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特開2023-6961オンラインフィットネスシステム、サーバ、方法、およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023006961
(43)【公開日】2023-01-18
(54)【発明の名称】オンラインフィットネスシステム、サーバ、方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/20 20120101AFI20230111BHJP
   A63B 69/00 20060101ALI20230111BHJP
【FI】
G06Q50/20
A63B69/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021109861
(22)【出願日】2021-07-01
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 2020年10月8日、2020年10月16日、2020年10月29日、2021年11月19日、2020年12月10日、2020年12月22日、2021年2月2日、2021年3月10日、2021年3月12日、2021年3月15日、2021年3月19日、2021年3月31日、2021年4月6日、2021年4月23日、2021年4月28日、2021年5月21日、2021年6月2日に株式会社カーブスジャパンのウェブサイト及びアプリケーションソフトウェアにて公開
(71)【出願人】
【識別番号】514232719
【氏名又は名称】株式会社カーブスジャパン
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】増本 岳
(72)【発明者】
【氏名】浜宮 恵子
(72)【発明者】
【氏名】平本 穣
(72)【発明者】
【氏名】森 夕希子
(72)【発明者】
【氏名】東舘 正代
(72)【発明者】
【氏名】片岡 友理
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC34
(57)【要約】
【課題】会員の心理的ハードルを下げつつ、個別指導による運動の効果性を高める。
【解決手段】本発明の一態様であるオンラインフィットネスシステムは、サーバと、複数のメンバーの各メンバーが利用する各メンバー端末と、コーチが利用するコーチ端末と、を含むオンラインフィットネスシステムであって、前記サーバは、事前に収録された運動の手本となる動画および音声と、前記コーチ端末がリアルタイムで取得している前記コーチの動画および音声と、前記メンバー端末がリアルタイムで取得しているメンバーの動画とを、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させ、他のメンバーが利用するメンバー端末がリアルタイムで取得している前記他のメンバーの動画を、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させないよう制御する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバと、複数のメンバーの各メンバーが利用する各メンバー端末と、コーチが利用するコーチ端末と、を含むオンラインフィットネスシステムであって、
前記サーバは、
事前に収録された運動の手本となる動画および音声と、前記コーチ端末がリアルタイムで取得している前記コーチの動画および音声と、前記メンバー端末がリアルタイムで取得しているメンバーの動画とを、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させ、
他のメンバーが利用するメンバー端末がリアルタイムで取得している前記他のメンバーの動画を、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させないよう制御する、オンラインフィットネスシステム。
【請求項2】
前記サーバは、
前記事前に収録された運動の手本となる動画および音声と、各メンバー端末がリアルタイムで取得している全てのメンバーの動画および音声と、前記コーチ端末がリアルタイムに取得している前記コーチの動画とを、前記コーチ端末に出力させる、請求項1に記載のオンラインフィットネスシステム。
【請求項3】
前記サーバは、
前記コーチ端末がリアルタイムで取得している前記コーチの音声を、前記コーチ端末から指定されたメンバーのメンバー端末に出力させる、請求項1または2に記載のオンラインフィットネスシステム。
【請求項4】
前記サーバは、
前記コーチ端末がリアルタイムで取得している前記コーチの音声を、全てのメンバーのメンバー端末に出力させる、請求項1または2に記載のオンラインフィットネスシステム。
【請求項5】
前記サーバは、
前記運動の前および前記運動の後にアンケートを前記メンバー端末に提示し、
前記アンケートの回答を前記コーチ端末に提示する、請求項1から4のいずれか一項に記載のオンラインフィットネスシステム。
【請求項6】
前記サーバは、
前記コーチがハイタッチをしているイラストの画像を前記メンバー端末に表示させる、請求項1から5のいずれか一項に記載のオンラインフィットネスシステム。
【請求項7】
