IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社テイモーの特許一覧

<>
  • 特開-被牽引台車 図1
  • 特開-被牽引台車 図2
  • 特開-被牽引台車 図3
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023067343
(43)【公開日】2023-05-16
(54)【発明の名称】被牽引台車
(51)【国際特許分類】
   B62B 5/00 20060101AFI20230509BHJP
   B61B 13/00 20060101ALI20230509BHJP
【FI】
B62B5/00 C
B61B13/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021178476
(22)【出願日】2021-11-01
(71)【出願人】
【識別番号】592102892
【氏名又は名称】株式会社テイモー
(74)【代理人】
【識別番号】100106091
【弁理士】
【氏名又は名称】松村 直都
(74)【代理人】
【識別番号】100079038
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邉 彰
(74)【代理人】
【識別番号】100199369
【弁理士】
【氏名又は名称】玉井 尚之
(72)【発明者】
【氏名】細見 昌司
【テーマコード(参考)】
3D050
3D101
【Fターム(参考)】
3D050AA01
3D050BB02
3D050DD03
3D050EE08
3D050EE15
3D050KK02
3D101BB43
(57)【要約】
【課題】牽引車および潜り込み型無人搬送車の両方によって牽引することが可能な被牽引台車を提供する。
【解決手段】被牽引台車は、台車本体と、台車本体の牽引方向前側に設けられた連結フレーム3と、連結フレーム3に設けられかつ牽引車に連結される牽引車用連結部4と、連結フレーム3に設けられかつ潜り込み型の無人搬送車に連結される無人搬送車用連結機構5とを備えている。無人搬送車用連結機構5が、無人搬送車に昇降自在に設けられた連結ピンを着脱自在に連結するものであって、連結フレーム3に下方突出状に設けられかつ牽引方向後方に開口した略U字状の連結ピン受け51と、連結フレーム3に設けられかつ連結ピン受け51内に入り込んだ連結ピンの牽引方向後方への離脱を防止するストッパ52と、ストッパ52に設けられかつストッパ52の移動を制限する制限部材53とを備えている。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
台車本体と、前記台車本体の牽引方向前側に設けられた連結フレームと、前記連結フレームに設けられかつ牽引車に連結される牽引車用連結部と、前記連結フレームに設けられかつ潜り込み型の無人搬送車に連結される無人搬送車用連結機構とを備えている被牽引台車。
【請求項2】
前記牽引車用連結部が、前記連結フレームの牽引方向前端部に設けられて牽引方向後方に開口した略U字状の湾曲部からなり、前記牽引車に設けられた係合手段が前記湾曲部に着脱自在に係合するようになっている請求項1記載の被牽引台車。
【請求項3】
前記無人搬送車用連結機構が、前記無人搬送車に昇降自在に設けられた連結ピンを着脱自在に連結するものであって、前記連結フレームに下方突出状に設けられ、かつ牽引方向後方に開口した略U字状の連結ピン受けと、前記連結フレームに設けられ、かつ前記連結ピン受け内に入り込んだ連結ピンの牽引方向後方への離脱を防止するストッパと、前記ストッパに設けられ、かつ前記ストッパの移動を制限する制限部材とを備えており、
前記ストッパが、一端が前記無人搬送車の上昇した前記連結ピンの上端よりも下方に位置する第1位置と、前記一端が上昇した前記連結ピンの上端以上の高さに位置する第2位置との間で移動しうるように左右方向に延びる水平軸線の周りに回転自在であり、前記ストッパが、前記無人搬送車の上昇した前記連結ピンに押されて前記第1位置から前記第2位置側に回転するとともに、自重によって前記第2位置から第1位置側に回転するようになっており、前記制限部材が、前記第1位置から前記第2位置とは反対側への前記ストッパの回転を阻止する請求項1または2記載の被牽引台車。
【請求項4】
前記ストッパが、左右方向に間隔をおいて設けられ、かつ牽引方向後部に前記連結フレームに設けられた左右方向に延びる水平軸部が通される貫通穴を有する1対の側板と、前記両側板間に設けられかつ前記第1位置において牽引方向前方に向かって下方に傾斜した傾斜板とを備えており、前記傾斜板が、前記第1位置において一端が前記無人搬送車の上昇した前記連結ピンの上端よりも下方に位置し、前記連結ピンにより牽引方向前方に押されるようになっている請求項3記載の被牽引台車。
【請求項5】
