(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023072076
(43)【公開日】2023-05-23
(54)【発明の名称】ゲーム装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
A63F 13/85 20140101AFI20230516BHJP
A63F 13/814 20140101ALI20230516BHJP
A63F 13/213 20140101ALI20230516BHJP
A63F 13/44 20140101ALI20230516BHJP
【FI】
A63F13/85
A63F13/814
A63F13/213
A63F13/44
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023041981
(22)【出願日】2023-03-16
(62)【分割の表示】P 2018221983の分割
【原出願日】2018-11-28
(71)【出願人】
【識別番号】000132471
【氏名又は名称】株式会社セガ
(74)【代理人】
【識別番号】100176072
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 功
(72)【発明者】
【氏名】小早川 賢
(72)【発明者】
【氏名】加藤 誠司
(72)【発明者】
【氏名】奥本 信一郎
(72)【発明者】
【氏名】芳村 純三
(57)【要約】
【課題】ゲーム装置のコストを抑制する。
【解決手段】ゲーム装置10は、左側ゲーム筐体と右側ゲーム筐体を含むゲーム装置であって、左側ゲーム筐体及び右側ゲーム筐体の間に設けられ、それぞれのゲーム筐体の前面に位置する一方のプレイヤ及び他方のプレイヤの両方のプレイヤを撮影可能な1台のカメラと、左側ゲーム筐体における所定のタイミングで、カメラを制御して撮影を行う第一撮影手段64と、所定のタイミングとは独立した、右側ゲーム筐体におけるタイミングで、カメラを制御して撮影を行う第二撮影手段66と、第一撮影手段64で撮影された撮影画像から一方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第一抽出手段68と、第二撮影手段66で撮影された撮影画像から他方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第二抽出手段70と、を備える。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で左側に位置し、一方のプレイヤにゲームを提供する左側ゲーム筐体と、正面視で右側に位置し、他方のプレイヤにゲームを提供する右側ゲーム筐体と、を含むゲーム装置であって、
前記左側ゲーム筐体及び前記右側ゲーム筐体の間に設けられ、それぞれのゲーム筐体の前面に位置する前記一方のプレイヤ及び前記他方のプレイヤの両方のプレイヤを撮影可能な1台のカメラと、
前記左側ゲーム筐体における所定のタイミングで、前記カメラを制御して撮影を行う第一撮影手段と、
前記所定のタイミングとは独立した、前記右側ゲーム筐体におけるタイミングで、前記カメラを制御して撮影を行う第二撮影手段と、
前記第一撮影手段で撮影された撮影画像から前記一方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第一抽出手段と、
前記第二撮影手段で撮影された撮影画像から前記他方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第二抽出手段と、
を備えるゲーム装置。
【請求項2】
前記所定のタイミングは、前記左側ゲーム筐体において前記一方のプレイヤの指示があったタイミングを含み、
前記独立したタイミングは、前記右側ゲーム筐体において前記他方のプレイヤの指示があったタイミングを含む、
請求項1に記載のゲーム装置。
【請求項3】
前記左側ゲーム筐体及び前記右側ゲーム筐体が提供するゲームはそれぞれ、出力する音楽に合わせてプレイヤの操作を受け付ける音楽ゲームであり、
前記所定のタイミングは、前記左側ゲーム筐体において出力される音楽又は前記左側ゲーム筐体で設定された前記ゲームの難易度に応じたタイミングを含み、
前記独立したタイミングは、前記右側ゲーム筐体において出力される音楽又は前記右側ゲーム筐体で設定された前記ゲームの難易度に応じたタイミングを含む、
請求項1又は2に記載のゲーム装置。
【請求項4】
前記音楽ゲームのゲーム結果の全部又は一部と、前記音楽ゲームの途中のタイミングで撮影された撮影画像の全部又は一部と、を含む総合画像を生成する生成手段、
を更に備える請求項3に記載のゲーム装置。
【請求項5】
前記生成手段は、前記総合画像から削除する情報又は前記総合画像に含ませる情報を前記プレイヤに選択させる、
請求項4に記載のゲーム装置。
【請求項6】
前記生成手段は、前記一方のプレイヤ及び前記他方のプレイヤの撮影画像を含む総合画像を生成する場合、前記ゲーム結果の全部又は一部を省略する、
