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  • 特開-落下防止装置 図1
  • 特開-落下防止装置 図2
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  • 特開-落下防止装置 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023069829
(43)【公開日】2023-05-18
(54)【発明の名称】落下防止装置
(51)【国際特許分類】
   E04G 21/32 20060101AFI20230511BHJP
   E04G 5/00 20060101ALI20230511BHJP
【FI】
E04G21/32 A
E04G5/00 301C
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021181980
(22)【出願日】2021-11-08
(71)【出願人】
【識別番号】000140292
【氏名又は名称】株式会社奥村組
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】弁理士法人創成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】杉岡 秀紀
(72)【発明者】
【氏名】佐金 賢
(72)【発明者】
【氏名】中山 美奈
(57)【要約】
【課題】受け止め材の開閉作業の短時間化を図ることが可能な落下防止装置を提供する。
【解決手段】落下防止装置100は、建築物の側壁側に基端部が水平軸62を中心に回動自在に支持され、上方からの落下物を受け止めることが可能な受け止め材10と、受け止め材10の先端部に一端部が固定されたワイヤ30と、水平軸62の上方にて建築物の側壁側に設けられ、受け止め材10の先端部から延びてくるワイヤ30を上方に向かうように向きを変える変向機構40と、変向機構40の上方にて建築物の側壁側に設けられ、ワイヤ40の他端部が固定され、ワイヤ30の引き上げ及び繰り出しを行うことが可能な引き上げ機50とを備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築物の側壁側に基端部が水平軸を中心に回動自在に支持され、上方からの落下物を受け止めることが可能な受け止め材と、
前記受け止め材の先端部に一端部が固定された紐状体と、
前記水平軸の上方にて前記建築物の側壁側に設けられ、前記受け止め材の先端部から延びてくる前記紐状体を上方に向かうように向きを変える変向機構と、
前記変向機構の上方にて前記建築物の側壁側に設けられ、前記紐状体の他端部が固定され、前記紐状体の引き上げ及び繰り出しを行うことが可能な引き上げ機とを備えることを特徴とする落下防止装置。
【請求項2】
前記水平軸と前記変向機構との間の距離は、前記水平軸と前記受け止め材の前記紐状体が固定された前記先端部との間の距離よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の落下防止装置。
【請求項3】
前記受け止め材の前記紐状体が固定された前記先端部は、前記受け止め材の左右方向の中心に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の落下防止装置。
【請求項4】
前記受け止め材は、複数の受け止め材本体と、前記受け止め材本体の外周をそれぞれ取り囲む複数の外枠と、前記複数の外枠の間に設けられ、隣接する前記外枠と連結される連結体とからなることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の落下防止装置。
【請求項5】
前記変向機構は滑車であり、前記紐状体はワイヤであることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の落下防止装置。
【請求項6】
前記引き上げ機は、前記紐状体の巻き取り及び巻き出しを行うことが可能なホイスト又はウインチであり、過巻き防止のためのストッパーを備えていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の落下防止装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、落下防止装置、特に、建材や工具などの落下物を受け止めて、地上に落下することを防止する落下防止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
高層ビルなどの建物の建設作業や改装工事などにおいて、建材や工具などが地上に落下するおそれがある。そこで、従来から、落下物を受け止め材(特許文献1における養生パネル、特許文献1における庇)で受け止める落下防止装置が仮設足場などに設置されている。クレーンなどを用いて建材を揚重する際には邪魔となるので、受け止め材は可倒式(開閉式)になっている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭62-244976号公報