前記制限部材が、前記ストッパの前記両側板に設けられて左右方向外方に突出し、かつ前記ストッパが前記第1位置にあるときに前記連結フレームに係合する請求項3または4記載の被牽引台車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は被牽引台車に関し、さらに詳しくは、牽引方向後端部に係合手段が設けられている牽引車、および連結ピンが昇降自在に設けられている潜り込み型無人搬送車のいずれによっても牽引可能な被牽引台車に関する。
【0002】
この明細書および特許請求の範囲において、牽引方向後方から牽引方向前方を見た際の左右を左右というものとする。
【背景技術】
【0003】
牽引車により牽引される被牽引台車として、台車本体と、前記台車本体の牽引方向前側に設けられた連結フレームと、前記連結フレームに設けられかつ牽引車に連結される牽引車用連結部とを備えており、前記連結フレームが、前記台車本体の前端部の左右方向中央部に左右方向に間隔をおいて設けられ、かつ先端側に向かって互いに近づく方向に傾斜した2つの傾斜直線部と、両傾斜直線部の先端部どうしを一体に連結する牽引方向後方に開口した略U字状の湾曲部からなり、前記湾曲部が前記牽引車用連結部となり、前記湾曲部に前記牽引車に設けられた係合手段が着脱自在に係合するようになっているものが知られている(特許文献1参照)。
【0004】
また、潜り込み型無人搬送車に牽引される被牽引台車として、台車本体と、前記台車本体の下面に下方突出状に設けられ、かつ前記無人搬送車に昇降自在に設けられた連結ピンを受ける略U字状の連結ピン受けとを備えており、前記連結ピン受けが、前記無人搬送車に昇降自在に設けられた連結ピンを着脱自在に連結する無人搬送車用連結機構となっているものが知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2018-176826号公報
【特許文献2】特許第5916011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1記載の被牽引台車は牽引車のみに牽引されるようになっており、特許文献2記載の被牽引台車は潜り込み型無人搬送車のみに牽引されるようになっている。
【0007】
この発明の目的は、上記実情に鑑み、牽引車および潜り込み型無人搬送車の両方によって牽引することが可能な被牽引台車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために以下の態様からなる。
【0009】
1)台車本体と、前記台車本体の牽引方向前側に設けられた連結フレームと、前記連結フレームに設けられかつ牽引車に連結される牽引車用連結部と、前記連結フレームに設けられかつ潜り込み型の無人搬送車に連結される無人搬送車用連結機構とを備えている被牽引台車。
【0010】
2)前記牽引車用連結部が、前記連結フレームの牽引方向前端部に設けられて牽引方向後方に開口した略U字状の湾曲部からなり、前記牽引車に設けられた係合手段が前記湾曲部に着脱自在に係合するようになっている上記1)記載の被牽引台車。
【0011】
3)前記無人搬送車用連結機構が、前記無人搬送車に昇降自在に設けられた連結ピンを着脱自在に連結するものであって、前記連結フレームに下方突出状に設けられ、かつ牽引方向後方に開口した略U字状の連結ピン受けと、前記連結フレームに設けられ、かつ前記連結ピン受け内に入り込んだ連結ピンの牽引方向後方への離脱を防止するストッパと、前記ストッパに設けられ、かつ前記ストッパの移動を制限する制限部材とを備えており、
前記ストッパが、一端が前記無人搬送車の上昇した前記連結ピンの上端よりも下方に位置する第1位置と、前記一端が上昇した前記連結ピンの上端以上の高さに位置する第2位置との間で移動しうるように左右方向に延びる水平軸線の周りに回転自在であり、前記ストッパが、前記無人搬送車の上昇した前記連結ピンに押されて前記第1位置から前記第2位置側に回転するとともに、自重によって前記第2位置から第1位置側に回転するようになっており、前記制限部材が、前記第1位置から前記第2位置とは反対側への前記ストッパの回転を阻止する上記1)または2)記載の被牽引台車。
【0012】
4)前記ストッパが、左右方向に間隔をおいて設けられ、かつ牽引方向後部に前記連結フレームに設けられた左右方向に延びる水平軸部が通される貫通穴を有する1対の側板と、前記両側板間に設けられかつ前記第1位置において牽引方向前方に向かって下方に傾斜した傾斜板とを備えており、前記傾斜板が、前記第1位置において一端が前記無人搬送車の上昇した前記連結ピンの上端よりも下方に位置し、前記連結ピンにより牽引方向前方に押されるようになっている上記3)記載の被牽引台車。
【0013】
5)前記制限部材が、前記ストッパの前記両側板に設けられて左右方向外方に突出し、かつ前記ストッパが前記第1位置にあるときに前記連結フレームに係合する上記3)または4)記載の被牽引台車。
