IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 王 怡の特許一覧

<>
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図1
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図2
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図3
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図4
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図5
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図6
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図7
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図8
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図9
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図10
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図11
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図12
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図13
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図14
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図15
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図16
  • 特開-エスカレータ手摺ベルト用消毒機 図17
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023061876
(43)【公開日】2023-05-02
(54)【発明の名称】エスカレータ手摺ベルト用消毒機
(51)【国際特許分類】
   B08B 1/04 20060101AFI20230425BHJP
   B08B 3/04 20060101ALI20230425BHJP
【FI】
B08B1/04
B08B3/04 A
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022049802
(22)【出願日】2022-03-25
(31)【優先権主張番号】202111221066.X
(32)【優先日】2021-10-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202220220846.6
(32)【優先日】2022-01-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】522098781
【氏名又は名称】王 怡
【氏名又は名称原語表記】WANG Yi
【住所又は居所原語表記】Building B2, No. 628, Suide Road, Putuo District, Shanghai, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】王 怡
【テーマコード(参考)】
3B116
3B201
【Fターム(参考)】
3B116AA31
3B116AB53
3B116BA08
3B116BB22
3B116BB62
3B201AA31
3B201AB53
3B201BA08
3B201BB22
3B201BB62
3B201BB92
(57)【要約】      (修正有)
【課題】省エネで環境に優しく、電気を使用する必要がなく、エスカレータの使用中のみ消毒を行うため、無駄を効果的に回避し、作業者がエスカレータの手摺ベルトに転動装置を接触させるだけで清掃消毒を開始することができるエスカレータ手摺ベルト用消毒機を提供する。
【解決手段】ベースと、転動装置とを含み、ベースの両端には第1支持アーム及び第2支持アームがそれぞれ設けられ、転動装置の両端はそれぞれ第1支持アーム及び第2支持アームに接続され、転動装置には消毒装置が設けられる。構造が新規であり、設計が巧みであり、使用の際には、転動装置をエスカレータの手摺ベルトと接触させ、手摺ベルトが動くことで、転動装置が回転し、消毒装置を駆動して手摺ベルトを消毒し、エスカレータの使用を停止すると、消毒装置も動作を停止する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エスカレータ手摺ベルト用消毒機であって、
