(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023007035
(43)【公開日】2023-01-18
(54)【発明の名称】パーテーション
(51)【国際特許分類】
H01F 7/02 20060101AFI20230111BHJP
A47G 5/00 20060101ALI20230111BHJP
A47B 96/04 20060101ALI20230111BHJP
A47B 13/00 20060101ALN20230111BHJP
【FI】
H01F7/02 F
A47G5/00 F
A47B96/04 Z
A47B13/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021109992
(22)【出願日】2021-07-01
(71)【出願人】
【識別番号】597168505
【氏名又は名称】株式会社新和プラスチック
(74)【代理人】
【識別番号】100110984
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 敬子
(72)【発明者】
【氏名】田邊 正人
【テーマコード(参考)】
3B053
【Fターム(参考)】
3B053NQ09
3B053NQ10
(57)【要約】
【課題】設置時に位置合わせが容易であり、平板に人や物が当たった場合でも、パーテーションが倒れることを有効に防止し、元の位置に容易に復位でき、掃除などで動かした場合であっても、元の位置に容易に復位できるパーテーションを提供する。
【解決手段】本発明のパーテーションは、空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備えるパーテーションであって、前記支持部材の底面に磁石が取り付けられている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備えるパーテーションであって、
前記支持部材の底面に磁石が取り付けられている、パーテーション。
【請求項2】
空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備えるパーテーションであって、
前記支持部材の底面に磁石が取り付けられており、この磁石には、反対面に接着部材が設けられた磁性体が付けられており、
接着部材をパーテーションの設置面に接着させてパーテーションを設置する、パーテーション。
【請求項3】
前記磁石は、それぞれの支持部材において、間仕切り板に対して対称な位置に設けられている、請求項1または2に記載のパーテーション。
【請求項4】
前記磁石につく磁性体の面積が、磁石の磁性体への接触面積の少なくとも2倍である、請求項1~3のいずれかに記載のパーテーション。
【請求項5】
前記支持部材の底面には、前記磁性体の厚みに相当する高さを有する壁を有する、請求項1~4のいずれかに記載のパーテーション。
【請求項6】
前記支持部材は、前記磁石を受け入れる凹部を有し、凹部には、磁石を取り外すための溝が設けられている、請求項1~5のいずれかに記載のパーテーション。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、位置合わせが容易であり、一旦位置がずれた場合であっても容易に元の位置に戻せるパーテーションおよびパーテーションの設置方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ウイルスや細菌などによる飛沫感染などの予防対策として、パーテーションが用いられている。例えば、特許文献1には、間仕切り板と、支持部材とからなるパーテーションが示されている。
【0003】
しかし、特許文献1に記載のパーテーションは、テーブルなどに置く場合に、位置決めが容易ではない。また、一旦設置した場合であっても、人や物が当たり、ずれてしまう場合や倒れてしまう場合がある。また、掃除などで動かす場合もある。このような場合に、正しい位置にするために労力を要する。
【0004】
このような問題を解決するために、例えば、特許文献2には、パーテーションの一端にクランプを設けて、テーブルなどに固定する例が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3230294号公報
【特許文献2】実用新案登録第3229988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献2に記載のパーテーションにおいては、クランプを用いて固定する。このため、簡易にパーテーションを配置できないという問題がある。
【0007】
また、特許文献2に記載のパーテーションは、平板を立てる一方のスタンドのみにクランプを設ける。このため、板材に力が加われば、パーテーションが倒れなくても、板材が破損する可能性がある。一旦、位置がずれた場合に、復位させるためには、クランプを開放する必要がある。さらに、テーブル等を掃除する場合にも、クランプを開放する必要がある。このため、パーテーションの位置を合わせるために手間がかかるという問題がある。
【0008】
したがって、本発明は、設置時に位置合わせが容易であり、平板に人や物が当たった場合でも、パーテーションが倒れることを有効に防止し、元の位置に容易に復位でき、掃除などで動かした場合であっても、元の位置に容易に復位できるパーテーションを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のパーテーションは、空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備えるパーテーションであって、前記支持部材の底面に磁石が取り付けられている。
