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特開2023-7337スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングの方法、システム及び記録媒体
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  • 特開-スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングの方法、システム及び記録媒体 図1
  • 特開-スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングの方法、システム及び記録媒体 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023007337
(43)【公開日】2023-01-18
(54)【発明の名称】スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングの方法、システム及び記録媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0601 20230101AFI20230111BHJP
【FI】
G06Q30/06 330
G06Q30/06 322
G06Q30/06 332
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021201095
(22)【出願日】2021-12-10
(31)【優先権主張番号】202110740854.3
(32)【優先日】2021-06-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】521543130
【氏名又は名称】杭州東忠科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】丁 偉儒
(72)【発明者】
【氏名】裘 鎮江
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
(57)【要約】      (修正有)
【課題】簡単に贈りたいプレゼントを選択するため、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングの方法、システム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】方法は、トランザクション完了により生成されたトランザクション完了注文情報を取得し、トランザクション完了注文情報を予め設定されたスペースステーションに格納するステップと、贈り主が発行した受取人情報を取得するステップと、受取人情報に従い、予め設定された検索方法によりスペースステーションの中で検索して、検索情報を取得するステップと、贈り主が選択したトランザクション完了注文情報に従い贈り待ちのプレゼント情報を生成するステップと、検索情報及びプレゼント情報に応じて、予め設定されたマッチングアルゴリズムによりマッチングして、受取人の好みのプレゼント情報を取得するステップと、好みのプレゼント情報を贈り主に送信するステップと、を含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法であって、
トランザクション完了により生成されたトランザクション完了注文情報を取得し、前記トランザクション完了注文情報を予め設定された前記スペースステーションに格納するステップと、
贈り主が発行した受取人情報を取得するステップと、
前記受取人情報に従い、予め設定された検索方法により前記スペースステーションの中で検索して、検索情報を取得するステップと、
前記贈り主が選択した前記トランザクション完了注文情報に従い贈り待ちのプレゼント情報を生成するステップと、
前記検索情報及び前記プレゼント情報に応じて、予め設定されたマッチングアルゴリズムによりマッチングして、受取人の好みのプレゼント情報を取得するステップと、
前記好みのプレゼント情報を前記贈り主に送信するステップと、
を含むことを特徴とする、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法。
【請求項2】
前記検索方法は、
前記受取人情報に従い、前記受取人に前記スペースステーションの使用記録があるかどうかを判断するステップと、
前記受取人に前記スペースステーションの使用記録がある場合、前記使用記録に基づいて前記スペースステーションの中で検索するステップと、