事前に収録された運動の手本となる動画および音声と、コーチ端末がリアルタイムで取得しているコーチの動画および音声と、メンバー端末がリアルタイムで取得しているメンバーの動画とを、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させ、
他のメンバーが利用するメンバー端末がリアルタイムで取得している前記他のメンバーの動画を、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させないよう制御する、サーバ。
【請求項8】
サーバが実行する方法であって、
事前に収録された運動の手本となる動画および音声と、コーチ端末がリアルタイムで取得しているコーチの動画および音声と、メンバー端末がリアルタイムで取得しているメンバーの動画とを、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させ、
他のメンバーが利用するメンバー端末がリアルタイムで取得している前記他のメンバーの動画を、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させないよう制御する、方法。
【請求項9】
メンバー端末に、
事前に収録された運動の手本となる動画および音声と、コーチ端末がリアルタイムで取得しているコーチの動画および音声と、メンバー端末がリアルタイムで取得しているメンバーの動画とを、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させ、
他のメンバーが利用するメンバー端末がリアルタイムで取得している前記他のメンバーの動画を、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させないよう制御する手順
を実行させるためのプログラム。
【請求項10】
コーチ端末に、
事前に収録された運動の手本となる動画および音声と、各メンバー端末がリアルタイムで取得している全てのメンバーの動画および音声と、前記コーチ端末がリアルタイムに取得しているコーチの動画とを、前記コーチ端末に出力させる手順
を実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オンラインフィットネスシステム、サーバ、方法、およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、フィットネスクラブ(スポーツクラブ等とも呼ばれる)において、フィットネスクラブの会員(以下、メンバーともいう)が、他のメンバーとともに、コーチのサポートを受けながら運動を行うことが知られている。
【0003】
昨今では、フィットネスクラブの店舗に来館することなく自宅等において、インターネット等のネットワーク経由で提供される動画や音声を見聞きしながら運動を行うことができるオンラインフィットネスも増えてきている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2017-199318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のオンラインフィットネスでは、コーチの姿を会員は見ることができるが会員が運動している様子をコーチは見ることができない(一方通行)か、参加者の姿が他の参加者全員に見える(多対多)かのいずれかであり、効果性(コーチが会員の様子を見ることができない)および心理的ハードル(自宅などが他の会員にも見えてしまう)という課題があった。
【0006】
そこで、本発明では、コーチのみが任意の会員の様子を見ながら個別に指導することができる(一対多)ことにより、会員の心理的ハードルを下げつつ、個別指導による運動の効果性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様であるオンラインフィットネスシステムは、サーバと、複数のメンバーの各メンバーが利用する各メンバー端末と、コーチが利用するコーチ端末と、を含むオンラインフィットネスシステムであって、前記サーバは、事前に収録された運動の手本となる動画および音声と、前記コーチ端末がリアルタイムで取得している前記コーチの動画および音声と、前記メンバー端末がリアルタイムで取得しているメンバーの動画とを、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させ、他のメンバーが利用するメンバー端末がリアルタイムで取得している前記他のメンバーの動画を、前記メンバーが利用するメンバー端末に出力させないよう制御する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、会員の心理的ハードルを下げつつ、個別指導による運動の効果性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施形態に係る全体の構成図である。
図2】本発明の一実施形態に係るメンバー端末に表示される画面の一例である。
図3】本発明の一実施形態に係るコーチ端末に表示される画面の一例である。
図4】本発明の一実施形態に係るサーバの機能ブロック図である。
図5】本発明の一実施形態に係るメンバー端末の機能ブロック図である。
図6】本発明の一実施形態に係るコーチ端末の機能ブロック図である。
図7】本発明の一実施形態に係る動画・音声の送受信のシーケンス図である。
