IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 安保 祐幸の特許一覧

<>
  • 特開-生ゴミ袋ホルダー 図1
  • 特開-生ゴミ袋ホルダー 図2
  • 特開-生ゴミ袋ホルダー 図3
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023059782
(43)【公開日】2023-04-27
(54)【発明の名称】生ゴミ袋ホルダー
(51)【国際特許分類】
   B65F 1/00 20060101AFI20230420BHJP
   B65B 67/06 20060101ALI20230420BHJP
【FI】
B65F1/00 M
B65B67/06 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021183742
(22)【出願日】2021-10-15
(71)【出願人】
【識別番号】521492425
【氏名又は名称】安保 祐幸
(72)【発明者】
【氏名】安保 祐幸
【テーマコード(参考)】
3E023
3E057
【Fターム(参考)】
3E023BA03
3E023BA12
3E057AA01
3E057AB02
3E057AD06
(57)【要約】
【課題】本発明は流し台に生ゴミ入れや三角コーナー的収納部を置かず調理毎に調理くずなど生ゴミを腐敗しないようにポリ袋に入れポリ袋の開口部を紐で閉じて冷蔵庫の野菜室などに素早く出し入れし流し台から生ゴミを無くして台所を清潔に保つことが出来る生ゴミ袋ホルダーを提供する。
【解決手段】冷蔵庫に出し入れして使うことが出来る、生ゴミの入ったポリ袋の開口部を立てて広げて開閉する生ゴミ袋ホルダーであって、紐通しリングの付いた洗濯バサミと移動可能な紐通しリングの付いた移動可能な洗濯バサミとポリ袋の開口部を絞める紐の部分の長さを調整する穴の開いたストッパーと紐の一方が紐通しリングに結ばれ他方が移動可能な紐通しリングを通り抜け折り返して再び紐通しリングを通り抜けてストッパーの穴を一周して通り抜ける先端に結び目の付いた紐を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリ袋(1)が紐(4)から抜け落ちないようにポリ袋の開口部(6)の両端部(3)を外側から洗濯バサミ(7)と移動可能な洗濯バサミ(16)で挟んでポリ袋(1)に紐(4)の通る場所を作りポリ袋の開口部を締める紐の部分(14)の内側にポリ袋の開口部(6)を挟み込む生ゴミ袋ホルダーであって、紐通しリング(5)の付いた洗濯バサミ(7)と移動可能な紐通しリング(17)の付いた移動可能な洗濯バサミ(16)とポリ袋の開口部を締める紐の部分(14)の長さを調整する穴(11)の開いたストッパー(8)と紐(4)の一方が紐通しリング(5)に結ばれ他方が移動可能な紐通しリング(17)を通り抜け折り返して再び紐通しリング(5)を通り抜けてストッパー(8)の穴(11)を一周して通る先端に結び目(12)の付いた紐(4)を備えたことを特徴とする生ゴミ袋ホルダーである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はポリエチレン製のような薄くて軽い袋体(ポリ袋)を簡単に紐で閉じてぶら下げて移動できる生ゴミ袋ホルダーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、生ゴミ容器として三角コーナーや水切り袋や内側にポリ袋の入った生ゴミ箱が使用されているが三角コーナーや水切り袋は匂いやぬめりの問題がありポリ袋の入った生ゴミ箱は生ゴミが腐敗し開閉時に臭いが漏れ出る、またいずれも常時目に入る場所に置かれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003-48602
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は流し台に生ゴミ入れや三角コーナー的収納部を置かず調理毎に調理くずなど生ゴミを腐敗しないようにポリ袋に入れポリ袋の開口部を紐で閉じて冷蔵庫の野菜室などに素早く出し入れし流し台から生ゴミを無くして台所を清潔に保つことが出来る生ゴミ袋ホルダーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は前記課題を解決するためになされ、洗濯バサミ7と移動可能な洗濯バサミ16はハサミ部9とつまみ部10とバネ部を備えた形状でポリ袋1が紐から抜け落ちないようにポリ袋の開口部6の両端部3を外側から洗濯バサミ7と移動可能な洗濯バサミ16で挟んでポリ袋の開口部を絞める紐の部分14の内側にポリ袋の開口部6を挟み込みポリ袋の開口部6を広げて生ゴミ2を入れストッパー8が付いている紐4を引っ張るとポリ袋の開口部を絞める紐の部分14が狭まりポリ袋の開口部6が閉じ生ゴミ2の入ったポリ袋1を持ち運んで冷蔵庫に入れることが出来る、冷蔵庫から生ゴミ2の入ったポリ袋1を取り出して台所に置きポリ袋の開口部6を手で広げるとポリ袋の開口部を絞める紐の部分14がポリ袋の開口部6と一緒にストッパー8のある任意の位置まで広がりポリ袋の開口部6を任意の位置で開いた状態にして生ゴミ2を入れることが出来るポリ袋1が紐4から抜け落ちないようにポリ袋の開口部6の両端部3を外側から洗濯バサミ7と移動可能な洗濯バサミ16で挟んでポリ袋1に紐4の通る場所を作りポリ袋の開口部を締める紐の部分14の内側にポリ袋の開口部6を挟み込む生ゴミ袋ホルダーであって、紐通しリング5の付いた洗濯バサミ7と移動可能な紐通しリング17の付いた移動可能な洗濯バサミ16とポリ袋の開口部を絞める紐の部分14の長さを調整する穴11の開いたストッパー8と紐4の一方が紐通しリング5に結ばれ他方が移動可能な紐通しリング17を通り抜け折り返して再び紐通しリング5を通り抜けてストッパー8の穴11を一周して通る先端に結び目12の付いた紐4を備えたことを特徴とする生ゴミ袋ホルダーである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の生ゴミ袋ホルダーによればポリ袋の開口部6が手で立てて広げられ生ゴミ2が入れ易くなり生ゴミ2の入ったポリ袋1を調理毎に閉じたまま冷蔵庫の野菜室などに持ち運んで保管すれば生ゴミ2の腐敗を遅らせ生ゴミ2の入ったポリ袋1は人の目から隠され台所から流し台の生ゴミ入れや三角コーナー的収納部が必要無くなり生ゴミ2のぬめりや臭いから解放されすっきりする。
【0007】
野菜などを入れる保管袋のホルダーとしても使える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明に係る生ゴミ袋ホルダーの構成図である。
図2】生ゴミ袋ホルダーの利用例である。
図3】生ゴミの入ったポリ袋を立てて開いた図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1ないし図3は本発明に係る生ゴミ袋ホルダーの実施例を示す。図1において洗濯バサミ7および移動可能な洗濯バサミ16は一般的なプラスチックの洗濯バサミ7で洗濯バサミ7の金属製のバネ部13にそれぞれ金属製の紐通しリング5と移動可能な紐通しリング17が付いている。
【0010】
図1において洗濯バサミ7と移動可能な洗濯バサミ16に付いている紐通しリング5と移動可能な紐通しリング17は同じ大きさである。
【0011】
図1においてポリ袋の開口部を絞める紐の部分14の長さを調整するストッパー8は円形のプラスチック製で大きさは紐通しリング5より大きく、ストッパー8の穴11の太さはストッパー8をつまんで紐4に沿ってストッパー8を移動するとき多少の摩擦を持って移動し任意の位置で止まるが紐4の結び目12は通さない太さでストッパー8の位置がポリ袋の開口部を締める紐の部分14の長さを制限しポリ袋の開口部6の広がりを制限する。
【0012】
図1において紐4はすべりの良い飾り紐4を使い紐通しリングの結び目15は接着剤で固める。
【0013】
図2はポリ袋1が紐4から抜け落ちないようにポリ袋の開口部6の両端部3を外側から洗濯バサミ7と移動可能な洗濯バサミ16で挟みポリ袋1に紐4の通る道を作りポリ袋の開口部を締める紐の部分14の内側にポリ袋の開口部6を挟みポリ袋の開口部6を広げて生ゴミ2を入れストッパー8が付いている紐4を引っ張るとポリ袋の開口部を絞める紐の部分14が狭まりポリ袋の開口部6が閉じるところである、閉じたポリ袋1は持ち運んで冷蔵庫の野菜室に入れて保管すれば腐敗と臭いを暫く防ぐことが出来る。
【0014】
図3は冷蔵庫から出した生ゴミ2の入ったポリ袋1を立ててポリ袋の開口部6を手で広げた状態であり、ポリ袋の開口部6を手で広げるとポリ袋の開口部を絞める紐の部分14がポリ袋の開口部6と一緒にストッパー8のある任意の位置まで広がりポリ袋の開口部6を任意の位置で開いた状態にする。
【符号の説明】
【0015】
1 ポリ袋
2 生ゴミ
3 両端部
4 紐
5 紐通しリング
6 ポリ袋の開口部
7 洗濯バサミ
8 ストッパー
9 ハサミ部
10 つまみ部
11 穴
12 結び目
13 バネ部
14 ポリ袋の開口部を締める紐の部分
15 紐通しリングの結び目
16 移動可能な洗濯バサミ
17 移動可能な紐通しリング
図1
図2
図3