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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023062877
(43)【公開日】2023-05-09
(54)【発明の名称】情報表示装置および情報表示方法
(51)【国際特許分類】
   G06N 3/02 20060101AFI20230427BHJP
   G06Q 10/04 20230101ALI20230427BHJP
【FI】
G06N3/02
G06Q10/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021173036
(22)【出願日】2021-10-22
(71)【出願人】
【識別番号】000005108
【氏名又は名称】株式会社日立製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110001678
【氏名又は名称】藤央弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】福田 幸二
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA04
(57)【要約】
【課題】ノード間における貢献の可視化を図ること。
【解決手段】プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する情報表示装置は、グラフを構成する複数のノードの各々のノードの特徴量と、前記ノードの推測値と、前記推測値に対する前記ノードおよび他ノードの貢献度と、ノード間の接続関係と、を記憶するデータベースにアクセス可能であり、前記ノードの指定を受け付ける指定処理と、前記指定処理によって指定された前記ノードの前記推測値に対する前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を前記データベースから取得する取得処理と、前記取得処理によって取得された前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を表示可能に出力する出力処理と、を実行する。
【選択図】図13
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する情報表示装置であって、
グラフを構成する複数のノードの各々のノードの特徴量と、前記ノードの推測値と、前記推測値に対する前記ノードおよび他ノードの貢献度と、ノード間の接続関係と、を記憶するデータベースにアクセス可能であり、
前記プロセッサは、
前記ノードの指定を受け付ける指定処理と、
前記指定処理によって指定された前記ノードの前記推測値に対する前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を前記データベースから取得する取得処理と、
前記取得処理によって取得された前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を表示可能に出力する出力処理と、
を実行することを特徴とする情報表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報表示装置であって、
前記プロセッサは、
前記ノードの前記推測値に対する前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を表示する第1表示と、前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を表示する第2表示と、のうちいずれかの選択を受け付ける選択処理を実行し、
前記取得処理では、前記プロセッサは、前記第1表示が選択された場合、前記ノードの前記推測値に対する前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を取得し、前記第2表示が選択された場合、前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を前記データベースから取得し、
前記出力処理では、前記プロセッサは、前記第1表示が選択された場合、前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を表示可能に出力し、前記第2表示が選択された場合、前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を表示可能に出力する、
ことを特徴とする情報表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報表示装置であって、
前記出力処理では、前記プロセッサは、前記ノードの前記推測値に対する前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を、前記グラフに表示可能に出力する、
ことを特徴とする情報表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報表示装置であって、
