み込むことで長さ調節したベルトの滑りを抑制するものである。
このようにベルト長さ調節箇所においては、ベルトを束ねるベルト通し(遊帯)と、ベルトの滑りを抑制するベルト固定具のそれぞれが取付けられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2020-28435号公報
【特許文献2】特開2018-140286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ハーネスは身体の複数の部位にベルトを装着する構造であることから、ベルト長さを調節する箇所は複数にわたる。そのため、ベルト通し(遊帯)とベルト固定具の双方の部品を調節箇所ごとに取り付けると部品点数が多くなり、また、ハーネス組立時の作業工程が増えることからコストアップにつながっていた。
また、作業者がハーネスを装着する際に、体型に合わせてベルト長さの調節をする操作を複数箇所行う必要があることから、作業前に行うハーネスの装着に時間がかかっていた。
本発明の目的は、シンプルかつコンパクトな構造で、ベルトを束ねる役割とベルトの滑りを抑制する役割の双方の機能を備えた、ベルト取付具及び墜落制止用ハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のベルト取付具は、ベルト通し部とベルト固定部とを有するベルト取付具であって、前記ベルト通し部は扁平筒状に形成され、重ね合わせたベルトが挿通可能な程度の幅及び高さを有する挿通孔を備え、前記ベルト固定部は外形が略長方形状であり、その内部に設けられ、重ね合わせたベルトが挿通可能な程度の幅及び長さを有する挿通溝と、前記ベルト通し部と前記挿通溝との間に位置し、前記ベルト通し部の裏面側から前記挿通孔に挿通するベルトの長手方向へと延出して形成された延出部と、前記挿通溝の前記延出部とは反対側に位置する端部辺とを備え、前記端部辺には所定長さ開放した開口部と、互いに対向する方向へと突出するように形成された一対のベルト固定爪とが設けられていることを特徴とする。
【0009】
また本発明のベルト取付具では、前記ベルト通し部の表面側の前記挿通孔内壁面に孔内部方向に向かって膨出した膨出部が設けられたことが好ましい。
本発明の墜落制止用ハーネスは、上記ベルト取付具を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るベルト取付具では、ベルト通し部とベルト固定部とを有しており、ベルト通し部は重ね合わせたベルトが挿通可能な程度の挿通孔を備え、ベルト固定部は挿通溝と延出部と端部辺とを備え、この端部辺には開口部と一対のベルト固定爪が設けられている。上記構造により、シンプルかつコンパクトな構造で、ベルトを束ねる役割とベルトの滑りを抑制する役割の双方の機能を備えたベルト取付具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本実施形態のベルト取付具の斜視図である。
図2図1の正面図である。
図3図1の背面図である。
図4図1の平面図である。
図5図1の底面図である。
図6図1の右側面図である。
図7】本実施形態のベルト取付具を備えた墜落制止用ハーネスを示す図である。
図8】(A)はベルトをベルト固定部に固定していないフリー状態を示す図であり、(B)はそのA-A線断面図である。
図9】(A)はベルトをベルト固定部に固定したロック状態を示す図であり、(B)はそのB-B線断面図である。
図10】挿通溝にベルトを1枚だけ挿通した状態を示す断面図である。
図11】本実施形態のベルト取付具の変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しつつ本発明に係る実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態のベルト取付具の斜視図であり、図2はその正面図、図3はその背面図、図4はその平面図、図5はその底面図、図6はその右側面図である。
ベルト取付具10を構成する材質は、樹脂材料を用いても、鉄鋼、アルミニウム合金等の金属材料や、ゴム材料を用いてもよい。このうち、コストの観点からポリエチレン樹脂やポリアミド樹脂を用いることが好ましい。
