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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023006860
(43)【公開日】2023-01-18
(54)【発明の名称】ビュー表示装置およびビュー表示方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 7/18 20060101AFI20230111BHJP
   B60R 1/00 20220101ALI20230111BHJP
   G06T 19/00 20110101ALI20230111BHJP
【FI】
H04N7/18 J
B60R1/00 A
G06T19/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021109688
(22)【出願日】2021-06-30
(71)【出願人】
【識別番号】000001487
【氏名又は名称】フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002365
【氏名又は名称】特許業務法人サンネクスト国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】塩口 拓真
【テーマコード(参考)】
5B050
5C054
【Fターム(参考)】
5B050AA10
5B050BA09
5B050BA11
5B050CA07
5B050DA04
5B050DA07
5B050EA09
5B050EA19
5B050EA27
5B050FA02
5B050FA05
5B050FA09
5B050FA13
5C054CA04
5C054CC02
5C054EA01
5C054EA05
5C054FC12
5C054FD03
5C054FD07
5C054FE12
5C054FE23
5C054FF03
5C054HA30
(57)【要約】
【課題】目的のビューを容易に呼び出し得るビュー表示装置を提供する。
【解決手段】画面生成部は、特定の入力操作が検出されたことをトリガーとして、タッチスクリーンに対応付けられた複数の領域の各々に対応した表示領域を含む画面を生成し、複数の領域の各々には、予め定められた複数の視点のうちの何れかの視点が関連付けられ、ビュー生成部は、画面がタッチスクリーンに表示され、複数の領域のうちの一の領域に対するタッチ操作が検出されたことをトリガーとして、一の領域に対応する表示領域に表示するための、一の領域に関連付けられている視点からのビューを生成するようにした。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に搭載され、前記車両に係るビューをタッチスクリーンに表示するビュー表示装置であって、
前記車両の周囲を撮像する撮像部から出力される画像信号に基づいて、所定の視点からのビューを生成するビュー生成部と、
前記ビュー生成部により生成されるビューを表示するための表示領域を含む画面を生成する画面生成部と、を備え、
前記画面生成部は、特定の入力操作が検出されたことをトリガーとして、前記タッチスクリーンに対応付けられた複数の領域の各々に対応した表示領域を含む画面を生成し、
前記複数の領域の各々には、予め定められた複数の視点のうちの何れかの視点が関連付けられ、
前記ビュー生成部は、前記画面が前記タッチスクリーンに表示され、前記複数の領域のうちの一の領域に対するタッチ操作が検出されたことをトリガーとして、前記一の領域に対応する表示領域に表示するための、前記一の領域に関連付けられている視点からのビューを生成する、
ビュー表示装置。
【請求項2】
前記複数の領域の各々は、前記車両に対して予め定められた前記車両の周囲の各方面を示す領域であり、
前記複数の領域の各々には、各方面のビューを生成するための視点が関連付けられている、
請求項1に記載のビュー表示装置。
【請求項3】
前記画面生成部は、前記車両を示す車両アイコンを中央に設けた画面であって、前記車両アイコンを囲むように配置された前記車両の周囲の各方面を表す形状の表示領域を含み、各表示領域を示す境界線を設けた画面を生成し、
前記複数の領域の各々には、前記車両から各方面に向かう側の前記車両の端部をターゲットとした視点が関連付けられ、
前記ビュー生成部は、前記画面生成部により生成された画面が前記タッチスクリーンに表示され、前記複数の領域のうちの一の領域に対するタッチ操作が検出されたことをトリガーとして、前記一の領域に対応する表示領域に表示するための、前記一の領域に関連付けられている、前記車両から前記一の領域の方面に向かう側の前記車両の端部をターゲットとした視点からのビューを生成する、
請求項2に記載のビュー表示装置。
【請求項4】
前記画面生成部は、前記画面に対する所定の入力操作が検出されたことをトリガーとして、前記一の領域に対応した第1の表示領域よりも大きい第2の表示領域を含む画面を生成し、
前記ビュー生成部は、前記第2の表示領域に前記ビューを拡大して表示するために、前記ビューの視点を変更する、
請求項1に記載のビュー表示装置。
【請求項5】
前記特定の入力操作は、前記タッチスクリーンを複数の指でタッチする操作である、
請求項4に記載のビュー表示装置。
