(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023068605
(43)【公開日】2023-05-17
(54)【発明の名称】ディスプレイ装置およびその動作方法{DISPLAY DEVICE AND OPERATING METHOD THEREOF}
(51)【国際特許分類】
H04N 21/436 20110101AFI20230510BHJP
G06F 3/04842 20220101ALI20230510BHJP
G09G 5/00 20060101ALI20230510BHJP
G09G 5/36 20060101ALI20230510BHJP
H04N 23/66 20230101ALI20230510BHJP
H04N 23/60 20230101ALI20230510BHJP
【FI】
H04N21/436
G06F3/0484 120
G09G5/00 555D
G09G5/36 530Y
G09G5/00 510M
H04N5/232 030
H04N5/232 300
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022016794
(22)【出願日】2022-02-07
(31)【優先権主張番号】10-2021-0149237
(32)【優先日】2021-11-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.HDMI
2.ZIGBEE
3.QRコード
4.App Store
(71)【出願人】
【識別番号】502032105
【氏名又は名称】エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
【氏名又は名称原語表記】LG ELECTRONICS INC.
【住所又は居所原語表記】128, Yeoui-daero, Yeongdeungpo-gu, 07336 Seoul,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100109841
【弁理士】
【氏名又は名称】堅田 健史
(74)【代理人】
【識別番号】230112025
【弁護士】
【氏名又は名称】小林 英了
(74)【代理人】
【識別番号】230117802
【弁護士】
【氏名又は名称】大野 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100131451
【弁理士】
【氏名又は名称】津田 理
(74)【代理人】
【識別番号】100167933
【弁理士】
【氏名又は名称】松野 知紘
(74)【代理人】
【識別番号】100174137
【弁理士】
【氏名又は名称】酒谷 誠一
(74)【代理人】
【識別番号】100184181
【弁理士】
【氏名又は名称】野本 裕史
(72)【発明者】
【氏名】チホ シン
【テーマコード(参考)】
5C122
5C164
5C182
5E555
【Fターム(参考)】
5C122EA59
5C122FK23
5C122GC14
5C122GC52
5C122HB01
5C122HB05
5C164FA17
5C164GA05
5C164UB41S
5C164UB71P
5C164UD41S
5C164YA17
5C182AA02
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5C182AB21
5C182AC02
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5C182AC37
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5C182AC39
5C182AC43
5C182AC46
5C182BA01
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5C182BA06
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5C182BA29
5C182BA57
5C182BA75
5C182BC01
5C182BC11
5C182BC14
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5C182BC26
5C182CB13
5C182CB14
5C182CB42
5C182CB44
5C182DA32
5C182DA68
5E555AA04
5E555AA09
5E555AA76
5E555BA18
5E555BA19
5E555BB19
5E555BC04
5E555BC12
5E555BC13
5E555BC17
5E555CA21
5E555CA42
5E555CB42
5E555CB72
5E555CB74
5E555CC01
5E555DB03
5E555DB11
5E555DB41
5E555DC14
5E555DC18
5E555DC84
5E555DD06
5E555DD08
5E555EA07
5E555EA09
5E555FA00
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ディスプレイ装置の外部に装着されたカメラ機器と双方向コミュニケーションを具現するディスプレイ装置及びその動作方法を提供する。
【解決手段】ディスプレイ装置100は、ディスプレイ部と、カメラ機器又はサーバーと無線通信するネットワークインターフェース部と、カメラ機器とHDMI-CECを通じて通信する外部装置インターフェース部と、カメラ機器と連結された場合、複数のカメラサービスAppのそれぞれに相応する複数のカメラサービス項目を含むカメラサービスリストをディスプレイ部上に表示し、複数のカメラサービス項目のうちいずれか1つの項目が選択されたことに応答して、選択されたカメラサービス項目に相応するカメラサービスAppの実行要請をカメラ機器に伝送し、実行要請に応じてカメラ機器へと外部入力を転換する制御部と、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイ装置において、
ディスプレイ部と、
カメラ機器またはサーバーと無線通信するネットワークインターフェース部と、
前記カメラ機器とHDMI-CEC(High Definition Multimedia Interface-Consumer Electronics Control)を通じて通信する外部装置インターフェース部と、
前記カメラ機器と連結された場合、複数のカメラサービスAppのそれぞれに相応する複数のカメラサービス項目を含むカメラサービスリストを前記ディスプレイ部上に表示し、前記複数のカメラサービス項目のうちいずれか1つの項目が選択されたことに応答して、選択されたカメラサービス項目に相応するカメラサービスAppの実行要請を前記カメラ機器に伝送し、前記実行要請に応じて前記カメラ機器へと外部入力を転換する制御部と、を含む、ディスプレイ装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記カメラ機器から前記外部装置インターフェース部を通じて映像信号を受信し、受信した映像信号に基づいた映像を前記ディスプレイ部上に表示する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記カメラ機器の外部入力を終了する命令に応じて、前記映像を以前表示中のコンテンツ映像へと変更する、請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記ネットワークインターフェース部を通じて前記複数のカメラサービス項目に含まれた新規カメラサービスAppに相応する新規サービス項目が選択されることで、前記新規カメラサービスAppを前記カメラ機器に設置するようにする要請を前記サーバーに伝送する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記カメラ機器が前記HDMI-CECを通じて連結された場合、前記無線通信のために、ネットワーク設定データを前記HDMI-CECを通じて前記カメラ機器に伝送する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記ネットワーク設定データは、ルーターに接続するためのサービスセット識別子およびパスワードを含む、請求項5に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記ネットワーク設定データを複数回だけ分割して前記カメラ機器に伝送する、請求項5に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記カメラ機器が連結された場合、前記カメラ機器が連結されたことを示すポップアップウィンドウを前記ディスプレイ部上に表示する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
