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▶ 惣慶 長助の特許一覧

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  • 特開-逆流フードカバー 図1
  • 特開-逆流フードカバー 図2
  • 特開-逆流フードカバー 図3
  • 特開-逆流フードカバー 図4
  • 特開-逆流フードカバー 図5
  • 特開-逆流フードカバー 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023007286
(43)【公開日】2023-01-18
(54)【発明の名称】逆流フードカバー
(51)【国際特許分類】
   F24F 7/04 20060101AFI20230111BHJP
   F24F 13/20 20060101ALI20230111BHJP
【FI】
F24F7/04 B
F24F13/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021130978
(22)【出願日】2021-06-29
(71)【出願人】
【識別番号】599038422
【氏名又は名称】惣慶 長助
(72)【発明者】
【氏名】惣慶 長助
【テーマコード(参考)】
3L058
【Fターム(参考)】
3L058BA04
3L058BB04
3L058BC02
3L058BC06
(57)【要約】
【課題】台風時に、大雨強風を伴う吹き上げに、従来の排気フードの内では逆に、図3の示す風圧の発生元となり、室内への逆流現象を防ぐ事が不可能となる。
【解決手段】吹き上げる強風の流れを変え、悪条件下でも逆流現象を防ぎ盾となり、快適な排気環境を、本発明の逆流フ-ドカバーを提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
排気フード設置面からの、吹き上げ強風をコントロールする、逆流フ-ドカバー正面3aの上部を前へ斜め下向きに傾ける。連結体となる左右側面3bはV字の形状となる。左右側面▲3▼b下部に、雨風の出入となる逆三角形状の開部3cを設けた、強固な素材を採用した連結体、特徴の逆流フ-ドカバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
従来の排気フードは、室内から室外へ排気する換気扇で、雨風の侵入防止をする排気フード1を有している。台風時に大雨強風を伴ない、下からの吹き上げ強風を受け、排気フード1内に侵入した、強風は風圧となり、図3示す室内へ逆流現象が発生する。図4で示す排気フード1前面に、本発明の逆流フ-ドカバー3aを、取り付ける事により、排気フード口への強風の侵入を防ぐ盾となる。図3で示す室内へ逆流現象を回避して、図4で示す快適な換気環境を、本発明は提供する。
【背景の技術】
【0002】
従来換気は、人と家の快適な暮らしのための装置で、常に雨風の強弱に対応されている。しかし、図3で示す、台風時の低地(下)からの大雨強風に,排気フード1内に、大雨強風8が侵入し、排気フード1内で受けた雨風は風圧となる。連動でダクト内5で逆流現象が起こってしまう、従来の排気装置では、防ぐ能力を超えてしまいます。
【先行技術の文献】
【0003】
公開実用平成 1-112349
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
0002の示す台風時に伴う大雨強風に、図3で示す低地(下)からの吹き上げる強風8を、排気フード1内に直撃を防ぐ一番の方策案として、排気口2への強風8の流れを変える必要性。
【0005】
強風時にも換気機能が作動し続ける、特徴機能が必要であること。
【0006】
従来の排気フードでは、図3で示す大雨強風時に低地(下)からの吹き上げる強風は、想定外で、雨風を防ぐ従来の排気フード内では逆に、風圧を受ける元となり、室内7への逆流現象を防ぐ事が不可能となる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
逆流現象を防ぐ目的の、本発明の逆流フ-ドカバー3aの上面の開放部を、図4の示す排気フード前に設置して、逆流フ-ドカバー3a面を3aを斜め下向きに角度をつけ、前へ傾けることにより、強風の直撃の進路を変える盾となる。図6で示す逆流フ-ドカバー3aと接続する、逆三角形状の、連結体、左右の側面3bの下部に形状を合わせる。空気の出入りと雨水の排出口として連結体の開部3cを設ける事により、強風の最中でも排気機能を提供できる。
【発明の効果】
【0008】
台風時に伴う大雨強風時に図3で示す、低地(下)からの吹き上げる強風を、排気フード内1への直撃侵入を防ぐ。室内への逆流現象9を、回避して、図4の低地(下)からの吹き上げ大雨強風時にも、排気7の流れを、通常の働きに機能維持を図る、本発明の逆流フ-ドカバーを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】正面図
図2】正面図で表示のA―A断面図
図3】従来の換気施工の断面図
図4】従来の換気施工に本発明の逆流フ-ドカバー3aを取り付けた断面図
図5】正面図で、開放上面からの吹き込む大雨強風を、開部3cから抜け出る流れを示す
図6】本発明の連結体3a・3b・3cの立体図。右斜め上から見下した斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、図6で示す連結体である。図4図5示す、周囲からの大雨強風を避ける意味で、すでに施工完備された排気フード1の、排気フード口2を隠す位置を目安に取り付け、逆流フ-ドカバー3aの上面は解放空間となり、上下に排気の流れに安定した排気を提供出来る。
【0011】
本発明は、図6で示す連結体で、特徴を持つ逆流フ-ドカバー3aを前面へ斜め下向きに傾け、低地(下)からの吹き上げる強風直撃から盾となり、排気フード1を守る。逆流フ-ドカバー3aは他の形状も採用できる。
【0012】
本発明の逆流フ-ドカバー3aの傾き形状に合わせて、左右側面3bがV字の形状と、側面から強風の盾となる。吹き上げる強力な大雨強風の流れを、自然な流れで回避できる。
【0013】
図6で示す、本発明の逆流フ-ドカバー3aの上面部は開放となり、図5で示す、上面からの雨風にさらされるため、連結体の左右側面3bの下部に位置する。形状に合わせた逆三角の,開部3cを設けることにより、雨風がたまることなく快適な流れができる。
【符号の配列】
【0014】
1 排気フード
2 排気口
3 逆流フ-ドカバー正面部 3a左右のV字側面部3b逆三角排気開部3a
4 カベ断面
5 換気ダクト
6 室内
7 室内からの排気
8 大雨強風
9 逆流現象
図1
図2
図3
図4
図5
図6