【請求項6】
前記所定の入力操作は、前記タッチスクリーンから指を離す操作である、
請求項5に記載のビュー表示装置。
【請求項7】
前記画面の全体に、前記第2の表示領域が設けられている、
請求項4に記載のビュー表示装置。
【請求項8】
車両に搭載され、前記車両に係るビューをタッチスクリーンに表示するビュー表示装置が実行するビュー表示方法であって、
前記ビュー表示装置は、
前記車両の周囲を撮像する撮像部から出力される画像信号に基づいて、所定の視点からのビューを生成するビュー生成部と、
前記ビュー生成部により生成されるビューを表示するための表示領域を含む画面を生成する画面生成部と、を備え、
前記画面生成部が、特定の入力操作が検出されたことをトリガーとして、前記タッチスクリーンに対応付けられた複数の領域の各々に対応した表示領域を含む画面を生成することと、
前記複数の領域の各々には、予め定められた複数の視点のうちの何れかの視点が関連付けられ、
前記ビュー生成部は、前記画面が前記タッチスクリーンに表示され、前記複数の領域のうちの一の領域に対するタッチ操作が検出されたことをトリガーとして、前記一の領域に対応する表示領域に表示するための、前記一の領域に関連付けられている視点からのビューを生成することと、
を含むビュー表示方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、車両の周囲を撮像する撮像部から出力される画像信号に基づいて生成される所定の視点からのビューを呼び出す技術に関する。
【背景技術】
【0002】
車両に取り付けられている複数のカメラで撮影された映像を合成した、車両周辺の立体視映像、俯瞰映像といった合成映像(ビュー)をモニターに表示する技術が知られている(特許文献1参照)。ビューによれば、投影面として3次元座標を用いることで、車両とその周辺映像とを立体的に表現することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許出願公開第2018/0315244号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のビューの呼び出しにおいては、メニューが複数の階層にわたる場合、何度もタッチ、スワイプ等の操作をして、ビューを呼び出す必要がある。そして、気になる車両周辺の環境(周辺環境)をビューで確認するためには、ビューを呼び出した後に、ビューの視点を調整する操作が必要となり、この調整のために画面を注視しなければならない。ビューを利用する際の手数の多さに加え、画面の注視の必要性は、ビューの利用を億劫にし、運転開始時、駐車時、運転時等において、ビューが利用される機会が損なわれてしまう。
【0005】
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、目的のビューを容易に呼び出し得るビュー表示装置等を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明においては、車両に搭載され、前記車両に係るビューをタッチスクリーンに表示するビュー表示装置であって、前記車両の周囲を撮像する撮像部から出力される画像信号に基づいて、所定の視点からのビューを生成するビュー生成部と、前記ビュー生成部により生成されるビューを表示するための表示領域を含む画面を生成する画面生成部と、を備え、前記画面生成部は、特定の入力操作が検出されたことをトリガーとして、前記タッチスクリーンに対応付けられた複数の領域の各々に対応した表示領域を含む画面を生成し、前記複数の領域の各々には、予め定められた複数の視点のうちの何れかの視点が関連付けられ、前記ビュー生成部は、前記画面が前記タッチスクリーンに表示され、前記複数の領域のうちの一の領域に対するタッチ操作が検出されたことをトリガーとして、前記一の領域に対応する表示領域に表示するための、前記一の領域に関連付けられている視点からのビューを生成するようにした。
【0007】
上記構成では、予め定められた複数の視点のうち何れかの視点が関連付けられた領域がタッチ操作された場合、当該領域に関連付けられた視点からのビューが表示される。上記構成によれば、例えば、ユーザは、気になる周辺環境をビューで確認したいときに、規定のビューの中から、目的に近いビューを少ない手数で呼び出すことができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、利便性の高いビュー表示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】運転支援システムに係る全体構成の一例を示す図である。
図2】運転支援システムに係るハードウェア構成の一例を示す図である。
図3】ビュー表示装置の機能構成の一例を示す図である。
図4】空間モデルの一例を示す図である。
図5】設定領域の一例を示す図である。
図6】ビュー呼出処理の一例を示す図である。
図7】画面遷移の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(I)実施形態
以下、本発明の一実施形態を詳述する。ただし、本発明は、実施形態に限定されるものではない。本実施形態のビュー表示装置は、車両の外部に設置された複数のカメラで撮影された車両周囲の画像を、ユーザにより選択された特定地点からのビューに合成してタッチスクリーンに表示する。例えば、本ビュー表示装置は、以下のステップA)~E)を実行する。