カメラ機器またはサーバーと無線通信するネットワークインターフェース部および前記カメラ機器とHDMI-CEC(High Definition Multimedia Interface-Consumer Electronics Control)を通じて通信する外部装置インターフェース部を含むディスプレイ装置の動作方法において、
前記カメラ機器と連結された場合、複数のカメラサービスAppのそれぞれに相応する複数のカメラサービス項目を含むカメラサービスリストを表示するステップと、
前記複数のカメラサービス項目のうちいずれか1つの項目が選択されたことに応答して、選択されたカメラサービス項目に相応するカメラサービスAppの実行要請を前記カメラ機器に伝送するステップと、
前記実行要請に応じて前記カメラ機器へと外部入力を転換するステップと、を含む、ディスプレイ装置の動作方法。
【請求項10】
前記転換するステップは、
前記カメラ機器から前記外部装置インターフェース部を通じて映像信号を受信するステップと、
受信した映像信号に基づいた映像を表示するステップと、を含む、請求項9に記載のディスプレイ装置の動作方法。
【請求項11】
前記カメラ機器の外部入力を終了する命令に応じて、前記映像を以前表示中のコンテンツ映像へと変更するステップをさらに含む、請求項10に記載のディスプレイ装置の動作方法。
【請求項12】
前記ネットワークインターフェース部を通じて前記複数のカメラサービス項目に含まれた新規カメラサービスAppに相応する新規サービス項目が選択されることで、前記新規カメラサービスAppを前記カメラ機器に設置するようにする要請を前記サーバーに伝送するステップをさらに含む、請求項9に記載のディスプレイ装置の動作方法。
【請求項13】
前記カメラ機器が前記HDMI-CECを通じて連結された場合、前記無線通信のために、ネットワーク設定データを前記HDMI-CECを通じて前記カメラ機器に伝送するステップをさらに含む、請求項9に記載のディスプレイ装置の動作方法。
【請求項14】
前記ネットワーク設定データは、ルーターに接続するためのサービスセット識別子およびパスワードを含む、請求項13に記載のディスプレイ装置の動作方法。
【請求項15】
前記制御部は、前記カメラ機器が連結された場合、前記カメラ機器が連結されたことを示すポップアップウィンドウを前記ディスプレイ部上に表示する、請求項9に記載のディスプレイ装置の動作方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイ装置およびその動作方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
有線または無線通信網を利用したデジタルTVサービスが普遍化している。デジタルTVサービスは、既存のアナログ放送サービスでは提供できなかった多様なサービスを提供することができる。
【0003】
例えば、デジタルTVサービスの種類であるIPTV(Internet Protocol Television)、smart TVサービスの場合、ユーザに、視聴プログラムの種類、視聴時間等を能動的に選択できるようにする双方向性を提供する。IPTV、smart TVサービスは、このような双方向性を基盤として、多様な付加サービス、例えばインターネット検索、ホームショッピング、オンラインゲーム等を提供することもできる。
【0004】
また、最近のTVは、カメラと連動されたサービスを提供している。
【0005】
しかし、従来では、カメラサービスを提供(例えば、多者間映像通話、AI機能、AR機能)するためにTVのプラットホーム変更が必要だったり、TVのSoC(System On Chip)事項に対する制約が多かった。
【0006】
また、TV製品に外部カメラを装着するとき、カメラサービスの開発および双方向コミュニケーションプラットホームの対応に困難があった。即ち、カメラではA/V信号しか提供せず、別途のコミュニケーションを支援しなかったからである。
【0007】
また、新規カメラサービスを提供する度にTVのアップグレードが必要である状況である。
【0008】
また、既存では、無線製品の連結のために周辺機器のリストを提供し、ユーザの選択を通じて連結を支援したが、ユーザの選択という別途の動作が必要であるので、ユーザには不便であった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本開示は、カメラサービス提供のためにディスプレイ装置のプラットホーム変更を最小化し、カメラサービスApp設置による貯蔵空間の制約を脱しようとすることにその目的がある。
【0010】
本開示は、ディスプレイ装置の外部に装着されたカメラ機器と双方向コミュニケーションを具現することにその目的がある。
【0011】
本開示は、カメラ機器とのネットワーク設定を自動で行おうとすることにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の実施例に係るディスプレイ装置は、ディスプレイ部と、カメラ機器またはサーバーと無線通信するネットワークインターフェース部と、前記カメラ機器とHDMI-CEC(High Definition Multimedia Interface-Consumer Electronics Control)を通じて通信する外部装置インターフェース部と、前記カメラ機器と連結された場合、複数のカメラサービスAppのそれぞれに相応する複数のカメラサービス項目を含むカメラサービスリストを前記ディスプレイ部上に表示し、前記複数のカメラサービス項目のうちいずれか1つの項目が選択されたことに応答して、選択されたカメラサービス項目に相応するカメラサービスAppの実行要請を前記カメラ機器に伝送し、前記実行要請に応じて前記カメラ機器へと外部入力を転換する制御部と、を含むことができる。
【発明の効果】
【0013】
本開示の実施例によれば、ディスプレイ装置にカメラサービスAppを設置する必要なく、ユーザはカメラと連動されたサービスを受けることができる。これにより、ディスプレイ装置がカメラサービスを提供するためにプラットホームの変更が不必要であり、App設置による貯蔵空間上の制約から脱することができる効果がある。
【0014】
また、新規カメラサービスがリリースされる度にディスプレイ装置にAppを設置する負担が減り、ディスプレイ装置のアップグレードが不必要である。
【0015】
また、ユーザは、ディスプレイ装置とカメラ機器の間のネットワーク設定のための追加的な動作を行う必要がなく、便宜性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】
図1は、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置の構成をブロック図で示したものである。
【
図2】
図2は、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置のブロック図である。
【
図3】
図3は、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置の実際の構成例を示す。
【
図4】
図4は、本発明の実施例により遠隔制御装置を活用する例を示す。
【
図5】
