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  • 特開-動力循環式負荷試験装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023068920
(43)【公開日】2023-05-18
(54)【発明の名称】動力循環式負荷試験装置
(51)【国際特許分類】
   G01M 13/02 20190101AFI20230511BHJP
【FI】
G01M13/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021180378
(22)【出願日】2021-11-04
(71)【出願人】
【識別番号】303025663
【氏名又は名称】株式会社日立ニコトランスミッション
(74)【代理人】
【識別番号】100091306
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 友一
(74)【代理人】
【識別番号】100174609
【弁理士】
【氏名又は名称】関 博
(72)【発明者】
【氏名】岩本 安弘
【テーマコード(参考)】
2G024
【Fターム(参考)】
2G024AB05
2G024BA11
2G024CA12
2G024DA05
2G024DA08
2G024DA09
(57)【要約】
【課題】遊星歯車の機構自体を単体で動力循環式負荷試験装置を構成したとしても、滑り軸受の損傷を防ぐことができる動力循環式負荷試験装置を提供する。
【解決手段】ケーシング12と、回転軸14と、ケーシング12の内部空間に配置される第1太陽歯車18aと第2太陽歯車20aと、遊星キャリア18cにギア支持軸24が備えられると共に、第1太陽歯車18aに噛み合う第1遊星歯車18bと、ケーシング12の内壁にギア支持軸26が備えられると共に第2太陽歯車20aに噛み合う第2遊星歯車20bと、回転軸14を中心に回転可能に配置された内歯車22と、ケーシング12に固定され、遊星キャリア18cの回転状態を制御する負荷発生装置28と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーシングと、
前記ケーシングの内部空間を貫き、外部に入力部を設けた回転軸と、
前記ケーシングの内部空間において、前記回転軸の長手方向に沿って離間して配置される第1太陽歯車と第2太陽歯車と、
前記回転軸周りに回動可能な遊星キャリアにギア支持軸が備えられると共に、前記第1太陽歯車に噛み合う第1遊星歯車と、
前記ケーシングの内壁にギア支持軸が備えられると共に前記第2太陽歯車に噛み合う第2遊星歯車と、
前記ケーシングの内部空間において前記第1遊星歯車と前記第2遊星歯車とに噛み合う内歯を備え、前記回転軸を中心に回転可能に配置された内歯車と、
前記ケーシングに固定され、前記遊星キャリアの回転状態を制御する負荷発生装置と、を備えたことを特徴とする動力循環式負荷試験装置。
【請求項2】
前記遊星キャリアは、加負荷ギアを備え、
前記負荷発生装置は、前記加負荷ギアに噛み合う負荷調整ギアを備えていることを特徴とする請求項1に記載の動力循環式負荷試験装置。
【請求項3】
前記負荷発生装置は、前記負荷調整ギアを回動させる調整レバーと、
前記調整レバーの位置決めを成すアジャスト機構を備えていることを特徴とする請求項2に記載の動力循環式負荷試験装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動力循環式負荷試験装置に係り、特に、負荷試験対象を遊星歯車とする試験装置に関する。
【背景技術】
【0002】
歯車や回転軸、及びベルトなどの動力伝達部材の強度や耐久性を試験するための装置として、動力循環式負荷試験装置が知られている。このような動力循環式負荷試験装置において、動力の伝達経路に遊星歯車を採用する装置として、特許文献1や2に開示されているようなものが知られている。特許文献1に開示されている動力循環式負荷試験装置は、回転軸の試験装置であり、回転軸を太陽歯車に連結すると共に、遊星キャリアに噛み合い可能な歯車を介して動力循環機構を構成している。さらに、遊星歯車と噛み合う内歯車の外周に外歯歯車を形成し、この外歯歯車に噛み合う歯車を配置し、この歯車にトルク負荷装置を係合させることで、内歯車と遊星歯車を介して、太陽歯車と動力循環機構との間に回転差を付与して回転軸に捩じりを加えるというものである。
【0003】
また、特許文献2に開示されている動力循環式負荷試験装置では、閉鎖経路を構成する動力循環路における負荷トルクの調整機構として、遊星歯車が採用されている。このような構成の動力循環式負荷試験装置によれば、入力側の回転軸と出力側の回転軸との回転差により閉鎖経路にトルクを付加することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開昭60-18739号公報