【0011】
A)特定のタッチ操作をトリガーとして、タッチスクリーン上に複数の領域を表示するステップ
B)ユーザによるタッチスクリーン上の上記複数の領域の1つを指定するタッチ操作を検出するステップ
C)上記指定された領域に予め対応させられた特定地点からのビューを、タッチスクリーンの当該選択された領域内に表示するステップ
D)予め定められたタッチ操作がユーザによりタッチスクリーンへ行われたことを検出するステップ
E)上記予め定められたタッチ操作の検出に呼応して、上記タッチされた領域に予め対応させられた特定地点からのビューを拡大表示するステップ
【0012】
上記特定のタッチ操作は、タッチスクリーン上の任意の位置を2本の指でタッチする操作であることを特徴とする。タッチスクリーンに表示される複数の領域は、車両を中心に周囲各方面を模して配置されていることを特徴とする。上記予め定められたタッチ操作は、指をタッチスクリーンから離す操作であることを特徴とする。上記タッチされた領域に予め対応させられた特定地点からのビューを拡大表示することとは、全画面表示であることを特徴とする。
【0013】
このように、ビュー表示装置は、2本指のタッチ操作をトリガーとし、任意のタッチ座標を起点とした操作範囲の設定とタッチ操作中のタッチ座標に合わせた事前表示とを実施することを特徴とする。
【0014】
上記構成によれば、ユーザは、運転開始時、駐車時、運転時等に簡易な操作で、即座に気になる周辺環境が確認できる。また、事前表示により、ユーザは、意図により近いビューを効率的に選択できる。例えば、ユーザは、細い道を走っている場合に、対向車が来ていて、ぎりぎりまで寄せないといけないとき等、注意を高めて運転をしているときに、ビューを瞬時に呼び出して周囲環境を確認することができる。
【0015】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は、単数でも複数でも構わない。
【0016】
なお、以下の説明では、図面において同一要素については、同じ番号を付し、説明を適宜省略する。また、同種の要素を区別しないで説明する場合には、枝番を含む参照符号のうちの共通部分(枝番を除く部分)を使用し、同種の要素を区別して説明する場合は、枝番を含む参照符号を使用することがある。例えば、カメラを特に区別しないで説明する場合には、「カメラ102」と記載し、個々のカメラを区別して説明する場合には、「前方カメラ102-1」のように記載することがある。
【0017】
本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」等の表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数または順序を限定するものではない。また、構成要素の識別のための番号は、文脈毎に用いられ、1つの文脈で用いた番号が、他の文脈で必ずしも同一の構成を示すとは限らない。また、ある番号で識別された構成要素が、他の番号で識別された構成要素の機能を兼ねることを妨げるものではない。
【0018】
図1は、運転支援システム100に係る全体構成の一例を示す。運転支援システム100は、車両101に搭載され、車両101の運転を支援する。
【0019】
車両101の前後左右には、広範囲を観測可能な広角レンズ、魚眼レンズ等が装着されたカメラ102(撮像部の一例)が設けられている。これらのカメラ102により、車両101の周囲の路面を含む領域を漏れなく観測(撮影)することができる。
【0020】
例えば、運転支援システム100は、前方カメラ102-1、後方カメラ102-2、左側方カメラ102-3、および右側方カメラ102-4を備える。
【0021】
前方カメラ102-1は、車両101の前方に向けて設けられるカメラ102であり、車両101の前方の部位であるフロントバンパ、フロントグリル等に設けられている。後方カメラ102-2は、車両101の後方に向けて設けられるカメラ102であり、車両101の後方の部位であるリアバンパ、リアガーニッシュ等に設けられている。左側方カメラ102-3は、車両101の左側方に向けて設けられるカメラ102であり、車両101の左側方の部位である左ドアミラー等に設けられている。右側方カメラ102-4は、車両101の右側方に向けて設けられるカメラ102であり、車両101の右側方の部位である右ドアミラー等に設けられている。
【0022】
運転支援システム100は、カメラ102により車両101の周囲が撮像された画像に基づいて、所定の視点からの合成画像を生成し、生成した合成画像をドライバ等のユーザに提示する。合成画像としては、パースビュー画像(立体視画像)と、トップビュー画像(俯瞰画像)とがある。パースビュー画像は、車両101の真上以外の視点からの遠近法表示の画像であり、車両101の周囲を斜め上方または側方から見た背景画像と、車両101を表すアイコンとを含む画像である。トップビュー画像は、車両101の真上の視点からの画像であり、車両101の周囲を上方から見た背景画像と、車両101の上面の画像とを含む画像である。以下では、パースビュー画像またはその映像を「パースビュー」と記す。トップビュー画像またはその映像を「トップビュー」と記す。パースビューとトップビューとの区別を要しないときは「ビュー」と記す。
