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特開2023-64446検査結果通知装置、検査結果通知方法、およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023064446
(43)【公開日】2023-05-11
(54)【発明の名称】検査結果通知装置、検査結果通知方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0251 20230101AFI20230501BHJP
【FI】
G06Q30/02 398
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021174739
(22)【出願日】2021-10-26
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-03-06
(71)【出願人】
【識別番号】509152079
【氏名又は名称】株式会社ヘルスケアシステムズ
(74)【代理人】
【識別番号】100115749
【弁理士】
【氏名又は名称】谷川 英和
(72)【発明者】
【氏名】瀧本 陽介
(72)【発明者】
【氏名】松本 美保
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
(57)【要約】
【課題】従来、検査キットを用いた検査結果を用いて、有効な情報を適切に出力できなかった。
【解決手段】検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する1以上の結果情報が格納される結果情報格納部119と、検査キットのタイアップ先識別子を有する1以上の検査キット情報が格納される検査キット情報格納部111またはユーザ識別子と1以上のユーザ属性値とを有する1以上のユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部112のうちの1以上の格納部11を参照し、一の結果情報に対応する通知情報を構成する通知情報構成部131と、通知情報を出力する通知情報出力部141とを具備し、通知情報構成部131は、一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、異なる出力態様の通知情報を構成する、検査結果通知装置1により、上記課題を解決できる。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キットを識別する検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報である1以上の結果情報が格納される結果情報格納部と、
検査キットのタイアップ先を識別するタイアップ先識別子を有する1以上の検査キット情報が格納される検査キット情報格納部、またはユーザ識別子と被検査者に関する属性値である1以上のユーザ属性値とを有する1以上のユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部のうちの1以上の格納部を参照し、一の結果情報に対応する情報であり、ユーザに通知するための通知情報を構成する通知情報構成部と、
前記通知情報を出力する通知情報出力部とを具備し、
前記通知情報構成部は、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、前記一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、異なる出力態様の通知情報を構成する、検査結果通知装置。
【請求項2】
前記通知情報構成部は、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、前記一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、異なる情報を含む通知情報を構成する、請求項1記載の検査結果通知装置。
【請求項3】
前記通知情報構成部は、
結果情報に関する1以上の各第一条件に対応付けて、商品に関する商品情報が格納される商品情報格納部から、前記一の結果情報に合致する第一条件に対応付く商品情報を取得する商品情報取得手段と、
前記商品情報取得手段が取得した前記商品情報を含むレコメンド情報を構成するレコメンド構成手段とを具備し、
前記通知情報出力部は、
前記レコメンド情報を含む通知情報を出力し、
前記検査キット情報は、検査キットの1以上のキット属性値を有し、
前記商品情報は、商品の1以上の商品属性値を有し、
前記商品情報取得手段は、
前記一の結果情報に対応する検査キット情報が有する1以上のキット属性値に対応する1以上の商品属性値を有する商品情報を取得する、請求項2記載の検査結果通知装置。
【請求項4】
前記通知情報構成部は、
結果情報に関する1以上の各第一条件に対応付けて、商品に関する商品情報が格納される商品情報格納部から、前記一の結果情報に合致する第一条件に対応付く商品情報を取得する商品情報取得手段と、
前記商品情報取得手段が取得した前記商品情報を含むレコメンド情報を構成するレコメンド構成手段を具備し、
前記通知情報出力部は、
前記レコメンド情報を含む通知情報を出力し、
前記商品情報取得手段は、
前記一の結果情報に対応する検査キット情報に対応するタイアップ先識別子に応じて、異なる商品情報を取得する、請求項2記載の検査結果通知装置。
【請求項5】
前記通知情報構成部は、
結果情報に関する1以上の各第一条件に対応付けて、前記結果情報に対応する健康情報が格納される健康情報格納部から、前記一の結果情報に合致する第一条件に対応付く健康情報を取得する健康情報取得手段と、
前記健康情報取得手段が取得した前記健康情報を含むレコメンド情報を構成するレコメンド構成手段とを具備し、
前記通知情報出力部は、
前記レコメンド情報を含む通知情報を出力する、請求項2記載の検査結果通知装置。
【請求項6】
前記通知情報構成部は、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、前記一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、前記通知情報を構成する2以上の部品情報の表示が異なる通知情報を構成する、請求項1記載の検査結果通知装置。
【請求項7】
前記2以上の部品情報の表示が異なることは、前記2以上の部品情報の配置が異なること、または強調具合が異なることである、請求項6記載の検査結果通知装置。
【請求項8】
前記通知情報構成部は、
結果情報に関する条件であり、被検査者の家族にレコメンドするための条件である1以上の各第二条件に対応付けて、前記家族に対するレコメンド情報である家族レコメンド情報が格納される家族レコメンド格納部を参照し、一の結果情報に合致する第二条件と対になる家族レコメンド情報を取得する家族レコメンド取得手段を具備し、
前記通知情報出力部は、
前記家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する、請求項1から請求項7いずれか一項に記載の検査結果通知装置。
【請求項9】
前記第二条件は、結果情報と続柄とに関する条件であり、
前記家族レコメンド取得手段は、
一の結果情報に合致する第二条件に対応する続柄の家族に対する前記家族レコメンド情報を取得し、
前記通知情報出力部は、
前記家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報であり、前記第二条件に対応する前記続柄の家族に対するレコメンドであることを明示する家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する、請求項8記載の検査結果通知装置。
【請求項10】
前記第二条件は、同居であるか否かに関する同居フラグと結果情報とに関する条件であり、
前記通知情報出力部は、
前記家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報であり、前記第二条件に対応する前記同居フラグを明示する家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する、請求項8または請求項9記載の検査結果通知装置。
【請求項11】
健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キットを識別する検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報である1以上の結果情報が格納される結果情報格納部と、通知情報構成部と、通知情報出力部とにより実現される検査結果通知方法であって、
前記通知情報構成部が、検査キットのタイアップ先を識別するタイアップ先識別子を有する1以上の検査キット情報が格納される検査キット情報格納部、またはユーザ識別子と被検査者に関する属性値である1以上のユーザ属性値とを有する1以上のユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部のうちの1以上の格納部を参照し、一の結果情報に対応する情報であり、ユーザに通知するための通知情報を構成する通知情報構成ステップと、
前記通知情報出力部が、前記通知情報を出力する通知情報出力ステップとを具備し、
前記通知情報構成ステップにおいて、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、前記一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、異なる出力態様の通知情報を構成する、検査結果通知方法。
【請求項12】
健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キットを識別する検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報である1以上の結果情報が格納される結果情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、
検査キットのタイアップ先を識別するタイアップ先識別子を有する1以上の検査キット情報が格納される検査キット情報格納部、またはユーザ識別子と被検査者に関する属性値である1以上のユーザ属性値とを有する1以上のユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部のうちの1以上の格納部を参照し、一の結果情報に対応する情報であり、ユーザに通知するための通知情報を構成する通知情報構成部と、
前記通知情報を出力する通知情報出力部として機能させ、
前記通知情報構成部は、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、前記一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、異なる出力態様の通知情報を構成するものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査キットを用いた検査の結果を出力する検査結果通知装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザ識別情報に対応する健康診断データに基づいて、追加されるべき測定項目又は問診内容を決定し、決定した測定項目又は問診内容を送信し、測定項目についての測定結果又は問診内容に対する回答を取得し、取得した健康診断データ及び取得した測定結果又は回答に基づいて、ユーザに対する商品又はサービスを特定する処理を行う健康情報処理方法があった(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-60803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術においては、健康診断データに基づいて、ユーザに対する商品又はサービスを画一的に提案しているのみであった。つまり、従来技術においては、健康に関する検査キットを用いた検査結果を用いて、検査キットのタイアップ先またはユーザ属性値に応じた有効な情報を、ユーザに適切に提供できなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本第一の発明の検査結果通知装置は、健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キットを識別する検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報である1以上の結果情報が格納される結果情報格納部と、検査キットのタイアップ先を識別するタイアップ先識別子を有する1以上の検査キット情報が格納される検査キット情報格納部、またはユーザ識別子と被検査者に関する属性値である1以上のユーザ属性値とを有する1以上のユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部のうちの1以上の格納部を参照し、一の結果情報に対応する情報であり、ユーザに通知するための通知情報を構成する通知情報構成部と、通知情報を出力する通知情報出力部とを具備し、通知情報構成部は、一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、異なる出力態様の通知情報を構成する、検査結果通知装置である。