図8】本発明の一実施形態に係るサーバが実行する処理のフローチャートである。
図9】本発明の一実施形態に係るメンバー端末が実行する処理のフローチャートである。
図10】本発明の一実施形態に係るコーチ端末が実行する処理のフローチャートである。
図11】本発明の一実施形態に係るサーバ、メンバー端末、コーチ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0011】
<用語の説明>
・本明細書において、「オンラインフィットネス」とは、メンバーがインターネット等のネットワーク経由で提供される動画や音声を見聞きしながら運動を行うことをいう。
・本明細書において「メンバー」とは、オンラインフィットネスのサービスの会員のことをいう。例えば、「メンバー」は、フィットネスクラブ(スポーツクラブ、アスレチッククラブ、ヘルスクラブ等とも呼ばれる)の会員である。
・本明細書において、「コーチ」とは、オンラインフィットネスにおいて、メンバー達をサポートする者のことをいう。
・本明細書において、「運動」とは、任意の運動であってよく、例えば、ボールやバンド(帯状の用具)を用いた運動である。なお、運動は、エアロビクス、ヨガ、ピラティス、ダンス等であってもよい。
【0012】
<発明の概要>
本発明では、各メンバーは、事前に収録された運動の手本となる動画および音声、および、リアルタイムで取得されるコーチの動画および音声(つまり、オンラインフィットネス中に取得される動画および音声。生放送、ライブ配信、生配信とも呼ばれる)、を見聞きしながら、運動を行うことができる。一方、コーチは、リアルタイムで取得されるメンバーの各々の動画(つまり、オンラインフィットネス中に取得される動画)を見ながら、メンバーの各々に声掛け(つまり、コーチの音声を送信)をすることができる。この際、メンバーは、他のメンバーが撮影された動画を見ることはできない。そのため、各メンバーは、自宅等がコーチ以外から見られることなく、運動を行うことができる。
【0013】
<全体の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る全体の構成図である。オンラインフィットネスシステム1は、サーバ10と、メンバー端末20-1、メンバー端末20-2、・・・、メンバー端末20-n(以下、メンバー端末20-1、メンバー端末20-2、・・・、メンバー端末20-nを総称してメンバー端末20ともいう)と、コーチ端末30と、を含む。サーバ10は、任意のネットワークを介して、メンバー端末20の各々およびコーチ端末30とデータを送受信することができる。以下、それぞれについて説明する。
【0014】
サーバ10は、オンラインフィットネスのサービスを提供する。サーバは、1つまたは複数のコンピュータから構成される。
【0015】
本発明では、サーバ10は、メンバーが撮影された動画が他のメンバーのメンバー端末20に表示されない(例えば、メンバー端末20-1を利用しているメンバーが撮影された動画が、メンバー端末20-2、・・・、メンバー端末20-nに表示されない)よう制御する。
【0016】
さらに、サーバ10は、事前に収録された運動の手本となる動画および音声を、メンバー端末20およびコーチ端末30に配信(例えば、ストリーミングで配信)することができる。また、サーバ10は、リアルタイムで取得されるコーチの動画および音声を、メンバー端末20の各々に配信することができる。また、サーバ10は、リアルタイムで取得されるメンバーの各々の動画および音声を、コーチ端末30に配信することができる。
【0017】
メンバー端末20は、メンバーが利用する端末である。具体的には、メンバー端末20は、事前に収録された運動の手本となる動画と、コーチがリアルタイムで撮影されている動画と、メンバー(自分)がリアルタイムで撮影されている動画と、を含む画面を表示する。また、メンバー端末20は、事前に収録された運動の手本となる動画に付随する音声と、リアルタイムで取得されているコーチの音声と、を出力する。メンバー端末20は、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の任意の端末であってよい。メンバー端末20は、メンバーを撮影するためのカメラ機能と、メンバーの声を取得するためのマイク機能と、サーバ10からの動画および音声を出力する機能と、を備えるものとする。
【0018】
コーチ端末30は、コーチが利用する端末である。具体的には、コーチ端末30は、事前に収録された運動の手本となる動画と、メンバーの各々がリアルタイムで撮影されている動画と、コーチ(自分)がリアルタイムで撮影されている動画と、を含む画面を表示する。また、コーチ端末30は、事前に収録された運動の手本となる動画に付随する音声と、リアルタイムで取得されているメンバーの各々の音声と、を出力する。コーチ端末30は、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の任意の端末であってよい。コーチ端末30は、コーチを撮影するためのカメラ機能と、コーチの声を取得するためのマイク機能と、サーバ10からの動画および音声を出力する機能と、を備えるものとする。
【0019】
<画面例>
次に、メンバー端末20およびコーチ端末30に表示される画面の例を説明する。
【0020】