図5は、本開示の一実施例に係るネットワーク連動カメラシステムの構成を説明する図面である。
【
図6】
図6は、本開示の一実施例に係るカメラ機器の構成を説明するためのブロック図である。
【
図7】
図7は、本開示の一実施例に係るネットワーク連動カメラシステムの動作方法を説明するためのラダーダイヤグラムである。
【
図8】
図8は、本開示の一実施例によりカメラ機器とディスプレイ装置の間の連動過程を説明する図面である。
【
図9】
図9は、本開示の一実施例によりカメラサービスリストを提供し、カメラ機器へと外部入力を転換する例を説明する図面である。
【
図10】
図10は、本開示の実施例によりカメラサービスリストから新規サービス項目が選択された場合、新規サービスを追加する例を説明する図面である。
【
図11】
図11は、従来技術によりディスプレイ装置と外部機器の間に無線ネットワーク通信を通じて連結される過程を説明する図面である。
【
図12】
図12は、本開示の実施例によりディスプレイ装置とカメラ機器の間の連結過程を説明する図面である。
【
図13】
図13は、本開示の一実施例に係るHDMI-CECを通じてカメラ機器に伝送されるネットワーク設定データの伝達方法を説明する図面である。
【
図14】
図14は、本開示の実施例に係るネットワーク設定データのフォーマットを説明する図面である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施例に対して図面を参照してより詳しく説明する。以下の説明で用いられる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は、明細書の作成を容易にするために付与また混用されるものとして、それ自体で相互区別される意味または役割を有するものではない。
【0018】
本発明の実施例に係るディスプレイ装置は、例えば放送受信機能にコンピュータ支援機能を追加したインテリジェントディスプレイ装置として、放送受信機能に忠実しながらもインターネット機能等が追加され、手書き方式の入力装置、タッチスクリーンまたは空間リモコン等、より使用に便利なインターフェースを備えることができる。そして、有線または無線インターネット機能の支援によりインターネットおよびコンピュータに接続されて、Eメール、ウェブブラウジング、バンキングまたはゲーム等の機能も実行可能である。このような多様な機能のために標準化された汎用OSを用いることができる。
【0019】
従って、本発明で記述されるディスプレイ装置は、例えば汎用のOSカーネル上に、多様なアプリケーションを自在に追加または削除可能であるので、ユーザやさしい多様な機能を実行することができる。前記ディスプレイ装置は、より具体的にはネットワークTV、HBBTV、スマートTV、LED TV、OLED TV等であってもよく、場合によってスマートフォンにも適用可能である。
【0020】
図1は、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置の構成をブロック図で示したものである。
【0021】
図1を参照すると、ディスプレイ装置100は、放送受信部130、外部装置インターフェース部135、貯蔵部140、ユーザ入力インターフェース部150、制御部170、無線通信部173、ディスプレイ部180、オーディオ出力部185、電源供給部190を含むことができる。
【0022】
放送受信部130は、チューナー131、復調部132およびネットワークインターフェース部133を含むことができる。
【0023】
チューナー131は、チャンネル選局命令に応じて特定放送チャンネルを選局することができる。チューナー131は、選局された特定放送チャンネルに対する放送信号を受信することができる。
【0024】
復調部132は、受信した放送信号をビデオ信号、オーディオ信号、放送プログラムに関連したデータ信号に分離することができ、分離したビデオ信号、オーディオ信号およびデータ信号を出力が可能な形態に復元することができる。
【0025】
外部装置インターフェース部135は、隣接する外部装置内のアプリケーションまたはアプリケーションリストを受信して、制御部170または貯蔵部140に伝達することができる。
【0026】
外部装置インターフェース部135は、ディスプレイ装置100と外部装置の間の連結経路を提供することができる。外部装置インターフェース部135は、ディスプレイ装置100に無線または有線で連結された外部装置から出力された映像、オーディオのうちの1つ以上を受信して、制御部170に伝達することができる。外部装置インターフェース部135は、複数の外部入力端子を含むことができる。複数の外部入力端子は、RGB端子、1つ以上のHDMI(High Definition Multimedia Interface)端子、コンポーネント(Component)端子を含むことができる。
【0027】
外部装置インターフェース部135を通じて入力された外部装置の映像信号は、ディスプレイ部180を通じて出力される。外部装置インターフェース部135を通じて入力された外部装置の音声信号は、オーディオ出力部185を通じて出力される。
【0028】
外部装置インターフェース部135に連結可能な外部装置は、セットトップボックス、ブルーレイプレーヤー、DVDプレーヤー、ゲーム機、サウンドバー、スマートフォン、PC、USBメモリー、ホームシアターのうちいずれか1つであってもよいが、これは例示に過ぎない。
【0029】
ネットワークインターフェース部133は、ディスプレイ装置100をインターネット網を含む有/無線ネットワークと連結するためのインターフェースを提供することができる。ネットワークインターフェース部133は、接続されたネットワークまたは接続されたネットワークにリンクされた他のネットワークを通じて、他のユーザまたは他の電子機器とデータを送信または受信することができる。
【0030】
また、ディスプレイ装置100に予め登録された他のユーザまたは他の電子機器のうち選択されたユーザまたは選択された電子機器に、ディスプレイ装置100に貯蔵された一部のコンテンツデータを送信することができる。
【0031】
ネットワークインターフェース部133は、接続されたネットワークまたは接続されたネットワークにリンクされた他のネットワークを通じて、所定のウェブページに接続することができる。即ち、ネットワークを通じて所定のウェブページに接続して、当該サーバーとデータを送信または受信することができる。
【0032】
そして、ネットワークインターフェース部133は、コンテンツ提供者またはネットワーク運営者が提供するコンテンツまたはデータを受信することができる。即ち、ネットワークインターフェース部133は、ネットワークを通じてコンテンツ提供者またはネットワーク提供者から提供される映画、広告、ゲーム、VOD、放送信号等のコンテンツおよびそれに関連した情報を受信することができる。
【0033】
また、ネットワークインターフェース部133は、ネットワーク運営者が提供するファームウェアのアップデート情報およびアップデートファイルを受信することができ、インターネットまたはコンテンツ提供者またはネットワーク運営者にデータを送信することができる。
【0034】
ネットワークインターフェース部133は、ネットワークを通じて、公衆に公開(open)されたアプリケーションのうち所望のアプリケーションを選択して受信することができる。
【0035】
貯蔵部140は、制御部170内の各信号処理および制御のためのプログラムを貯蔵し、信号処理された映像、音声またはデータ信号を貯蔵することができる。
【0036】
また、貯蔵部140は、外部装置インターフェース部135またはネットワークインターフェース部133から入力される映像、音声またはデータ信号の臨時貯蔵のための機能をすることもでき、チャンネル記憶機能を通じて所定イメージに関する情報を貯蔵することもできる。
【0037】
貯蔵部140は、外部装置インターフェース部135またはネットワークインターフェース部133から入力されるアプリケーションまたはアプリケーションリストを貯蔵することができる。
【0038】