【0006】
かかる構成により、検査キットの検査結果を用いて、検査キットのタイアップ先またはユーザ属性値に応じた有効な情報を適切に出力できる。
【0007】
また、本第二の発明の検査結果通知装置は、第一の発明に対して、通知情報構成部は、一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、異なる情報を含む通知情報を構成する、検査結果通知装置である。
【0008】
かかる構成により、検査キットの検査結果を用いて、検査キットのタイアップ先またはユーザ属性値に応じて、異なる情報を適切に出力できる。
【0009】
また、本第三の発明の検査結果通知装置は、第二の発明に対して、通知情報構成部は、結果情報に関する1以上の各第一条件に対応付けて、商品に関する商品情報が格納される商品情報格納部から、一の結果情報に合致する第一条件に対応付く商品情報を取得する商品情報取得手段と、商品情報取得手段が取得した商品情報を含むレコメンド情報を構成するレコメンド構成手段とを具備し、通知情報出力部は、レコメンド情報を含む通知情報を出力し、検査キット情報は、検査キットの1以上のキット属性値を有し、商品情報は、商品の1以上の商品属性値を有し、商品情報取得手段は、一の結果情報に対応する検査キット情報が有する1以上のキット属性値に対応する1以上の商品属性値を有する商品情報を取得する、検査結果通知装置である。
【0010】
かかる構成により、検査キットの検査結果を用いて、検査キットのタイアップ先またはユーザ属性値に応じて、異なる商品情報を適切に提案できる。
【0011】
また、本第四の発明の検査結果通知装置は、第二の発明に対して、通知情報構成部は、結果情報に関する1以上の各第一条件に対応付けて、商品に関する商品情報が格納される商品情報格納部から、一の結果情報に合致する第一条件に対応付く商品情報を取得する商品情報取得手段と、商品情報取得手段が取得した商品情報を含むレコメンド情報を構成するレコメンド構成手段を具備し、通知情報出力部は、レコメンド情報を含む通知情報を出力し、商品情報取得手段は、一の結果情報に対応する検査キット情報に対応するタイアップ先識別子に応じて、異なる商品情報を取得する、検査結果通知装置である。
【0012】
かかる構成により、検査キットの検査結果を用いて、検査キットのタイアップ先に応じて、異なる商品情報を適切に提案できる。
【0013】
また、本第五の発明の検査結果通知装置は、第二の発明に対して、通知情報構成部は、結果情報に関する1以上の各第一条件に対応付けて、結果情報に対応する健康情報が格納される健康情報格納部から、一の結果情報に合致する第一条件に対応付く健康情報を取得する健康情報取得手段と、健康情報取得手段が取得した健康情報を含むレコメンド情報を構成するレコメンド構成手段とを具備し、通知情報出力部は、レコメンド情報を含む通知情報を出力する、検査結果通知装置である。
【0014】
かかる構成により、検査キットの検査結果を用いて、検査キットのタイアップ先またはユーザ属性値に応じた有効な健康情報を適切に出力できる。
【0015】
また、本第六の発明の検査結果通知装置は、第一の発明に対して、通知情報構成部は、一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、通知情報を構成する2以上の部品情報の表示が異なる通知情報を構成する、検査結果通知装置である。
【0016】
かかる構成により、検査キットの検査結果を用いて、検査キットのタイアップ先またはユーザ属性値に応じた有効な情報を、適切に見せ方を変えて提示できる。
【0017】
また、本第七の発明の検査結果通知装置は、第六の発明に対して、2以上の部品情報の表示が異なることは、2以上の部品情報の配置が異なること、または強調具合が異なることである、検査結果通知装置である。
【0018】
かかる構成により、検査キットの検査結果を用いて、検査キットのタイアップ先またはユーザ属性値に応じた有効な情報を、配置または強調具合を変えて提示できる。
【0019】
また、本第八の発明の検査結果通知装置は、第一から第七いずれか1つの発明に対して、通知情報構成部は、結果情報に関する条件であり、被検査者の家族にレコメンドするための条件である1以上の各第二条件に対応付けて、家族に対するレコメンド情報である家族レコメンド情報が格納される家族レコメンド格納部を参照し、一の結果情報に合致する第二条件と対になる家族レコメンド情報を取得する家族レコメンド取得手段を具備し、通知情報出力部は、家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する、検査結果通知装置である。
【0020】
かかる構成により、検査キットの検査結果を用いて、被検査者の家族に対してもレコメンドできる。
【0021】
また、本第九の発明の検査結果通知装置は、第八の発明に対して、第二条件は、結果情報と続柄とに関する条件であり、家族レコメンド取得手段は、一の結果情報に合致する第二条件に対応する続柄の家族に対する家族レコメンド情報を取得し、通知情報出力部は、家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報であり、第二条件に対応する続柄の家族に対するレコメンドであることを明示する家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する、検査結果通知装置である。
【0022】
かかる構成により、検査キットの検査結果を用いて、被検査者の家族の続柄をも利用して、適切なレコメンドができる。
【0023】
また、本第十の発明の検査結果通知装置は、第八または第九の発明に対して、第二条件は、同居であるか否かに関する同居フラグと結果情報とに関する条件であり、通知情報出力部は、家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報であり、第二条件に対応する同居フラグを明示する家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する、検査結果通知装置である。
【0024】
かかる構成により、検査キットの検査結果と同居であるか否かの情報とを用いて、被検査者の家族に対してもレコメンドできる。
【発明の効果】
【0025】
本発明による検査結果通知装置によれば、健康に関する検査キットを用いた検査結果を用いて、有効な情報を適切に出力できる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】実施の形態1における結果通知システムAの概念図
図2】結果通知システムAのブロック図
図3】同検査結果通知装置1のブロック図
図4】同検査結果通知装置1の動作例について説明するフローチャート
図5】同通知情報構成処理の例について説明するフローチャート
図6】同商品情報取得処理の例について説明するフローチャート
図7】同健康情報取得処理の例について説明するフローチャート
図8】同家族レコメンド情報取得処理の例について説明するフローチャート
図9】同検査キット情報管理表を示す図
図10】同ユーザ情報管理表を示す図
図11】同商品情報管理表を示す図
図12】同健康情報管理表を示す図
図13】同家族レコメンド情報管理表を示す図
図14】同結果情報管理表を示す図
図15】同出力例を示す図
図16】同出力例を示す図
図17】同出力例を示す図
図18】同出力例を示す図
図19】同コンピュータシステムの概観図
図20】同コンピュータシステムのブロック図
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、検査結果通知装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0028】
(実施の形態1)
本実施の形態において、検査キットのタイアップ先、ユーザ属性値等に応じて、受け付けた検査の結果を出力する場合に、異なる出力態様で検査結果を含む情報を出力する検査結果通知装置を具備する結果通知システムについて説明する。なお、異なる出力態様とは、例えば、異なる情報の出力、異なる領域に配置された情報の出力、強調具合が異なる情報の出力等である。
【0029】
さらに、本実施の形態において、一のユーザの検査結果を用いて、当該ユーザの他の家族へのレコメンドを行う検査結果通知装置を具備する結果通知システムについて説明する。かかる場合、続柄の情報を使用しても良いし、同居の家族であるか否かの情報を使用しても良い。
【0030】
なお、本実施の形態において、情報Aが情報Bに対応付いていることは、情報Aから情報Bを取得できること、または情報Bから情報Aを取得できることであり、その対応付けの方法は問わない。情報Aと情報Bとがリンク付いていても良いし、同じバッファに存在していても良いし、情報Aが情報Bに含まれていても良いし、情報Bが情報Aに含まれている等でも良い。
【0031】
図1は、本実施の形態における結果通知システムAの概念図である。結果通知システムAは、検査結果通知装置1、および1または2以上の端末装置2を備える。
【0032】
検査結果通知装置1は、検査キットを用いた検査の結果情報を管理するサーバである。検査結果通知装置1は、例えば、ASPのサーバ、クラウドサーバ等である。但し、検査結果通知装置1の種類は問わない。
【0033】
端末装置2は、ユーザが使用する端末である。1以上の端末装置2は、検査の結果情報を閲覧する端末を含む。また、1以上の端末装置2は、結果情報を送信する端末でも良い。つまり、ユーザは、検査を受ける被験者でも良いし、検査機関等の検査結果を提供する立場の者でも良い。端末装置2は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等であり、その種類は問わない。
【0034】
図2図3は、本実施の形態における結果通知システムAのブロック図である。
【0035】
検査結果通知装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。格納部11は、検査キット情報格納部111、ユーザ情報格納部112、商品情報格納部113、健康情報格納部114、家族レコメンド格納部115、第一条件格納部116、第二条件格納部117、第三条件格納部118、および結果情報格納部119を備える。なお、格納部11を構成する1以上の構成要素は、検査結果通知装置1ではない、外部の装置が保持していても良い。
【0036】
処理部13は、通知情報構成部131を備える。通知情報構成部131は、商品情報取得手段1311、健康情報取得手段1312、家族レコメンド取得手段1313、およびレコメンド構成手段1314を備える。出力部14は、通知情報出力部141を備える。
【0037】
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
【0038】
検査結果通知装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、後述する検査キット情報、後述するユーザ情報、後述する商品情報、後述する健康情報、後述する家族レコメンド情報、後述する第一条件、後述する第二条件、後述する第三条件、後述する結果情報である。
【0039】
検査キット情報格納部111には、1または2以上の検査キット情報が格納される。検査キット情報は、検査キットに関する情報である。検査キットとは、生体に対する検査のために使用する対象である。対象は、例えば、物品であるが、物品以外のものでも良い。物品以外のものは、通常、無体物であり、例えば、検査を行える権利を特定する権利情報である。権利情報は、検査キットの固有値でも良いし、他の情報でも良い。
【0040】
検査は、通常、健康のための検査である。検査は、通常、検体を用いて実施される。検体は、生体試料または生体外試料である。生体試料は、例えば、尿、便、血液、口腔内細胞、唾液、毛髪、体毛、皮脂、爪、皮膚片、精液、涙液、汗、母乳、鼻水、痰、歯石、舌苔である。生体外試料は、例えば、被験者の写真データ、被験者の映像データ、被験者の音声データ、被験者の住居のハウスダストである。
【0041】
検査キットは、例えば、被験者の生体から出される物質を用いた検査のための物品等である。生体から出される物質は、例えば、尿、血液、便、その他の体液である。検査キットは、例えば、インドキシル硫酸測定値を得るための検査のための物品である。検査キットは、例えば、大豆イソフラボンからエクオールがつくれているか測る尿検査であるエクオール検査のキット、腸内細菌由来の腐敗物質量で腸内環境の健康度を測る尿検査である腸内環境検査のキット、活性酸素によってダメージをうけたDNA(8-OHdG)を測る尿検査である酸化ストレス検査のキット、1日あたりどれくらい食塩を摂っているのか測る尿検査である減塩測定の検査キット、胃がんリスクを高める「ヘリコバクター・ピロリ菌」の抗体の有無を測る尿検査のキットである。
