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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023007320
(43)【公開日】2023-01-18
(54)【発明の名称】加熱式クロスフローファン
(51)【国際特許分類】
   F04D 17/04 20060101AFI20230111BHJP
   F04D 29/58 20060101ALI20230111BHJP
   F24H 3/04 20220101ALI20230111BHJP
【FI】
F04D17/04 A
F04D29/58 L
F24H3/04 302
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021184027
(22)【出願日】2021-11-11
(31)【優先権主張番号】202110724002.5
(32)【優先日】2021-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】513110713
【氏名又は名称】エアメイト エレクトリカル(センゼン) カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】シ ジュイ ピン
【テーマコード(参考)】
3H130
3L028
【Fターム(参考)】
3H130AA13
3H130AB02
3H130AB26
3H130AB54
3H130AC11
3H130AC27
3H130BA31C
3H130BA87C
3H130CB01
3H130DA02Z
3H130DD01Z
3H130DF00X
3H130EC02C
3L028BA03
3L028BB04
3L028BC02
3L028BD03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】電気暖房機の分野に関し、従来の暖房加熱タイプの電気機器による暖房効果を得られるだけでなく、火災発生の恐れを回避することも可能となる加熱式クロスフローファンを提供する。
【解決手段】クロスフローファンは、いくつかの羽根1、固定リング2、モータ5を含む。羽根は、固定リングの周方向に配列されるとともに、固定リングに固定されている。固定リングは少なくとも2つあり、それぞれ羽根の両端を固定するために用いられる。固定リングには、羽根と係合するいくつかの貫通孔が周方向に設けられている。羽根は、貫通孔内に挿設可能である。モータは、固定リングの1つに接続されて羽根を回動させる。クロスフローファンには発熱構造が設置されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
いくつかの羽根(1)、固定リング(2)、モータ(5)を含み、前記羽根(1)は、前記固定リング(2)の周方向に配列されるとともに、前記固定リング(2)に固定されており、前記固定リング(2)は少なくとも2つあり、それぞれ前記羽根(1)の両端を固定するために用いられ、前記固定リング(2)には、前記羽根(1)と係合するいくつかの貫通孔(21)が周方向に設けられており、前記羽根(1)は前記貫通孔(21)内に挿設可能であり、前記モータ(5)は、前記固定リング(2)の1つに接続されて前記羽根(1)を回動させ、前記クロスフローファンには発熱構造が設置されていることを特徴とする加熱式クロスフローファン。
【請求項2】
前記発熱構造は羽根(1)であり、前記羽根(1)の材料は発熱可能な金属材料であり、前記クロスフローファンは、更に、ファン軸(3)と導電構造(4)を含み、前記ファン軸(3)は前記固定リング(2)の中央に設置されており、前記羽根(1)は、導電構造(4)との電気的接続により通電して発熱することを特徴とする請求項1に記載の加熱式クロスフローファン。
【請求項3】
前記導電構造(4)は、導電スリップリングステータ(41)、導電スリップリングロータ(42)、回路基板(43)を含み、前記ファン軸(3)は前記導電スリップリングロータ(42)に挿設されており、前記導電スリップリングロータ(42)は回動可能に前記導電スリップリングステータ(41)に挿設されており、前記回路基板(43)は前記羽根(1)に接続されており、前記導電スリップリングロータ(42)は、導線を介して前記回路基板(43)に電気的に接続されており、前記導電スリップリングステータ(41)は、通電すると、前記導電スリップリングロータ(42)、回路基板(43)を通じて前記羽根(1)に電気を伝え、発熱可能とすることを特徴とする請求項2に記載の加熱式クロスフローファン。
【請求項4】
前記回路基板(43)は2つあり、それぞれ前記羽根(1)の両端の前記固定リング(2)に設置されており、前記回路基板(43)はリング状構造をなしており、前記回路基板(43)には、前記羽根(1)に組み合わされる係合口(44)が周長方向に設けられており、前記羽根(1)が前記係合口(44)と係接することを特徴とする請求項3に記載の加熱式クロスフローファン。