請求項4又は5に記載のゲーム装置。
【請求項7】
前記第一撮影手段又は/及び前記第二撮影手段は、前記ゲームの終了後に、前記カメラを制御して、複数の人物の撮影を行う、
請求項1乃至6の何れか1項に記載のゲーム装置。
【請求項8】
正面視で左側に位置し、一方のプレイヤにゲームを提供する左側ゲーム筐体と、正面視で右側に位置し、他方のプレイヤにゲームを提供する右側ゲーム筐体と、前記左側ゲーム筐体及び前記右側ゲーム筐体の間に設けられ、それぞれのゲーム筐体の前面に位置する前記一方のプレイヤ及び前記他方のプレイヤの両方のプレイヤを撮影可能な1台のカメラと、を含むゲーム装置に対して、
前記左側ゲーム筐体における所定のタイミングで、前記カメラを制御して撮影を行う第一撮影手段、
前記所定のタイミングとは独立したタイミングであって、前記右側ゲーム筐体におけるタイミングで、前記カメラを制御して撮影を行う第二撮影手段、
前記第一撮影手段で撮影された撮影画像から当該一方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第一抽出手段、
前記第二撮影手段で撮影された撮影画像から当該他方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第二抽出手段、
として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲーム装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、カメラを備え、当該カメラで、ゲームをプレイするプレイヤを撮影することが可能なゲーム装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のようなゲーム装置では、その筐体1つに対して1台のカメラを備える必要があったため、筐体が複数になるとカメラも増大し、コスト高となっていた。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを抑制することができるゲーム装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の第一態様に係るゲーム装置は、正面視で左側に位置し、一方のプレイヤにゲームを提供する左側ゲーム筐体と、正面視で右側に位置し、他方のプレイヤにゲームを提供する右側ゲーム筐体と、を含むゲーム装置であって、前記左側ゲーム筐体及び前記右側ゲーム筐体の間に設けられ、それぞれのゲーム筐体の前面に位置する前記一方のプレイヤ及び前記他方のプレイヤの両方のプレイヤを撮影可能な1台のカメラと、前記左側ゲーム筐体における所定のタイミングで、前記カメラを制御して撮影を行う第一撮影手段と、前記所定のタイミングとは独立した、前記右側ゲーム筐体におけるタイミングで、前記カメラを制御して撮影を行う第二撮影手段と、前記第一撮影手段で撮影された撮影画像から当該一方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第一抽出手段と、前記第二撮影手段で撮影された撮影画像から当該他方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第二抽出手段と、を備える。
【0007】
この構成によれば、1台のカメラで、それぞれのゲーム筐体の前面に位置する一方のプレイヤ及び他方のプレイヤの両方のプレイヤを、各ゲーム筐体における独立したタイミングで撮影でき、各々のプレイヤのプレイヤ画像を抽出することができるので、コストを抑制することができる。
【0008】
また、本発明の第二態様に係るゲーム装置は、前記所定のタイミングは、前記左側ゲーム筐体において前記一方のプレイヤの指示があったタイミングを含み、前記独立したタイミングは、前記右側ゲーム筐体において前記他方のプレイヤの指示があったタイミングを含む。
【0009】
また、本発明の第三態様に係るゲーム装置は、前記左側ゲーム筐体及び前記右側ゲーム筐体が提供するゲームはそれぞれ、出力する音楽に合わせてプレイヤの操作を受け付ける音楽ゲームであり、前記所定のタイミングは、前記左側ゲーム筐体において出力される音楽又は前記左側ゲーム筐体で設定された前記ゲームの難易度に応じたタイミングを含み、前記独立したタイミングは、前記右側ゲーム筐体において出力される音楽又は前記右側ゲーム筐体で設定された前記ゲームの難易度に応じたタイミングを含む。
【0010】
また、本発明の第四態様に係るゲーム装置は、前記音楽ゲームのゲーム結果の全部又は一部と、前記音楽ゲームの途中のタイミングで撮影された撮影画像の全部又は一部と、を含む総合画像を生成する生成手段、を更に備える。
【0011】
また、本発明の第五態様に係るゲーム装置では、前記生成手段は、前記総合画像から削除する情報又は前記総合画像に含ませる情報を前記プレイヤに選択させる。
【0012】
また、本発明の第六態様に係るゲーム装置は、前記生成手段は、前記一方のプレイヤ及び前記他方のプレイヤの撮影画像を含む総合画像を生成する場合、前記ゲーム結果の全部又は一部を省略する。