ディスプレイ装置100は、貯蔵部140内に貯蔵されているコンテンツファイル(動画ファイル、静止映像ファイル、音楽ファイル、文書ファイル、アプリケーションファイル等)を再生してユーザに提供することができる。
【0039】
ユーザ入力インターフェース部150は、ユーザが入力した信号を制御部170に伝達したり、制御部170からの信号をユーザに伝達することができる。例えば、ユーザ入力インターフェース部150は、Bluetooth、WB(Ultra Wideband)、ZigBee方式、RF(Radio Frequency)通信方式または赤外線(IR)通信方式等多様な通信方式に応じて、遠隔制御装置200から電源のオン/オフ、チャンネル選択、画面設定等の制御信号を受信して処理したり、制御部170からの制御信号を遠隔制御装置200に送信するように処理することができる。
【0040】
また、ユーザ入力インターフェース部150は、電源キー、チャンネルキー、ボリュームキー、設定値等のローカルキー(図示されない)から入力される制御信号を制御部170に伝達することができる。
【0041】
制御部170で映像処理された映像信号は、ディスプレイ部180に入力され、当該映像信号に対応する映像として表示される。また、制御部170で映像処理された映像信号は、外部装置インターフェース部135を通じて外部出力装置に入力される。
【0042】
制御部170で処理された音声信号は、オーディオ出力部185にオーディオ出力される。また、制御部170で処理された音声信号は、外部装置インターフェース部135を通じて外部出力装置に入力される。
【0043】
また、制御部170は、ディスプレイ装置100内の全般的な動作を制御することができる。
【0044】
また、制御部170は、ユーザ入力インターフェース部150を通じて入力されたユーザ命令または内部プログラムによってディスプレイ装置100を制御することができ、ネットワークに接続してユーザが所望するアプリケーションまたはアプリケーションリストをディスプレイ装置100内にダウンロードできるようにすることができる。
【0045】
制御部170は、ユーザが選択したチャンネル情報等が処理した映像または音声信号と一緒にディスプレイ部180またはオーディオ出力部185を通じて出力されるようにする。
【0046】
また、制御部170は、ユーザ入力インターフェース部150を通じて受信した外部装置映像再生命令に応じて、外部装置インターフェース部135を通じて入力される外部装置、例えばカメラまたはビデオカメラからの映像信号または音声信号がディスプレイ部180またはオーディオ出力部185を通じて出力されるようにする。
【0047】
一方、制御部170は、映像を表示するようにディスプレイ部180を制御することができ、例えばチューナー131を通じて入力される放送映像または外部装置インターフェース部135を通じて入力される外部入力映像またはネットワークインターフェース部を通じて入力される映像または貯蔵部140に貯蔵された映像がディスプレイ部180で表示されるように制御することができる。この場合、ディスプレイ部180に表示される映像は、静止映像または動画であってもよく、2D映像または3D映像であってもよい。
【0048】
また、制御部170は、ディスプレイ装置100内に貯蔵されたコンテンツまたは受信した放送コンテンツ、外部から入力される外部入力コンテンツが再生されるように制御することができ、前記コンテンツは、放送映像、外部入力映像、オーディオファイル、静止映像、接続されたウェブ画面、および文書ファイル等多様な形態を有することができる。
【0049】
無線通信部173は、有線または無線通信を通じて外部機器と通信を行うことができる。無線通信部173は、外部機器と近距離通信(Short range communication)を行うことができる。このために、無線通信部173は、Bluetooth(Bluetooth(商標))、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)、UWB(Ultra Wideband)、ZigBee、NFC(Near Field Communication)、Wi-Fi(Wireless-Fidelity)、Wi-Fi Direct、Wireless USB(Wireless Universal Serial Bus)技術のうち少なくとも1つを利用して、近距離通信を支援することができる。このような、無線通信部173は、近距離無線通信網(Wireless Area Networks)を通じてディスプレイ装置100と無線通信システムの間、ディスプレイ装置100と他のディスプレイ装置100の間またはディスプレイ装置100とディスプレイ装置100(または外部サーバー)が位置したネットワークの間の無線通信を支援することができる。近距離無線通信網は、WPAN(Wireless Personal Area Networks)であってもよい。
【0050】
ここで、他のディスプレイ装置100は、本発明によるディスプレイ装置100とデータを交換可能な(または連動可能な)ウェアラブルデバイス(wearable device)(例えば、スマートウォッチ(smartwatch)、スマートグラス(smart glass)、HMD(head mounted display))、スマートフォンのような移動端末であってもよい。無線通信部173は、ディスプレイ装置100周辺に、通信可能なウェアラブルデバイスを感知(または認識)することができる。さらに、制御部170は、感知されたウェアラブルデバイスが本発明によるディスプレイ装置100と通信するように認証されたデバイスである場合、ディスプレイ装置100で処理されるデータの少なくとも一部を、無線通信部173を通じてウェアラブルデバイスに送信することができる。従って、ウェアラブルデバイスのユーザは、ディスプレイ装置100で処理されるデータを、ウェアラブルデバイスを通じて利用することができる。
【0051】
ディスプレイ部180は、制御部170で処理された映像信号、データ信号、OSD信号または外部装置インターフェース部135で受信される映像信号、データ信号等をそれぞれR、G、B信号に変換して駆動信号を生成することができる。
【0052】
一方、
図1に図示されたディスプレイ装置100は、本発明の一実施例に過ぎず、図示された構成要素のうち一部は、実際具現されるディスプレイ装置100の仕様に応じて統合、追加または省略することができる。
【0053】
即ち、必要に応じて2以上の構成要素が1つの構成要素として統合されたり、或いは1つの構成要素が2以上の構成要素に細分されて構成されてもよい。また、各ブロックでなされる機能は、本発明の実施例を説明するためのものであり、その具体的な動作や装置は本発明の権利範囲を制限するものではない。
【0054】
本発明のさらに別の実施例によれば、ディスプレイ装置100は、
図1に図示されたものとは違って、チューナー131と復調部132を備えず、ネットワークインターフェース部133または外部装置インターフェース部135を通じて映像を受信して再生することもできる。
【0055】
例えば、ディスプレイ装置100は、放送信号または多様なネットワークサービスによるコンテンツを受信するための等のようなセットトップボックス等のような映像処理装置と前記映像処理装置から入力されるコンテンツを再生するコンテンツ再生装置に分離されて具現されてもよい。
【0056】
この場合、以下で説明する本発明の実施例に係るディスプレイ装置の動作方法は、
図1を参照して説明したようなディスプレイ装置100のみならず、前記分離されたセットトップボックス等のような映像処理装置またはディスプレイ部180およびオーディオ出力部185を備えるコンテンツ再生装置のうちいずれか1つによって実行されてもよい。
【0057】
次に、
図2~
図3を参照して、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置に対して説明する。
【0058】
図2は、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置のブロック図であり、