【0023】
図2は、運転支援システム100に係るハードウェア構成の一例を示す。運転支援システム100は、画像処理装置210と、ナビゲーション装置220と、車輪速センサ230と、操舵角センサ240とを備える。
【0024】
画像処理装置210は、例えば、カメラECU(Electronic Control Unit)であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含むマイクロコントローラを主体として構成される。画像処理装置210(ビュー生成部の一例)は、車両101の周囲を撮像するカメラ102を制御するとともに、カメラ102から出力される画像信号に基づいて、所定の視点(例えば、後述の仮想視点411)からのビューを生成する。また、画像処理装置210(画面生成部の一例)は、生成したビューを表示するための表示領域を含む画面を生成する。なお、画像処理装置210の機能については、図3を用いて後述する。
【0025】
ナビゲーション装置220は、画像処理装置210で生成されたビュー、画面等を表示したり、ユーザからの入力操作を受け付けたりするタッチスクリーンの一例である。より具体的には、ナビゲーション装置220は、画像を表示するモニター221と、ユーザが入力操作するタッチパネル222と、を備える。モニター221には、画像等が表示される表示面に、タッチパネル222が重畳されている。タッチパネル222は、ユーザの入力操作を受けて、仮想カメラ情報を生成する。なお、タッチパネル222のタッチセンサは、タッチパネル222においてタッチされている座標(タッチ座標)が取得できればよく、感圧センサ、静電センサ、光センサ等、どのようなセンサであってもよい。仮想カメラ情報は、ビューを投影する所定の空間モデルに仮想的に設置された仮想カメラに関する情報である。なお、空間モデルについては、図4を用いて後述する。
【0026】
なお、入力操作が可能な操作部としては、タッチパネル222の他に、モニター221の周囲に設けられる各種の操作ボタン、ロータリーダイヤル、ジョイスティック等があってもよい。付言するならば、ナビゲーション装置220は、経路案内用の地図データ等を記憶し、この地図データと、図示は省略するGPS装置等により検出された車両101の現在の位置データとに基づいて、ユーザが設定した目標地点までの経路案内を行ってもよい。
【0027】
車輪速センサ230は、車両101の車輪速を検出するセンサである。車輪速センサ230で検出された検出情報(車輪速)は、車両制御ECU250に入力される。操舵角センサ240は、車両101のステアリングの操舵角を検出する。操舵角センサ240は、車両101が直進状態で走行するときの操舵角を中立位置(0度)とし、その中立位置からの回転角度を操舵角として検出する。操舵角センサ240で検出された検出情報(操舵角)は、車両制御ECU250に入力される。
【0028】
さらに、運転支援システム100は、車両制御ECU250と、ステアリング制御ユニット260と、スロットル制御ユニット270と、ブレーキ制御ユニット280とを備える。
【0029】
車両制御ECU250は、CPU、ROM、RAM等を含むマイクロコントローラを主体として構成される。車両制御ECU250は、画像処理装置210、ナビゲーション装置220、車輪速センサ230、および操舵角センサ240から入力された各情報に基づいて、パワステアクチュエータ261、スロットルアクチュエータ271、およびブレーキアクチュエータ281を駆動制御し、車両101の運転を支援する各種処理を実行する。
【0030】
ステアリング制御ユニット260は、車両制御ECU250において決定された車両制御情報に基づいて、パワステアクチュエータ261を駆動して、車両101の操舵角を制御する。スロットル制御ユニット270は、車両制御ECU250において決定された車両制御情報に基づいて、スロットルアクチュエータ271を駆動して、車両101のスロットルを制御する。ブレーキ制御ユニット280は、車両制御ECU250において決定された車両制御情報に基づいて、ブレーキアクチュエータ281を駆動して、車両101のブレーキを制御する。
【0031】
なお、画像処理装置210、ナビゲーション装置220、車輪速センサ230、および操舵角センサ240と、車両制御ECU250との間は、センサ情報を通信するための車内LAN(Local Area Network)290-1によって接続される。また、ステアリング制御ユニット260、スロットル制御ユニット270、およびブレーキ制御ユニット280と、車両制御ECU250との間は、車両情報を通信するための車内LAN290-2によって接続される。
【0032】
本実施形態では、ビューの表示に係るビュー表示装置200については、画像処理装置210とナビゲーション装置220とを含んで構成されるケースを例に挙げて説明する。つまり、ビュー表示装置200は、画像処理装置210と、タッチパネル222と、タッチパネル222が取り付けられているモニター221とを備え、車両101に搭載される。なお、ビュー表示装置200には、カメラ102が含まれていてもよいし、カメラ102が含まれていなくてもよい。また、ビュー表示装置200は、画像処理装置210を備え、モニター221およびタッチパネル222が通信可能に接続される構成であってもよい。