【0013】
また、本発明の第七態様に係るゲーム装置は、前記第一撮影手段又は/及び前記第二撮影手段は、前記ゲームの終了後に、前記カメラを制御して、複数の人物の撮影を行う。
【0014】
また、本発明の第八態様に係るプログラムは、正面視で左側に位置し、一方のプレイヤにゲームを提供する左側ゲーム筐体と、正面視で右側に位置し、他方のプレイヤにゲームを提供する右側ゲーム筐体と、前記左側ゲーム筐体及び前記右側ゲーム筐体の間に設けられ、それぞれのゲーム筐体の前面に位置する前記一方のプレイヤ及び前記他方のプレイヤの両方のプレイヤを撮影可能な1台のカメラと、を含むゲーム装置に対して、 前記左側ゲーム筐体における所定のタイミングで、前記カメラを制御して撮影を行う第一撮影手段、前記所定のタイミングとは独立したタイミングであって、前記右側ゲーム筐体におけるタイミングで、前記カメラを制御して撮影を行う第二撮影手段、前記第一撮影手段で撮影された撮影画像から当該一方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第一抽出手段、前記第二撮影手段で撮影された撮影画像から当該他方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第二抽出手段、として機能させる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、コストを抑制することができるゲーム装置及びプログラムを提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の実施形態に係るゲーム装置の全体構成の一例を示す斜視図である。
【
図2】
図1に示すゲーム装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【
図3】
図1に示すゲーム装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
【
図4】ゲーム装置の右側ゲーム筐体におけるゲーム処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図5】ゲーム装置に同時に表示されるプレビュー画面と撮影開始画面の一例を示す図である。
【
図6】タッチパネルに表示される位置調整画面の一例を示す図である。
【
図8】タッチパネルに表示される編集画面の一例を示す図である。
【
図9】
図7に示す総合画像とは異なる、他の例の総合画像を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、添付図面を参照しながら本発明の複数の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0018】
本実施形態のゲーム装置は、例えば、アミューズメント施設等に業務用ビデオゲーム装置として設置される。なお、アミューズメント施設等を訪問したプレイヤは、硬貨を投入してゲーム装置でゲームをプレイするが、例えば、メダルを購入し、このメダルを用いてゲーム装置でゲームをプレイするようにしてもよい。なお、ゲームの種類は特に限定されないが、以下では、ゲームが、音楽に合わせてプレイヤの操作を受け付ける音楽ゲームである場合を説明する。
【0019】
<全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係るゲーム装置の全体構成の一例を示す斜視図である。
【0020】
図1に示すように、ゲーム装置10は、左側ゲーム筐体12Aと、右側ゲーム筐体12Bと、カメラ14と、カードリーダ16と、投入部18と、を備える。
【0021】
左側ゲーム筐体12Aは、正面視でゲーム装置10の左側に位置し、当該左側ゲーム筐体12Aの正面に立つ一方のプレイヤにゲームを提供する。
【0022】
右側ゲーム筐体12Bは、正面視でゲーム装置10の右側に位置し、当該右側ゲーム筐体12Bの正面に立つ他方のプレイヤにゲームを提供する。
【0023】
カメラ14は、左側ゲーム筐体12A及び右側ゲーム筐体12Bの間に設けられ、それぞれのゲーム筐体12A,12Bの前面に位置する一方のプレイヤ及び他方のプレイヤの両方のプレイヤを含む画角で撮影可能な撮影装置である。このカメラ14は、回転や移動はしないようにゲーム装置10に固定されている。
【0024】
カードリーダ16は、左側ゲーム筐体12A及び右側ゲーム筐体12Bの間に設けられ、プレイヤのID認証等に用いられるプレイヤカードを読み書きする装置である。
【0025】
投入部18は、硬貨又はメダルが投入される箇所である。
【0026】
左側ゲーム筐体12A及び右側ゲーム筐体12Bはそれぞれ、LCDモニタ20と、スピーカ22と、タッチパネル24と、操作スイッチ26と、を備える。
【0027】
LCDモニタ20は、ゲーム画像の一部を表示する表示装置である。
【0028】
スピーカ22は、音楽ゲームの音楽を出力する装置である。