前記受取人に前記スペースステーションの前記使用記録がない場合、前記受取人情報及び予め設定された参照方法により、前記スペースステーション内の前記受取人と同じタイプの参照者を取得し、前記参照者の使用記録を取得して前記使用記録を介して前記スペースステーションの中で検索するステップと、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記受取人は、プレゼントを受け取った後のプレゼント配送、プレゼント換金、プレゼント引換、プレゼント返品のうちの1つである選択情報を受信し、
前記選択情報を前記贈り主に送信する、
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
プレゼント引換を指示するための前記選択情報を受信した場合、
引換可能なプレゼントを前記受取人に表示し、受取人が引き換えた後のプレゼントを判断し、
引換後のプレゼント価格が元のプレゼントの価格よりも高い場合、差額支払コマンドを発行すると共にフィードバック情報を前記贈り主に送信し、
前記引換後のプレゼント価格が前記元のプレゼントの価格よりも低い場合、差額返却コマンドを発行すると共に前記フィードバック情報を前記贈り主に送信する、
ことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記引換後のプレゼントの価格が前記元のプレゼントの価格よりも高い場合、前記受取人に差額支払人選択情報を送信し、
前記受取人が受取人による差額の支払いを選択した場合、前記受取人に差額支払いコマンドが発行され、前記フィードバック情報を前記贈り主に送信し、
前記受取人が贈り主による差額の支払いを選択した場合、前記贈り主に前記差額支払いコマンドが発行され、前記フィードバック情報を前記贈り主に送信する、
ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記引換後のプレゼントの価格が前記元のプレゼントの価格よりも低い場合、前記受取人に差額返却者選択情報が送信され、
前記受取人が差額を前記受取人に返却することを選択した場合、前記差額を前記受取人に返却する前記差額返却コマンドが発行され、前記フィードバック情報を前記贈り主に送信し、
前記受取人が差額を前記贈り主に返却することを選択した場合、前記差額を前記贈り主に返却する前記差額返却コマンドが発行され、前記フィードバック情報を前記贈り主に送信する、
ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記引換可能なプレゼントを前記受取人に表示し、前記受取人が引き換えた後のプレゼントを判断することは、
前記受取人に贈り主のプレゼントリストオプション、全てのプレゼントリストオプションを含むプレゼントリスト選択情報を送信するステップと、
前記贈り主のプレゼントリストオプションを選択した場合、前記贈り主の前記贈り待ちのプレゼント情報に従って、全ての贈り可能なプレゼントを表示し、前記贈り主が引換のプレゼントを選択すると、引換後のプレゼントを判断しなくなるステップと、
前記全てのプレゼントリストオプションを選択した場合、前記受取人が引き換えた後のプレゼントを判断するステップと、
を含むことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングシステムであって、
贈り主、受取人から送信された情報を取得するための取得モジュールと、
予め設定された検索方法により、前記スペースステーションの中でプレゼントを検索するための検索モジュールと、
予め設定されたマッチングアルゴリズムに従って、前記受取人の好みのプレゼント情報を取得するためのマッチングモジュールと、
情報を前記贈り主、前記受取人に送信するための送信モジュールと、
を備えることを特徴とする、システム。
【請求項9】
コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
プロセッサによりロードされ、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法を実行することができるコンピュータプログラムを格納することを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、プレゼントスマートマッチング分野に関し、特に、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングの方法、システム及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
プレゼントは、社会的交流の中で、祝い事や情愛といった気持ちをこめて贈るか、又は親しい間柄で交わされる贈り物のことである。プレゼントは、新年の贈り物、誕生日プレゼントなどの祝日又は大切な日を祝うためにも使用され、善意と敬意を表すことを目的として贈られなければならない。
【0003】
プレゼントを贈る時、プレゼントへのニーズも人によって異なるため、プレゼントを好む人も存在し、嫌いな人や嫌悪感を感じる人もいた。このため、なじみのない人にとって、どのようなプレゼントを選ぶかは、贈り主が繰り返し考え、非常に思い悩み、時間がかかる。
