(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023068589
(43)【公開日】2023-05-17
(54)【発明の名称】コップ
(51)【国際特許分類】
A47G 19/22 20060101AFI20230510BHJP
【FI】
A47G19/22 M
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021179856
(22)【出願日】2021-11-02
(71)【出願人】
【識別番号】521481566
【氏名又は名称】山平舎株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100195431
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 史樹
(72)【発明者】
【氏名】小林 正和
【テーマコード(参考)】
3B001
【Fターム(参考)】
3B001AA02
3B001BB10
3B001CC40
3B001DA02
3B001DB02
(57)【要約】
【課題】ストローが不要なコップを提供すること。
【解決手段】飲料を入れて飲むことが可能なコップ100であって、
飲料を貯めることができるコップ本体部200と、
飲料を吸うことができるストロー部300と、を備え、
前記コップ本体部200は、前記コップ100の側面を形成する本体側面部210と、
前記コップ100の底面を形成する本体底面部220と、を備え、
前記本体側面部220は、左端部211及び右端部212を有し、
前記ストロー部300は、前記本体側面部210の前記左端部211と前記右端部212とを飲料が通過できる空間を設け重ね合わせて接続することにより形成されるコップ100を提供する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲料を入れて飲むことが可能なコップであって、
飲料を貯めることができるコップ本体部と、
飲料を吸うことができるストロー部と、を備え、
前記コップ本体部は、前記コップの側面を形成する本体側面部と、
前記コップの底面を形成する本体底面部と、を備え、
前記本体側面部は、左端部及び右端部を有し、
前記ストロー部は、前記本体側面部の前記左端部と前記右端部とを、飲料が通過できる空間を設け重ね合わせて接続することにより形成されるコップ。
【請求項2】
前記ストロー部は、前記本体側面部によって形成される外側ストロー部と内側ストロー部とを有し、
前記外側ストロー部と前記内側ストロー部とが接続されることにより、飲料が通過する空間が設けられ、
前記内側ストロー部と前記本体底面との間に飲料が通過する隙間が設けられる請求項1記載のコップ。
【請求項3】
前記ストロー部の上端部が平面視半径方向外側に傾斜している請求項1又は2記載のコップ。
【請求項4】
前記ストロー部が前記コップ本体部の上端より上方に延伸する請求項1、2又は3に記載のコップ。
【請求項5】
前記ストロー部の上端が山なり状である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ストローが不要なコップに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ストローは、水に強く耐久性があるためプラスチック製が一般的であったが、近年、環境汚染等の問題からストローを含む使い捨てで使用されるプラスチック製の商品を少なくなってきている。
【0003】
そのため、近年、ストローにおいても紙製のストローがカフェ等において使用されてきているという実情がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている考案は「ストロー付き紙コップ」であり、具体的には「紙コップの開口部分付近から底面近くまで紙コップの内壁に沿ってストローを挿入接着し、紙コップの開口付近でストローの折曲げ部を介し紙コップの開口内縁に沿ってストローの吸口部を折曲げ、当該部の接着強度を指で剥離し得る程度に軽く接着してなるストロー付き紙コップ」である。
【0006】
しかしながら、特許文献1に係るストローは材質は記載されていないものの蛇腹状のフレキシブル構造を有する折曲げ部を有するものであり、プラスチック製のストローである。
【0007】
また、ストローと紙コップが、紙コップの内側で接着剤により接着されており、人体に無害の接着剤であれ、飲料が接触する部分に接着剤が露出しているのは食品衛生上にも好ましくない。
【0008】
また、飲料水を飲んだ人は、細かくなった接着剤を飲んでしまうおそれもある。
【0009】
本発明の目的は、ストローが不要なコップを提供することを目的とする。
【0010】
本発明の他の目的は、ゴミを少なくするコップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の第1の局面に係るコップは、飲料を入れて飲むことが可能なコップであって、
飲料を貯めることができるコップ本体部と、
飲料を吸うことができるストロー部と、を備え、
前記コップ本体部は、前記コップの側面を形成する本体側面部と、
前記コップの底面を形成する本体底面部と、を備え、
前記本体側面部は、左端部及び右端部を有し、