【0029】
タッチパネル24は、ゲーム画像の一部を表示し、且つ、プレイヤからの入力を受け付ける表示入力装置である。
【0030】
操作スイッチ26は、タッチパネル24の周囲円周上に複数個設けられている。
【0031】
<ハードウェア構成>
図2は、
図1に示すゲーム装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0032】
図2に示すように、ゲーム装置10には、ゲームプログラムの実行やシステム全体の制御や画像表示のための表示オブジェクトに関する座標計算等を行うCPU30と、CPU30が処理を行うのに必要なプログラムやデータを一時的に格納するバッファメモリとして利用されるシステムメモリ(RAM)32とがバスラインにより共通接続され、バスアービタ34に接続されている。バスアービタ34は、ゲーム装置10の各ブロックや外部に接続される機器とのプログラムやデータの流れを制御する。
【0033】
また、ゲームプログラムやデータ(映像データや音楽データも含む) が格納されたプログラムデータ記憶装置又は記憶媒体(メモリや、記録媒体であるCD-ROM等を駆動する光ディスクドライブ等も含む)36と、ゲーム装置10を起動するためのプログラムやデータが格納されているBOOTROM38とがバスアービタ34に接続されている。
【0034】
また、バスアービタ34を介して、プログラムデータ記憶装置又は記憶媒体36から読み出した映像データを再生したり、プレイヤの操作やゲーム進行に応じて画像表示のための画像を生成したりするレンダリングプロセッサ40と、そのレンダリングプロセッサ40が画像生成を行うために必要なグラフィックデータ等を格納しておくグラフィックメモリ42とが接続されている。レンダリングプロセッサ40から出力される画像信号は、ビデオDAC44によりデジタル信号からアナログ信号に変換して出力され、2台のLCDモニタ20に表示される。
【0035】
また、バスアービタ34を介して、プログラムデータ記憶装置又は記憶媒体36から読み出した音楽データを再生したり、プレイヤによる操作やゲーム進行に応じて効果音や音声を生成したりするサウンドプロセッサ46と、そのサウンドプロセッサ46により効果音や音声を生成するために必要なサウンドデータ等を格納しておくサウンドメモリ48とが接続されている。サウンドプロセッサ46から出力される音声信号は、オーディオDAC50によりデジタル信号からアナログ信号に変換され、2台のスピーカ22から出力される。
【0036】
また、バスアービタ34には、通信インターフェース52が接続されている。通信インターフェース52は外部ネットワークに接続される。ゲーム装置10は、インターネットに接続され、他のゲーム装置やネットワークサーバ等との通信が可能となる。なお、通信インターフェース52としては、電話回線を使用するターミナルアダプタやルータ、ケーブルテレビ回線を使用するケーブルモデム、携帯電話やPHSを利用して無線通信手段、光ファイバを用いた光ファイバ通信手段等の他の通信方法を利用してもよい。
【0037】
また、バスアービタ34には、プレイヤを撮影するためのカメラ14が接続されている。カメラ14により撮影された写真は、通信インターフェース52を介して外部ネットワークに配信することが可能である。
【0038】
また、バスアービタ34には、ペリフェラルI/F56を介して、カードリーダ16と、投入部18と、が接続されている。
【0039】
また、バスアービタ34には、2台のLCDモニタ20に対応した2台のタッチパネル24が接続されている。タッチパネル24の複数の検知領域からの検知信号と、操作スイッチ26の検知領域の検知信号により、プレイヤの操作状況を検知する。
【0040】
なお、上記のようなゲーム装置10のハードウェア構成は単なる一例に過ぎず、本発明は、表示装置とカメラを備える任意のコンピュータシステムに適用することができる。また、本発明のプログラムは、メモリカード等の外部記憶媒体を通じてコンピュータシステムに供給されるだけでなく、有線または無線の通信回線を通じてサーバよりコンピュータシステムに供給されてもよいし、さらにはコンピュータシステム内部の不揮発性記憶装置に予め記録されていてもよい。
【0041】
<機能的構成>
図3は、
図1に示すゲーム装置10の機能的構成の一例を示すブロック図である。
【0042】
図3に示すように、ゲーム装置10は、記憶手段60と、実行手段62と、第一撮影手段64と、第二撮影手段66と、第一抽出手段68と、第二抽出手段70と、生成手段72等の機能的構成を備える。記憶手段60は、プログラムデータ記憶装置又は記憶媒体36で実現される。その他の機能的構成は、CPU30がプログラムを実行することにより実現される。
【0043】
記憶手段60は、撮影により得られた写真(撮影画像)等を一時的に記憶する機能手段である。
【0044】
実行手段62は、音楽ゲームを実行・進行する機能手段である。
【0045】