図3は、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置200の実際の構成例を示す。
【0059】
まず、
図2を参照すると、遠隔制御装置200は、指紋認識部210、無線通信部220、ユーザ入力部230、センサ部240、出力部250、電源供給部260、貯蔵部270、制御部280、音声獲得部290を含むことができる。
【0060】
図2を参照すると、無線通信部225は、前述した本発明の実施例に係るディスプレイ装置のうち任意のいずれか1つと信号を送受信する。
【0061】
遠隔制御装置200は、RF通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるRFモジュール221を備え、IR通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるIRモジュール223を備えることができる。また、遠隔制御装置200は、Bluetooth通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるBluetoothモジュール225を備えることができる。また、遠隔制御装置200は、NFC(Near Field Communication)通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるNFCモジュール227を備え、WLAN(Wireless LAN)通信規格に応じてディスプレイ装置100と信号を送受信できるWLANモジュール229を備えることができる。
【0062】
また、遠隔制御装置200は、ディスプレイ装置100に遠隔制御装置200の動き等に関する情報が入った信号を無線通信部220を通じて伝送する。
【0063】
一方、遠隔制御装置200は、ディスプレイ装置100が伝送した信号をRFモジュール221を通じて受信することができ、必要に応じてIRモジュール223を通じてディスプレイ装置100に電源のオン/オフ、チャンネル変更、ボリューム変更等に関する命令を伝送することができる。
【0064】
ユーザ入力部230は、キーパッド、ボタン、タッチパッドまたはタッチスクリーン等から構成されてもよい。ユーザは、ユーザ入力部230を操作して遠隔制御装置200でディスプレイ装置100に関連した命令を入力することができる。ユーザ入力部230がハードキーボタンを備える場合、ユーザは、ハードキーボタンのプッシュ動作を通じて遠隔制御装置200でディスプレイ装置100に関連した命令を入力することができる。これについては、
図3を参照して説明する。
【0065】
図3を参照すると、遠隔制御装置200は、複数のボタンを含むことができる。複数のボタンは、指紋認識ボタン212、電源ボタン231、ホームボタン232、ライブボタン233、外部入力ボタン234、音量調節ボタン235、音声認識ボタン236、チャンネル変更ボタン237、確認ボタン238及び戻るボタン239を含むことができる。
【0066】
指紋認識ボタン212は、ユーザの指紋を認識するためのボタンであってもよい。一実施例として、指紋認識ボタン212は、プッシュ動作が可能であり、プッシュ動作及び指紋認識動作を受信することもできる。電源ボタン231は、ディスプレイ装置100の電源をオン/オフするためのボタンであってもよい。ホームボタン232は、ディスプレイ装置100のホーム画面に移動するためのボタンであってもよい。ライブボタン233は、ライブ放送プログラムをディスプレイするためのボタンであってもよい。外部入力ボタン234は、ディスプレイ装置100に連結された外部入力を受信するためのボタンであってもよい。音量調節ボタン235は、ディスプレイ装置100が出力する音量の大きさを調節するためのボタンであってもよい。音声認識ボタン236は、ユーザの音声を受信し、受信された音声を認識するためのボタンであってもよい。チャンネル変更ボタン237は、特定放送チャンネルの放送信号を受信するためのボタンであってもよい。確認ボタン238は、特定機能を選択するためのボタンであってもよく、戻るボタン239は、前の画面に戻るためのボタンであってもよい。
【0067】
【0068】
ユーザ入力部230がタッチスクリーンを備える場合、ユーザは、タッチスクリーンのソフトキーをタッチして遠隔制御装置200でディスプレイ装置100に関連した命令を入力することができる。また、ユーザ入力部230は、スクロールキーや、ジョグキー等ユーザが操作できる多様な種類の入力手段を備えることができ、本実施例は、本発明の権利範囲を制限するものではない。
【0069】
センサ部240は、ジャイロセンサ241または加速度センサ243を備えることができ、ジャイロセンサ241は、遠隔制御装置200の動きに関する情報をセンシングすることができる。
【0070】
例えば、ジャイロセンサ241は、遠隔制御装置200の動作に関する情報をx、y、z軸を基準としてセンシングすることができ、加速度センサ243は、遠隔制御装置200の移動速度等に関する情報をセンシングすることができる。一方、遠隔制御装置200は、距離測定センサをさらに備えることができ、ディスプレイ装置100のディスプレイ部180との距離をセンシングすることができる。
【0071】
出力部250は、ユーザ入力部235の操作に対応またはディスプレイ装置100から伝送した信号に対応する映像または音声信号を出力することができる。出力部250を通じてユーザは、ユーザ入力部235の操作の有無またはディスプレイ装置100の制御の有無を認知することができる。
【0072】
例えば、出力部250は、ユーザ入力部235が操作されるか無線通信部225を通じてディスプレイ装置100と信号が送受信されると、点灯するLEDモジュール251、振動を発生する振動モジュール253、音響を出力する音響出力モジュール255または映像を出力するディスプレイモジュール257を備えることができる。
【0073】
また、電源供給部260は、遠隔制御装置200に電源を供給し、遠隔制御装置200が所定時間の間動いていない場合、電源供給を中断することで電源の浪費を減らすことができる。電源供給部260は、遠隔制御装置200に備えられた所定のキーが操作された場合に、電源供給を再開することができる。
【0074】
貯蔵部270は、遠隔制御装置200の制御または動作に必要な色様な種類のプログラム、アプリケーションデータ等を貯蔵することができる。もし、遠隔制御装置200がディスプレイ装置100とRFモジュール221を通じて無線で信号を送受信する場合、遠隔制御装置200とディスプレイ装置100は、所定の周波数帯域を通じて信号を送受信する。
【0075】
遠隔制御装置200の制御部280は、遠隔制御装置200とペアリングされたディスプレイ装置100と信号を無線で送受信できる周波数帯域等に関する情報を貯蔵部270に貯蔵して参照することができる。
【0076】
制御部280は、遠隔制御装置200の制御に関連した諸般事項を制御する。制御部280は、ユーザ入力部235の所定のキー操作に対応する信号またはセンサ部240でセンシングした遠隔制御装置200の動きに対応する信号を無線通信部225を通じてディスプレイ装置100に伝送することができる。
【0077】
また、遠隔制御装置200の音声獲得部290は、音声を獲得することができる。
【0078】
音声獲得部290は、少なくとも1つ以上のマイク291を含むことができ、マイク291を通じて音声を獲得することができる。
【0079】
【0080】
図4は、本発明の実施例に応じて遠隔制御装置を活用する例を示す。
【0081】
図4の(a)は、遠隔制御装置200に対応するポインタ205がディスプレイ部180に表示されることを例示する。
【0082】
ユーザは、遠隔制御装置200を上下、左右に動いたり回転することができる。ディスプレイ装置100のディスプレイ部180に表示されたポインタ205は、遠隔制御装置200の動きに対応する。このような遠隔制御装置200は、図面のように、3D空間上の動きに応じて当該ポインタ205が移動して表示されるので、空間リモコンと命名することができる。
【0083】
図4の(b)は、ユーザが遠隔制御装置200を左に移動すると、ディスプレイ装置100のディスプレイ部180に表示されたポインタ205もこれに対し対応して左に移動することを例示する。