【特許文献2】特開2012-7902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献に開示されている動力循環式負荷試験装置は、装置の一部に遊星歯車を採用することで装置に負荷するトルクの調整を図る構成としている。しかしながら、遊星歯車の機構自体を単体で動力循環式負荷試験装置に適用する試みは未だされておらず、このような構成の動力循環式負荷試験装置には、試験中のトルク調整が困難となり、遊星歯車の軸受メタル(滑り軸受)に油膜が形成できず、損傷してしまう場合があるといった問題が生じていた。
【0006】
そこで本発明では、遊星歯車の機構自体を単体で動力循環式負荷試験装置を構成したとしても、滑り軸受の損傷を防ぐことができる動力循環式負荷試験装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明に係る動力循環式負荷試験装置は、ケーシングと、前記ケーシングの内部空間を貫き、外部に入力部を設けた回転軸と、前記ケーシングの内部空間において、前記回転軸の長手方向に沿って離間して配置される第1太陽歯車と第2太陽歯車と、前記回転軸周りに回動可能な遊星キャリアにギア支持軸が備えられると共に、前記第1太陽歯車に噛み合う第1遊星歯車と、前記ケーシングの内壁にギア支持軸が備えられると共に前記第2太陽歯車に噛み合う第2遊星歯車と、前記ケーシングの内部空間において前記第1遊星歯車と前記第2遊星歯車とに噛み合う内歯を備え、前記回転軸を中心に回転可能に配置された内歯車と、前記ケーシングに固定され、前記遊星キャリアの回転状態を制御する負荷発生装置と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、上記のような特徴を有する動力循環式負荷試験装置において前記遊星キャリアは、加負荷ギアを備え、前記負荷発生装置は、前記加付加ギアに噛み合う負荷調整ギアを備えているようにすると良い。このような特徴を有する事によれば、負荷発生装置の負荷調整ギアを回動させることで、遊星キャリアを回動させ、動力循環機構に負荷を生じさせることができる。
【0009】
また、上記のような特徴を有する動力循環式負荷試験装置において前記負荷発生装置は、前記負荷調整ギアを回動させる調整レバーと、前記調整レバーの位置決めを成すアジャスト機構を備えているようにすると良い。このような特徴によれば、アジャスト機構を介して調整レバーの微調整と負荷状態の維持を図ることが可能となる。
【発明の効果】
【0010】
上記のような特徴を有する動力循環式負荷試験装置によれば、遊星歯車の機構自体を単体で動力循環式負荷試験装置を構成したとしても、滑り軸受の損傷を防ぐことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施形態に係る動力循環式負荷試験装置の概略構成を示す断面図である。
図2】負荷発生装置の構成を説明するための図である。
図3】実施形態に係る動力循環式負荷試験装置を稼働していない状態における遊星歯車の回転軸と滑り軸受との間に生じる油膜の状態を示す断面図である。
図4】実施形態に係る動力循環式負荷試験装置を稼働させた際に遊星歯車の回転軸と滑り軸受との間に生じる油膜の状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の動力循環式負荷試験装置に係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は、本発明を実施するための好適な形態の一部に過ぎず、その効果を奏する限りにおいて、構成の一部に変更を加えたとしても、本発明の一部とみなすことができる。
【0013】
[構成]
まず、図1図2を参照して、本実施形態にかかる動力循環式負荷試験装置の構成について説明する。なお、図面において図1は、実施形態に係る動力循環式負荷試験装置の概略構成を示す断面図であり、図2は、負荷発生装置の構成を説明するための図である。本実施形態に係る動力循環式負荷試験装置10は、ケーシング12と、回転軸14、一対の遊星歯車機構、及び負荷発生装置28とを基本として構成されている。ケーシング12は、筒状に形成された胴部12aの端部に第1カバー12bと第2カバー12cを配置することで内部空間を形成している容器であり、詳細を後述する回転軸14を挿通支持すると共に、内部空間に一対の遊星歯車機構を配置する要素である。ここでケーシング12は、必ずしも密封されている必要は無いが、塵埃の影響や、安全性の観点からは、回転体を有する内部空間と外部空間とを遮蔽できる事が望ましい。
【0014】