第一撮影手段64は、左側ゲーム筐体12Aにおける所定のタイミングで、カメラ14を制御して撮影を行う機能手段である。この所定のタイミングは、例えば、左側ゲーム筐体12Aにおいて一方のプレイヤの指示があったタイミング、左側ゲーム筐体12Aにおいて出力される音楽に応じたタイミング、又は/及び、左側ゲーム筐体12Aで設定された音楽ゲームの難易度に応じたタイミングを含む。なお、これら音楽に応じたタイミングや難易度に応じたタイミングは、一つであっても複数であってもよい。
【0046】
第二撮影手段66は、上記所定のタイミングとは独立した、右側ゲーム筐体12Bにおけるタイミングで、カメラ14を制御して撮影を行う機能手段である。この独立したタイミングは、例えば、右側ゲーム筐体12Bにおいて他方のプレイヤの指示があったタイミング、右側ゲーム筐体12Bにおいて出力される音楽に応じたタイミング、又は/及び、右側ゲーム筐体12Bで設定された音楽ゲームの難易度に応じたタイミングを含む。なお、これら音楽に応じたタイミングや難易度に応じたタイミングは、一つであっても複数であってもよい。また、所定のタイミングと独立したタイミングは互いに、異なるタイミングとなっても、同一のタイミングとなってもよい。
【0047】
第一抽出手段68は、第一撮影手段64で撮影された撮影画像から当該一方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する機能手段である。この抽出は、一方のプレイヤによる指示に基づいて行われても、自動的に行われてもよい。
【0048】
第二抽出手段70は、第二撮影手段66で撮影された撮影画像から当該他方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する機能手段である。この抽出は、一方のプレイヤによる指示に基づいて行われても、自動的に行われてもよい。
【0049】
生成手段72は、音楽ゲームのゲーム結果の全部又は一部と、音楽ゲームの途中のタイミングで撮影された撮影画像の全部又は一部と、を含む総合画像を生成する機能手段である。この途中のタイミングは、一つ又は複数であってもよい。例えば、途中のタイミングは、音楽ゲームの実行直後と、音楽ゲームの一番盛り上がる、実行開始から所定時間経過後と、音楽ゲームの終了直前と、を含んでもよい。また、途中のタイミングは、予め定められた固定のタイミングであっても、実行された音楽ゲームの音楽に応じたタイミングであってもよい。
【0050】
<ゲーム処理の流れ>
図4は、ゲーム装置10の右側ゲーム筐体12Bにおけるゲーム処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下のステップは、例えば、投入部18に硬貨が投入された場合に開始される。なお、以下のステップの処理の順番及び内容は、適宜、変更することができる。また、左側ゲーム筐体12Aにおけるゲーム処理の流れも、
図4に示す処理の流れと同様である。この場合、下記の第二撮影手段66を第一撮影手段64と読み替え、第二抽出手段70を第一抽出手段68と読み替えるものとする。
【0051】
(ステップSP10)
実行手段62は、カードリーダ16を制御して、左側プレイヤを一方のプレイヤとしたとき他方のプレイヤである右側プレイヤのプレイヤカードからIDを取得する。そして、処理は、ステップSP12の処理に移行する。
【0052】
(ステップSP12)
実行手段62は、取得したIDを不図示のサーバ装置に送信して、認証要求を行う。当該サーバ装置にて認証がされた場合、処理は、ステップSP14の処理に移行する。
【0053】
(ステップSP14)
実行手段62は、利用規約と同意ボタンを含む不図示の利用規約画面をタッチパネル24に表示する。そして、処理は、ステップSP16の処理に移行する。
【0054】
(ステップSP16)
実行手段62は、利用規約画面において、右側プレイヤにより、同意ボタンが押下されたか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP18の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には処理はステップSP38の処理に移行する。
【0055】
(ステップSP18)
実行手段62は、撮影画像のフレームを選択するための不図示のフレーム選択画面をタッチパネル24に表示する。そして、処理は、ステップSP20の処理に移行する。
【0056】
(ステップSP20)
実行手段62は、フレーム選択画面において、右側プレイヤによるフレームの選択を受け付ける。そして、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
【0057】
(ステップSP22)
実行手段62は、プレビュー画面をLCDモニタ20に表示するとともに、撮影開始画面をタッチパネル24に表示する。
【0058】
図5は、ゲーム装置10の右側筐体12Bに表示されるプレビュー画面80と撮影開始画面90の一例を示す図である。
【0059】
