(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023070072
(43)【公開日】2023-05-18
(54)【発明の名称】シャフトを容易に取り替え装着できる交換式スリーブ装置を含むパター
(51)【国際特許分類】
A63B 53/02 20150101AFI20230511BHJP
A63B 53/04 20150101ALI20230511BHJP
A63B 53/06 20150101ALI20230511BHJP
A63B 60/02 20150101ALI20230511BHJP
A63B 102/32 20150101ALN20230511BHJP
【FI】
A63B53/02
A63B53/04 Z
A63B53/06 D
A63B60/02
A63B102:32
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022158104
(22)【出願日】2022-09-30
(31)【優先権主張番号】10-2021-0150822
(32)【優先日】2021-11-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】522387205
【氏名又は名称】ナム、ジョン ヒョン
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】ナム、ジョン ヒョン
【テーマコード(参考)】
2C002
【Fターム(参考)】
2C002AA04
2C002AA07
2C002CH03
2C002KK01
2C002KK02
2C002LL01
(57)【要約】 (修正有)
【課題】トゥハングバランス、ヒールバランス、無重力バランスを考慮したゴルファーのパットスタイルにオーダーメード適用され得る構造を含むパターを提供する。
【解決手段】パター100は、一側面にスリーブ装置150が所定角度だけ回転可能なように結束される結束溝が形成された本体部110;ヘッドフェースを形成する下方延長部120;板状構造を形成するブレード形成部130;ブレード形成部の上部面に一定の距離だけ離隔して多数配置され、重りを着脱可能な構造で結束させる重り装着溝140;および本体部の結束溝に着脱可能な構造で装着され、上方に所定高さだけ延びたブロック構造であり、上端面から所定深さだけ湾入したシャフト結束締結具が形成されたスリーブ装置150;を含む。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パットストローク方向と垂直をなす方向に所定長さだけ延びたブロック構造であり、一側面にスリーブ装置(150)が所定角度だけ回転可能なように結束される結束溝(113)が形成された本体部(110);
前記本体部(110)の一側面から前方に所定長さだけ突出した後に下方に所定深さだけ延びて所定面積を有するヘッドフェース(122a)を形成する下方延長部(120);
前記下方延長部(120)の下端から後方に所定長さだけ延びて所定大きさの面積を有する板状構造を形成するブレード形成部(130);
前記ブレード形成部(130)の上部面または側部面に一定の距離だけ離隔して多数配置され、重り(170)を着脱可能な構造で結束させる重り装着溝(140);および、
前記本体部(110)の結束溝に着脱可能な構造で装着され、上方に所定高さだけ延びたブロック構造であり、上端面から所定深さだけ湾入したシャフト結束締結具(152)が形成されたスリーブ装置(150);
を含み、
前記本体部(110)の結束溝(113)は、
前記本体部(110)の後方の一側面の真ん中に所定深さだけ湾入した構造の中央溝(113a);
前記中央溝(113a)の両側壁をなし、ヒンジ結束具(113c)の中心を通る仮想の水平線を基準として上下対称の形態で鋭角だけ傾いた構造の傾斜面(113b);および、
前記中央溝(113a)の真ん中に形成され、スリーブ装置とボルティング締結され得るヒンジ結束具(113c);
を含み、
前記傾斜面(113b)は、
前記ヒンジ結束具(113c)を中心としてスリーブ装置が一側方に傾く場合、スリーブ装置の一側面と面接触するように傾いた構造である
ことを特徴とするパター。
【請求項2】
前記本体部(110)は、
パットストローク方向と垂直をなす方向の一断面から所定深さだけ湾入した構造で形成され、第1重り(111a)をボルティング締結できる構造の第1締結具(111);および、
パットストローク方向と垂直をなす方向の他断面から所定深さだけ湾入した構造で形成され、第2重り(112a)をボルティング締結できる構造の第2締結具(112);
を含む
請求項1に記載のパター。
【請求項3】
前記下方延長部(120)は、
前記本体部(110)の前方に向かう一側面の上部から所定長さだけ延び、本体部(110)の上部面と連続する上部面構造を形成する前方連結部(121);
前記前方連結部(121)の一端の下部面から下方に所定長さだけ延びてロフト角を形成するヘッドフェース(122a)を形成するフェース形成部(122);および、
前記本体部(110)の前方に向かう一側面の下部とフェース形成部(122)の間に形成される離隔空間部(123);
を含む
