(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023068807
(43)【公開日】2023-05-18
(54)【発明の名称】ユーザ支援装置、ユーザ支援プログラム及びユーザ支援方法
(51)【国際特許分類】
H04L 12/28 20060101AFI20230511BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20230511BHJP
【FI】
H04L12/28 500E
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021180155
(22)【出願日】2021-11-04
(71)【出願人】
【識別番号】303046244
【氏名又は名称】旭化成ホームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100165179
【弁理士】
【氏名又は名称】田▲崎▼ 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100189337
【弁理士】
【氏名又は名称】宮本 龍
(72)【発明者】
【氏名】井村 理恵
(72)【発明者】
【氏名】丹谷 充邦
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC12
(57)【要約】
【課題】ユーザを手厚く支援すること。
【解決手段】ユーザ支援装置は、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータと、前記ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データと、前記ユーザの意向を示す意向データとを取得するデータ取得部と、前記ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データを前記ユーザデータと、前記環境データと、前記意向データとに基づいて生成して出力するユーザ支援部と、を備える。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータと、前記ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データと、前記ユーザの意向を示す意向データとを取得するデータ取得部と、
前記ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データを前記ユーザデータと、前記環境データと、前記意向データとに基づいて生成して出力するユーザ支援部と、
を備えるユーザ支援装置。
【請求項2】
前記データ取得部は、前記ユーザが自身の意思で決定不可能な事項に関する情報を示す第一ユーザデータと、前記ユーザが自身の意思で決定可能な事項に関する情報を示す第二ユーザデータとの少なくとも一方を前記ユーザデータとして取得する、
請求項1に記載のユーザ支援装置。
【請求項3】
前記ユーザ支援部は、前記ユーザの周囲の環境に影響を与える機器及び設備の少なくとも一つの制御に使用される前記ユーザ支援データを生成する、
請求項1又は請求項2に記載のユーザ支援装置。
【請求項4】
前記ユーザ支援部は、前記ユーザ自身と、前記ユーザの周囲の環境との少なくとも一方の過去、現在及び未来の少なくとも一つに関する情報を示す前記ユーザ支援データを生成する、
請求項1から請求項3の少なくとも一つに記載のユーザ支援装置。
【請求項5】
前記ユーザ支援部は、前記ユーザに提案する内容を示す前記ユーザ支援データを生成する、
請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のユーザ支援装置。
【請求項6】
前記ユーザ支援部は、前記ユーザに提案する内容に関連する役務を示す前記ユーザ支援データを生成する、
請求項5に記載のユーザ支援装置。
【請求項7】
ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータと、前記ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データと、前記ユーザの意向を示す意向データとを取得するデータ取得機能と、
前記ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データを前記ユーザデータと、前記環境データと、前記意向データとに基づいて生成して出力するユーザ支援機能と、
をコンピュータに実現させるユーザ支援プログラム。
【請求項8】
ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータと、前記ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データと、前記ユーザの意向を示す意向データとを取得し、
前記ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データを前記ユーザデータと、前記環境データと、前記意向データとに基づいて生成して出力する、