図5に示すように、プレビュー画面80には、例えば、全体プレビュー82と、フレーム付きプレビュー84と、抽出エリア86と、が設けられている。全体プレビュー82には、カメラ14に映る全範囲の画像(映像)が表示される。この画像には、右側ゲーム筐体12Bの正面に立っている右側プレイヤだけでなく、左側ゲーム筐体12Aの正面に立っている左側プレイヤも写っている。フレーム付きプレビュー84には、カメラ14に映る画像のうち抽出エリア86内の画像を抽出し、拡大したものがフレームと合わせて表示される。また、撮影開始画面90には、例えば、撮影ボタン92が設けられている。
【0060】
図4に戻って、処理は、ステップSP24の処理に移行する。
【0061】
(ステップSP24)
実行手段62は、撮影開始画面90において、右側プレイヤにより撮影ボタン92が押下された否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP26の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には処理はステップSP22の処理に戻る。
【0062】
(ステップSP26)
第二撮影手段66は、カメラ14を制御して撮影を行う。この撮影のタイミングは、右側のプレイヤにより撮影ボタン92が押下されたというタイミングなので、第一撮影手段64がカメラ14を制御して撮影を行う所定のタイミングとは独立している。そして、処理は、ステップSP28の処理に移行する。
【0063】
(ステップSP28)
第二抽出手段70は、第二撮影手段66で撮影して得られた撮影画像のうち抽出する画像の位置を調整するための位置調整画面をタッチパネル24に表示する。
【0064】
図6は、タッチパネル24に表示される位置調整画面100の一例を示す図である。
【0065】
図6に示すように、位置調整画面100には、例えば、抽出対象画像101と、上ボタン102と、下ボタン104と、右ボタン106と、左ボタン108と、決定ボタン110と、が設けられている。抽出対象画像101は、撮影画像のうち抽出対象の画像を、選択されたフレームとともに示す画像である。上ボタン102は、撮影画像のうち抽出する画像の位置を上側に移動調整するためのボタンである。下ボタン104は、撮影画像のうち抽出する画像の位置を下側に移動調整するためのボタンである。右ボタン106は、撮影画像のうち抽出する画像の位置を右側に移動調整するためのボタンである。左ボタン108は、撮影画像のうち抽出する画像の位置を左側に移動調整するためのボタンである。
【0066】
図4に戻って、処理は、ステップSP30の処理に移行する。
【0067】
(ステップSP30)
第二抽出手段70は、位置調整画面100において、右側プレイヤによる、上ボタン102、下ボタン104、右ボタン106、又は/及び、左ボタン108の押下を受け付けることにより、抽出する画像の位置調整を受け付ける。そして、位置調整画面100において、決定ボタン110が押下されると、処理は、ステップSP32の処理に移行する。
【0068】
(ステップSP32)
第二抽出手段70は、ステップSP30にて調整された位置に基づき、撮影画像から一部の画像を抽出する。本実施形態では、第二抽出手段70は、撮影画像から右側プレイヤの画像を含むプレイヤ画像を抽出する。そして、処理は、ステップSP34の処理に移行する。
【0069】
(ステップSP34)
実行手段62は、第二抽出手段70が抽出したプレイヤ画像と、選択されたフレームとを組み合わせた画像をプレイヤのプロフィール画像に設定する。そして、処理は、ステップSP36の処理に移行する。
【0070】
(ステップSP36)
実行手段62は、設定したプロフィール画像を含むプレイヤのプロフィールをタッチパネル24に表示する。そして、処理は、ステップSP38の処理に移行する。
【0071】
(ステップSP38)
実行手段62は、右側筐体12B、左側筐体12Aでそれぞれ選択された音楽ゲームを実行する。そして、処理は、ステップSP40の処理に移行する。
【0072】
(ステップSP40)
第二撮影手段66は、現在のタイミングが、右側筐体12Bで実行された音楽ゲームの音楽に応じて設定されている撮影タイミングか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP42の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には処理はステップSP40の処理に戻る。なお、右側筐体12Bと左側筐体12Aとで異なる音楽ゲームが選択されている場合は、設定されている撮影タイミングもそれぞれの音楽ゲームのタイミングとなる。
【0073】
(ステップSP42)
第二撮影手段66は、カメラ14を制御して撮影を行う。そして、処理は、ステップSP44の処理に移行する。なお、上述のステップSP40とステップ42の処理は、複数回実行されてもよい。
【0074】
(ステップSP44)