ベースと、転動装置とを含み、
前記ベースの両端には、第1支持アーム及び第2支持アームがそれぞれ設けられ、前記転動装置の両端はそれぞれ、前記第1支持アーム及び前記第2支持アームに接続され、前記転動装置には消毒装置が設けられ、前記転動装置は前記消毒装置を駆動して作動させる、ことを特徴とするエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【請求項2】
前記転動装置はローラであり、前記ローラの両端には、第1接続ブロック及び第2接続ブロックがそれぞれ設けられ、前記第1支持アームの外側に伝動装置が設けられ、前記第1接続ブロックは、前記伝動装置に伝動可能に接続され、前記第2接続ブロックは、前記第2支持アームに可動的に接続され、前記伝動装置は、消毒装置を駆動して作動させるものであり、前記ベース内には液体貯蔵タンクが設けられ、前記液体貯蔵タンクにはタンクカバーが設けられ、前記液体貯蔵タンクの外周には液体供給装置が設けられ、
前記消毒装置は、吸水層と排液管とを含み、前記液体貯蔵タンク及び前記排液管はともに前記液体供給装置に連通し、前記ローラの中間部には貫通溝が設けられ、前記排液管は貫通溝内に延設され、前記ローラの外壁には前記貫通溝に連通する複数の第1くり抜き溝が設けられ、前記吸水層は前記ローラの外周に被覆されている、ことを特徴とする請求項1に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【請求項3】
前記第1支持アームには貫通孔が設けられ、前記貫通孔内には軸受けが設けられ、
前記伝動装置は、第1同期ホイール、第2同期ホイール、同期ベルト、及び接続部材を含み、
前記接続部材は、前記軸受けに挿通され、前記接続部材の一端には第3接続ブロックが設けられ、前記第3接続ブロックは前記第1接続ブロックに接続され、前記接続部材の他端は前記第1同期ホイールに接続され、前記第1同期ホイールと前記第2同期ホイールは前記同期ベルトを介して伝動可能に接続され、前記第2同期ホイールは前記消毒装置を駆動して作動させるものである、ことを特徴とする請求項2に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【請求項4】
前記伝動装置の出力端には出力軸が設けられ、前記液体供給装置は、第1蠕動ポンプ及び第2蠕動ポンプを含み、前記第1蠕動ポンプ及び第2蠕動ポンプは、いずれも前記出力軸に接続され、前記第1蠕動ポンプには第1接続端及び第2接続端が設けられ、前記第2蠕動ポンプには第3接続端及び第4接続端が設けられ、前記第1接続端及び第4接続端はいずれも前記液体貯蔵タンクに連通し、前記排液管は2つ設けられ、前記2つの排液管はそれぞれ前記第2接続端及び第3接続端に連通し、前記第1蠕動ポンプ及び前記第2蠕動ポンプは、排液管を介してローラ内に消毒液を送液し、排液管を介して液体貯蔵タンク内に空気を輸送する、ことを特徴とする請求項2に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【請求項5】
前記出力軸と前記第1蠕動ポンプ及び第2蠕動ポンプとの間にトランスミッションが設けられ、前記第1蠕動ポンプ及び前記第2蠕動ポンプはそれぞれ前記トランスミッションの出力端に接続されている、ことを特徴とする請求項4に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【請求項6】
前記伝動装置の出力端には出力軸が設けられ、前記液体供給装置は、入力端が液体貯蔵タンクに連通し、出力端が前記排液管に連通するプランジャポンプを含み、前記出力軸は、前記プランジャポンプのポンプ軸に接続されている、ことを特徴とする請求項2に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【請求項7】
前記ベースの外側に設けられる接触部を更に含み、前記接触部の外周には拭き取り部材が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【請求項8】
前記接触部は第2ローラを含み、前記ベースの底部の両端には第3支持アーム及び第4支持アームがそれぞれ設けられ、前記第2ローラの両端は前記第3支持アーム及び前記第4支持アームにそれぞれ回動可能に接続され、前記拭き取り部材は前記第2ローラの外周に套設されている、ことを特徴とする請求項7に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【請求項9】
前記接触部は台座を含み、前記拭き取り部材はスポンジブロックであり、前記ベースには固定枠体が設けられ、前記台座は前記固定枠体に接続され、前記スポンジブロックは前記台座に着脱可能に設けられる、ことを特徴とする請求項7に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【請求項10】