【0010】
この構成により、パーテーションを磁性体に固定できるので、設置時に位置合わせが容易になる。また、磁石が磁性体についているため、平板に人や物が当たった場合でも、パーテーションが倒れることを有効に防止し、元の位置に容易に復位でき、掃除などで動かした場合であっても、元の位置に容易に復位できるパーテーションを提供することができる。
【0011】
本発明のパーテーションは、空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備えるパーテーションであって、前記支持部材の底面に磁石が取り付けられており、この磁石には、反対面に接着部材が設けられた磁性体が付けられており、接着部材をパーテーションの設置面に接着させてパーテーションを設置するものであってもよい。
【0012】
上記構成の効果に加え、この構成により、設置場所が磁性体でない場合であっても、容易に固定することできる。
【0013】
また、前記磁石は、それぞれの支持部材において、間仕切り板に対して対称な位置に設けられているとよい。この構成により、パーテーションを安定して固定できる。
【0014】
前記磁石につく磁性体の面積が、磁石の磁性体への接触面積の少なくとも2倍であるとよい。この構成により、パーテーションが動いた場合であっても、磁石が移動する余裕があるため、パーテーションが倒れることを有効に防止し、元の位置に容易に復位できる。
【0015】
前記支持部材の底面には、前記磁性体の厚みに相当する高さを有する壁を有していてもよい。この構成により、磁性体の厚みに起因する隙間による支持部材の不安定さを解消することができる。
【0016】
前記支持部材は、前記磁石を受け入れる凹部を有し、凹部には、磁石を取り外すための溝が設けられているとよい。この構成により、磁力が落ちた磁石を容易に取り外して、取り替えられる。
【発明の効果】
【0017】
本発明のパーテーションは、支持部材の底面に磁石が取り付けられている。この結果、ーテーションを磁性体に固定できるので、設置時に位置合わせが容易になる。また、磁石が磁性体についているため、平板に人や物が当たった場合でも、パーテーションが倒れることを有効に防止し、元の位置に容易に復位でき、掃除などで動かした場合であっても、元の位置に容易に復位できるパーテーションを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図2】
図2はパーテーションの支持部材の断面図である。
【
図3】
図2はパーテーションの支持部材の底面図である。
【
図4】
図4(a)は本発明のパーテーション1の間仕切り板2の一方の側に力が加わった場合の支持部材3の挙動を説明する図である。
図4(b)は本発明のパーテーション1の間仕切り板2の一方の側に力が加わった場合の支持部材3の挙動を説明する図である。
【
図5】
図5はパーテーションの支持部材の底部にて、設置前において、磁石に、反対面に接着部材が設けられた磁性体が付けられている状態を説明する断面図である。
【
図6】
図6は磁石についた磁性体の状態を説明する概念図である。
【
図7】
図7は、支持部材2の底面に、前記磁性体5の厚みに相当する高さを有する壁7を説明する概念図である。
【
図8】
図8は本発明のパーテーションの支持部材の使用を説明する概念図である。
【
図9】
図9は本発明のパーテーションの支持部材を一体成型したものの概念図である。
【
図10】
図10は本発明のパーテーションの支持部材を一体成型したものの概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に、本発明に係るパーテーションを図面に基づいて説明する。
図1、2に示すように、パーテーション1は、テーブルやカウンターなどに載置されて空間を仕切る衝立であり、間仕切り板2と、間仕切り板2を支持する少なくとも2個の支持部材3を備える。
【0020】
間仕切り板2は、空間を仕切るものである。具体的には、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などの、略矩形の板状部材などである。板状部材は、透明であってもよく、透明でなくてもよい。また、間仕切り板2は、完全な長方形でなくてもよく、例えば、下面中央部付近に書類などを受け渡しできる切り欠きなどが設けられていてもよい。
【0021】
2個の支持部材3は、樹脂、木材、金属などから形成されており、以下の構造を有する。支持部材3の材料は、間仕切り板2の材料と同一であっても、異なっていてもよい。間仕切り板2の材料がアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などの堅い材料を用いる場合、支持部材3の材料をポリプロピレン樹脂や木材などの柔らかい材料を用いる場合、間仕切り板2の挿入が比較的容易であり、挿入後に支持部材3が、間仕切り板2を確実に固定できる。なお、
図1の例においては、支持部材3は2個であるが、間仕切り2の大きさ、重さなどにより、3個以上の支持部材3を設けてもよい。なお、間仕切り板2を挿入できる構造であれば、
図2、
図3の例に限られない。
【0022】