実行手段62は、音楽ゲームが終了したか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP46の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には処理はステップSP44の処理に戻る。
【0075】
(ステップSP46)
生成手段72は、音楽ゲームのゲーム結果の全部又は一部と、音楽ゲームの途中のタイミングで撮影された撮影画像の全部又は一部と、を含む総合画像を生成する。
【0076】
【0077】
図7に示すように、総合画像120には、撮影画像122と、ゲーム結果124と、楽曲名126と、プレイヤ情報128と、店舗名130と、撮影日132等の各種情報を含んでいる。撮影画像122は、音楽ゲームの途中のタイミングで撮影された撮影画像である。ゲーム結果124は、音楽ゲームのゲーム結果であり、例えばスコアやプレイ評価等が挙げられる。楽曲名126は、音楽ゲームで出力された音楽(楽曲)の名前である。プレイヤ情報128は、プレイヤの名前やプロフィール画像、プレイヤに設定された称号等が挙げられる。店舗名130は、プレイされたゲームのゲーム装置10が設置されている店舗の名前である。撮影日132は、撮影画像122が撮影された日である。
【0078】
図4に戻って、処理は、ステップSP48の処理に移行する。
【0079】
(ステップSP48)
生成手段72は、総合画像120の編集画面を表示する。この編集画面において、生成手段72は、総合画像120から削除する情報又は総合画像120に含ませる情報をプレイヤに選択させる。
【0080】
図8は、タッチパネル24に表示される編集画面140の一例を示す図である。
【0081】
図8に示すように、編集画面140には、生成手段72が生成した総合画像120の他、切替ボタン142と、切替ボタン144と、オンオフボタン146と、スライドボタン148と、スライドボタン150と、次へボタン152と、が設けられている。切替ボタン142及び切替ボタン144は、総合画像120に載せる撮影画像122を、他のタイミングで撮影された撮影画像に切り替えるためのボタンである。オンオフボタン146は、総合画像120に、対応する情報を含ませるか否かを切り替えるためのボタンである。例えば、オンオフボタン146により、楽曲情報&プレイ結果をオフにすると、総合画像120から楽曲名126とゲーム結果124が削除(省略)されるように編集される。スライドボタン148とスライドボタン150は、編集対象の情報をスライドするためのボタンである。次へボタン152は、編集を終え、次の処理に進むためのボタンである。
【0082】
図4に戻って、処理は、ステップSP50の処理に移行する。
【0083】
(ステップSP50)
生成手段72は、編集画面140において右側のプレイヤの編集を受け付ける。そして、編集画面140において次へボタン152が押下されると、処理は、ステップSP52の処理に移行する。
【0084】
(ステップSP52)
生成手段72は、編集画面140において編集された総合画像120を不図示のサーバ装置に送信する。このサーバ装置は、ゲーム装置10から送信された総合画像120を受信し、記憶する。そして、
図4に示す一連の処理が終了する。なお、右側のプレイヤは、サーバ装置にアクセスすることで、当該サーバ装置に記憶されている総合画像120をダウンロードしたり、総合画像120を削除したり、総合画像120をコピーしたり、ソーシャルネットワーキングサービスにアップロードしたりすることができる。
【0085】
以上、本実施形態では、正面視で左側に位置し、一方のプレイヤ(左側のプレイヤ)にゲームを提供する左側ゲーム筐体12Aと、正面視で右側に位置し、他方のプレイヤ(右側のプレイヤ)にゲームを提供する右側ゲーム筐体12Bと、を含むゲーム装置10であって、左側ゲーム筐体12A及び右側ゲーム筐体12Bの間に設けられ、それぞれのゲーム筐体12A,12Bの前面に位置する一方のプレイヤ及び他方のプレイヤの両方のプレイヤを撮影可能な1台のカメラと、左側ゲーム筐体12Aにおける所定のタイミングで、カメラ14を制御して撮影を行う第一撮影手段64と、所定のタイミングとは独立した、右側ゲーム筐体12Bにおけるタイミングで、カメラ14を制御して撮影を行う第二撮影手段66と、第一撮影手段64で撮影された撮影画像から一方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第一抽出手段68と、第二撮影手段66で撮影された撮影画像から他方のプレイヤのプレイヤ画像を抽出する第二抽出手段70と、を備える。
【0086】
この構成によれば、1台のカメラで、それぞれのゲーム筐体12A,12Bの前面に位置する一方のプレイヤ及び他方のプレイヤの両方のプレイヤを、各ゲーム筐体12A,12Bにおける独立したタイミングで撮影でき、各々のプレイヤのプレイヤ画像を抽出することができるので、コストを抑制することができる。
【0087】
また、本実施形態では、所定のタイミングは、左側ゲーム筐体12Aにおいて一方のプレイヤの指示があったタイミングを含み、独立したタイミングは、右側ゲーム筐体12Bにおいて他方のプレイヤの指示があったタイミングを含む。