前記液体供給装置の出力端には、液体供給管が設けられ、前記ベースには流体制限ユニットが設けられ、前記流体制限ユニットは、フレームと、ノブと、押さえブロックと、可動柱とを含み、前記ノブの底部には回転柱が固定して設けられ、前記回転柱は前記フレームに挿通され、前記ノブはフレームに回動可能に設けられ、前記フレームの内側にはブラケットが設けられ、前記ブラケットの中央部及び末端部は、それぞれ外側に突出して突出部を形成し、前記回転柱は、前記突出部の末端部に挿通され、2つの突出部には可動溝が開けられ、前記可動柱の両端はそれぞれ2本の可動溝に可動接続され、前記回転柱の底部は前記押さえブロックに接続され、前記回転柱の回転軸は前記押さえブロックの中心軸に対して偏心して設けられ、前記液体供給管は前記可動柱と前記ブラケットとの間の隙間に挿通され、前記液体供給管は弾性材質とされる、ことを特徴とする請求項2に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、清掃消毒設備の技術分野であり、特にエスカレータ手摺ベルト用消毒機に関する。
【背景技術】
【0002】
エスカレータは、循環移動するステップを有し、上下に傾斜させて歩行者を搬送するための電力駆動固定設備であり、地下鉄やショッピングモールなど公共の場所に広く使われている。現在、エスカレータの手摺ベルトに対する清掃や消毒は主に手動で行われ、エスカレータの手摺ベルトを自動的に消毒する装置はあまりなく、そして、多くの装置はエスカレータの部分とハード接続する必要があり、これはエスカレータの関連安全認証に関連して、しかも消毒装置の据付、メンテナンスや解体はすべて専門人員による操作が必要で、一般的な清掃員にとって操作要件が高すぎ、そのため、これらの問題はエスカレータ手摺ベルト用の自動消毒装置の大規模な応用や普及の制限につながる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、従来技術の問題に対して、電気を必要とせず省エネであり、操作が簡単で、取り付けが容易であるエスカレータ手摺ベルト用消毒機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の技術的課題を解決するために、本発明は、以下の技術的解決手段を採用する。
エスカレータ手摺ベルト用消毒機であって、
ベースと、転動装置とを含み、
前記ベースの両端には、第1支持アーム及び第2支持アームがそれぞれ設けられ、前記転動装置の両端はそれぞれ、前記第1支持アーム及び前記第2支持アームに接続され、前記転動装置には消毒装置が設けられ、前記転動装置は前記消毒装置を駆動して作動させる。
【0005】
前記転動装置はローラであり、前記ローラの両端には、第1接続ブロック及び第2接続ブロックがそれぞれ設けられ、前記第1支持アームの外側に伝動装置が設けられ、前記第1接続ブロックは、前記伝動装置に伝動可能に接続され、前記第2接続ブロックは、前記第2支持アームに可動的に接続され、前記伝動装置は、消毒装置を駆動して作動させるものである。
【0006】
前記ベース内には液体貯蔵タンクが設けられ、前記液体貯蔵タンクの上にはタンクカバーが設けられ、前記液体貯蔵タンクの外周には液体供給装置が設けられ、前記消毒装置は、吸水層と排液管とを含み、前記液体貯蔵タンク及び前記排液管はともに液体供給装置に連通し、前記ローラの中間部には貫通溝が設けられ、前記排液管は貫通溝内に延設され、前記ローラの外壁には前記貫通溝に連通する複数の第1くり抜き溝が設けられ、前記吸水層は前記ローラの外周に被覆されている。
【0007】
前記第1支持アームには貫通孔が設けられ、前記貫通孔内には軸受けが設けられ、前記伝動装置は、第1同期ホイール、第2同期ホイール、同期ベルト、及び接続部材を含み、前記接続部材は、前記軸受けに挿通され、前記接続部材の一端には第3接続ブロックが設けられ、前記第3接続ブロックは前記第1接続ブロックに接続され、前記接続部材の他端は前記第1同期ホイールに接続され、前記第1同期ホイールと前記第2同期ホイールは前記同期ベルトを介して伝動可能に接続され、前記第2同期ホイールは前記消毒装置を駆動して作動させるものである。
【0008】
前記伝動装置の出力端には出力軸が設けられ、前記液体供給装置は、第1蠕動ポンプ及び第2蠕動ポンプを含み、前記第1蠕動ポンプ及び第2蠕動ポンプは、いずれも前記出力軸に接続され、前記第1蠕動ポンプには第1接続端及び第2接続端が設けられ、前記第2蠕動ポンプには第3接続端及び第4接続端が設けられ、前記第1接続端及び第4接続端はいずれも前記液体貯蔵タンクに連通し、前記排液管は2つ設けられ、2つの排液管はそれぞれ前記第2接続端及び第3接続端に連通し、前記第1蠕動ポンプ及び前記第2蠕動ポンプは、排液管を介してローラ内に消毒液を送液し、排液管を介して液体貯蔵タンク内に空気を輸送する。
