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特開2023-59781送迎バスに於ける乗車、下車人数確認装置
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  • 特開-送迎バスに於ける乗車、下車人数確認装置 図1
  • 特開-送迎バスに於ける乗車、下車人数確認装置 図2
  • 特開-送迎バスに於ける乗車、下車人数確認装置 図3
  • 特開-送迎バスに於ける乗車、下車人数確認装置 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023059781
(43)【公開日】2023-04-27
(54)【発明の名称】送迎バスに於ける乗車、下車人数確認装置
(51)【国際特許分類】
   B60K 28/06 20060101AFI20230420BHJP
   G06M 11/00 20060101ALI20230420BHJP
【FI】
B60K28/06 Z
G06M11/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021183741
(22)【出願日】2021-10-15
(71)【出願人】
【識別番号】505396372
【氏名又は名称】塩島 芳春
(72)【発明者】
【氏名】塩島 芳春
【テーマコード(参考)】
3D037
【Fターム(参考)】
3D037FA01
3D037FA09
3D037FB09
(57)【要約】
【課題】 従来の幼稚園児又は高齢者を送迎するするバスに於いては、乗車時の人数と降車時の人数を目視にて確認しており時には車内にて居眠りをしていた為に数えミスがありそのままドアを閉めて運転手は車を駐車場においたまま長時間園児を残したまま離れたために暑い車中で熱中症になり死亡したとの情報があり父兄の心配の種でした。
【解決手段】 園児等が座る座席のシ-ト内に人感センサ-スイツチを埋め込み園児が座席シートに座われば運転席部に設置したカウンタ-表示盤に順次1~2~3と連番がカウントされることにより、乗車人数が表示される。また、その表示盤はバスの降車時まで消えず降車を始めればマイナスカウントが始まり、全員下車で「0」表示となり全員無事降車したことを示す。今時点で運転手はドアを閉める。というものです。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
保育園及び幼稚園等の車による送迎に於いて、特に降車時に園児の降車に気ずかず車内に園児を残したままドアを閉めて、数時間後に園児は熱中症で死亡したとの事例を撲滅する為に、全部の座席に例として人感センサ-スイツチを取り付けて、乗車人数をカウントして、叉、降車時にも降車人数をカウントして、同数であることを確認後にドアを閉める事を特徴とした乗車、降車確認装置である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、保育園,または幼稚園、高齢者施設等での園児及び入所者を送迎する場合に、特に車からの降ろし忘れによりそれを知らずに車のドアを閉めることにより中に取り残された人が長時間暑い車中にさらされて、熱中症等で亡くなりになることを防止する装置である。
【背景技術】
【0002】
従来は普通の運転手、叉は保育園の先生が送迎して降車時にはおおざっぱに目視にて確認してドアを閉めてバスは駐車場に次の送迎時間まで放置されることが日常であった、すなわち人の感覚にたよっていた。
【0003】
特に車中で眠つていて降車時間に気ずかない幼児や、認知症的なお年寄りには特に運転手は気を付けてはいたが、新人の運転手は見落としがありやと想像される。
【0004】
また、特に運転手が実施していた方法は、乗車時に乗車人数を数え、それを記憶し、降車時にドアから降りる人数を数えその差がないかをチエツクするという方法が主流であつた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
保育園、及び幼稚園児は車中でも動き回るため最近はシートベルトの着用が義務つけられているため体の固定は問題なしと思われるが、旧型の車ではシートベルトなしがありそうだと思われるが、これは対象外とする。
【問題を解決する手段】
【0006】
本発明は、保育園児等が乗る送迎バスの座席シート内に「人感センサ-スイツチ」を埋め込み園児が座席シートに座れば運転席部に設置した「カウンタ-表示盤」に順次1~2~3と連番でカウント表示されることにより、乗車人数が表示される、また、その表示数はバスを降車時まで消えず、降車を始めればマイナスカウントが始まり、全員が下りれば「0」表示となり全員が無事に降車した事を示します。
【0007】
「0」を確認した運転手はそこでバスのドアを閉める。
【0008】
運転手はこれらの一連の工程を把握、理解しておく必要がある、
【0009】
座席シートに埋め込む「人感センサ-スイツチ」は種々あるが、着席時に違和感の少ない小型のスイツチ選定する、叉、スイツチに連結するケーブルは幼児の邪魔にならない場所を選び配線する(配線図に詳細は省きます)
【0010】
運転席に取り付けるカウンタ-表示盤は図4 にその外観を示す。
【発明の効果】
【0011】
上述のように本発明は幼児及び高齢者をバスにて集団輸送する場合、降車忘れにより、車内に取り残された人の熱中症による不幸な事態を防止することに効果のある装置である。
【発明を実施する為の最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を図1図4 に基ずいて説明する。
【0013】
図1,に於いては、マイクロバス内における運転手以下園児(幼児)が座席に着座した状態を示す。
【0014】
図2,に於いては、マイクロバス内のシート内に、7人感センサ-スイツチ及び6ケーブルの連結状態図を示す。
【0015】
また、運転手の左上にはカウント表示盤を設ける、
【0016】
各センサ-スイツチ類とカウント表示盤との電気回路図は省きます。
【0017】
図3は、人感センサースイツチを座席のシート内に埋め込んだ状態図を示す。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】 マイクロバス内の運転手と園児の着座の現状略図を示す。
図2】 座席シート内に人感センサ-及びカウント表示盤を取り付けた状態の構想図を示す。
図3】 座席シート内に人感センサ-スイツチを埋め込んだ状態図。
図4】 カウント表示盤の外観図を示す。
【符号の説明】
【0019】
1, マイクロバス本体 6,ケーブル
2, 運転手 7,人感センサースイツチ
3, ハンドル 8,カウント表示盤
4, ドア 9,座席シート
5, 園児 10,カバ-
図1
図2
図3
図4