【0042】
検査キットは、例えば、被験者に関する情報を用いた検査のための情報(例えば、権利情報)でも良い。被験者に関する情報は、例えば、被験者の音声データ、被験者の画像データである、画像データは、静止画または動画である。物品以外のものは、画像データと音声データの両方を含む情報でも良い。なお、被験者の音声データや被験者の画像データから、被検者の健康状態に関する情報が検査結果として得られる。かかる健康状態に関する情報は、例えば、フレイル度や心の落ち込み度等であるが、情報の内容は問わない。
【0043】
検査キット情報は、検査キット識別子を有する。検査キット識別子は、検査キットを識別する情報であり、例えば、ID、検査名である。検査キット識別子は、通常、検査の対象を特定する情報である。検査キット識別子は、検査の種類を特定する情報である、と考えても良い。検査名は、例えば、「インドキシル硫酸測定値の検査」「腸内フローラ輸送検査」「大豆イソフラボンからエクオールがつくれているか測る尿検査」「腸内環境検査」「酸化ストレス検査」「ヘリコバクター・ピロリ菌の抗体の有無」等である。
【0044】
検査キット情報は、例えば、1以上のキット属性値を有する。キット属性値は、例えば、タイアップ先情報、販売場所情報、検査項目情報、検体情報である。
【0045】
タイアップ先情報は、タイアップ先に関する情報である。タイアップ先とは、例えば、検査キットに関わる企業や個人、自治体、健診機関、医療機関、健康保険組合、教育機関、組合である。タイアップ先は、例えば、検査の開発元、OEM提供先、検査キットの販売先、ユーザの検査キット入手先、検査に対応する商品またはサービスの提供元である。なお、単に「商品」と言う場合に、サービスを含んでも良い。タイアップ先情報は、タイアップ先を識別するタイアップ先識別子を有する。タイアップ先識別子は、例えば、ID、タイアップ先の名称である。タイアップ先情報は、検査開発元情報、OEM提供先情報、検査キットの販売先情報を有する。なお、ユーザの検査キット入手先は、例えば、企業が検査キットを購入し、福利厚生で社員に無償提供した場合の企業、自治体が検査キットを購入し、健診の結果が悪かった人への指導の一部として、対象者に無償提供した場合の自治体、企業が検査キットを購入し、自社のキャンペーンの販促品として無償提供した場合の企業である。
【0046】
検査開発元情報は、検査の開発元に関する情報である。検査開発元情報は、例えば、開発元を識別する開発元識別子、開発元名、開発元の種類を特定する開発元種類識別子を有する。
【0047】
OEM提供先情報は、OEMでの提供先に関する情報である。OEM提供先情報は、例えば、OEM提供先を識別するOEM提供先識別子、OEM提供先名、OEM提供先の種類を特定するOEM提供先種類識別子を有する。
【0048】
検査キットの販売先情報は、検査キットの販売先に関する情報である。検査キットの販売先情報は、例えば、販売先を識別する販売先識別子、販売先名、販売先の種類を特定する販売先種類識別子を有する。
【0049】
販売場所情報は、検査キットの販売場所に関する情報である。販売場所情報は、例えば、販売場所識別子、場所種類識別子を有する。販売場所識別子は、販売場所を識別する情報であり、例えば、ID、販売場所名である。場所種類識別子は、販売場所の種類を特定する情報である。場所種類情報は、例えば、「薬局」「クリニック」「ドラッグストア」「スーパー」「ECサイト」等の値を採り得る。
【0050】
検査項目情報は、検査項目を特定する情報である。検査項目情報は、例えば、「インドキシル硫酸測定値」、「腸内環境」、「酸化ストレス」「ヘリコバクター・ピロリ菌の抗体」である。
【0051】
検体情報は、検査のために用いる検体に関する情報である。検体情報は、例えば、検体種類識別子、検体量情報を有する。検体種類識別子は、例えば、生体試料を特定する情報、生体外試料を特定する情報である。生体試料を特定する情報は、例えば、「尿」「便」「血液」「口腔内細胞」「唾液」「毛髪」「体毛」「皮脂」「爪」「皮膚片」「精液」「涙液」「汗」「母乳」「鼻水」「痰」「歯石」「舌苔」である。生体外試料情報は、例えば、「写真データ」「映像データ」「音声データ」「ハウスダスト」である。検体量情報は、検査に必要な検体量を特定する情報であり、例えば、10ml以上、20グラム以上である。
【0052】
ユーザ情報格納部112には、1または2以上のユーザ情報が格納される。ユーザ情報は、ユーザに関する情報である。ユーザ情報は、通常、ユーザ識別子を有する。ユーザ識別子は、ユーザを識別する情報であり、例えば、ID、氏名、メールアドレス、電話番号である。ユーザ情報は、例えば、1以上のユーザ属性値を有する。ユーザ属性値は、ユーザの特性に関する情報であり、広く解する。ユーザ属性値は、ユーザに対して行ったアンケートに対する回答情報を含んでも良い。なお、ここでのユーザは、被験者である。
【0053】
1以上のユーザ属性値は、例えば、性別、年齢、年齢層、身長、体重、BMI、住まい情報、家族情報、健康情報、職業情報、回答情報である。
【0054】
住まい情報は、ユーザの住まいに関する情報である。住まい情報は、例えば、ユーザの住所、居住形態、居住年数、築年数である。
【0055】
家族情報は、ユーザの家族に関する情報である。家族情報は、例えば、同居者に関する情報、非同居者の家族に関する情報である。同居者に関する情報は、例えば、配偶者に関する情報、同居の親に関する情報、同居の子に関する情報である。配偶者に関する情報は、例えば、配偶者の有無、配偶者の年齢の情報である。同居の親に関する情報は、例えば、同居の親の有無、同居の親の性別、年齢、続柄の情報である。同居の子に関する情報は、例えば、同居の子の有無、同居の子の性別、年齢、続柄の情報である。
【0056】
健康情報は、ユーザの健康に関する情報である。健康情報は、例えば、過去の検査の結果情報、ユーザの既往歴情報、ユーザの家族の既往歴情報、服薬歴情報である。既往歴情報は、過去の病気の履歴に関する情報である。既往歴情報は、例えば、過去にかかった病気を特定する情報、病気にかかった時期または年齢を特定する情報を含む。服薬歴情報は、ユーザの服薬の履歴に関する情報である。服薬歴情報は、例えば、服薬の薬を特定する情報、服薬の開始時期を特定する情報である。なお、過去の検査の結果情報は、ここでいう検査キットを用いた検査の結果に関する情報、ユーザが独自に受けた健康診断や人間ドックの結果に関する情報等を含んでも良い。
【0057】
職業情報は、ユーザの職業に関する情報である。職業情報は、例えば、業種、職種、雇用形態、年収、勤務形態(例えば、「日勤」「夜勤」等)、勤務時の体勢を特定する情報(例えば、「立ち仕事」「座り仕事」等)である。
【0058】
商品情報格納部113には、1または2以上の商品情報が格納される。1以上の各商品情報には、第一条件が対応付いている。
【0059】
第一条件は、商品情報を取得するための条件である。第一条件は、結果情報に関する情報である。第一条件は、結果情報と1以上のユーザ属性値とに関する条件でも良い。第一条件は、結果情報と1以上のタイアップ先識別子とに関する条件でも良い。第一条件は、結果情報と1以上のユーザ属性値と1以上のタイアップ先識別子とに関する条件でも良い。第一条件は、1以上のキット属性値を含む条件でも良い。第一条件は、結果情報とタイアップ先フラグとに関する条件でも良い。第一条件は、結果情報と同居フラグとに関する条件でも良い。タイアップ先フラグとは、タイアップ先識別子を有するか否かを示す情報である。同居フラグとは、同居の家族が存在するか否かを示す情報である。
【0060】
商品情報は、商品に関する情報である。商品情報は、通常、ユーザに提示する候補の商品の情報である。商品情報は、通常、商品識別子を有する。商品識別子は、商品を識別する情報であり、例えば、ID、商品名である。商品情報は、例えば、商品販売元情報、商品画像、商品種類識別子を有する。商品販売元情報は、商品を販売する企業に関する情報である。商品販売元情報は、例えば、企業識別子、業種を有する。企業識別子は、企業を識別する情報であり、例えば、ID、会社名である。なお、商品は、サービスも含んでも良い。また、商品は、通常、有償のものであるが、無償のものでも良い。商品情報は、医療機関に関する情報、検査に関する情報、ユーザに対するカウンセリングの情報、セミナーやイベントに関する情報、キャンペーンに関する情報を含んでも良い。
【0061】
なお、第一条件により、ユーザの検査の結果と、ユーザ属性値または/およびキット属性値とに応じた商品情報をユーザに提示できる。
【0062】
健康情報格納部114には、1または2以上の健康情報が格納される。1以上の各健康情報には、第二条件が対応付いている。
【0063】
第二条件は、健康情報を取得するための条件である。第二条件は、結果情報に関する情報である。第二条件は、結果情報と1以上のユーザ属性値とに関する条件でも良い。第二条件は、結果情報と1以上のタイアップ先識別子とに関する条件でも良い。第二条件は、結果情報と1以上のユーザ属性値と1以上のタイアップ先識別子とに関する条件でも良い。第二条件は、1以上のキット属性値を含む条件でも良い。
【0064】
健康情報は、健康に関する情報である。健康情報は、例えば、ユーザがより健康になるための対応策の情報である。健康情報は、例えば、運動に関する情報、更年期に関する情報、美容に関する情報である。健康情報は、例えば、医療機関に関する情報、検査に関する情報、ユーザに対するカウンセリングの情報、セミナーやイベントに関する情報、キャンペーンに関する情報を含んでも良い。
【0065】
なお、第二条件により、ユーザの検査の結果と、ユーザ属性値または/およびキット属性値とに応じた健康情報をユーザに提示できる。
【0066】
家族レコメンド格納部115には、1または2以上の家族レコメンド情報が格納される。1以上の家族レコメンド情報には、第三条件が対応付いている。
【0067】
第三条件は、家族レコメンド情報を取得するための条件である。第三条件は、結果情報に関する情報である。第三条件は、例えば、結果情報と1以上のユーザ属性値とに関する条件でも良い。第三条件は、例えば、結果情報と1以上のタイアップ先識別子とに関する条件でも良い。第三条件は、例えば、結果情報と1以上のユーザ属性値と1以上のタイアップ先識別子とに関する条件でも良い。第三条件は、例えば、続柄に関する条件を含んでも良い。第三条件は、結果情報と続柄とに関する条件でも良い。第三条件は、例えば、同居フラグに関する条件を含んでも良い。同居フラグとは、同居しているか否かを示すフラグである。なお、第三条件により、ユーザの検査の結果を用いた、当該ユーザの家族に関するレコメンドの情報を提示できる。
【0068】
第一条件格納部116には、1以上の第一条件が格納されている。第一条件は、例えば、商品情報、または健康情報に対応付く。第一条件は、プログラム中に埋め込まれていても良いことは言うまでもない。
【0069】
第二条件格納部117には、1以上の第二条件が格納されている。第二条件は、例えば、健康情報に対応付く。第二条件は、プログラム中に埋め込まれていても良いことは言うまでもない。
【0070】
第三条件格納部118は、1以上の第三条件が格納されている。第三条件は、例えば、家族レコメンド情報に対応付く。第二条件は、プログラム中に埋め込まれていても良いことは言うまでもない。
【0071】
結果情報格納部119には、1以上の結果情報が格納される。1以上の各結果情報には、ユーザ識別子が対応付いている。また、1以上の各結果情報には、通常、固有値が対応付いている。結果情報には、検査キット識別子が対応付いていても良い。検査キット識別子に、ユーザが行った検査が分かる。
【0072】
固有値は、一の検査キットに固有の情報である。固有値は、ユーザに渡された検査キットに対応する固有の情報である。固有値は、検査キット識別子を含んでも良い。つまり、固有値により、ユーザが行った検査が分かり、かつ一のユーザの検査結果を特定できても良い。固有値は、検査キット識別子とユーザ識別子とを有しても良い。
【0073】
結果情報は、健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報である。結果情報は、例えば、検査の結果の数値、正常であるか否かを示す情報、正常の度合を示す情報である。結果情報は、例えば、インドキシル硫酸測定値、腸内環境の健康度、1日あたりの食塩摂取量、ヘリコバクター・ピロリ菌の抗体の有無である。
【0074】
結果情報は、生体外試料に対する検査の結果に関する情報でも良い。結果情報は、例えば、被験者の写真データを分析した結果の情報、被験者の映像データを分析した結果の情報、被験者の音声データを分析した結果の情報、被験者の住居のハウスダストを分析した結果の情報である。結果情報を取得する方法は問わない。
【0075】
結果情報格納部119の1以上の結果情報は、例えば、端末装置2から送信された情報でも良いし、図示しない外部の装置(例えば、検査センターのサーバ等)から送信された情報等でも良い。結果情報格納部119に結果情報が格納されるまでの経路は問わない。