前記ストロー部は、前記本体側面部の前記左端部と前記右端部とを、飲料が通過できる空間を設け重ね合わせて接続することにより形成されるコップである。
【0012】
コップにストロー部が設けられるため、ゴミを減らすことができる。
【0013】
また、このようなコップであれば紙素材でも用いることができる。
【0014】
また、ストロー部は、本体側面部の左端部と右端部とが重ね合わせられることにより形成されるため、紙素材を用いた場合、コップを製造する上でゴミを減らすことができる。
【0015】
本発明の第2の局面に係るコップは、第1の局面に係るコップであって、
前記ストロー部は、前記本体側面部によって形成される外側ストロー部と内側ストロー部とを有し、
前記外側ストロー部と前記内側ストロー部とが接続されることにより、飲料が通過する空間が設けられ、
前記内側ストロー部と前記本体底面との間に飲料が通過する隙間が設けられるコップである。
【0016】
コップ内の飲料は、内側ストロー部と本体底面との間に設けられた隙間を通過し、外側ストロー部及び内側ストロー部で構成された空間を通過する。
【0017】
このような構成にすることにより、紙素材を用いた場合、コップを製造する上でゴミを減らすことができる。
【0018】
本発明の第3の局面に係るコップは、第1の局面又は第2の局面に係るコップであって、
前記ストロー部の上端部が平面視半径方向外側に傾斜しているコップである。
【0019】
このような構成により、コップの使用者は、ストロー部の上端部に口をつけ易くなり、コップ内の飲料が飲みやすくなる。
【0020】
本発明の第4の局面に係るコップは、第1の局面、第2の局面又は第3の局面に係るコップであって、
前記ストロー部が前記コップ本体部の上端より上方に延伸するコップである。
【0021】
ストロー部が長くなっていることにより、コップの使用者は飲料を飲みやすくなる。
【0022】
本発明の第5の局面に係るコップは、第1の局面乃至第4の局面に係るコップであって、
前記ストロー部の上端が山なり状であるコップである。
【0023】
ストロー部の上端が山なり状になっていることにより、コップの使用者は口をつけ易くなり、コップ内の飲料が飲みやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図5】同実施形態に係るコップのA-A側面断面図。
【
図11】同実施形態に係るコップのB-B側面断面図。
【
図13】本発明の一実施形態に係るコップの正面図。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の実施形態に関して図面を参照しながら説明する。
【0026】
<第1実施形態>
図1乃至
図6に示すように、コップである第1コップ100は、飲料を入れるためのコップ本体部200と、
使用者が飲料を飲むためのストロー部である第1ストロー部300と、を備える。
【0027】
本実施形態における第1コップ100は、紙素材から構成される。なお、本発明に係る第1コップ100は、紙素材ではなく、例えばプラスチックや陶器であってもよく、その材質は限定されない。
【0028】
本実施形態に係る第1コップ100は、具体的には片面又は両面に熱可塑性樹脂層を備えた紙素材から構成される。
【0029】
積層又は蒸着される樹脂の種類や紙の種類は特に限定されず、樹脂のほかアルミニウム等の金属が積層又は蒸着された紙素材を使用することも可能である。
【0030】
本実施形態においては、第1コップ100の内側になる方の面にポリエチレン樹脂フィルムが積層された再生パルプ紙が用いられている。
【0031】
紙素材の厚みは適宜選択できるが、折り曲げ加工又は固着加工のし易さ及び紙コップとしての強度維持の観点から、0.1mm~1mm程度が好ましく、0.2mm~0.7mmがより好ましく、0.25mm~0.5mmがさらに好ましい。
【0032】
本実施形態に係るコップ本体部200は、紙素材で構成されており、コップ本体部の側面を構成する本体側面部210と、
コップ本体部200の底面を構成する本体底面部220と、を備える。
【0033】
本実施形態では、本体側面部210の左端部211と右端部212とを接続することにより第1ストロー部300を構成する。
【0034】
なお、本実施形態では、本体側面部210によって第1ストロー部300が構成されるが、本体側面部210と第1ストロー部300が別部材となる構成であってもよい。
【0035】
図6に示すように、本実施形態では、左端部211が平面視半径方向外側に配置され、右端部212が平面視半径方向内側に配置されているが、左端部211と右端部212との配置は逆であってもよい。
【0036】
図5に示すように、本実施形態では、本体側面部210の下端(z軸負方向側)から上端(z軸正方向側)に向かって、本体底面部220の端(周縁部222)を挟んだ状態で内側に折り返し、接着することにより構成される。
【0037】
本体底面部220は、第1コップ100の底部を構成する円形の底面部221と、
底面部221の全周縁に連続して設けられた周縁部222と、を備える。
【0038】
本実施形態では、本体底面部220は、紙材料を円板状にカットした後、周縁の周縁部222を底面部221に対して略垂直に折り曲げて環状に立ち上げさせることにより形成される。