請求項1に記載のパター。
【請求項4】
前記ブレード形成部(130)は、
パットストローク方向と垂直をなす方向に一側に配置され、下方延長部(120)の下端から後方に所定長さの半径を有する曲面構造を形成し、一側上部面に所定高さだけ突出形成されてブレード形成部(130)の自体荷重を増加させる構造の一側ブレード(131);および、
パットストローク方向と垂直をなす方向に他側に配置され、下方延長部(120)の下端から後方に所定長さの半径を有する曲面構造を形成し、他側上部面に所定高さだけ突出形成されてブレード形成部(130)の自体荷重を増加させる構造の他側ブレード(132);
を含み、
前記一側ブレード(131)の突出形成された部分に多数の重り装着溝(140)が一定の間隔で離隔して曲面構造の縁に沿って配置され、
前記他側ブレード(132)の突出形成された部分に多数の重り装着溝(140)が一定の間隔で離隔して曲面構造の縁に沿って配置される
請求項1に記載のパター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はパターに関し、さらに詳細には、多様な仕様のシャフトを容易に取り替え装着できる交換式スリーブ装置を含むパターに関する。
【背景技術】
【0002】
ゴルフはティーボックスでドライバーを利用してティーショットを遂行し、その後、ウッドやアイアンおよびユーティリティクラブとウェッジクラブを利用してセカンドおよびサードショットまたはアプローチを遂行してグリーン上にボールをオンさせた後、パターを利用してグリーンに形成されたホールに入れることによって一つのホールを終了する形態で、18のホールを回って規定された打数より低いスコアをさらに多く記録するほど有利なスポーツである。
【0003】
このようなゴルフを遂行するために、グリーン上にオンしたボールをホールカップに入れるために最後に使うクラブがパターであり、このようなパターも多様な種類が開発されて利用者に提供されているのが実情であり、代表的には、「一」字状のヘッドの形状をしたブレード(Blade、またはアンサータイプ)タイプと、ヘッドの後方に突出部を有する大型のヘッドを有するマレット(Mallet)タイプとに大別される。
【0004】
最近では、アンサータイプまたはマレットタイプの基本形から脱皮して機能的な部分が加味された新しい形態のパターも開発されており、代表的な例を特許文献を通じて詳擦すると次の通りである。
【0005】
特許文献1は、上部にグリップが備えられた上部シャフト1が差し込まれて結合されるように形成された結合部2と、前記結合部2の下部に連結されてその下側先端にはゴルフボールと接触する前面打撃面3aを有する打撃部3bと、前記打撃部3bの後側に一体に形成されて重量調節と重心を取るための後面ウェイト3cを有するパターヘッド3で構成されたゴルフパターにおいて;前記打撃部3bの上面に前記前面打撃面3aと平行な線上に一端が一体に連結され、他端は前記上部シャフト1の外周面に差し込まれる輪11が形成された支持棒10をさらに含むことを特徴としている。
【0006】
特許文献2は、一端にグリップが設けられたシャフトと前記シャフトの端部に結合されるヘッドを具備したゴルフ用パターにおいて、前記ヘッドは前面にゴルフボールを打撃する打撃部と、前記打撃部の上部にシャフトと連結される連結部材を有し、前記連結部材は前記シャフトの端部が挿入される挿入ホールを有する挿入部が形成され、三角形の断面であって、一つの頂点部が前記挿入部と連結され、他の二つの頂点部がそれぞれ前記打撃部の両側端部に連結され、前記ヘッドの打撃部には横方向に沿って連続的に繰り返された直線突起が形成され、前記直線突起には少なくとも一つ以上の凹溝が形成されたことを特徴としている。
【0007】
特許文献3は、上端にグリップ部が形成されたシャフト;半トラック状の部材であって、前記シャフトの下端に着脱可能に結合され、ゴルフボールを打撃する打撃部;および前記打撃部を前記シャフトに連結する連結部を含み、前記連結部は、前記シャフトの下端部が貫通されるように上下方向に貫通ホールが形成され、貫通した前記シャフトの下部の一部分と結合されるシャプト結合管;前記シャプト結合管の左側下部に一体に形成され、前記シャプト結合管から左側下向きに延長形成され、延長された端部には結合突起が形成された左側連結軸;および前記シャプト結合管の右側下部に一体に形成され、前記シャプト結合管から右側下向きに延長形成され、延長された端部には結合突起が形成された右側連結軸を含み、前記打撃部は、前面にゴルフボールを打撃する打撃領域が形成され、上部面に、溝状の部材であって、前記結合突起と対応するように並んで形成された連結軸結合溝と、溝状の部材であって、前記連結軸結合溝の間で前記シャプト結合管を貫通したシャフトの下端と結合される位置に形成されたシャフト結合溝が形成され、前記連結部と打撃部が分離結合され、前記シャフトが前記シャプト結合管を通過して前記打撃部に結合されることによって、パット時にシャフトの端部に作用する弾性増加現象が防止されるとともに、歪み現象が除去されるようにした構成である。
【0008】
前記のような先行技術が適用された特許文献では、ヘッドの上部に両方向にブリッジを一体に連結するか、またはヘッドと分解結合可能にまたは締り嵌めの形態で具備し、前記ブリッジの上部にはシャフトを結合して構成している形態である。