回転軸14は、ケーシング12の内部空間を貫き、少なくともその一部が外部空間に配置され、これを入力部14aとする長尺の回転体である。ここで、ケーシング12と回転軸14との交点(図1に示す形態では、第1カバー12bと第2カバー12cとの間)には、それぞれ軸受16a,16bが設けられ、ケーシングの内部空間において回転軸14が独立して回転することが可能な構成とされている。
【0015】
一対の遊星歯車機構は、第1太陽歯車18aと第1遊星歯車18b、遊星キャリア18c、及び内歯車22からなる第1遊星歯車機構と、第2太陽歯車20aと第2遊星歯車20b、及び内歯車22からなる第2遊星歯車機構とを有する。第1太陽歯車18aは、回転軸14(図1に示す実施形態では入力部14a側)に配置される歯車であり、第1遊星歯車18bは、第1太陽歯車18aの外周側に複数、第1太陽歯車18aに噛み合うように配置される歯車である。本実施形態においては、複数の第1遊星歯車18bそれぞれのギア支持軸24が第1太陽歯車18bと同心円となる単一な円の円周上に配置されるように、詳細を後述する遊星キャリア18cを介してギア支持軸24が位置決めされている。
【0016】
遊星キャリア18cは、第1遊星歯車18bのギア支持軸24を位置決めするための要素であり、本実施形態では、内歯車22と第1カバー12bとの間に配置され、第1カバー12bに設けられたボスとの間に軸受16cが設けられ、回転軸14やケーシング12に対して個別の回転を付与することができるように配置されている。また、本実施形態に係る遊星キャリア18cには、第1カバー12bとの対向面側に段差部が設けられ、この段差部の外周側に、加負荷ギア18c1が設けられている。
【0017】
第2太陽歯車20aは、回転軸14に対して第1太陽歯車18aと離間した位置に配置される歯車であり、第2遊星歯車20bは、第2太陽歯車20aの外周に複数、第2太陽歯車20aに噛み合うように配置される歯車である。本実施形態においては、複数の第2遊星歯車20bそれぞれのギア支持軸26が、第2太陽歯車20aと同心円となる単一な円の円周上に配置されるように、第2カバー12cに配置されている。
【0018】
内歯車22は、複数の第1遊星歯車18bと、複数の第2遊星歯車20bのそれぞれと噛み合い、両者間に生じる動力を伝達する要素である。本実施形態に係る内歯車22は、第1遊星歯車18bと噛み合う第1内歯22aと、第2遊星歯車20bと噛み合う第2内歯22bを備えている。
【0019】
ここで、第1遊星ギア18bとギア支持軸24との間、及び第2遊星歯車20bとギア支持軸26との間には、それぞれ滑り軸受40が設けられている。
【0020】
負荷発生装置28は、回転軸14と第1太陽歯車18a、第1遊星歯車18b、内歯車22、第2遊星歯車20b、及び第2太陽歯車20aによって構成される動力循環機構に対して負荷を生じさせるための要素である。本実施形態の場合、ケーシング12を起点として遊星キャリア18cの自由回転に規制を掛けると共に、遊星キャリア18cに所定の回動を付与することで、回転軸14と内歯車22との間の動力伝達機構、すなわち第1太陽歯車18aと第1遊星歯車18b、第1遊星歯車18bと第1内歯22a、第2太陽歯車20aと第2遊星歯車20b、第2遊星歯車20bと第2内歯22bとの間に荷重を生じさせるトルクを負荷する。
【0021】
具体的には、負荷発生装置28は、負荷調整ギア30と、調整レバー32、及びアジャスト機構34を有する構成としている。負荷調整ギア30は、遊星キャリア18cの自由回転を規制すると共に、所望する回動を付与するための要素である。本実施形態では、遊星キャリア18cの外周に備えられた加負荷ギア18c1に噛み合うように配置されている。
【0022】
調整レバー32は、負荷調整ギア30を軸支すると共にケーシング12の外部に露出し、レバーの揺動により負荷調整ギア30に回動を生じさせるための要素である。なお、調整レバー32の回転軸32a(負荷調整ギア30を軸支する軸)が第1カバー12bに位置決めされていることにより、負荷調整ギア30に噛み合う加負荷ギア18c1を有する遊星キャリア18cの自由回転が規制されることとなる。
【0023】
アジャスト機構34は、調整レバー32の位置決めをし、加負荷量を定めるための要素である。コ字状に形成されたブラケット36の両壁面36aの間に調整レバー32の揺動部を配置した上で、両壁面36aから調整レバー32の揺動部に向けてボルト38を螺合させる構成としている。このような構成のアジャスト機構34では、壁面36aに螺合されているボルト38の締め込み、締め戻しにより、調整レバー32の揺動量を制御すると共に、位置決めすることが可能となる。
【0024】
本実施形態に係る動力循環式負荷試験装置10では、第1太陽歯車18a、第2太陽歯車20a、第1遊星歯車18b、第2遊星歯車20b、内歯車22、滑り軸受40、ギア支持軸24,26のいずれかの部材に図示しない加速度センサ等の第1の物理量検出手段を設け、振動加速度の変化を検出可能な構成としている。このような構成により、振動加速度がピークとなる値(固有振動数)を検出することが可能となる。