ユーザ支援方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザ支援装置、ユーザ支援プログラム及びユーザ支援方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)の普及が進展しており、モノのインターネットを活用する目的として、例えば、ユーザの健康の増進が挙げられる。このような目的を達成する技術として、例えば、特許文献1に開示されている健康記録管理装置が挙げられる。この健康記録管理装置は、継続的に測定した体表温度検出データおよび外気温度検出データを、通信手段を用いて複数月または複数年に亘って処理装置に蓄積して分析する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【0004】
しかしながら、上述した健康記録管理装置は、体表温度検出データおよび外気温度検出データを蓄積して分析するまでに留まっており、ユーザを手厚く支援し得ないことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ユーザを手厚く支援することができるユーザ支援装置、ユーザ支援プログラム及びユーザ支援方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータと、前記ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データと、前記ユーザの意向を示す意向データとを取得するデータ取得部と、前記ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データを前記ユーザデータと、前記環境データと、前記意向データとに基づいて生成して出力するユーザ支援部と、を備えるユーザ支援装置である。
【0007】
また、上述したユーザ支援装置において、前記データ取得部が、前記ユーザが自身の意思で決定不可能な事項に関する情報を示す第一ユーザデータと、前記ユーザが自身の意思で決定可能な事項に関する情報を示す第二ユーザデータとの少なくとも一方を前記ユーザデータとして取得してもよい。
【0008】
また、上述したユーザ支援装置において、前記ユーザ支援部が、前記ユーザの周囲の環境に影響を与える機器及び設備の少なくとも一つの制御に使用される前記ユーザ支援データを生成してもよい。
【0009】
また、上述したユーザ支援装置において、前記ユーザ支援部が、前記ユーザ自身と、前記ユーザの周囲の環境との少なくとも一方の過去、現在及び未来の少なくとも一つに関する情報を示す前記ユーザ支援データを生成してもよい。
【0010】
また、上述したユーザ支援装置において、前記ユーザ支援部が、前記ユーザに提案する内容を示す前記ユーザ支援データを生成してもよい。
【0011】
また、上述したユーザ支援装置において、前記ユーザ支援部が、前記ユーザに提案する内容に関連する役務を示す前記ユーザ支援データを生成してもよい。
【0012】
本発明の一態様は、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータと、前記ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データと、前記ユーザの意向を示す意向データとを取得するデータ取得機能と、前記ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データを前記ユーザデータと、前記環境データと、前記意向データとに基づいて生成して出力するユーザ支援機能と、をコンピュータに実現させるユーザ支援プログラムである。
【0013】
本発明の一態様は、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータと、前記ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データと、前記ユーザの意向を示す意向データとを取得し、前記ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データを前記ユーザデータと、前記環境データと、前記意向データとに基づいて生成して出力する、ユーザ支援方法である。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ユーザを手厚く支援することができるユーザ支援装置、ユーザ支援プログラム及びユーザ支援方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の実施形態に係るユーザ支援システムの一例を示す図である。
【
図2】本発明の実施形態に係るユーザ支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図3】本発明の実施形態に係るユーザ支援装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
【
図4】本発明の実施形態に係るユーザ支援装置により実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
[実施形態]
図1から
図4を参照しながら実施形態に係るユーザ支援装置、ユーザ支援プログラム及びユーザ支援方法について説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施形態に係るユーザ支援システムの一例を示す図である。
