(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023066527
(43)【公開日】2023-05-16
(54)【発明の名称】圧縮成形装置及び圧縮成形方法
(51)【国際特許分類】
B29C 43/34 20060101AFI20230509BHJP
H01L 21/56 20060101ALI20230509BHJP
B29C 43/18 20060101ALI20230509BHJP
B29C 43/52 20060101ALI20230509BHJP
【FI】
B29C43/34
H01L21/56 R
B29C43/18
B29C43/52
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021177174
(22)【出願日】2021-10-29
(71)【出願人】
【識別番号】000144821
【氏名又は名称】アピックヤマダ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135677
【弁理士】
【氏名又は名称】澤井 光一
(72)【発明者】
【氏名】田上 秀作
(72)【発明者】
【氏名】柳澤 誠
【テーマコード(参考)】
4F204
5F061
【Fターム(参考)】
4F204AA36
4F204AC01
4F204AD19
4F204AH37
4F204FA01
4F204FA15
4F204FB01
4F204FB11
4F204FF23
4F204FN11
4F204FN15
4F204FN17
4F204FQ38
5F061AA01
5F061CA22
5F061DA02
5F061DA16
(57)【要約】
【課題】装置内に樹脂が飛散することを抑制できる圧縮成形装置及び圧縮成形方法を提供する。
【解決手段】樹脂封止装置(1)は、顆粒状の樹脂(15)を半溶融状態に加熱するヒータ(13)と、静電チャック(16)を有し、加熱された半溶融状態の樹脂(R)を静電チャック(16)に静電吸着した状態で供給する樹脂供給ユニット(10)と、樹脂供給ユニット(10)により樹脂(R)が供給される凹部(32A)が設けられた下型(32)と、基材に電子部品が搭載されたワーク(W)を保持する上型(31)とを備え、ワーク(W)を樹脂封止する金型(30)と、を備える。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
顆粒状の樹脂を半溶融状態に加熱する加熱部と、
吸着部を有し、加熱された前記半溶融状態の樹脂を吸着部に静電吸着した状態で供給する樹脂供給部と、
前記樹脂供給部により樹脂が供給される凹部が設けられた一方の金型と、基材に電子部品が搭載されたワークを保持する他方の金型とを備え、前記ワークを樹脂封止する金型と、
を備える、
圧縮成形装置。
【請求項2】
前記凹部にフィルムを供給するフィルム供給部をさらに備え、
前記樹脂供給部は、前記フィルム供給部によりフィルムが供給された前記一方の金型の凹部に半溶融状態の樹脂を供給する、
請求項1に記載の圧縮成形装置。
【請求項3】
前記加熱部により加熱される前の顆粒状の樹脂を平滑化する樹脂処理部をさらに備える、
請求項1または2のいずれか1項に記載の圧縮成形装置。
【請求項4】
顆粒状の樹脂を半溶融状態に加熱することと、
加熱された前記半溶融状態の樹脂を供給することと、
前記半溶融状態の樹脂が供給される凹部が設けられた一方の金型と、基材に電子部品が搭載されたワークを保持する他方の金型とを備える金型を用いて、前記ワークを樹脂封止することと、
を有する、
圧縮成形方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧縮成形装置及び圧縮成形方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体素子等の部品が樹脂封止されたパッケージを製造する方法として、キャリアに部品が搭載されたワークに対して樹脂を成形し、部品が樹脂封止されたパッケージを製造する方法が知られている。そのような樹脂封止方式の一つに、圧縮成形方式がある。
【0003】
