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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023065145
(43)【公開日】2023-05-12
(54)【発明の名称】水力発電装置
(51)【国際特許分類】
   F03B 7/00 20060101AFI20230502BHJP
【FI】
F03B7/00
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021175779
(22)【出願日】2021-10-27
(71)【出願人】
【識別番号】521471615
【氏名又は名称】迪暘有限公司
【氏名又は名称原語表記】TI YANG CO.,LTD
【住所又は居所原語表記】No. 28,Ln. 67,Hecuo St.,Xitun Dist.,Taichung City407,Taiwan
(74)【代理人】
【識別番号】100185694
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 隆志
(72)【発明者】
【氏名】楊浤源
【テーマコード(参考)】
3H072
【Fターム(参考)】
3H072AA09
3H072AA13
3H072AA23
3H072AA26
3H072BB31
3H072CC01
3H072CC08
3H072CC10
3H072CC11
3H072CC42
3H072CC71
(57)【要約】
【課題】導水渠が本来備えている灌排機能に悪影響を与えず、複数の羽根に大きめのトルクが発生するため、発電効率を高めて電気供給能力が向上する水力発電装置を提供する。
【解決手段】水力発電装置10は、ファン11、変速機ケース20及び発電機22を備える。ファンは、水力により回転駆動される。変速機ケースは、ファンの回転数を変化させる。発電機の1本の軸が変速機ケースに接続されるとともに、ファンの回転運動エネルギーを電気エネルギーに変換させて外部に出力する。変速機ケースと軸23とを接続させるコネクタ21をさらに備える。伝動軸14及びユニバーサルジョイント17をさらに備える。伝動軸は、ファンと直列接続されて同じ方向に回転可能である。ユニバーサルジョイントは、伝動軸、長尺状杆16及び短尺状杆161をそれぞれ接続させ、長尺状杆及び短尺状杆を介して変速機ケースが伝動軸のトルクを受ける。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1組のファンと、1つの変速機ケースと、1つの発電機とを備えた、水力発電装置であって、
前記ファンは、水力により回転駆動され、
前記変速機ケースは、前記ファンの回転数を変化させ、
前記発電機の1本の軸が前記変速機ケースに接続され、
前記発電機は、前記ファンの回転運動エネルギーを電気エネルギーに変換させて外部に出力することを特徴とする、水力発電装置。
【請求項2】
前記変速機ケースと前記軸とを接続させるコネクタをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の水力発電装置。
【請求項3】
1本の伝動軸及び1組のユニバーサルジョイントをさらに備え、
前記伝動軸は、前記ファンと直列接続されて同じ方向に回転可能であり、
前記ユニバーサルジョイントは、前記伝動軸、1本の長尺状杆及び1本の短尺状杆をそれぞれ接続させ、前記長尺状杆及び前記短尺状杆を介して前記変速機ケースが前記伝動軸のトルクを受けることを特徴とする請求項1に記載の水力発電装置。
【請求項4】
前記変速機ケースと長尺状杆とを接続させる関節軸受をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の水力発電装置。
【請求項5】
少なくとも1つのウキに接続される伝動軸をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の水力発電装置。
【請求項6】
前記発電機と前記長尺状杆との間に設けられた部材を保護するメインケースをさらに備えることを特徴とする請求項3~5の何れか1項に記載の水力発電装置。
【請求項7】
前記メインケースは、1対の軌道に配設されて固定されることを特徴とする請求項6に記載の水力発電装置。
【請求項8】
前記1対の軌道には、前記メインケースに対して往復運動可能な1つのサブケースが取り付けられ、
前記サブケースは、他のユニバーサルジョイント及び1本の接続バーを介して伝動軸に接続されることを特徴とする請求項7に記載の水力発電装置。
【請求項9】
前記発電機から短尺状杆までの部材には、1つのスイングアームが取り付けられ、
前記スイングアームは、基礎の上面に枢着されることを特徴とする請求項3~5の何れか1項に記載の水力発電装置。
【請求項10】