【0009】
前記のような構成では、ヘッドの上部にシャフトと連結するためのブリッジがさらに連結されることによってヘッドの重心が上側に位置することになるため、パット過程で利用者がスイング動作を遂行する時に、ヘッドの底面が地面と略連接した状態で振り子のように安定して動くことができずに揺れる現象が発生することになる。
【0010】
また、重心が高いためヘッドの底面が地面と略連接するような間隔を維持できず、利用者の意図とは異なって地面と相当な高さで離隔した状態でスイングがなされることになるため、ボールを打撃する瞬間にスイートスポットに当たらずにこれを外れた位置で打撃することになる現象が頻繁に起きる。
【0011】
ヘッドの重心がブリッジによっていずれか一か所に偏重される現象が発生して、ヘッドのトゥとヒールが水平(バランス)を維持できずに重さが集中する所に傾きになるため、パット過程でヘッドが正しい位置を維持できない傾向があるのはもちろん、ブリッジによって利用者の視野を遮ってボールを正確に凝視することが難しくなる問題点が現れる。
【0012】
このような問題点によって、パット過程で利用者が目的とした距離だけボールを送ることができないことはもちろん、意図した軌道でボールを転がして送ることが不可能となるので、ボールをホールカップに入れることができなくなって打数が多くなってしまったり、パット効率性が顕著に落ちてしまうなどの多様な問題点が発生しているのが実情である。
【0013】
このような問題点を解決するために、
図1に図示された通り、重りをユーザの意図に沿ってヘッドの上部面に締結する構造が開発されたが、従来技術に係る問題点を解決するにおいては限界がある。
【0014】
したがって、前記言及した従来技術に係る問題点を解決できる技術が必要であるのが実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】韓国登録実用新案公報第20-0445545号(登録日:2009年08月03日)
【特許文献2】韓国登録特許公報第10-0810786号(登録日:2008年02月28日)
【特許文献3】韓国登録特許公報第10-1217586号(登録日:2012年12月26日)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
本発明の目的は、ユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用した最適のシャフトを容易に取り替え装着することができ、パターヘッドの重心をユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用して最適の位置に配置できるため、結果としてトゥハングバランス、ヒールバランス、無重力バランスを考慮したゴルファーのパットスタイルにオーダーメード適用され得る構造を含むパターを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0017】
このような目的を達成するための本発明の一側面に係るパターは、パットストローク方向と垂直をなす方向に所定長さだけ延びたブロック構造であり、一側面にスリーブ装置が所定角度だけ回転可能なように結束される結束溝が形成された本体部;前記本体部の一側面から前方に所定長さだけ突出した後に下方に所定深さだけ延びて所定面積を有するヘッドフェースを形成する下方延長部;前記下方延長部の下端から後方に所定長さだけ延びて所定大きさの面積を有する板状構造を形成するブレード形成部;前記ブレード形成部の上部面または側部面に一定の距離だけ離隔して多数配置され、重りを着脱可能な構造で結束させる重り装着溝;および前記本体部の結束溝に着脱可能な構造で装着され、上方に所定高さだけ延びたブロック構造であり、上端面から所定深さだけ湾入したシャフト結束締結具が形成されたスリーブ装置;を含む構成であり得る。
【0018】
本発明の一実施例において、前記本体部は、パットストローク方向と垂直をなす方向の一断面から所定深さだけ湾入した構造で形成され、第1重りをボルティング締結できる構造の第1締結具;およびパットストローク方向と垂直をなす方向の他断面から所定深さだけ湾入した構造で形成され、第2重りをボルティング締結できる構造の第2締結具;を含む構成であり得る。
【0019】
本発明の一実施例において、前記本体部の結束溝は、前記本体部の後方の一側面の真ん中に所定深さだけ湾入した構造の中央溝;前記中央溝の両側壁をなし、ヒンジ結束具の中心を通る仮想の水平線を基準として上下対称の形態で鋭角だけ傾いた構造の傾斜面;および前記中央溝の真ん中に形成され、スリーブ装置とボルティング締結され得るヒンジ結束具;を含む構成であり得る。
【0020】
この場合、前記傾斜面は、前記ヒンジ結束具を中心としてスリーブ装置が一側方に傾く場合、スリーブ装置の一側面と面接触するように傾いた構造であり得る。
【0021】
また、前記下方延長部は、前記本体部の前方に向かう一側面の上部から所定長さだけ延び、本体部の上部面と連続する上部面構造を形成する前方連結部;前記前方連結部の一端の下部面から下方に所定長さだけ延びてロフト角を形成するヘッドフェースを形成するフェース形成部;および前記本体部の前方に向かう一側面の下部とフェース形成部間に形成される離隔空間部;を含む構成であり得る。
