(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023071138
(43)【公開日】2023-05-22
(54)【発明の名称】火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機
(51)【国際特許分類】
G07F 11/00 20060101AFI20230515BHJP
G07F 11/70 20060101ALI20230515BHJP
G07F 11/72 20060101ALI20230515BHJP
【FI】
G07F11/00 Z
G07F11/70
G07F11/72
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022045436
(22)【出願日】2022-03-22
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-10-31
(31)【優先権主張番号】202111324364.1
(32)【優先日】2021-11-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】522113578
【氏名又は名称】覃 子夏
【氏名又は名称原語表記】QIN Zixia
【住所又は居所原語表記】Beijing Institute of Technology,Liangxiang,Fangshan District,Beijing,China
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】覃 子夏
【テーマコード(参考)】
3E046
【Fターム(参考)】
3E046BA07
3E046EA04
3E046EB01
3E046GA08
3E046GA10
3E046HA10
(57)【要約】 (修正有)
【課題】火傷防止かつスープボウルを回収可能なスープ麺販売機を提供する。
【解決手段】ハウジング11内の右部には、開口が右向きの外部接続用連通室が設けられ、外部接続用連通室の左側は、回転分離室26が連通して設けられ、回転分離室26の左壁内に回収モーターが設けられ、回収モーターの右端面には、回転分離室26内まで延在する回収モーター軸が動力で接続され、回収モーター軸を回転中心とし、回収モーター軸の右端の外円面に回転主動ブロックが固定して設けられ、回転主動ブロックの下端面に回転従動ブロックが固定して設けられる。本発明は、熱すぎるスープボウル底部にボウルスリーブを追加することにより、消費者がスープボウルに接触時の火傷を回避し、食後、スープボウルを回収し、周囲環境の破壊を回避し、回収過程でボウル内の食物とスープの分離により分類回収利用効率を増加させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングを含む火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機であって、前記ハウジング内の右部には、開口が右向きの外部接続用連通室が設けられ、前記外部接続用連通室の左側は、回転分離室が連通して設けられ、前記回転分離室の左壁内に回収モーターが設けられ、前記回収モーターの右端面には、前記回転分離室内まで延在する回収モーター軸が動力で接続され、前記回収モーター軸を回転中心とし、前記回収モーター軸の右端の外円面に回転主動ブロックが固定して設けられ、前記回転主動ブロックの下端面に回転従動ブロックが固定して設けられ、前記回転従動ブロック内には、前記回転分離室と連通しかつ開口が上向きのスープボウルスライド溝が設けられ、前記回転主動ブロックの右端面に押さえ固定ブロックが固定して設けられ、前記回転主動ブロックの右端面であって前記押さえ固定ブロックの下側には、押さえスライダが上下に摺動するように設けられ、前記回転主動ブロック内の右部には、前記回転分離室と連通する電磁移動室が設けられ、前記電磁移動室の下壁に固定電磁ブロックが固定して設けられ、前記電磁移動室内には、前記固定電磁ブロックの磁性と異なるため互いに引き合いかつ右端面が前記押さえスライダの左端面に固定して接続される押さえ電磁石が上下に摺動するように設けられ、前記押さえ固定ブロックの下端面と前記押さえスライダの上端面との間に押さえばねが固定して接続され、前記回転分離室の左側に昇降室が設けられ、前記昇降室内には、主昇降板が上下に摺動するように設けられ、前記昇降室の右部であって前記主昇降板の上側に副昇降板が上下に摺動するように設けられ、前記主昇降板の右部は、上下に貫通するものであり、前記副昇降板を上下に貫通するガスパイプが固定して設けられ、前記昇降室の左部下側に電磁室が設けられ、前記電磁室の上壁には、前記昇降室と前記主昇降板の左部を上下に貫通しかつ前記主昇降板にねじ接続される昇降主軸が回転して設けられ、前記昇降主軸の下端の外円面に電磁スライダが固定して設けられ、前記昇降主軸の外円面であって前記電磁スライダの上側に電磁リセットブロックが固定して設けられ、前記電磁リセットブロックの下端面と前記電磁スライダ上端面との間に電磁ばねが固定して接続され、前記電磁室の下壁には、電磁固定軸が回転して設けられ、前記