図1は、ユーザ支援装置10と、ウェアラブル機器21-1、…及びウェアラブル機器21-n(n:1以上の自然数)と、非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-m(m:1以上の自然数)と、端末23と、空調機器31と、空気清浄機32と、換気設備33と、照明34と、アロマディフューザー35と、音響機器36と、映像機器37と、電動窓掛38とを示している。
【0018】
図1に示すように、ユーザ支援装置10は、ウェアラブル機器21-1、…及びウェアラブル機器21-n、非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-m、端末23、空調機器31、空気清浄機32、換気設備33、照明34、アロマディフューザー35、音響機器36、映像機器37と通信可能な態様で接続されている。ユーザ支援装置10は、これらの機器、装置等と直接接続されていてもよいし、これらの機器、装置等とイントラネット、LAN(Local Area Network)等を介して接続されていてもよい。
【0019】
ユーザ支援装置10は、建物を利用するユーザの生活等を支援する目的で使用され、例えば、コンピュータ、サーバにより実現される。ここで言う建物は、例えば、戸建て住宅、集合住宅、オフィスビルである。また、ここで言う建物を利用するユーザは、例えば、建物が戸建て住宅又は集合住宅である場合、当該建物で生活している者であり、建物がオフィスビルである場合、当該建物に入居している企業等で勤務している者である。なお、ユーザ支援装置10は、当該建物に設置されていてもよいし、当該建物の敷地の中に設置されていてもよいし、当該建物の敷地の外に設置されていてもよい。
【0020】
ウェアラブル機器21-1、…及びウェアラブル機器21-nは、建物を利用するユーザに装着可能な機器であり、腕時計型、メガネ型、ブレスレット型、アクセサリー型、衣服型等、種々の形態をとり得る。
【0021】
ウェアラブル機器21-1、…及びウェアラブル機器21-nは、ユーザが自身の意思で決定不可能な事項に関する情報を収集し、これらの情報を示す第一ユーザデータをユーザ支援装置10に送信してもよい。ここで言うユーザが自身の意思で決定不可能な事項は、例えば、ユーザの心拍数、呼吸数、血圧、電気皮膚反応、体温、皮膚温、体組成に関する量、エネルギー消費量、ストレス状態、入眠時間、レム睡眠の時間帯及び長さの少なくとも一方、ノンレムの時間帯及び長さの少なくとも一方である。体組成に関する量は、例えば、体重、ボディマス指数(BMI:Body Mass Index)、体脂肪率、筋肉量である。なお、第一ユーザデータは、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータの一種である。
【0022】
また、ウェアラブル機器21-1、…及びウェアラブル機器21-nは、ユーザが自身の意思で決定可能な事項に関する情報を収集し、これらの情報を示す第二ユーザデータをユーザ支援装置10に送信してもよい。ここで言うユーザが自身の意思で決定可能な事項は、例えば、歩数、運動する時間帯及び長さの少なくとも一方、運動の種類、起床時間である。なお、第二ユーザデータは、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータの一種である。
【0023】
非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-mは、主にユーザが利用する建物又は当該建物の敷地の中で使用される機器である。非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-mは、建物又は当該建物の敷地に固定されていてもよいし、建物及び当該建物の敷地の少なくとも一方において移動可能であってもよい。非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-mは、例えば、環境センサ、体組成計、人感センサ、カメラ、スマートミラーである。
【0024】
また、環境センサは、温度、湿度、風向、日射量、紫外線量等のうちの少なくとも一つ以上の物理量を計測可能なセンサである。また、スマートミラーは、ユーザの動きを検出し、ユーザの動きを表示する装置である。スマートミラーは、ユーザの動きを示すデータを記録してもよいし、外部から収集した天気予報、ユーザのスケジュール等をユーザの動きと同時に表示してもよい。例えば、スマートミラーは、ユーザがオンラインフィットネスを実施する際におけるインストラクターの動き、ユーザ自身の動き等を表示する。また、例えば、スマートミラーは、ユーザが実施した運動の内容、当該内容の分類、時間等を検出して記録してもよいし、ユーザの動き、ユーザのスケジュール、天気予報等を表示してもよい。
【0025】
非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-mは、建物を利用しているユーザの周囲の環境に関する情報を収集し、これらの情報を示す環境データをユーザ支援装置10に送信してもよい。ここで言う環境に関する情報は、例えば、温度、湿度、照度、気圧、高度、ユーザの現在位置を示す緯度及び経度、不快指数、二酸化炭素の濃度、UV(Ultraviolet)インデックスである。
【0026】