図2は、本発明の一実施形態に係るメンバー端末20に表示される画面の一例である。メンバー端末20に表示される画面(図2のメンバー端末画面2000)は、収録済み動画(手本の動画)2001と、コーチの動画2002と、メンバー(自分)の動画2003と、を含む。
【0021】
収録済み動画(手本の動画)2001は、事前に収録された運動の手本となる動画である。例えば、収録済みの動画(手本の動画)2001は、コーチ等が運動を行っている姿が撮影された動画である。なお、動画の再生とともに、収録済みの音声が出力される。そのため、メンバーは、手本となる動画および音声を見聞きしながら、運動を行うことができる。
【0022】
コーチの動画2002は、コーチがリアルタイムで撮影されている動画である。例えば、コーチの動画2002は、コーチの顔や上半身が撮影されている動画である。なお、動画の再生とともに、リアルタイムで取得されているコーチの音声が出力される。そのため、メンバーは、コーチのサポートを受けながら、運動を行うことができる。
【0023】
メンバー(自分)の動画2003は、メンバー(自分)がリアルタイムで撮影されている動画である。例えば、メンバー(自分)の動画2003は、運動中のメンバーの全身が撮影されている動画である。そのため、メンバーは、運動中の自分の姿を確認しながら、運動を行うことができる。
【0024】
図3は、本発明の一実施形態に係るコーチ端末30に表示される画面の一例である。コーチ端末30に表示される画面(図3のコーチ端末画面3000)は、収録済み動画(手本の動画)3001と、メンバーの各々(具体的には、メンバー1、メンバー2、・・・、メンバーn)の動画3002、コーチ(自分)の動画3003と、を含む。
【0025】
収録済み動画(手本の動画)3001は、事前に収録された運動の手本となる動画である。例えば、収録済みの動画(手本の動画)3001は、コーチ等が運動を行っている姿が撮影された動画である。なお、動画の再生とともに、収録済みの音声が出力される。つまり、収録済み動画(手本の動画)3001および音声と、図2の収録済み動画(手本の動画)2001および音声と、は同じである。そのため、コーチは、メンバーが見聞きしている手本を確認することができる。
【0026】
メンバーの各々(具体的には、メンバー1、メンバー2、・・・、メンバーn)の動画3002は、メンバーの各々がリアルタイムで撮影されている動画である。例えば、メンバーの各々の動画3002は、運動中のメンバーの各々の全身が撮影されている動画である。つまり、メンバーの各々の動画3002と、メンバーの各々の図2のメンバー(自分)の動画2003と、は同じである。そのため、コーチは、オンラインフィットネス中のメンバーを確認することができる。なお、挨拶時には、動画の再生とともに、リアルタイムで取得されているメンバーの各々の音声が出力されてもよい。
【0027】
コーチ(自分)の動画3003は、コーチ(自分)がリアルタイムで撮影されている動画である(なお、動画の再生とともに、音声が出力されてもよい)。例えば、コーチ(自分)の動画3003は、コーチの顔や上半身が撮影されている動画である。つまり、コーチ(自分)の動画3003と、図2のコーチの動画2002と、は同じである。そのため、コーチは、メンバーが見ている自分の姿を確認することができる。
【0028】
<機能ブロック>
次に、サーバ10、メンバー端末20、コーチ端末30の機能ブロックについて説明する。
【0029】
図4は、本発明の一実施形態に係るサーバ10の機能ブロック図である。図4に示されるように、サーバ10は、認証部101と、アンケート処理部102と、挨拶処理部103と、収録済み動画音声配信部104と、メンバー動画音声処理部105と、コーチ動画音声処理部106と、声掛け処理部107と、ハイタッチ処理部108と、を備えることができる。また、サーバ10は、プログラムを実行することで、認証部101、アンケート処理部102、挨拶処理部103、収録済み動画音声配信部104、メンバー動画音声処理部105、コーチ動画音声処理部106、声掛け処理部107、ハイタッチ処理部108として機能することができる。以下、それぞれについて説明する。
【0030】
認証部101は、サーバ10が提供するオンラインフィットネスのサービスへのログインの認証の処理を実行する。具体的には、認証部101は、メンバー端末20から受信した会員番号およびパスワードを用いて、メンバーを認証する。また、認証部101は、コーチ端末30から受信したコーチIDおよびパスワードを用いて、コーチを認証する。
【0031】
アンケート処理部102は、運動前および運動後のアンケートに関する処理を実行する。
【0032】
アンケート処理部102は、運動前のアンケートの提示の処理を実行する。具体的には、アンケート処理部102は、運動前のアンケートが示された画面をメンバー端末20に表示させる。また、アンケート処理部102は、運動前のアンケートの回答をメンバー端末20から受信する。
【0033】
アンケート処理部102は、運動後のアンケートの提示の処理を実行する。具体的には、アンケート処理部102は、運動後のアンケートが示された画面をメンバー端末20に表示させる。また、アンケート処理部102は、運動後のアンケートの回答をメンバー端末20から受信する。
【0034】
挨拶処理部103は、運動前および運動後の挨拶に関する処理を実行する。具体的には、挨拶処理部103は、コーチ端末30から取得した動画および音声をメンバー端末20へ送信する。また、挨拶処理部103は、メンバー端末20から取得した動画および音声をコーチ端末30へ送信する。
