(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023067847
(43)【公開日】2023-05-16
(54)【発明の名称】スワイプ・ツー・プレビューによる多様なスタンプコンテンツ探索方法、装置、およびコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04842 20220101AFI20230509BHJP
【FI】
G06F3/04842
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022173461
(22)【出願日】2022-10-28
(31)【優先権主張番号】10-2021-0147807
(32)【優先日】2021-11-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】516014409
【氏名又は名称】ライン プラス コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】LINE Plus Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】110003199
【氏名又は名称】弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ハン ソヨン
(72)【発明者】
【氏名】イ ヒュンジュ
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA02
5E555AA04
5E555BA01
5E555BA04
5E555BA78
5E555BB01
5E555BB04
5E555BC17
5E555BD01
5E555BE12
5E555CA12
5E555CB16
5E555CC03
5E555CC22
5E555DA02
5E555DB53
5E555DC02
5E555DC06
5E555DD02
5E555EA07
5E555EA11
5E555EA14
5E555FA01
(57)【要約】 (修正有)
【課題】スワイプ・ツー・プレビューを利用した多様なスタンプコンテンツ探索方法、装置、およびコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行する少なくとも1つのプロセッサを含むコンピュータ装置で実行されるスタンプコンテンツ探索方法であって、少なくとも1つのプロセッサにより、スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビュー(swipe-to-preview)インタフェースを提供する段階と、少なくとも1つのプロセッサにより、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに入力される制御命令にしたがって探索されたスタンプコンテンツを表示する段階と、を含む。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ装置で実行されるスタンプコンテンツ探索方法であって、
前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記スタンプコンテンツ探索方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビューインタフェースを提供する段階、および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに入力される制御命令にしたがって探索されたスタンプコンテンツを表示する段階
を含む、スタンプコンテンツ探索方法。
【請求項2】
前記表示する段階は、
ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツの順序ロジックにしたがって前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにスタンプコンテンツを表示する段階
を含む、請求項1に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項3】
前記表示する段階は、
前記構成されたスタンプコンテンツのうちからいずれか1つのスタンプコンテンツが選択されることにより、前記選択されたスタンプコンテンツを基準にして前記選択されたスタンプコンテンツの前のスタンプコンテンツと前記選択されたスタンプコンテンツの次のスタンプコンテンツを前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにともに表示する段階
を含む、請求項2に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項4】
前記表示する段階は、
前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに表示されたスタンプコンテンツに対して、ユーザの制御命令としてスワイプ情報の入力を受ける段階
を含む、請求項2に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項5】
前記表示する段階は、
前記入力を受けたスワイプ情報にしたがってスタンプコンテンツの位置を移動させ、前記移動した位置に対応するスタンプコンテンツを表示する段階
を含む、請求項4に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項6】
前記スタンプコンテンツは、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースの中央に位置する場合、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースの周辺に位置するときよりも強調して表示されることを特徴とする、請求項2に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項7】
前記提供する段階は、
ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツのうちからいずれか1つのスタンプコンテンツが選択されることにより、前記スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビューインタフェースを提供する段階
を含む、請求項1に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項8】
前記表示する段階は、
前記入力を受けたスワイプ情報にしたがって移動したスタンプコンテンツのタイプに基づいて、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズを調節する段階
を含む、請求項4に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項9】
前記スタンプコンテンツのタイプは、通常のスタンプコンテンツ、テキストを含んだスタンプコンテンツ、またはアクションを含んだスタンプコンテンツを含み、
前記表示する段階は、
前記スタンプコンテンツのタイプが前記通常のスタンプコンテンツまたは前記テキストを含んだスタンプコンテンツの場合には、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズが維持されるように設定し、前記スタンプコンテンツのタイプが前記アクションを含んだスタンプコンテンツの場合には、前記サイズが維持されるように設定されたスワイプ・ツー・プレビューインタフェースに拡張効果を付与し、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズが拡張されるように設定する段階
を含む、請求項8に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項10】
前記表示する段階は、