前記スイングアームは、前記基礎の1つの凸部に枢着されることを特徴とする請求項9に記載の水力発電装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発電分野に関し、特に、水力発電装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の水力発電(Hydropower)方式では、水の位置エネルギーを電気エネルギーに変換していた。ここで「位置エネルギー」とは、水位の高度差を指し、重力の作用を受けて流動する運動エネルギー(例えば、高い所に貯めた水を低い所にある水車に落とすこと)により水車を廻し、水車につながっている発電機により電気エネルギーを生み出していた。
【0003】
また発電で用いられる水は、繰り返して利用することができるクリーンなエネルギーの一つであり、洪水・氾濫をコントロールし、河川舟運を改善し、灌漑用水を提供することもできる。しかし、貯水池方式のダム建設は投資が巨大である上、温室効果ガスであるメタンを発生させて恒久的かつ不可逆的に環境を破壊してしまう虞があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、本発明の課題目的は、複数の羽根が水中に浮いているため、導水渠が本来備えている灌排機能に悪影響を与えず、複数の羽根に大きめのトルクが発生するため、発電効率を高めて電気供給能力が向上する水力発電装置を提供することにある。
【0005】
本発明のもう一つの課題目的は、小型の水力発電装置を利用することにより投資費用を抑えることができるとともに、環境が破壊されることを防ぎながら発電することができる水力発電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、1組のファンと、1つの変速機ケースと、1つの発電機とを備えた、水力発電装置であって、前記ファンは、水力により回転駆動され、前記変速機ケースは、前記ファンの回転数を変化させ、前記発電機の1本の軸が前記変速機ケースに接続され、前記発電機は、前記ファンの回転運動エネルギーを電気エネルギーに変換させて外部に出力することを特徴とする、水力発電装置が提供される。
【0007】
前記変速機ケースと前記軸とを接続させるコネクタをさらに備えることが好ましい。
【0008】
1本の伝動軸及び1組のユニバーサルジョイントをさらに備え、前記伝動軸は、前記ファンと直列接続されて同じ方向に回転可能であり、前記ユニバーサルジョイントは、前記伝動軸、1本の長尺状杆及び1本の短尺状杆をそれぞれ接続させ、前記長尺状杆及び前記短尺状杆を介して前記変速機ケースが前記伝動軸のトルクを受けることが好ましい。
【0009】
前記変速機ケースと長尺状杆とを接続させる関節軸受をさらに備えることが好ましい。
【0010】
少なくとも1つのウキに接続される伝動軸をさらに備えることが好ましい。
【0011】
前記発電機と前記長尺状杆との間に設けられた部材を保護するメインケースをさらに備えることが好ましい。
【0012】
前記メインケースは、1対の軌道に配設されて固定されることが好ましい。
【0013】
前記1対の軌道には、前記メインケースに対して往復運動可能な1つのサブケースが取り付けられ、前記サブケースは、他のユニバーサルジョイント及び1本の接続バーを介して伝動軸に接続されることが好ましい。
【0014】
前記発電機から短尺状杆までの部材には、1つのスイングアームが取り付けられ、前記スイングアームは、基礎の上面に枢着されることが好ましい。
【0015】
前記スイングアームは、前記基礎の1つの凸部に枢着されることが好ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明の水力発電装置は、以下(1)及び(2)の効果を有する。
(1)複数の羽根が水中に浮いているため、導水渠が本来備えている灌排機能に悪影響を与えず、複数の羽根に大きめのトルクが発生するため、発電効率を高めて電気供給能力が向上する。
【0017】
(2)小型の水力発電装置を利用するため投資費用を抑えることができるとともに、環境が破壊されることを防ぎながら発電することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の第1実施形態に係る水力発電装置を示す斜視図である。
図2】本発明の第1実施形態に係る水力発電装置の動作の説明図である。
図3】本発明の第2実施形態に係る水力発電装置を示す斜視図である。
図4】本発明の第2実施形態に係る水力発電装置の動作の説明図である。
図5】本発明の第2実施形態に係る水力発電装置の使用を停止した状態を示す説明図である。
図6図5の側面図である。
図7】本発明の第3実施形態に係る水力発電装置の動作の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の技術手段及びそれにより達成可能な効果を、より完全かつ明白に開示するために、開示した添付の図面及び符号と併せて本発明を以下に詳説する。
【0020】
(第1実施形態)