【0039】
本体底面部220は、略垂直方向に折り曲げされた周縁部222が下側(z軸負方向側)に向くように配置され、周縁部222全体に亘って本体側面部210の内周壁に接触する。
【0040】
図1乃至
図5に示すように、第1ストロー部300は、本体側面部210を重なり合わせることにより構成され、
外側の本体側面部210で構成される外側ストロー部である第1外側ストロー部310と、
内側の本体側面部210で構成される内側ストロー部である第1内側ストロー部320と、
使用者が飲料を飲むために口をつけるところである上端部である第1外上端部311及び第1内上端部321と、
第1ストロー部300の下端(z軸負方向側)に設けられ、第1コップ100内の飲料が吸引されるところである下端部である第1外下端部312及び第1内下端部322と、を備える。
【0041】
第1外側ストロー部310は、本体側面部210の重なり合わせた部分の外側に配置される部分で構成される。
【0042】
第1内側ストロー部320は、本体側面部210の重なり合わせた部分の内側に配置される部分で構成される。
【0043】
図5及び
図6に示すように、第1外側ストロー部310と第1内側ストロー部320とが接続される構成によって飲料が通過する空間が設けられ、使用者が飲料を吸いやすいように構成されている。
【0044】
具体的には、第1外側ストロー部310の平面視中央部は、平面視半径方向外側(y軸負方向側)に膨らみがあり、第1内側ストロー部320の平面視中央部は、平面視半径方向内側(y軸正方向側)に膨らみがあり、第1外側ストロー部310及び第1内側ストロー部320によって飲料が通過する空間が設けられている。
【0045】
本実施形態では、第1外側ストロー部310は、第1外下端部312の端部(z軸負方向側)において平面視半径方向外側(y軸負方向側)に膨らんでおらず、本体底面部220と接続しやすい構成となっている。
【0046】
第1外側上端部311は、第1外側ストロー部310の上端側に配置される。
【0047】
第1外側上端部311の形状は、
図1乃至
図5に示すように、xz平面において山なり状になっており、平面視半径方向外側(y軸負方向側)に傾斜した形状となっている。
【0048】
第1内側上端部321の形状は、第1外側上端部311と同様に、xz平面において山なり状になっており、平面視半径方向外側(y軸負方向側)に傾斜した形状となっている。
【0049】
第1外側上端部311及び第1内側上端部321が平面視半径方向外側(y軸正方向側)に傾いていることにより、第1コップ100の使用者は飲料を飲みやすくなる。
【0050】
第1外側下端部312は、第1外側ストロー部310の下端側に配置される。
【0051】
第1内側下端部322は、第1内側ストロー部310の下端部に配置されている。
【0052】
第1内側下端部322は、第1内側下端部322の端部と底面部221との間に隙間Gが設けられている。隙間Gの高さ(z軸方向の幅)は限定されない。
【0053】
第1コップ100内の飲料は、隙間Gを通過し、第1外側ストロー部310と第1内側ストロー部320とで構成される空間上を通過する。
【0054】
第1コップ100に第1ストロー部300が構成されていることにより、第1コップ100の使用者は、別途ストローを使用せずに飲料を飲むことができ、また、第1コップ100を傾けることなく飲むことができる。
【0055】
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態に係る第1ストロー部300が長くなった構成である。第1実施形態と同様の構成に関しては、同じ符号を使用し、省略又は簡略して説明する。
【0056】
第2実施形態に係るコップである第2コップ400は、第1実施形態に係る第1コップ100と同様に、飲料を入れるためのコップ本体部200と、
使用者が飲料を飲むためのストロー部である第2ストロー部500と、を備える。
【0057】
本実施形態では、本体側面部210の左端部211と右端部212とを接続することにより第2ストロー部500を構成する。
【0058】
図12に示すように、本実施形態では、左端部211が平面視半径方向外側に配置され、右端部212が平面視半径方向内側に配置されているが、左端部211と右端部212との配置は逆であってもよい。
【0059】
第1実施形態と異なり第2実施形態では、左端部211及び右端部212の上部(z軸正方向側)が長くなっており、左端部211と右端部212とを重なり合わせることにより第2ストロー部500が構成される。
【0060】
なお、本実施形態では、本体側面部210によって第2ストロー部500が構成されるが、本体側面部210と第2ストロー部500が別部材となる構成であってもよい。
【0061】
図7乃至
図12に示すように、第2ストロー部300は、本体側面部210を重なり合わせることにより構成され、
外側の本体側面部210で構成される外側ストロー部である第2外側ストロー部510と、
内側の本体側面部210で構成される内側ストロー部である第2内側ストロー部520と、
使用者が飲料を飲むために口をつけるところである上端部である第2外上端部511及び第2内上端部521と、
第2ストロー部500の下端(z軸負方向側)に設けられ、第2コップ400内の飲料が吸引されるところである下端部である第2外下端部512及び第2内下端部522と、を備える。