【0033】
図3は、ビュー表示装置200の機能構成の一例を示す。
【0034】
画像処理装置210は、制御部310および記憶部320を備える。制御部310は、画像処理装置210全体を制御する。制御部310は、CPU、FPGA、GPU(Graphics Processing Unit)等のプログラマブルロジックデバイス、ASIC等の集積回路に代表される演算素子であってよい。この場合、3Dグラフィック画像処理を高速に行うべく、制御部310は、画像処理に特化したGPU、高速演算可能な演算素子(例えば、FPGA)等の表示制御部を備えることが好ましい。
【0035】
記憶部320は、座標変換処理に用いられる座標変換情報、画像処理に用いられる画像処理情報、パラメータ等の設定情報321を記憶する。さらに、記憶部320は、制御用プログラム(画像処理プログラム)を記憶してもよい。制御用プログラムが画像処理装置210の起動時に実行されることで、画像処理装置210の機能(取得部311、描画制御部312、処理部313、合成部314等)が実現される。
【0036】
取得部311は、タッチパネル222の機能である入力部331から仮想カメラ情報を取得する。取得部311は、取得した仮想カメラ情報を、描画制御部312に送信する。描画制御部312は、空間モデルの投影面の全ての頂点の座標データ、または、ビューの投影先(投影領域)を構成する投影面の頂点の座標データを記憶部320から取得し、GPU設定値とともに処理部313に送信する。GPU設定値には、座標変換に用いられる行列(回転行列、拡大行列、縮小行列、平行移動行列)と、描画条件(光の強さ、方向といったライトの設定、透過率設定、物体の質感)との情報とが含まれる。
【0037】
処理部313は、描画制御部312から入力された座標データに対して座標変換処理を行う。処理部313は、受信した行列を組み合わせて、モデル変換行列、ビュー変換行列、投影変換行列を算出して使用する。モデル変換行列は、空間モデルそのものの移動、回転、拡大縮小を担う変換行列である。ビュー変換行列は、仮想カメラの位置を原点とするように座標を変換する行列である。投影変換行列は、遠近感を出す変換行列である。処理部313は、これらの行列に各頂点の座標データを掛け合せることで、座標変換を行う。なお、座標データと、座標変換情報(変換式を含む)とは、テーブル等によって対応付けられている。
【0038】
合成部314は、処理部313で座標変換された座標データと、カメラ102からの画像信号(撮像画像)を取得し、これらに基づいてモニター221に表示するためのビューを合成する。合成部314は、ビューの合成を行う際には、例えば、テクスチャマッピング等の公知の手法を用いることができる。合成部314は、合成したビューを表示するための表示領域を、タッチパネル222に対する入力操作(タッチ操作、タッチ座標、スライド操作のスライド方面等)に応じて設定した画面を表示させるための表示制御信号をナビゲーション装置220に送信する。ナビゲーション装置220の出力部332は、画像処理装置210からの表示制御信号に基づき、モニター221に画面(ビュー)を表示する。
【0039】
図4は、パースビューを生成するための空間モデルの一例(空間モデル400)を示す。
【0040】
空間モデル400は、車両101を示す車両モデル401を中心に半球状に延在する半球型(お椀形状)の投影面410を備える。投影面410では、半球の中心を天頂とし、天頂を通る鉛直方向をY軸とし、Y軸に直交する1つの軸をX軸とし、X軸およびY軸に直交する軸をZ軸としている。
【0041】
空間モデル400には、仮想的に設置される仮想カメラを、投影面410の3次元空間の任意の位置に設定できる。ユーザは、タッチパネル222を操作することで、モニター221にパースビューを表示する際の所望の仮想カメラの位置と、所望の視線方向(表示方向)とを設定できる。例えば、タッチパネル222を上下左右方向に操作(タッチ、スライド、ドラッグ、スワイプ、フリック等)したり、ロータリーダイヤル等を操作したりすることで、仮想カメラの位置を指定したり、所望の視線方向を選択したりできる。ユーザによる操作をタッチパネル222が検出し、タッチパネル222は、仮想カメラ情報を生成して取得部311に送信する。
【0042】
仮想カメラ情報としては、仮想カメラの空間モデル400上での位置(x,y,z)、仮想カメラの視線方向、仮想カメラの視野角等が含まれる。視線方向は、カメラ102の位置および角度(ロール角、ピッチ角、ヨー角)から算出された方角のベクトル、または仮想カメラの位置と仮想カメラの注視点とから求められるベクトルとして設定される。なお、角度および注視点は、タッチパネル222の操作方向および操作量から求められる。仮想カメラの注視点とは、ユーザが見たい場所を示す座標である。
【0043】
ここで、運転開始時、駐車時、運転時等においては、簡易な操作で、気になる周辺環境が即座に確認できることが求められる。ビュー表示装置200では、予め設定された仮想視点411が設けられ、一度のタッチ操作において、所望の仮想視点411に切り替えることで、気になる周辺環境を確認できる。
【0044】