【0022】
本発明の一実施例において、前記ブレード形成部は、パットストローク方向と垂直をなす方向に一側に配置され、下方延長部の下端から後方に所定長さの半径を有する曲面構造を形成し、一側上部面に所定高さだけ突出形成されてブレード形成部の自体荷重を増加させる構造の一側ブレード;およびパットストローク方向と垂直をなす方向に他側に配置され、下方延長部の下端から後方に所定長さの半径を有する曲面構造を形成し、他側上部面に所定高さだけ突出形成されてブレード形成部の自体荷重を増加させる構造の他側ブレード;を含む構成であり得る。
【0023】
この場合、前記一側ブレードの突出形成された部分に多数の重り装着溝が一定の間隔で離隔して曲面構造の縁に沿って配置され、前記他側ブレードの突出形成された部分に多数の重り装着溝が一定の間隔で離隔して曲面構造の縁に沿って配置され得る。
【0024】
また、前記一側ブレードと他側ブレードの上部面に突出形成された部分は、パットストローク方向と平行な方向に湾入した構造を形成することができる。
【0025】
本発明の一実施例において、前記スリーブ装置は、一側面に本体部の結束溝とボルティング締結され得るボルティング締結具が形成され、上方に所定高さだけ延びた四角柱構造のスリーブ本体部;および前記スリーブ本体部の上端面から所定深さだけ湾入し、シャフトの一端部とボルティング締結され得る構造のシャフト結束締結具;を含む構成であり得る。
【0026】
本発明の一実施例において、前記パターは、前記本体部の内部に装着され、予め設定された入力値と第1検出部および第2検出部から獲得したデータに基づいて重心可変部、スリーブ角度変更部および発光表示部の作動を制御する制御部;前記制御部の内部に搭載され、ユーザのスマートデバイスと無線連動してユーザによって入力される入力値を受信して制御部に伝達し、スイッチ部と無線連動してスイッチ部から入力される信号を制御部に伝達する無線通信モジュール;前記下方延長部内部に装着され、ヘッドフェースから検出されるゴルフボールとの衝撃量と接触位置を検出して制御部に伝達する第1検出部;前記ブレード形成部の下部面に装着され、パターヘッドの進行方向をリアルタイムで検出し、第1検出部から衝撃量が検出される時点を基準として直前のパターヘッドのストローク進行方向を制御部に伝達する第2検出部;前記本体部内部に位置変更可能な構造で装着され、制御部の制御信号によって本体部の延長長さ方向と平行な方向に位置変更され、所定大きさの重量を有する構造の重心可変部;前記本体部の一側面に装着され、制御部の制御信号によって作動してスリーブ装置の傾きを変更する構造のスリーブ角度変更部;前記重り装着溝それぞれに独立的に発光作動するように装着され、制御部の制御信号により作動する発光表示部;前記スリーブ装置に結束されるシャフトのグリップ部分に付着され、ユーザの指の押圧動作によって信号値の入力を受けて無線通信モジュールに入力信号を伝達するスイッチ部;および前記ブレード形成部の上部表面に装着され、制御部から伝達される制御信号によりパット動作に関連したデータを視覚的に出力する映像出力部;を含む構成であり得る。
【発明の効果】
【0027】
以上で説明した通り、本発明のパターによると、特定構造の本体部、下方延長部、ブレード形成部、重り装着溝およびスリーブ装置を具備することによって、ユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用した最適のシャフトを容易に取り替え装着することができ、パターヘッドの重心をユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用して最適の位置に配置できるため、結果としてトゥハングバランス、ヒールバランス、無重力バランスを考慮したゴルファーのパットスタイルにオーダーメード適用され得る構造を含むパターを提供することができる。
【0028】
また、本発明のパターによると、特定構造の第1締結具および第2締結具を含む本体部、および多数の重り装着溝を特定位置に配置するブレード形成部を具備することによって、パターヘッドの重心をユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用して最適の位置に配置できるため、結果としてトゥハングバランス、ヒールバランス、無重力バランスを考慮したゴルファーのパットスタイルにオーダーメード適用され得る構造を含むパターを提供することができる。
【0029】
また、本発明のパターによると、特定構造のスリーブ本体部およびシャフト結束締結具を含むスリーブ装置を具備することによって、ユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用した最適のシャフトを容易に取り替え装着できるパターを提供することができる。
【0030】