【0062】
第2外側ストロー部510は、本体側面部210の重なり合わせた部分の外側に配置される部分で構成される。
【0063】
第2外側ストロー部510は、本体側面部210の一部が上側(z軸正方向側)に延伸する構成である。
【0064】
第2内側ストロー部520は、本体側面部210の重なり合わせた部分の内側に配置される部分で構成される。
【0065】
第2内側ストロー部520も第2外側ストロー部510と同様に、本体側面部210の一部が上側(z軸正方向側)に延伸する構成である。
【0066】
つまり、第2ストロー部500は、コップ本体部200のコップ本体上端201より上方(z軸正方向側)に延伸する構成となっている。
【0067】
図11及び
図12に示すように、第2外側ストロー部510と第2内側ストロー部520とが接続されることによって飲料が通過する空間が設けられ、使用者が飲料を吸いやすいように構成されている。
【0068】
具体的には、第2外側ストロー部510の平面視中央部は、平面視半径方向外側(y軸負方向側)に膨らみがあり、第2内側ストロー部520の平面視中央部は、平面視半径方向内側(y軸正方向側)に膨らみがあり、第2外側ストロー部510及び第2内側ストロー部520によって飲料が通過する空間が設けられている。
【0069】
本実施形態では、第2外側ストロー部510は、第2外下端部512の端部(z軸負方向側)において平面視半径方向外側(y軸負方向側)に膨らんでおらず、本体底面部220と接続しやすい構成となっている。
【0070】
第2外側上端部511は、第2外側ストロー部510の上端側に配置される。
【0071】
第2外側上端部511の形状は、
図7乃至
図12に示すように、xz平面において山なり状の形状となっている。
【0072】
第2内側上端部521の形状は、第2外側上端部511と同様に、xz平面において山なり状の形状となっている。
【0073】
第2ストロー部500が上方に延伸していることにより、第1コップ100の使用者は飲料を飲みやすくなる。
【0074】
なお、第2外側上端部511及び第2内側上端部521は、第1実施形態のように平面視半径方向外側(y軸負方向側)に傾斜していてもよい。
【0075】
第2外側下端部512は、第2外側ストロー部510の下端側に配置される。
【0076】
第2内側下端部522は、第2内側ストロー部510の下端部に配置されている。
【0077】
第2内側下端部522は、第2内側下端部522の端部と底面部221との間に隙間Gが設けられている。
【0078】
第2コップ400内の飲料は、隙間Gを通過し、第2外側ストロー部510と第2内側ストロー部520とで構成される空間上を通過する。
【0079】
第2コップ400に第2ストロー部500が構成されていることにより、第2コップ400の使用者は、別途ストローを使用せずに飲料を飲むことができ、また、第2コップ400を傾けることなく飲むことができる。
【0080】
<第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態と同様の構成であるが、
図13乃至
図17からわかるように、第1実施形態に係る第1ストロー部300と比較して厚み(y軸方向の幅)が薄い(y軸方向の幅が狭い)構成である。
【0081】
第3実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態に係る構成と同様の構成に関しては、説明を省略する。
【0082】
第3実施形態に係る第3コップ600は、第1実施形態に係る第1コップ100と同じ符号を使用して記載する。
【0083】
第3実施形態に係る第3コップ600は、第1ストロー部300の第1外型上端部311及び第1内側上端部321が平面視半径方向外側(y軸負方向側)に傾斜する構成ではなく、上方(z軸正方向側)に延びた構成である。
【0084】
第3実施形態に係る構成であっても第1実施形態に係る構成と同様の効果をする。
【0085】
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。
【0086】
例えば、本実施形態(第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態)に、使用者の持ち手である取っ手部分を取り付けた構成であってもよい。
【符号の説明】
【0087】
100 第1コップ(コップ)
200 コップ本体部
210 本体側面部
220 本体底面部
221 底面部
222 周縁部
300 第1ストロー部(ストロー部)
310 第1外側ストロー部(外側ストロー部)
311 第1外側上端部(外側上端部)
312 第1外側下端部(外側下端部)
320 第1内側ストロー部(内側ストロー部)
321 第1内側上端部(内側上端部)
322 第1内側下端部(内側下端部)
400 第2コップ(コップ)
500 第2ストロー部(ストロー部)
510 第2外側ストロー部(外側ストロー部)
511 第2外側上端部(外側上端部)
512 第2外側下端部(外側下端部)
520 第2内側ストロー部(内側ストロー部)
521 第2内側上端部(内側上端部)
522 第2内側下端部(内側下端部)
600 第3コップ(コップ)