(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023070224
(43)【公開日】2023-05-19
(54)【発明の名称】捕虫器
(51)【国際特許分類】
A01M 1/10 20060101AFI20230512BHJP
【FI】
A01M1/10 Z
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021182257
(22)【出願日】2021-11-09
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-11-28
(71)【出願人】
【識別番号】520176773
【氏名又は名称】松岡 孝夫
(74)【代理人】
【識別番号】110000475
【氏名又は名称】弁理士法人みのり特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松岡 孝夫
【テーマコード(参考)】
2B121
【Fターム(参考)】
2B121AA13
2B121BA13
2B121BA40
2B121EA21
2B121FA01
2B121FA03
2B121FA15
(57)【要約】
【課題】蚊の産卵を防止することができ、かつ製造コストが低い捕虫器を提供する。
【解決手段】捕虫器1は、筒状に構成された側壁10と、上下に延びる1つまたは複数の侵入孔12を有する天板11と、天板11の下方において水平方向に拡がるとともに側壁10内面に固定され、容器3内への蚊Mの侵入を阻止する仕切り部13と、を備えている。捕虫器1は、下面が開放されており、容器3に設置され、容器3の開放面を覆う。仕切り部13は、仕切り部13の上面に到着した蚊Mが産卵しないように、捕虫器1が容器3に設置されているときの仕切り部13の上面と容器3の上面との距離L4が所定距離以上離れる位置において、側壁10に固定されている。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯留可能かつ上面開放の容器に設置され、前記容器の開放面を覆う捕虫器であって、
筒状に構成された側壁と、
上下に延びる1つまたは複数の侵入孔を有する天板と、
前記天板の下方において水平方向に拡がるとともに前記側壁内面に固定され、前記容器内への蚊の侵入を阻止する仕切り部と、を備え、
下面が開放されており、
前記仕切り部は、前記仕切り部の上面に到着した蚊が産卵しないように、前記捕虫器が前記容器に設置されているときの前記仕切り部の上面と前記容器の上面との距離が所定距離以上離れる位置において、前記側壁に固定されている
ことを特徴とする捕虫器。
【請求項2】
前記捕虫器が前記容器に設置されたときの前記仕切り部の上面と前記容器の上面との距離は、5mm~100mmである
ことを特徴とする請求項1に記載の捕虫器。
【請求項3】
前記仕切り部は、前記仕切り部上方の空間と前記容器内の空間とを連通させる通気孔を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の捕虫器。
【請求項4】
前記仕切り部は、多孔質材またはメッシュ材で構成されている
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の捕虫器。
【請求項5】
前記侵入孔の下端と前記仕切り部の上面との距離は、2mm~4mmであり、
前記侵入孔の出口の内径は、2mm~5mmである
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の捕虫器。
【請求項6】
前記容器は、バケツであって、
前記仕切り部は、雨水を前記バケツ内へと通過させ、かつ、蚊が産卵可能な量の水を貯留することがないよう構成されている
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の捕虫器。
【請求項7】
前記仕切り部の下方かつ前記側壁の内面に固定され、水平方向に突出する凸状または水平方向に延びるプレート状に構成された支持部をさらに備え、
前記容器に被せられるとき、前記支持部の下面を前記容器の上面に配置される
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の捕虫器。
【請求項8】
前記支持部の下面は、凸部または凹部を有し、
当該凸部また当該凹部によって、前記捕虫器が前記容器の上面に配置されたとき、前記支持部の下面と前記容器の上面との間において、蚊を侵入させずかつ前記容器から溢れた水を排出する間隙を構成する
ことを特徴とする請求項7に記載の捕虫器。
【請求項9】
前記側壁の下端は、前記支持部よりも下方に配置されている
ことを特徴とする請求項7または8に記載の捕虫器。
【請求項10】
前記侵入孔は、下方に向かって小さく形成されたテーパ状の孔である