また、本発明のパターによると、特定役割を遂行する制御部、無線通信モジュール、第1検出部、第2検出部、重心可変部、スリーブ角度変更部、発光表示部、スイッチ部および映像出力部を具備することによって、ユーザのスマートデバイスを通じて入力されたパットスタイルと矯正しようとするパットスタイルの入力を受けた後、ゴルファーのパットスタイルを第1検出部と第2検出部を通じて分析して、分析されたデータに基づいて入力されたパットスタイルと矯正しようとするパットスタイルにオーダーメード適用される最適の重心とシャフトの角度を算出して、重心可変部、スリーブ角度変更部および発光表示部を作動させることによって、自動でゴルファーにオーダーメード適用されて運用され得るパターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【
図2】本発明の一実施例に係るパターを示す写真である。
【
図4】本発明の一実施例に係るパターを示す平面図である。
【
図7】本発明のさらに他の実施例に係るパターを示す平面図である。
【
図9】本発明のさらに他の実施例に係るパターを示す平面図である。
【
図11】本発明のさらに他の実施例に係るパターの制御流れを示す制御構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明することにする。これに先立ち、本明細書および特許請求の範囲に使われた用語や単語は、通常的または辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈される。
【0033】
本明細書の全体において、或る部材が他の部材「上に」位置しているとする時、これは或る部材が他の部材に接している場合だけでなく、二つの部材間にさらに他の部材が存在する場合も含む。本明細書の全体において、或る部分が何らかの構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0034】
図2には本発明の一実施例に係るパターを示す写真が図示されており、
図3には
図2に図示されたパターを示す写真が図示されている。
【0035】
これらの図面を参照すると、本実施例に係るパター100は、特定構造の本体部110、下方延長部120、ブレード形成部130、重り装着溝140およびスリーブ装置150を具備することによって、ユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用した最適のシャフトを容易に取り替え装着することができ、パターヘッドの重心をユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用して最適の位置に配置できるため、結果としてトゥハングバランス、ヒールバランス、無重力バランスを考慮したゴルファーのパットスタイルにオーダーメード適用され得る構造を含むパターを提供することができる。
【0036】
以下では、図面を参照して、本実施例に係るパター100を構成する各構成について詳細に説明する。
【0037】
図4には本発明の一実施例に係るパターを示す平面図が図示されており、
図5には
図4の右側面図が図示されており、
図6には
図4のA-A’線切断面図が図示されている。
【0038】
これらの図面を参照すると、本実施例に係るパター100の本体部110は、パットストローク方向と垂直をなす方向に所定長さだけ延びたブロック構造であり、一側面にスリーブ装置150が所定角度だけ回転可能なように結束される結束溝113が形成された構造であり得る。
【0039】
具体的には、
図4および
図5に図示された通り、本実施例に係る本体部110は特定構造の第1締結具111および第2締結具112を含む構成であり得る。第1締結具111は、パットストローク方向と垂直をなす方向の一断面から所定深さだけ湾入した構造で形成され、第1重り111aをボルティング締結できる構造である。また、第2締結具112は、パットストローク方向と垂直をなす方向の他断面から所定深さだけ湾入した構造で形成され、第2重り112aをボルティング締結できる構造である。
【0040】
図4および
図5に図示された通り、本体部110の結束溝113は特定構造の中央溝113a、傾斜面113bおよびヒンジ結束具113cを含む構成であり得る。結束溝113の中央溝113aは、本体部110の後方の一側面の真ん中に所定深さだけ湾入した構造である。結束溝113の傾斜面113bは、中央溝113aの両側壁をなし、ヒンジ結束具113cの中心を通る仮想の水平線を基準として上下対称の形態で鋭角だけ傾いた構造である。この時、傾斜面113bは、ヒンジ結束具113cを中心としてスリーブ装置が一側方に傾く場合、スリーブ装置の一側面と面接触するように傾いた構造であることが好ましい。また、結束溝113のヒンジ結束具113cは、中央溝113aの真ん中に形成され、スリーブ装置とボルティング締結され得る。
【0041】
本実施例に係る下方延長部120は、本体部110の一側面から前方に所定長さだけ突出した後に下方に所定深さだけ延びて所定面積を有するヘッドフェース122aを形成する構造であり得る。
【0042】
具体的には、下方延長部120は特定構造の前方連結部121、フェース形成部122および離隔空間部123を含む構成であり得る。下方延長部120の前方連結部121は、本体部110の前方に向かう一側面の上部から所定長さだけ延び、本体部110の上部面と連続する上部面構造を形成する。下方延長部120のフェース形成部122は、前方連結部121の一端の下部面から下方に所定長さだけ延びてロフト角を形成するヘッドフェース122aを形成する。また、下方延長部120の離隔空間部123は、本体部110の前方に向かう一側面の下部とフェース形成部122の間に形成される構成である。