【0009】
前記出力軸と前記第1蠕動ポンプ及び第2蠕動ポンプとの間にトランスミッションが設けられ、前記第1蠕動ポンプ及び第2蠕動ポンプはそれぞれ前記トランスミッションの出力端に接続されている。
【0010】
前記伝動装置の出力端には出力軸が設けられ、前記液体供給装置は、入力端が液体貯蔵タンクに連通し、出力端が前記排液管に連通するプランジャポンプを含み、前記出力軸は、前記プランジャポンプのポンプ軸に接続されている。
【0011】
前記手摺ベルト用消毒機は、前記ベースの外側に設けられる接触部を更に含み、前記接触部の外周には拭き取り部材が設けられている。
【0012】
前記接触部は第2ローラを含み、前記ベースの底部の両端には第3支持アーム及び第4支持アームがそれぞれ設けられ、前記第2ローラの両端は前記第3支持アーム及び前記第4支持アームにそれぞれ回動可能に接続され、前記拭き取り部材は前記第2ローラの外周に套設されている。
【0013】
前記接触部は台座を含み、前記拭き取り部材はスポンジブロックであり、前記ベースには固定枠体が設けられ、前記台座は前記固定枠体に接続され、前記スポンジブロックは前記台座に着脱可能に設けられる。
【0014】
前記液体供給装置の出力端には、液体供給管が設けられ、前記ベースには流体制限ユニットが設けられ、前記流体制限ユニットは、フレームと、ノブと、押さえブロックと、可動柱とを含み、前記ノブの底部には回転柱が固定して設けられ、前記回転柱は前記フレームに挿通され、前記ノブはフレームに回動可能に設けられ、前記フレームの内側にはブラケットが設けられ、前記ブラケットの中央部及び末端部は、それぞれ外側に突出して突出部を形成し、前記回転柱は、前記突出部の末端部に挿通され、2つの突出部にも可動溝が開けられ、前記可動柱の両端はそれぞれ2本の可動溝に可動接続され、前記回転柱の底部は前記押さえブロックに接続され、前記回転柱の回転軸は前記押さえブロックの中心軸に対して偏心して設けられ、前記液体供給管は前記可動柱と前記ブラケットとの間の隙間に挿通され、前記液体供給管は弾性材質とされる。
【発明の効果】
【0015】
本発明の有益な効果は以下のとおりである。本発明は、構造が新規であり、設計が巧みであり、使用の際には、転動装置をエスカレータの手摺ベルトと接触させ、手摺ベルトが動くことで、転動装置が回転し、消毒装置を駆動して手摺ベルトを消毒し、エスカレータの使用を停止すると、消毒装置も動作を停止し、上記構成によれば、省エネで環境に優しく、電気を使用する必要がなく、エスカレータの使用中のみ消毒を行うため、無駄を効果的に回避し、エスカレータが消毒中にも作動でき、その使用に影響を与えることはなく、作業者がエスカレータの手摺ベルトに転動装置を接触させるだけで清掃消毒を開始することができ、操作が簡単で、取り付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の実施例1の構造模式図である。
図2】本発明の実施例1の一例の構造分解図である。
図3】本発明の実施例1の別の構造分解図である。
図4】本発明の実施例1の更に別の構造分解図である。
図5】本発明の実施例1の液体貯蔵タンク及び液体供給装置の構造模式図である。
図6】本発明の実施例1の液体供給装置の構造模式図である。
図7】本発明とエスカレータとの取り付け位置の模式図である。
図8】本発明の実施例1においてベースを隠蔽した後の構造図である。
図9】本発明の実施例2においてベースを隠蔽した後の構造模式図である。
図10】本発明の実施例3の構造模式図である。
図11】本発明の実施例4の構造模式図である。
図12】本発明の実施例4の接触部の構造分解図である。
図13】本発明の実施例4の接触部の断面図である。
図14】本発明の実施例5の流体制限ユニットの一例の構造模式図である。
図15】本発明の実施例5の流体制限ユニットの別の構造模式図である。
図16】本発明の実施例6の伝動装置及び液体供給装置の構造模式図である。
図17】本発明の実施例7の伝動装置及び液体供給装置の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、当業者が容易に理解できるように、実施例及び図面を参照して本発明を更に説明するが、実施形態に記載の内容は本発明を限定するものではない。以下、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
本発明の実施例1