前記スタンプコンテンツのタイプがアクションを含んだスタンプコンテンツの場合、前記アクションを含んだスタンプコンテンツのサイズに対応して設定されたサイズ情報に合わせて前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースを動的に拡張する段階
を含む、請求項8に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項11】
前記表示する段階は、
前記入力を受けたスワイプ情報の強度を前記スタンプコンテンツの探索速度に反映して前記スタンプコンテンツを移動させる段階
を含む、請求項4に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項12】
前記表示する段階は、
前記スタンプコンテンツがテキストを含んだスタンプコンテンツである場合、前記テキストを含んだスタンプコンテンツを通常のスタンプコンテンツに比べて小さく表示する段階
を含む、請求項2に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項13】
前記表示する段階は、
前記スタンプコンテンツにサウンドが含まれている場合、前記サウンドのオン/オフを提供するユーザインタフェースを提供する段階
を含む、請求項2に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項14】
前記表示する段階は、
前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースの中央にユーザの制御命令としてダブルタップ情報が入力されることにより、ユーザが選択したスタンプコンテンツを送信する段階
を含む、請求項1に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項15】
前記表示する段階は、
前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースの中央以外の周辺にユーザの制御命令としてダブルタップ情報が入力されることにより、ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツを含む提案領域に移動する段階
を含む、請求項1に記載のスタンプコンテンツ探索方法。
【請求項16】
請求項1~15のうちのいずれか一項に記載のスタンプコンテンツ探索方法を前記コンピュータ装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項17】
コンピュータ装置であって、
前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビューインタフェースを提供し、
前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに入力される制御命令にしたがって探索されたスタンプコンテンツを表示する
ことを特徴とする、コンピュータ装置。
【請求項18】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに表示されたスタンプコンテンツに対してユーザの制御命令としてスワイプ情報の入力を受け、前記入力を受けたスワイプ情報にしたがって移動した位置に対応するスタンプコンテンツを表示する
ことを特徴とする、請求項17に記載のコンピュータ装置。
【請求項19】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記入力を受けたスワイプ情報にしたがって移動した位置に対応するスタンプコンテンツのタイプに基づいて、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズを調節する
ことを特徴とする、請求項17に記載のコンピュータ装置。
【請求項20】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記スタンプコンテンツのタイプがアクションを含んだスタンプコンテンツの場合、前記アクションを含んだスタンプコンテンツのサイズに対応して設定されたサイズ情報に合わせて前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースを動的に拡張する
ことを特徴とする、請求項19に記載のコンピュータ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の説明は、スタンプコンテンツの探索のためのユーザインタフェース(UI)に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的なコミュニケーションツールであるインスタントメッセンジャー(instant messenger)は、メッセージやデータをリアルタイムで送受信するためのソフトウェアであって、ユーザがメッセンジャー上に対話相手を登録し、対話リストにいる相手とリアルタイムでメッセージをやり取りすることができる。このようなメッセンジャー機能の使用は、PC(Personal Computer)ではもちろん、移動通信端末のモバイル環境でも一般化されている。
【0003】
例えば、特許文献1(公開日2002年9月30日)には、携帯端末機にインストールされたモバイルメッセンジャー間にメッセンジャーサービスを提供することができるようにした無線通信網を利用した携帯端末機のモバイルメッセンジャーサービスシステムおよび方法が開示されている。
【0004】
近年では、グラフィックイメージ形態のスタンプを利用したメッセージの伝達が盛んに行われている。ユーザが入力した特定のキーワードはこれに該当するスタンプに自動変換され、スタンプメッセージとして伝達される。
【0005】
しかし、メッセンジャー内でスタンプを送信する前に提供されるプレビュー内で他のコンテンツを探索するためのルートが提供されないため、プレビュー内でユーザが操作を実行する方法がなく、プレビューを閉じるかメッセージを送ることしかできなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国公開特許第10-2002-0074304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
スタンプコンテンツの探索のためのスワイプ・ツー・プレビューインタフェースを提供することができる。
【0008】
スワイプ・ツー・プレビューインタフェース内でモバイルジェスチャに基づいて他のスタンプコンテンツを探索する方法およびシステムを提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
コンピュータ装置で実行されるスタンプコンテンツ探索方法であって、前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記スタンプコンテンツ探索方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビュー(swipe-to-preview)インタフェースを提供する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに入力される制御命令にしたがって探索されたスタンプコンテンツを表示する段階を含んでよい。
【0010】
前記表示する段階は、ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツの順序ロジックにしたがって前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにスタンプコンテンツを表示する段階を含んでよい。
【0011】
前記表示する段階は、前記構成されたスタンプコンテンツのうちのいずれか1つのスタンプコンテンツが選択されることにより、前記選択されたスタンプコンテンツを基準にして前記選択されたスタンプコンテンツの前のスタンプコンテンツと前記選択されたスタンプコンテンツの次のスタンプコンテンツを前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにともに表示する段階を含んでよい。