また、非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-mは、ユーザが自身の意思で決定不可能な事項に関する情報を収集し、これらの情報を示す第一ユーザデータをユーザ支援装置10に送信してもよい。ここで言うユーザが自身の意思で決定不可能な事項は、例えば、ユーザの心拍数、体温、皮膚温、体組成に関する量、エネルギー消費量、ストレス状態である。体組成に関する量は、例えば、体重、ボディマス指数、体脂肪率、筋肉量である。なお、第一ユーザデータは、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータの一種である。
【0027】
また、非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-mは、ユーザが自身の意思で決定可能な事項に関する情報を収集し、これらの情報を示す第二ユーザデータをユーザ支援装置10に送信してもよい。ここで言うユーザが自身の意思で決定可能な事項は、例えば、歩数、運動する時間帯及び長さの少なくとも一方、運動の内容、運動の分類、運動の種類、起床時間である。なお、第二ユーザデータは、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータの一種である。
【0028】
端末23は、例えば、建物を利用するユーザにより使用されるスマートフォン、タブレット、コンピュータである。端末23は、当該ユーザの意向に関する情報を問合せるアプリケーションがインストールされていてもよいし、当該ユーザの意向に関する情報を入力するウェブサイトにアクセス可能なように設定されていてもよい。端末23は、ユーザの意向に関する情報を示すデータを収集し、これらの情報を示す意向データをユーザ支援装置10に送信してもよい。
【0029】
空調機器31は、ユーザにより利用される建物の内部の温度、湿度等を調整する機器である。空調機器31は、例えば、ユーザにより利用される建物が住宅である場合、リビング、寝室、書斎等に設置される。また、空調機器31は、例えば、ユーザにより利用される建物がオフィスビルである場合、執務室、会議室等に設置される。
【0030】
空気清浄機32は、ユーザにより利用される建物の内部の空気中の塵埃、花粉等を除去する機器である。空気清浄機32は、例えば、ユーザにより利用される建物が住宅である場合、リビング、寝室、書斎等に設置される。また、空気清浄機32は、例えば、ユーザにより利用される建物がオフィスビルである場合、執務室、会議室等に設置される。
【0031】
換気設備33は、ユーザにより利用される建物の内部の空気を当該建物の外部に排出したり、ユーザにより利用される建物の内部の空気と外部の空気とを入れ替えたりする機器である。換気設備33は、例えば、ユーザにより利用される建物が住宅である場合、リビング、寝室、書斎、キッチン、浴室、トイレ等に設置される。また、換気設備33は、例えば、ユーザにより利用される建物がオフィスビルである場合、執務室、会議室、給湯室、トイレ等に設置される。
【0032】
照明34は、ユーザにより利用される建物の内部及び当該建物の敷地内を照らして明るくする機器である。照明34は、例えば、ユーザにより利用される建物が住宅である場合、リビング、寝室、書斎、キッチン、浴室、トイレ、廊下、玄関等に設置される。また、照明34は、例えば、ユーザにより利用される建物がオフィスビルである場合、執務室、会議室、給湯室、トイレ、廊下等に設置される。
【0033】
アロマディフューザー35は、アロマの香りを主に建物の内部に広げる機器である。アロマディフューザー35は、例えば、ユーザにより利用される建物が住宅である場合、リビング、寝室、書斎、玄関等に設置される。また、例えば、ユーザにより利用される建物がオフィスビルである場合、執務室、会議室等に設置される。
【0034】
音響機器36は、音楽を再生したり、映画等の音声を出力したりする機器である。音響機器36は、例えば、ユーザにより利用される建物が住宅である場合、リビング、寝室、書斎等に設置される。また、音響機器36は、例えば、ユーザにより利用される建物がオフィスビルである場合、会議室等に設置される。
【0035】
映像機器37は、映像を出力する機器である。映像機器37は、例えば、ユーザにより利用される建物が住宅である場合、リビング、寝室、書斎等に設置される。また、映像機器37は、例えば、ユーザにより利用される建物がオフィスビルである場合、会議室等に設置される。
【0036】
電動窓掛38は、自動的に開閉可能なカーテン、ブラインド等であり、ユーザにより利用される建物の窓に設置される。
【0037】
空調機器31、空気清浄機32、換気設備33、照明34、アロマディフューザー35、音響機器36、映像機器37及び電動窓掛38の少なくとも一つは、モノのインターネットに対応可能であってもよい。
【0038】
図2は、本発明の実施形態に係るユーザ支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、ユーザ支援装置10は、プロセッサ11と、主記憶装置12と、通信インターフェース13と、補助記憶装置14と、入出力装置15と、バス16とを備える。
【0039】
プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、ユーザ支援プログラムを読み出して実行し、ユーザ支援装置10が有する各機能を実現させる。また、プロセッサ11は、ユーザ支援プログラム以外のプログラムを読み出して実行し、ユーザ支援装置10が有する各機能を実現させる上で必要な機能を実現させてもよい。
【0040】
主記憶装置12は、例えば、RAM(Random Access Memory)であり、プロセッサ11により読み出されて実行されるユーザ支援プログラムその他のプログラムを予め記憶している。
