(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023067668
(43)【公開日】2023-05-16
(54)【発明の名称】多目的玄関手摺り
(51)【国際特許分類】
E04F 11/18 20060101AFI20230509BHJP
【FI】
E04F11/18
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021191572
(22)【出願日】2021-11-01
(71)【出願人】
【識別番号】521515012
【氏名又は名称】相原 孝行
(72)【発明者】
【氏名】相原 孝行
【テーマコード(参考)】
2E301
【Fターム(参考)】
2E301GG01
2E301GG03
2E301HH03
(57)【要約】 (修正有)
【課題】玄関の壁に取付けて、その手摺でホールと玄関の昇降の膝負担の軽減と転倒防止、又は花瓶等を差し込んで花等を鑑賞又は作品物の鑑賞を提供する。
【解決手段】手摺の握部分は直線的に2方向以上の曲がりを有し、又は湾曲した基材の平板の一部に孔と手摺の為の握部分を設け、曲線を設けた事が特徴の玄関手摺。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一体基材の平板の一部に孔と手摺の為の握部分を設け、握部分は直線的に2方向以上の曲がりを有している玄関用手摺。
【請求項2】
一体基材の平板の一部に孔と手摺の為の握部分を設け、握部分は湾曲に曲がりを有している玄関用手摺。
【請求項3】
基材と別途手摺部材を2方向面に取付ている玄関用手摺。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅の玄関の壁に取付る手摺りに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、住宅の玄関で使用する手摺りは棒状を縦又は横に単体で取付けるものか、板状を横長に取付けたものが知られている、
又は、トイレ等に使用しているものは、板状の台の下にペーパーが取付けられているものが知られている、
又、特許文献では板状の台に手摺りが、長手方向一線的に形成され台の横又は,下方に多目的物入れ等が付いていた。
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、又は棒状の手摺りでは直線的な握り部分により使用する人の位置が決められてしまう為、玄関からホールに昇降する位置によっては、手摺り握り時に不便を生じた、
又板状や棒状では飾り等は容易に出来ず単純な空間が生じていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
手摺の握部分は直線的に2方向以上の曲がり、又は曲線を有し、又は湾曲した基材の平板の一部に孔を設け花瓶等を差し込んで花等又は、作品物の鑑賞を提供する事が特徴の玄関手摺。
【発明の効果】
【0006】
本発明は玄関とホール間昇降で手摺りの握る為の立つ位置を、多方向にできて掴み易くなるとともに、使用者によっては、飾りも多用にでき、鑑賞的に良好な空間をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
・基材の平板の一部に手摺用の握り部設ける。
・基材の平板の一部に別部材を入れる孔を設ける。
・上記孔に別部材が落下、転倒防止の為の部材を設ける。
・基材は壁に取付けるための平面状部分と固定ビスによって壁に取り付ける。
・上記平坦部に中間部材を取付る事で基台の位置変更が出来る。
・手摺部分は湾曲した形状又は、直線2方向以上に曲がる形状とする
以下、本発明の実施形態について説明する。
[
図1]
基材の平板本体(1)に手摺部(2)と角度をつけた方向に曲げた手摺部(2)を設ける。
基材の平板本体(1)に孔部(3)を設ける。
上記の手摺に角度をつけた事はホールから玄関の昇降時の立つ位置が違う為つかみ易くしたものである。
基材の平板本体(1)の稜線部分は平坦な面取り加工をする。
上記面取りは握りの感触をよくする事と、人体をぶつけた時のケガの軽減する為です。
[
図3]
基材の平板本体(1)に手摺部(5)の丸型を湾曲させて設ける。
上記は一体部材と2体部材があり、2体部材は手摺部(5)本体(1)の2方向違い面に取り付けている、
図4参照
上記の手摺を湾曲にした事はホールから玄関の昇降時の立つ位置が違う為つかみ易くしたものである。
基材の平板本体(1)に孔部(3)を設ける。
基材の平板本体(1)の稜線部分は曲面な面取り加工がしてある。
[
図6断面図]
花瓶等を設置する際に(1)本体としっくり納まる為の(6)受材を設けている。
上記でもしっくりしない場合は(7)緩衝材を設ける。
Flg-1とFlg-2は(6)受材の底有り、無しの違いである。
[
図7断面図]
手摺を必要な壁に取付ける手段の一つで(1)本体に(8)中間部材を設けている。
(8)中間部材は必要な壁に取付ける、続いて(1)本体を(8)中間部材に取付ける、前記の部材間の左右の隙間を設ける事で(1)本体の取付位置を容易に変更できる。
【0009】
本発明の1本体には別部品のフック掛け、傘、杖掛け、LED照明、人感センサー付き照明、コンセント等が取付ける事もできる。
【符号の説明】
【0010】
1 本体 2 手摺り部 3手摺り部 4 孔部 5手摺り部
6 受け材 7 緩衝材 8 中間部材