【0025】
また、動力循環式負荷訴権装置10では、第1太陽歯車18aや第2太陽歯車20a、第1遊星歯車18b、第2遊星歯車20b、及び内歯車22のいずれかの歯車の歯元に歪みゲージ等の第2の物理量検出手段を設け、回転数や循環動力を変化させた際に歯元に発生する応力を算出し、動荷重の確認が可能な構成としている。このような構成とすることで、運転中に各歯車(計測対象とする歯車)にかかる動荷重や固有振動数の実測値(検出された物理量に基づく算出値)と計算値(設計条件に基づく理論値)との比較を行う事が可能となる。このため、実測値と計算値とにズレが生じる場合には、ズレの要因を補正する措置計算式に与えることで、歯車の動荷重を求める計算方法を構築することが可能となる。
【0026】
[作用]
上記のような構成の動力循環式負荷試験装置10では、第2太陽歯車20aと第2遊星歯車20b、第2内歯22をそれぞれ供試品として試験を行うこととなる。動力循環式負荷試験装置10ではまず、無負荷状態で回転軸14の入力部に回転を付与して回転軸を回転させる。これにより、回転軸14に付帯された第1太陽歯車18a、第2太陽歯車20aを介して、第1遊星歯車18b、第2遊星歯車20bに動力が伝達され、次いで内歯車22に動力が伝達され、動力循環が成される。
【0027】
無負荷状態での運転を所定時間継続した後、負荷発生装置28のアジャスト機構34を介して調整レバー32を回動させ、負荷調整ギア30と噛み合う加負荷ギア18c1を介して遊星キャリア18cを回動させ、動力循環式負荷試験装置10の動力循環機構に対して負荷を生じさせる。
【0028】
負荷発生装置28を介した加負荷は、動力循環式負荷試験装置10の稼働状態(回転状態)に応じて増減させ、所望する負荷を供試品に与えるようにすれば良い。
【0029】
[効果]
ここで、上記のような負荷発生装置28が付帯されていない動力循環式負荷装置では、試供品に対して負荷を与えるためには、組付け段階において予め、2組の遊星歯車(本実施形態でいう第1遊星歯車18b、第2遊星歯車20bにあたる要素)に負荷を与えておく必要がある。このような組付け状態では、ギア等が静止した状態においても、ギア支持軸と滑り軸受との間には荷重が作用することとなる。しかし、ギア等が静止した状態では図3に示すように(図3には、本実施形態における構成要素の符号を付している)、第1遊星歯車18bのギア支持軸24と滑り軸受40との間の油膜や、第2遊星歯車20bのギア支持軸26と滑り軸受40との間の油膜が形成されていない状態となってしまう場合がある。このように両者の間に油膜が無い状態で遊星歯車(本実施形態における第1遊星歯車18b、第2遊星歯車20b)を回転させると、滑り軸受(図3における滑り軸受40)に損傷(かじり)などを生じさせてしまう場合がある。
【0030】
一方、上記実施形態のように、動力循環式負荷試験装置10に負荷発生装置28を付帯させた場合、無負荷状態で稼働させた後、試供品に対して負荷を与えるという事が可能になる。このため、無負荷状態で動力循環式負荷試験装置10を稼働させ、図4に示すようなくさび油膜が形成されることでギア支持軸24,26と滑り軸受40との間の潤滑状態が良好な状態となった後、動力循環機構に負荷を生じさせることができる。よって、動力循環機構に負荷を生じさせたとしても、ギア支持軸24,26と滑り軸受40との間に損傷等を生じさせる虞がなくなる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
上記実施形態では、機構を簡素化するために、負荷発生装置28を手動で操作する構成としている。しかしながら、負荷発生装置28の構成や制御は、これに限定されるものでは無い。すなわり、遊星キャリア18cを任意のタイミングで回動させ、その回動状態を維持することができるものであれば、その構成を問うものでは無い。また、その稼働の際の動力も、電動や油圧などであっても良い。
【符号の説明】
【0032】
10………動力循環式負荷試験装置、12………ケーシング、12a………胴部、12b………第1カバー、12c………第2カバー、14………回転軸、14a………入力部、16a,16b,16c………軸受、18a………第1太陽歯車、18b………第1遊星歯車、18c………遊星キャリア、18c1………加負荷ギア、20a………第2太陽歯車、20b………第2遊星歯車、22………内歯車、22a………第1内歯、22b………第2内歯、24………ギア支持軸、26………ギア支持軸、28………負荷発生装置、30………負荷調整ギア、32………調整レバー、32a………回転軸、34………アジャスト機構、36………ブラケット、36a………壁面、38………ボルト、40………滑り軸受。
図1
図2
図3
図4