【0041】
通信インターフェース13は、ネットワークを介して他の機器と通信を実行するためのインターフェース回路である。また、ネットワークは、例えば、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、イントラネットである。
【0042】
補助記憶装置14は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、ROM(Read Only Memory)である。
【0043】
入出力装置15は、例えば、入出力ポート(Input/Output Port)である。入出力装置15は、例えば、入力装置、出力装置が接続されている。入力装置は、例えば、ディスプレイ、タッチパネルディスプレイ、マウス、キーボードであり、ユーザ支援装置10の操作、ユーザ支援装置10へのデータの入力に使用される。出力装置は、例えば、ディスプレイ、タッチパネルディスプレイ、スピーカであり、ユーザ支援装置10がユーザに情報を提示するために使用される。
【0044】
次に、
図3を参照しながらユーザ支援装置のソフトウェア構成について説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るユーザ支援装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すように、ユーザ支援装置10は、データ取得部101と、ユーザ支援部102とを備える。データ取得部101及びユーザ支援部102は、いずれもプロセッサ11が主記憶装置12に格納されているユーザ支援プログラムを読み出して実行することにより実現される。
【0045】
データ取得部101は、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータを取得する。ユーザデータは、ユーザが自身の意思で決定不可能な事項に関する情報を示す第一ユーザデータと、ユーザが自身の意思で決定可能な事項に関する情報を示す第二ユーザデータとの少なくとも一方を含む。例えば、データ取得部101は、第一ユーザデータ及び第二ユーザデータの少なくとも一つをウェアラブル機器21-1、…及びウェアラブル機器21-nと、非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-mとの少なくとも一つから取得する。
【0046】
また、データ取得部101は、ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データを取得する。例えば、データ取得部101は、環境データを非ウェアラブル機器22-1、…及び非ウェアラブル機器22-mの少なくとも一つから取得する。
【0047】
また、データ取得部101は、ユーザの意向を示す意向データを取得する。例えば、データ取得部101は、意向データを端末23から取得する。
【0048】
ユーザ支援部102は、ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データをユーザデータと、環境データと、意向データとに基づいて生成して出力する。また、ユーザ支援部102は、ユーザ支援データを出力した後、当該ユーザ支援データを出力したことを通知するために使用されるデータを出力してもよい。
【0049】
ユーザ支援データは、ユーザの周囲の環境に影響を与える機器及び設備の少なくとも一つの制御に使用されるデータであってもよい。ユーザの周囲の環境に影響を与える機器又は設備としては、例えば、空調機器31、空気清浄機32、換気設備33、照明34、アロマディフューザー35、音響機器36、映像機器37及び電動窓掛38が挙げられる。この場合、ユーザ支援データは、ユーザ支援部102により出力された後、これらの機器及び設備の少なくとも一つを制御する処理に使用される。
【0050】
例えば、ユーザ支援データは、ウェアラブル機器21-1等の一例であるスマートウォッチによりユーザの心拍数の経時的な変化に異常があることが検知された場合、ユーザが使用している部屋の換気を実施するよう換気設備33及び電動窓掛38の少なくとも一方を制御するためのデータである。或いは、ユーザ支援データは、このような場合、照明34の光の色、量等をユーザが休憩する上で好適な色、量等に制御するためのデータである。或いは、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザが使用している部屋の光の量、色等をユーザが休憩する上で好適な色、量等にするよう電動窓掛38を制御するためのデータである。或いは、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザが使用している部屋の内部にユーザを寛がせることが可能な香りを広げるようアロマディフューザー35を制御するためのデータである。
【0051】
或いは、ユーザ支援データは、非ウェアラブル機器22-1等の一例である人感センサによりユーザが所定の時間を超えて座っていることが検知された場合、換気設備33、照明34、アロマディフューザー35、音響機器36、映像機器37及び電動窓掛38の少なくとも一つをこのように制御するためのデータであってもよい。
【0052】