【0012】
前記表示する段階は、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに表示されたスタンプコンテンツに対して、ユーザの制御命令としてスワイプ情報の入力を受ける段階を含んでよい。
【0013】
前記表示する段階は、前記入力を受けたスワイプ情報によってスタンプコンテンツの位置を移動させ、前記移動した位置に対応するスタンプコンテンツを表示する段階を含んでよい。
【0014】
前記スタンプコンテンツは、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースの中央に位置する場合、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースの周辺に位置するときよりも強調して表示されてよい。
【0015】
前記提供する段階は、ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツのうちからいずれか1つのスタンプコンテンツが選択されることにより、前記スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビューインタフェースを提供する段階を含んでよい。
【0016】
前記表示する段階は、前記入力を受けたスワイプ情報によって移動した位置に対応するスタンプコンテンツのタイプ(Type)に基づいて、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズを調節する段階を含んでよい。
【0017】
前記スタンプコンテンツのタイプは、通常のスタンプコンテンツ、テキストを含んだスタンプコンテンツ、またはアクションを含んだスタンプコンテンツを含み、前記表示する段階は、前記スタンプコンテンツのタイプが前記通常のスタンプコンテンツまたは前記テキストを含んだスタンプコンテンツである場合には、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズを維持するように設定し、前記スタンプコンテンツのタイプが前記アクションを含んだスタンプコンテンツである場合には、前記サイズが維持されるように設定されたスワイプ・ツー・プレビューインタフェースに拡張効果を付与し、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズが拡張するように設定する段階を含んでよい。
【0018】
前記表示する段階は、前記スタンプコンテンツのタイプがアクションを含んだスタンプコンテンツである場合、前記アクションを含んだスタンプコンテンツのサイズに対応して設定されたサイズ情報に合わせて前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースを動的に拡張させる段階を含んでよい。
【0019】
前記表示する段階は、前記入力を受けたスワイプ情報の強度を前記スタンプコンテンツの探索速度に反映して前記スタンプコンテンツを移動させる段階を含んでよい。
【0020】
前記表示する段階は、前記スタンプコンテンツがテキストを含んだスタンプコンテンツである場合、前記テキストを含んだスタンプコンテンツを通常のスタンプコンテンツに比べて小さく表示する段階を含んでよい。
【0021】
前記表示する段階は、前記スタンプコンテンツにサウンドが含まれている場合、前記サウンドのオン/オフを提供するユーザインタフェースを提供する段階を含んでよい。
【0022】
前記表示する段階は、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースの中央にユーザの制御命令としてダブルタップ情報が入力されることにより、ユーザが選択したスタンプコンテンツを送信する段階を含んでよい。
【0023】
前記表示する段階は、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースの中央以外の周辺にユーザの制御命令としてダブルタップ情報が入力されることにより、ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツを含む自動提案領域に移動する段階を含んでよい。
【0024】
スタンプコンテンツ探索方法を前記コンピュータ装置に実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される、コンピュータプログラムを提供する。
【0025】
コンピュータ装置であって、前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビュー(swipe-to-preview)インタフェースを提供し、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに入力される制御命令にしたがって探索されたスタンプコンテンツを表示してよい。
【0026】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに表示されたスタンプコンテンツに対してユーザの制御命令としてスワイプ情報の入力を受け、前記入力を受けたスワイプ情報によって移動した位置に対応するスタンプコンテンツを表示してよい。
【0027】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記入力を受けたスワイプ情報によって移動した位置に対応するスタンプコンテンツのタイプ(Type)に基づいて、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズを調節してよい。
【0028】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記スタンプコンテンツのタイプがアクションを含んだスタンプコンテンツである場合、前記アクションを含んだスタンプコンテンツのサイズに対応して設定されたサイズ情報に合わせて前記スワイプ・ツー・プレビューインタフェースを動的に拡張してよい。
【発明の効果】
【0029】
スクロール方式に変更することで、より迅速にスタンプコンテンツを探索することが可能なユーザインタフェースを提供することができる。
【0030】
ページごとにスタンプコンテンツを見る方式からスクロールを利用してスタンプコンテンツを見る方式に変更することで、探索速度を高めることができる。
【0031】
プレビュー画面をスワイプすることで、より詳細かつ遅いスタンプコンテンツの探索を提供することができる。
【0032】
他のスタンプコンテンツを見るためにリストに戻る必要がなく、スワイプによってプレビュー画面内で多様な推薦スタンプコンテンツの探索を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【
図1】一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
【
図2】一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。
【
図3】一実施形態における、コンピュータ装置が実行することができる方法の例を示したフローチャートである。
【
図4】一実施形態における、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースを提供する動作を説明するための例示図である。
【
図5】一実施形態における、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにスタンプコンテンツを構成する動作を説明するための例示図である。
【
図6】一実施形態における、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにスタンプコンテンツを表示する動作を説明するための例示図である。
【