エスカレータ手摺ベルト用消毒機は、図1図8に示すように、ベース1と、転動装置2を含み、前記ベース1の両端には、第1支持アーム3及び第2支持アーム4がそれぞれ設けられ、前記転動装置2の両端はそれぞれ、第1支持アーム3及び第2支持アーム4に接続され、前記転動装置2には消毒装置5が設けられ、前記転動装置2は前記消毒装置5を駆動して作動させる。具体的には、本発明は、構造が新規であり、設計が巧みであり、使用の際には、転動装置2をエスカレータの手摺ベルトと接触させ、手摺ベルトが動くことで、転動装置2が回転し、消毒装置5を駆動して手摺ベルトを消毒し、エスカレータの使用を停止すると、消毒装置5も動作を停止し、上記構成によれば、省エネで環境に優しく、電気を使用する必要がなく、エスカレータの使用中のみ消毒を行うため、無駄を有効に回避し、エスカレータが消毒中にも作動でき、その使用に影響を与えることはなく、作業者がエスカレータの手摺ベルトに転動装置2を接触させるだけで清掃消毒を開始することができ、操作が簡単で、取り付けが容易である。
【0019】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記転動装置2はローラである、前記ローラの両端には、第1接続ブロック6及び第2接続ブロック7がそれぞれ設けられ、前記第1支持アーム3の外側に伝動装置8が設けられ、前記第1接続ブロック6は前記伝動装置8に伝動可能に接続され、前記第2接続ブロック7は、前記第2支持アーム4に可動的に接続され、前記伝動装置8は、消毒装置5を駆動して作動させるものである。具体的には、上記構造は安定して接続される。
【0020】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記ベース1内には、液体貯蔵タンク9が設けられ、前記液体貯蔵タンク9の上にはタンクカバー10が設けられ、前記液体貯蔵タンク9の外周には液体供給装置11が設けられ、前記消毒装置5は、吸水層12と排液管13とを含み、前記液体貯蔵タンク9及び前記排液管13はともに液体供給装置11に連通し、前記ローラの中間部には貫通溝が設けられ、前記排液管13は貫通溝内に延設され、前記ローラの外壁には前記貫通溝に連通する複数の第1くり抜き溝15が設けられ、前記吸水層12は前記ローラの外周に被覆されている。具体的には、液体供給装置11は、液体貯蔵タンク9内の消毒液を排液管13内に送液し、排液管13は、吸水層12に消毒液を噴霧し、吸水層12はエスカレータの手摺ベルトに接触させて清掃、消毒する。更に、液体貯蔵タンク9を全密閉設計とすることにより、手摺ベル用消毒機が横転しても消毒液が漏出せず、消毒液によるエレベータの損傷を防止することができ、吸水層12には、スポンジ等の柔軟な吸水性材質が用いられる。
【0021】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記第1支持アーム3には貫通孔が設けられ、前記貫通孔内には軸受け16が設けられ、前記伝動装置8は、第1同期ホイール17、第2同期ホイール18、同期ベルト19、及び接続部材20を含み、前記接続部材20は、前記軸受け16に挿通され、前記接続部材20の一端には第3接続ブロック21が設けられ、前記第3接続ブロック21は前記第1接続ブロック6に接続され、前記接続部材20の他端は前記第1同期ホイール17に接続され、前記第1同期ホイール17と前記第2同期ホイール18は前記同期ベルト19を介して伝動可能に接続され、前記第2同期ホイール18は消毒装置5を駆動して作動させる。具体的には、上記の構成は、安定しており、伝動効果が良い。更に、前記第1接続ブロック6には複数の係合溝が設けられ、前記第3接続ブロック21には複数の係合ブロックが凸設され、前記係合溝は前記係合ブロックと1対1で対応して設けられている。更に、接続部材20及び第1同期ホイール17のいずれにも円孔が設けられ、排液管13はこの円孔を介して貫通溝内に延設される。
【0022】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記伝動装置8の出力端には出力軸が設けられ、前記液体供給装置11は、第1蠕動ポンプ22及び第2蠕動ポンプ23を含み、前記第1蠕動ポンプ22及び第2蠕動ポンプ23は、いずれも出力軸に接続され、前記第1蠕動ポンプ22には第1接続端24及び第2接続端25が設けられ、前記第2蠕動ポンプ23には第3接続端26及び第4接続端27が設けられ、前記第1接続端24及び第4接続端27は、いずれも前記液体貯蔵タンク9に連通し、前記排液管13は2つ設けられ、2つの排液管13はそれぞれ前記第2接続端25及び前記第3接続端26に連通し、前記第1蠕動ポンプ22及び前記第2蠕動ポンプ23は排液管13を介してローラ内に消毒液を送液し、排液管13を介して液体貯蔵タンク9内に空気を輸送する。具体的には、液体貯蔵タンク9を密閉設計とすることにより、消毒液を抜き取ると液体貯蔵タンク内の圧力が変化し、通常の作動に影響を与え、第1蠕動ポンプ22及び第2蠕動ポンプ23の両方の出力端と入力端とを互いに逆向きに設けることにより、第1蠕動ポンプ22又は第2蠕動ポンプ23が排液管13を介してローラ内に消毒液を送液したときに、他方の蠕動ポンプは排液管13を介して液体貯蔵タンク9内に空気を輸送するようにし、このように、本発明は影響を受けずに正常に使用することができる。