【0004】
このため出願人は、贈るプレゼントの選択に改善の余地があると考えた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
簡単に贈りたいプレゼントを選択するため、本出願は、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法、システム及び記録媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様において、本出願は、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法を提供し、次のような技術的手段を講じる。すなわち、
トランザクション完了により生成されたトランザクション完了注文情報を取得し、前記トランザクション完了注文情報を予め設定されたスペースステーションに格納するステップと、
贈り主が発行した受取人情報を取得するステップと、
受取人情報に従い、予め設定された検索方法によりスペースステーションの中で検索して、検索情報を取得するステップと、
贈り主が選択したトランザクション完了注文情報に従い贈り待ちのプレゼント情報を生成するステップと、
検索情報及びプレゼント情報に応じて、予め設定されたマッチングアルゴリズムによりマッチングして、受取人の好みのプレゼント情報を取得するステップと、
好みのプレゼント情報を贈り主に送信するステップと、を含む。
【0007】
上記技術的手段を講じることにより、贈り主から提供された受取人情報に基づいて検索し、検査結果に応じて検索で得られた情報を贈り主が提供できるプレゼントとマッチングすることで、贈り可能なプレゼントから受取人の好みのプレゼントが得られ、最後に好みのプレゼントを受取人に出荷し、どのようなプレゼントを贈るかは、贈り主が繰り返し考える必要がなくなり、プレゼントは、トランザクション注文の形で贈るため、受取人がプレゼントを簡単に処理できる。
【0008】
好ましくは、前記検索方法は、次のステップを含む。すなわち、
受取人情報に従い、受取人にスペースステーションの使用記録があるかどうかを判断するステップと、
受取人にスペースステーションの使用記録がある場合、使用記録に基づいてスペースステーションの中で検索するステップと、
受取人にスペースステーションの使用記録がない場合、受取人情報及び予め設定された参照方法により、スペースステーション内の受取人と同じタイプの参照者を取得し、参照者の使用記録を取得して使用記録を介してスペースステーションの中で検索するステップと、を含む。
【0009】
上記技術的手段を講じることにより、受取人がスペースステーションを使用した場合、スペースステーション内のメッセージに基づいてクエリし、受取人がスペースステーションを使用したことがない場合、同じタイプの人に基づいて分析やクエリし、同じタイプの人が残したログを通じて参考や推奨を得る。
【0010】
好ましくは、受取人はプレゼントを受け取った後のプレゼント配送、プレゼント換金、プレゼント引換、プレゼント返品のうちの1つである選択情報を受信し、
選択情報を贈り主に送信する。
【0011】
上記技術的手段を講じることにより、受取人はプレゼントについて必ずしも満足できるとは限らず、又は必ずしも贈り主からのプレゼントを受け取るとも限らないため、操作させることができる様々な選択肢を有するが、どのような方法が選択された場合でも贈り主は、プレゼントを贈る人として最終的な処理方法を知ることができ、受取人によるプレゼントの処理は贈り主が受取人への理解を深めることに役立つだけでなく、マッチングアルゴリズムの精度を高めるのにも役立ち、同時に、選択情報の出現により、スペースステーションにおける贈り主と受取人の操作ニーズが増え、スペースステーションの人気を高め、スペースステーションへのトラフィックを増やす目的を達成する。
【0012】
好ましくは、プレゼント引換を指示するための選択情報を受信した場合、
引換可能なプレゼントを受取人に表示し、受取人が引き換えた後のプレゼントを判断し、
引換後のプレゼント価格が元のプレゼントの価格よりも高い場合、差額支払コマンドを発行すると共にフィードバック情報を贈り主に送信し、
引換後のプレゼント価格が元のプレゼントの価格よりも低い場合、差額返却コマンドを発行すると共にフィードバック情報を贈り主に送信する。
【0013】
上記技術的手段を講じることにより、受取人が引換を選択した場合、プレゼントに満足できないことを示し、この時プレゼント引換後の差額に応じてそれぞれ操作し、過剰分を返却し、不足分を補てんする。
【0014】
好ましくは、引換後のプレゼントの価格が元のプレゼントの価格よりも高い場合、受取人に差額支払人選択情報を送信し、