特許文献1には、基材に電子部品が搭載されたワークを保持する上型と、フィルムを介してモールド樹脂が供給される凹部が形成された下型を備えるモールド金型を用いて、ワークを樹脂モールドして成形品に加工する樹脂モールド装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術においては、凹部にモールド樹脂を供給する際、モールド樹脂が装置内に飛散するおそれがあった。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、装置内に樹脂が飛散することを抑制できる圧縮成形装置及び圧縮成形方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る圧縮成形装置は、顆粒状の樹脂を半溶融状態に加熱する加熱部と、吸着部を有し、加熱された半溶融状態の樹脂を吸着部に静電吸着した状態で供給する樹脂供給部と、樹脂供給部により樹脂が供給される凹部が設けられた一方の金型と、基材に電子部品が搭載されたワークを保持する他方の金型とを備え、ワークを樹脂封止する金型と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、装置内に樹脂が飛散することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】一実施形態に係る樹脂封止装置の概略的な構成を示す側面図である。
【
図2】加振機構の要部を拡大して示す断面図である。
【
図3】一実施形態に係る樹脂封止方法の一例を模式的に示す図である。
【
図4】(a)~(d)は、一実施形態に係る樹脂封止方法の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、樹脂封止装置1の一実施形態について説明する。
【0011】
図1に示すように、樹脂封止装置1は、樹脂供給ユニット10と、金型30とを備える。樹脂供給ユニット10は、樹脂供給部の一例である。
【0012】
樹脂供給ユニット10は、ステージ11と、レジンガード12と、ヒータ13と、搬送ヘッド14と、加振機構20とを備える。
【0013】
ステージ11は、平板状をなしており、その上面に枠体状のレジンガード12が設けられている。ステージ11の上面のうち、レジンガード12により囲まれた領域は、樹脂Rが供給される供給エリア12Aとして機能する。レジンガード12は、樹脂Rが供給エリア12A外へ飛散することを規制して供給エリア12Aの外形を区画する。供給エリア12Aは、金型30のキャビティの大きさより少し小さいサイズとなっている。
【0014】
樹脂Rは、例えば0.5mm~数mmの粒径の顆粒状(紛粒を含む)の熱硬化性樹脂である。熱硬化性樹脂として、例えば、フィラー含有のエポキシ系樹脂等が挙げられるが、エポキシ系樹脂には限定されない。顆粒状樹脂は、例えば成形用の樹脂やフィラーを混錬して所定形状に押し固めた後に破砕する破砕状のものや、混錬後に円形の孔を有する型を使って押し出しながら一定長で切断して成形し円柱状のものが用いられる。これらの円柱状や破砕状の顆粒状樹脂は、レジンガード12内への落下時に無作為な方向に飛散しやすい。
【0015】
加振機構20は、ステージ11の下方に設けられている。加振機構20は、ステージ11を立体的に加振することで、供給エリア12Aに供給された樹脂Rを広げる。加振機構20は、ステージ11を立体的に加振する。
【0016】
ヒータ13は、ステージ11の上面に設けられ、供給エリア12Aに供給された樹脂Rを半溶融状態となるように加熱する。半溶融状態とは、顆粒状樹脂の少なくとも一部を互いに融着状態とすることで、融着された顆粒状樹脂の粒子間に空孔を残す場合もあるものの、予備的融着樹脂における顆粒状樹脂の粒子間の断熱層となる空孔が減った状態を示している。半溶融状態では、樹脂の熱伝導率を向上させることができる。また、ヒータ13は、飛散しやすい顆粒状の樹脂Rを半溶融状態となるように加熱して、少なくとも一部の粒子が繋がった状態とすることで、樹脂Rが飛散することを抑えている。加熱温度は、60℃から80℃が好適だが樹脂の性質により半溶融状態になる温度が変わるため限定されない。ヒータ13はステージ11の上面に設け樹脂Rの下から加熱する。また、顆粒状樹脂をレジンガード12に蒔いた後に樹脂Rの上空間にヒータを搬送して、上側より加熱させてもよい。さらに樹脂Rの上側及び下側の双方から加熱してもよい。なお、樹脂Rの加熱後にレジンガード12を外してもよい。
【0017】
搬送ヘッド14は、ステージ11と金型30との間を移動可能に構成されている。搬送ヘッド14の下面には、静電チャック16が設けられている。搬送ヘッド14は、静電チャック16を供給エリア12Aに位置する樹脂Rに対して接触させた状態で、静電チャック16の電極に電圧を印加して電極と樹脂Rとの間にクーロン力を発生させることで、半溶融状態の樹脂Rを吸着する。樹脂Rの搬送時には、レジンガード12を樹脂Rから外した後に樹脂Rを移動させる方が、樹脂Rの上方への移動量が少なくて済むためよりよい。一例として、供給エリア12Aに対して相対移動が可能に構成されたヒータ13、または、ステージ11内に設置された平板を用いて、樹脂Rを押し上げて上方へ移動させてもよい。