【特許文献2】特開平2-72748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1,2に記載されたような従来の落下防止装置においては、受け止め材の先端に取り付けられたロープを作業者が人力で引き上げることにより、受け止め材を閉じていた。受け止め材は建材や工具などの落下物を確実に受け止めるために強固なものであるため重量物であって、クレーンなどを用いて建材を揚重する際ごとに受け止め材を開閉する必要があるので、このような開閉作業に長時間を要していた。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、受け止め材の開閉作業の短時間化を図ることが可能な落下防止装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の落下防止装置は、建築物の側壁側に基端部が水平軸を中心に回動自在に支持され、上方からの落下物を受け止めることが可能な受け止め材と、前記受け止め材の先端部に一端部が固定された紐状体と、前記水平軸より上方にて前記建築物の側壁側に設けられ、前記受け止め材の先端部から延びてくる前記紐状体を上方に向かうように向きを変える変向機構と、前記変向機構の上方にて前記建築物の側壁側に設けられ、前記紐状体の他端部が固定され、前記紐状体の引き上げ及び繰り出しを行うことが可能な引き上げ機とを備えることを特徴とする。
【0007】
本発明の落下防止装置によれば、引き上げ機を用いて紐状体の引き上げ及び繰り出しを電動や油圧などで行うことにより、受け止め材の開閉作業を、従来のように人力で行う場合と比較して簡易に行うことが可能になる。また、変向機構により上方に向かうように紐状体の向きを変えているので、引き上げ機から紐状体に作用する応力の方向が一定となるため、紐状体の引き上げ及び繰り出しを安定的に行うことが可能となる。
【0008】
本発明の落下防止装置において、前記水平軸と前記変向機構との間の距離は、前記水平軸と前記受け止め材の前記紐状体が固定された前記先端部との間の距離よりも長いことが好ましい。
【0009】
この場合、受け止め材を略垂直になるまで閉じることが可能となり、建材などを揚重する際に、これら建材が受け止め材と干渉することの防止を図ることが可能となる。
【0010】
また、本発明の落下防止装置において、前記受け止め材の前記紐状体が固定された前記先端部は、前記受け止め材の左右方向の中心に位置することが好ましい。
【0011】
この場合、受け止め材を左右方向にずれることなく安定的に開閉することが可能となる。
【0012】
また、本発明の落下防止装置において、前記受け止め材は、複数の受け止め材本体と、前記受け止め材本体の外周をそれぞれ取り囲む複数の外枠と、前記複数の外枠の間に設けられ、隣接する前記外枠と連結される連結体とからなることが好ましい。
【0013】
この場合、連結体により連結された外枠を介して複数の受け止め材本体を連結することが可能となる。また、連結体の先端部に紐状体の一端部を固定することにより、紐状体から受け止め材に作用する応力を連結体にて受けることができる。
【0014】
また、本発明の落下防止装置において、前記変向機構は滑車であり、前記紐状体はワイヤであることが好ましい。
【0015】
この場合、変向機構において紐状体に作用する摩擦の減少を図ることが可能となる。
【0016】
また、本発明の落下防止装置において、前記引き上げ機は、前記紐状体の巻き取り及び巻き出しを行うことが可能なホイスト又はウインチであり、過巻き防止のためのストッパーを備えていることが好ましい。
【0017】
この場合、紐状体の他端を上昇及び下降させることにより紐状体の引き上げ及び繰り出しを行うクレーンなどと異なり、引き上げ機の設置の容易化を図ることが可能となる。また、過巻き防止のためのストッパーを備えているので、紐状体の巻き取り過ぎを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の実施形態に係る落下防止装置の受け止め材が開いた状態を示す模式上面図。
図2】落下防止装置の受け止め材が開いた状態を示す模式側面図。
図3】落下防止装置の受け止め材が閉じた状態を示す模式側面図。
図4】ワイヤの先端部を外枠の先端部に固定する構造を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の実施形態に係る落下防止装置100について図1から図4を参照して説明する。なお、図1から図4は本実施形態を模式的に説明するための図であり、寸法はデフォルメされている。
【0020】
落下防止装置100は、高層ビルなどの建設工事や外装工事などを行う際に、建築物の側壁側に設けられ、建材や工具などの落下物を受け止め、これらが地上に落下することを防止する装置である。
【0021】
落下防止装置100は、図1から図3に示すように、受け止め材10、支持材(斜材)20、ワイヤ30、変向機構40、引き上げ機50などを備えている。ただし、支持材20は備えていなくもよい。