図7】一実施形態における、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにスタンプコンテンツを表示する動作を説明するための例示図である。
【
図8】一実施形態における、ユーザの制御命令にしたがってスタンプコンテンツが探索される動作を説明するための例示図である。
【
図9】一実施形態における、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズが調節される動作を説明するための例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
以下、実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0035】
実施形態では、スタンプコンテンツの探索のためのユーザインタフェース(UI)について説明する。スワイプ・ツー・プレビューインタフェースでの簡単なジェスチャに基づいて、ユーザが多様なスタンプコンテンツを探索できるようにする。
【0036】
実施形態に係るスタンプコンテンツ探索システムは、少なくとも1つのコンピュータ装置によって実現されてよく、実施形態に係るスタンプコンテンツ探索方法は、スタンプコンテンツ探索システムに含まれる少なくとも1つのコンピュータ装置によって実行されてよい。このとき、コンピュータ装置においては、一実施形態に係るコンピュータプログラムがインストールされて実行されてよく、コンピュータ装置は、実行されたコンピュータプログラムの制御にしたがって実施形態に係るスタンプコンテンツ探索方法を実行してよい。上述したコンピュータプログラムは、コンピュータ装置と結合してスタンプコンテンツ探索方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0037】
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
図1のネットワーク環境は、複数の電子機器110、120、130、140、複数のサーバ150、160、およびネットワーク170を含む例を示している。このような
図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、電子機器の数やサーバの数が
図1のように限定されることはない。また、
図1のネットワーク環境は、本実施形態に適用可能な環境のうちの一例を説明したものに過ぎず、本実施形態に適用可能な環境が
図1のネットワーク環境に限定されることはない。
【0038】
複数の電子機器110、120、130、140は、コンピュータ装置によって実現される固定端末や移動端末であってよい。複数の電子機器110、120、130、140の例としては、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、コンピュータ、ノート型PC、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットPCなどがある。一例として、
図1では、電子機器110の例としてスマートフォンを示しているが、本発明の実施形態において、電子機器110は、実質的に無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク170を介して他の電子機器120、130、140および/またはサーバ150、160と通信することができる多様な物理的なコンピュータ装置のうちの1つを意味してよい。
【0039】
通信方式が限定されることはなく、ネットワーク170が含むことのできる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を利用する通信方式だけではなく、機器間の近距離無線通信が含まれてもよい。例えば、ネットワーク170は、PAN(Personal Area Network)、LAN(Local Area Network)、CAN(Campus Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)、BBN(BroadBand Network)、インターネットなどのネットワークのうちの1つ以上の任意のネットワークを含んでよい。さらに、ネットワーク170は、バスネットワーク、スターネットワーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター-バスネットワーク、ツリーまたは階層的ネットワークなどを含むネットワークトポロジのうちの任意の1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されることはない。
【0040】
サーバ150、160それぞれは、複数の電子機器110、120、130、140とネットワーク170を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供する1つ以上のコンピュータ装置によって実現されてよい。例えば、サーバ150は、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140にサービス(一例として、コンテンツ探索サービスなど)を提供するシステムであってよい。
【0041】
図2は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。上述した複数の電子機器110、120、130、140それぞれやサーバ150、160それぞれは、
図2に示したコンピュータ装置200によって実現されてよい。
【0042】
このようなコンピュータ装置200は、
図2に示すように、メモリ210、プロセッサ220、通信インタフェース230、および入力/出力インタフェース240を含んでよい。メモリ210は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、およびディスクドライブのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリ210とは区分される別の永続的記録装置としてコンピュータ装置200に含まれてもよい。また、メモリ210には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコードが記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ210とは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からメモリ210にロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピーディスク、ディスク、テープ、DVD/CD-ROM、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信インタフェース230を通じてメモリ210にロードされてもよい。例えば、ソフトウェア構成要素は、ネットワーク170を介して受信されるファイルによってインストールされるコンピュータプログラムに基づいてコンピュータ装置200のメモリ210にロードされてよい。
【0043】
プロセッサ220は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ210または通信インタフェース230によって、プロセッサ220に提供されてよい。例えば、プロセッサ220は、メモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
【0044】
通信インタフェース230は、ネットワーク170を介してコンピュータ装置200が他の装置(一例として、上述した記録装置)と互いに通信するための機能を提供してよい。一例として、コンピュータ装置200のプロセッサ220がメモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって生成した要求や命令、データ、ファイルなどが、通信インタフェース230の制御にしたがってネットワーク170を介して他の装置に伝達されてよい。これとは逆に、他の装置からの信号や命令、データ、ファイルなどが、ネットワーク170を経てコンピュータ装置200の通信インタフェース230を通じてコンピュータ装置200に受信されてよい。通信インタフェース230を通じて受信された信号や命令、データなどは、プロセッサ220やメモリ210に伝達されてよく、ファイルなどは、コンピュータ装置200がさらに含むことのできる記録媒体(上述した永続的記録装置)に記録されてよい。