【請求項5】
前記発熱構造は発熱体ユニット(7)であり、前記クロスフローファンは軸受(6)を更に含み、前記軸受(6)は前記固定リング(2)の中央に設置されており、前記羽根(1)は、軸受(6)を中心として、前記固定リング(2)の周方向に順に配列されるとともに、前記固定リング(2)に固定されており、前記発熱体ユニット(7)は、前記固定リング(2)の中央に設置されるとともに、前記軸受(6)に固定されており、前記羽根(1)は、回動することで、前記発熱体ユニット(7)が発生した熱を送り出すことを特徴とする請求項1に記載の加熱式クロスフローファン。
【請求項6】
前記発熱体ユニット(7)は、発熱管(71)、いくつかの放熱フィン(72)、発熱体ホルダ(73)を含み、前記放熱フィン(72)は、前記発熱管(71)の長さ方向に均一に配列されており、前記発熱管(71)は、発熱体ホルダ(73)を介して前記軸受(6)に固定されていることを特徴とする請求項5に記載の加熱式クロスフローファン。
【請求項7】
前記固定リング(2)の中心には、更に、前記発熱体ユニット(7)を挿設するための中心孔(22)が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の加熱式クロスフローファン。
【請求項8】
前記クロスフローファンは、更に、外部に風路ハウジング(8)が設けられており、前記風路ハウジング(8)には送風口(81)が設けられており、更に、前記風路ハウジング(8)には、熱を反射する反射板(9)が接続されていることを特徴とする請求項7に記載の加熱式クロスフローファン。
【請求項9】
前記軸受(6)と発熱体ホルダ(73)との間には軸受カバー(61)が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の加熱式クロスフローファン。
【請求項10】
前記送風口(81)には、風圧板(82)が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の加熱式クロスフローファン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気暖房機の分野に関し、より具体的には、加熱式クロスフローファンに関する。
【背景技術】
【0002】
現代社会では、人口が増加し続けるに伴って、居住空間の使用率についていっそう高い要望が提示されるようになっている。例えば、扇風機は夏にしか使用できず、電気ヒーターは冬にしか使用できない。そのため、使用できない季節にはこれらを片付け、場所を確保して収納しておき、次の使用サイクルが巡ってくれば再び取り出して使用することになる。しかし、この場合には、少なくとも半分の期間はこれら2種類のタイプの製品を遊ばせた状態となる。この問題は、冷暖房兼用の電気機器であれば解決可能である。夏が来れば、スイッチ制御により発熱装置又は加熱機能をオフにして、製品を通常の空気循環系製品として使用する一方、冬には、発熱装置又は発熱機能を再びオンにして製品を電気ヒーターとして使用すれば、冷暖房兼用との目的が実現される。
【0003】
従来の暖房機又は冷暖房兼用電気機器は、いずれも送風装置を使用して発熱部品に空気を吹き付け、加熱した風を本体から送り出す。しかし、このような動作方式には大きな弊害が存在している。即ち、風が発熱部品を通過する際に、発熱部品が風の流動に対してやむを得ず抵抗力を生じることで、加熱装置からの送風距離が短縮される。これにより、熱量を迅速に本体から放出できず、本体内の温度上昇が容易に規準を超える結果、加熱装置のユーザエクスペリエンス及び使用安全率が低下する。このことは、加熱装置の開発過程で部品や材料を選択するにあたり不都合を生じる。また、長期間使用した後に、送風装置と加熱装置に埃等の物質が付着して汚れ(特に、発熱線が露出した加熱装置の場合)、加熱装置の再起動時に火災が発生する恐れがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、従来技術の処理における欠陥及び瑕疵を解消するために、加熱式クロスフローファンを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を実現するために、本発明で採用する技術方案は加熱式クロスフローファンである。前記クロスフローファンは、いくつかの羽根、固定リング、モータを含む。前記羽根は、前記固定リングの周方向に配列されるとともに、前記固定リングに固定されている。前記固定リングは少なくとも2つあり、それぞれ前記羽根の両端を固定するために用いられる。前記固定リングには、前記羽根と係合するいくつかの貫通孔が周方向に設けられている。前記羽根は前記貫通孔内に挿設可能である。前記モータは、前記固定リングの1つに接続されて前記羽根を回動させる。前記クロスフローファンには発熱構造が設置されている。
【0006】
好ましくは、前記発熱構造は羽根であり、前記羽根の材料は発熱可能な金属材料である。前記クロスフローファンは、更に、ファン軸と導電構造を含む。前記ファン軸は前記固定リングの中央に設置されている。前記羽根は、導電構造との電気的接続により通電して発熱する。