【0076】
受付部12は、各種の情報または指示を受け付ける。各種の情報または指示は、例えば、結果出力指示、結果情報、回答情報である。結果出力指示は、通常、固有値を有する。なお、受付部12が受け付ける結果情報には、例えば、固有値が対応付いている。
【0077】
固有値とは、検査キットを特定する情報である。固有値は、物理的な一つの検査キットを特定する情報である。固有値は、例えば、数字列等のIDである。固有値は、例えば、検査キットの付されたシリアル番号である。
【0078】
回答情報とは、ユーザに対するアンケートに対する回答を特定する情報である。回答情報は、ユーザ属性値を構成するための情報である。回答情報は、ユーザ属性値でも良いし、ユーザ属性値を構成する元になる情報でも良い。
【0079】
また、ここで、受け付けとは、通常、端末装置2や図示しない装置からの受信であるが、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念であっても良い。
【0080】
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、通知情報構成部131が行う処理である。
【0081】
通知情報構成部131は、一の結果情報に対応するキット識別子、一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1または2以上の情報に応じて、異なる出力態様の通知情報を構成する。なお、キット識別子は、例えば、タイアップ先識別子である。
【0082】
一の結果情報に対応するキット識別子は、例えば、一の結果情報に対応する検査キット識別子と対になるキット識別子である。一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値は、例えば、一の結果情報に対応するユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値である。
【0083】
また、異なる出力態様とは、出力された場合に異なる出力となることであり、例えば、通知情報に含まれる情報が異なること、通知情報に含まれる情報の属性値が異なることである。情報の属性値は、例えば、画面上における位置、サイズ、背景色等である。通知情報に含まれる情報の属性値が異なる場合、例えば、情報の配置、情報の提示の順序、情報の強調具合が異なる。
【0084】
通知情報構成部131は、一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、異なる情報を含む通知情報を構成する。
【0085】
通知情報構成部131は、一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、通知情報を構成する2以上の部品情報の表示が異なる通知情報を構成する。部品情報は、通知情報を構成するための一部の情報である。部品情報は、例えば、商品情報、健康情報、家族レコメンド情報である。
【0086】
商品情報取得手段1311は、一の結果情報に合致する第一条件に対応付く1または2以上の商品情報を、商品情報格納部113から取得する。
【0087】
商品情報取得手段1311は、一の結果情報および、当該結果情報に対応するキット識別子と当該結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報が満たす第一条件に対応付く1または2以上の商品情報を、商品情報格納部113から取得する。
【0088】
商品情報取得手段1311は、例えば、一の結果情報に対応する検査キット情報が有する1以上のキット属性値に対応する1以上の商品属性値を有する1以上の商品情報を、商品情報格納部113から取得する。
【0089】
商品情報取得手段1311は、例えば、一の結果情報に対応する検査キット情報に対応するタイアップ先識別子に応じて、異なる商品情報を取得する。
【0090】
商品情報取得手段1311は、例えば、一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値に応じて、異なる商品情報を取得する。
【0091】
商品情報取得手段1311は、例えば、結果出力指示に対応する結果情報を取得する。次に、商品情報取得手段1311は、結果情報に対応するユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値をユーザ情報格納部112から取得する。そして、商品情報取得手段1311は、取得した結果情報と1以上のユーザ属性値とが合致する1以上の第一条件を決定する。次に、商品情報取得手段1311は、決定した1以上の各第一条件と対になる商品情報を商品情報格納部113から取得する。
【0092】
商品情報取得手段1311は、例えば、結果出力指示に対応する結果情報を取得する。次に、商品情報取得手段1311は、結果情報に対応する検査キット識別子と対になる1以上のタイアップ先識別子を検査キット情報格納部111から取得する。そして、商品情報取得手段1311は、取得した結果情報と1以上のタイアップ先識別子とが合致する1以上の第一条件を決定する。次に、商品情報取得手段1311は、決定した1以上の各第一条件と対になる商品情報を商品情報格納部113から取得する。
【0093】
商品情報取得手段1311は、例えば、結果出力指示に対応する結果情報を取得する。次に、商品情報取得手段1311は、結果情報に対応するユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値をユーザ情報格納部112から取得する。また、商品情報取得手段1311は、結果情報に対応する検査キット識別子と対になる1以上のタイアップ先識別子を検査キット情報格納部111から取得する。そして、商品情報取得手段1311は、取得した結果情報と1以上のユーザ属性値と1以上のタイアップ先識別子とが合致する1以上の第一条件を決定する。次に、商品情報取得手段1311は、決定した1以上の各第一条件と対になる商品情報を商品情報格納部113から取得する。
【0094】
健康情報取得手段1312は、健康情報格納部114から、一の結果情報に合致する第二条件に対応付く健康情報を取得する。
【0095】
健康情報取得手段1312は、例えば、一の結果情報および、当該結果情報に対応するキット識別子と当該結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報が満たす第二条件に対応付く1または2以上の健康情報を、健康情報格納部114かから取得する。
【0096】
健康情報取得手段1312は、例えば、結果出力指示に対応する結果情報を取得する。次に、健康情報取得手段1312は、結果情報に対応するユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値をユーザ情報格納部112から取得する。そして、健康情報取得手段1312は、取得した結果情報と1以上のユーザ属性値とが合致する1以上の第二条件を決定する。次に、健康情報取得手段1312は、決定した1以上の各第二条件と対になる健康情報を健康情報格納部114から取得する。
【0097】
健康情報取得手段1312は、例えば、結果出力指示に対応する結果情報を取得する。次に、健康情報取得手段1312は、結果情報に対応する検査キット識別子と対になる1以上のタイアップ先識別子を検査キット情報格納部111から取得する。そして、健康情報取得手段1312は、取得した結果情報と1以上のタイアップ先識別子とが合致する1以上の第二条件を決定する。次に、健康情報取得手段1312は、決定した1以上の各第二条件と対になる健康情報を健康情報格納部114から取得する。
【0098】
健康情報取得手段1312は、例えば、結果出力指示に対応する結果情報を取得する。次に、健康情報取得手段1312は、結果情報に対応するユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値をユーザ情報格納部112から取得する。また、健康情報取得手段1312は、結果情報に対応する検査キット識別子と対になる1以上のタイアップ先識別子を検査キット情報格納部111から取得する。そして、健康情報取得手段1312は、取得した結果情報と1以上のユーザ属性値と1以上のタイアップ先識別子とが合致する1以上の第二条件を決定する。次に、健康情報取得手段1312は、決定した1以上の各第二条件と対になる健康情報を健康情報格納部114から取得する。
【0099】
家族レコメンド取得手段1313は、家族レコメンド格納部115を参照し、一の結果情報に合致する第二条件と対になる1または2以上の家族レコメンド情報を取得する。
【0100】
家族レコメンド取得手段1313は、例えば、一の結果情報および、当該結果情報に対応するキット識別子と当該結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報が満たす第三条件に対応付く1または2以上の家族レコメンド情報を、家族レコメンド格納部115から取得する。なお、ここで、1以上のユーザ属性値は、家族情報を含むことは好適である。家族情報は、同居者に関する情報を含むことは好適である。
【0101】
家族レコメンド取得手段1313は、例えば、結果出力指示に対応する結果情報を取得する。次に、家族レコメンド取得手段1313は、結果情報に対応するユーザ識別子と対になる1以上の家族情報をユーザ情報格納部112から取得する。そして、家族レコメンド取得手段1313は、取得した結果情報と1以上の家族情報とが合致する1以上の第三条件を決定する。次に、家族レコメンド取得手段1313は、決定した1以上の各第三条件と対になる1以上の家族レコメンド情報を家族レコメンド格納部115から取得する。なお、ここでの家族情報は、例えば、同居の子に関する情報であり、例えば、同居の子の有無、同居の子の性別、年齢、続柄の情報である。
【0102】
家族レコメンド取得手段1313は、例えば、結果出力指示に対応する結果情報を取得する。次に、家族レコメンド取得手段1313は、結果情報に対応する検査キット識別子と対になる1以上のタイアップ先識別子を検査キット情報格納部111から取得する。そして、家族レコメンド取得手段1313は、取得した結果情報と1以上のタイアップ先識別子とが合致する1以上の第三条件を決定する。次に、家族レコメンド取得手段1313は、決定した1以上の各第三条件と対になる健康情報を健康情報格納部114から取得する。
【0103】
家族レコメンド取得手段1313は、例えば、結果出力指示に対応する結果情報を取得する。次に、家族レコメンド取得手段1313は、結果情報に対応するユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値をユーザ情報格納部112から取得する。また、家族レコメンド取得手段1313は、結果情報に対応する検査キット識別子と対になる1以上のタイアップ先識別子を検査キット情報格納部111から取得する。そして、家族レコメンド取得手段1313は、取得した結果情報と1以上のユーザ属性値と1以上のタイアップ先識別子とが合致する1以上の第三条件を決定する。次に、家族レコメンド取得手段1313は、決定した1以上の各第三条件と対になる健康情報を健康情報格納部114から取得する。
【0104】
レコメンド構成手段1314は、例えば、商品情報取得手段1311が取得した1以上の商品情報を含むレコメンド情報を構成する。
【0105】
レコメンド構成手段1314は、例えば、健康情報取得手段1312が取得した1以上の健康情報を含むレコメンド情報を構成する。
【0106】
レコメンド構成手段1314は、例えば、家族レコメンド取得手段1313が取得した1以上の家族レコメンド情報を含むレコメンド情報を構成する。
【0107】
なお、レコメンド情報は、通知情報を構成する。レコメンド情報は、通知情報でも良い。
【0108】
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、通知情報である。通知情報は、一の結果情報に対応する情報であり、ユーザに通知するための情報である。通知情報は、例えば、商品情報、健康情報、家族レコメンド情報のうちの1種類以上の情報を含む。
【0109】
なお、ここでの出力とは、通常、端末装置2への送信であるが、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、端末装置2以外の外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念であっても良い。
【0110】
通知情報出力部141は、通知情報を出力する。通知情報出力部141は、例えば、レコメンド情報を含む通知情報を出力する。
【0111】