【0045】
入力/出力インタフェース240は、入力/出力装置250とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、マイク、キーボード、またはマウスなどの装置を、出力装置は、ディスプレイ、スピーカのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース240は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。入力/出力装置250は、コンピュータ装置200と1つの装置で構成されてもよい。
【0046】
また、他の実施形態において、コンピュータ装置200は、
図2の構成要素よりも少ないか多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、コンピュータ装置200は、上述した入力/出力装置250のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバ、データベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0047】
以下では、スタンプコンテンツの探索のためのインタフェース提供方法および装置の具体的な実施形態について説明する。ここで、スタンプコンテンツとは、例えば、イメージ、スタンプ、絵文字などが該当してよく、2次元形態または音や動きなどが含まれた3次元形態で構成されてよい。
【0048】
実施形態において、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースは、メッセージを送受信するサービス(例えば、インスタントメッセージングサービス、ソーシャルネットワークサービスなど)で動作してよい。例えば、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースは、メッセージを送受信するサービスでスタンプコンテンツをチャットルームに送信する前にプレビュー形態で提供されるプレビュー画面でスタンプコンテンツの探索のために提供される機能であってよい。
【0049】
図3は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することができる方法の例を示したフローチャートである。
【0050】
実施形態に係るコンピュータ装置200は、クライアントを対象に、クライアント上にインストールされた専用アプリケーションやコンピュータ装置200と関連するウェブ/モバイルサイトへの接続によってスタンプコンテンツ探索サービスを提供してよい。コンピュータ装置200には、コンピュータによって実現されたスタンプコンテンツ探索システムが構成されてよい。一例として、スタンプコンテンツ探索システムは、独立的に動作するプログラム形態で実現されてもよいし、特定のアプリケーションのイン-アプリ(in-app)形態で構成されて前記特定のアプリケーション上で動作が可能なように実現されてもよい。
【0051】
コンピュータ装置200のプロセッサ220は、
図3に係るスタンプコンテンツ探索方法を実行するための構成要素で実現されてよい。実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、選択的にプロセッサ220に含まれても除外されてもよい。また、実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、プロセッサ220の機能の表現のために分離されても併合されてもよい。
【0052】
このようなプロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、
図3のスタンプコンテンツ探索方法に含まれる段階310~320を実行するようにコンピュータ装置200を制御してよい。例えば、プロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、メモリ210が含むオペレーティングシステムのコードと、少なくとも1つのプログラムのコードとによる命令(instruction)を実行するように実現されてよい。
【0053】
ここで、プロセッサ220の構成要素は、コンピュータ装置200に記録されたプログラムコードが提供する命令にしたがってプロセッサ220によって実行される、互いに異なる機能(different functions)の表現であってよい。
【0054】
プロセッサ220は、コンピュータ装置200の制御と関連する命令がロードされたメモリ210から必要な命令を読み取ってよい。この場合、前記読み取られた命令は、プロセッサ220が以下で説明する段階310~320を実行するように制御するための命令を含んでよい。
【0055】
段階310で、プロセッサ220は、スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビュー(swipe-to-preview)インタフェースを提供してよい。プロセッサ220は、ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツのうちからいずれか1つのスタンプコンテンツが選択されることにより、スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビューインタフェースを提供してよい。ここで、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースとは、ユーザの制御命令の入力を受け、スクロール形式でスタンプコンテンツを探索するように提供されるものであってよい。
【0056】
図4は、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースを提供する動作を説明するための例示図である。プロセッサ220は、ユーザが入力したキーワード(例えば、wow!!)と関連するスタンプコンテンツを自動提案領域410に構成してよい。自動提案領域410とは、ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツを提供する領域を意味する。例えば、ユーザが入力したキーワードと関連して、メッセージを送受信するサービス400で基本的に提供するスタンプコンテンツ、ユーザの購入を促すための推薦スタンプコンテンツ、ユーザの体験を経て購入を誘導する無料トライアルスタンプコンテンツ、無料スタンプコンテンツ、購入済みのスタンプコンテンツ、予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツを含むスタンプコンテンツが構成されてよく、構成されたスタンプコンテンツの自動提案領域410に提供されてよい。
【0057】
自動提案領域410または自動提案領域410に構成されたスタンプコンテンツにユーザの制御命令が入力されてよい。例えば、自動提案領域410の一部領域にユーザのタッチが入力されたり、または自動提案領域410に構成されたスタンプコンテンツのうちのいずれか1つのスタンプコンテンツ420がユーザによって選択されたりしてよい。
【0058】
プロセッサ220は、自動提案領域410または自動提案領域410に構成されたスタンプコンテンツのうちのいずれか1つのスタンプコンテンツ420にユーザの制御命令が入力されることにより、スタンプコンテンツの探索のためのスクロール形式のスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430を提供してよい。
【0059】