電磁固定軸の上端の外円面に電磁固定ブロックが固定して設けられ、前記電磁固定ブロックの上端面と前記電磁スライダの下端面にはいずれも、磁性が異なるため互いに引き合う電磁石が固定して設けられ、前記昇降室の上壁右側は、回転板室が連通して設けられ、前記回転板室内に回転板が摺動して設けられ、前記回転板室の上壁左側は、スープボウル落下室が連通して設けられ、前記スープボウル落下室の後壁の左右両側にはいずれも、回転ギア軸が回転して設けられ、前記回転ギア軸の前端の外円面にスープボウル制限ギアが固定して設けられ、前記スープボウル落下室の左部後側に制限ギア室が設けられ、前記制限ギア室内の前記回転ギア軸の外円面に回転ギアが固定して接続され、前記制限ギア室の左端面は、制限ばね室が連通して設けられ、前記制限ばね室内には、前記回転ギアに当接できる位置決めブロックが左右に摺動するように設けられ、前記制限ばね室の左壁と前記位置決めブロックの左端面との間に制限ばねが固定して接続される、ことを特徴とする火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機。
【請求項2】
前記スープボウル落下室の上側に主モーターが固定して設けられ、前記主モーターの右側に回転ギア室が設けられ、前記主モーターの右端面には、前記回転ギア室を左右に貫通する主移動軸が動力で設けられ、前記回転ギア室内の前記主移動軸の外円面に回転主ギアが固定して設けられ、前記回転ギア室の下端面には、前記回転板室と前記回転板を上下に貫通する回転副ギア軸が回転して設けられ、前記回転副ギア軸の上端面には、前記回転主ギアと噛み合い可能な回転副ギアが固定して設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機。
【請求項3】
前記回転ギア室の右側に麺茹で室が設けられ、前記麺茹で室内には、揚げスライダが左右に摺動するように設けられ、前記主移動軸は、前記麺茹で室と前記揚げスライダを左右に貫通し、前記揚げスライダにねじ接続され、前記揚げスライダの下端面に揚げ回転軸が固定して設けられ、前記揚げ回転軸の外円面には、前記麺茹で室の右壁に当接する麺揚げ穴じゃくしが摺動して設けられ、前記麺茹で室の右壁は、出口室が連通して設けられ、前記出口室の下側は前記回転板室の右部と連通する、ことを特徴とする請求項2に記載の火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機。
【請求項4】
前記麺茹で室の右側にスープ入れギア室が設けられ、前記主移動軸は、右へ前記スープ入れギア室内まで延在し、前記主移動軸の右端面にスープ入れ主ギアが固定して設けられ、前記スープ入れギア室の下壁には、スープ入れギア軸が回転して設けられ、前記スープ入れギア軸の上端面には、前記スープ入れ主ギアと噛み合い可能なスープ入れ副ギアが固定して設けられ、前記出口室の右側は、水管が連通して設けられ、前記水管の右側は、ホットスープ室が連通して設けられ、前記スープ入れギア室の下側には、前記水管の上下壁を上下に貫通するスープ入れ摺動室が設けられ、前記スープ入れギア軸は、下へ前記スープ入れ摺動室内まで延在し、前記スープ入れ摺動室内には、前記スープ入れギア軸にねじ接続される摺動栓が上下に摺動するように設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機。
【請求項5】
前記昇降室の左部上側に昇降モーターが固定して設けられ、前記昇降主軸は、前記昇降室と前記主昇降板の左部を上下に貫通し、かつ前記昇降室の下端面に動力で接続され、前記電磁室の下側にベルト室が設けられ、前記電磁固定軸は、前記ベルト室を上下に貫通し、右部には、スプライン軸スリーブが回転して設けられ、前記スプライン軸スリーブ内には、前記昇降室内まで延在しかつ前記主昇降板と前記副昇降板を上下に貫通するスプライン軸がねじ接続され、前記スプライン軸は前記主昇降板に回転接続され、前記スプライン軸は前記副昇降板にねじ接続され、前記スプライン軸スリーブの外円面と前記電磁固定軸の外円面にいずれもプーリが固定して設けられ、左右両側の前記プーリの間にベルトが巻き付けられ、前記ベルト室の左側にエアポンプが固定して設けられ、前記エアポンプの左端面には、外側と連通する排気室が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機。
【請求項6】
前記回転分離室の下側は、残りスープ室が連通して設けられ、前記残りスープ室の上壁に分離漏れ板が固定して設けられ、前記回転分離室の左壁下側は、前記残りスープ室の左壁及び上壁左側と連通する残り麺スライド溝が連通して設けられ、前記残り麺スライド溝の左側は、残り麺室が連通して設けられ、前記回転分離室の前側に押動室が設けられ、前記押動室の上側にプレスプレートモーターが固定して設けられ、前記プレスプレートモーターの下端面には、前記押動室内まで延在するプレスプレート動力軸が動力で接続され、前記プレスプレート動力軸の下端面にプレスプレート主動ロッドが固定して設けられ、前記プレスプレート主動ロッドの下端面の前側には、プレスプレート従動ロッドがヒンジ連結され、前記プレスプレート従動ロッドの下端面の後側には、前記押動室内を左右摺動できるプレスプレートがヒンジ連結され、前記押動室の下壁後側は、スープボウル回収室が連通して設けられ、前記スープボウル回収室内には、スープボウル回収プレスプレートが上下に摺動するように設けられ、前記スープボウル回収プレスプレートの下端面と前記スープボウル回収室の下壁との間にプレスプレートばねが固定して接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は販売機の関連分野、具体的には、火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機に関する。