仮想視点411は、仮想カメラにより撮像される画像を設定可能な情報であり、仮想カメラの位置(x,y,z)と、仮想カメラの視線方向との情報を含む。なお、仮想カメラの視野角については、使用するカメラ102によって予め決まっているので、別途に規定されていてもよいが、仮想視点411に含まれていてもよい。
【0045】
なお、トップビューについては、空間モデルが板形状の投影面である点が主に異なるが、パースビューと基本的に同じであるので、その説明を省略する。
【0046】
図5は、仮想視点411をユーザが設定(選択)するためのタッチパネル222に対応付けられる領域(設定領域500)の一例を示す。設定領域500は、仮想視点411を設定するためのタッチ操作を検出可能な領域である。
【0047】
モニター221に重畳して設けられているタッチパネル222には、モニター221に設定画面510が表示された際、設定画面510に重畳して、予め定められた複数の設定領域500がタッチパネル222に対応付けられる。複数の設定領域500の各々には、予め定められた1つの仮想視点411が関連付けられている。なお、設定画面510には、複数の設定領域500の各々に対して、設定領域500に関連付けられている仮想視点411からのビューを表示するための表示領域が設けられている。設定領域500においてタッチ操作が検出されているときには、当該設定領域500に対応する表示領域に、当該設定領域500に関連付けられている仮想視点411からのビューが表示される。
【0048】
本実施形態では、設定領域500として、設定領域500-1~設定領域500-6が定められている。設定領域500-1は、車両101の前方の部位を仮想カメラのターゲットとしたビュー(前方ビュー)を生成可能な仮想視点411-1を設定するための領域である。例えば、設定領域500-1においてタッチ操作が検出されているときには、設定領域500-1に対応する表示領域に前方ビューが表示される。設定領域500-2は、車両101の右前方の部位を仮想カメラのターゲットとしたビュー(右前方ビュー)を生成可能な仮想視点411-2を設定するための領域である。設定領域500-3は、車両101の右後方の部位を仮想カメラのターゲットとしたビュー(右後方ビュー)を生成可能な仮想視点411-3を設定するための領域である。設定領域500-4は、車両101の後方の部位を仮想カメラのターゲットとしたビュー(後方ビュー)を生成可能な仮想視点411-4を設定するための領域である。設定領域500-5は、車両101の左後方の部位を仮想カメラのターゲットとしたビュー(左後方ビュー)を生成可能な仮想視点411-5を設定するための領域である。設定領域500-6は、車両101の左前方の部位を仮想カメラのターゲットとしたビュー(左前方ビュー)を生成可能な仮想視点411-6を設定するための領域である。
【0049】
図5では、設定画面510に対して6つの領域が対応付けられる場合を例に挙げて説明したが、ビューが見えるレベルの分割数(2つ、3つ、4つ、5つ、7つ、8つ、・・・等)を適宜に採用できる。
【0050】
このように、画像処理装置210は、複数の設定領域500の各々を、車両101に対して予め定められた車両101の周囲の各方面に対応してタッチパネル222に対応付ける。複数の設定領域500の各々には、各方面のビューを生成するための仮想視点411が関連付けられている。上記構成によれば、例えば、ユーザは、所望の方面にスライド操作することで、その方面のビューを呼び出すことができるので、目的に近いビューを容易に呼び出すことができる。
【0051】
図6は、ビュー呼出処理の一例を示す。ビュー呼出処理は、運転支援システム100における所定の機能を利用するために所定の画面を表示する操作が受け付けられたことを契機に開始する。所定の画面は、地図画面、道路案内画面、オーディオ画面、メニュー画面等、任意の画面でよい。
【0052】
S601では、ナビゲーション装置220は、所定の画面をモニター221に表示する。
【0053】
S602では、画像処理装置210は、第1の操作がタッチパネル222において検出されたか否かを判定する。画像処理装置210は、第1の操作が検出されたと判定した場合、S603に処理を移し、第1の操作が検出されなかったと判定した場合、S602に処理を移す。
【0054】
第1の操作は、タッチパネル222に対する特定の入力操作である。第1の操作は、タッチパネル222を複数の指で触れる操作、タッチパネル222を押し込む操作、タッチパネル222を長押しする操作等である。
【0055】
S603では、画像処理装置210は、ビューを設定するための設定画面510であって、複数の設定領域500の各々に対応した表示領域を含む設定画面510を表示するための表示制御信号を生成してナビゲーション装置220に送信する。ナビゲーション装置220は、受信した表示制御信号に基づいて、設定画面510を表示する。設定画面510には、車両101を示す車両アイコンと、当該車両アイコンの周りに表示領域を示す境界線とが設けられていてもよい。
【0056】
また、画像処理装置210は、タッチパネル222に対する第1の操作が検出されたことをトリガーとして、予め定められた仮想視点411のうちの何れかの仮想視点411が関連付けられた設定領域500を複数、タッチパネル222に対応付ける。なお、仮想視点411と設定領域500との対応付けは、テーブル等の情報によって実現されてもよいし、分岐処理等としてプログラムソースに記述(コーディング)されていて当該分岐処理等によって実現されてもよい。