前記出力処理では、前記プロセッサは、前記ノードの前記推測値に対する前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を、前記ノードと前記他ノードとの距離と前記貢献度との関係を示すグラフで表示可能に出力する、
ことを特徴とする情報表示装置。
【請求項5】
請求項2に記載の情報表示装置であって、
前記出力処理では、前記プロセッサは、前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を、前記グラフに表示可能に出力する、
ことを特徴とする情報表示装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報表示装置であって、
前記出力処理では、前記プロセッサは、前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を、前記ノードと前記他ノードとの距離と前記貢献度との関係を示すグラフで表示可能に出力する、
ことを特徴とする情報表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の情報表示装置であって、
前記プロセッサは、
前記グラフが入力されたグラフ畳み込みニューラルネットワークの複数段の中間層の層番号の入力を受け付ける入力処理を実行し、
前記取得処理では、前記プロセッサは、前記入力処理によって入力された層番号に対応する前記ノードの前記推測値に対する前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を、前記データベースから取得する、
ことを特徴とする情報表示装置。
【請求項8】
請求項7に記載の情報表示装置であって、
前記中間層は、プーリング層を含み、
前記出力処理では、前記プロセッサは、前記入力処理によって入力された層番号に対応する前記プーリング層のプーリング結果に基づいて、前記ノードに関連する関連ノードを表示可能に出力する、
ことを特徴とする情報表示装置。
【請求項9】
プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する情報表示装置であって、
グラフを構成する複数のノードの各々のノードの特徴量と、前記ノードの推測値と、前記推測値に対する前記ノードおよび他ノードの貢献度と、ノード間の接続関係と、を記憶するデータベースにアクセス可能であり、
前記プロセッサは、
前記ノードの指定を受け付ける指定処理と、
前記指定処理によって指定された前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を前記データベースから取得する取得処理と、
前記取得処理によって取得された前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を表示可能に出力する出力処理と、
を実行することを特徴とする情報表示装置。
【請求項10】
プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する情報表示装置による情報表示方法であって、
グラフを構成する複数のノードの各々のノードの特徴量と、前記ノードの推測値と、前記推測値に対する前記ノードおよび他ノードの貢献度と、ノード間の接続関係と、を記憶するデータベースにアクセス可能であり、
前記プロセッサは、
前記ノードの指定を受け付ける指定処理と、
前記指定処理によって指定された前記ノードの前記推測値に対する前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を前記データベースから取得する取得処理と、
前記取得処理によって取得された前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を表示可能に出力する出力処理と、
を実行することを特徴とする情報表示方法。
【請求項11】
プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する情報表示装置による情報表示方法であって、
グラフを構成する複数のノードの各々のノードの特徴量と、前記ノードの推測値と、前記推測値に対する前記ノードおよび他ノードの貢献度と、ノード間の接続関係と、を記憶するデータベースにアクセス可能であり、
前記プロセッサは、
前記ノードの指定を受け付ける指定処理と、
前記指定処理によって指定された前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を前記データベースから取得する取得処理と、
前記取得処理によって取得された前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を表示可能に出力する出力処理と、