【0043】
本実施例に係る重り装着溝140は、ブレード形成部130の上部面に一定の距離だけ離隔して多数配置され、重り170を着脱可能な構造で結束させることができる。
【0044】
本実施例に係るブレード形成部130は、下方延長部120の下端から後方に所定長さだけ延びて所定大きさの面積を有する板状構造を形成する構造であり得る。
【0045】
具体的には、ブレード形成部130は、
図4に図示された通り、特定構造の一側ブレード131および他側ブレード132を含む構成であり得る。一側ブレード131は、パットストローク方向と垂直をなす方向に一側に配置され、下方延長部120の下端から後方に所定長さの半径を有する曲面構造を形成し、一側上部面に所定高さだけ突出形成されてブレード形成部130の自体荷重を増加させる構造である。他側ブレード132は、パットストローク方向と垂直をなす方向に他側に配置され、下方延長部120の下端から後方に所定長さの半径を有する曲面構造を形成し、他側上部面に所定高さだけ突出形成されてブレード形成部130の自体荷重を増加させる構造である。
【0046】
この時、一側ブレード131の突出形成された部分に多数の重り装着溝140が一定の間隔で離隔して曲面構造の縁に沿って配置され、他側ブレード132の突出形成された部分に多数の重り装着溝140が一定の間隔で離隔して曲面構造の縁に沿って配置される。
【0047】
この時、
図5に図示された通り、一側ブレード131と他側ブレード132の上部面に突出形成された部分133a、133bは、パットストローク方向と平行な方向に湾入した構造134を形成することになる。
【0048】
この場合、本実施例によると、特定構造の第1締結具111および第2締結具112を含む本体部110、および多数の重り装着溝140を特定位置に配置するブレード形成部130を具備することによって、パターヘッドの重心をユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用して最適の位置に配置できるため、結果としてトゥハングバランス、ヒールバランス、無重力バランスを考慮したゴルファーのパットスタイルにオーダーメード適用され得る構造を含むパターを提供することができる。
【0049】
また、本実施例に係るスリーブ装置150は、本体部110の結束溝に着脱可能な構造で装着される構成であって、上方に所定高さだけ延びたブロック構造であり、上端面から所定深さだけ湾入したシャフト結束締結具152が形成された構造であり得る。
【0050】
具体的には、スリーブ装置150は特定構造のスリーブ本体部151およびシャフト結束締結具152を含む構成であり得る。スリーブ装置150のスリーブ本体部151は、一側面に本体部110の結束溝とボルティング締結され得るボルティング締結具が形成され、上方に所定高さだけ延びた四角筒構造である。また、シャフト結束締結具152は、スリーブ本体部151の上端面から所定深さだけ湾入し、シャフト160の一端部とボルティング締結され得る構造である。
【0051】
一方、
図7には本発明のさらに他の実施例に係るパターを示す平面図が図示されており、
図8には
図7の右側面図が図示されている。
【0052】
これらの図面に図示された通り、本実施例に係る重り装着溝140はブレード形成部130の一側ブレード131と他側ブレード132それぞれの側傍に向かう側面から所定深さだけ湾入した構造で形成され得る。重り装着溝140の形成方向は設計者の意図およびユーザの意図によって、ブレード形成部130の外部面に多様に形成され得ることは言うまでもない。
【0053】
前述した構成を含む本実施例によると、特定構造のスリーブ本体部151およびシャフト結束締結具152を含むスリーブ装置150を具備することによって、ユーザの体形とコンディションおよび使用環境にオーダーメード適用した最適のシャフトを容易に取り替え装着できるパターを提供することができる。
【0054】
図9には本発明のさらに他の実施例に係るパターを示す平面図が図示されており、
図10には
図9のB-B’線切断面図が図示されている。また、
図11には本発明のさらに他の実施例に係るパターの制御流れを示す制御構成図が図示されている。
【0055】
これらの図面を参照すると、本実施例に係るパター100は特定の役割を遂行する制御部181、無線通信モジュール182、第1検出部183、第2検出部184、重心可変部185、スリーブ角度変更部186、発光表示部187、スイッチ部188および映像出力部189を含む構成であり得る。
【0056】