【0057】
S604では、画像処理装置210は、タッチ座標が設定領域500内であるか否かを判定する。画像処理装置210は、タッチ座標が設定領域500内であると判定した場合、S605に処理を移し、タッチ座標が設定領域500内でないと判定した場合、S606に処理を移す。
【0058】
S605では、画像処理装置210は、タッチ座標に対応する設定領域500に関連付けられている仮想視点411からのビューを、当該設定領域500に対応する表示領域に表示するための表示制御信号を生成してナビゲーション装置220に送信する。ナビゲーション装置220は、受信した表示制御信号に基づいて、当該設定領域500に対応する表示領域に、当該設定領域500に関連付けられている仮想視点411からのビューを表示する。
【0059】
このように、画像処理装置210は、生成した設定画面510がモニター221に表示され、複数の設定領域500のうちの一の設定領域500に対するタッチ操作が検出されたことをトリガーとして、当該一の設定領域500に対応する表示領域に表示するための、当該一の設定領域500に関連付けられている仮想視点411からのビューを生成する。上記構成によれば、例えば、ユーザは、気になる周辺環境をビューで確認したいときに、規定のビューの中から、目的に近いビューを少ない手数で呼び出すことができる。
【0060】
S606では、画像処理装置210は、全ての表示領域のビューをクリアするようにナビゲーション装置220に指示する。
【0061】
S607では、画像処理装置210は、第2の操作がタッチパネル222等において検出されたか否かを判定する。画像処理装置210は、第2の操作が検出されたと判定した場合、S608に処理を移し、第2の操作が検出されなかったと判定した場合、S604に処理を移す。
【0062】
第2の操作は、設定画面510に対する所定の入力操作である。第2の操作は、例えば、第1の操作を確定する操作であり、タッチパネル222から指を離す操作、ロータリーダイヤルを回してON/OFFを切り替える操作等である。
【0063】
S608では、画像処理装置210は、第2の操作が検出された直前のタッチ座標が設定領域500内であるか否かを判定する。画像処理装置210は、タッチ座標が設定領域500内であると判定した場合、S609に処理を移し、タッチ座標が設定領域500内でないと判定した場合、ビュー呼出処理を終了する。
【0064】
S609では、画像処理装置210は、第2の操作が検出された直前のタッチ座標が設定領域500に関連付けられている仮想視点411からのビューを拡大して表示するための表示制御信号を生成してナビゲーション装置220に送信する。ナビゲーション装置220は、当該ビューを、モニター221に拡大表示する。なお、当該ビューが表示された後は、ユーザは、仮想カメラの位置を指定したり、所望の視線方向を選択したりできる。
【0065】
このように、画像処理装置210は、設定画面510に対する第2の操作が検出されたことをトリガーとして、ユーザにより選択された設定領域500に対応した第1の表示領域よりも大きい第2の表示領域を含む画面(後述の画面760、画面770等)を生成する。画像処理装置210は、当該第2の表示領域に第1の表示領域に表示しているビューを拡大して表示するために、当該ビューの視点を変更する。上記構成によれば、第2の操作が行われると、第1の表示領域に表示されていたビューが、第2の表示領域において拡大して表示されるので、例えば、ユーザは、気になる周辺環境を詳細に確認することができる。
【0066】
また、第2の表示領域は、画面全体に設けられていてもよい。上記構成によれば、第2の操作が行われると、第1の表示領域に表示されていたビューが、全画面に拡大して表示されるので、例えば、ユーザは、気になる周辺環境をより詳細に確認することができる。
【0067】
図7は、ビューの呼出しにおける画面遷移の一例を示す。
【0068】
画面710は、所定の画面の一例であり、本例では地図画面を示す。画面710において、2本の指701でタッチ操作(第1の操作)が行われることで、画面710から画面720に画面が遷移する。
【0069】
このように、第1の操作は、タッチパネル222を複数の指でタッチする操作であってもよい。上記構成では、タッチパネル222を複数の指でタッチすることで第1の操作が行われるので、例えば、ユーザは、ロータリーダイヤル等の入力装置を探すためにモニター221から視線をそらすことがなく、より安全な運転を実現することができる。
【0070】
画面720は、設定画面510の一例である。画面720では、画面720の中央に車両アイコン721と、当該車両アイコン721の周りに表示領域722を示す境界線723とが表示される。例えば、スライド操作が前方ビューの表示領域722-1(設定領域500-1)に達すると、画面720から画面730に画面が遷移する。
【0071】
画面730は、設定画面510の一例である。画面730は、スライド操作によりタッチ座標が前方ビューの表示領域722-1に位置したときの画面である。タッチ座標が表示領域722-1内にあるときは、表示領域722-1に関連付けられている仮想視点411-1からの前方ビューが表示領域722-1に表示される。
