(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023073175
(43)【公開日】2023-05-25
(54)【発明の名称】サウンドマット
(51)【国際特許分類】
A63B 6/00 20060101AFI20230518BHJP
【FI】
A63B6/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021198125
(22)【出願日】2021-11-15
(71)【出願人】
【識別番号】514249728
【氏名又は名称】渡邉 清
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 清
(57)【要約】
【課題】マット運動において試技者が即時フィードバックでき、自ら動きを評価し、探求する姿を目指すために音の出るマット(サウンドマット)を提供する。
【解決手段】適当な大きさ(例えば30cm四方)の感圧シートを電源につなぎ、マットの下に配置できるものとし、電源とスピーカーはマットの外へ出す。マット上の特定部分に圧がかかることで、音が鳴る仕組みとする。特定部分はマットの上面に目印をつけることで、意識することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
体操マットの下に設置し、特定の位置を通過する時に音が出る装置の開発
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マット運動を行う際、加圧(体重)によって音が鳴る仕組みに関する。
【背景技術】
【0002】
体育の授業で行われるマット運動は得意不得意が出やすい種目である。
それは技能的にできたのかできていないのかが自分で確認できないからである。
【0003】
マット運動は運動している姿を直接自分で見ることができないため、動きのイメージを実際の動きと一致させることは難しい。
【0004】
近頃では、タブレット等の録画機能を利用して、自分の姿を見て学ぶ方法が導入されていることが多い。
【0005】
録画機能で自分の姿を見るにはタイムラグがあり、反復練習には即効性に欠け、即時に成功した感覚を得ることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
試技をした時に、できたかどうかを即時に判定し、試技者に知らせる教具を用意することで判断ができ、その場でフィードバックが可能となる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
マット運動をしている最中に自分の姿を視覚的に捉えることができないので、聴覚を使った教具とすることで試技をしながら自分の演技を捉えることができる。
【発明の効果】
【0008】
自分の行っている試技の即時フィードバックが可能となると共に、音を鳴らせたいという欲求が運動への意欲づけとなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【発明を実施するための形態】
【0010】
図2のように体操マットの下に感圧シートを敷き、音の出る対象となる場所を決め、体操マット上の感圧シート設置個所に印をつけ、試技者にも特定場所が分かるように設置する。
【0011】
感圧シートは1枚ごとに音色を変えることで、どの感圧シートを通過したのか認識できる。
【0012】
図3は感圧シート内部である。シート内部には5のアルミシートを貼り、電極の接地面とし、4の穴の開いた緩衝材を入れることで圧がかかった時のみ5が接触し、反応をするシートとなる。
【実施例0013】
体操マットの下に感圧シートを意図的に置くことができる。(
図2)全部鳴らすことやひとつも鳴らさないことを目的とした試技が可能となる。