具体的には、本実施例に係る第1検出部183は、下方延長部120内部に装着される構成であって、ヘッドフェース122aから検出されるゴルフボールとの衝撃量と接触位置を検出して制御部181に伝達することができる。また、第2検出部184は、ブレード形成部130の下部面に装着される構成であって、パターヘッドの進行方向をリアルタイムで検出し、第1検出部183から衝撃量が検出される時点を基準として直前のパターヘッドのストローク進行方向を制御部181に伝達することができる。この時、第2検出部184はパターヘッドの動きを正確にセンシングできるように多数のセンサが組み合わせられた構成であり得、例えばジャイロセンサ184a、超音波センサ184bおよびレーザー変位センサ184cを含む構成であり得る。ジャイロセンサ184aを利用してパターヘッドの加速度方向と速度および位置変更値を検出することができ、超音波センサ184bを通じてパターヘッドの下部面と地面の間の間隔の変化をリアルタイムで検出してパターヘッドのストロークにより高さ変化を検出することができ、レーザー変位センサ184cを通じてパターヘッドの2次元位置変更データを検出することができる。この時、制御部181はジャイロセンサ184a、超音波センサ184bおよびレーザー変位センサ184cから獲得したデータに基づいて、パターヘッドのストローク方向とストローク速度を3次元空間上の座標値で正確に算出することができる。この時、制御部181は内部に予め保存された基準データ値に基づいてパターヘッドのストローク方向とストローク速度値がユーザが入力した範囲とユーザの望むパットスタイルに適合しているかどうかを判断することができ、このような判断結果と補正すべき内容を映像出力部189を通じてユーザに出力したりユーザのスマートデバイスに出力することができる。
【0057】
本実施例に係る重心可変部185は、
図9および
図10に図示された通り、本体部110内部に位置変更可能な構造で装着される構成であって、制御部181の制御信号によって本体部110の延長長さ方向と平行な方向に位置変更され、所定大きさの重量を有する構造であり得る。
【0058】
具体的には、重心可変部185は、特定構造の位置変更レール185a、位置変更重り185bおよび位置変更駆動部185cを含む構成であり得る。重心可変部185の位置変更レール185aは本体部110の延長方向に沿って内部に所定長さだけ延びたレール構造であって、位置変更重り185bが搭載されて位置変更ができるようにする構成である。この時、位置変更重り185bの一側下部面には制御部181の制御信号により作動する位置変更駆動部185cが装着される。
【0059】
本実施例に係るスリーブ角度変更部186は、本体部110の一側面に装着される構成であって、制御部181の制御信号によって作動してスリーブ装置150の傾きを変更する構造である。
【0060】
本実施例に係る発光表示部187は、重り装着溝140それぞれに独立的に発光作動するように装着される構成であって、制御部181の制御信号により作動することができる。
【0061】
本実施例に係るスイッチ部188は、スリーブ装置150に結束されるシャフトのグリップ部分に付着される構成であって、ユーザの指の押圧動作によって信号値の入力を受けて無線通信モジュール182に入力信号を伝達することができる。
【0062】
また、本実施例に係る映像出力部189は、ブレード形成部130の上部表面に装着される構成であって、制御部181から伝達される制御信号によりパット動作に関連したデータを視覚的に出力することができる。
【0063】
この時、本実施例に係る制御部181は、本体部110の内部に装着される構成であって、予め設定された入力値と第1検出部183および第2検出部184から獲得したデータに基づいて重心可変部、スリーブ角度変更部186および発光表示部187の作動を制御することができる。
【0064】
制御部181の内部に搭載される無線通信モジュール182は、ユーザのスマートデバイスと無線連動してユーザによって入力される入力値を受信して制御部181に伝達し、スイッチ部188と無線連動してスイッチ部188から入力される信号を制御部181に伝達することができる。
【0065】
この場合、本実施例によると、特定役割を遂行する制御部181、無線通信モジュール182、第1検出部183、第2検出部184、重心可変部185、スリーブ角度変更部186、発光表示部187、スイッチ部188および映像出力部189を具備することによって、ユーザのスマートデバイスを通じて入力されたパットスタイルと矯正しようとするパットスタイルの入力を受けた後、ゴルファーのパットスタイルを第1検出部183と第2検出部184を通じて分析して、分析されたデータに基づいて入力されたパットスタイルと矯正しようとするパットスタイルにオーダーメード適用される最適な重りの重心とシャフトの角度を算出して、重心可変部185、スリーブ角度変更部186および発光表示部187を作動させることによって、自動でゴルファーにオーダーメード適用されて運用され得るパターを提供することができる。
【0066】
以上の本発明の詳細な説明では、それによる特別な実施例に対してのみ記述した。しかし、本発明は詳細な説明で言及される特別な形態に限定されず、かえって添付された特許請求の範囲によって定義される本発明の精神と範囲内にあるすべての変形物と均等物および代替物を含む。
【0067】
すなわち、本発明は前述した特定の実施例および説明に限定されず、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば誰でも多様な変形実施が可能であり、そのような変形は本発明の保護範囲内にある。
【符号の説明】
【0068】
100:パター