図1に破線で示すように、搬送ヘッド14は、静電チャック16に対して半溶融状態の樹脂Rを吸着させた状態で金型30の位置まで移動し、その後、静電チャック16の電極への電圧の印加を解除して半溶融状態の樹脂Rを静電チャック16から脱離させることで、樹脂Rを金型30に供給する。
【0018】
金型30は、上型31及び下型32により構成されている。図示した例では、下型32にキャビティ凹部32A(以下、凹部32Aと略す)が形成されている。具体的には、下型32は、平板状に形成された下型プレート33と、下型プレート33に固定されたキャビティ駒34と、キャビティ駒34を囲むように複数配置されたばね35を介して下型プレート33に接続されたクランパ36と、を含んでいる。クランパ36は、ばね35の弾性力に基づいて、上型31に接近する方向に付勢されている。
【0019】
クランパ36は、キャビティ駒34に対して摺動可能に構成されているが、部分的に凹部32Aから空気を吸引する吸引孔(不図示)が設けられている。クランパ36は、キャビティ駒34よりも上型31に向かって突出し、キャビティ駒34とともに樹脂Rを成形する空間である凹部32Aを構成している。下型32には、凹部32Aの内面に沿うようにリリースフィルムFが被覆されている。リリースフィルムFは、前出の凹部32Aを吸引する吸引孔およびクランパ36の上面に設けられた吸引孔(不図示)により、下型32のパーティングライン面を被覆する。
【0020】
リリースフィルムFは、例えば、耐熱性、剥離容易性、柔軟性、伸展性に優れたフィルム材である。そのようなフィルム材として、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ETFE(ポリテトラフルオロエチレン重合体)、PET、FEP、フッ素含浸ガラスクロス、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリジン等が挙げられる。
【0021】
下型32の凹部32Aには、リリースフィルムFが被覆された状態で、搬送ヘッド14により搬送された半溶融状態の樹脂Rが供給される。
【0022】
上型31の下面には、ワークWが配置されている。ワークWは、例えば、基材に複数の電子部品がマトリクス状に搭載された構成を有している。基材として、例えば、樹脂基板、セラミックス基板、金属基板、キャリアプレート、リードフレーム、ウエハ等が挙げられる。電子部品として、例えば、半導体チップ、MEMSチップ、受動素子、放熱板、導電部材、スペーサ等が挙げられる。
【0023】
そして、金型の上型および下型にはヒータが設けられ、金型は100℃から200℃程度に加熱されている。樹脂Rを凹部32A内に供給した後、上型31と下型32とが型締めを開始し、クランパ36の上面と上型31の下面が当接した後、樹脂の溶融と共にばね35が撓み、所定の厚さの樹脂RによりワークWが樹脂封止される。
【0024】
図2は、樹脂供給ユニット10が備える加振機構20の要部を拡大して示す断面図である。
図2に示すように、加振機構20は、上方に開口したボックス状に形成されたフレーム21と、平板状に形成され、フレーム21の開口に蓋をするプレート22と、プレート22の下面に固定された少なくとも一つの振動サポート23と、各々の振動サポート23に配置された少なくとも一つのアクチュエータ24と、を備えている。
【0025】
図示した例では、プレート22が略矩形の平板状に形成され、プレート22の四隅に振動サポート23が配置されている。各々のアクチュエータ24は、いずれかの振動サポート23とフレーム21との間に配置されて両者を接続している。アクチュエータ24は、例えばボイスコイルモータであり、内蔵されたコイルボビン及びヨークのいずれか一方が他方に対して微小移動する。各モータに固有の移動方向においてコイルボビン等が往復運動することにより振動サポート23に振動を加えることができる。
【0026】
アクチュエータ24は、ボイスコイルモータに限定されず、他種の振動子であってもよい。各々の振動サポート23には、当該振動サポート23を鉛直方向であるZ方向に加振するアクチュエータ24が配置されている。図示した例では、振動サポート23が略直方体に形成され、当該振動サポート23の一端がプレート22の下面に接続され、一端とは反対側の他端がアクチュエータ24に接続されている。
【0027】
図示した例では、鉛直方向Zのアクチュエータ24Zに加えて、水平方向であるX方向及びY方向に振動サポート23を加振するアクチュエータ24X,24Yが更に配置されている。X方向の一例は、樹脂封止装置1のオペレータから見て左右方向であり、Y方向の一例は、オペレータから見て前後方向である。加振機構20は、振動サポート23の設置箇所において、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸の三軸の振動を発生させることができるため、プレート22に載置された供給エリア12Aを立体的に加振することができる。本構造ではステージ11の下に加振機構20を別に設けたが、ステージ11が加振機構20を兼ねてもよい。一例として、加振機構20のプレート22がヒータ13を兼ねてもよいし、プレート22の上にヒータ13を重ねて設けてもよい。