【0084】
遠隔制御装置200のセンサを通じて感知された遠隔制御装置200の動きに関する情報は、ディスプレイ装置100に伝送される。ディスプレイ装置100は、遠隔制御装置200の動きに関する情報からポインタ205の座標を算出することができる。ディスプレイ装置100は、算出した座標に対応するようにポインタ205を表示することができる。
【0085】
図4の(c)は、遠隔制御装置200内の特定ボタンを押した状態で、ユーザが遠隔制御装置200をディスプレイ部180から離れるように移動する場合を例示する。これにより、ポインタ205に対応するディスプレイ部180内の選択領域がズームインされて拡大表示される。
【0086】
逆に、ユーザが遠隔制御装置200をディスプレイ部180に近づくように移動する場合、ポインタ205に対応するディスプレイ部180内の選択領域がズームアウトされて縮小表示される。
【0087】
一方、遠隔制御装置200がディスプレイ部180から離れる場合、選択領域がズームアウトされ、遠隔制御装置200がディスプレイ部180に近づく場合、選択領域がズームインされる。
【0088】
また、遠隔制御装置200内の特定ボタンを押した状態では、上下左右の移動の認識が排除される。即ち、遠隔制御装置200がディスプレイ部180から離れるか接近するように移動する場合、上下左右の移動は認識されず、前後の移動のみが認識されるようにすることができる。遠隔制御装置200内の特定ボタンを押していない状態では、遠隔制御装置200の上下左右の移動に応じてポインタ205のみが移動することになる。
【0089】
一方、ポインタ205の移動速度や移動方向は、遠隔制御装置200の移動速度や移動方向に対応することができる。
【0090】
一方、本明細書におけるポインタは、遠隔制御装置200の動作に対応して、ディスプレイ部180に表示されるオブジェクトを意味する。従って、ポインタ205で図面に図示された矢印形状以外に多様な形状のオブジェクトが可能である。例えば、点、カーソル、プロンプト、厚い枠線等を含む概念ある。そして、ポインタ205がディスプレイ部180上の横軸と縦軸のうちいずれか1つの地点(point)に対応して表示されるものは勿論、ライン(line)、面(surface)等複数地点に対応して表示されることも可能である。
【0091】
図5は、本開示の一実施例に係るネットワーク連動カメラシステムの構成を説明する図面である。
【0092】
ネットワーク連動カメラシステム5は、カメラ機器500、ディスプレイ装置100およびApp Storeサーバー50を含むことができる。
【0093】
カメラ機器500は、ディスプレイ装置100とHDMI CEC(High Definition Multimedia Interface Consumer Electronics Control)規格を通じて基本制御データを交換することができる。
【0094】
基本制御データは、カメラ機器500とディスプレイ装置100の間のネットワーク設定値を含むことができる。ネットワークは、Wi-Fiネットワークであってもよい。
【0095】
ネットワーク設定値は、サービスセット識別子(Service Set Identifier、SSID)、パスワード(Password)を含むことができる。
【0096】
カメラ機器500は、ディスプレイ装置100とWi-Fi規格を通じて連動データを交換することができる。
【0097】
連動データは、カメラサービス提供のためのSDK(Software Development Kit(ソフトウェア開発キット))を含むことができる。
【0098】
ディスプレイ装置100は、App Storeサーバー50からカメラサービスリストを受信することができる。カメラサービスリストは、ディスプレイ装置100と連結されたカメラ機器500が提供できるカメラサービス項目を含むことができる。カメラサービス項目のそれぞれは、カメラサービスAppであってもよい。
【0099】
図6は、本開示の一実施例に係るカメラ機器の構成を説明するためのブロック図である。
【0100】
図6を参照すると、カメラ機器500は、無線通信インターフェース510、有線通信インターフェース520、メモリー530、イメージセンサ540、オーディオプロセッサ550およびプロセッサ590を含むことができる。
【0101】
無線通信インターフェース510は、App Storeサーバー50およびディスプレイ装置100と無線通信を行うことができる。
【0102】
無線通信インターフェース510は、Wi-Fiモジュールを含むことができる。
【0103】
有線通信インターフェース520は、ディスプレイ装置100の外部装置インターフェース部135と連結される。
【0104】
有線通信インターフェース520は、HDMI出力端子を含むことができる。有線通信インターフェース520は、HDMI-CECを通じてディスプレイ装置100に情報を伝達することができ、逆に、ディスプレイ装置100から情報を受信することができる。
【0105】
メモリー530は、カメラサービスのAppの設置に必要なプログラムデータ、映像データ、オーディオデータを貯蔵していてもよい。
【0106】
イメージセンサ540は、被写体の情報を読み込んで電気的映像信号に変換することができる。変換された映像信号は、有線通信インターフェース520を通じてディスプレイ装置100に伝送される。
【0107】
オーディオプロセッサ550は、マイクロフォン(図示されない)を通じて獲得したオーディオを処理してディスプレイ装置100に伝送することができる。
【0108】
プロセッサ590は、カメラ機器500の全般的な動作を制御することができる。
【0109】
プロセッサ590は、App Storeサーバー50からカメラサービスAppの設置に必要なプログラムデータを受信し、受信したプログラムデータに基づいてカメラサービスAppを設置することができる。
【0110】
図7は、本開示の一実施例に係るネットワーク連動カメラシステムの動作方法を説明するためのラダーダイヤグラムである。
【0111】
図7において、カメラ機器500とディスプレイ装置100は、HDMI-CEC規格を通じて有線連結された後、無線ネットワークで接続されている状態であることを仮定する。
【0112】
無線ネットワーク連結は、Wi-Fiネットワーク連結であってもよい。
【0113】
カメラ機器500は、ディスプレイ装置100の上端に装着されてもよいが、配置位置は例示に過ぎない。
【0114】
図7を参照すると、ディスプレイ装置100の制御部170は、ネットワークインターフェース部133を通じてApp Storeサーバー50からカメラサービスリストを受信する(S701)。
【0115】
ネットワークインターフェース部133は、Wi-Fiモジュールを含むことができる。制御部170は、ディスプレイ装置100とカメラ機器500が連結された場合、カメラ機器500が提供可能なカメラサービスリストを受信することができる。
【0116】
カメラサービスリストは、複数のカメラサービスAppのそれぞれに相応する複数のカメラサービス項目を含むことができる。
【0117】
カメラサービスAppは、ホームトレーニングApp、画像通話App、写真/動画撮影Appを含むことができる。
【0118】
カメラサービスリストは、以前ディスプレイ装置100で実行されていたカメラサービスAppに相応する項目を含むことができる。
【0119】
さらに別の実施例において、制御部170は、カメラ機器500と連結されることで、カメラ機器500からカメラサービスリストを受信することもできる。
【0120】
カメラサービスリストは、新規サービス項目をさらに含むことができる。新規サービス項目は、カメラ機器500を通じて新たに提供されるカメラサービス項目であってもよい。
【0121】
ディスプレイ装置100の制御部170は、複数のカメラサービス項目を含むカメラサービスリストをディスプレイ部180上に表示する(S703)。
【0122】
ディスプレイ装置100の制御部170は、複数のカメラサービス項目のうち新規サービス項目が選択されたのかを判断する(S705)。