図1及び図2を参照する。図1は、本発明の第1実施形態に係る水力発電装置を示す斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る水力発電装置の動作の説明図である。図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態に係る水力発電装置10は、少なくとも1組のファン11と、1本の伝動軸14と、1組のユニバーサルジョイント15,17、1本の長尺状杆16と、1本の短尺状杆161と、1つの関節軸受18と、1つの変速機ケース20と、1つのコネクタ21と、1つの発電機22とから構成されてなる。
【0021】
各ファン11は、1つの結合部12をそれぞれ有する。旋回方向で、結合部12の外表面には、3枚の羽根13が延設されている。全ての結合部12が伝動軸14上に嵌設され、伝動軸14が1組のファン11に直列接続されているため同じ方向で回転可能である。ユニバーサルジョイント15は、長尺状杆16及び伝動軸14に接続されるとともに、ユニバーサルジョイント17は、長尺状杆16及び短尺状杆161に接続されているため、当該組のユニバーサルジョイント15,17を関節として用い、伝動軸14、長尺状杆16及び短尺状杆161を互いに接続させる。上述した変速機ケース20は、ギヤボックスとも称される。このギヤボックスの両側には、軸ロッド(符号は付されていないが、図4を参照する。)がそれぞれ延設される。2本の軸ロッドは、所定の比率を有し、輸入軸及び出力軸としてそれぞれ用いられる。
【0022】
輸入軸は、関節軸受18を介して短尺状杆161と接続される。出力軸は、コネクタ21を介して発電機22の1本の軸23と接続される。発電機22は、少なくとも1本の電線24と接続される。
【0023】
実際に使用する際、発電機22からユニバーサルジョイント17まで横向きの連結関係が保持されるため、コネクタ21、変速機ケース20、関節軸受18及び短尺状杆161が直線状態に維持される。長尺状杆16は、斜めであり、伝動軸14とのなす角度を鈍角にし、伝動軸14を発電機22の軸23に対して略平行にし、当該組のファン11が伝動軸14を同じ方向で回転させることに悪影響を与えない。このように、変速機ケース20は、長尺状杆16及び短尺状杆161を介して伝動軸14のトルクを受け、伝動軸14のトルクの大きさ又は速度を変えることもできる。同時に、発電機22は、伝動軸14の運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、電線24を介して外部に出力する。
【0024】
当該組のファン11は、導水渠(図示せず)中で浮遊するため、導水渠が本来備えている灌排機能に悪影響を与えることを防ぐ。また、当該組のファン11は、大きめのトルクを生み出すため、発電機22の発電効率を高め、電気供給能力を向上させることができる。また、小型の水力発電装置10は、投資費用を減らし、環境が破壊されることを防ぎながら発電する長所を兼ね備える。
【0025】
また、1組のウキ27は、伝動軸14に直列接続されている。伝動軸14は、ウキ27を介して流動する液体中でスムーズに転動可能である。他の実施形態では、水力発電装置10が少なくとも1つのウキ27を有することも本発明の範囲に含まれる。
【0026】
図3及び図4を参照する。図3は、本発明の第2実施形態に係る水力発電装置を示す斜視図である。図4は、本発明の第2実施形態に係る水力発電装置の動作の説明図である。図3及び図4に示すように、本発明の第2実施形態に係る構造は、第1実施形態と略同じであるが、水力発電装置10が1つのメインケース30をさらに有する点が異なり、このメインケース30により発電機22と長尺状杆16との間の部材(例えば、コネクタ21、変速機ケース20、関節軸受18、短尺状杆161、ユニバーサルジョイント17など)を保護する。
【0027】
次に、1対の軌道32の長さは、メインケース30の長さより大きい。メインケース30は、2つの軌道32の一端に配設されて固定される。
【0028】
また、1つのサブケース31は、1対の軌道32の他端に取り付けられ、メインケース30に対して往復運動可能である。サブケース31は、ユニバーサルジョイント25及び1本の接続バー26を介して伝動軸14に接続される。言い換えると、伝動軸14の両端は、長尺状杆16及び接続バー26とそれぞれ接続される。
【0029】
例えば、上述した水力発電装置10が1本の溝渠40近くに移動し、2本の軌道32が溝渠40の2つの壁41の頂面42に固定される。サブケース31は、手動方式、電動方式又は自動方式により、軌道32の長手方向でメインケース30に近づいて両者の間隔を縮めると、長尺状杆16及び接続バー26により伝動軸14及び当該組のファン11を支えながら、液面43下に沈む。
【0030】
図4の矢印は流動方向44を表す。溝渠40の液体(一般に流水である)は、羽根13に当たる。伝動軸14と結合部12とが接続されているため、当該組のファン11は伝動軸14を同じ方向で回転させる。接続バー26は、サブケース31に対して空転し、作動しない。変速機ケース20は、所定値又は歯数比に基づき、伝動軸14のトルクを変え、軸23を同期で作動させ、発電機22により電力を発生させ、電線24を介して外部に出力する。