【背景技術】
【0002】
日常生活の中で、消費者は、買った温かいスープ麺のボウルが非常に熱くて、取りにくいことが多く、さらに消費者の食べる時間を遅らせて、すぐにスープ麺を食べることができず、長い時間置いた後にスープ麺の口当たりが影響され、スープ麺を食べた後に残りがあり、この時、普通のゴミ箱はその中の食品のごみとプラスチックのごみを分離することができず、さらにごみの分類と回収利用の効率に影響を与える。本発明で述べられた火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機は、上記問題を解決することができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
上記課題を解決するために、本例は、火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機を設計し、本例の火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機であって、前記ハウジング内の右部には、開口が右向きの外部接続用連通室が設けられ、前記外部接続用連通室の左側は、回転分離室が連通して設けられ、前記回転分離室の左壁内に回収モーターが設けられ、前記回収モーターの右端面には、前記回転分離室内まで延在する回収モーター軸が動力で接続され、前記回収モーター軸を回転中心とし、前記回収モーター軸の右端の外円面に回転主動ブロックが固定して設けられ、前記回転主動ブロックの下端面に回転従動ブロックが固定して設けられ、前記回転従動ブロック内には、前記回転分離室と連通しかつ開口が上向きのスープボウルスライド溝が設けられ、前記回転主動ブロックの右端面に押さえ固定ブロックが固定して設けられ、前記回転主動ブロックの右端面であって前記押さえ固定ブロックの下側には、押さえスライダが上下に摺動するように設けられ、前記回転主動ブロック内の右部には、前記回転分離室と連通する電磁移動室が設けられ、前記電磁移動室の下壁に固定電磁ブロックが固定して設けられ、前記電磁移動室内には、前記固定電磁ブロックの磁性と異なるため互いに引き合いかつ右端面が前記押さえスライダの左端面に固定して接続される押さえ電磁石が上下に摺動するように設けられ、前記押さえ固定ブロックの下端面と前記押さえスライダの上端面との間に押さえばねが固定して接続され、前記回転分離室の左側に昇降室が設けられ、前記昇降室内には、主昇降板が上下に摺動するように設けられ、前記昇降室の右部であって前記主昇降板の上側に副昇降板が上下に摺動するように設けられ、前記主昇降板の右部は、上下に貫通するものであり、前記副昇降板を上下に貫通するガスパイプが固定して設けられ、前記昇降室の左部下側に電磁室が設けられ、前記電磁室の上壁には、前記昇降室と前記主昇降板の左部を上下に貫通しかつ前記主昇降板にねじ接続される昇降主軸が回転して設けられ、前記昇降主軸の下端の外円面に電磁スライダが固定して設けられ、前記昇降主軸の外円面であって前記電磁スライダの上側に電磁リセットブロックが固定して設けられ、前記電磁リセットブロックの下端面と前記電磁スライダ上端面との間に電磁ばねが固定して接続され、前記電磁室の下壁には、電磁固定軸が回転して設けられ、前記電磁固定軸の上端の外円面に電磁固定ブロックが固定して設けられ、前記電磁固定ブロックの上端面と前記電磁スライダの下端面にはいずれも、磁性が異なるため互いに引き合う電磁石が固定して設けられ、前記昇降室の上壁右側は、回転板室が連通して設けられ、前記回転板室内に回転板が摺動して設けられ、前記回転板室の上壁左側は、スープボウル落下室が連通して設けられ、前記スープボウル落下室の後壁の左右両側にはいずれも、回転ギア軸が回転して設けられ、前記回転ギア軸の前端の外円面にスープボウル制限ギアが固定して設けられ、前記スープボウル落下室の左部後側に制限ギア室が設けられ、前記制限ギア室内の前記回転ギア軸の外円面に回転ギアが固定して接続され、前記制限ギア室の左端面は、制限ばね室が連通して設けられ、前記制限ばね室内には、前記回転ギアに当接できる位置決めブロックが左右に摺動するように設けられ、前記制限ばね室の左壁と前記位置決めブロックの左端面との間に制限ばねが固定して接続される。
【0004】
好ましくは、前記スープボウル落下室の上側に主モーターが固定して設けられ、前記主モーターの右側に回転ギア室が設けられ、前記主モーターの右端面には、前記回転ギア室を左右に貫通する主移動軸が動力で設けられ、前記回転ギア室内の前記主移動軸の外円面に回転主ギアが固定して設けられ、前記回転ギア室の下端面には、前記回転板室と前記回転板を上下に貫通する回転副ギア軸が回転して設けられ、前記回転副ギア軸の上端面には、前記回転主ギアと噛み合い可能な回転副ギアが固定して設けられる。