【0123】
ディスプレイ装置100の制御部170は、新規サービス項目が選択された場合、新規サービス項目に相応する新規カメラサービスAppをカメラ機器500にダウンロードするようにする要請をApp Storeサーバー50に伝送する(S707)。
【0124】
即ち、制御部170は、ネットワークインターフェース部133を通じて新規カメラサービスAppをカメラ機器500に設置するようにする要請をApp Storeサーバー50に伝送することができる。
【0125】
App Storeサーバー50は、ディスプレイ装置100から受信した要請に応答して新規カメラサービスAppの設置に必要なプログラムデータをカメラ機器500に伝送する(S709)。
【0126】
カメラ機器500のプロセッサ590は、App Storeサーバー50から受信したプログラムデータに基づいて新規カメラサービスAppを設置する(S711)。
【0127】
カメラ機器500は、App Storeサーバー50から新規カメラサービスAppの設置のためのプログラムデータをダウンロードし、プログラムデータに基づいて、新規カメラAppを設置することができる。
【0128】
一方、ディスプレイ装置100の制御部170は、既存のカメラサービスAppの実行要請を受信した場合、実行要請をカメラ50に伝送する(S713)。
【0129】
カメラサービスAppの実行要請は、外部入力を転換するための要請であってもよい。
【0130】
即ち、制御部170は、Live TVまたはセットトップボックスから受信した映像、HDMIを通じて連結された外部機器から受信した映像の表示中、カメラサービスAppの実行要請に応じて外部入力をカメラ機器500へと転換することができる。
【0131】
カメラ機器500のプロセッサ590は、受信した実行要請に応じて既存のカメラサービスAppを実行し(S715)、カメラサービスAppの実行により映像信号を有線通信インターフェース520を通じてディスプレイ装置100に伝送する(S717)。
【0132】
有線通信インターフェース520は、ディスプレイ装置100の外部装置インターフェース部135とHDMIケーブルを通じて連結されてもよい。
【0133】
映像信号は、カメラ機器500のイメージセンサ540によってキャプチャされた信号であってもよい。
【0134】
ディスプレイ装置100の制御部170は、カメラ機器500から受信した映像信号に基づいた映像をディスプレイ部180を通じて表示する(S719)。
【0135】
図8は、本開示の一実施例によりカメラ機器とディスプレイ装置の間の連動過程を説明する図面である。
【0136】
図8を参照すると、カメラ機器500とディスプレイ装置100は、HDMIケーブルを通じて連結され、カメラ機器500は、HDMIケーブルを通じて映像およびオーディオをディスプレイ装置100に伝送することができる。
【0137】
カメラ機器500とディスプレイ装置100のそれぞれは、ネットワークモジュールを通じてデータ通信を行うことができる。ネットワークモジュールは、Wi-Fiモジュールであってもよい。
【0138】
カメラ機器500およびディスプレイ装置100のそれぞれは、ルーター800を通じてApp Storeサーバー50と連結されてもよい。
【0139】
カメラ機器500のOSはA OSであり、ディスプレイ装置100のOSはB OSとして、相互異なってもよい。
【0140】
ディスプレイ装置100は、HDMI-CEC規格を通じてカメラ機器500の基本制御を行うことができる。ディスプレイ装置100は、HDMI-CEC規格を通じてカメラ機器500の識別情報を受信し、受信した識別情報に基づいてカメラ機器500を認識することができる。
【0141】
ディスプレイ装置100は、HDMI-CEC規格を通じて自身と無線連結されたルーターのネットワーク設定データをカメラ機器500に伝送することができる。ネットワーク設定データは、SSID、パスワードを含むことができる。カメラ機器500は、ネットワーク設定データを利用してルーターに接近し、これにより、ディスプレイ装置100と無線通信を行うことができる。
【0142】
ディスプレイ装置100は、カメラサービスAppの実行により外部入力をカメラ機器500へと転換することができる。
【0143】
ディスプレイ装置100は、遠隔制御装置200から受信した4方向キー制御命令をHDMI-CEC規格を通じてカメラ機器500に伝送することができる。
【0144】
ディスプレイ装置100とカメラ機器500は、Wi-Fi規格を通じて連動データを交換することができる。
【0145】
例えば、ディスプレイ装置100は、Wi-Fiモジュールを通じて遠隔制御装置200の動きに応じて制御されるポインタの座標をカメラ機器500に伝送することができる。
【0146】
カメラ機器500は、カメラ機器500に設置されたカメラサービスApp、ストレージ余裕空間、Appのダウンロード進行状況に対する情報、新しいカメラサービスAppの設置に対する情報をWi-Fiモジュールを通じてディスプレイ装置100に伝送することができる。
【0147】
カメラ機器500は、カメラサービスAppの実行時に発生するイベントをWi-Fiモジュールを通じてディスプレイ装置100に伝送することができる。例えば、カメラサービスAppが画像通話Appである場合、画像通話信号がイベントとなる。
【0148】
このように、データ容量が小さい連動データは、Wi-Fiモジュールを通じて交換され、映像データのようにデータ容量が大きいデータは、HDMIを通じてディスプレイ装置100に伝達される。
【0149】
これにより、データの交換がはやく、且つ効率的に行われる。
【0150】
図9は、本開示の一実施例によりカメラサービスリストを提供し、カメラ機器へと外部入力を転換する例を説明する図面である。
【0151】
ディスプレイ装置100は、複数のカメラサービス項目911~915を含むカメラサービスリスト910を含むことができる。
【0152】
各項目は、アイコンの形態を有することができるが、これは例示に過ぎない。
【0153】
ディスプレイ装置100は、カメラ機器500が連結される時、カメラサービスリスト910を表示することができる。
【0154】
複数のカメラサービス項目911~915のそれぞれは、カメラサービスAppに対応することができる。
【0155】
第1カメラサービス項目911はホームトレーニングApp、第2カメラサービス項目912は画像通話App、第3カメラサービス項目913は画像会議App、第4カメラサービス項目914は写真/動画撮影App、第5カメラサービス項目915は新規サービスAppの設置のための項目であってもよい。
【0156】
第1~第4カメラサービス項目911~914は、以前カメラ機器500と連動されてディスプレイ装置100を通じて提供された項目であってもよい。
【0157】
ディスプレイ装置100は、第1カメラサービス項目911を選択する命令を受信した場合、カメラ機器500へと外部入力を転換することができる。ディスプレイ装置100は、カメラ機器500からHDMIケーブルを通じて受信した映像信号に基づいて映像930を表示することができる。
【0158】
映像930は、ホームトレーニングAppの実行画面であってもよく、カメラ機器500がキャプチャした撮影映像を含むことができる。
【0159】
ディスプレイ装置100は、遠隔制御装置200から受信した命令に応じてホームトレーニングAppを制御することができる。
【0160】
ディスプレイ装置100は、カメラ機器500の外部入力を終了する命令に応じてカメラサービスリスト910の提供前に表示中のコンテンツ映像950を表示することができる。
【0161】
このように、本開示の実施例によれば、ディスプレイ装置100にカメラサービスAppを設置する必要なく、ユーザはカメラと連動されたサービスを受けることができる。
【0162】
これにより、ディスプレイ装置100のプラットホーム変更が不必要であり、App設置による貯蔵空間上の制約から脱することができる効果がある。
【0163】
また、ディスプレイ装置100とカメラ機器500の間の双方向コミュニケーションを通じて既存とは異なる差別化されたカメラサービスを提供することができる。