を実行することを特徴とする情報表示方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報を表示する情報表示装置および情報表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1は、サブネットワークの入出力特性を出力する情報処理装置を開示する。この情報処理装置は、データの入力を受け付ける入力ノードと、前記入力ノードに多段に接続される複数の中間ノードと、をデータの種類ごとに有して構成される複数のサブネットワークと、前記複数のサブネットワークからの出力データを用いてデータを出力する出力ノードと、を備えて構成されるニューラルネットワークに対する処理を行う。この情報処理装置は、前記複数のサブネットワークのいずれかである第1サブネットワークの前記入力ノードに複数のサンプルデータを入力し、前記複数のサンプルデータのそれぞれに対応する前記第1サブネットワークからの複数の出力データを取得する出力データ取得部と、前記サンプルデータと前記出力データとに基づいて、前記第1サブネットワークの入出力特性を出力する入出力特性出力部と、を備える。
【0003】
下記特許文献2は、個人化コンテンツ推薦のためのリアルタイムグラフに基づく埋め込み構築方法を開示する。この埋め込み方法は、推薦対象となるコンテンツ間の関係を示すグラフを生成する段階、グラフを利用してコンテンツの埋め込みを学習する段階、および学習が完了したグラフにコンテンツと関連するユーザの活動を反映してユーザの埋め込みを実行する段階を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2021-39710号公報
【特許文献2】特開2021-26779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来技術では、ノード間における貢献の関係については考慮されていない。
【0006】
本発明は、ノード間における貢献の可視化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願において開示される発明の一側面となる情報表示装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する情報表示装置であって、グラフを構成する複数のノードの各々のノードの特徴量と、前記ノードの推測値と、前記推測値に対する前記ノードおよび他ノードの貢献度と、ノード間の接続関係と、を記憶するデータベースにアクセス可能であり、前記プロセッサは、前記ノードの指定を受け付ける指定処理と、前記指定処理によって指定された前記ノードの前記推測値に対する前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を前記データベースから取得する取得処理と、
前記取得処理によって取得された前記ノードおよび前記他ノードの貢献度を表示可能に出力する出力処理と、を実行することを特徴とする。
【0008】
本願において開示される発明の他の側面となる情報表示装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する情報表示装置であって、グラフを構成する複数のノードの各々のノードの特徴量と、前記ノードの推測値と、前記推測値に対する前記ノードおよび他ノードの貢献度と、ノード間の接続関係と、を記憶するデータベースにアクセス可能であり、前記プロセッサは、前記ノードの指定を受け付ける指定処理と、前記指定処理によって指定された前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を前記データベースから取得する取得処理と、前記取得処理によって取得された前記ノードおよび前記他ノードの前記推測値に対する前記ノードの貢献度を表示可能に出力する出力処理と、を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の代表的な実施の形態によれば、ノード間における貢献の可視化を図ることができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、情報表示装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2図2は、入力グラフの一例を示す説明図である。
図3図3は、ノードDBの一例を示す説明図である。
図4図4は、エッジDBの一例を示す説明図である。
図5図5は、GCNの構成例を示す説明図である。
図6図6は、EMBEDDING層の一例を示す説明図である。
図7図7は、RGCN層の一例を示す説明図である。
図8図8は、ReLU層の一例を示す説明図である。
図9図9は、dropout層の一例を示す説明図である。
図10図10は、max層の一例を示す説明図である。
図11図11は、GCN層とconcat層との接続関係を示す説明図である。
図12図12は、MLP層およびソフトマックス層の一例を示す説明図である。
図13図13は、第1グラフ表示の一例を示す説明図である。
図14図14は、第2グラフ表示の一例を示す説明図である。
図15図15は、情報表示装置によるグラフ表示処理手順例を示すフローチャートである。
図16図16は、第1グラフ表示の他の例を示す説明図である。
図17図17は、第2グラフ表示の他の例を示す説明図である。
図18図18は、実施例2にかかるGCNの一例を示す説明図である。
図19図19は、pooling層の一例を示す説明図である。
図20図20は、実施例2にかかるGCN層とconcat層503との接続関係を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例0011】