【0005】
好ましくは、前記回転ギア室の右側に麺茹で室が設けられ、前記麺茹で室内には、揚げスライダが左右に摺動するように設けられ、前記主移動軸は、前記麺茹で室と前記揚げスライダを左右に貫通し、前記揚げスライダにねじ接続され、前記揚げスライダの下端面に揚げ回転軸が固定して設けられ、前記揚げ回転軸の外円面には、前記麺茹で室の右壁に当接する麺揚げ穴じゃくしが摺動して設けられ、前記麺茹で室の右壁は、出口室が連通して設けられ、前記出口室の下側は前記回転板室の右部と連通する。
【0006】
好ましくは、前記麺茹で室の右側にスープ入れギア室が設けられ、前記主移動軸は、右へ前記スープ入れギア室内まで延在し、前記主移動軸の右端面にスープ入れ主ギアが固定して設けられ、前記スープ入れギア室の下壁には、スープ入れギア軸が回転して設けられ、前記スープ入れギア軸の上端面には、前記スープ入れ主ギアと噛み合い可能なスープ入れ副ギアが固定して設けられ、前記出口室の右側は、水管が連通して設けられ、前記水管の右側は、ホットスープ室が連通して設けられ、前記スープ入れギア室の下側には、前記水管の上下壁を上下に貫通するスープ入れ摺動室が設けられ、前記スープ入れギア軸は、下へ前記スープ入れ摺動室内まで延在し、前記スープ入れ摺動室内には、前記スープ入れギア軸にねじ接続される摺動栓が上下に摺動するように設けられる。
【0007】
好ましくは、前記昇降室の左部上側に昇降モーターが固定して設けられ、前記昇降主軸は、前記昇降室と前記主昇降板の左部を上下に貫通し、かつ前記昇降室の下端面に動力で接続され、前記電磁室の下側にベルト室が設けられ、前記電磁固定軸は、前記ベルト室を上下に貫通し、右部には、スプライン軸スリーブが回転して設けられ、前記スプライン軸スリーブ内には、前記昇降室内まで延在しかつ前記主昇降板と前記副昇降板を上下に貫通するスプライン軸がねじ接続され、前記スプライン軸は前記主昇降板に回転接続され、前記スプライン軸は前記副昇降板にねじ接続され、前記スプライン軸スリーブの外円面と前記電磁固定軸の外円面にいずれもプーリが固定して設けられ、左右両側の前記プーリの間にベルトが巻き付けられ、前記ベルト室の左側にエアポンプが固定して設けられ、前記エアポンプの左端面には、外側と連通する排気室が設けられる。
【0008】
好ましくは、前記回転分離室の下側は、残りスープ室が連通して設けられ、前記残りスープ室の上壁に分離漏れ板が固定して設けられ、前記回転分離室の左壁下側は、前記残りスープ室の左壁及び上壁左側と連通する残り麺スライド溝が連通して設けられ、前記残り麺スライド溝の左側は、残り麺室が連通して設けられ、前記回転分離室の前側に押動室が設けられ、前記押動室の上側にプレスプレートモーターが固定して設けられ、前記プレスプレートモーターの下端面には、前記押動室内まで延在するプレスプレート動力軸が動力で接続され、前記プレスプレート動力軸の下端面にプレスプレート主動ロッドが固定して設けられ、前記プレスプレート主動ロッドの下端面の前側には、プレスプレート従動ロッドがヒンジ連結され、前記プレスプレート従動ロッドの下端面の後側には、前記押動室内を左右摺動できるプレスプレートがヒンジ連結され、前記押動室の下壁後側は、スープボウル回収室が連通して設けられ、前記スープボウル回収室内には、スープボウル回収プレスプレートが上下に摺動するように設けられ、前記スープボウル回収プレスプレートの下端面と前記スープボウル回収室の下壁との間にプレスプレートばねが固定して接続される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益な効果:本発明は、熱すぎるスープボウルの底部にボウルスリーブを追加することができ、それにより、消費者がスープボウルに接触する際のやけどを回避し、消費者が食べやすくなり、また、消費者が食べた後、スープボウルを回収することで、周囲環境を破壊するのを回避し、回収過程でボウル内の食物とスープとを分離することができ、さらに分類回収利用効率を増加させる。
【0010】
本発明の実施形態または従来技術の実施形態をより明確に説明するために、以下では、実施形態または従来技術の説明において必要とする図面を簡単に説明するが、以下に説明する図面は、発明の一部の実施形態にすぎず、本技術分野の一般技術者にとって、創造的な労働を払うことなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、
図1~
図5に関連して本発明を詳細に説明する。説明の便宜上、以下に述べる方位は、以下に述べる上下左右前後方向が
図1の投影関係における上下左右前後方向と一致するように規定される。
【0013】