【0007】
前記導電構造は、導電スリップリングステータ、導電スリップリングロータ、回路基板を含む。前記ファン軸は前記導電スリップリングロータに挿設されている。前記導電スリップリングロータは回動可能に前記導電スリップリングステータに挿設されている。前記回路基板は前記羽根に接続されている。前記導電スリップリングロータは、導線を介して前記回路基板に電気的に接続されている。前記導電スリップリングステータは、通電すると、前記導電スリップリングロータ、回路基板を通じて前記羽根に電気を伝え、発熱可能とする。
【0008】
前記回路基板は2つあり、それぞれ前記羽根の両端の前記固定リングに設置されている。前記回路基板はリング状構造をなしている。前記回路基板には、前記羽根に組み合わされる係合口が周長方向に設けられており、前記羽根が前記係合口と係接する。
【0009】
好ましくは、前記発熱構造は発熱体ユニットである。前記クロスフローファンは軸受を更に含む。前記軸受は前記固定リングの中央に設置されている。前記羽根は、軸受を中心として、前記固定リングの周方向に順に配列されるとともに、前記固定リングに固定されている。前記発熱体ユニットは、前記固定リングの中央に設置されるとともに、前記軸受に固定されている。前記羽根は、回動することで、前記発熱体ユニットが発生した熱を送り出す。
【0010】
前記発熱体ユニットは、発熱管、いくつかの放熱フィン、発熱体ホルダを含む。前記放熱フィンは、前記発熱管の長さ方向に均一に配列されている。前記発熱管は、発熱体ホルダを介して前記軸受に固定されている。
【0011】
前記固定リングの中心には、更に、前記発熱体ユニットを挿設するための中心孔が設けられている。
【0012】
前記クロスフローファンは、更に、外部に風路ハウジングが設けられている。前記風路ハウジングには送風口が設けられている。更に、前記風路ハウジングには、熱を反射する反射板が接続されている。
【0013】
前記軸受と発熱体ホルダとの間には軸受カバーが設けられている。
【0014】
前記送風口には、風圧板が設けられている。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、加熱式クロスフローファンを提供する。クロスフローファンの羽根が発熱するか、クロスフローファンの内部に発熱体ユニットを設置する。これにより、風がクロスフローファン内を通過するのと同時に、発熱した羽根又はクロスフローファン内部の発熱体ユニットによって空気を加熱することも可能であり、更に、加熱した空気をより遠い場所まで送り届けることもできる。こうすることで、従来の暖房加熱タイプの電気機器による暖房効果を得られるだけでなく、火災発生の恐れを回避することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、本発明における加熱式クロスフローファンの羽根発熱式構造の断面図である。
図2図2は、本発明における加熱式クロスフローファンの羽根発熱式構造の分解図である。
図3図3は、本発明における加熱式クロスフローファンの発熱体ユニット発熱式構造の断面図である。
図4図4は、本発明における加熱式クロスフローファンの発熱体ユニット発熱式構造の分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、図面を組み合わせて、本発明について更に詳細に説明する。これらの図面はいずれも簡略化した概略図であって、本発明の基本構造を概略的に説明するものにすぎない。本具体的実施における方向は、図1の方向を基準とする。
【0018】
図1図4に示すように、加熱式クロスフローファンは、いくつかの羽根1、固定リング2、モータ5を含む。羽根1は、固定リング2の周方向に配列されるとともに、固定リング2に固定されている。固定リング2は少なくとも2つあり、それぞれ羽根1の両端を固定するために用いられる。固定リング2には、羽根1と係合するいくつかの貫通孔21が周方向に設けられている。羽根1は貫通孔21内に挿設可能である。モータ5は、固定リング2の1つに接続されて羽根1を回動させる。また、クロスフローファンには発熱構造が設置されている。
【実施例0019】
図1及び図2に示すように、発熱構造は羽根1であり、羽根1の材料は発熱可能な金属材料である。クロスフローファンは、更に、ファン軸3と導電構造4を含む。ファン軸3は固定リング2の中央に設置されている。また、羽根1は、導電構造4との電気的接続により通電して発熱する。実施例1では、本来送風のために用いられるクロスフローファン装置を発熱可能な発熱源とする。羽根1が通電して発熱することで、風がクロスフローファン内を通過するのと同時に空気を加熱することも可能であり、更に、加熱した空気をより遠い場所まで送り届けることもできる。これにより、従来の暖房加熱タイプの電気機器による暖房効果を得られるだけでなく、火災発生の恐れを回避することも可能となる。
【0020】