<情報表示装置のハードウェア構成例>
図1は、情報表示装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。情報表示装置100は、プロセッサ101と、記憶デバイス102と、入力デバイス103と、出力デバイス104と、通信インターフェース(通信IF)105と、を有する。プロセッサ101、記憶デバイス102、入力デバイス103、出力デバイス104、および通信IF105は、バス106により接続される。プロセッサ101は、情報表示装置100を制御する。記憶デバイス102は、プロセッサ101の作業エリアとなる。また、記憶デバイス102は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス102としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス103は、データを入力する。入力デバイス103としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナ、マイク、センサがある。出力デバイス104は、データを出力する。出力デバイス104としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカがある。通信IF105は、ネットワークと接続し、データを送受信する。
【0012】
<入力グラフ>
図2は、入力グラフの一例を示す説明図である。入力グラフ200は、複数(図2では10個)のノードN1~N10と、ノードN1~N10のうち2つのノード間を接続する複数(図2では10本)のエッジE1~E10と、を有する。ノードN1~N10を区別しない場合は、ノードNと表記する。エッジE1~E10を区別しない場合は、エッジEと表記する。
【0013】
<ノードDB>
図3は、ノードDBの一例を示す説明図である。ノードDB300は、入力グラフ200のノードN1~N10の各々に関する情報を記憶するデータベースである。ノードDB300は、記憶デバイス102に記憶される。ノードDB300は、フィールドとして、ノードID301と、特徴量302と、推測値303と、貢献度304と、を有する。
【0014】
ノードID301は、ノードNを一意に特定する識別情報である。特徴量302は、因子F1~Fn(nは1以上の整数)からなるn次元のベクトルである。推測値303は、入力グラフ200を、学習済みのGCN(Graph Convolutional Network:グラフ畳み込みネットワーク)に入力した結果、出力されるノードNごとの予測結果Yである。
【0015】
貢献度304は、ノードNごとに算出されるノードN1~N10のノードNへの貢献を数値化した情報である。貢献度の算出には、SHAP(SHapley Additive exPlanations)あるいはLIME(Local Interpretable Model-agnostic Explanations)といった公知の手段を用いることができる。典型的には、あるノードNの各ノードN1~N10からの貢献度304の合計が、当該ノードNの推測値303となる。
【0016】
<エッジDB>
図4は、エッジDBの一例を示す説明図である。エッジDB400は、入力グラフ200のエッジE1~E10の各々に関する情報を記憶するデータベースである。エッジDB400は、記憶デバイス102に記憶される。エッジDB400は、フィールドとして、エッジID401と、第1ノードID402と、第2ノードID403と、を有する。
【0017】
エッジID401は、エッジEを一意に特定する識別情報である。第1ノードID402は、第1ノードNを一意に特定する識別情報である。第2ノードID403は、第2ノードNを一意に特定する識別情報である。第1ノードNとは、エッジEの一端に接続されるノードNであり、第2ノードNとは、エッジEの他端に接続されるノードNである。
【0018】
なお、図示はしないが、エッジDB400は、エッジEごとにエッジEの特徴量やエッジ長を格納してもよい。エッジEの特徴量は、エッジEの両端の2つのノードNの畳み込み演算において、ノードが持つ特徴量302に加えて使用される。
【0019】
<GCN>
図5は、GCNの構成例を示す説明図である。GCN500は、EMBEDDING層501と、1層以上のGCN層502-1~502-m(mは1以上の整数)と、concat層503と、MLP(Multi-Layer Perceptron)層504と、ソフトマックス層505と、を有する。GCN層502-1~502-mを区別しない場合は、GCN層502-j(jは、1≦j≦mを満たす整数)と表記する。GCN層502-jの出力は、次のGCN層502-j+1に入力されると同時に、concat層503にも入力され、JK-Net(Jumping Knowledge Network)を構成する。
【0020】
GCN層502-jは、RGCN(Relational Graph Convolution Network)層521-jと、normalization層522-jと、ReLU層523-jと、dropout層524-jと、max層525-jと、を含む。
【0021】