例えば、自動提案領域410に構成されたスタンプコンテンツのうちでユーザが選択したスタンプコンテンツ420を基準にして、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430にスタンプコンテンツが表示されてよい。プロセッサ220は、選択されたスタンプコンテンツを基準にして、選択されたスタンプコンテンツの前のスタンプコンテンツと選択されたスタンプコンテンツの次のスタンプコンテンツをスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430にともに表示されてよい。このとき、スタンプコンテンツは、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の中央に位置する場合、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の周辺に位置するときよりも大きくて濃く表示されるように強調して表示してよい。また、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430には、スタンプコンテンツだけでなく、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の終了のためのユーザインタフェースがともに表示されてよい。
【0060】
プロセッサ220は、自動提案領域410に構成されたスタンプコンテンツの順序ロジックにしたがってスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430にスタンプコンテンツを表示してよい。
図5は、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにスタンプコンテンツを構成する動作を説明するための例示図である。順序ロジックとは、ユーザが入力したキーワードに基づいて構成されたスタンプコンテンツの順序を整列することを意味する。順序ロジックはユーザから累積されたデータに基づいて決められてよく、ユーザらが同じキーワードを入力したとしても、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に表示されるスタンプコンテンツおよび表示されるスタンプコンテンツの順序はユーザごとに異なるようにしてよい。順序ロジックは、ユーザの情報、例えば、ユーザの年齢や性別を含むユーザの識別情報、ユーザのスタンプ関心度/選好度、ユーザのスタンプ使用率、ユーザが使用する電子機器のオペレーティングシステム、電子機器の識別情報などの分析によってスタンプコンテンツの順序を決めてよい。
【0061】
段階320で、プロセッサ220は、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに入力される制御命令によって探索されたスタンプコンテンツを表示してよい。プロセッサ220は、ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツの順序ロジックにしたがって、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにスタンプコンテンツを表示してよい。
【0062】
図6および
図7は、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにスタンプコンテンツが表示される動作を説明するための例示図である。プロセッサ220は、スタンプコンテンツのタイプに基づいて、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースにスタンプコンテンツを異なるように表示してよい。スタンプコンテンツのタイプとしては、通常のスタンプコンテンツ、テキストを含んだスタンプコンテンツ、アクションを含んだスタンプコンテンツが含まれてよい。例えば、プロセッサ220は、テキストを含んだスタンプコンテンツの場合には、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに、テキストを含んだスタンプコンテンツを通常のスタンプコンテンツよりも小さく表示してよい。
【0063】
図6(a)を参照すると、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに推薦スタンプコンテンツが表示されてよい。推薦スタンプコンテンツとは、ユーザの購入を誘導するために推薦されるスタンプコンテンツを意味する。スワイプ・ツー・プレビューインタフェースは、推薦スタンプコンテンツに対する「推薦」表示とともに「購入する」ユーザインタフェースを提供してよい。これにより、「購入する」ユーザインタフェースは、ユーザが購入を望む場合、購入サイトに移動して推薦スタンプコンテンツを購入できるように提供する。
【0064】
図6(b)を参照すると、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに無料トライアルスタンプコンテンツが表示されてよい。無料トライアルスタンプコンテンツとは、ユーザの購入を誘導するために1日無料で使用することができる無料トライアルを提供するスタンプコンテンツを意味する。スワイプ・ツー・プレビューインタフェースは、無料トライアルスタンプコンテンツに対する「1日無料使用」という表示とともに「購入する」ユーザインタフェースを提供してよい。これにより、「購入する」ユーザインタフェースは、ユーザが購入を望む場合、購入サイトに移動して無料トライアルスタンプコンテンツを購入できるように提供する。
【0065】
図6(c)を参照すると、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに無料スタンプコンテンツが表示されてよい。無料スタンプコンテンツとは、ユーザに無料で提供されるスタンプコンテンツを意味する。スワイプ・ツー・プレビューインタフェースでは、無料スタンプコンテンツに対する「無料」表示が記載されてよい。
【0066】
図7(a)を参照すると、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに、メッセージ送受信サービスが提供するスタンプコンテンツが表示されてよい。メッセージ送受信サービスが提供するスタンプコンテンツとは、メッセージ送受信サービスが全ユーザを対象にして基本的に提供する無料スタンプコンテンツを意味する。または、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに購入済みのスタンプコンテンツが表示されてよい。購入済みのスタンプコンテンツとは、ユーザがスタンプコンテンツを使用するために支払いを完了した有料スタンプコンテンツを意味する。
【0067】
一例として、
図6(a)、
図6(b)、
図6(c)、
図7(a)が同じスタンプコンテンツであると仮定する。このような、同じスタンプコンテンツにテキストが付加される場合、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースでは、
図7(a)のスタンプコンテンツよりも、テキストが付加されている
図6(a)、
図6(b)、
図6(c)のスタンプコンテンツが小さく表示されてよい。
【0068】
図7(b)を参照すると、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに、予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツが表示されてよい。予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツとは、普通のスタンプコンテンツよりも大きいサイズのスタンプコンテンツを意味する。例えば、予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツは、アクションを含んだスタンプコンテンツを含んでよい。
【0069】