受取人が受取人による差額の支払いを選択した場合、受取人に差額支払いコマンドが発行され、フィードバック情報を贈り主に送信し、
受取人が贈り主による差額の支払いを選択した場合、贈り主に差額支払いコマンドが発行され、フィードバック情報を贈り主に送信する。
【0015】
上記技術的手段を講じることにより、受取人の選択を通じて、贈り主が受取人への理解を深めることで受取人の性格をより深く理解することができる。
【0016】
好ましくは、引換後のプレゼントの価格が元のプレゼントの価格よりも低い場合、受取人に差額返却者選択情報が送信され、
受取人が差額を受取人に返却することを選択した場合、差額を受取人に返却する差額返却コマンドが発行され、フィードバック情報を贈り主に送信し、
受取人が差額を贈り主に返却することを選択した場合、差額を贈り主に返却する差額返却コマンドが発行され、フィードバック情報を贈り主に送信する。
【0017】
上記技術的手段を講じることにより、受取人の選択を通じて、贈り主が受取人への理解を深めることで受取人の性格をより深く理解することができる。
【0018】
好ましくは、引換可能なプレゼントを受取人に表示し、受取人が引き換えた後のプレゼントを判断することは、次のステップを含む。すなわち、
受取人に贈り主のプレゼントリストオプション、全てのプレゼントリストオプションを含むプレゼントリスト選択情報を送信するステップと、
贈り主のプレゼントリストオプションを選択した場合、贈り主の贈り待ちのプレゼント情報に従って、全ての贈り可能なプレゼントを表示し、贈り主が引換のプレゼントを選択すると、引換後のプレゼントを判断しなくなるステップと、
全てのプレゼントリストオプションを選択した場合、受取人が引き換えた後のプレゼントを判断するステップと、を含む。
【0019】
上記技術的手段を講じることにより、受取人が贈り主の贈り可能なプレゼントリストから選択した場合、差額がなく、引換後の判断を実行する必要もなく、したがって好むプレゼントをもらえるだけではなく、費用が発生しない。
【0020】
第2の態様において、本出願は、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングシステムを提供し、次のような技術的手段を講じる。スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングシステムは、
贈り主、受取人から送信された情報を取得するための取得モジュールと、
予め設定された検索方法により、スペースステーションの中でプレゼントを検索するための検索モジュールと、
予め設定されたマッチングアルゴリズムに従って、受取人の好みのプレゼント情報を取得するためのマッチングモジュールと、
情報を贈り主、受取人に送信するための送信モジュールとを備える。
【0021】
第3の態様において、本出願は、プロセッサによりロードされ、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法を実行することができるコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0022】
上記技術的手段を通じて、上記スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法は、読み取り可能な記録媒体に保存され、読み取り可能な記録媒体に格納されたスペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法のコンピュータプログラムがプロセッサによって実行されることで、スペースステーションに基づくプレゼントの贈りシステムの安定性向上の効果を奏することができる。
【発明の効果】
【0023】
上記をまとめると本出願は、以下の有利な技術的効果のうちの少なくとも1つを含む。すなわち、
1.マッチングアルゴリズムにより、どのようなプレゼントを贈るかは、贈り主が繰り返し考える必要がなくなり、好みのプレゼント情報に基づいてプレゼントを贈ることができ、
2.プレゼントのフィードバック情報より、受取人はプレゼントを拒否するか、プレゼントを引き換えて、より好きなプレゼントをもらえることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】一実施例におけるスペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングの応用シナリオを示す図である。
図2】一実施例におけるスペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本出願の目的、技術的手段及び利点をより明確にするため、以下に図1図2及び実施例を参照しつつ、本出願をさらに詳細に説明する。ここで描写される具体的実施例は、本出願を解釈することだけに使われており、本発明に対する限定と理解してはならない。