導電構造4は、導電スリップリングステータ41、導電スリップリングロータ42、回路基板43を含む。ファン軸3は導電スリップリングロータ42に挿設されており、導電スリップリングロータ42は回動可能に導電スリップリングステータ41に挿設されている。回路基板43は羽根1に接続されている。導電スリップリングロータ42は、導線を介して回路基板43に電気的に接続されている。導電スリップリングステータ41は、通電すると、導電スリップリングロータ42、回路基板43を通じて羽根1に電気を伝え、発熱可能とする。
【0021】
導電スリップリングステータ41は風路に固定されている。導電スリップリングステータ41は、リード線を介して本体の電気回路に接続されている。導電スリップリングロータ42はファン軸3に固定されている。導電スリップリングロータ42は、リード線を介して回路基板43に電気的に接続されている。
【0022】
回路基板43を予め固定リング2の上面に固定してから、各羽根1を回路基板43に溶接する。導電スリップリングロータ42は、回路基板43の1つに電気的に接続されている。
【0023】
回路基板43は2つあり、それぞれ羽根1の両端の固定リング2に設置されている。回路基板43はリング状構造をなしている。回路基板43には、羽根1に組み合わされる係合口44が周長方向に設けられており、羽根1が係合口44と係接する。
【0024】
モータ5がクロスフローファンを回動させると、導電スリップリングロータ42も導電スリップリングステータ41に対して回動可能となる。
【0025】
羽根1は、正極羽根と負極羽根に分けられる。電気は、導電スリップリングステータ41、導電スリップリングロータ42、上方の回路基板43、正極羽根から下方の回路基板43へと伝わったあと、下方の回路基板43から負極羽根、導電スリップリングロータ42、導電スリップリングステータ41へと伝わって回路を形成する。負極羽根は1枚あればよい。正極羽根と負極羽根はいずれも発熱可能である。
【実施例0026】
図3及び図4に示すように、発熱構造は発熱体ユニット7である。クロスフローファンは軸受6を更に含む。軸受6は固定リング2の中央に設置されている。羽根1は、軸受6を中心として、固定リング2の周方向に順に配列されるとともに、固定リング2に固定されている。発熱体ユニット7は、固定リング2の中央に設置されるとともに、軸受6に固定されている。羽根1は、回動することで、発熱体ユニット7が発生した熱を送り出す。
【0027】
発熱体ユニット7は、発熱管71、いくつかの放熱フィン72、発熱体ホルダ73を含む。放熱フィン72は、発熱管71の長さ方向に均一に配列されている。発熱管71は、発熱体ホルダ73を介して軸受6に固定されている。
【0028】
固定リング2の中心には、更に、発熱体ユニット7を挿設するための中心孔22が設けられている。
【0029】
クロスフローファンは、更に、外部に風路ハウジング8が設けられている。風路ハウジング8には送風口81が設けられている。更に、風路ハウジング8には、熱を反射する反射板9が接続されている。
【0030】
軸受6と発熱体ホルダ73との間には軸受カバー61が設けられている。
【0031】
送風口81には、風圧板82が設けられている。風圧板82は、送風効率を増大させるために用いられる。
【0032】
ファンには金属材質を採用する。軸受6は大径の空心軸であり、発熱体ユニット7を装着しやすい。
【0033】
装着過程:第1に、モータ5を予め本体内に固定しておく。第2に、クロスフローファンを装入し、クロスフローファンとモータ5の固定ネジを締め付ける。第3に、軸受6を風路ハウジング8に装着する。このとき、軸受6の内孔がクロスフローファンの固定リング2に組み付けられるよう注意する。第4に、軸受カバー61を装着する。第5に、発熱体ユニット7を装着する。発熱体ユニット7は、風路ハウジング8と軸受6を組み合わせた孔からクロスフローファンの中央に装入する。第6に、発熱体ユニット7と軸受カバー61をネジで風路ハウジング8に固定する。
【0034】
動作時には、モータ5が回動してクロスフローファンを回転させる。クロスフローファン内部の発熱体ユニット7は、風路ハウジング8に回動しないよう固定されている。空気は、風路ハウジング8に吸い込まれたあと、クロスフローファンと発熱体ユニット7を通過して加熱され、送風口81から送り出される。本体内部には、更に鏡面アルミの反射板9を追加することで、一部の熱をクロスフローファンに反射する。これにより、発熱体ユニット7の加熱効率を増大させるとともに、本体内部の部品の温度上昇を低下させる。
【0035】
柱状のクロスフローファン式送風装置自体の加熱によって冷暖房兼用を実現するものには、タワーファン、エアコンの室内機、エアカーテン等の家電系製品が含まれる。内部の羽根の数、配列方式、形状及び層数に関わらず、いずれもこのタイプの保護の範囲に含まれる。
【0036】
以上の記載は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を制限するものではない。本発明の精神及び原則の範囲内で行われる任意の修正、同等の置換及び改良等はいずれも本発明の保護の範囲に含まれる。
図1
図2
図3
図4