通知情報出力部141は、例えば、家族レコメンド取得手段1313が取得した家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する。通知情報出力部141は、例えば、家族レコメンド取得手段1313が取得した家族レコメンド情報であり、第三条件に対応する続柄の家族に対するレコメンドであることを明示する家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する。通知情報出力部141は、例えば、家族レコメンド取得手段1313が取得した家族レコメンド情報であり、第三条件に対応する同居フラグを明示する家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する。
【0112】
端末装置2を構成する端末格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、ユーザ識別子、ユーザ端末識別子、ユーザ属性値等である。ユーザ識別子は、ユーザを識別する情報であり、例えば、IDである。ユーザ識別子は、電話番号、クレジットカード番号、メールアドレス等でも良い。ユーザ端末識別子は、端末装置2を識別する情報であり、例えば、Cookie ID、セッション識別子、IPアドレス、MACアドレス等である。ユーザ端末識別子は、ユーザ識別子である、と考えても良い。
【0113】
端末受付部22は、ユーザから指示や情報等の入力を受け付ける。指示や情報等とは、例えば、結果出力指示、回答情報等である。
【0114】
指示や情報等の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
【0115】
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、端末受付部22が受け付けた指示や情報等を、送信する構造の指示や情報等に変更する処理、端末受信部25が受信した情報を出力する構造に変更する処理等である。
【0116】
端末送信部24は、各種の情報や指示等を送信する。各種の情報や指示等とは、例えば、結果出力指示、回答情報、結果情報、1以上のユーザ属性値等である。端末送信部24は、通常、検査結果通知装置1に情報や指示等を送信する。
【0117】
端末受信部25は、各種の情報を受信する。各種の情報とは、例えば、通知情報、アンケートである。
【0118】
端末出力部26は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、端末受信部25が受信し、端末処理部23が出力される構造に変更した情報であり、例えば、通知情報、アンケートである。
【0119】
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
【0120】
格納部11、検査キット情報格納部111、ユーザ情報格納部112、商品情報格納部113、健康情報格納部114、家族レコメンド格納部115、第一条件格納部116、第三条件格納部118、結果情報格納部119、および端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0121】
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
【0122】
受付部12、および端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0123】
処理部13、通知情報構成部131、商品情報取得手段1311、健康情報取得手段1312、家族レコメンド取得手段1313、レコメンド構成手段1314、および端末処理部23は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
【0124】
出力部14、通知情報出力部141、および端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
【0125】
端末受付部22は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0126】
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
【0127】
次に、結果通知システムAの動作例について説明する。まず、検査結果通知装置1の動作例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0128】
(ステップS401)受付部12は、結果情報を受け付けたか否かを判断する。結果情報を受け付けた場合はステップS402に行き、結果情報を受け付けなかった場合はステップS406に行く。なお、ここで、受付部12は、通常、固有値に対応付けて受け付ける。受付部12は、ユーザ識別子に対応付けて受け付けても良い。
【0129】
(ステップS402)処理部13は、受信された結果情報を、当該結果情報に対応するユーザ識別子と、固有値とに対応付けて、結果情報格納部119に蓄積する。
【0130】
(ステップS403)処理部13は、受信された結果情報を用いて、ユーザに検査結果を通知するか否かを判断する。検査結果を通知する場合はステップS404に行き、検査結果を通知しない場合はステップS401に戻る。なお、ここでの判断の条件は問わない。例えば、固有値に対応付けて、通知フラグが格納されている場合、処理部13は、ユーザに検査結果を通知する、と判断する。
【0131】
(ステップS404)処理部13は、受け付けられた結果情報を用いて、通知情報構成処理を行う。通知情報構成処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0132】
(ステップS405)通知情報出力部141は、ステップS404で構成された通知情報を出力する。ステップS401に戻る。なお、通知情報出力部141は、例えば、受け付けられた結果情報に対応するユーザ識別子で識別されるユーザに、通知情報を送信する。ユーザに通知情報を送信する手段は、メール、ショートメッセージ等、問わない。
【0133】
(ステップS406)受付部12は、1以上の回答情報を受け付けたか否かを判断する。回答情報を受け付けた場合はステップS407に行き、回答情報を受け付けなかった場合はステップS409に行く。なお、1以上の回答情報は、ユーザ識別子に対応付いている。
【0134】
(ステップS407)処理部13は、ステップS406で受け付けられた1以上の回答情報を用いて、1以上のユーザ属性値を取得する。
【0135】
ここでのユーザ属性値は、例えば、健康に対する悩みに関する情報、美容に対する悩みに関する情報、睡眠時間、運動頻度に関する情報、食習慣に関する情報、嗜好性に関する情報である。健康に対する悩みに関する情報は、例えば、PMS、更年期であるか否か、骨粗鬆症であるか否か、関節の痛みの有無、便秘であるか否か、高血圧であるか否か、免疫、肥満であるか否か等である。美容に対する悩みに関する情報は、例えば、肌のシワ・シミ・たるみ・はり等に関する情報、髪のツヤに関する情報、ダイエットに関する情報であり。嗜好性に関する情報は、購買行動に関にする情報(例えば、スーパー、ドラッグストア、ECサイト等のうちの購入場所を特定する情報)、食の好みに関する情報、趣味に関する情報等である。
【0136】
(ステップS408)処理部13は、ステップS407で取得した1以上のユーザ属性値を、1以上の回答情報に対応するユーザ識別子に対応付けて、ユーザ情報格納部112に蓄積する。ステップS401に戻る。
【0137】
(ステップS409)受付部12は、結果出力指示を受け付けたか否かを判断する。結果出力指示を受け付けた場合はステップS410に行き、結果出力指示を受け付けなかった場合はステップS401に戻る。
【0138】
(ステップS410)通知情報構成部131は、通知情報構成処理を行う。ステップS405に行く。通知情報構成処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0139】
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0140】
次に、ステップS404、ステップS410の通知情報構成処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0141】
(ステップS501)通知情報構成部131は、作成する通知情報に対応する結果情報を取得する。
【0142】
(ステップS502)通知情報構成部131は、結果情報に対応する固有値を取得する。次に、通知情報構成部131は、固有値と対になる検査キット識別子を、結果情報格納部119から取得する。
【0143】
(ステップS503)通知情報構成部131は、ステップS502で取得した検査キット識別子と対になる1以上のキット属性値を検査キット情報格納部111から取得する。
【0144】
(ステップS504)通知情報構成部131は、ステップS501で取得した結果情報に対応するユーザ識別子を取得する。次に、通知情報構成部131は、当該ユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値をユーザ情報格納部112から取得する。
【0145】
(ステップS505)商品情報取得手段1311は、ステップS503で取得した1以上のキット属性値、ステップS504で取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、商品情報取得処理を行う。商品情報取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
【0146】
(ステップS506)健康情報取得手段1312は、ステップS503で取得した1以上のキット属性値、ステップS504で取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、健康情報取得処理を行う。健康情報取得処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
【0147】
(ステップS507)家族レコメンド取得手段1313は、ステップS503で取得した1以上のキット属性値、ステップS504で取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、家族レコメンド情報取得処理を行う。家族レコメンド情報取得処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
【0148】
(ステップS508)通知情報構成部131は、ステップS505で取得された商品情報、ステップS506で取得された健康情報、ステップS507で取得された家族レコメンド情報を用いて、通知情報を構成する。上位処理にリターンする。
【0149】
なお、図5のフローチャートにおいて、通知情報構成部131は、結果情報を用いてデフォルトの処理を行って、通知情報を構成する情報を取得しても良い。デフォルトの処理は、例えば、結果情報と平均値とを比較するグラフを構成する処理、ユーザと同じ性別、同じ年齢層の2以上のユーザの結果情報の平均値と当該ユーザの結果情報とを対比する情報(グラフ、文字列など)を取得する処理等である。なお、デフォルトの処理の内容は問わない。
【0150】
次に、ステップS505の商品情報取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
【0151】
(ステップS601)商品情報取得手段1311は、カウンタiに1を代入する。
【0152】
(ステップS602)商品情報取得手段1311は、第一条件格納部116にi番目の第一条件が存在するか否かを判断する。i番目の第一条件が存在する場合はステップS603に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
【0153】
(ステップS603)商品情報取得手段1311は、第一条件格納部116からi番目の第一条件を取得する。
【0154】
(ステップS604)商品情報取得手段1311は、i番目の第一条件で使用されている情報を取得する。なお、かかる情報は、ステップS503で取得した1以上のキット属性値、ステップS504で取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報である。
【0155】
(ステップS605)商品情報取得手段1311は、ステップS604で取得した情報がi番目の第一条件を満たすか否かを判断する。i番目の第一条件を満たす場合はステップS606に行き、i番目の第一条件を満たさない場合はステップS607に行く。
【0156】
(ステップS606)商品情報取得手段1311は、i番目の第一条件に対応する商品情報を商品情報格納部113から取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0157】
(ステップS607)商品情報取得手段1311は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS602に戻る。
【0158】
次に、ステップS506の健康情報取得処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
【0159】
(ステップS701)健康情報取得手段1312は、カウンタiに1を代入する。
【0160】