【0026】
図1を参照すると、本出願の実施例は、スペースステーションに基づく商品配送方法を開示し、クライアント1、サプライヤーサーバー2及びプラットフォームサーバー3に応用され、プラットフォームサーバー3内にショッピングプラットフォーム及びスペースステーションが構築され、クライアント1は、インターネットを経由してショッピングプラットフォーム及びスペースステーションにアクセスし、かつクライアント1はショッピングプラットフォーム上でのユーザーのトランザクション操作に基づいてトランザクション完了注文情報を生成し、トランザクション完了注文情報をプラットフォームサーバー3に伝送し、プラットフォームサーバー3がトランザクション完了注文情報をスペースステーション内に格納する。ユーザーがクライアント1を介してスペースステーションにアクセスして出荷操作した場合、クライアント1は出荷選択トリガー情報及び出荷情報を生成してプラットフォームサーバー3に伝送し、プラットフォームサーバー3が出荷選択トリガー情報に従い対応するトランザクション完了注文情報を選定し、選定されたトランザクション完了注文情報及び出荷情報をサプライヤーサーバー2に伝送し、サプライヤーが出荷情報に従い対応するタイムノードに選定されたトランザクション完了注文情報に対応する商品を発送する。
【0027】
クライアント1は、具体的にデスクトップ端末又はモバイル端末であり得る。モバイル端末は、具体的に携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータなどのうちの少なくとも1つであり得る。クライアント1には、ショッピングプラットフォーム及びスペースステーションにアクセスするためのAPPプログラムがインストールされる。プラットフォームサーバー3は、スタンドアロンサーバー又は複数のサーバーで構成されるサーバークラスターで実現でき、サプライヤーサーバー2が同様にスタンドアロンサーバー又は複数のサーバーで構成されるサーバークラスターで実現することもできる。スペースステーションは、データを格納するため、プラットフォームサーバー3により設けられた1つの仮想スペースである。
【0028】
トランザクション完了注文情報は、第1世代トランザクション完了注文情報及び次世代版トランザクション完了注文情報を含む。第1世代トランザクション完了注文情報は、ユーザーがAPPを通じてショッピングプラットフォームで商品を選択し、決済後に生成される注文情報である。第1世代トランザクション完了注文情報は、第1世代商品に対応し、当該商品の名称、商品の価格、サプライヤー名などの情報を含む。ここで、第1世代商品は、特にユーザーがショッピングプラットフォームを通じて購入した商品である。次世代版トランザクション完了注文情報は、第1世代トランザクション完了注文情報を踏まえ、次世代版アップグレード方式によって形成される。次世代版トランザクション完了注文情報は、次世代商品に対応し、次世代商品と対応する第1世代商品が同じシリーズ商品であり、かつ次世代商品バージョンが対応する第1世代商品よりも高くなる。
【0029】
図2を参照すると、スペースステーションに基づく商品配送方法であって、本実施例は、主に前記方法を上記図1内のプラットフォームサーバー3に応用することを例として説明する。前記方法には、具体的に次のステップを含む。
【0030】
S110:トランザクション完了により生成された第1世代トランザクション完了注文情報を取得し、前記第1世代トランザクション完了注文情報を予め設定されたスペースステーションに格納する。
【0031】
スペースステーションは、仮想スペースであり、ユーザーが上記APPプログラムを使用する場合、プラットフォームアカウントを登録する必要があり、各プラットフォームアカウントが互いに独立し、かつ1つのスペースステーションと紐付けされ、ユーザーがAPPプログラムを通じてアクセスするスペースステーションは専用スペースステーションである。第1世代トランザクション完了注文情報が生成された後、ユーザーの確認又は後続の操作のため、ユーザーのスペースステーションに格納される。
【0032】
S120:ユーザーがトリガーした出荷選択トリガー情報及び出荷情報を取得する。
【0033】
出荷選択トリガー情報は、ユーザーがスペースステーションにアクセスした時に第1世代トランザクション完了注文情報を選択した操作によって生成されるため、出荷選択トリガー情報が選択された第1世代トランザクション完了注文情報に対応する。出荷情報は、ユーザーが第1世代トランザクション完了注文情報の選択を完了した後出荷データを入力して出荷ボタンをトリガーすることによって生成される。出荷ボタンは、APPプログラム内に設けられた仮想ボタンである。出荷ボタンがユーザーのクリックによってトリガーされた場合、APPプログラムが出荷データに基づいて出荷情報を生成する。出荷情報は、出荷時間情報及び配送先住所を含む。出荷時間情報は、ユーザーの選択によって決定されるが、出荷時間情報に対応するタイムノードはサプライヤーが商品を準備するための製造時間を考慮する必要があるため、プラットフォームサーバー3は異なる商品に対し異なる一番早い出荷時間を設定し、ユーザーが出荷時間を選択する時一番早い出荷時間によって制限され、一番早い出荷時間より早いタイムノードを選択して出荷することができない。具体的に一番早い出荷時間の設定は、スタッフがプラットフォームサーバー3のバックグラウンドで設定される。