本発明に記載の火傷防止かつ回収可能なスープ麺販売機であって、ハウジング11を含み、前記ハウジング11内の右部には、開口が右向きの外部接続用連通室94が設けられ、前記外部接続用連通室94の左側は、回転分離室26が連通して設けられ、前記回転分離室26の左壁内に回収モーター85が設けられ、前記回収モーター85の右端面には、前記回転分離室26内まで延在する回収モーター軸86が動力で接続され、前記回収モーター軸86を回転中心とし、前記回収モーター軸86の右端の外円面に回転主動ブロック96が固定して設けられ、前記回転主動ブロック96の下端面に回転従動ブロック87が固定して設けられ、前記回転従動ブロック87内には、前記回転分離室26と連通しかつ開口が上向きのスープボウルスライド溝63が設けられ、前記回転主動ブロック96の右端面に押さえ固定ブロック56が固定して設けられ、前記回転主動ブロック96の右端面であって前記押さえ固定ブロック56の下側には、押さえスライダ88が上下に摺動するように設けられ、前記回転主動ブロック96内の右部には、前記回転分離室26と連通する電磁移動室90が設けられ、前記電磁移動室90の下壁に固定電磁ブロック97が固定して設けられ、前記電磁移動室90内には、前記固定電磁ブロック97の磁性と異なるため互いに引き合いかつ右端面が前記押さえスライダ88の左端面に固定して接続される押さえ電磁石89が上下に摺動するように設けられ、前記押さえ固定ブロック56の下端面と前記押さえスライダ88の上端面との間に押さえばね58が固定して接続され、前記回転分離室26の左側に昇降室44が設けられ、前記昇降室44内には、主昇降板42が上下に摺動するように設けられ、前記昇降室44の右部であって前記主昇降板42の上側に副昇降板43が上下に摺動するように設けられ、前記主昇降板42の右部は、上下に貫通するものであり、前記副昇降板43を上下に貫通するガスパイプ38が固定して設けられ、前記昇降室44の左部下側に電磁室66が設けられ、前記電磁室66の上壁には、前記昇降室44と前記主昇降板42の左部を上下に貫通しかつ前記主昇降板42にねじ接続される昇降主軸68が回転して設けられ、前記昇降主軸68の下端の外円面に電磁スライダ70が固定して設けられ、前記昇降主軸68の外円面であって前記電磁スライダ70の上側に電磁リセットブロック67が固定して設けられ、前記電磁リセットブロック67の下端面と前記電磁スライダ70上端面との間に電磁ばね69が固定して接続され、前記電磁室66の下壁には、電磁固定軸37が回転して設けられ、前記電磁固定軸37の上端の外円面に電磁固定ブロック71が固定して設けられ、前記電磁固定ブロック71の上端面と前記電磁スライダ70の下端面にはいずれも、磁性が異なるため互いに引き合う電磁石72が固定して設けられ、前記昇降室44の上壁右側は、回転板室83が連通して設けられ、前記回転板室83内に回転板82が摺動して設けられ、前記回転板室83の上壁左側は、スープボウル落下室50が連通して設けられ、前記スープボウル落下室50の後壁の左右両側にはいずれも、回転ギア軸76が回転して設けられ、前記回転ギア軸76の前端の外円面にスープボウル制限ギア79が固定して設けられ、前記スープボウル落下室50の左部後側に制限ギア室78が設けられ、前記制限ギア室78内の前記回転ギア軸76の外円面に回転ギア77が固定して接続され、前記制限ギア室78の左端面は、制限ばね室73が連通して設けられ、前記制限ばね室73内には、前記回転ギア77に当接できる位置決めブロック75が左右に摺動するように設けられ、前記制限ばね室73の左壁と前記位置決めブロック75の左端面との間に制限ばね74が固定して接続される。
【0014】
好ましくは、前記スープボウル落下室50の上側に主モーター12が固定して設けられ、前記主モーター12の右側に回転ギア室14が設けられ、前記主モーター12の右端面には、前記回転ギア室14を左右に貫通する主移動軸13が動力で設けられ、前記回転ギア室14内の前記主移動軸13の外円面に回転主ギア16が固定して設けられ、前記回転ギア室14の下端面には、前記回転板室83と前記回転板82を上下に貫通する回転副ギア軸81が回転して設けられ、前記回転副ギア軸81の上端面には、前記回転主ギア16と噛み合い可能な回転副ギア15が固定して設けられる。
【0015】
好ましくは、前記回転ギア室14の右側に麺茹で室49が設けられ、前記麺茹で室49内には、揚げスライダ17が左右に摺動するように設けられ、前記主移動軸13は、前記麺茹で室49と前記揚げスライダ17を左右に貫通し、前記揚げスライダ17にねじ接続され、前記揚げスライダ17の下端面に揚げ回転軸46が固定して設けられ、前記揚げ回転軸46の外円面には、前記麺茹で室49の右壁に当接する麺揚げ穴じゃくし48が摺動して設けられ、前記麺茹で室49の右壁は、出口室84が連通して設けられ、前記出口室84の下側は前記回転板室83の右部と連通する。
【0016】
好ましくは、前記麺茹で室49の右側にスープ入れギア室19が設けられ、前記主移動軸13は、右へ前記スープ入れギア室19内まで延在し、前記主移動軸13の右端面にスープ入れ主ギア18が固定して設けられ、前記スープ入れギア室19の下壁には、スープ入れギア軸21が回転して設けられ、前記スープ入れギア軸21の上端面には、前記スープ入れ主ギア18と噛み合い可能なスープ入れ副ギア20が固定して設けられ、前記出口室84の右側は、水管25が連通して設けられ、前記水管25の右側は、ホットスープ室23が連通して設けられ、前記スープ入れギア室19の下側には、前記水管25の上下壁を上下に貫通するスープ入れ摺動室22が設けられ、前記スープ入れギア軸21は、下へ前記スープ入れ摺動室22内まで延在し、前記スープ入れ摺動室22内には、前記スープ入れギア軸21にねじ接続される摺動栓24が上下に摺動するように設けられる。