図6は、EMBEDDING層501の一例を示す説明図である。EMBEDDING層501は、入力グラフ200のノードNに含まれる特徴量302の前処理を実行する。図6では、企業に関する企業ノードNaを例に挙げて説明する。企業ノードNaは、特徴量302としてF1(従業員数)、F2(年商)、F3(業種)、…を有する。変換C1は無変換であり、特徴量F1の値がそのまま用いられる。変換C2は、対数変換であり、特徴量F2の値が対数変換される。変換C3は、ワンホット化であり、種類別に「0」または「1」を付与する。変換後の企業ノードNaと学習パラメータである重みWaとの積和演算により、積和演算結果600が出力される。
【0022】
図7は、RGCN層521-jの一例を示す説明図である。図7では、ノードN9に着目して説明するが、他のノードN1~N8、N10も同様である。ノードN9の隣接ノードはノードN8である。ノードN9の隣接エッジはエッジE9である。RGCN層521-jは、ノードN9の特徴量F(N9)を、ノードN9の特徴量F(N9)、隣接ノードN8の特徴量F(N8)、および隣接エッジE9の特徴量F(E9)(j=1の場合のみ)を畳み込んだ畳み込み演算結果F(N9)udで更新する。
【0023】
図5において、normalization層522-jは、特徴量302毎の絶対値のばらつきを抑えるため、各ノードN、エッジE毎に、RGCN層521-jの畳み込み演算結果が平均値=0、分散=1となるように正規化する。
【0024】
図8は、ReLU層523-jの一例を示す説明図である。ReLU層523-jは、normalization層522-jによる正規化結果801であるノードNの更新後の特徴量302をReLU関数に入力し、ノードNの更新後の特徴量302内の負の値を0に変換する。変換後の畳み込み演算結果802では、「-3」および「-1」が「0」に変換されている。ReLU関数を用いることで勾配消失が起きにくくなり、学習が進まなくなる問題が抑制される。
【0025】
図9は、dropout層524-jの一例を示す説明図である。図9では、ノードN8~N10を例に挙げて説明するが、ノードN1~N7についても同様である。dropout層524-jは、ノードNが持つ特徴量302のうち、一定の割合で特徴量302の値を0に置換する。この割合はハイパーパラメタの1つとなる。図9では、ノードN8の特徴量F(N8)、ノードN9の特徴量F(N9)、およびノードN10の特徴量F(N10)がそれぞれ特徴量F(N8)ud、特徴量F(N9)ud、およびノードN10の特徴量F(N10)udに更新される。
【0026】
図10は、max層525-jの一例を示す説明図である。図10では、ノードN8を例に挙げて説明する。ノードN8および隣接ノードN7、N9およびN10のそれぞれのdropout層524-jからの出力結果を、特徴量F(N8)、F(N7)、F(N9)およびF(N10)とする。max層525-jは、学習パラメータである重みW(N8)、W(N7)、W(N9)およびW(N10)と、特徴量F(N8)、F(N7)、F(N9)およびF(N10)との畳み込み演算により、畳み込み演算結果CR(N8)、CR(N7)、CR(N9)およびCR(N10)を得る。図10では、これらを3次元ベクトルで表記する。
【0027】
max層525-jは、畳み込み演算結果CR(N8)、CR(N7)、CR(N9)およびCR(N10)の同次元の因子の最大値ベクトルを生成し、ノードN8の更新後の特徴量F(N8)udとする。
【0028】
図11は、GCN層502-1~502-mとconcat層503とで構成されるJK-Net(Jumping Knowledge Network)の接続関係を示す説明図である。GCN層502-1~502-(m-1)はそれぞれ、後段のGCN層502-2~502-mおよびconcat層503に、畳み込み演算で得られたノードNの特徴量F(N)-1~F(N)-(m-1)を出力する。GCN層502-mは、concat層503に、畳み込み演算で得られたノードNの特徴量F(N)-mを出力する。concat層503は、特徴量F(N)-1~F(N)-mを結合する。
【0029】
図12は、MLP層504およびソフトマックス層505の一例を示す説明図である。MLP層504は、concat層503からの出力結果から推測値をノードNごとに算出する。ソフトマックス層505は、MLP層504からの出力結果をソフトマックス関数に入力することにより、0~1の確率値を推測値303として算出する。
【0030】
図12において、(A)は2クラス分類、(B)は4クラス分類、(C)は回帰を示す。(A)~(C)において、MLP層504は、concat層503での結合結果を入力する。(A)および(B)において、MLP層504は、最終段の演算結果をソフトマックス層505に入力する。ソフトマックス層505は、(A)2クラス分類の場合、0~1の値を推測値303(Y)としてノードNごとに出力し、(B)4クラス分類の場合、推測値Yとして4次元ベクトルを出力する。この4次元ベクトルの各値は、0~1の値で、かつ、4つの値の合計は1である。(C)回帰の場合、ソフトマックス層505は、ソフトマックス層505を介さずに予測結果を示す推測値303(Y)を出力する。
【0031】