或いは、ユーザ支援データは、非ウェアラブル機器22-1等の一例である環境センサによりユーザが使用している部屋の二酸化炭素の濃度が所定の閾値を超えていることが検知された場合、ユーザが使用している部屋の換気を実施するよう換気設備33及び電動窓掛38の少なくとも一方を制御するためのデータであってもよい。
【0053】
或いは、ユーザ支援データは、人感センサによりユーザが所定の時間を超えて座っていることが検知され、スマートウォッチによりユーザの心拍数の経時的な変化に異常があることが検知され、環境センサによりユーザが使用している部屋の二酸化炭素の濃度が所定の閾値を超えていることが検知された場合、次のいずれかのうちの少なくとも一つの処理を実行するためのデータであってもよい。
【0054】
ユーザ支援データは、このような場合、照明34の光の色、量等をユーザが休憩する上で好適な色、量等に制御するためのデータであってもよい。ユーザ支援データは、このような場合、ユーザが使用している部屋の光の量、色等をユーザが休憩する上で好適な色、量等にするよう電動窓掛38を制御するためのデータであってもよい。また、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザが使用している部屋の換気を実施するよう換気設備33及び電動窓掛38の少なくとも一方を制御するためのデータであってもよい。また、ユーザ支援データは、このような場合、音楽を再生するよう音響機器36を制御するためのデータであってもよい。
【0055】
また、例えば、ユーザ支援データは、ウェアラブル機器21-1等の一例であるスマートウォッチによりユーザの睡眠の質が所定の閾値以下であることが検知され、スマートウォッチによりユーザのストレスに関する指標の直近の値が所定の閾値を超えていることが検知され、ユーザが睡眠をとっている部屋の温度、湿度等が好適な温度、湿度等でないことが検知された場合、次のいずれかのうちの少なくとも一つの処理を実行するためのデータであってもよい。
【0056】
ユーザ支援データは、このような場合、ユーザが睡眠をとっている部屋の温度、湿度等を好適な温度、湿度等にするよう空調機器31を制御するためのデータである。また、ここで言う好適な温度、湿度等は、ユーザ間の個人差が考慮された温度、湿度等であることが好ましい。例えば、好適な温度、湿度等は、ユーザが所定の閾値を超える質の睡眠をとっていた時の温度、湿度等である。或いは、好適な温度、湿度等は、ユーザが希望する温度、湿度等である。
【0057】
或いは、ユーザ支援データは、このような場合、照明34の光の色、量等をユーザが休憩する上で好適な色、量等に制御するためのデータであってもよい。或いは、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザが睡眠をとっている部屋の光の色、量等を好適な光の色、量等にするよう電動窓掛38を制御するためのデータである。或いは、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザが睡眠をとっている部屋にユーザを寛がせることが可能な音楽を出力するよう音響機器36を制御するためのデータである。
【0058】
或いは、ユーザ支援データは、非ウェアラブル機器22-1等の一例である環境センサによりユーザが睡眠をとっている部屋の温度、湿度等が好適な温度、湿度等でないと判定された場合、空調機器31、照明34、音響機器36及び電動窓掛38の少なくとも一つをこのように制御するためのデータであってもよい。
【0059】
また、例えば、ユーザ支援データは、ユーザが痩せたい又は楽しみながらフィットネスに取り組みたいと考えていることが意向データにより示されており、ユーザがオンラインフィットネスを実施する場合、ユーザがいる部屋をオンラインフィットネスを実施する上で好適な温度、湿度等とするよう空調機器31及び電動窓掛38の少なくとも一方を制御するためのデータである。
【0060】
或いは、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザがいる部屋をオンラインフィットネスを実施する上で好適な光の色、量等とするよう照明34を制御するためのデータである。或いは、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザがいる部屋の光の色、量等をオンラインフィットネスを実施する上で好適な光の色、量等とするよう電動窓掛38を制御するためのデータである。ここで言う好適な光の色、量等は、一般的に望ましいと考えられている光の色、量等であってもよいし、ユーザが希望する光の色、量等であってもよい。
【0061】
或いは、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザがいる部屋をオンラインフィットネスを実施する上で好適な音楽を出力するよう音響機器36を制御するためのデータである。ここで言う好適な音楽は、一般的に望ましいと考えられている音楽であってもよいし、ユーザが希望する音楽であってもよい。
【0062】
或いは、ユーザ支援データは、非ウェアラブル機器22-1等の一例である体組成計により検出された体組成に関する量が所定の基準を満たしている場合、空調機器31、換気設備33、照明34、音響機器36及び電動窓掛38の少なくとも一つをこのように制御するためのデータであってもよい。
【0063】
ユーザ支援データは、ユーザ自身と、ユーザの周囲の環境との少なくとも一方の過去、現在及び未来の少なくとも一つに関する情報を示すデータであってもよい。当該ユーザ支援データにより示される内容は、例えば、