【0017】
好ましくは、前記昇降室44の左部上側に昇降モーター45が固定して設けられ、前記昇降主軸68は、前記昇降室44と前記主昇降板42の左部を上下に貫通し、かつ前記昇降室44の下端面に動力で接続され、前記電磁室66の下側にベルト室31が設けられ、前記電磁固定軸37は、前記ベルト室31を上下に貫通し、右部には、スプライン軸スリーブ34が回転して設けられ、前記スプライン軸スリーブ34内には、前記昇降室44内まで延在しかつ前記主昇降板42と前記副昇降板43を上下に貫通するスプライン軸32がねじ接続され、前記スプライン軸32は前記主昇降板42に回転接続され、前記スプライン軸32は前記副昇降板43にねじ接続され、前記スプライン軸スリーブ34の外円面と前記電磁固定軸37の外円面にいずれもプーリ36が固定して設けられ、左右両側の前記プーリ36の間にベルト35が巻き付けられ、前記ベルト室31の左側にエアポンプ39が固定して設けられ、前記エアポンプ39の左端面には、外側と連通する排気室40が設けられる。
【0018】
好ましくは、前記回転分離室26の下側は、残りスープ室27が連通して設けられ、前記残りスープ室27の上壁に分離漏れ板28が固定して設けられ、前記回転分離室26の左壁下側は、前記残りスープ室27の左壁及び上壁左側と連通する残り麺スライド溝29が連通して設けられ、前記残り麺スライド溝29の左側は、残り麺室30が連通して設けられ、前記回転分離室26の前側に押動室64が設けられ、前記押動室64の上側にプレスプレートモーター51が固定して設けられ、前記プレスプレートモーター51の下端面には、前記押動室64内まで延在するプレスプレート動力軸52が動力で接続され、前記プレスプレート動力軸52の下端面にプレスプレート主動ロッド53が固定して設けられ、前記プレスプレート主動ロッド53の下端面の前側には、プレスプレート従動ロッド54がヒンジ連結され、前記プレスプレート従動ロッド54の下端面の後側には、前記押動室64内を左右摺動できるプレスプレート65がヒンジ連結され、前記押動室64の下壁後側は、スープボウル回収室59が連通して設けられ、前記スープボウル回収室59内には、スープボウル回収プレスプレート60が上下に摺動するように設けられ、前記スープボウル回収プレスプレート60の下端面と前記スープボウル回収室59の下壁との間にプレスプレートばね61が固定して接続される。
【0019】
以下、
図1~
図4に関連して、本明細書の使用手順を詳細に説明する。
【0020】
初期状態で、押さえ固定ブロック56は上限界状態であり、押さえ固定ブロック56は前限界状態であり、電磁石72は未通電状態であり、位置決めブロック75は回転ギア77に当接し、主昇降板42は下限界状態である。
【0021】
作動中において、麺を茹で始めると、昇降モーター45は起動し、さらに動力接続により昇降主軸68を回転させ、さらにねじ接続により主昇降板42を回転させるとともに、電磁石72は通電し、上下両側の電磁石72は磁性が異なるため互いに引き合い、電磁スライダ70を下げ、同時に、昇降主軸68は電磁スライダ70を回転させ、さらに電磁固定ブロック71を回転させ、さらに電磁固定軸37を回転させ、さらに電磁固定軸37は左側プーリ36を回転させ、さらにプーリ36はベルト35を介して右側プーリ36を回転させ、さらにスプライン軸スリーブ34は、ねじ接続によりスプライン軸32を回転させ、さらにスプライン軸32は、ねじ接続により副昇降板43を上へ移動させ、さらに上側ボウルスリーブを上へ移動させる。副昇降板43の最上側におけるボウルスリーブの底面がガスパイプ38の上端面と面一になるまで移動した時、電磁石72は通電を停止し、さらに電磁スライダ70は電磁ばね69の作用下で上へ移動し、両側の電磁石72は当接しなくなり、この時、主昇降板42はスプライン軸32とガスパイプ38を上へ移動させる。スープボウルとボウルスリーブが密接に結合する時、ガスパイプ38の上端面はスープボウルの底部に当接し、エアポンプ39は起動し、さらにガスパイプ38は低気圧引力によりスープボウルを吸着し、この時、昇降モーター45は反転し、さらにガスパイプ38を下へ移動させ、さらにスープボウルを下へ移動させるとともに、両側のスープボウル制限ギア79を回転させ、さらに回転ギア軸76を回転させ、さらに回転ギア77を回転させ、さらに位置決めブロック75を絶えず左右に移動させる。スープボウルがスープボウル制限ギア79に接触しなくなる時、位置決めブロック75は制限ばね74の作用で、回転ギア77に対して制限の作用を再び果たすとともに、スープボウル制限ギア79を回転させないようにする。副昇降板43の上側におけるボウルの底部が回転板室83の下壁と面一になるまで主昇降板42が下へ移動した時、昇降モーター45は回転を停止させる。