【0034】
S130:出荷選択トリガー情報に基づいて対応する第1世代トランザクション完了注文情報を選択し、出荷時間情報に対応するタイムノードに第1世代トランザクション完了注文情報に対応する商品を発送する。
【0035】
ユーザーは、クライアントを介して対応する第1世代トランザクション完了注文情報を選択して出荷選択トリガー情報を生成し、プラットフォームサーバーが出荷選択トリガー情報に従い第1世代トランザクション完了注文情報を再選択することからプラットフォームサーバーにユーザーが出荷したい商品を確定させる。最終の商品発送は、サプライヤーにおいて完了されるため、プラットフォームサーバーが出荷する商品に対応する第1世代トランザクション完了注文情報を確認した後、第1世代トランザクション完了注文情報及び出荷情報を一緒にサプライヤーサーバーに転送し、サプライヤーが第1世代トランザクション完了注文情報に従い商品を準備し、出荷時間情報に対応するタイムノードで商品の発送先が配送先住所である。
【0036】
ユーザーが在来のショッピングプラットフォーム上で買い物をする時、支払を終えた場合、直ちに出荷先住所が確定され、出荷時点を設定する必要があり、出荷時点がユーザーに応じて設定でき、現在のショッピングの時点であり得、数日後の時点とすることもできる。ただし本質は、買い物の直後に出荷時間及び出荷先を明確にするようユーザーに求めることである。
【0037】
本実施例において、ユーザーは買い物と支払いを終えた直後に出荷時点を提供する必要がなく、ユーザーがその後の時間内にいつでも出荷時点及び出荷先住所を提供することを許すことで、ユーザーの出荷時間上の選択がより自由になり、実際の状況に応じて柔軟に対応できる。
【0038】
例えばショッピングプラットフォーム上の一部のショップが販売促進活動を催す時、ユーザーは、商品を低価格で大量に購入できるが、往々にして一定の在庫量を持つことになる。在来のショッピングプラットフォームでは、ユーザーが支払い直後に明確な出荷時点を提供しなければならないが、この時、在庫量が多いため、在庫をどのくらいの期間使用できるかを正確に判断できず、出荷時点の設定に不合理な状況が発生しやすい。出荷時点が早すぎて在庫が使い果たされなかった場合、今回の商品が使用されない可能性があり、先に保管しておくことで、商品に長期保管スペースが取られることになる。出荷時点が遅すぎた場合、在庫が使い果たされ、在庫切れの状態になり、ユーザーの生活に支障をきたす可能性がある。本実施例において、ユーザーは、支払い後の短時間での商品の出荷を無視することができる。在庫品が少なくなった後、ユーザーは、残りの在庫の使用可能期間をより正確に判断できる時、出荷時点を指定し、商品配達時に在庫品をほぼ使い切り、ユーザーが低価格で購入した今回の商品を使い続けることができるようにさせる。
【0039】
当然、商品タイプは多種多様で、タイプが異なる商品の出荷時出荷方法が異なる。このため、第1世代トランザクション完了注文情報を取得した時、先に第1世代トランザクション完了注文情報に対応する商品タイプに応じて相応しい出荷方法を手配する。具体的には、次のステップを含む。すなわち、
トランザクション完了により生成された第1世代トランザクション完了注文情報(対応する商品タイプ情報を含む)を取得するステップ、
異なるタイプの商品タイプ情報に基づいて対応する出荷方法をマッチングするステップ。
【0040】
商品タイプ情報は、季節商品タイプ情報、期間限定生産商品タイプ情報、時間的制約のある商品タイプ情報及び通常商品タイプ情報等を含む。季節商品タイプ情報に対応する商品は、果物などの商品価格が時間の影響を受けやすい商品であり、一般的に夏、秋での果物の価格が低く、冬での果物の価格が高い。期間限定生産商品タイプ情報に対応する商品は、期間限定ブランドスニーカーなどの生産期間が限定され、生産期間終了後に生産されなくなった商品である。時間的制約のある商品タイプ情報に対応する商品は、真空パック詰食品、フェイスマスク等の賞味期限のある商品である。通常商品タイプ情報に対応する商品は、書籍などの価格が長期的に安定していて、時間の影響をあまり受けない商品である。
【0041】
商品タイプ情報を正確に確定するため、プラットフォームサーバー3もデータベースを構築し、データベース内に商品分類用参照テーブルを格納し、商品分類用参照テーブルには各種商品及び対応する商品タイプが含まれる。なお、スタッフは、定期的に商品分類用参照テーブルのデータを更新し、特に、期間限定生産商品に関するデータを直ちに追加又は削除すること。