図2に示した入出力装置15に接続されているディスプレイ又は端末23に搭載されているタッチパネルディスプレイに表示される。また、ここで言うユーザ自身に関する情報は、例えば、ユーザの心身の状態である。
【0064】
ユーザ支援データは、ユーザに提案する内容を示すデータであってもよい。当該ユーザ支援データにより示される内容は、例えば、
図2に示した入出力装置15に接続されているディスプレイ又は端末23に搭載されているタッチパネルディスプレイに表示される。ユーザに提案する内容は、例えば、ユーザの生活、健康、仕事等に関して当該ユーザに推奨することが好ましい内容である。
【0065】
例えば、ユーザ支援データは、ウェアラブル機器21-1等の一例であるスマートウォッチによりユーザの心拍数の経時的な変化に異常があることが検知された場合、ユーザにストレッチ運動を実施することを提案することを示すデータである。或いは、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザに休憩をとることを提案するデータである。
【0066】
或いは、ユーザ支援データは、非ウェアラブル機器22-1等の一例である人感センサによりユーザが所定の時間を超えて座っていることが検知された場合、これら二つの提案の少なくとも一方を示すデータであってもよい。
【0067】
或いは、ユーザ支援データは、ウェアラブル機器21-1等の一例であるスマートウォッチによりユーザの睡眠の質が所定の閾値以下であることが検知された場合、質の高い睡眠をとる助けとなるレシピを示すデータである。或いは、ユーザ支援データは、このような場合、入眠時間に合わせた入浴の具体的な内容を示すデータである。
【0068】
或いは、ユーザ支援データは、ユーザの心拍数の経時的な変化に異常があることが検知され、人感センサによりユーザが所定の時間を超えて座っていることが検知され、スマートウォッチによりユーザの睡眠の質が所定の閾値以下であることが検知された場合、次のいずれかのうちの少なくとも一つの処理を実行するためのデータであってもよい。
【0069】
ユーザ支援データは、このような場合、ユーザにストレッチ運動を実施することを提案することを示すデータであってもよい。また、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザに休憩をとることを提案するデータであってもよい。また、ユーザ支援データは、このような場合、質の高い睡眠をとる助けとなるレシピを示すデータであってもよい。また、ユーザ支援データは、このような場合、入眠時間に合わせた入浴の具体的な内容を示すデータであってもよい。
【0070】
また、例えば、ユーザ支援データは、ユーザが痩せたい又は楽しみながらフィットネスに取り組みたいと考えていることが意向データにより示されており、ユーザがオンラインフィットネスを実施する場合、継続して実施することが容易なレッスンを示すデータである。或いは、ユーザ支援データは、このような場合、ユーザが健康的に痩せることを効果的に補佐することが可能なレシピを示すデータである。
【0071】
また、ユーザ支援データは、ユーザに提案する内容に関連する役務を示すデータであってもよい。当該ユーザ支援データにより示される内容は、例えば、
図2に示した入出力装置15に接続されているディスプレイ又は端末23に搭載されているタッチパネルディスプレイに表示される。ここで言う役務は、例えば、商品の代金の支払いに使用可能なポイント等のインセンティブの付与、サブスクリプションサービス、レンタルサービス、商品の贈呈、家事代行サービス等の提供である。
【0072】
例えば、ユーザ支援データは、上述したストレッチ運動を実施することを提案すること及び上述したユーザに休憩をとることの少なくとも一方を示すデータである場合、次のような役務を更に示すデータであってもよい。すなわち、ユーザ支援データは、このような場合、コーヒーを定期的に購入するサービス、観葉植物を購入するサービス、フィットネスクラブを利用可能にするサービス、旅行等のレジャーを提供するサービス、医師の診察を提供するサービス等を更に示すデータであってもよい。
【0073】
また、例えば、ユーザ支援データは、上述した質の高い睡眠をとる助けとなるレシピ及び上述した入眠時間に合わせた入浴の具体的な内容の少なくとも一方を示すデータである場合、次のような役務を更に示すデータであってもよい。すなわち、ユーザ支援データは、このような場合、快眠ドリンクを定期的に購入するサービス、観葉植物を購入するサービス、寝具のクリーニングを提供するサービス、旅行等のレジャーを提供するサービス等を更に示すデータであってもよい。
【0074】
また、例えば、ユーザ支援データは、上述した継続して実施することが容易なレッスン及びユーザが健康的に痩せることを効果的に補佐することが可能なレシピの少なくとも一方を示すデータである場合、次のような役務を更に示すデータであってもよい。すなわち、ユーザ支援データは、このような場合、フィットネスに使用するウェア、道具等の購入を促すサービス、スマートミラーにより検出されたユーザの動きやその検出頻度に応じたポイントを付与するサービス、フィットネスクラブの実店舗を利用可能にするサービス等を更に示すデータであってもよい。
【0075】
次に、