麺茹で終了後、主モーター12は起動し、さらに動力接続により主移動軸13を回転させ、さらに回転主ギア16を回転させ、さらにギアの噛み合いにより回転副ギア15を回転させ、さらに回転副ギア軸81を回転させ、さらに回転板82を回転させ、さらに遠心作用によりスープボウルを回転板室83の右部であって出口室84の下側まで移動するとともに、主移動軸13は、ねじ接続により揚げスライダ17を右へ移動させ、さらに揚げ回転軸46を右へ移動させ、さらに麺揚げ穴じゃくし48を回転させ、さらに麺茹で室49内のスロープに沿って出口室84内まで麺を摺動落下させ、さらに麺を回転板室83内のボウルに落ちさせ、同時に、主移動軸13はスープ入れ主ギア18を回転させ、さらにギア噛み合いによりスープ入れ副ギア20を回転させ、さらにスープ入れギア軸21を回転させ、さらに摺動栓24を上へ移動させ、さらに水管25の左右部を連通させ、さらにホットスープ室23内の麺スープは水管25の噴出口を介してボウルに流れ込む。
【0022】
顧客がスープ麺を食べ終わった後、スープ麺ボウルを外部接続用連通室94を介してスープボウルスライド溝63に入れる時、押さえ電磁石89と固定電磁ブロック97は通電し、さらに押さえスライダ88を下へ移動させ、スープボウルを押して固定作用を果たした後、回収モーター85は起動し、さらに動力接続により回収モーター軸86を主図の右側面視方向の反時計回りに回転させ、さらに回転主動ブロック96を回転させ、さらに回転従動ブロック87を押さえ固定ブロック56とともに回転させ、同時に押さえスライダ88を回転させる。スープボウルが縦になるまで回転した後、回収モーター85は反転してリセットし、リセット後、押さえスライダ88と固定電磁ブロック97は通電しなくなり、さらに押さえスライダ88は、押さえばね58の作用で上へ移動し、同時に、押さえスライダ88は、押さえ電磁石89を上へ移動させ、さらにプレスプレートモーター51は起動し、動力接続によりプレスプレート動力軸52を回転させ、さらにプレスプレート主動ロッド53を回転させ、さらにヒンジ連結によりプレスプレート従動ロッド54を押動室64内に揺動させ、さらにプレスプレート従動ロッド54はヒンジ連結によりプレスプレート65右へ移動させ、さらにスープボウルをスープボウル回収プレスプレート60の上側まで押し、プレスプレートばね61は、ボウルの重力の作用で徐々に圧縮し、さらに徐々に下へ移動する。
【0023】
本発明の有益な効果:本発明は、熱すぎるスープボウルの底部にボウルスリーブを追加することができ、それにより、消費者がスープボウルに接触する際のやけどを回避し、消費者が食べやすくなり、また、消費者が食べた後、スープボウルを回収することで、周囲環境を破壊するのを回避し、回収過程でボウル内の食物とスープとを分離することができ、さらに分類回収利用効率を増加させる。
【0024】
上記実施例は、本発明の技術的構想及び特徴を説明するためのものであり、当業者に本発明の内容を理解して実施させることを目的としており、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神的実質に基づいて行われる等価な変化または修飾は、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2022-07-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スープボウルに、茹で立ての麺とスープを入れて提供すると共に、前記スープボウルを回収可能な、ハウジングを含むスープ麺販売機において、
前記ハウジング内の右部には、開口が右向きの外部接続用連通室が設けられ、前記外部接続用連通室の左側は、回転分離室が連通して設けられ、前記回転分離室の左壁内に回収モーターが設けられ、前記回収モーターの右端面には、前記回転分離室内まで延在する回収モーター軸が動力で接続され、前記回収モーター軸を回転中心とし、前記回収モーター軸の右端の外円面に回転主動ブロックが固定して設けられ、前記回転主動ブロックの下端面に回転従動ブロックが固定して設けられ、前記回転従動ブロック内には、前記回転分離室と連通しかつ開口が上向きのスープボウルスライド溝が設けられ、前記回転主動ブロックの右端面に押さえ固定ブロックが固定して設けられ、前記回転主動ブロックの右端面であって前記押さえ固定ブロックの下側には、押さえスライダが上下に摺動するように設けられ、前記回転主動ブロック内の右部には、前記回転分離室と連通する電磁移動室が設けられ、前記電磁移動室の下壁に固定電磁ブロックが固定して設けられ、前記電磁移動室内には、前記固定電磁ブロックの磁性と異なるため互いに引き合いかつ右端面が前記押さえスライダの左端面に固定して接続される押さえ電磁石が上下に摺動するように設けられ、前記押さえ固定ブロックの下端面と前記押さえスライダの上端面との間に押さえばねが固定して接続され、前記回転分離室の左側に昇降室が設けられ、前記昇降室内には、主昇降板が上下に摺動するように設けられ、前記昇降室の右部であって前記主昇降板の上側に副昇降板が上下に摺動するように設けられ、前記主昇降板の右部は、上下に貫通するものであり、前記副昇降板を上下に貫通するガスパイプが固定して設けられ、前記昇降室の左部下側に電磁室が設けられ、前記電磁室の上壁には、前記昇降室と前記主昇降板の左部を上下に貫通しかつ前記主昇降板にねじ接続される昇降主軸が回転して設けられ、前記昇