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の捕虫器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、捕虫器に関し、特に産卵期の蚊を捕らえる捕虫器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、蚊やハエといった害虫を捕らえる捕虫器が知られている。例えば、特許文献1に記載の捕虫器は、上ケースと、下ケースと、炭酸ガス発生源と、ガス供給手段と、を備えている。上ケースは、上部にテーパ状の貫通孔を複数有するとともに下部が開放されており、下ケースに係合させられる。下ケースは、上部が開放されており、炭酸ガス発生源およびガス供給手段が収納される収納空間と、収納空間とその上方とを仕切る支持部材と、を有する。炭酸ガス発生源およびガス供給手段は、収納空間内に配置される。支持部材は、炭酸ガスを通過可能に構成されており、炭酸ガス発生手段によってよって発生させられた炭酸ガスは、支持部材と上ケースの貫通孔とを通って捕虫器の外部に拡散される。害虫は、炭酸ガスにおびき寄せられて貫通孔を通って捕虫器の内部に侵入する。害虫は、貫通孔がテーパ状に構成されているので、捕虫器への侵入は容易だが捕虫器からの脱出が困難である。これにより、この捕虫器は、害虫を捕虫器内部に捕らえることができる。
【0003】
しかしながら、このような捕虫器は、炭酸ガス発生源や炭酸ガス供給手段など構成要素が多く、製造コストを増大させる。また、このような捕虫器は、害虫をおびき寄せるための媒体のコストも多く要する。
【0004】
ところで、上記害虫のうち蚊については、感染症の媒介となるので特に有害である。そこで、蚊を捕らえるとともに蚊の発生を防止する必要がある。産卵期の蚊は、触覚で水を探し水に産卵するので、蚊の発生を防止するためには、蚊が産卵するための水のたまり場をつくらないことが有効である。ところが、防火用バケツや排水マスなど生活に必要な水場がある。そこで、特許文献2に開示のように、蚊に卵の産卵場所を積極的に提供しその産卵場所で産卵させるとともに孵化した蚊を捕らえる捕虫器が知られている。
【0005】
しかしながら、この捕虫器においてもやはり構成要素が多く、製造コストを増大させる。また、この捕虫器では、捕虫器内で卵を孵化させるので、ユーザは、蚊の死骸を廃棄するたびに大量の蚊の死骸を見ることになり不快であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実開昭60-44577号公報
【特許文献2】特開2006-223276号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、蚊の産卵を防止することができ、かつ製造コストが低い捕虫器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る捕虫器は、
貯留可能かつ上面開放の容器に設置され、容器の開放面を覆う捕虫器であって、
筒状に構成された側壁と、
上下に延びる1つまたは複数の侵入孔を有する天板と、
天板の下方において水平方向に拡がるとともに側壁内面に固定され、容器内への蚊の侵入を阻止する仕切り部と、を備え、
下面が開放されており、
仕切り部は、仕切り部の上面に到着した蚊が産卵しないように、捕虫器が容器に設置されているときの仕切り部の上面と容器の上面との距離が所定距離以上離れる位置において、側壁に固定されている、ことを特徴とする。
【0009】
上記捕虫器は、好ましくは、
捕虫器が容器に設置されたときの仕切り部の上面と容器の上面との距離が、5mm~100mmである。
【0010】
上記捕虫器は、好ましくは、
仕切り部が、仕切り部上方の空間と容器内の空間とを連通させる通気孔を有する。
【0011】
上記捕虫器は、好ましくは、
仕切り部が、多孔質材またはメッシュ材で構成されている。
【0012】
上記捕虫器は、好ましくは、
侵入孔の下端と仕切り部の上面との距離が、2mm~4mmであり、
侵入孔の出口の内径が、2mm~5mmである。
【0013】
上記捕虫器は、好ましくは、
容器が、バケツであって、
仕切り部が、雨水をバケツ内へと通過させ、かつ、蚊が産卵可能な量の水を貯留することがないよう構成されている。
【0014】
上記捕虫器は、好ましくは、
仕切り部の下方かつ側壁の内面に固定され、水平方向に突出する凸状または水平方向に延びるプレート状に構成された支持部をさらに備え、
容器に被せられるとき、支持部の下面を容器の上面に配置される。
【0015】
上記捕虫器は、好ましくは、
支持部の下面が、凸部または凹部を有し、
当該凸部また当該凹部によって、捕虫器が容器の上面に配置されたとき、支持部の下面と容器の上面との間において、蚊を侵入させずかつ容器から溢れた水を排出する間隙を構成する。
【0016】
上記捕虫器は、好ましくは、
側壁の下端が、支持部よりも下方に配置されている。