【0023】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記第1蠕動ポンプ22及び前記第2蠕動ポンプ23は、いずれも双方向蠕動ポンプであり、前記ローラはベース1の中間部に設けられ、前記ベース1の前後両端に導入円弧面28が設けられている。具体的には、上記構成によれば、本手摺ベルト用消毒機は、両端からエスカレータに入って当接可能であり、第1蠕動ポンプ22と第2蠕動ポンプ23の両方を双方向蠕動ポンプとすることにより、消毒装置5はローラの正逆回転の影響を受けないようにした。時計方向に回転すると、第1蠕動ポンプ22は液体貯蔵タンク9内からローラ内に消毒液を送液し、第2蠕動ポンプ23はローラ内から空気を液体貯蔵タンク9内に輸送し、反時計回りに回転すると、第2蠕動ポンプ23は液体貯蔵タンク9からローラに消毒液を送液し、第1蠕動ポンプ22はローラから液体貯蔵タンク9に空気を輸送する。
【0024】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記出力軸と前記第1蠕動ポンプ22及び第2蠕動ポンプ23との間にトランスミッション29が設けられ、前記第1蠕動ポンプ22及び第2蠕動ポンプ23はそれぞれ前記トランスミッション29の出力端に接続されている。具体的には、トランスミッション29は、内部の歯車により変速されて増速される。
【0025】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記第1同期ホイール17のサイズは、前記第2同期ホイール18のサイズよりも大きい。具体的には、上記構成は増速伝動を実現する。
【0026】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記第1支持アーム3の外周に保護カバー30が設けられ、前記第2支持アーム4は前記ベース1に着脱自在に設けている。具体的には、上記構成は、組み立て、メンテナンスや部品の交換を容易にし、部品の交換により機械の寿命を延ばし、使用コストを削減させ、環境保護効果を実現することができる。
【0027】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記ベース1の内部に複数のカウンターウェイト31が設けられ、前記ベース1の前端部には取っ手32が設けられ、前記ベース1の後端部には複数のユニバーサルホイール14が設けられた移動傾斜面33が設けられている。具体的には、上記構成によれば、装置を簡便に持ち上げることができ、ユニバーサルホイール14が地面に着いた後、容易に引いてスライドさせることができ、1台のエスカレータの清掃消毒を所定時間行った後、別のエスカレータに移動することができ、このように、1台の装置は、複数のエスカレータの清掃消毒を行うことができ、また、カウンターウェイト31により安全性が向上し、ベース1が不用意に滑る現象の発生を効果的に低減することができる。更に、本手摺ベル用消毒機は、ローラをもってエスカレータに接触させ、他の部分はエスカレータに接触せず、作動の際には自重により固定して動かなくなり、歩行者が装置に接触したりした場合、装置のローラが力を受けてエスカレータの手摺ベルトと接触しないので、人体に挟み傷や引っ掻き傷等の人身傷害を与えない。
【0028】
本発明の実施例2
図9に示すように、本実施例では、実施例1との相違点として、本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記液体供給装置11は、入力端が液体貯蔵タンク9に連通し、出力端が前記排液管13に連通するプランジャポンプ48を含み、前記伝動装置8の出力端は前記プランジャポンプ48のポンプ軸に接続されている。具体的には、このとき、排液管13は1本だけ設けられ、出力部材49は、プランジャポンプ48の伝動軸に接続され、プランジャポンプ48の作動原理は、カムやクランクシャフトなどの機械的構造を介して、伝動軸の回転運動をシリンダ内のプランジャの往復運動に変換することによって、密閉容積室の容積を変化させて液体の流れを可能にすることであり、伝動軸の回転方向が液体の流れ方向に影響を与えることがなく、すなわち、伝動軸の正逆転にかかわらず、シリンダ内のプランジャの往復運動に影響を与えることはなく、プランジャポンプ48内の液体は一方向に流れるので、組み立てる際には伝動軸の回転方向を考慮する必要がない。
【0029】
本発明の実施例3
図10に示すように、前記手摺ベルト用消毒機は、前記ベース1の外側に設けられる接触部41を更に含み、前記接触部41の外周には拭き取り部材42が設けられている。使用に際しては、ベース1を地面に置き、本発明の位置を調整し、消毒装置5及び接触部41をエスカレータの手摺ベルトに接触させ、手摺ベルトが消毒装置5を経てから接触部41を経て転動する方向とし、液体供給装置11により消毒液が供給され、消毒液が消毒装置5によりエスカレータの手摺ベルトに塗布された後、接触部41の拭き取り部材42により余剰の消毒液が拭き取られ、このように、使用者の使用に影響を与えない。