図1図6に示すように、本実施形態のベルト取付具10は、ベルト通し部12と、ベルト固定部14とを備えている。ベルト通し部12は扁平筒状に形成されており、挿通孔16を備えている。この挿通孔16は重ね合わせたベルトが挿通可能な程度の幅及び高さを有している。
【0013】
ベルト固定部14は外形が略長方形状であり、挿通溝18と、延出部20と、端部辺22とを備えている。
挿通溝18は重ね合わせたベルトが挿通可能な程度の幅及び長さを有している。この挿通溝18はベルト通し部12の挿通孔16と幅方向が互いに平行となる位置に設けられている。
延出部20はベルト通し部12と挿通溝18との間に位置しており、ベルト通し部12の裏面側から挿通孔16に挿通するベルトの長手方向へと延出して形成されている。
端部辺22は挿通溝18の延出部20とは反対側に位置する辺である。この端部辺22には所定長さ開放した開口部24と、一対のベルト固定爪26とが設けられている。端部辺22はその中央部分が開口部24として開放されており、残った部分が一対のベルト固定爪26を形成している。
【0014】
延出部20は、開口部24にベルトを通しやすい程度にその長さが設定されている。延出部20は8~10mmの長さが好ましい。延出部20の長さが上記範囲未満であると、ベルト固定部14の長さが短くなり、重ね合わせたベルトを折り曲げて通すための長さが確保しにくく、結果としてベルトを開口部24に通しにくくなるため、作業者がベルトの滑り止め固定の操作に手間取ってハーネスの装着に時間がかかってしまうおそれがある。一方、上記範囲を超えると、挿通孔16から挿通溝18までの間に位置するベルトが撓んで緩んだ状態が作られやすくなることによりベルトが滑りやすくなるおそれがある。また、ベルト固定部14の長さが長くなってベルト取付具10が大型化してしまい重量アップやコストアップにつながる。
【0015】
重ね合わせたベルトを挿通溝18に挿通させて、ベルトをベルト固定部14に固定したロック状態では、重ね合わせたベルトが挿通溝18から抜けないようにベルト固定爪26によって押さえられることになる。端部辺22の開口部24と一対のベルト固定爪26は、ベルトが挿通溝18から抜けない程度にその長さが設定されている。開口部24の長さは、ベルトの幅の1/2~2/3の長さに設定しておくことが好ましい。開口部24の長さが上記範囲未満では、ベルト固定爪26で挿通したベルトをしっかりと押さえることはできるが、ベルトを通す幅が狭すぎて開口部24にベルトを挿入し難くなる。一方、開口部24の長さが上記範囲を超えると、ベルト固定爪26によってベルトを押さえるための長さが不足してしまい、重ね合わせたベルトが挿通溝18から外れやすくなる。
【0016】
図7は本実施形態のベルト取付具を備えた墜落制止用ハーネスを示す図である。
図7に示すように、ベルト取付具10は、墜落制止用ハーネス30のベルト長さ調節箇所にそれぞれ取付けられる。この図7に示す墜落制止用ハーネス30では、ベルト取付具10が脇ベルト32の調節部位と腿ベルト34の調節部位にそれぞれ取り付けられている。
以下、脇ベルト32の調節部位に本実施形態のベルト取付具10を取り付けた場合を例としてベルト取付具10の使用方法を説明する。
【0017】
図8(A)はベルトをベルト固定部に固定していないフリー状態を示す図であり、図8(B)はそのA-A線断面図である。
図8(A)及び図8(B)では、重ね合わせたベルト36をベルト固定部14には固定していないフリー状態であり、脇ベルト32と、ベルト長さ調節で余長が生じたベルト38とを束ねるベルト通しの役割として使用されている。ベルト通し部12の挿通孔16に脇ベルト32と長さ調節して生じた余長部分のベルト38が重ね合わされて通されている。これにより重ね合わせたベルト36がベルト通し部12で束ねられるため、余長部分のベルト38が遊ぶことがない。なお、図8(A)及び図8(B)に示す状態ではベルト36はベルト取付具10によって滑り止め固定されていないため、ベルト取付具10はベルト36の長手方向にスライド可能であり、脇ベルト32の長さ調節も可能である。
【0018】
図9(A)はベルトをベルト固定部に固定したロック状態を示す図であり、図9(B)はそのB-B線断面図である。