【0035】
収録済み動画音声配信部104は、収録済み動画および音声の配信に関する処理を実行する。
【0036】
収録済み動画音声配信部104は、収録済み動画および音声の配信の開始の処理を実行する。具体的には、収録済み動画音声配信部104は、コーチ端末30からの要求に応じて、メンバー端末20およびコーチ端末30への収録済み動画および音声の配信を開始する。
【0037】
収録済み動画音声配信部104は、収録済み動画および音声の配信の終了の処理を実行する。具体的には、収録済み動画音声配信部104は、コーチ端末30からの要求に応じて、メンバー端末20およびコーチ端末30への収録済み動画および音声の配信を終了する。
【0038】
メンバー動画音声処理部105は、メンバー端末20およびコーチ端末30に表示される画面に含まれるメンバーの動画およびそれに付随する音声を処理する。
【0039】
コーチ動画音声処理部106は、メンバー端末20およびコーチ端末30に表示される画面に含まれるコーチの動画およびそれに付随する音声を処理する。
【0040】
声掛け処理部107は、声掛け機能のための処理を実行する。具体的には、声掛け処理部107は、コーチ端末30から送信された音声を、コーチ端末30から指定されたメンバーのメンバー端末20へ送信する。
【0041】
ハイタッチ処理部108は、ハイタッチ機能のための処理を実行する。具体的には、ハイタッチ処理部108は、コーチ等がハイタッチをしている様子のイラスト等をメンバー端末20に表示させる。
【0042】
図5は、本発明の一実施形態に係るメンバー端末20の機能ブロック図である。図5に示されるように、メンバー端末20は、受付部201と、送受信部202と、画面表示部203と、撮影部204と、音声出力部205と、音声入力部206と、を備える。また、メンバー端末20は、プログラムを実行することで、受付部201、送受信部202、画面表示部203、撮影部204、音声出力部205、音声入力部206として機能することができる。
【0043】
受付部201は、メンバー端末20を利用しているメンバーからの指示を受け付ける。具体的には、受付部201は、メンバーがメンバー端末20を操作して入力した指示を受け付ける。
【0044】
送受信部202は、サーバ10とデータを送受信する。具体的には、送受信部202は、メンバー端末20が出力する動画等の画面のデータをサーバ10から受信する。また、送受信部202は、メンバー端末20が出力する音声のデータをサーバ10から受信する。また、送受信部202は、撮影部204が取得した動画をサーバ10へ送信する。また、送受信部202は、音声入力部206が取得した音声をサーバ10へ送信する。
【0045】
画面表示部203は、画面を表示する。具体的には、画面表示部203は、サーバ10から取得した動画等の画面を表示する。
【0046】
撮影部204は、メンバーを撮影する。具体的には、撮影部204は、運動中のメンバーの全身等を撮影する。
【0047】
音声出力部205は、音声を出力する。具体的には、音声出力部205は、サーバ10から取得した音声を出力する。
【0048】
音声入力部206は、音声を入力する。具体的には、音声入力部206は、メンバーの音声を取得する。
【0049】
図6は、本発明の一実施形態に係るコーチ端末30の機能ブロック図である。図6に示されるように、コーチ端末30は、受付部301と、送受信部302と、画面表示部303と、撮影部304と、音声出力部305と、音声入力部306と、を備える。また、コーチ端末30は、プログラムを実行することで、受付部301、送受信部302、画面表示部303、撮影部304、音声出力部305、音声入力部306として機能することができる。
【0050】
受付部301は、コーチ端末30を利用しているコーチからの指示を受け付ける。具体的には、受付部301は、コーチがコーチ端末30を操作して入力した指示を受け付ける。
【0051】
送受信部302は、サーバ10とデータを送受信する。具体的には、送受信部302は、コーチ端末30が出力する動画等の画面のデータをサーバ10から受信する。また、送受信部302は、コーチ端末30が出力する音声のデータをサーバ10から受信する。また、送受信部302は、撮影部304が取得した動画をサーバ10へ送信する。また、送受信部302は、音声入力部306が取得した音声をサーバ10へ送信する。
【0052】
画面表示部303は、画面を表示する。具体的には、画面表示部303は、サーバ10から取得した動画等の画面を表示する。
【0053】
撮影部304は、コーチを撮影する。具体的には、撮影部304は、コーチの顔や上半身等を撮影する。
【0054】
音声出力部305は、音声を出力する。具体的には、音声出力部305は、サーバ10から取得した音声を出力する。
【0055】
音声入力部306は、音声を入力する。具体的には、音声入力部306は、コーチの音声を取得する。
【0056】
<動画・音声の送受信>
図7は、本発明の一実施形態に係る動画・音声の送受信のシーケンス図である。
【0057】
図7の上段は、収録済み動画・音声の配信について示す。
【0058】
ステップ101(S101)において、コーチ端末30が、収録済み動画・音声の配信の開始の指示をサーバ10へ送信したとする。
【0059】