ここで、ノードDB300の推測値303および貢献度304について補足する。情報表示装置100は、GCNモデル500により、ノードNの推測値303に対する各ノードNの貢献度304を示すSHAP(SHapley Additive exPlanations)値をノードNの特徴量304ごとに算出する。またエッジEが特徴量を持つ場合には、エッジEの特徴量ごとの貢献度を算出する。情報表示装置100は、入力グラフ200のGCNモデル500への入力に先立って、GCNモデル500の中間層の層数、具体的には、たとえば、GCN層502-jの層番号jの指定を、ユーザ操作により受け付ける。情報表示装置100は、GCN層502-1から、指定された層番号jのGCN層502-jまでを用いて、推測値303および貢献度304をノードNの特徴量ごとに算出する。
【0032】
情報表示装置100は、層番号jの指定による推測値303の演算を事前に行って、推測値303および貢献度304をノードDB300に格納しておく。具体的には、たとえば、情報表示装置100は、GCN層502-1の場合の重みフィルタによる推測値303および貢献度304、GCN層502-1~502-2の場合のの重みフィルタによる推測値303および貢献度304、GCN層502-1~502-3の場合の重みフィルタによる推測値303および貢献度304、…、GCN層502-1~502-jの場合の重みフィルタによる推測値303および貢献度304、…、GCN層502-1~502-mの場合の重みフィルタによる推測値303および貢献度304を、ノードDB300に格納しておく。
【0033】
その後、ユーザから、ノードNの推測値303および貢献度304についての表示指示を受け付けると、情報表示装置100は、ノードDB300に格納されたノードNの推測値303および貢献度304を参照して、ノードNの推測値303および貢献度304に関する情報を表示する。なお、以下では、ノードNの貢献度304を1次元の数値としているが、実際にはノードNの貢献度304は特徴量302の次元と同じだけ次元を持つ。必要に応じてユーザは、特徴量302の特定の次元の数値を選択する、あるいは、全ての次元の総和をとる、など、あらかじめノードNが持つ特徴量302を1次元の集約する方法を指定することができる。
【0034】
ただし、情報表示装置100は、ノードNの推測値303および貢献度304についての表示指示を受け付けたタイミングで、ユーザから指定された層番号jまでのGCN層502-jを用いて、ノードNの推測値303および貢献度304を算出し、算出したノードNの推測値303および貢献度304に関する情報を表示してもよい。
【0035】
<グラフ表示例>
図13は、第1グラフ表示の一例を示す説明図である。第1グラフ表示は、表示画面1300において、ユーザから指定されたノード(以下、指定ノード)Nの推測値303に対する各ノードNの貢献度304を表示する例である。指定ノードNに貢献するノードNを貢献ノードNと称す。なお、あるノードNから1本のエッジEで接続される他のノードNまでの距離を1ホップと称す。層番号jが大きいほど、指定ノードNの推測値303に対する貢献度304が得られるノードNまでのホップ数も大きくなる。
【0036】
図13中、矢印の始点側のノードNが貢献ノードN2~N6、N8(自ノードN4含む)であり、矢印の終端側のノードNが指定ノードN4である。図13の例では、ノードN1、N7、N9、N10の指定ノードN4に対する貢献度304の値は「0」であるため、矢印は表示されていない。貢献ノードN2~N6、N8の指定ノードN4に対する貢献度304の値D42、D43、D44、D45、D46、D48は、貢献ノードN2~N6、N8に関連付けて表示される。
【0037】
貢献度304の値D42、D43、D44、D45、D46、D48の合計が指定ノードN4の推測値303の値Yとなる。図13では、貢献度304の値D42、D43、D44、D45、D46、D48を吹き出しで表示したが、情報表示装置100は、ヒートマップにように色の強調によって表示してもよい。
【0038】
図14は、第2グラフ表示の一例を示す説明図である。第2グラフ表示は、表示画面1400において、各ノードNの推測値303に対する指定ノードNの貢献度304を表示する例である。指定ノードNに貢献されるノードNを被貢献ノードNと称す。なお、図14においても指定ノードNをノードN4とする。
【0039】
図14中、矢印の始点側のノードNが指定ノードN4であり、矢印の終端側のノードNが被貢献ノードN2~N6、N8(自ノードN4含む)である。図14の例では、指定ノードN4のノードN1、N7、N9、N10に対する貢献度304の値は「0」であるため、矢印は表示されていない。指定ノードN4の被貢献ノードN2~N6、N8に対する貢献度304の値D24、D34、D44、D54、D64、D84は、被貢献ノードN2~N6、N8への矢印に関連付けて表示される。
【0040】
貢献度304の値D24、D34、D44、D54、D64、D84はそれぞれ、被貢献ノードN2~N6、N8の各推測値303の値Yの一部となる。図14では、貢献度304の値D24、D34、D44、D54、D64、D84を吹き出しで表示したが、情報表示装置100は、ヒートマップにように色の強調によって表示してもよい。