【0017】
上記捕虫器は、好ましくは、
侵入孔が、下方に向かって小さく形成されたテーパ状の孔である。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係る捕虫器は、蚊の産卵を防止することができ、しかも、構成要素が少ないことで製造コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施例に係る捕虫器を示す透視図である。
【
図2】Aは、
図1に示された捕虫器と、防火用バケツとを示す透視図であり、Bは、捕虫器が防火用バケツに被せられたところを示す透視図である。
【
図4】Aは
図3のD-D線断面図であり、BはAのB部拡大図である。
【
図5】Aは
図4に示された支持部を示す斜視図であり、BはAのB部拡大図である。
【
図6】Aは
図4に示された支持部の変形例を示す斜視図であり、BはAのB部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施例に係る捕虫器について説明する。図中において両矢印XおよびYは水平方向を示し、両矢印Zは、上下方向を示している。
【0021】
図1は、本実施例に係る捕虫器1を示す透視図である。
図1に示すように、捕虫器1は、側壁10と、天板11と、仕切り部13と、支持部14と、を備えている。天板11は、本発明の「侵入部」に相当する。捕虫器1の外面は、天板11と天板11から下方に延びる側壁10によって構成されており、捕虫器1の下面は、開放されている。仕切り部13および支持部14は、後で説明するように側壁10の内面に固定されている。
【0022】
図2Aおよび
図2Bに示すように、捕虫器1は、貯留可能かつ上面開放の容器3に、被せられ設置される。容器3は、本実施例では防火用バケツであるが単なる一例であって、本発明における「容器」とは、例えば、排水溝の排水マス、園芸植物に与える雨水を溜めておくバケツなども含んでいる。防火用バケツの場合、捕虫器1は、容器3内に水Wを満たした状態で容器3に設置される。
【0023】
側壁10は、筒状に形成されている。側壁10は、本実施例では、円筒に形成されているが単なる一例であって、例えば、角筒状に形成されてもよい。
【0024】
天板11の上面は、平面に形成されるとともに、複数の侵入孔12を有する。天板11は、本実施例では、25個の侵入孔12を有するが、例えば、1個の侵入孔12のみを有していてもよく、侵入孔12の数は、特に限定されない。
【0025】
側壁10および天板11は、耐光性および耐塩性を有する素材から構成されており、例えば、ステンレス製またはアルミニウム製でもよい。
【0026】
図3は、捕虫器1の平面図であり、
図4Aは、
図2に示された捕虫器1の断面図である。
図3および
図4に示すように、侵入孔12は、下方に向かって小さくなる側面視テーパ状に形成されている。
【0027】
侵入孔12の入口の内径L1は、約10mmで構成されている。一般的な蚊Mの体長は4mm~6mmほどであり、蚊Mが通過することのできる孔の大きさは2mm~3mm以上であるので、蚊Mは、容易に侵入孔12入口を通過することができる。本実施例における侵入孔12の入口の内径L1は、単なる一例であって、これに限定されない。例えば、侵入孔12の入口の内径L1は、5mm~30mmで構成されていてもよい。また、捕虫器1は、侵入孔12の入口の内径L1を大きくすることで、蚊Mを侵入させやすくするだけでなく、雨水を捕虫器1を介して容器3内に溜めやすくすることもできる。
【0028】
侵入孔12の出口の内径L2は、2mm~5mm、好ましくは、3mm~4mmで構成されている。捕虫器1は、侵入孔12の出口の内径L2を狭くすることで、侵入孔12から捕虫器1内に侵入した蚊Mが捕虫器1内から捕虫器1外に容易に脱出することを防止する。
【0029】
仕切り部13は、水平方向に拡がるとともに側壁10内面に固定されている。仕切り部13は、仕切り部13上方の空間と容器3内の空間とを連通させる通気孔を有する。これにより、仕切り部13は、容器3内の水Wを蚊Mに検出させるとともに、侵入孔12から侵入した雨水を容器3内へと通過させる。また、仕切り部13は、蚊Mが産卵可能な量の水を貯留することがないよう構成されている。本実施例では、仕切り部13は、メッシュ材で構成されている。メッシュ材の目開きは、0.1mm~1mmで構成されている。これにより、仕切り部13は、仕切り部13の上方から容器3内への蚊Mの侵入を阻止する。仕切り部13は、例えば、多孔質材から構成されてもよい。
【0030】
仕切り部13の上面と侵入孔12の下端との距離L3は、2mm~4mm、好ましくは、2mm~3mmで構成されている。これにより、捕虫器1は、蚊Mを侵入孔12出口から天板11と仕切り部13との間の空間Sに移動させることができ、かつ蚊Mが侵入孔12出口に容易に戻ることを防止することができる。
【0031】
支持部14は、
図4および