図1、2、3に示すように、支持部材3は、支持部材本体と磁石4から構成される。これらの図の例では、支持部材本体は、左右方向に末広がりの山形形状に形成され、左右方向中央に溝10が形成されている。
図2に示すように、溝10の壁面には、手前から奥行方向に複数の間仕切り板固定壁が設けられている。これにより、間仕切り板をより確実に固定することができる。また、溝10は、底面が広がる構造となっている。これにより、間仕切り板の挿入を容易にすることができる。
図3に示すように、支持部材3の底面は、左右方向に細長い形状の構造をしている。底面の左右方向の左右方向中央から対称な位置に磁石4が設けられている。磁石4は、両面テープや接着剤などの公知の接着手段を用いて、支持部材2の底面に設けられた凹部8に取り付ける。
【0023】
パーテーション1は、磁石4を用いて、磁性体につく。これにより、パーテーションを安定して固定することができるとともに、平板に人や物が当たった場合でも、パーテーションが倒れることを有効に防止し、元の位置に容易に復位でき、掃除などで動かした場合であっても、元の位置に容易に復位することができる。
【0024】
磁石4は、いわゆる永久磁石と呼ばれるものであり、例えば、アルニコ磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、ネオジウム磁石など公知の磁石を使用することができる。
図1,2において、磁石4は、それぞれの支持部材において、間仕切り板に対して対称な位置に1個ずつ設けられている。
図1,2の例では、円板状の磁石を用いている。磁石4は、使用する磁石の磁力により、その形状、数を任意に変えることができる。一方、円板状の磁石を用いると、支持部材底面全体面積に対する磁石の表面積が小さくなるため、パーテーションに力が加わった場合に、パーテーションにある程度の動きを与えることができる。また、人や物が当たった場合にある程度動く程度の磁力を有するように磁石を選択すれば好ましい。
【0025】
図4(a)、(b)は、本発明のパーテーション1の間仕切り板2の一方の側に力が加わった場合の支持部材3の挙動を説明する図である。なお、この図には、図示していないが、
図6に示すような円板状の磁性体を用いる。
図4(a)に示すように、パーテーション1の間仕切り板2の一方の側に力が加わると、支持部材3には、支持部材3の左右方向(長手方向)に力が加わる。これにより、パーテーション1は、加わった力により、
図4(b)のように、移動する。支持部材3の底部の磁石のいくつかは、円板状の磁性体を超えて移動するものもある。しかし、力が加わった位置の対角に位置する磁石は、ほとんど移動せず、パーテーション1が倒れることを防止する。一方、加わった力が消滅した場合は、磁石が円板状の磁性体につくために、元の位置に復位することができる。
【0026】
本発明のパーテーション1は、磁性体上に置くことにより、容易に設置することができる。また、磁石と磁性体がつくことにより、平板に人や物が当たった場合でも、パーテーション1が倒れることを有効に防止し、元の位置に容易に復位でき、掃除などで動かした場合であっても、元の位置に容易に復位できる。磁性体は、円板状の磁性体を用いると好ましいが、方形などの磁性体であってもよい。
【0027】
また、本発明のパーテーション1は、
図5に示すように、設置前において、磁石4には、反対面に接着部材6が設けられた磁性体5が付けられていてもよい。この構成であれば、設置面が磁性体でない場合であっても、設置することができる。反対面に接着部材6が設けられた磁性体5は、公知の磁性体を用いることができる。例えば、鉄板などの磁性体を円形などに打ち抜いたものが使用でき、磁石4の表面積の4倍程度の面積を有するものが使用できる。具体的には、
図1、2の例に示す円板上の磁石を用いる場合、円板状の磁性体5を用いる場合、磁石の直径の約2倍の直径であればよい。
【0028】
磁石4につく磁性体5の面積は、少なくとも磁石の磁性体への接触面積と同じである。
図6に示すように、磁石4の磁性体5への接触面積より大きい方がよく、磁石4の磁性体5への接触面積の少なくとも2倍であると、好ましい。磁石4につく磁性体5の面積が、磁石4の磁性体5への接触面積の少なくとも2倍であれば、パーテーション1に、何らかの力が加わった場合に、パーテーション1が磁性体上を移動することができる。また、磁石4につく磁性体5の面積が、磁石4の磁性体5への接触面積の少なくとも2倍であれば、パーテーション1が移動しても、極端に異動することがないため、パーテーション1が倒れることを有効に防止し、元の位置に容易に復位できる。
【0029】
図7は、支持部材2の底面は、前記磁性体5の厚みに相当する高さを有する壁7を説明する概念図である。支持部材2の底面には、磁性体5の厚みに相当する高さを有する壁7を備える。磁性体5は、薄くても一定の厚みを有する。このため、パーテーション1を設置すると、この厚みにより、不安定さを生ずる。支持部材2の底面に、磁性体5の厚みに相当する高さを有する壁7を設けることにより、磁性体5の厚みを相殺するため、安定化する。この壁は、磁性体5の厚みを相殺することができるものであれば、特に制限はなく、
図3,6に示すように、磁石4が設けられている位置より、中心側に2つの壁が設けられていてもよい。また、この図の例に限らず、磁石の周縁に設けてもよく、支持部材の底面の周縁に設けてもよい。
【0030】