110:本体部
111:第1締結具
111a:第1重り
112:第2締結具
112a:第2重り
113:結束溝
113a:中央溝
113b:傾斜面
113c:ヒンジ結束具
120:下方延長部
121:前方連結部
122:フェース形成部
122a:ヘッドフェース
123:離隔空間部
130:ブレード形成部
131:一側ブレード
132:他側ブレード
133a:突出形成された部分
133b:突出形成された部分
134:湾入した構造
140:重り装着溝
150:スリーブ装置
151:スリーブ本体部
152:シャフト結束締結具
160:シャフト
170:重り
181:制御部
182:無線通信モジュール
183:第1検出部
184:第2検出部
184a:ジャイロセンサ
184b:超音波センサ
184c:レーザー変位センサ
185:重心可変部
185a:位置変更レール
185b:位置変更重り
185c:位置変更駆動部
186:スリーブ角度変更部
187:発光表示部
188:スイッチ部
189:映像出力部
【手続補正書】
【提出日】2023-03-03
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パットストローク方向と垂直をなす方向に所定長さだけ延びたブロック構造であり、一側面にスリーブ装置(150)が所定角度だけ回転可能なように結束される結束溝(113)が形成された本体部(110);
前記本体部(110)の一側面から前方に所定長さだけ突出した後に下方に所定深さだけ延びて所定面積を有するヘッドフェース(122a)を形成する下方延長部(120);
前記下方延長部(120)の下端から後方に所定長さだけ延びて所定大きさの面積を有する板状構造を形成するブレード形成部(130);
前記ブレード形成部(130)の上部面または側部面に一定の距離だけ離隔して多数配置され、重り(170)を着脱可能な構造で結束させる重り装着溝(140);および、
前記本体部(110)の結束溝に着脱可能な構造で装着され、上方に所定高さだけ延びたブロック構造であり、上端面から所定深さだけ湾入したシャフト結束締結具(152)が形成されたスリーブ装置(150);
を含み、
前記本体部(110)の結束溝(113)は、
前記本体部(110)の後方の一側面の真ん中に所定深さだけ湾入した構造の中央溝(113a);
前記中央溝(113a)の両側壁をなし、ヒンジ結束具(113c)の中心を通る仮想の水平線を基準として上下対称の形態で鋭角だけ傾いた構造の傾斜面(113b);および、
前記中央溝(113a)の真ん中に形成され、スリーブ装置とボルティング締結され得るヒンジ結束具(113c);
を含み、
前記傾斜面(113b)は、
前記ヒンジ結束具(113c)を中心としてスリーブ装置が一側方に傾く場合、スリーブ装置の一側面と面接触するように傾いた構造であり、
更に、前記本体部の内部には重心可変部(185)が備わり、
前記重心可変部(185)は、
前記ヘッドフェース(122a)に略平行かつ前記スリーブ装置(150)に略垂直な方位に敷設された位置変更レール(185a)と、前記位置変更レール(185a)に沿って移動可能な位置変更重り(185b)と、前記位置変更重り(185b)を移動させる位置変更駆動部(185c)とを含む
ことを特徴とするパター。
【請求項2】
前記本体部(110)は、
パットストローク方向と垂直をなす方向の一断面から所定深さだけ湾入した構造で形成され、第1重り(111a)をボルティング締結できる構造の第1締結具(111);および、
パットストローク方向と垂直をなす方向の他断面から所定深さだけ湾入した構造で形成され、第2重り(112a)をボルティング締結できる構造の第2締結具(112);
を含む
請求項1に記載のパター。
【請求項3】
前記下方延長部(120)は、
前記本体部(110)の前方に向かう一側面の上部から所定長さだけ延び、本体部(110)の上部面と連続する上部面構造を形成する前方連結部(121);
前記前方連結部(121)の一端の下部面から下方に所定長さだけ延びてロフト角を形成するヘッドフェース(122a)を形成するフェース形成部(122);および、
前記本体部(110)の前方に向かう一側面の下部とフェース形成部(122)の間に形成される離隔空間部(123);
を含む
請求項1に記載のパター。
【請求項4】
前記ブレード形成部(130)は、
パットストローク方向と垂直をなす方向に一側に配置され、下方延長部(120)の下端から後方に所定長さの半径を有する曲面構造を形成し、一側上部面に所定高さだけ突出形成されてブレード形成部(130)の自体荷重を増加させる構造の一側ブレード(131);および、
パットストローク方向と垂直をなす方向に他側に配置され、下方延長部(120)の下端から後方に所定長さの半径を有する曲面構造を形成し、他側上部面に所定高さだけ突出形成されてブレード形成部(130)の自体荷重を増加させる構造の他側ブレード(132);
を含み、
前記一側ブレード(131)の突出形成された部分に多数の重り装着溝(140)が一定の間隔で離隔して曲面構造の縁に沿って配置され、
前記他側ブレード(132)の突出形成された部分に多数の重り装着溝(140)が一定の間隔で離隔して曲面構造の縁に沿って配置される
請求項1に記載のパター。