(ステップS702)健康情報取得手段1312は、第二条件格納部117にi番目の第二条件が存在するか否かを判断する。i番目の第二条件が存在する場合はステップS703に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
【0161】
(ステップS703)健康情報取得手段1312は、第二条件格納部117からi番目の第二条件を取得する。
【0162】
(ステップS704)健康情報取得手段1312は、i番目の第二条件で使用されている情報を取得する。なお、かかる情報は、ステップS503で取得した1以上のキット属性値、ステップS504で取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報である。
【0163】
(ステップS705)健康情報取得手段1312は、ステップS704で取得した情報がi番目の第二条件を満たすか否かを判断する。i番目の第二条件を満たす場合はステップS706に行き、i番目の第二条件を満たさない場合はステップS707に行く。
【0164】
(ステップS706)健康情報取得手段1312は、i番目の第二条件に対応する健康情報を健康情報格納部114から取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0165】
(ステップS707)健康情報取得手段1312は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS702に戻る。
【0166】
次に、ステップS507の家族レコメンド情報取得処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
【0167】
(ステップS801)家族レコメンド取得手段1313は、カウンタiに1を代入する。
【0168】
(ステップS802)家族レコメンド取得手段1313は、第三条件格納部118にi番目の第三条件が存在するか否かを判断する。i番目の第三条件が存在する場合はステップS803に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
【0169】
(ステップS803)家族レコメンド取得手段1313は、第三条件格納部118からi番目の第三条件を取得する。
【0170】
(ステップS804)家族レコメンド取得手段1313は、i番目の第三条件で使用されている情報を取得する。なお、かかる情報は、ステップS503で取得した1以上のキット属性値、ステップS504で取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報である。
【0171】
(ステップS805)家族レコメンド取得手段1313は、ステップS804で取得した情報がi番目の第三条件を満たすか否かを判断する。i番目の第三条件を満たす場合はステップS806に行き、i番目の第三条件を満たさない場合はステップS807に行く。
【0172】
(ステップS806)家族レコメンド取得手段1313は、i番目の第三条件に対応する家族レコメンド情報を家族レコメンド格納部115から取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0173】
(ステップS807)家族レコメンド取得手段1313は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS802に戻る。
【0174】
次に、端末装置2の動作例について説明する。端末装置2の端末受付部22は、検査担当者から、ユーザ識別子と固有値と結果情報とを受け付ける。次に、端末処理部23は、検査を受けたユーザのユーザ識別子と固有値とを対応付けた結果情報を構成する。次に、端末送信部24は、構成された結果情報を検査結果通知装置1に送信する。
【0175】
また、端末装置2の端末受付部22は、ユーザから、アンケートの回答情報を受け付ける。次に、端末処理部23は、端末格納部21のユーザ識別子を読み出し、当該ユーザ識別子に対応付ける。次に、端末送信部24は、ユーザ識別子に対応付けられた回答情報を検査結果通知装置1に送信する。
【0176】
端末装置2の端末受付部22は、ユーザから、結果出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、端末格納部21のユーザ識別子を読み出し、当該ユーザ識別子を含む結果出力指示を構成する。次に、端末送信部24は、当該結果出力指示を検査結果通知装置1に送信する。結果出力指示の送信に応じて、端末受信部25は、検査結果通知装置1から、通知情報を受信する。次に、端末処理部23は、受信された通知情報を用いて、出力する通知情報を構成する。次に、端末出力部26は、構成された通知情報を出力する。
【0177】
以下、本実施の形態における結果通知システムAの具体的な動作について説明する。
【0178】
今、検査結果通知装置1の検査キット情報格納部111には、図9に示す検査キット情報管理表が格納されている。検査キット情報管理表は、「ID」「検査キット識別子」「検査名」「キット属性値」を有する1以上のレコードを管理する。「キット属性値」は、「タイアップ先情報」「販売場所情報」「検査項目情報」「検体情報」を有する。「タイアップ先情報」は、「検査開発元」「OEM提供先」「販売先」を有する。「検体情報」は、「検体種類識別子」「検体量情報」を有する。「ID」は、レコードを識別する情報である。「販売先」は、検査キットの販売先を特定する情報である。なお、「タイアップ先情報」は、上述した通り、「ユーザの検査キットの入手先」「検査に対応する商品またはサービスの提供元」を有しても良い。
【0179】
ユーザ情報格納部112には、図10に示す構造を有するユーザ情報管理表が格納されている。ユーザ情報管理表は、「ID」「ユーザ識別子」「性別」「年齢」「身長」「体重」「BMI」「住まい情報」「家族情報」「健康情報」「職業情報」「健康悩み」「メールアドレス」を有する1以上のレコードを管理する。「住まい情報」は「居住年数」を有する。「家族情報」は「同居者情報」を有する。「健康情報」は「既往歴」を有する。「職業情報」は「勤務形態」を有する。「同居者情報」は、同居の家族を特定する情報である。「メールアドレス」は、ユーザのメールアドレスである。なお、メールアドレスは、結果情報が受信された場合に、当該結果情報、または当該結果情報を含む通知情報、または結果情報が届いた旨の情報を、ユーザに送信するために使用される。
【0180】
商品情報格納部113には、図11に示す構造を有する商品情報管理表が格納されている。商品情報管理表は、「ID」「商品情報」「第一条件」を有する1以上のレコードを管理する。「商品情報」は「商品識別子」「商品詳細」を有する。「商品識別子」は、ここでは商品名である。「商品詳細」は、商品の詳細な情報が記載されたファイルの名称である。なお、かかるファイルも、商品情報格納部113に格納されている、とする。
【0181】
健康情報格納部114には、図12に示す構造を有する健康情報管理表が格納されている。健康情報管理表は、「ID」「健康情報」「第二条件」を有する1以上のレコードを管理する。
【0182】
家族レコメンド格納部115には、図13に示す構造を有する家族レコメンド情報管理表が格納されている。家族レコメンド情報管理表は、「ID」「家族レコメンド情報」「第三条件」を有する1以上のレコードを管理する。
【0183】
結果情報格納部119には、図14に示す構造を有する結果情報管理表が格納されている。結果情報管理表は、「ID」「ユーザ識別子」「検査キット識別子」「固有値」「結果情報」「日付」を有する1以上のレコードを管理する。「固有値」は、その検査キットの固有のIDである。なお、「検査キット識別子」は、検査キットの種類を識別する情報である。「日付」は、ここでは、結果情報が蓄積された日であるが、検査キットを検査機関に出した日等でも良い。
【0184】
かかる状況において、以下の4つの具体例について説明する。具体例1は、検査結果通知装置1が通知情報を端末装置2に送信する際に、検査キットのキット属性値および被験者であるユーザのユーザ属性値により送信する通知情報が変化しない場合である。具体例2から具体例4は、検査キットのキット属性値、ユーザ属性値のうちの1または2種類以上の情報により送信される通知情報が変化する場合である。
【0185】
(具体例1)
ユーザAが、検査キットに印刷された検査キットの固有値「K01_01001」を含む結果出力指示を、端末装置2に入力した、とする。なお、ユーザAは、インドキシル硫酸測定値の検査キットを購入し、検査の依頼を行ったユーザであり、ユーザ識別子「U01」で識別されるユーザである。
【0186】
すると、端末装置2の端末受付部22は、当該結果出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、端末格納部21のユーザ識別子「U01」を取得し、結果出力指示「<ユーザ識別子>U01 <固有値>K01_01001」を構成する。次に、端末送信部24は、当該結果出力指示を検査結果通知装置1に送信する。
【0187】
次に、検査結果通知装置1の受付部12は、結果出力指示「<ユーザ識別子>U01 <固有値>K01_01001」を受信する。
【0188】
次に、通知情報構成部131は、例えば、以下のように通知情報構成処理を行う。通知情報構成部131は、結果出力指示が有する固有値「K01_01001」と対になる検査キット識別子「K01」、および結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」とを、図14の結果情報管理表から取得する。
【0189】
次に、通知情報構成部131は、取得した検査キット識別子「K01」と対になる1以上のキット属性値を検査キット情報管理表(図9)から取得する。
【0190】
次に、通知情報構成部131は、ユーザ識別子「U01」と対になる1以上のユーザ属性値をユーザ情報管理表(図10)から取得する。
【0191】
次に、商品情報取得手段1311は、取得した1以上のキット属性値、取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、商品情報取得処理を行う。しかし、ここで、仮に、商品情報取得手段1311は、商品情報を取得できなかった、とする。
【0192】
次に、健康情報取得手段1312は、取得した1以上のキット属性値、1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、健康情報取得処理を行う。しかし、ここで、仮に、健康情報取得手段1312は、健康情報を取得できなかった、とする。
【0193】
次に、家族レコメンド取得手段1313は、取得した1以上のキット属性値、取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、家族レコメンド情報取得処理を行う。しかし、ここで、仮に、家族レコメンド取得手段1313は、家族レコメンド情報を取得できなかった、とする。
【0194】
そして、通知情報構成部131は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」を用いて、以下のデフォルトの処理を行い、送信する通知情報を構成する、とする。
【0195】
つまり、通知情報構成部131は、「インドキシル硫酸測定値=19.8」を含み、「インドキシル硫酸測定値=19.8」を用いたグラフ等を有する第一情報を構成した、とする。
【0196】
また、通知情報構成部131は、「インドキシル硫酸測定値=19.8」に対応するランク「Aランク」を、対応表から取得した、とする。なお、対応表とは、インドキシル硫酸測定値の範囲とランク識別子との対応を示す2以上の対応情報を有する表であり、格納部11に格納されている表である。また、通知情報構成部131は、インドキシル硫酸測定値のランク「Aランク」と対になるアドバイス等の情報を、格納部11から取得した、とする。そして、通知情報構成部131は、ランク「Aランク」とアドバイス等を含む第二情報を構成した、とする。
【0197】
さらに、通知情報構成部131は、一般的な生活習慣のアドバイスを格納部11から取得し、当該アドバイスを含む第三情報を構成した、とする。
【0198】
次に、通知情報構成部131は、第一情報、第二情報、および第三情報を含む通知情報を構成した、とする。
【0199】
次に、通知情報出力部141は、構成された通知情報を、ユーザAの端末装置2に送信する。
【0200】
次に、端末装置2は、通知情報を受信し、出力する。かかる出力例は、図15である。図15において、1501は第一情報、1502は第二情報、1503は第三情報である。
【0201】
以上、本具体例において、ユーザは、検査の結果情報に応じたデフォルトの通知情報を得ることができる。
【0202】
(具体例2)
ユーザBが、検査キットに印刷された検査キットの固有値「K02_10512」を含む結果出力指示を、端末装置2に入力した、とする。なお、ユーザBは、インドキシル硫酸測定値の検査キットを購入し、検査の依頼を行ったユーザであり、ユーザ識別子「U02」で識別されるユーザである。