【0022】
受け止め材10は、落下した建材や工具などの落下物を受け止め、地上に落下することを防止するための部材である。受け止め材10は、受け止め材本体11と、受け止め材本体11を支持する外枠12とから構成されている。なお、図示しないが、受け止め材10は、外枠12を補強する補強材などを備えていてもよい。
【0023】
ここでは、落下防止装置100は、2つの外枠12同士が連結されることにより、2つの受け止め材10が水平方向(X軸方向)に連結されている2スパン用である。
【0024】
受け止め材本体11は、例えば、繊維強化プラスチックやアルミニウム合金などからなる板材、ナイロンやポリエステルなどからなる糸を編み込んでなる網(ネット)、金網、又はキャンパス生地や高張力繊維布などの布材からなる矩形状のものである。
【0025】
外枠12は、受け止め材本体11の外周を取り囲んでいる。外枠12は、左右一対の縦枠材13と、縦枠材13の基端部同士及び先端部同士を連結する横枠材14とからなっている。これら各枠材13,14は、それぞれ繊維強化プラスチックやアルミニウム合金などの型材などからなっている。受け止め材本体11は外周を取り囲む外枠12によって支持される。
【0026】
外枠12の基端部は、側端面を2点鎖線で示す建築物の側壁側の仮設足場Aなどに設けられた部材61に対して、水平軸(水平方向に延びる軸)を中心に回動自在に設けられている。
【0027】
具体的には、例えば、外枠12の縦枠材13の基端部から後方に突出した部分13aにそれぞれ水平方向に延びる貫通孔(不図示)が形成されている。そして、部材61にも水平方向に延びる貫通孔(不図示)が形成されている。そして、これら貫通孔を中心軸が水平方向に延びる軸部材62が挿通している。なお、軸部材62の中心軸が本発明の水平軸に相当する。
【0028】
これにより、外枠12、ひいては受け止め材10の基端部が軸部材62の中心軸を中心に回動自在となっている。なお、図2に示すように、受け止め材10が斜め前方に突出した状態が開いた状態(倒れた状態)であり、図3の示すように、受け止め材10が略垂直状態にある状態が閉じた状態(直立した状態)である。
【0029】
支持材20は、受け止め材10が開いた状態を支持(補助)する部材である。支持材20は、外管21と、外管21の内部を摺動可能な内管22とから構成されている。外管21及び内管22は、それぞれ繊維強化プラスチックやアルミニウム合金などの円筒状材からなっている。
【0030】
外管21の基端部は仮設足場などに設けられた部材63に、内管22の先端部は、外枠12の縦枠材13の先端部に、それぞれ回動自在に取り付けられている。これにより、受け止め材10の回動に伴い、支持材20は、外管21に対して内管22が摺動することにより、全長を変化させながら、受け止め材10を支持する。
【0031】
なお、1つの落下防止装置100において、隣接する縦枠材13に対しては、何れか一方の縦枠材13に内管22の先端部を取り付ければよい。また、隣接する縦枠材13の間に新たに縦枠材(連結体)を設け、この縦枠材に内管22の先端部を取り付けてもよい。
【0032】
外枠12の先端部には、1本のワイヤ30の一端部(先端部)が固定されている。ワイヤ30は、本願発明の紐状体に相当する。なお、ワイヤ30の代わりにロープやチェーンなどを用いてもよい。
【0033】
具体的には、図4に示すように、外枠12の各縦枠材13の先端部の上面壁に貫通孔(不図示)が形成されており、この貫通孔を挿通するボルト31によりL字状の部材32が固定される。このL字状の部材32にも貫通孔(不図示)が形成されている。また、他のL字状の部材33にも貫通孔(不図示)が形成されている、これら貫通孔を挿通するボルト34によりL字状の部材32,33同士が固定される。そして、L字状の部材33にはクランプ35が溶接などによって固定されている。これらクランプ35は、各L字状の部材33が固定された状態において、その中心軸が一直線上に位置しており、各クランプ35を挿通する金属製の一直線状の1本のパイプ(単管パイプ)36がクランプ35を用いて固定される。
【0034】
このように、ここでは、パイプ36を介して2つの外枠12は連結されている。そして、ワイヤ30の先端部が、図示しないワイヤクランプなどを用いてパイプ36に固定されている。ワイヤ30のパイプ36への固定位置は、連結された2つの受け止め材10の水平方向(左右方向)の中心に位置することが好ましい。これにより、2つの受け止め材10を同時に傾斜することなく開閉することが可能となる。
【0035】
変向機構40は、受け止め材10の先端部側から当該変向機構40に向かって斜め上方に向かって延びるワイヤ30の向きを、上方に向かうように変える機構である。変向機構40は、仮設足場Aなどに設置されている。
【0036】
ここでは、変向機構40は、仮設足場Aなどに設けられ、水平軸を中心に回転する滑車40である。そして、この滑車40の溝にワイヤ30が掛架されている。具体的には、図示しないが、滑車付きのクランプを用い、このクランプを仮設足場Aの構成材である単管パイプなどに固定することにより、滑車40を設ければよい。なお、変向機構40は、ワイヤ30が掛架される溝が形成された単なる丸棒などであってもよい。