【発明の効果】
【0014】
上記1)~5)の被牽引台車によれば、牽引車用連結部を利用して牽引車により牽引することができ、無人搬送車用連結機構を利用して潜り込み型無人搬送車により牽引することができるので、牽引車および潜り込み型無人搬送車の両方によって牽引することが可能になる。
【0015】
上記2)の被牽引台車によれば、牽引車に設けられている公知の係合手段を湾曲部からなる牽引車用連結部に係合させることができる。
【0016】
上記3)の被牽引台車によれば、潜り込み型無人搬送車により牽引される際には、牽引方向前方へ移動する無人搬送車の上昇した連結ピンが、第1位置にあるストッパに当たって牽引方向前方に押すことにより、ストッパが第2位置まで回転する。ストッパが第2位置まで回転すると、連結ピンはストッパを通り越して連結ピン受け内に入るとともに、ストッパは自重により回転して第1位置に戻る。そして、制限部材によって、第1位置に戻ったストッパが第2位置とは反対側へ回転することが阻止されるので、連結ピンがストッパに係合することにより、連結ピンの連結ピン受け内からの離脱が防止され、この状態で被牽引台車は潜り込み型無人搬送車によって牽引される。しかも、無人搬送車が不意に停止して際にも、制限部材の働きによって連結ピンの連結ピン受け内からの離脱を防止することができ、無人搬送車と被牽引台車との連結が解除されることが防止される。
【0017】
上記4)の被牽引台車によれば、ストッパの構成を比較的簡単にすることができる。
【0018】
上記5)の被牽引台車によれば、制限部材の構成を比較的簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】この発明による被牽引台車の全体構成を示し、(a)は正面図、(b)は底面図である。
図2図1の被牽引台車の連結フレームの一部分を拡大して示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA-A線断面図である。
図3図1の被牽引台車に潜り込み型無人搬送車の連結ピンが連結される態様を順々に示す図2(b)相当の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0021】
以下の説明において、前後は牽引方向を基準にしていうものとし、牽引方向前方を前、これと反対側を後というものとする。
【0022】
図1はこの発明による被牽引台車の全体構成を示し、図2は要部の構成を示す。また、図3はこの発明による被牽引台車に潜り込み型無人搬送車の連結ピンが連結される態様を示す。
【0023】
図1において、被牽引台車1は、かご形の台車本体2と、前記台車本体2の前側に設けられた連結フレーム3と、連結フレーム3に設けられかつ牽引車(図示略)に連結される牽引車用連結部4と、連結フレーム3に設けられかつ潜り込み型無人搬送車6に連結される無人搬送車用連結機構5とを備えている。
【0024】
図1および図2に示すように、連結フレーム3は、台車本体2の前端部に左右方向に間隔をおいて設けられ、かつ前方に向かって互いに近づく方向に傾斜した傾斜直線部31と、両傾斜直線部31の前端同士を一体に連結する後方に開口した略U字状の湾曲部32と、両傾斜直線部31間の前部に前後方向に間隔をおいて設けられた左右方向に延びる2つの中桟部33,34とからなる。傾斜直線部31、湾曲部32および2つの中桟部33,34はそれぞれ丸棒からなり、その中心軸線は同一水平面上に位置している。そして、湾曲部32が、牽引車に設けられた係合手段が着脱自在に係合する牽引車用連結部4となっている。なお、牽引車用連結部4には、台車本体2の後端部に設けられた係合手段21も着脱自在に連結されるようになっており、牽引車用連結部4および係合手段21を用いて複数の被牽引台車1を連結することも可能である。係合手段は公知のものであり、詳細な図示および説明は省略する。
【0025】
無人搬送車用連結機構5は、連結フレーム3に下方突出状に設けられ、かつ無人搬送車6の昇降自在の連結ピン61を着脱自在に受け入れる後方に開口した略U字状連結ピン受け51と、連結フレーム3に設けられ、かつ連結ピン受け51内に入り込んだ連結ピン61の後方への離脱を防止するストッパ52と、ストッパ52に設けられ、かつストッパ52の移動を制限する第1制限部材53と、連結ピン受け51に設けられ、かつストッパ52の移動を制限する第2制限部材54とを備えている。
【0026】
連結ピン受け51は、連結フレーム3の両傾斜直線部31間において両中桟部33,34間に配置されて両傾斜直線部31および両中桟部33,34に固定されている。
【0027】