【0030】
前記接触部41は、第2ローラを含み、前記ベース1の底部両端にはそれぞれ第3支持アーム46及び第4支持アーム47が設けられ、前記第2ローラの両端はそれぞれ前記第3支持アーム46及び前記第4支持アーム47に回動可能に接続され、前記拭き取り部材42は前記第2ローラの外周に套設されている。具体的には、拭き取り部材42及び吸水層12には、スポンジなどの吸水性材質が使用されている。
【0031】
前記第2ローラの中間部には第2の貫通溝が設けられ、前記第2ローラの外壁には前記第2の貫通溝に連通する複数の第2のくり抜き溝が設けられ、2本の排液管13はそれぞれ前記第1の貫通溝202及び前記第2の貫通溝にそれぞれが延設されている。拭き取り部材42及び吸水層12は、それぞれ消毒液の吸収や拭き取りに使用することができる。エスカレータの手摺ベルトが順方向又は逆方向に移動するときに、第1蠕動ポンプ22及び第2蠕動ポンプ23は駆動されて作動し、消毒装置5及び接触部41のうち一方には消毒液が吐出され、消毒装置5及び接触部41の他方は液体貯蔵タンク9に空気を輸送する。実際に使用する際には、手摺ベルトは、消毒液を有する消毒装置5又は接触部41を経てから、消毒装置5及び接触部41の他方を経て、このように、余剰の消毒液を拭き取られる。上記の構成によれば、エスカレータの手摺ベルトが順方向に移動しても逆方向に移動しても、先に消毒液を塗布してから余剰の消毒液を拭き取ることができる。
【0032】
更に、拭き取り部材42の中間部と吸水層12の中間部とがともに内側に凹んで凹部44が形成されている。具体的には、凹部44はエスカレータの手摺ベルトに適合して設けられており、使用に際して、凹部44は手摺ベルトの両側の位置を効果的に消毒、清掃することができる。
【0033】
本発明の実施例4
図11~13に示すように、本実施例では、実施例3との相違点としては、接触部41と拭き取り部材42との接続形態と、接触部41とベース1との接続形態とが異なり、前記接触部41は、台座41301を含み、前記拭き取り部材42はスポンジブロックであり、前記ベース1には固定枠体41302が設けられ、前記台座41301は前記固定枠体41302に接続され、前記スポンジブロックは前記台座41301に着脱可能に設けられている。
【0034】
更に、前記台座41301の上部及び前記スポンジブロックの底部には、それぞれ面ファスナーのフック側41303及び面ファスナーのループ側が設けられ、前記スポンジブロックの中央部は内側に凹んで設けられている。
【0035】
具体的には、スポンジブロックは吸水性が強く、材質が柔らかく、吸水可能であるとともに、エスカレータの手摺ベルトが消毒液の拭き取りによって摩耗することがないことを保証し、上記の構成によれば、スポンジブロックの着脱が容易になり、いつでも洗浄や交換ができ、スポンジブロックの中間部が内側に窪んで設けられることにより、エスカレータの手摺ベルトにより密着し、手摺ベルトの両側を効果的に洗浄することができる。
【0036】
前記台座41301の底部には、前記固定枠体41302に挿通された2本のガイドポスト41304が設けられ、前記ガイドポスト41304の底部には制限ネジ41305が設けられ、前記ガイドポスト41304のいずれも、一端が前記台座41301に当接し、他端が前記固定枠体41302に当接するバネ41306が設けられている。具体的には、上記の構成によれば、スポンジブロックを伸縮緩衝させることができ、手摺ベルトに密着させることができる。
【0037】
本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、2本の排液管13はそれぞれ消毒装置5内に延設されている。
【0038】
本発明の実施例5
図14~15に示すように、本実施例では、実施例1との相違点としては、前記ベース1には流体制限ユニット43が設けられ、前記流体制限ユニット43は、フレーム43601と、ノブ43602と、押さえブロック43603と、可動柱43604とを含み、前記ノブ43602の底部には、回転柱43605が固定して設けられ、前記回転柱43605は前記フレーム43601に挿通され、前記ノブ43602は前記フレーム43601に回動可能に設けられ、前記フレーム43601の内側には、ブラケット43606が設けられ、前記ブラケット43606の中央部及び末端部はともに外側に突出して突出部43607を形成し、前記回転柱43605は、前記突出部43607の末端部に挿通され、2つの突出部43607のいずれにも可動溝43608が開けられ、前記可動柱43604の両端はそれぞれ2つの可動溝43608に可動接続され、前記回転柱43605の底部は前記押さえブロック43603に接続され、前記回転柱43605の回転軸は前記押さえブロック43603の中心軸に対して偏心して設けられ、前記液体供給管45は、前記可動柱43604と前記ブラケット43606との間の隙間に挿通され、前記液体供給管45は弾性材質とされる。具体的には、ノブ43602は、回転柱43605を回転制御し、更に、回転柱43605は押さえブロック43603を回転させ、回転柱43605の回転軸が押さえブロック43603の中心軸に対して偏心して設けられているので、押さえブロック43603が回転すると、可動柱43604は可動溝43608に沿って内側に移動し、可動柱43604は液体供給管45を圧縮し、これにより、水流を遮断又は減少させ、水流を遮断又は減少させる機能が実現される。