ステップ102(S102)において、サーバ10は、S101の指示に応じて、収録済み動画・音声をメンバー端末20(メンバー端末20-1、メンバー端末20-2、・・・、メンバー端末20-n)およびコーチ端末30へ配信する。その後、コーチ端末30が配信の終了の指示をサーバ10へ送信すると、配信が終了される。
【0060】
図7の中段は、コーチの動画・音声について示す。
【0061】
ステップ201(S201)において、コーチ端末30は、コーチ端末30がリアルタイムで取得しているコーチの動画・音声を、サーバ10へ送信する。
【0062】
ステップ202(S202)において、サーバ10は、S201で受信したコーチの動画・音声を、メンバー端末20(メンバー端末20-1、メンバー端末20-2、・・・、メンバー端末20-n)へ送信する。なお、コーチの音声は、コーチがコーチ端末30上で指定したメンバーのメンバー端末のみに送信されるようにしてもよいし(例えば、オンライフィットネス中のコーチから各メンバーに対する声掛け、コーチからの各メンバーに対する挨拶等)、全てのメンバーのメンバー端末に送信されるようにしてもよい(例えば、コーチから全メンバーに対する挨拶等)。
【0063】
図7の下段は、メンバーの動画・音声について示す。なお、ここでは、メンバー端末20-1を利用しているメンバー1の動画・音声を例として説明する。
【0064】
ステップ301(S301)において、メンバー端末20-1は、メンバー端末20-1がリアルタイムで取得しているメンバー1の動画・音声を、サーバ10へ送信する。
【0065】
ステップ302(S302)において、サーバ10は、S301で受信したメンバー1の動画・音声を、コーチ端末30へ送信する。この際、サーバ10は、S301で受信したメンバー1の動画・音声を、他のメンバー(メンバー2、・・・、メンバーn)が利用しているメンバー端末20-2、・・・、メンバー端末20-nへは送信しない。なお、挨拶時には、メンバー1の音声が、他のメンバー(メンバー2、・・・、メンバーn)が利用しているメンバー端末20-2、・・・、メンバー端末20-nへ送信されてもよい。
【0066】
<フローチャート>
次に、サーバ10、メンバー端末20、コーチ端末30が実行する処理について説明する。
【0067】
図8は、本発明の一実施形態に係るサーバ10が実行する処理のフローチャートである。
【0068】
ステップ11(S11)において、サーバ10は、ログインの認証の処理を実行する。具体的には、サーバ10は、メンバー端末20から受信した会員番号およびパスワードを用いて、メンバーを認証する。また、サーバ10は、コーチ端末30から受信したコーチIDおよびパスワードを用いて、コーチを認証する。
【0069】
ステップ12(S12)において、サーバ10は、運動前の挨拶の処理を実行する。具体的には、サーバ10は、コーチ端末30から取得した動画および音声をメンバー端末20へ送信する。また、サーバ10は、メンバー端末20から取得した動画および音声をコーチ端末30へ送信する。
【0070】
ステップ13(S13)において、サーバ10は、運動前のアンケートの提示の処理を実行する。具体的には、サーバ10は、運動前のアンケートが示された画面をメンバー端末20に表示させる。そして、サーバ10は、運動前のアンケートの回答をメンバー端末20から受信する。
【0071】
例えば、運動前のアンケートは、運動の種類("しっかり頑張る"または"自分のペースで頑張る")およびその理由("自分のペースで頑張る"を選択した理由(痛みがある、疲れている、気持ちがブルー、その他等))、痛み(なし、肩、腰、ひざ、股関節、手首、他等)、一番痛みの強い箇所、痛みの度合い、テーマ(正しい姿勢・腹圧、使う筋肉を意識、大きく腕を振って足踏み、特に上半身を頑張る、特に下半身を頑張る、特にお腹を頑張る等)等である。
【0072】
ステップ14(S14)において、サーバ10は、収録済み動画および音声の配信の開始の処理を実行する。具体的には、サーバ10は、コーチ端末30からの要求に応じて、メンバー端末20およびコーチ端末30への収録済み動画および音声の配信を開始する。
【0073】
ステップ15(S15)において、サーバ10は、声掛け機能のための処理を実行する。具体的には、サーバ10は、コーチ端末30から送信された音声を、コーチ端末30から指定されたメンバーのメンバー端末20へ送信する。
【0074】
ステップ16(S16)において、サーバ10は、収録済み動画および音声の配信の終了の処理を実行する。具体的には、サーバ10は、コーチ端末30からの要求に応じて、メンバー端末20およびコーチ端末30への収録済み動画および音声の配信を終了する。
【0075】
ステップ17(S17)において、サーバ10は、ハイタッチ機能のための処理を実行する。具体的には、サーバ10は、コーチ等がハイタッチをしている様子のイラスト等をメンバー端末20に表示させる。
【0076】
ステップ18(S18)において、サーバ10は、運動後のアンケートの提示の処理を実行する。具体的には、サーバ10は、運動後のアンケートが示された画面をメンバー端末20に表示させる。そして、サーバ10は、運動後のアンケートの回答をメンバー端末20から受信する。
【0077】
例えば、運動後のアンケートは、痛みの度合い、今日の運動はどうであったか("バッチリ意識できた"、"少し意識できた"、"意識できなかった")、次の予定、運動の楽しさ、運動で効くと感じたか、映像や音の問題等である。