【0088】
この構成によれば、一方のプレイヤ及び他方のプレイヤそれぞれのタイミングの良いときに、撮影を行うことができる。
【0089】
また、本実施形態では、左側ゲーム筐体12A及び右側ゲーム筐体12Bが提供するゲームはそれぞれ、出力する音楽に合わせてプレイヤの操作を受け付ける音楽ゲームであり、所定のタイミングは、左側ゲーム筐体12Aにおいて出力される音楽又は左側ゲーム筐体12Aで設定されたゲームの難易度に応じたタイミングを含み、独立したタイミングは、右側ゲーム筐体12Bにおいて出力される音楽又は右側ゲーム筐体12Bで設定されたゲームの難易度に応じたタイミングを含む。
【0090】
この構成によれば、例えば音楽や難易度に応じてプレイヤが一番盛り上がって楽しんでいると予想されるタイミングで、撮影を行うことができる。
【0091】
また、本実施形態では、音楽ゲームのゲーム結果の全部又は一部と、音楽ゲームの途中のタイミングで撮影された撮影画像の全部又は一部と、を含む総合画像120を生成する生成手段72を更に備える。
【0092】
この構成によれば、ゲーム結果のみ、撮影画像のみの場合に比べて、思い出となる。
【0093】
また、本実施形態では、生成手段72は、編集画面140において、総合画像120から削除する情報又は総合画像120に含ませる情報をプレイヤに選択させる。
【0094】
この構成によれば、総合画像120から、例えばプレイヤ情報128、店舗名130、又は撮影日132等を、適宜、削除することができ、プライバシーを保護することができる。
【0095】
―――変形例―――
なお、本発明は上記の具体例に限定されるものではない。すなわち、上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、前述した実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
【0096】
例えば、上記実施形態では、生成手段72は、一人のプレイヤのみの撮影画像122を含む総合画像120を生成する場合を説明したが、生成手段72は、一方のプレイヤ及び他方のプレイヤの撮影画像122を含む総合画像120を生成してもよい。この場合、生成手段72は、ゲーム結果の全部又は一部を省略してもよい。
【0097】
図9は、
図7に示す総合画像120とは異なる、他の例の総合画像160を示す図である。
【0098】
図9に示すように、総合画像160は、撮影画像122と、第1表示欄162と、第2表示欄164と、を含む。ここで、撮影画像122は、総合画像160の中で大きな割合を占めている一方で、一方のプレイヤのプレイヤ情報やゲーム結果を示す表示欄162や、他方のプレイヤのプレイヤ情報やゲーム結果を示す表示欄164は、情報が適宜省略され、総合画像160の中で小さな割合を占めている。
【0099】
また、上記実施形態では、第一撮影手段64又は/及び第二撮影手段66は、音楽ゲームの前又は途中に撮影する場合を説明したが、ゲームの終了後に、カメラ14を制御して、複数の人物の撮影を行ってもよい。この構成によれば、ゲームをプレイした一方のプレイヤや他方のプレイヤ、友人等との集合写真を、ゲーム時間を気にせずにゆっくりと撮影することができる。
【0100】
また、上記実施形態では、カメラ14は固定されて回転や移動しない場合を説明したが、回転したり、移動したりしてもよい。ただし、コスト抑制の観点から、カメラ14は固定されていることが好ましい。
【0101】
また、上述の所定のタイミングは、一方のプレイヤのプレイヤ情報やレベル、スキルに応じたタイミングを含んでもよい。同様に、独立したタイミングは、他方のプレイヤのプレイヤ情報やレベル、スキルに応じたタイミングを含んでもよい。
【0102】
また、一方のプレイヤ又は他方のプレイヤによる硬貨(価値媒体)に応じて、上述の所定のタイミングや独立したタイミングを変更したり、ゲーム途中の撮影回数を増やしたりしてもよい。
【符号の説明】
【0103】
10…ゲーム装置、12A…左側ゲーム筐体、12B…右側ゲーム筐体、14…カメラ、64…第一撮影手段、66…第二撮影手段、68…第一抽出手段、70…第二抽出手段
【手続補正書】
【提出日】2023-03-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で左側に位置し、一方のプレイヤにゲームを提供する左側ゲーム筐体と、正面視で右側に位置し、他方のプレイヤにゲームを提供する右側ゲーム筐体と、を含むゲーム装置であって、
前記左側ゲーム筐体及び前記右側ゲーム筐体には、それぞれディスプレイとスピーカーとタッチパネルと操作スイッチが設けられ、
前記操作スイッチは、前記タッチパネルの周囲円周上に複数設けられており、
前記左側ゲーム筐体及び前記右側ゲーム筐体の間には、それぞれのゲーム筐体の前面に位置する前記一方のプレイヤ及び前記他方のプレイヤの両方のプレイヤを撮影可能なカメラが設けられていること、
を特徴とするゲーム装置。