【0028】
図3は、樹脂封止装置1を用いた樹脂封止方法の一例を模式的に示す図である。
【0029】
図3に示すように、本実施形態に係る樹脂封止方法では、例えば、加振機構20のプレート22の上面に矩形枠状の金属部材であるレジンガード12を配置する(工程S1)。
【0030】
レジンガード12の枠内である供給エリア12Aの所定の位置に所定量の顆粒状等の樹脂Rを供給する(工程S2)。加振機構20を用いて加振すると、樹脂Rは供給エリア12A内を転がり速やかに広がる。
【0031】
また、広がった樹脂Rを鉛直方向の振動で供給エリア12Aの隅々まで均一に広げることで、供給された樹脂Rが平滑化される(工程S3)。また、平滑化された樹脂Rを加熱して樹脂Rを半溶融状態とする(工程S4)。そして、樹脂Rの加熱後にレジンガード12を樹脂Rから外す。その後、半溶融状態となった樹脂Rを金型30に供給し、金型30内で樹脂Rを成形してワークWを樹脂封止する。
【0032】
次に、本実施形態に係る樹脂封止装置1による樹脂封止の処理の流れについて説明する。
【0033】
まず、
図4(a)に示すように、樹脂封止装置1は、
図3(d)において、ステージ11の供給エリア12Aにおいて半溶融状態となった樹脂Rに対し、搬送ヘッド14を接近させる。
【0034】
次に、
図4(b)に示すように、樹脂封止装置1は、静電チャック16を供給エリア12Aに供給された樹脂Rに接触させた状態で、静電チャック16の電極に電圧を印加して半溶融状態の樹脂Rを静電チャック16に静電吸着させる。
【0035】
次に、
図4(c)に示すように、樹脂封止装置1は、静電チャック16に半溶融状態の樹脂Rを静電吸着させた状態で、搬送ヘッド14を金型30に搬送する。そして、樹脂封止装置1は、静電チャック16が下型32の凹部32Aに対して上下方向において対向する位置まで搬送ヘッド14を移動させる。
【0036】
次に、
図4(d)に示すように、樹脂封止装置1は、下型32の凹部32AにリリースフィルムFを供給した状態で、静電チャック16の電極への電圧の印加を解除することで、静電チャック16から脱離させた樹脂Rを下型32の凹部32Aに供給する。下型32の凹部32Aに対するリリースフィルムFの供給タイミングは、静電チャック16から樹脂Rを脱離させるタイミングよりも前のタイミングであればよい。なお、リリースフィルムFは前出の様にクランパ36上面の吸引孔とクランパ36とキャビティ駒34間の吸引孔により凹部形状に被覆されている。
【0037】
その後、樹脂封止装置1は、上型31と下型32とを型締めし、金型30の内部において樹脂Rを成形することで、樹脂RによりワークWが樹脂封止される。
【0038】
以上説明したように、本実施形態によれば、搬送ヘッド14が静電チャック16を有し、加熱された半溶融状態の樹脂Rを静電チャック16に静電吸着させた状態で金型30に供給する。これにより、搬送ヘッド14が樹脂Rを事前に加熱することなく金型30に供給する場合に比して、樹脂Rが樹脂封止装置1の装置内部において飛散することを抑制できる。
【0039】
なお、上記実施形態は、以下のような別の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態において、樹脂封止装置1は、加熱前の顆粒状の樹脂Rを上方からプレート等で押圧することにより、顆粒状の樹脂Rを平滑化してもよい。
【0040】
・上記実施形態において、樹脂封止装置1は、加熱前の顆粒状の樹脂Rを平滑化する樹脂処理部を省略してもよい。
【0041】
・上記実施形態においては、キャビティ凹部が設けられた下型が可動に構成された圧縮成形装置のキャビティ凹部に半溶融状態の樹脂を静電チャックの下側に吸着して搬送するために使用したが、キャビティ凹部が設けられた上型が可動に構成された圧縮成形装置のキャビティ凹部において位置ずれ防止のために樹脂の加熱を実施し、静電チャックの上に半溶融状態の樹脂を載せて搬送を実施してもよい。
【0042】
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
【符号の説明】
【0043】
1…樹脂封止装置、10…樹脂供給ユニット、11…ステージ、12…レジンガード、13…ヒータ、14…搬送ヘッド、16…静電チャック、20…加振機構、30…金型、31…上型、32…下型、32A…キャビティ凹部、33…下型プレート、34…キャビティ駒、ばね…35、36…クランパ、R…樹脂、W…ワーク。