ストッパ52は、連結ピン受け51の後方に位置する後側中桟部34に、左右方向に延びる水平軸線の周りに回転自在に取り付けられており、一端が無人搬送車6の上昇した連結ピン61の上端よりも下方に位置する第1位置(図2(b)実線参照)と、一端が無人搬送車6の上昇した連結ピン61の上端以上の高さ位置であってかつ第1位置よりも前方に位置する第2位置(図3(a)実線参照)との間で移動する。ストッパ52は、左右方向に間隔をおいて設けられ、かつ後部に連結フレーム3の後側中桟部34(左右方向に延びる水平軸部)が通される貫通穴5211を有する左右1対の側板521と、両側板521間に設けられ、かつ前記第1位置において前方に向かって下方に傾斜した傾斜板522とを備えており、傾斜板522が、前記第1位置において前端が無人搬送車6の上昇した連結ピン61の上端よりも下方に位置し、前記連結ピン61により前方に押されるようになっている。連結フレーム3には、ストッパ52の両側板521の左右方向外側において、後側中桟部34の周囲にはストッパ52の左右方向の移動を規制する位置決めリング35が嵌め止められている。
【0028】
第1制限部材53は、ストッパ52の両側板521の上端に固定されて先端が左右方向外方に突出した板状であり、第1制限部材53が連結フレーム3の傾斜直線部32に係合することによって、ストッパ52が、前記第1位置から前記第2位置とは反対側(図2(b)の反時計方向)へ回転することを阻止するようになっている。なお、第1制限部材53が連結ピン受け51に係合することによって、ストッパ52が、前記第1位置から前記第2位置とは反対側へ回転することを阻止するようになっていてもよい。
【0029】
第2制限部材54は、連結ピン受け51の前端部上に固定されて後方に突出した板状であり、ストッパ52の傾斜板522が第2制限部材54に当たることによって、ストッパ52の図3(a)の時計方向への過剰な回転を阻止するようになっている。なお、第2制限部材54は、連結フレーム3の前側中桟部33上に固定されて後方に突出していてもよい。
【0030】
上述した構成の被牽引台車1を、たとえば後端部に係合手段21と同様な構成の係合手段が設けられている牽引車により牽引する場合、次のようにして牽引車の係合手段と牽引車用連結部4とを連結する。すなわち、被牽引台車1を牽引車用連結部4が前方を向くように所定の位置に停めておき、牽引車を被牽引台車1の前方から被牽引台車1に向かって後進させ、牽引車の係合手段を被牽引台車1の牽引車用連結部4に連結する。
【0031】
また、上述した構成の被牽引台車1を、昇降自在の連結ピン61を有しかつ決められた搬送経路に沿って走行する潜り込み型無人搬送車6により牽引する場合、次のようにして潜り込み型無人搬送車6の連結ピン61を被牽引台車1の無人搬送車用連結機構5に連結する。すなわち、被牽引台車1を無人搬送車6の1つの停車ステーションに連結フレーム3が前方を向くように配置しておく。この状態で、連結ピン61が下降している無人搬送車6を前進させて被牽引台車1の下方に潜り込ませ、連結ピン61が台車本体2を通過すると連結ピン61を上昇させる。この状態で、無人搬送車6をさらに前進させると、連結ピン61が前記第1位置にあるストッパ52の傾斜板522の下面に当たる(図2(b)鎖線参照)。その後、さらに無人搬送車6を前進させると、連結ピン61に押されてストッパ52が図2(b)に矢印Xで示す時計方向に回転し、第2位置まで回転すると(図3(a)参照)、連結ピン61はストッパ52を通り越して連結ピン受け51内に入り、連結ピン受け51の前端部に係合する(図3(b)参照)。一方、ストッパ52は自重により図3(a)の反時計方向に回転して第1位置に戻る。なお、第2制限部材54の働きによって、ストッパ52が第1位置から第2位置に回転する際の過剰な回転が防止される。
【0032】
そして、第1位置に戻ったストッパ52の第1位置から図3(b)の反時計方向への回転は、第1制限部材53によって阻止されるので、連結ピン61がストッパ52に係合して連結ピン受け51内からの離脱が防止される。この状態で無人搬送車6が前方に移動すると、被牽引台車1は無人搬送車6によって牽引される。しかも、無人搬送車6が不意に停止した際にも連結ピン61の連結ピン受け51からの離脱がストッパ52により防止されるので、無人搬送車6と被牽引台車1との連結が解除されることが防止される。
【0033】
上述した実施形態においては、被牽引台車1の台車本体2はカゴ形であるが、これに限定するものではなく、平形やその他の形式であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0034】
この発明による被牽引台車は、牽引車による牽引および潜り込み型無人搬送車による牽引のいずれにも好適に用いられる。
【符号の説明】
【0035】
1:被牽引台車、2:台車本体、3:連結フレーム、31:傾斜直線部、32湾曲部、4:牽引車用連結部、5:無人搬送車用連結機構、51:連結ピン受け、52:ストッパ、521:側板、522:傾斜板、53:第1制限部材、6:潜り込み型無人搬送車、61:連結ピン
図1
図2
図3