【0078】
ステップ19(S19)において、サーバ10は、運動後の挨拶の処理を実行する。具体的には、サーバ10は、コーチ端末30から取得した動画および音声をメンバー端末20へ送信する。また、サーバ10は、メンバー端末20から取得した動画および音声をコーチ端末30へ送信する。
【0079】
図9は、本発明の一実施形態に係るメンバー端末20が実行する処理のフローチャートである。
【0080】
ステップ21(S21)において、メンバー端末20は、サーバ10が提供するオンラインフィットネスのサービスへのログインの処理を実行する。具体的には、メンバー端末20は、メンバーがメンバー端末20に入力した会員番号およびパスワードを、サーバ10へ送信する。
【0081】
ステップ22(S22)において、メンバー端末20は、運動前の挨拶の処理を実行する。具体的には、メンバー端末20は、コーチがリアルタイムで撮影されている動画と、メンバー(自分)がリアルタイムで撮影されている動画と、を含む画面を表示する。また、メンバー端末20は、リアルタイムで取得されているコーチの音声を出力する。なお、挨拶中には、他のメンバーの音声が出力されるようにしてもよい。
【0082】
ステップ23(S23)において、メンバー端末20は、運動前のアンケートの回答の処理を実行する。具体的には、メンバー端末20は、運動前のアンケートが示された画面を表示する。そして、メンバー端末20は、メンバーがメンバー端末20に入力した運動前のアンケートの回答を、サーバ10へ送信する。
【0083】
その後、事前に収録された運動の手本となる動画および音声の配信(例えば、ストリーミングによる配信)が開始する。
【0084】
ステップ24(S24)において、メンバー端末20は、声掛けを受ける処理を実行する。具体的には、メンバー端末20は、リアルタイムで取得されているコーチの音声(メンバーに対する声掛け)を出力する。このように、メンバーは、手本となる動画および音声を見聞きしつつ、コーチからの声掛けを受けることができる。
【0085】
その後、事前に収録された運動の手本となる動画および音声の配信(例えば、ストリーミングによる配信)が終了する。
【0086】
ステップ25(S25)において、メンバー端末20は、ハイタッチの処理を実行する。具体的には、メンバー端末20は、コーチ等がハイタッチをしている様子のイラスト等を表示する。
【0087】
ステップ26(S26)において、メンバー端末20は、運動後のアンケートの回答の処理を実行する。具体的には、メンバー端末20は、運動後のアンケートが示された画面を表示する。そして、メンバー端末20は、メンバーがメンバー端末20に入力した運動後のアンケートの回答を、サーバ10へ送信する。
【0088】
ステップ27(S27)において、メンバー端末20は、運動後の挨拶の処理を実行する。具体的には、メンバー端末20は、コーチがリアルタイムで撮影されている動画と、メンバー(自分)がリアルタイムで撮影されている動画と、を含む画面を表示する。また、メンバー端末20は、リアルタイムで取得されているコーチの音声を出力する。なお、挨拶中には、他のメンバーの音声が出力されるようにしてもよい。
【0089】
図10は、本発明の一実施形態に係るコーチ端末30が実行する処理のフローチャートである。
【0090】
ステップ31(S31)において、コーチ端末30は、サーバ10が提供するオンラインフィットネスのサービスへのログインの処理を実行する。具体的には、コーチ端末30は、コーチがコーチ端末30に入力したコーチIDおよびパスワードを、サーバ10へ送信する。
【0091】
ステップ32(S32)において、コーチ端末30は、運動前の挨拶の処理を実行する。具体的には、コーチ端末30は、メンバーの各々がリアルタイムで撮影されている動画と、コーチ(自分)がリアルタイムで撮影されている動画と、を含む画面を表示する。また、コーチ端末30は、リアルタイムで取得されているメンバーの各々の音声を出力する。
【0092】
ステップ33(S33)において、コーチ端末30は、収録済み動画および音声の配信の開始の処理を実行する。具体的には、コーチ端末30は、コーチからの開始の指示に応じて、収録済み動画および音声の配信の開始をサーバ10に要求する。
【0093】
ステップ34(S34)において、コーチ端末30は、声掛けをする処理を実行する。具体的には、コーチ端末30は、リアルタイムで取得されているコーチの音声(メンバーに対する声掛け)およびその声掛けの対象となるメンバー(つまり、コーチの音声の送信先)の指定をサーバ10へ送信する。このように、コーチは、メンバーの一人一人に、個別に声掛けをすることができる。
【0094】
ステップ35(S35)において、コーチ端末30は、収録済み動画および音声の配信の終了の処理を実行する。具体的には、コーチ端末30は、コーチからの終了の指示に応じて、収録済み動画および音声の配信の終了をサーバ10に要求する。
【0095】
ステップ36(S36)において、コーチ端末30は、運動後の挨拶の処理を実行する。具体的には、コーチ端末30は、メンバーの各々がリアルタイムで撮影されている動画と、コーチ(自分)がリアルタイムで撮影されている動画と、を含む画面を表示する。また、コーチ端末30は、リアルタイムで取得されているメンバーの各々の音声を出力する。コーチ端末30には、図9のS26の運動後のアンケートの回答が表示される。そのため、コーチは、各メンバーのアンケートの回答を考慮したうえで、メンバーとコミュニケーションをはかることができる。