図4を参照しながらユーザ支援装置10が実行する処理の一例を説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るユーザ支援装置により実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【0076】
ステップS1において、データ取得部101は、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータと、ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データと、ユーザの意向を示す意向データとを取得する。
【0077】
ステップS2において、ユーザ支援部102は、ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データをユーザデータと、環境データと、意向データとに基づいて生成する。
【0078】
ステップS3において、ユーザ支援部102は、ステップS2で生成されたユーザ支援データを出力する。
【0079】
以上、実施形態に係るユーザ支援装置10について説明した。ユーザ支援装置10は、データ取得部101と、ユーザ支援部102とを備える。データ取得部101は、ユーザ自身に関する情報を示すユーザデータと、ユーザの周囲の環境に関する情報を示す環境データと、ユーザの意向を示す意向データとを取得する。ユーザ支援部102は、ユーザを支援する目的で使用されるユーザ支援データをユーザデータと、環境データと、意向データとに基づいて生成して出力する。これにより、ユーザ支援装置10は、ユーザに合った内容を示すユーザ支援データを生成することができる。したがって、ユーザ支援装置10は、ユーザを手厚く支援することができる。
【0080】
また、ユーザ支援装置10は、ユーザが自身の意思で決定不可能な事項に関する情報を示す第一ユーザデータと、ユーザが自身の意思で決定可能な事項に関する情報を示す第二ユーザデータとの少なくとも一方をユーザデータとして取得する。これにより、ユーザ支援装置10は、第一ユーザデータを取得した場合、ユーザが意識していないものの、ユーザに影響を与えている可能性が比較的高い情報に基づいて、ユーザに更に合った内容を示すユーザ支援データを生成することができる。また、これにより、ユーザ支援装置10は、第二ユーザデータを取得した場合、ユーザの意向に沿った内容を示すユーザ支援データを生成することができる。
【0081】
また、ユーザ支援装置10は、ユーザの周囲の環境に影響を与える機器及び設備の少なくとも一つの制御に使用されるユーザ支援データを生成する。これにより、ユーザ支援装置10は、ユーザに好適な環境を提供し、ユーザを支援することができる。
【0082】
また、ユーザ支援装置10は、ユーザ自身と、ユーザの周囲の環境との少なくとも一方の過去、現在及び未来の少なくとも一つに関する情報を示すユーザ支援データを生成する。これにより、ユーザ支援装置10は、このような情報をユーザに客観的に認識させ、ユーザを支援することができる。
【0083】
また、ユーザ支援装置10は、ユーザに提案する内容を示すユーザ支援データを生成する。これにより、ユーザ支援装置10は、ユーザの状況及びユーザの周囲の環境に合った提案をし、ユーザを支援することができる。
【0084】
また、ユーザ支援装置10は、ユーザに提案する内容に関連する役務を示すユーザ支援データを生成する。これにより、ユーザ支援装置10は、ユーザの状況及びユーザの周囲の環境に合った役務を提案し、ユーザを支援することができる。
【0085】
なお、上述した実施形態では、プロセッサ11がユーザ支援プログラムを読み出して実行することにより、
図3に示したデータ取得部101及びユーザ支援部102が実現される場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
【0086】
図3に示したユーザ支援装置10が有する機能の少なくとも一部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等の回路部(circuitry)を含むハードウェアにより実現されてもよい。或いは、
図3に示したユーザ支援装置10が有する機能の少なくとも一部は、ソフトウェアとハードウェアの協働により実現されてもよい。また、これらのハードウェアは、一つに統合されていてもよいし、複数に分かれていてもよい。
【0087】
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明した。ただし、ユーザ支援装置、ユーザ支援プログラム及びユーザ支援方法は、上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、置換、組み合わせ及び設計変更の少なくとも一つを加えることができる。
【0088】
また、上述した本発明の実施形態の効果は、一例として説明した効果である。したがって、本発明の実施形態は、上述した効果以外にも上述した実施形態の記載から当業者が認識し得る他の効果も奏し得る。
【符号の説明】
【0089】
1…ユーザ支援システム、10…ユーザ支援装置、11…プロセッサ、12…主記憶装置、13…通信インターフェース、14…補助記憶装置、15…入出力装置、16…バス、101…データ取得部、102…ユーザ支援部、21-1,…,21-n…ウェアラブル機器、22-1,…,22-m…非ウェアラブル機器、23…端末、31…空調機器、32…空気清浄機、33…換気設備、34…照明、35…アロマディフューザー、36…音響機器、37…映像機器