【0203】
すると、具体例1と同様の処理が行われ、検査結果通知装置1の受付部12は、結果出力指示「<ユーザ識別子>U02 <固有値>K02_10512」を受信する。
【0204】
次に、通知情報構成部131は、例えば、以下のように通知情報構成処理を行う。つまり、通知情報構成部131は、結果出力指示が有する固有値「K02_10512」と対になる検査キット識別子「K01」、および結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」とを、図14の結果情報管理表から取得する。
【0205】
次に、通知情報構成部131は、取得した検査キット識別子「K01」と対になる1以上のキット属性値を検査キット情報管理表(図9)から取得する。
【0206】
次に、通知情報構成部131は、ユーザ識別子「U02」と対になるユーザ属性値「健康悩み=便秘」を含む1以上のユーザ属性値をユーザ情報管理表(図10)から取得する。
【0207】
次に、通知情報構成部131は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」と取得したユーザ属性値「健康悩み=便秘」とを用いて、商品情報取得処理を行う。つまり、通知情報構成部131は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」に対応するランク「Aランク」を、インドキシル硫酸測定値の範囲とランク識別子との対応を示す2以上の対応情報を有する対応表から取得した、とする。
【0208】
次に、商品情報取得手段1311は、「健康悩み=便秘」が合致する第一情報と対になる商品Aの商品情報を図11の商品情報管理表から取得する(図11の「ID=1」のレコードを参照)。また、商品情報取得手段1311は、ランク「Aランク」と「健康悩み=便秘」とが合致する第一情報と対になる商品Bの商品情報を図11の商品情報管理表から取得する(図11の「ID=2」のレコードを参照)。
【0209】
次に、健康情報取得手段1312は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」と取得したユーザ属性値「健康悩み=便秘」とを用いて、健康情報取得処理を行う。つまり、健康情報取得手段1312は、健康情報管理表(図12)を参照し、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」および「健康悩み=便秘」が、「ID=3」の第二条件を満たす、と判断する。そして、健康情報取得手段1312は、「ID=3」の健康情報「便秘改善に繋がる生活習慣のアドバイス・・・」を取得する。
【0210】
次に、家族レコメンド取得手段1313は、取得した1以上のキット属性値、取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、家族レコメンド情報取得処理を行う。しかし、ここで、家族レコメンド取得手段1313は、家族レコメンド情報を取得できなかった、とする。
【0211】
また、通知情報構成部131は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」と「健康悩み=便秘」等を用いて、以下のデフォルトの処理を行い、「インドキシル硫酸測定値=19.8」を含み、「インドキシル硫酸測定値=19.8」を用いたグラフ等を有する第一情報を構成する。また、通知情報構成部131は、「健康悩み=便秘」と対になるアドバイスを格納部11から取得する。
【0212】
次に、通知情報構成部131は、取得した情報を用いて、送信する通知情報を構成する。
【0213】
次に、通知情報出力部141は、構成された通知情報を、ユーザAの端末装置2に送信する。
【0214】
次に、端末装置2は、通知情報を受信し、出力する。かかる出力例は、図16である。図16において、1601は商品情報の例、1602は健康情報の例である。また、1603は、取得された第一情報である。
【0215】
以上、本具体例において、ユーザは、検査の結果情報とユーザ属性値とに応じた通知情報を得ることができる。
【0216】
(具体例3)
ユーザAが、検査キットに印刷された検査キットの固有値「K01_01001」を含む結果出力指示を、端末装置2に入力した、とする。
【0217】
すると、具体例1で説明した処理により、端末装置2は、結果出力指示「<ユーザ識別子>U01 <固有値>K01_01001」を検査結果通知装置1に送信する。
【0218】
次に、検査結果通知装置1の受付部12は、結果出力指示「<ユーザ識別子>U01 <固有値>K01_01001」を受信する。
【0219】
次に、通知情報構成部131は、例えば、以下のように通知情報構成処理を行う。通知情報構成部131は、結果出力指示が有する固有値「K01_01001」と対になる検査キット識別子「K01」、および結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」とを、図14の結果情報管理表から取得する。
【0220】
次に、通知情報構成部131は、取得した検査キット識別子「K01」と対になる1以上のキット属性値(ここでは、タイアップ先情報「スポーツジムS」を含む)を検査キット情報管理表(図9)から取得する。
【0221】
次に、通知情報構成部131は、ユーザ識別子「U01」と対になるユーザ属性値(ここでは「BMI=B01」を含む)をユーザ情報管理表(図10)から取得する。
【0222】
次に、通知情報構成部131は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」に対応するランク「Aランク」を対応表から取得した、とする。
【0223】
次に、商品情報取得手段1311は、「Aランク」およびタイアップ先情報「スポーツジムS」が合致する第一情報と対になる「ID=3」の商品情報(サービスA 2週間運動チャレンジ)を図11の商品情報管理表から取得する。
【0224】
次に、健康情報取得手段1312は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」とユーザ属性値「BMI=B01」(なお、「B01」は、例えば、「30」である、とする)とタイアップ先情報「スポーツジムS」が合致する第二条件と対になる「ID=2」の健康情報を健康情報管理表(図12)から取得する。
【0225】
次に、家族レコメンド取得手段1313は、取得した1以上のキット属性値、取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、家族レコメンド情報取得処理を行う。しかし、ここで、家族レコメンド取得手段1313は、家族レコメンド情報を取得できなかった、とする。
【0226】
また、通知情報構成部131は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」等を用いて、以下のデフォルトの処理を行い、「インドキシル硫酸測定値=19.8」を含み、「インドキシル硫酸測定値=19.8」を用いたグラフ等を有する第一情報を構成する。また、通知情報構成部131は、「ランクA」と対になるアドバイスを格納部11から取得する。
【0227】
次に、通知情報構成部131は、取得した情報を用いて、送信する通知情報を構成する。
【0228】
次に、通知情報出力部141は、構成された通知情報を、ユーザAの端末装置2に送信する。
【0229】
次に、端末装置2は、通知情報を受信し、出力する。かかる出力例は、図17である。図17において、1701は商品情報の例、1702は健康情報の例である。また、1703は、取得された第一情報である。
【0230】
以上、本具体例において、ユーザは、検査の結果情報と、ユーザ属性値または/およびキット属性値とに応じた通知情報を得ることができる。
【0231】
(具体例4)
ユーザBが、購入した検査キットに印刷された検査キットの固有値「K02_10512」を含む結果出力指示を、端末装置2に入力した、とする。
【0232】
すると、具体例2と同様の処理が行われ、検査結果通知装置1の受付部12は、結果出力指示「<ユーザ識別子>U02 <固有値>K02_10512」を受信する。
【0233】
次に、通知情報構成部131は、例えば、以下のように通知情報構成処理を行う。通知情報構成部131は、結果出力指示が有する固有値「K02_10512」と対になる検査キット識別子「K01」、および結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」とを、図14の結果情報管理表から取得する。
【0234】
次に、通知情報構成部131は、取得した検査キット識別子「K01」と対になる1以上のキット属性値を検査キット情報管理表(図9)から取得する。
【0235】
次に、通知情報構成部131は、ユーザ識別子「U02」と対になるユーザ属性値「性別=女」「年齢=48」を含む2以上のユーザ属性値をユーザ情報管理表(図10)から取得する。
【0236】
次に、商品情報取得手段1311は、取得した1以上のキット属性値、取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、商品情報取得処理を行う。しかし、ここで、商品情報取得手段1311は、商品情報を取得できなかった、とする。
【0237】
次に、健康情報取得手段1312は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」と取得したユーザ属性値「性別=女」「年齢=48」とを用いて、健康情報取得処理を行う。つまり、健康情報取得手段1312は、健康情報管理表(図12)を参照し、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」および「性別=女」「年齢=48」が、「ID=1」の第二条件を満たす、と判断する。そして、健康情報取得手段1312は、「ID=1」の健康情報「更年期になると・・・」を取得する。
【0238】
次に、家族レコメンド取得手段1313は、取得した1以上のキット属性値、取得した1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報を用いて、家族レコメンド情報取得処理を行う。しかし、ここで、家族レコメンド取得手段1313は、家族レコメンド情報を取得できなかった、とする。
【0239】
また、通知情報構成部131は、結果情報「インドキシル硫酸測定値=19.8」等を用いて、以下のデフォルトの処理を行い、「インドキシル硫酸測定値=19.8」を含み、「インドキシル硫酸測定値=19.8」を用いたグラフ等を有する第一情報を構成する。また、通知情報構成部131は、「インドキシル硫酸測定値=19.8」に対応するランクに応じたアドバイスを格納部11から取得する。
【0240】
次に、通知情報構成部131は、取得した情報を用いて、送信する通知情報を構成する。
【0241】
次に、通知情報出力部141は、構成された通知情報を、ユーザAの端末装置2に送信する。
【0242】
次に、端末装置2は、通知情報を受信し、出力する。かかる出力例は、図18である。図18において、1801は、健康情報の例である。また、1802は、取得された第一情報である。
【0243】
以上、本具体例において、ユーザは、検査の結果情報とユーザ属性値とに応じた通知情報を得ることができる。
【0244】
以上、本実施の形態によれば、検査キットを用いた検査結果を用いて、検査キットのキット属性値またはユーザ属性値に応じた有効な情報を、ユーザに適切に提供できる。なお、キット属性値は、例えば、タイアップ先を特定する情報である。
【0245】
また、本実施の形態によれば、検査キットの検査結果を用いて、キット属性値またはユーザ属性値に応じて、異なる情報を適切に出力できる。
【0246】
さらに、本実施の形態によれば、検査キットの検査結果を用いて、被検査者の家族に対するレコメンドできる。
【0247】
なお、本実施の形態において、検査結果通知装置1は、スタンドアロンの装置でも良い。かかる場合の検査結果通知装置1のブロック図は、図3である。
【0248】
また、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における検査結果通知装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キットを識別する検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報である1以上の結果情報が格納される結果情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、検査キットのタイアップ先を識別するタイアップ先識別子を有する1以上の検査キット情報が格納される検査キット情報格納部、またはユーザ識別子と被検査者に関する属性値である1以上のユーザ属性値とを有する1以上のユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部のうちの1以上の格納部を参照し、一の結果情報に対応する情報であり、ユーザに通知するための通知情報を構成する通知情報構成部と、前記通知情報を出力する通知情報出力部として機能させ、前記通知情報構成部は、前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子、前記一の結果情報に対応する1以上のユーザ属性値のうちの1以上の情報に応じて、異なる出力態様の通知情報を構成するものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0249】