【0096】
<効果>
このように、本発明の一実施形態では、フィットネスクラブの店舗以外にいることを気にせず店舗で運動を行っているかのように体感することができる。
【0097】
<ハードウェア構成>
図11は、本発明の一実施形態に係るサーバ10、メンバー端末20、コーチ端末30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0098】
サーバ10、メンバー端末20、コーチ端末30は、CPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002、RAM(Random Access Memory)1003を有する。CPU1001、ROM1002、RAM1003は、いわゆるコンピュータを形成する。
【0099】
また、サーバ10、メンバー端末20、コーチ端末30は、補助記憶装置1004、表示装置1005、操作装置1006、I/F(Interface)装置1007、ドライブ装置1008を有することができる。
【0100】
また、メンバー端末20およびコーチ端末30は、撮影装置(カメラ)1010、音声入出力装置(マイクおよびスピーカ)1011を有する。
【0101】
なお、サーバ10、メンバー端末20、コーチ端末30の各ハードウェアは、バスBを介して相互に接続されている。
【0102】
CPU1001は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムを実行する演算デバイスである。
【0103】
ROM1002は、不揮発性メモリである。ROM1002は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムをCPU1001が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM1002はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。
【0104】
RAM1003は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM1003は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムがCPU1001によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
【0105】
補助記憶装置1004は、各種プログラムや、各種プログラムが実行される際に用いられる情報を格納する補助記憶デバイスである。
【0106】
表示装置1005は、サーバ10、メンバー端末20、コーチ端末30の内部状態等を表示する表示デバイスである。
【0107】
操作装置1006は、サーバ10、メンバー端末20、コーチ端末30の管理者がサーバ10、メンバー端末20、コーチ端末30に対して各種指示を入力する入力デバイスである。
【0108】
I/F装置1007は、ネットワークに接続し、他の装置と通信を行うための通信デバイスである。
【0109】
ドライブ装置1008は記憶媒体1009をセットするためのデバイスである。ここでいう記憶媒体1009には、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記憶媒体1009には、EPROM (Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
【0110】
なお、補助記憶装置1004にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記憶媒体1009がドライブ装置1008にセットされ、該記憶媒体1009に記録された各種プログラムがドライブ装置1008により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置1004にインストールされる各種プログラムは、I/F装置1007を介して、ネットワークよりダウンロードされることでインストールされてもよい。
【0111】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0112】
1 オンラインフィットネスシステム
10 サーバ
20 メンバー端末
30 コーチ端末
101 認証部
102 アンケート処理部
103 挨拶処理部
104 収録済み動画音声配信部
105 メンバー動画音声処理部
106 コーチ動画音声処理部
107 声掛け処理部
108 ハイタッチ処理部
201 受付部
202 送受信部
203 画面表示部
204 撮影部
205 音声出力部
206 音声入力部
301 受付部
302 送受信部
303 画面表示部
304 撮影部
305 音声出力部
306 音声入力部
1001 CPU
1002 ROM
1003 RAM
1004 補助記憶装置
1005 表示装置
1006 操作装置
1007 I/F装置
1008 ドライブ装置
1009 記憶媒体
1010 撮影装置
1011 音声入出力装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11