【0041】
また、図13および図14において、ノードNの種別がノードDB300に登録されている場合、情報表示装置100は、ノードNの種別ごとに色が異なるように表示してもよい。
【0042】
図15は、情報表示装置100によるグラフ表示処理手順例を示すフローチャートである。情報表示装置100は、ユーザの入力デバイス103の操作により、表示方法の選択を受け付ける(ステップS1501)。情報表示装置100は、ユーザの入力デバイス103の操作により、GCN層GCNの層番号jの入力を受け付ける(ステップS1502)。情報表示装置100は、ユーザの入力デバイス103の操作により、ノードの指定を受け付ける(ステップS1503)。なお、ステップS1501~S1503は順不同でよい。
【0043】
情報処理装置は、ステップS1501で選択された表示方法が、第1グラフ表示(図13を参照)であるか、第2グラフ表示(図14を参照)であるかを判断する(ステップS1504)。ステップS1501で選択された表示方法が、第1グラフ表示である場合(ステップS1504:第1)、情報表示装置100は、ステップS1502で入力した層番号jに対応し、かつ、指定ノードNの推測値303に対する各ノードNの貢献度304を取得する(ステップS1505)。貢献度304の取得とは、ノードDB300からの読出しでもよく、GCNN500による算出でもよい。そして、情報表示装置100は、図13に示したような第1グラフ表示を実行する(ステップS1506)。
【0044】
また、ステップS1501で選択された表示方法が、第2グラフ表示である場合(ステップS1504:第2)、情報表示装置100は、ステップS1502で入力した層番号jに対応し、かつ、各ノードNの推測値303に対する指定ノードNの貢献度304を取得する(ステップS1507)。そして、情報表示装置100は、図14に示したような第2グラフ表示を実行する(ステップS1508)。これにより、グラフ表示処理が終了する。
【0045】
図16は、第1グラフ表示の他の例を示す説明図であり、図17は、第2グラフ表示の他の例を示す説明図である。図16は、棒グラフ1600により、指定ノードN4の推測値303に対する各ノードN2~N6、N8の貢献度304の値D42,D43,D44,D45,D46,D48を表示する例である。図17は、棒グラフ1700により、各ノードN2~N6、N8の推測値303に対する指定ノードN4の貢献度304の値D24,D34,D44,D54,D64,D84を表示する例である。
【0046】
また、図16および図17において、ノードNの種別がノードDB300に登録されている場合、情報表示装置100は、ノードNの種別ごとに棒の色が異なるように表示してもよい。
【実施例0047】
つぎに、実施例2について説明する。実施例2では、実施例1との相違点について説明する。実施例2では、プーリングにより入力グラフ200を、あるノードNとその近隣ノードNとを、あるまとまったノード群としてグループ化することで縮小化する。
【0048】
図18は、実施例2にかかるGCNNの一例を示す説明図である。実施例2では、dropout層524-jとmax層525-jとの間に、pooling層1821-jを配置したGCN層1802-jを有するGCNN1800が用いられる。
【0049】
図19は、pooling層1821-jの一例を示す説明図である。まず、pooling層1821-jは、(A)エッジEごとにエッジEの特徴量を算出する。エッジE10を例に挙げると、pooling層1821-jは、エッジE10の両端のノード8、N10の特徴量F(N8)、F(N10)と学習パラメータW(N8)、W(N10)との畳み込み演算により、エッジE10の特徴量F(E10)を算出する。特徴量F(E10)の値を「7」とする。他のエッジE1~E9についても同様に算出される。
【0050】
つぎに、pooling層1821-jは、エッジEの特徴量F(E)がしきい値(例として「5」)以下のエッジEで分断して、ノードNをグループ分けする。これにより、ノードN2,N3がノード群G1、ノードN4,N5がノード群G2、ノードN6,N7がノード群G3、ノードN8~N10がノード群G4となる。
【0051】
そして、pooling層1821-jは、ノード群Gごとに特徴量のプーリングを実行する。ノード群G4を例に挙げると、ノード群G4内のノードN8~N10の特徴量F(N8)~F(N10)を加算して、ノード群G4の特徴量F(G4)を出力する。他のノード群G1~G3についても同様である。なお、ノードN1は、どのノード群G1~G4にも属さないノードNである。
【0052】
図20は、実施例2にかかるGCN層1802-1~1802-mとconcat層503との接続関係を示す説明図である。図20では、例として、ノードN9に着目し、j=4とする。また、max層525-jの処理については省略する。GCN層1802-1~1802-4はプーリングを実行する。
【0053】