また、図19は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の検査結果通知装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図19は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図20は、システム300のブロック図である。
【0250】
図19において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
【0251】
図20において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
【0252】
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の検査結果通知装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
【0253】
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の検査結果通知装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
【0254】
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
【0255】
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0256】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
【0257】
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0258】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0259】
以上のように、本発明にかかる検査結果通知装置は、健康に関する検査キットを用いた検査結果を用いて、有効な情報を適切に出力できるという効果を有し、検査結果を管理するサーバ等として有用である。
【符号の説明】
【0260】
1 検査結果通知装置
2 端末装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 出力部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
111 検査キット情報格納部
112 ユーザ情報格納部
113 商品情報格納部
114 健康情報格納部
115 家族レコメンド格納部
116 第一条件格納部
117 第二条件格納部
118 第三条件格納部
119 結果情報格納部
131 通知情報構成部
141 通知情報出力部
1311 商品情報取得手段
1312 健康情報取得手段
1313 家族レコメンド取得手段
1314 レコメンド構成手段
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
【手続補正書】
【提出日】2022-10-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キットを識別する検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報であるの結果情報を受け付ける受付部と、
検査キットのタイアップ先を識別するタイアップ先識別子を有する1以上の検査キット情報が格納される検査キット情報格納部を参照し、前記一の結果情報に対応する情報であり、ユーザに通知するための通知情報を構成する通知情報構成部と、
前記通知情報を出力する通知情報出力部とを具備し、
前記通知情報構成部は、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子応じて、異なる出力態様の通知情報を構成する、検査結果通知装置。
【請求項2】
前記通知情報構成部は、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子に応じて、異なる情報を含む通知情報を構成する、請求項1記載の検査結果通知装置。
【請求項3】
前記通知情報構成部は、
結果情報に関する1以上の各第一条件に対応付けて、商品に関する商品情報が格納される商品情報格納部から、前記一の結果情報に合致する第一条件に対応付く商品情報を取得する商品情報取得手段と、
前記商品情報取得手段が取得した前記商品情報を含むレコメンド情報を構成するレコメンド構成手段とを具備し、
前記通知情報出力部は、
前記レコメンド情報を含む通知情報を出力し、
前記検査キット情報は、検査キットの1以上のキット属性値を有し、
前記商品情報は、商品の1以上の商品属性値を有し、
前記商品情報取得手段は、
前記一の結果情報に対応する検査キット情報が有する1以上のキット属性値に対応する1以上の商品属性値を有する商品情報を取得する、請求項2記載の検査結果通知装置。
【請求項4】
前記通知情報構成部は、
結果情報に関する1以上の各第一条件に対応付けて、商品に関する商品情報が格納される商品情報格納部から、前記一の結果情報に合致する第一条件に対応付く商品情報を取得する商品情報取得手段と、
前記商品情報取得手段が取得した前記商品情報を含むレコメンド情報を構成するレコメンド構成手段を具備し、
前記通知情報出力部は、
前記レコメンド情報を含む通知情報を出力し、
前記商品情報取得手段は、
前記一の結果情報に対応する検査キット情報に対応するタイアップ先識別子に応じて、異なる商品情報を取得する、請求項2記載の検査結果通知装置。
【請求項5】
前記通知情報構成部は、
結果情報に関する1以上の各第一条件に対応付けて、前記結果情報に対応する健康情報が格納される健康情報格納部から、前記一の結果情報に合致する第一条件に対応付く健康情報を取得する健康情報取得手段と、
前記健康情報取得手段が取得した前記健康情報を含むレコメンド情報を構成するレコメンド構成手段とを具備し、
前記通知情報出力部は、
前記レコメンド情報を含む通知情報を出力する、請求項2記載の検査結果通知装置。
【請求項6】
前記通知情報構成部は、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子応じて、前記通知情報を構成する2以上の部品情報の表示が異なる通知情報を構成する、請求項1記載の検査結果通知装置。
【請求項7】
前記2以上の部品情報の表示が異なることは、前記2以上の部品情報の配置が異なること、または強調具合が異なることである、請求項6記載の検査結果通知装置。
【請求項8】
健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キットを識別する 検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報である一の結果 情報を受け付ける受付部と、
果情報に関する条件であり、被検査者の家族に向けたレコメンドを行うための条件である1以上の各第条件に対応付けて、前記家族に対するレコメンド情報である家族レコメンド情報が格納される家族レコメンド格納部を参照し、前記一の結果情報に合致する第条件と対になる家族レコメンド情報を取得する家族レコメンド取得手段を具備する通知情 報構成部と、
前記家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する 知情報出力部とを具備する検査結果通知装置。
【請求項9】
前記第条件は、結果情報と続柄とに関する条件であり、
前記家族レコメンド取得手段は、
前記一の結果情報に合致する第条件に対応する続柄の家族に対する前記家族レコメンド情報を取得し、
前記通知情報出力部は、
前記家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報であり、前記第条件に対応する前記続柄の家族に対するレコメンドであることを明示する家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する、請求項8記載の検査結果通知装置。
【請求項10】
前記第条件は、同居であるか否かに関する同居フラグと結果情報とに関する条件であり、
前記通知情報出力部は、
前記家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報であり、前記第条件に対応する前記同居フラグを明示する家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する、請求項8または請求項9記載の検査結果通知装置。
【請求項11】
受付部と、通知情報構成部と、通知情報出力部とにより実現される検査結果通知方法であって、
前記受付部が、健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キ ットを識別する検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報 である一の結果情報を受け付ける受付ステップと、
前記通知情報構成部が、検査キットのタイアップ先を識別するタイアップ先識別子を有する1以上の検査キット情報が格納される検査キット情報格納部を参照し、前記一の結果情報に対応する情報であり、ユーザに通知するための通知情報を構成する通知情報構成ステップと、
前記通知情報出力部が、前記通知情報を出力する通知情報出力ステップとを具備し、
前記通知情報構成ステップにおいて、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子に応じて、異なる出力態様の通知情報を構成する、検査結果通知方法。
【請求項12】
受付部と、通知情報構成部と、通知情報出力部とにより実現される検査結果通知方法であって、
前記受付部が、健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キ ットを識別する検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報 である一の結果情報を受け付ける受付ステップと、
前記通知情報構成部が、結果情報に関する条件であり、被検査者の家族に向けたレコメンドを行うための条件である1以上の各第条件に対応付けて、前記家族に対するレコメンド情報である家族レコメンド情報が格納される家族レコメンド格納部を参照し、前記一の結果情報に合致する第条件と対になる家族レコメンド情報を取得する通知情報構成ステ ップと、
前記通知情報出力部が、前記通知情報構成ステップで取得された家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する通知情報出力ステップとを具備する検査結果通知方法。
【請求項13】
コンピュータを、
健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キットを識別する検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報である一の結果情報を受け付ける受付部と、
検査キットのタイアップ先を識別するタイアップ先識別子を有する1以上の検査キット情報が格納される検査キット情報格納部を参照し、前記一の結果情報に対応する情報であり、ユーザに通知するための通知情報を構成する通知情報構成部と、
前記通知情報を出力する通知情報出力部として機能させ、
前記通知情報構成部は、
前記一の結果情報に対応するタイアップ先識別子応じて、異なる出力態様の通知情報を構成するものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項14】
コンピュータを、
健康に関する検査キットを用いた検査の結果に関する情報であり、検査キットを識別する 検査キット識別子および被検査者を識別するユーザ識別子に対応する情報である一の結果 情報を受け付ける受付部と、
結果情報に関する条件であり、被検査者の家族に向けたレコメンドを行うための条件であ る1以上の各第三条件に対応付けて、前記家族に対するレコメンド情報である家族レコメ ンド情報が格納される家族レコメンド格納部を参照し、前記一の結果情報に合致する第三 条件と対になる家族レコメンド情報を取得する家族レコメンド取得手段を具備する通知情 報構成部と、
前記家族レコメンド取得手段が取得した家族レコメンド情報を含む通知情報を出力する通 知情報出力部として機能させるためのプログラム。