(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023064021
(43)【公開日】2023-05-10
(54)【発明の名称】食卓塩の固まりほぐし容器
(51)【国際特許分類】
A47G 19/24 20060101AFI20230428BHJP
【FI】
A47G19/24
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021188200
(22)【出願日】2021-10-25
(71)【出願人】
【識別番号】597092462
【氏名又は名称】白土 義隆
(72)【発明者】
【氏名】白土 義隆
【テーマコード(参考)】
3B001
【Fターム(参考)】
3B001AA25
3B001BB10
3B001CC16
3B001DA02
3B001DB03
(57)【要約】
【課題】 食卓塩はビン等の容器に入れてあり、使用しているうちに中の塩が湿気等で固まり塩が出なくなり困るので、塩が入る部分に蛇腹を設けた食卓塩の固まりほぐし容器を提供する。
【解決手段】 食卓塩の塩が入る部分に蛇腹(1)を設けたことを特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食卓塩の塩が入る部分に蛇腹(1)を設けたことを特徴とする食卓塩の固まりほぐし容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、食卓塩の塩が入る部分に蛇腹を設けた食卓塩の固まりほぐし容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、食卓塩は使用しているうちに、中の塩が時間と共に湿気等で固まっていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これには、次のような欠点があった。
食卓塩はビン等の硬めの容器に入れてあり、使用しているうちに中の塩が湿気等で固まり出なくなるのを防ぐため、炒った米等を塩に混ぜて容器の中に入れたりして湿気を予防したり、塩が固まって出なくなった場合は、電子レンジ等で加熱して湿気を取り除いたり、そのまま捨てることもあった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
食卓塩の塩が入る部分に蛇腹(1)を設ける。
本発明は、以上の構成によりなる食卓塩の固まりほぐし容器に関するものである。
【発明の効果】
【0005】
米を炒ったりしてビン等の中に入れて湿気を予防する必要がなくなり、容器の中で塩が固まって出なくなった場合も容易に固まりがほぐせて、電子レンジ等で加熱したり、捨てる必要がなくなった。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
調理台や卓上等に置いた時に倒れたりせず、振った時に容易に折れ曲がったり縮んだりしない適度な硬さがあり、蛇腹(1)を折り曲げたい時に折り曲がる適度な柔軟性もある、ポリプロピレン等の材質で透明等の、蛇腹(1)を設ける。
なお、塩出し口は、塩出し穴付き蓋(2)と一体にするか、蛇腹の上部に別に設ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、今までと同じように上下に振って塩を出せばよくて、振っている時は、蛇腹(1)の内側の凸部に塩が当たり、その都度ほぐしている状態になる。
また、固まった場合は、蛇腹(1)を外から数回折り曲げたり縮めたりすれば、凹部にある塩も動いて固まりがほぐせるが、中が見えた方がほぐし易い。
塩の出口の穴が詰まった場合は、従来通り調理台やまな板等で底部を叩くか爪楊枝等を塩出し穴に刺して通りを良くすればよい。
他の実施例を説明する。
食塩やコショウ等の粉末状で、固まる性質の材料の容器にも同様に使用できる。
【符号の説明】
【0008】
1 蛇腹
2 塩出し穴付き蓋