図7(c)を参照すると、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースに、予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツが表示されてよい。予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツとは、ユーザの購入を誘導するために推薦される大きいサイズのスタンプコンテンツを意味する。スワイプ・ツー・プレビューインタフェースは、予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツに対する「推薦」表示とともに「購入する」ユーザインタフェースを提供してよい。これにより、「購入する」ユーザインタフェースは、ユーザが購入を望む場合、購入サイトに移動して予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツを購入できるように提供する。
【0070】
図7(b)と
図7(c)で予め設定されたサイズ以上の同じスタンプコンテンツであっても、テキストが付加される場合、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースには、
図7(b)の予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツよりも、
図7(c)のテキストが付加された予め設定されたサイズ以上のスタンプコンテンツが小さく表示されてよい。
【0071】
また、
図6と
図7に示したスタンプコンテンツは、サウンドが出力されるように構成されてよく、スワイプ・ツー・プレビューユーザインタフェースには、サウンドのオン(on)/オフ(off)のためのユーザインタフェースがともに提供されてよい。ユーザは、サウンドのオン/オフのためのユーザインタフェースを利用してスタンプコンテンツのサウンドを聞くことできる。
【0072】
図8は、ユーザの制御命令にしたがってスタンプコンテンツが探索される動作を説明するための例示図である。スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に表示されたスタンプコンテンツに対してユーザから制御命令の入力を受けてよい。ユーザの制御命令とは、タップ(tap)、スプリットタップ(split tap)、フリック(flick)、スワイプ(swipe)などを含むモバイルジェスチャ情報であって、指を利用してタッチスクリーンに命令を入力することを意味する。例えば、1本指から5本指を使用する動作が存在してよい。タップとは、電子機器のタッチスクリーンを指でタップすることであり、スプリットタップは、1本指をタッチスクリーンに当てて他の指でタップすることであり、フリックは、指を上下左右に軽くはじくように滑らすことであり、スワイプは、フリックよりもタッチスクリーンを長く押し出すように滑らすことである。実施形態では、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースでフリックもスワイプ動作として記載する。
【0073】
プロセッサ220は、ユーザの制御命令としてスワイプ情報の入力を受けてよい。プロセッサ220は、入力されたスワイプ情報にしたがってスタンプコンテンツの位置を移動させ、移動した位置に対応するスタンプコンテンツを表示してよい。移動した位置に対応するスタンプコンテンツに対し、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の中央に位置する場合、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースの周辺に位置するときよりも大きくて濃くなるように強調して表示してよい。例えば、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に3つのスタンプコンテンツが表示される場合、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の中央に位置するスタンプコンテンツは大きくて濃く表示されてよく、両サイドのスタンプコンテンツは小さくて薄く表示されてよい。また、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の中央に位置するスタンプコンテンツのタイプに応じて、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に表示されるスタンプコンテンツのサイズおよびスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430のサイズが調節されてよい。スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の中央にアクションを含んだスタンプコンテンツが位置する場合、アクションを含んだスタンプコンテンツのサイズが大きくなってよい。スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に表示されるアクションを含んだスタンプコンテンツのサイズが大きくなるとき、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430のサイズも漸進的に拡張してよい。
【0074】
左方向または右方向のスワイプ情報が入力される例について説明する。ただし、左方向/右方向に限定されてはならず、上/下方向にスワイプ情報が入力されるように構成されてもよい。例えば、ユーザ810が左方向または右方向にスワイプ情報を入力したとする。ユーザ810が左方向にスワイプ情報を入力することにより、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に構成されたスタンプコンテンツは左方向に移動してよく、ユーザ810が右方向にスワイプ情報を入力することにより、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に構成されたスタンプコンテンツは右方向に移動してよい。一例として、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430が、第N-2スタンプコンテンツ(例えば、ハート)、第N-1スタンプコンテンツ(例えば、台形)、第Nスタンプコンテンツ(例えば、角丸四角形)、第N+1スタンプコンテンツ(例えば、ひし形)、第N+2スタンプコンテンツ(例えば、星形)が構成されていると仮定する。例えば、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に、第N-1スタンプコンテンツ(例えば、台形)、第Nスタンプコンテンツ(例えば、角丸四角形)、第N+1スタンプコンテンツ(例えば、ひし形)が表示されてよい。説明の便宜のために、例えば、ユーザのスワイプ情報によって1つのスタンプコンテンツが移動してスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に表示されることについて説明する。ユーザ810がスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に右方向へのスワイプ情報を入力することにより、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430には、第N-2スタンプコンテンツ(例えば、ハート)、第N-1スタンプコンテンツ(例えば、台形)、第Nスタンプコンテンツ(例えば、角丸四角形)が表示されてよい。ユーザ810がスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に左方向へのスワイプ情報を入力することにより、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430には、第Nスタンプコンテンツ(例えば、角丸四角形)、第N+1スタンプコンテンツ(例えば、ひし形)、第N+2スタンプコンテンツ(例えば、星形)が表示されてよい。
【0075】