図5に示すように、平面視ドーナツ状に形成され、仕切り部13の下方において側壁10内面に固定されている。支持部14の下面には、下方に突出するとともに径方向に延びる凸部14aが複数形成されている。本実施例では、凸部14aは、支持部14材の下面の前後左右に4つ形成されている。捕虫器1が容器3に設置されるとき、凸部14aの下面が容器3上面に載置される。支持部14の形状は、本実施例ではドーナツ状であるが、容器3の上面に載置され側壁10を支持し、かつ、容器3内の空間と仕切り部13の下方空間とを連通する孔を有するのであれば特に限定されない。例えば、支持部14は、側壁10の内面において周方向に沿って固定された複数の部材から構成され、当該部材は、側壁10の径方向に突出する凸状または側壁10の径方向に延びるプレート状に形成されてもよい。
【0032】
支持部14は、凸部14aを有することにより、捕虫器1が容器3に設置されたとき容器3上面との間に隙間を生じさせる。凸部14aの高さは、0.5mm~1.5mm、好ましくは、1mmで構成されている。これにより、支持部14下面と容器3上面との間に約1mmの間隙が構成される。これにより、容器3が雨水によって満たされ容器3内の水Wが溢れた場合にも、溢れた水は、捕虫器1内に侵入することなく容器3外に排出される。
【0033】
仕切り部13は、仕切り部13の上面に到着した蚊Mが産卵しないように、捕虫器1が容器3に設置されているときの仕切り部13の上面と容器3の上面との距離L4が所定距離以上離れる位置において、側壁10に固定されている。具体的には、仕切り部13は、仕切り部13の上面と支持部14の下面との距離L4が5mm~100mm、好ましくは5mm~10mmになる位置で側壁10内面に固定されている。これにより、容器3が雨水によって満たされた場合にも、仕切り部13の上面と水面との距離が5mm以上に保たれる。蚊Mは、卵を水面に産卵する性質であるので、水面との距離が一定以上あれば産卵できない。したがって、捕虫器1は、捕虫器1内に侵入した蚊Mが産卵することを防止することができる。
【0034】
側壁10の支持部14から下の長さL5は、側壁10の支持部14から上の長さL6よりも長く構成されている。これにより、支持部14よりも下の位置に捕虫器1の重心があるので、捕虫器1は、容器3の上面に載置されるだけで安定する。
【0035】
捕虫器1は、上記構成を備えていることにより、容器3の上部に載せるだけで簡単に設置でき、容器3内の水Wによって産卵期の蚊Mをおびき寄せ蚊Mを空間S内で捕らえることができる。しかも、捕虫器1は、仕切り部13と水面とを所定距離以上離すことにより、捕らえた蚊Mが産卵することを妨げ、それによって、蚊Mの増殖を防止することもできる。また、捕虫器1は、産卵させないことによって蚊Mに眼下の水Wへの道を探させ続け、それによって、蚊Mが捕虫器1から脱出することも妨げる。
【0036】
さらには、捕虫器1は、容器3内への蚊Mの侵入および産卵を防止するので、容器3内の水Wが汚れることを防止することもできる。そして、捕虫器1は、容器3の上部に載せて設置しただけであるので、防火用の水Wを消化で使用する際には手間なく容器3から取り外すことができる。また、捕虫器1の製造コストは、構成要素が少ないので低く抑えられ、捕虫器1の使用コストは、薬剤も電力も使用しないので発生しない。
【0037】
以上、本発明の一実施例に係る捕虫器について説明したが、本発明の捕虫器は、上記実施例に限定されるものではない。例えば、本発明の捕虫器1は、以下の変形例によって実施されてもよい。
【0038】
・
図6に示すように、支持部14の下面は、凸部14aの代わりに凹部14bを1つまたは複数有してもよい。この場合、容器3から溢れた水は、容器3と支持部14との間において凹部14bによって形成された間隙から外部に排出される。
【0039】
・捕虫器1は、天板11の上に屋根を設けてもよい。この場合、捕虫器1は、当該屋根により侵入孔12にゴミなどが詰まることを防止することができる。また、天板11は、平面でなくでもよく、例えば、半球状に構成されてもよい。この場合、侵入孔12の下端と仕切り部13との距離L3を2mm~4mmに保つために天板11中心部の侵入孔12の長さを長くするか、または仕切り部13の形状を天板11の形状に対応させることにより距離L3を2mm~4mmに保ってもよい。
【0040】
・凸部14aの下面は、摩擦力の高い素材や、柔軟性を有した素材で構成されてもよい。これにより、捕虫器1は、容器3上における水平方向のスライドを防止することができる。
【0041】
・捕虫器1は、例えば、灰皿として使用されることを考慮して、耐熱性素材で構成されてもよい。この場合、耐熱性素材は、例えば、耐熱性プラスチックでもよい。
【符号の説明】
【0042】
1 捕虫器
10 側壁
11 天板
12 侵入孔
13 仕切り部
14 支持部
14a 凸部
14b 凹部
3 防火用バケツ(容器)
M 蚊