図2に示すように、支持部材3には、磁石4を受け入れる凹部8が設けられている。また、通常樹脂などに凹部8を設けると、凹部の断面の中心方向に力が働く、この結果、接着剤などを用いずに磁石を固定することができる。また、凹部8の両端には、
図2に示すように磁石を取り外すための取外し補助部9を設けておくと、磁石4を容易に取り替えることができる。磁石4の取り外しは、例えば、アイスピックなどのような先端の尖った部材を用いて行うことができる。
【0031】
本発明のパーテーション1において、間仕切り板は、通常の樹脂板を所望の形状に加工して使用する。また、支持部材は、例えば射出成型のような公知の成型方法を用いて製造することができる。射出成型を用いて支持部材を作成するときは、互いに組み合わせることができる2つの部材を作製したものを、組み合わせることによって容易に支持部材を作製することができる。例えば、
図8(a)に示す支持部材は、2つの部材を、組み合わせて作製している。2つの部材を、例えば射出成型によって作製すれば、
図2、
図3に示す構造を容易に得ることができる。
【0032】
本発明に係る支持部材3の使用に際しては、
図8(a)、(b)に示すように、支持部材2の底面に設けられている磁石4の上に、接着部材が設けられた磁性体を取り付ける。磁性体は磁石につくため、容易に取り付けられる。次に、支持部材本体の左右方向中央に設けられた溝10に、間仕切り板2を差し込む。このようにして得られたパーテーション1を接着部材を露出させて(具体的には、テープの接着面を露出させて)、設置面に配置すればよい。
【0033】
図8に示す例では、支持部材3を、2つの部材を組み合わせて作製した例を示した。一方、例えば、
図9、
図10に示すように、一体成型した支持部材3を用いることもできる。
図9に示す支持部材3は、樹脂や、木材を用いて作製し、
図10に示す支持部材3は、鋼材用いて作製する。また、このような構造の場合は、間仕切り板2を固定する固定手段を支持部材3に設けてもよい(図示せず)。
【0034】
得られたパーテーション1は、対面型であっても、横方向離隔型であってもよい。
【符号の説明】
【0035】
1 パーテーション
2 間仕切り板
3 支持部材
4 磁石
5 磁性体
6 接着部材
7 壁
8 凹部
9 取外し補助部
10 溝
11 間仕切り板固定壁
【手続補正書】
【提出日】2022-04-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備え、円板状の鉄板上に設置するためパーテーションであって
前記支持部材の底面に円板状のネオジウム磁石が取り付けられている、パーテーション。空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備えるパーテーションであって、
前記支持部材の底面に磁石が取り付けられている、パーテーション。
【請求項2】
空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備えるパーテーションであって、
前記支持部材の底面に磁石が取り付けられており、この磁石には、反対面に接着部材が設けられた磁性体が付けられており、
接着部材をパーテーションの設置面に接着させてパーテーションを設置する、パーテーション。
【請求項3】
前記磁石は、それぞれの支持部材において、間仕切り板に対して対称な位置に設けられている、請求項1または2に記載のパーテーション。
【請求項4】
前記磁石につく磁性体の面積が、磁石の磁性体への接触面積の少なくとも2倍である、請求項1~3のいずれかに記載のパーテーション。
【請求項5】
前記支持部材の底面には、前記磁性体の厚みに相当する高さを有する壁を有する、請求項1~4のいずれかに記載のパーテーション。
【請求項6】
前記支持部材は、前記磁石を受け入れる凹部を有し、凹部には、磁石を取り外すための取外し補助部が設けられている、請求項1~5のいずれかに記載のパーテーション。
【手続補正書】
【提出日】2022-10-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備え、円板状の鉄板上に設置するためパーテーションであって
前記支持部材の底面に円板状のネオジウム磁石が取り付けられている、パーテーション。空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備えるパーテーションであって、
前記支持部材の底面に磁石が取り付けられている、パーテーション。
【請求項2】
空間を仕切る間仕切り板と、前記間仕切り板を支持する少なくとも2個の支持部材を備え、円板状の鉄板上に設置するためのパーテーションであって、
前記支持部材の底面に円板状のネオジウム磁石が取り付けられており、この磁石には、反対面に接着部材が設けられた磁性体が付けられており、
接着部材をパーテーションの設置面に接着させてパーテーションを設置する、パーテーション。
【請求項3】
前記磁石は、それぞれの支持部材において、間仕切り板に対して対称な位置に設けられている、請求項1または2に記載のパーテーション。
【請求項4】
前記磁石につく磁性体の面積が、磁石の磁性体への接触面積の少なくとも2倍である、請求項1~3のいずれかに記載のパーテーション。
【請求項5】
前記支持部材の底面には、前記磁性体の厚みに相当する高さを有する壁を有する、請求項1~4のいずれかに記載のパーテーション。
【請求項6】
前記支持部材は、前記磁石を受け入れる凹部を有し、凹部には、磁石を取り外すための取外し補助部が設けられている、請求項1~5のいずれかに記載のパーテーション。