より詳しく説明すると、ユーザ810から入力を受けたスワイプ情報の強度に応じて、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に表示されたスタンプコンテンツの移動速度が決められてよい。言い換えれば、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430は、ユーザから入力を受けたスワイプ情報の強度がスタンプコンテンツを探索する速度に反映されるように構成されてよい。例えば、ユーザ810から左方向または右方向に速くて強くスワイプ情報が入力される場合、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に表示されたスタンプコンテンツを迅速に移動させてよい。または、ユーザ810から左方向または右方向に遅くて弱くスワイプ情報が入力される場合、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に表示されたスタンプコンテンツを遅く移動させてよい。
【0076】
スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430で移動するスタンプコンテンツのうちでユーザが所望するスタンプコンテンツに対して制御命令を入力したとする。このとき、ユーザの制御命令としてダブルタップ情報が入力されてよい。例えば、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の中央にユーザの制御命令としてダブルタップ情報が入力されることにより、ユーザが選択したスタンプコンテンツがメッセージを送受信するサービスのチャットルームに送信されてよい。
【0077】
また、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の中央以外の周辺にユーザの制御命令としてダブルタップ情報が入力されることにより、ユーザが入力したキーワードと関連して構成されたスタンプコンテンツを含む自動提案領域410に移動してよい。言い換えれば、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430が終了する。または、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の特定の位置にスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の終了のためのユーザインタフェースが提供されてもよい。例えば、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の右上端にスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の終了のためのユーザインタフェースが表示されてよい。ユーザがスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の右上端に表示されたスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430の終了のためのユーザインタフェースを選択することにより、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430は終了してよい。
【0078】
図9は、アクションを含んだスタンプコンテンツの場合、スワイプ・ツー・プレビューインタフェースのサイズが調節される動作を説明するための例示図である。
【0079】
プロセッサ220は、ユーザのスワイプ情報にしたがって移動した位置に対応するスタンプコンテンツのタイプ(Type)に基づいて、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430のサイズを調節してよい。例えば、スタンプコンテンツのタイプは、通常のスタンプコンテンツ、テキストを含んだスタンプコンテンツ、およびアクションを含んだスタンプコンテンツを含んでよい。
【0080】
プロセッサ220は、スタンプコンテンツのタイプが通常のスタンプコンテンツまたはテキストを含んだスタンプコンテンツの場合は、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430のサイズが維持されるように設定し、スタンプコンテンツのタイプがアクションを含んだスタンプコンテンツの場合は、サイズが維持されるように設定されたスワイプ・ツー・プレビューインタフェースに拡張効果を付与し、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430のサイズが拡張されるように設定してよい。ここで、拡張効果とは、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430が拡張されたサイズで表示されることを意味する。ユーザは、スワイプ・ツー・プレビューインタフェース430のサイズが拡張されることを確認することができる。
【0081】
プロセッサ220は、スタンプコンテンツのタイプがアクションを含んだスタンプコンテンツの場合、アクションを含んだスタンプコンテンツのサイズに対応して設定されたサイズ情報に合わせてスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430を動的に拡張してよい。例えば、アクションを含んだスタンプコンテンツのサイズに対応して設定されたサイズに合わせてスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430に拡張効果を発生させ、動的に拡張する過程が表示されてよい。プロセッサ220は、ユーザの制御命令にしたがって移動した位置に対応するスタンプコンテンツがアクションを含んだスタンプコンテンツでないスタンプコンテンツまたはテキストを含んだスタンプコンテンツの場合、拡張したスワイプ・ツー・プレビューインタフェース430を縮小してよい。
【0082】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(Arithmetic Logic Unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLU(Programmable Logic Unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者であれば、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0083】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、望む動作をするように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、仮想装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0084】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含んでよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよいし、コンピュータソフトウェア当業者に公知された使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピーディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようにプログラム命令を記録して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例は、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。
【0085】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0086】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。