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  • 特開-電動レール吊り上げ機 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023061860
(43)【公開日】2023-05-02
(54)【発明の名称】電動レール吊り上げ機
(51)【国際特許分類】
   E01B 29/16 20060101AFI20230425BHJP
   E01B 29/40 20060101ALI20230425BHJP
【FI】
E01B29/16
E01B29/40
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021186012
(22)【出願日】2021-10-20
(71)【出願人】
【識別番号】521499088
【氏名又は名称】佐藤 敏晴
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 敏晴
(72)【発明者】
【氏名】村上 智昭
【テーマコード(参考)】
2D057
【Fターム(参考)】
2D057BA12
(57)【要約】      (修正有)
【課題】従来の吊り上げ機は菊型ハンドルなどにより手回しで行っているので、円周が大きく巻き上げ速度が遅い。従来は手作業なので、連続作業の場合は作業効率が悪い。従来の作業時、山越機の位置が、高すぎや低すぎると無理な姿勢になり、円滑にハンドルを回せない。
【解決手段】本考案は、レール吊り上げ機の菊型軸4aに本考案菊型連結器7を連結し、7をインパクト6aで回転させ、レールを上下させる。インパクトでの高速巻き上げができる。機力操作なので連続作業も可能である。また設置位置の高低による無理な姿勢でも操作ができる。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レール吊り上げ機の軸に連結器を付け、電動ドリルで回転させる事を特徴とする電動レール吊り上げ機。
【請求項2】
レール吊り上げ機の軸に電動ドリルを取り付け回転させる事を特徴とする電動レール吊り上げ機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は鉄道関係、保線分野のレール吊り上げ機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図1][図2]の通り現在は、レール2を巻き上げ下げするとき、山越機1の上に吊り上げ機3を設置し、菊型ハンドル5aなどにより手回し操作している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の吊り上げ機3は菊型ハンドル5aなどにより手回しで行っているので、円周が大きく巻き上げ速度が遅い。
従来は手作業なので、連続作業の場合は作業効率が悪い。
従来の作業時、山越機1の位置が、高すぎや低すぎると無理な姿勢になり、円滑にハンドルを回せない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
図3]により、本発明は、吊り上げ機3の菊型軸4aに本発明、菊型連結器7を付けてインパクト6aで回しレール2を巻き上げ、下げを行えるようにした。
インパクト6aで吊り上げ機3を操作することにより吊り上げ速度が低速から高速まで自在に変速を行うことができる
【発明の効果】
【0005】
吊り上げ機3をインパクトドリルなどで回すのでレール2の巻き上げ速度が速い。
吊り上げ機3をインパクトドリルなどで回すので巻き上げ、停止、下げがスイッチひとつで簡単にできる。
吊り上げ機3をインパクトドリルなどで回すので高さが高くても、低くても操作が可能である。
操作時、足場が悪くて不安定な姿勢の時もスイッチひとつで操作はスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】は現在の作業状況で、吊り上げ機3とレール2の吊り上げ状況図である。
図2】は吊り上げ機3の菊型軸4aと菊型ハンドル5aの連結状況図である。
図3】は吊り上げ機3の菊型軸4aと菊型連結器7インパクト6aの連結状況図である。
図4】は菊型連結器7の姿図である。
図5】は市販品ソケット8の姿図である。
図6】は吊り上げ機3の差込型軸4bと差込型ハンドル5bの連結況図である。
図7】は吊り上げ機3の差込型軸4bと差込型連結器9インパクト6aの連結状況図である。
図8】は差込型連結器9の姿図である。
図9】はインパクト軸4cの姿図である。
図10】は吊り上げ機3のインパクト軸4cとインパクト6aの連結状況図である。
図11】はチャック軸4dの姿図である。
図12】は吊り上げ機3のチャック軸4dとチャックドリル6bの連結状況図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
続いて、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1]により吊り上げ機を説明する。現在、山越機1の上に、吊り上げ機3を設置して、レール2を吊り上げている。
図2]は吊り上げ機3の菊型軸4aに従来仕様、菊型ハンドル5aの連結状況図である。菊型ハンドルは手回しで行う。
図3]は菊型軸4aに菊型ハンドル5aの代わりに、本発明、菊型連結器7を連結し、7をインパクト6aで回転させ、レール2を上下させることができる。
なお、インパクト6aに市販のインパクトドリル用ソケット8(以下ソケットと略す)を取り付け(ソケットはレール継ぎ目ボルト用の対辺32mmなど)菊型連結器7を回すことも可能である。
図6]は吊り上げ機3の差込型軸4bに従来仕様の差込型ハンドル5bを差込む状況である。
図7]は差込型軸4bに差込型ハンドル5bの代わりに、本発明、差込型連結器9を連結し、9をインパクト6aで回転させ、レール2を上下させることができる。
なお、インパクト6aに市販のソケット8を取り付けて(ソケットはレール継ぎ目ボルト用の対辺32mmなど)差込型連結器9を回すことも可能である。
図10]はインパクト軸4cに直接インパクト6aでインパクト軸4cを回転させ、レール2を上下させることができる。なお、インパクト6aに市販のソケット8を取り付けて(ソケットはレール継ぎ目ボルト用の対辺32mmなど)インパクト軸4cを回すことも可能である。
図12]はチャック軸4dに直接チャックドリル6bを付け4dを回転させ、レール2を上下させることができる。
【符号の説明】
【0008】
1、レール山越機(山越機と略す)
2、レール
3、チェーンブロックレール吊り上げ機(吊り上げ機と略す)
4a、菊型ハンドル用軸(菊型軸と略す)
5a、菊型軸用手回しハンドル(菊型ハンドルと略す)
6a、コードレスインパクト電気ドリル(インパクトと略す)
7、菊型連結器
8、市販品ソケットレンチ用ソケット(ソケットと略す)
4b、差込型ハンドル用軸(差込型軸と略す)
5b、差込型軸用手回しハンドル(差込型ハンドルと略す)
9、差込型連結器
4c、インパクトドリル用軸(インパクト軸と略す)
4d、チャック型電気ドリル用軸(チャック軸と略す)
6b、コードレスチャック型電気ドリル(チャックドリルと略す)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12