具体的には、たとえば、GCN層1802-1は、ノードN9の特徴量F(N9)をconcat層503に出力し、図19に示したように、ノード群G4の特徴量F(G4)を算出する。GCN層1802-2は、ノード群G4の特徴量F(G4)をconcat層503に出力し、ノード群G40を生成してその特徴量F(G40)を算出する。GCN層1802-3は、ノード群G40の特徴量F(G40)をconcat層503に出力し、ノード群G400を生成してその特徴量F(G400)を算出する。GCN層1802-4は、ノード群G400の特徴量F(G400)をconcat層503に出力する。
【0054】
concat層503は、特徴量F(N9)、特徴量F(G4)、特徴量F(G40)および特徴量F(G400)を結合して、ノードN9の更新後の特徴量F(N9)udを生成する。
【0055】
なお、GCN層1802-1~1802-4の各々のプーリング結果であるノード群については、ノードNのエントリと同様、ノードDB300およびエッジDB400に格納される。また、各ノードNがどのGCN層1802-jまでのプーリングにより、どのノード群に所属するかといった所属情報も、ノードDB300に格納されるものとする。
【0056】
ノードN9を指定ノードNとした場合、GCN層1802-2まで演算すると、情報表示装置100は、ノード群G4内のノードNが、ノード群G4外の他ノードNに比べて、ノードN9と強い関係がある関連ノードNとして表示可能に出力する。また、GCN層1802-3まで演算すると、情報表示装置100は、ノード群G40内のノードNが、ノード群G40外の他ノードNに比べて、ノードN9と強い関係がある関連ノードNとして表示可能に出力する。また、GCN層1802-4まで演算すると、情報表示装置100は、ノード群G400内のノードNが、ノード群G400外の他ノードNに比べて、ノードN9と強い関係がある関連ノードNとして表示可能に出力する。
【0057】
このように、各pooling層1821-jの特徴をconcat層503で結合することにより、ノードNの更新後の特徴量は、ノードN個別の特徴と、近隣ノードNを含めた特徴と、より広い範囲の特徴と、入力グラフ200全体の特徴と、を含む。したがって、実施例1に比べて、指定ノードNの推測値303に貢献する貢献ノードNをより広範囲に特定することができ、指定ノードNの貢献度304で貢献される被貢献ノードNをより広範囲に特定することができる。
【実施例0058】
実施例3は、実施例1および実施例2で説明した入力グラフ200の具体例を示す。
【0059】
<企業の営業活動>
たとえば、ある企業の営業活動をグラフ化した入力グラフ200の場合、ノードNが営業マンやエンジニア、顧客を示し、エッジEが営業活動履歴、当該企業内の組織関係、情報共有、提案支援を示す。ノードNの特徴量302は、ノードNが営業マンやエンジニアであれば、たとえば、年齢、性別、所属などであり、ノードNが顧客であれば、たとえば、業種や従業員数、顧客に販売する商品単価、当該企業の顧客に対する売上げなどである。また、推測値303は、たとえば、KPI(Key Performance Indicator)の予測値である。
【0060】
第1グラフ表示の場合、たとえば、指定ノードN4が顧客であれば、顧客のKPIに貢献する営業マンやエンジニア(貢献ノードN2~N6、N8)を特定することができる。また、第2グラフ表示の場合、たとえば、指定ノードN4がエンジニアであれば、エンジニアが貢献している顧客や営業マン、他のエンジニア(被貢献ノードN2~N6、N8)を特定することができる。
【0061】
<地図情報AI(Artificial Intelligence)>
たとえば、地図データをグラフ化した入力グラフ200の場合、入力グラフ200は交通ネットワークを示す。具体的には、たとえば、ノードNが交差点、エッジEが道路(車線数や車線方向を含む)を示す。ノードNの特徴量302は、たとえば、位置情報、信号の有無、建物の種類、バス停の有無などである。推測値は、地価、人出、交通需要、住みやすさなどのKPIの予測値である。
【0062】
第1グラフ表示の場合、たとえば、指定ノードN4が示す交差点の人出に貢献する交差点(貢献ノードN2~N6、N8)を特定することができる。また、第2グラフ表示の場合、たとえば、指定ノードN4が示す交差点の人出が貢献している交差点(被貢献ノードN2~N6、N8)を特定することができる。
【0063】
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。たとえば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
【0064】
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、たとえば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
【0065】
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
【0066】
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
【符号の説明】
【0067】
100 情報表示装置
101 プロセッサ
102 記憶デバイス
302 特徴量
303 推測値
304 貢献度
N ノード
E エッジ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20