降主軸の下端の外円面に電磁スライダが固定して設けられ、前記昇降主軸の外円面であって前記電磁スライダの上側に電磁リセットブロックが固定して設けられ、前記電磁リセットブロックの下端面と前記電磁スライダ上端面との間に電磁ばねが固定して接続され、前記電磁室の下壁には、電磁固定軸が回転して設けられ、前記電磁固定軸の上端の外円面に電磁固定ブロックが固定して設けられ、前記電磁固定ブロックの上端面と前記電磁スライダの下端面にはいずれも、磁性が異なるため互いに引き合う電磁石が固定して設けられ、前記昇降室の上壁右側は、回転板室が連通して設けられ、前記回転板室内に回転板が摺動して設けられ、前記回転板室の上壁左側は、スープボウル落下室が連通して設けられ、前記スープボウル落下室の後壁の左右両側にはいずれも、回転ギア軸が回転して設けられ、前記回転ギア軸の前端の外円面にスープボウル制限ギアが固定して設けられ、前記スープボウル落下室の左部後側に制限ギア室が設けられ、前記制限ギア室内の前記回転ギア軸の外円面に回転ギアが固定して接続され、前記制限ギア室の左端面は、制限ばね室が連通して設けられ、前記制限ばね室内には、前記回転ギアに当接できる位置決めブロックが左右に摺動するように設けられ、前記制限ばね室の左壁と前記位置決めブロックの左端面との間に制限ばねが固定して接続され、
前記スープボウル落下室の上側に主モーターが固定して設けられ、前記主モーターの右側に回転ギア室が設けられ、前記主モーターの右端面には、前記回転ギア室を左右に貫通する主移動軸が動力で設けられ、前記回転ギア室内の前記主移動軸の外円面に回転主ギアが固定して設けられ、前記回転ギア室の下端面には、前記回転板室と前記回転板を上下に貫通する回転副ギア軸が回転して設けられ、前記回転副ギア軸の上端面には、前記回転主ギアと噛み合い可能な回転副ギアが固定して設けられ、
前記回転ギア室の右側に麺茹で室が設けられ、前記麺茹で室内には、揚げスライダが左右に摺動するように設けられ、前記主移動軸は、前記麺茹で室と前記揚げスライダを左右に貫通し、前記揚げスライダにねじ接続され、前記揚げスライダの下端面に揚げ回転軸が固定して設けられ、前記揚げ回転軸の外円面には、前記麺茹で室の右壁に当接する麺揚げ穴じゃくしが摺動して設けられ、前記麺茹で室の右壁は、出口室が連通して設けられ、前記出口室の下側は前記回転板室の右部と連通し、
前記麺茹で室の右側にスープ入れギア室が設けられ、前記主移動軸は、右へ前記スープ入れギア室内まで延在し、前記主移動軸の右端面にスープ入れ主ギアが固定して設けられ、前記スープ入れギア室の下壁には、スープ入れギア軸が回転して設けられ、前記スープ入れギア軸の上端面には、前記スープ入れ主ギアと噛み合い可能なスープ入れ副ギアが固定して設けられ、前記出口室の右側は、水管が連通して設けられ、前記水管の右側は、ホットスープ室が連通して設けられ、前記スープ入れギア室の下側には、前記水管の上下壁を上下に貫通するスープ入れ摺動室が設けられ、前記スープ入れギア軸は、下へ前記スープ入れ摺動室内まで延在し、前記スープ入れ摺動室内には、前記スープ入れギア軸にねじ接続される摺動栓が上下に摺動するように設けられ、
前記昇降室の左部上側に昇降モーターが固定して設けられ、前記昇降主軸は、前記昇降室と前記主昇降板の左部を上下に貫通し、かつ前記昇降室の下端面に動力で接続され、前記電磁室の下側にベルト室が設けられ、前記電磁固定軸は、前記ベルト室を上下に貫通し、右部には、スプライン軸スリーブが回転して設けられ、前記スプライン軸スリーブ内には、前記昇降室内まで延在しかつ前記主昇降板と前記副昇降板を上下に貫通するスプライン軸がねじ接続され、前記スプライン軸は前記主昇降板に回転接続され、前記スプライン軸は前記副昇降板にねじ接続され、前記スプライン軸スリーブの外円面と前記電磁固定軸の外円面にいずれもプーリが固定して設けられ、左右両側の前記プーリの間にベルトが巻き付けられ、前記ベルト室の左側にエアポンプが固定して設けられ、前記エアポンプの左端面には、外側と連通する排気室が設けられ、
前記回転分離室の下側は、残りスープ室が連通して設けられ、前記残りスープ室の上壁に分離漏れ板が固定して設けられ、前記回転分離室の左壁下側は、前記残りスープ室の左壁及び上壁左側と連通する残り麺スライド溝が連通して設けられ、前記残り麺スライド溝の左側は、残り麺室が連通して設けられ、前記回転分離室の前側に押動室が設けられ、前記押動室の上側にプレスプレートモーターが固定して設けられ、前記プレスプレートモーターの下端面には、前記押動室内まで延在するプレスプレート動力軸が動力で接続され、前記プレスプレート動力軸の下端面にプレスプレート主動ロッドが固定して設けられ、前記プレスプレート主動ロッドの下端面の前側には、プレスプレート従動ロッドがヒンジ連結され、前記プレスプレート従動ロッドの下端面の後側には、前記押動室内を左右摺動できるプレスプレートがヒンジ連結され、前記押動室の下壁後側は、スープボウル回収室が連通して設けられ、前記スープボウル回収室内には、スープボウル回収プレスプレートが上下に摺動するように設けられ、前記スープボウル回収プレスプレートの下端面と前記スープボウル回収室の下壁との間にプレスプレートばねが固定して接続される、ことを特徴とするスープ麺販売機。