【0031】
(第2実施形態)
図5及び図6を参照する。図5及び図6に示すように、軌道32の長手方向でサブケース31がメインケース30から離れて両者の間隔が開くと、接続バー26、伝動軸14及び長尺状杆16が引っ張られて真っすぐ伸びた状態となり、当該組のファン11が液面43の上空に吊下げられ、溝渠40の液体が図6の流動方向44で流動し続けても、水力発電装置10に電力は発生しない。
【0032】
第2実施形態では、サブケース31の往復運動をスムーズに行うことができるように、メインケース30には、長尺状杆16が揺動可能な細長い孔(図示せず)が形成されることが好ましい。
【0033】
(第3実施形態)
図7を参照する。図7は、本発明の第3実施形態に係る水力発電装置の動作の説明図である。図7に示すように、本発明の第3実施形態に係る水力発電装置10は、第1実施形態と略同じであるが、発電機22から関節軸受18に至る部材(例えば、コネクタ21、変速機ケース20など)に1つのスイングアーム55が取り付けられる点が異なる。
【0034】
次に、スイングアーム55が1つの基礎53の上面(例えば基礎53の1つの凸部54)に枢着される。
【0035】
実際に使用するときは、基礎53を河原52に固定させる。スイングアーム55を1本の河流50に向かって揺動させると、短尺状杆161及び長尺状杆16を介して支え、伝動軸14及び当該組のファン11が河流50中に沈められる。図7の流動方向51により、当該組のファン11が伝動軸14と一緒に回転され、変速機ケース20によりトルクを発電機22に伝達し電力を発生させてもよい。
【0036】
当該分野の技術を熟知する者が理解できるように、本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0037】
10 水力発電装置
11 ファン
12 結合部
13 羽根
14 伝動軸
15 ユニバーサルジョイント
16 長尺状杆
17 ユニバーサルジョイント
18 関節軸受
20 変速機ケース
21 コネクタ
22 発電機
23 軸
24 電線
25 ユニバーサルジョイント
26 接続バー
27 ウキ
30 メインケース
31 サブケース
32 軌道
40 溝渠
41 壁
42 頂面
43 液面
44 流動方向
50 河流
51 流動方向
52 河原
53 基礎
54 凸部
55 スイングアーム
161 短尺状杆
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2023-02-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1組のファンと、1つの変速機ケースと、1つの発電機とを備えた、水力発電装置であって、
前記ファンは、水力により回転駆動され、
前記変速機ケースは、前記ファンの回転数を変化させ、
前記発電機の1本の軸が前記変速機ケースに接続され、
前記発電機は、前記ファンの回転運動エネルギーを電気エネルギーに変換させて外部に出力し、
1本の伝動軸及び1組のユニバーサルジョイントをさらに備え、
前記伝動軸は、前記ファンと直列接続されて同じ方向に回転可能であり、
前記ユニバーサルジョイントは、前記伝動軸、1本の長尺状杆及び1本の短尺状杆をそれぞれ接続させ、前記長尺状杆及び前記短尺状杆を介して前記変速機ケースが前記伝動軸のトルクを受け、
前記発電機と前記長尺状杆との間に設けられた部材を保護するメインケースをさらに備え、
前記メインケースは、1対の軌道に配設されて固定され、
前記1対の軌道には、前記メインケースに対して往復運動可能な1つのサブケースが取り付けられ、
前記サブケースは、他のユニバーサルジョイント及び1本の接続バーを介して伝動軸に接続されることを特徴とする、水力発電装置。
【請求項2】
前記変速機ケースと前記軸とを接続させるコネクタをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の水力発電装置。
【請求項3】
前記変速機ケースと長尺状杆とを接続させる関節軸受をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の水力発電装置。
【請求項4】
少なくとも1つのウキに接続される伝動軸をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の水力発電装置。
【請求項5】
前記発電機から短尺状杆までの部材には、1つのスイングアームが取り付けられ、
前記スイングアームは、基礎の上面に枢着されることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の水力発電装置。
【請求項6】
前記スイングアームは、前記基礎の1つの凸部に枢着されることを特徴とする請求項に記載の水力発電装置。