【0037】
変向機構40は、受け止め材10が閉じた状態であるとき、ワイヤ30の先端部が位置する位置よりも上方に位置していることが好ましい。すなわち、軸部材62の軸中心と変向機構40との間の距離L1は、軸部材62の軸中心と外枠12の縦枠材13のワイヤ30が固定された先端部との間の距離L2よりも長いことが好ましい。これにより、変向機構40が受け止め材10と干渉することがなく、受け止め材10を略垂直に直立するまで閉じることが可能となる。
【0038】
ただし、変向機構40は、受け止め材10が閉状態であるとき、ワイヤ30の先端部が位置する位置より下方に位置していてもよい。この場合、変向機構40が受け止め材10と干渉しないように、直立するまで受け止め材10を閉じることは不可能となる。
【0039】
なお、ワイヤ30は直上を向くものに限定されず、おおよそ上方を向くものであればよく、例えば15度程度まであれば前後方向に傾斜していてもよい。さらに、左右方向にも多少傾斜していてもよい。
【0040】
仮設足場Aなどには、変向機構40の上方に引き上げ機50が設置されている。ここでは、引き揚げ機50は、電動ホイストや電動ウインチなどの電動式の巻き上げ機50であり、この巻き上げ機50にワイヤ30の他端部(後端部)が固定されている。巻き上げ機50を作動させることにより、ワイヤ30の巻き上げ(引き上げ)又は巻き出し(繰り出し)を電動で行うことができる。図示しないが、巻き上げ機50には過巻きを防止するストッパーを設けることが好ましい。
【0041】
なお、引き上げ機50は、電動式の巻き上げ機のほか、ワイヤ30の後端部を電動油圧式や油圧式などの動力で上昇及び下降させることが可能なものであってもよい。
【0042】
以上説明したように、落下防止装置100によれば、引き上げ機50を用いてワイヤ30の引き上げ及び繰り出しを行うので、受け止め材10の開閉作業を、従来のように人力で行う場合と比較して簡易に行うことが可能になる。また、変向機構40により上方に向かうようにワイヤ30の向きを変えているので、引き上げ機50からワイヤ30に作用する応力の方向が一定となるため、ワイヤ30の引き上げ及び繰り出しを安定的に行うことが可能となる。
【0043】
なお、建築物の側壁の全長に亘って落下防止装置100を設置してもよいが、クレーンなどを用いて揚重する鉄筋などの最大長さに応じて、複数の落下防止装置100を並設し、他の箇所には従来の落下防止装置を設置してもよい。
【0044】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することが可能である。例えば、2つの受け止め材10を連結して1本のワイヤ30を用いて開閉する2スパン用について説明したが、1つの受け止め材10に1本のワイヤ30を用いる1スパン用や、3つ以上の受け止め材10に1本のワイヤ30を用いる3スパン用以上であってもよい。
【0045】
また、複数の受け止め材10を連結して1本のワイヤ30を用いて開閉する場合、外枠30の間に連結体を設け、この連結体を介して隣接する外枠30を連結してもよい。連結体は、例えば、縦枠材13と同程度の長さを有し、縦枠材13と同じ素材などからなる角筒状体又は角柱状体であり、縦枠材13と溶接などによって直接的に、又は縦枠材13とパイプ36などの部材を介して間接的に、縦枠材13と連結されている。
【0046】
さらに、パイプ36を縦枠材13に取り付けるのではなく、連結体に取り付けてもよい。また、支持材20は、縦枠材13ではなく、連結体を支持してもよい。このように連結体を設けることにより、ワイヤ30や支持材20を介して作用する応力を連結体にて受けることが可能となる。
【0047】
さらに、偶数の受け止め材10を連結して1本のワイヤ30を用いて開閉する場合、中央に存在する連結体の先端部に直接的にワイヤ30の先端部を固定してもよい。この場合も、偶数の受け止め材10を左右対称に安定した状態で開閉することが可能となる。
【0048】
また、例えば、2つの受け止め材10を連結した2スパン用である場合、ワイヤ30を1本だけ用いるものに限定されず、2本以上のワイヤ30を用いても2つの受け止め材10を同時に開閉してもよい。
【0049】
さらに、1つの外枠12が1つの受け止め材本体11を支持する場合について説明したが、1つの外枠が複数の受け止め本体を支持するものであってもよい。この場合、受け止め材本体は、X軸平方向に分割されているものであっても、Y軸方向に分割されているものであってもよい。
【符号の説明】
【0050】
10…受け止め材、 11…受け止め材本体、 12…外枠、 13…縦枠材、 13a…突出した部分、 14…横枠材、 20…支持材(斜材)、 21…外管、 22…内管、 30…ワイヤ(紐状体)、 31,34…ボルト、 32,33…L字状の部材、 35…クランプ、 36…パイプ、 40…変向機構、滑車、 50…引き上げ機、電動式の巻き上げ機、 61,63…部材、 62…軸部材(水平軸)、 100…落下防止装置、 A…仮設足場。
図1
図2
図3
図4