【0164】
図10は、本開示の実施例によりカメラサービスリストから新規サービス項目が選択された場合、新規サービスを追加する例を説明する図面である。
【0165】
ディスプレイ装置100は、
図9において新規サービス項目915を選択する命令を受信した場合、
図10に図示されたように、新規サービスに対する情報を提供する新規サービス画面1000を表示することができる。
【0166】
新規サービス画面1000は、新規カメラサービスAppに対する説明情報および設置項目1010を含むことができる。設置項目1010は、新規カメラサービスAppをカメラ機器500に設置するための項目であってもよい。
【0167】
新規カメラサービスAppは、AR(拡張現実)Appであることを仮定する。
【0168】
ディスプレイ装置100は、設置項目1010を選択する命令を受信した場合、App Storeサーバー50にカメラ機器500にAR Appを設置する命令を伝送することができる。
【0169】
ディスプレイ装置100は、遠隔制御装置200から設置項目1010を選択する命令を受信することができる。
【0170】
App Storeサーバー50は、受信した設置命令に応じてカメラ機器500にAR Appの設置に必要なプログラムデータを伝送することができる。
【0171】
カメラ機器500は、受信したプログラムデータに基づいてAR Appを設置することができる。AR Appがカメラ機器500に設置された場合、カメラ機器500は、AR Appの設置が完了したという知らせを有線通信インターフェース520を通じてディスプレイ装置100に伝送することができる。
【0172】
ディスプレイ装置100は、カメラ機器500またはApp Storeサーバー50からAR Appの設置完了知らせを受信し、AR Appに相応するAR項目1030をカメラサービスリスト910上に表示することができる。
【0173】
ディスプレイ装置100は、AR項目1030が選択された場合、カメラ機器500にAR Appの実行命令を伝送し、カメラ機器500から受信した映像信号に基づいてAR App実行画面1050を表示することができる。
【0174】
このように、本開示の実施例によれば、ユーザは、ディスプレイ装置100に新規カメラサービスのためのAppの設置なしに新規カメラサービスを受けることができる。これにより、新規カメラサービスがリリースされる度にディスプレイ装置100にAppを設置する負担が減り、ディスプレイ装置100のアップグレードが不必要である。
【0175】
図11は、従来技術によりディスプレイ装置と外部機器の間に無線ネットワーク通信を通じて連結される過程を説明する図面であり、
図12は、本開示の実施例によりディスプレイ装置とカメラ機器の間の連結過程を説明する図面である。
【0176】
図11を参照すると、ディスプレイ装置100と外部機器1100の間の無線ネットワーク通信のためには、大別して検索過程および連結過程が必要である。
【0177】
検索過程は、ディスプレイ装置100が外部機器1100を検索する過程であり、notification伝送過程、ペアリング過程(外部機器登録過程)を含むことができる。
【0178】
連結過程は、ネットワークセットアップ過程、ディスプレイ装置100に画面伝送過程を含むことができる。
【0179】
連結過程では、必ずユーザの動作が必要である。
【0180】
例えば、Wi-Fiダイレクトを通じた連結の場合、Soft APモードへの進入を必要とするが、このために機器リストを提供し、ユーザの選択を通じて連結過程が行われる。
【0181】
また、BLEを通じた連結の場合、機器登録が必要であるが、このために機器リストを提供し、ユーザの選択を通じて連結過程が行われる。
【0182】
NFCを通じた連結の場合、NFCタグを手動で接触しないと連結過程が行われない。
【0183】
QRコードを通じた連結の場合、QRコードの提供およびユーザがカメラを通じてQRコードを撮影して連結する過程が必要である。
【0184】
このように、ディスプレイ装置100と外部機器1100の間の連結のためには、ユーザの入力動作が必ず必要となる不便が存在する。
【0185】
図12を参照すると、ディスプレイ装置100とカメラ機器500は連結が解除された状態にある。
【0186】
ディスプレイ装置100の外部装置インターフェース部135とカメラ機器500の有線通信インターフェース520がHDMIケーブルを通じて連結された場合、ディスプレイ装置100は、カメラ機器と連結されたことを示すポップアップウィンドウ1200を表示することができる。
【0187】
ポップアップウィンドウ1200の表示後、
図7のステップS701が順次実行される。
【0188】
ディスプレイ装置100とカメラ機器500がHDMI-CECを通じて連結された場合、ディスプレイ装置100は、ネットワーク設定値をカメラ機器500に伝送することができる。
【0189】
ネットワーク設定値(またはネットワーク設定データ)は、Wi-Fiネットワーク(またはルーター)に接続のためのSSID、パスワードを含むことができる。
【0190】
SSIDの大きさは最大32Byteであり、パスワードの大きさは最大64Byteであってもよい。
【0191】
カメラ機器500は、SSIDおよびパスワードを利用してWi-Fiネットワークに接続することができ、これにより、ディスプレイ装置100と無線ネットワークを形成することができる。
【0192】
このように、本開示の実施例によれば、ディスプレイ装置100は、カメラ機器500の連結時に連結案内ポップアップを提供し、ネットワーク設定を自動化して、追加的なネットワーク設定動作が最小化される。
【0193】
即ち、ユーザは、別途のディスプレイ装置100とカメラ機器500の間のネットワーク設定のための追加的な動作を行う必要がないので、便宜性が向上する。
【0194】
図13は、本開示の一実施例に係るHDMI-CECを通じてカメラ機器に伝送されるネットワーク設定データの伝達方法を説明する図面であり、
図14は、本開示の実施例に係るネットワーク設定データのフォーマットを説明する図面である。
【0195】
ディスプレイ装置100とカメラ機器500は、HDMI-CECを通じた連結時、相互のvendor情報(メーカー情報)を共有することができる。
【0196】
ディスプレイ装置100は、カメラ機器500とHDMI-CECを通じた連結時、カメラ機器500に伝送するvendor specific commandにネットワーク設定データを含ませてカメラ機器500に伝送することができる。
【0197】
HDMI-CECプロトコルのvendor specific commandで使用できるuser dataの大きさは13Byteである。SSIDおよびPasswordの最大合算大きさは96Byteであるので、ネットワーク設定データは最小8回ほど分けてカメラ機器500に伝達される。
【0198】
図14を参照すると、ネットワーク設定データのフォーマットが図示されている。
【0199】
ネットワーク設定データ1400は、ルーター情報(AP info)と命名することができる。
【0200】
ネットワーク設定データ1400は、SSID、Password、security type、Is Hiddenの組合わせで構成されてもよい。
【0201】
security typeは、セキュリティタイプを示し、Is Hiddenは、ネットワーク設定データを隠すのかどうかを示すことができる。
【0202】
本発明の一実施例によれば、前述した方法は、プログラムが記録された媒体にプロセッサが読み込むことができるコードとして具現することができる。プロセッサが読み込むことができる媒体としては、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ貯蔵装置等がある。
【0203】
上記のように説明されたディスプレイ装置は、前記説明された実施例の構成と方法が限定されて適用されものではなく、前記実施例は、多様な変形ができるように各実施例の全部または一部が選択的に組合せられて構成されてもよい。