【0072】
また、スライド操作が、左前方ビューの表示領域722-6(設定領域500-6)を経由して左後方ビューの表示領域722-5(設定領域500-5)に達すると、画面730から画面740に画面が遷移する。画面740は、設定画面510の一例である。画面740では、タッチ座標が表示領域722-5内にあるときは、表示領域722-5に関連付けられている仮想視点411-5からの左後方ビューが表示領域722-5に表示される。
【0073】
このように、車両アイコン721の各方面に対応する表示領域722において事前表示を行うことで、ユーザは、最終表示が意図している表示であるかを早期に確認することができる。また、ユーザは、スライド操作により事前表示を切り替えることができるので、周囲の障害物の有無を迅速に確認できる。
【0074】
他方、画面730において、2本の指がタッチパネル222から離れると(第2の操作が検出されると)、画面730から画面750に画面が遷移した後、画面750から画面760に画面が遷移する。画面750では、前方部分が拡大された前方ビューが表示される。例えば、画面750では、表示領域722-1において表示される前方ビューで用いられる仮想視点411-1の座標よりも、車両モデル401に近づいた座標の仮想視点411-9、仮想視点411-8、仮想視点411-7等からの前方ビューの一部(前方部分)が表示される。画面760では、当該前方ビューの全体が画面全体に表示される。
【0075】
上述したように、第2の操作は、タッチパネル222から指を離す操作であってもよい。上記構成によれば、例えば、ユーザは、第1の操作から第2の操作まで、タッチパネル222から指を離すことなく一連のタッチ操作により目的に近いビューを呼び出すことができる。
【0076】
このように、画像処理装置210は、車両101を示す車両アイコン721を中央に設けた設定画面510であって、車両アイコン721を囲むように配置された車両101の周囲の各方面を表す形状の表示領域722を含み、各表示領域722を示す境界線723を設けた設定画面510を生成する。また、複数の設定領域500の各々には、車両101から各方面に向かう側の車両101の端部をターゲットとした仮想視点411が関連付けられている。そして、画像処理装置210は、複数の設定領域500のうちの一の設定領域500(選択領域)に対するタッチ操作が検出されたことをトリガーとして、ビューを生成する。このビューは、選択領域に対応する表示領域722に表示するための、選択領域に関連付けられている、車両101から選択領域の方面に向かう側の車両101の端部をターゲットとした仮想視点411からのビューである。上記構成では、車両アイコン721と、表示領域722を示す境界線723とが表示されるので、例えば、ユーザは、確認したい方面の表示領域722に対してタッチ操作することで、当該方面の車両101の端部をターゲットとしたビューを容易に呼び出すことができる。
【0077】
本実施形態によれば、従来のように、ハードキー(メニューボタン)で画面を表示し、ソフトキーでビューを呼び出すためのメニューを選択し、見たい視点にビューを調整するといった複数の操作が不要となるので、目的のビューを容易に呼び出すことができる。
【0078】
(II)付記
上述の実施形態には、例えば、以下のような内容が含まれる。
【0079】
上述の実施形態においては、本発明をビュー表示装置に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々のシステム、装置、方法、プログラムに広く適用することができる。
【0080】
また、上述の実施形態において、プログラムの一部またはすべては、プログラムソースから、ビュー表示装置200を実現するコンピュータのような装置にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、ネットワークで接続されたプログラム配布サーバまたはコンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えば非一時的な記録媒体)であってもよい。また、上述の説明において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
【0081】
また、上述の実施形態において、図示および説明した画面は、一例であり、受け付ける情報が同じであるならば、どのようなデザインであってもよい。
【0082】
また、上述の実施形態において、図示および説明した画面は、一例であり、提示する情報が同じであるならば、どのようなデザインであってもよい。
【0083】
また、上記の説明において、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
【0084】
また上述した構成については、本発明の要旨を超えない範囲において、適宜に、変更したり、組み替えたり、組み合わせたり、省略したりしてもよい。
【符号の説明】
【0085】
200……ビュー表示装置、210……画像処理装置、221……モニター、222……タッチパネル。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7