【0039】
更に、押さえブロック43603の外側には平面が設けられている。ノブ43602を回して、押さえブロック43603を回転させると、平面により、液体供給管45を確実に締め付けた後、平面全体が液体供給管45に当接して外れにくくなり、ノブ43602を回転制御して可動柱43604を開放すると、ホースがリバウンドして水流を回復させて導通し、エスカレータの手摺ベルトに消毒液が十分に出力された後、ノブ43602を制御して、消毒液を出力しなくなったり、出力を減らしたりすることができる。
【0040】
本発明の実施例6
前記伝動装置8の出力端には出力部材が設けられている。図16に示すように、本実施例では、実施例1との相違点として、本実施例に記載のエスカレータ手摺ベルト用消毒機においては、前記出力部材49は、第2同期ホイール18に接続された第1歯車50と、前記第1蠕動ポンプ22及び前記第2蠕動ポンプ23にそれぞれ接続された2つの第2歯車51とを含み、前記2つの第2歯車51は第1歯車50に伝動可能に接続されている。具体的には、第1歯車50と第2歯車51とによって伝動が行われ、更に第1蠕動ポンプ22及び第2蠕動ポンプ23が駆動されて作動する。
【0041】
本発明の実施例7
前記伝動装置8の出力端には出力部材が設けられている。図17に示すように、本実施例では、実施例1との相違点として、前記同期ベルト19は2本設けられ、前記第2同期ホイール18は2つ設けられ、2つの同期ベルト19の一端はそれぞれ前記第1同期ホイール17に接続され、2つの同期ベルト19の他端はそれぞれ2つの第1同期ホイール17に接続され、前記出力部材49は2つの出力軸であり、2つの第2同期ホイール18はそれぞれ2つの出力軸の一端に接続され、2つの出力軸の他端はそれぞれ前記第1蠕動ポンプ22及び前記第2蠕動ポンプ23に接続されている。具体的には、2つの第2同期ホイール18はそれぞれ2本の同期ベルト19を介して第1同期ホイール17に伝動可能に接続され、第1同期ホイール17が回転することにより、第1蠕動ポンプ22及び第2蠕動ポンプ23は駆動されて作動する。
【0042】
以上は本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明をいかなる形式で制限するものではなく、本発明は、好ましい実施例として上述したように開示されているが、本発明を限定することが意図されておらず、当業者であれば、本発明の技術的解決手段から逸脱しない範囲内で、上記で開示された技術的内容を利用して、いくつかの変化を行ったり修飾して同等変化である等価実施例としてもよく、本発明の技術的解決手段の内容を逸脱しない限り、本発明の技術に基づくとは、上記の実施例に対して行われたいかなる簡単な修正、同等変化及び修飾がそれぞれ本発明の技術的解決手段の範囲に属することを意味する。
【符号の説明】
【0043】
1、ベース
2、転動装置
3、第1支持アーム
4、第2支持アーム
5、消毒装置
6、第1接続ブロック
7、第2接続ブロック
8、伝動装置
9、液体貯蔵タンク
10、タンクカバー
11、液体供給装置
12、吸水層
13、排液管
14、ユニバーサルホイール
15、第1くり抜き溝
16、軸受け
17、第1同期ホイール
18、第2同期ホイール
19、同期ベルト
20、接続部材
21、第3接続ブロック
22、第1蠕動ポンプ
23、第2蠕動ポンプ
24、第1接続端
25、第2接続端
26、第3接続端
27、第4接続端
28、導入円弧面
29、トランスミッション
30、保護カバー
31、カウンターウェイト
32、取っ手
33、移動傾斜面
41、接触部
41301、台座
41302、固定枠体
41303、面ファスナーのフック側
41304、ガイドポスト
41305、制限ネジ
41306、バネ
42、拭き取り部材
43、流体制限ユニット
43601、フレーム
43602、ノブ
43603、押さえブロック
43604、可動柱
43605、回転柱
43606、ブラケット
43607、突出部
43608、可動溝
44、凹部
45、液体供給管
46、第3支持アーム
47、第4支持アーム
48、プランジャポンプ
49、出力部材
50、第1歯車
51、第2歯車
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17