図9(A)及び図9(B)では、重ね合わせたベルト36をベルト固定部14に固定したロック状態であり、長さ調節したベルトの滑りを抑制するベルト固定具の役割として使用されている。重ね合わせたベルト36を端部辺22に形成された開口部24から挿入し、続いてこの重ね合わせたベルト36を挿通溝18に挿通させている。挿通溝18に重ね合わせたベルト36を挿通させるには、重ね合わせたベルト36を幅方向に折り曲げて中央付近に寄ったベルト幅方向端部から開口部24へと挿入したあと、重ね合わせたベルト36を元の平らな状態に戻すことで行えばよい。挿通溝18に挿通されたベルト36は、ベルト固定爪26の裏面側を通過する。このベルト36は挿通溝18において延出部20とベルト固定爪26とで挟持された状態となり、ベルト36がベルト固定部14に滑り止め固定される。
なお、挿通溝18の端部辺22とは反対側では、ベルト通し部12により重ね合わせたベルト36が挿通孔16に通されているが、挿通孔16とベルト36との間には摩擦力が生じていることから、このベルト通し部12によるベルト束ねも滑り止め固定に一定割合で寄与している。
【0019】
図10は挿通溝にベルトを1枚だけ挿通した状態を示す断面図である。
挿通溝18は重ね合わせたベルト36分の厚みが通ることが可能な長さに設定しているため、挿通溝18にベルトを1枚だけ通している場合は、挿通溝18に隙間が生じた状態であるため滑り止め固定は十分とはいえない。しかし、脇ベルト32は挿通溝18に通しているので、ベルト取付具10は脇ベルト32の所定の位置に位置決めされている状態である。この図10に示す状態では、挿通溝18に通していない余長部分のベルト38を長手方向にスライドして、長さ調節をすることが可能である。
【0020】
<本実施形態の作用効果>
このような本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態のベルト取付具10は、ベルト通し部12とベルト固定部14とを有している。また、ベルト通し部12は重ね合わせたベルト36が挿通可能な程度の挿通孔16を備え、ベルト固定部14は挿通溝18と延出部20と端部辺22とを備え、この端部辺22には開口部24と一対のベルト固定爪26が設けられている。上記構造により、シンプルかつコンパクトな構造で、ベルトを束ねる役割とベルトの滑りを抑制する役割の双方の機能を備えたベルト取付具を提供できる。このように、ベルトを束ねる役割とベルトの滑りを抑制する役割を1つの部材に付加させているので、このベルト取付具10を使用することで、部品点数を減らすことができ、またハーネス組立時の作業工程も減らせることから、組み立ての負担が軽減するので、コストダウンにもつながる。
また、本実施形態のベルト取付具10では、ベルト固定部14の挿通溝18にベルト36を挿通するだけで滑り止め固定されるので、上下に位置する端部辺と中央辺とでベルトを上下からそれぞれ挟み込んで押さえる従来のベルト固定具に比べて操作性に優れており、作業者のハーネス装着時の時間短縮につながる。
【0021】
<変形例>
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は本発明に含まれるものとする。
上記実施形態では、ベルト固定部14でベルト36を滑り止め固定することによってベルトの滑りを抑制する構成としたが、これに限定されない。例えば、ベルト通し部12側にもベルトの滑りを抑える機能を設けた構成としてもよい。具体的には、図11に示すように、ベルト通し部12の表面側の挿通孔16内壁面に孔内部方向に向かって膨出した膨出部40を設ける。
上記のような構成とすることで、ベルト固定部14では延出部20と一対のベルト固定爪26によってベルト36が挟持され、ベルト通し部12側では膨出部40によって挿通孔16の高さが狭くなり、その分ベルト36がスライドし難くなるため、結果としてより強固にベルト36の滑りを抑制することができる。
【産業上の利用可能性】
【0022】
以上説明されたベルト取付具は、ベルト長さ調節が必要な部位に適宜適用できる。
【符号の説明】
【0023】
10 ベルト取付具
12 ベルト通し部
14 ベルト固定部
16 挿通孔
18 挿通溝
20 延出部
22 端部辺
24 開口部
26 ベルト固定爪

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11