【0042】
ここで、商品タイプ情報が通常商品情報の場合、商品の供給源が安定し、価格も時間の影響を受けにくいため、購入時にユーザーが支払う金額はサプライヤーが生産する時の販売価格と同じであり、ユーザーが出荷を求めた場合、サプライヤーは出荷することができる。
【0043】
商品タイプ情報が季節商品タイプ情報の場合、当該商品に対応する今シーズンの締切日情報及び期限切れ賠償情報を第1世代トランザクション完了注文情報に追加し、スペースステーションにおける第1世代トランザクション完了注文情報を更新する。
【0044】
ユーザーがトリガーした出荷選択トリガー情報を取得し、出荷時間情報に対応するタイムノードは、今シーズンの締切日情報に対応するタイムノードを超えるかどうかを判断する。
【0045】
出荷時間情報に対応するタイムノードが、今シーズンの締切日情報に対応するタイムノードを超える場合、期限切れ賠償情報に従い第1の代金差引リクエストを生成し、ユーザーの支払い操作に基づいて出荷時間情報に対応するタイムノードに商品を発送する。
【0046】
出荷時間情報に対応するタイムノードが、今シーズンの締切日情報に対応するタイムノードを超えない場合、直接出荷時間情報に対応するタイムノードに商品を発送する。
【0047】
今シーズンの締切日情報は、前記季節商品の季節が変わる時点であり、期限切れ賠償情報が今シーズンの締切日情報に対応する時点の前後の季節商品の異なる価格差であり、今シーズンの締切日情報及び期限切れ賠償情報を均しく第1世代トランザクション完了注文情報に追加するのはユーザーに直ちに出荷するように思い出させるように見てもらい、直ちに出荷されなかった場合の結果責任が賠償であることをユーザーに明確に告知する。当然、現在の季節が生産のピークシーズンであり、今シーズンの締切日情報に対応する時点の後がオフシーズンである場合、期限切れ賠償情報に対応する差額は負の値になり、この場合、ユーザーが直ちに出荷しなくとも別途代金を差引する必要がないが、高価格で低価格の商品を購入することに相当する。
【0048】
商品タイプは、期間限定生産商品の場合、前記期間限定生産商品に対応する生産締切日情報を取得し、
生産締切日情報に対応するタイムノードの前にユーザーがトリガーした出荷選択トリガー情報を取得した場合、出荷時間情報に対応するタイムノードで通常通り商品を発送し、
生産締切日情報に対応するタイムノードになった時に、ユーザーがトリガーした出荷選択トリガー情報を受信しなかった場合、一時保管コマンドを生成して対応する商品を保持し、
出荷情報を受信した後、第2の代金差引リクエストを生成し、ユーザーの支払い操作に基づいて商品を発送する。
【0049】
一時保管コマンドは、プラットフォームからサプライヤーに発行し、プラットフォームがサプライヤーから商品を引き取ることを示し、その後ユーザーが商品を受け取る場合、サプライヤーとは関係なく、プラットフォームからユーザーに商品を供給する。
【0050】
具体的に制限期限切れ時ユーザーが出荷を要求しない場合、プラットフォームは、サプライヤーに出荷を求め、配送先住所が所定の倉庫住所である。その後ユーザーが出荷を要求する場合、倉庫住所からユーザーが提供した配送先住所に出荷する。所定の倉庫住所は、プラットフォームに属する商品をできる限り保管し、プラットフォームに属する倉庫であり得、プラットフォームが賃借する倉庫であってもよく、又はサプライヤーの倉庫でもあり得る。第2の代金差引リクエストは、商品が倉庫に保管される期間に発生する保管料に対応し、保管時間、商品の数量、商品の大きさに関連する。保管時間は、出荷時間に対応する時点と生産締切日に対応する時点との差である。
【0051】
商品タイプ情報は、時間的制約のある商品タイプ情報の場合、出荷情報内に優先情報を追加する。出荷時間に対応するタイムノードで優先情報に応じて製造日が一番遅い商品を選択して発送する。
【0052】
優先情報は、前記出荷情報に対応する商品が時間的制約のある商品であることを示す表示情報であり、時間的制約のある商品に一定の賞味期限があり、サプライヤーはユーザーに当該商品を使用する十分な時間的余裕を与えるため、出荷時製造日が一番遅い商品を選択して発送する。
【0053】
なお、ユーザーが商品を購入した後に当該商品を必要としない場合、返品できる。プラットフォームサーバー3は、ユーザーの返品について以下の操作ステップを実行する。すなわち、
返金される商品の情報を含む返金情報を受信するステップ、スペースステーションにおいて返金される商品の情報に対応する購入済み商品の情報をマッチングし、予め設定された返金規約に基づいて前記購入済み商品の情報に対応する代金差引総額を生成し、代金差引総額をクライアント1に伝送するステップ、確認信号を受信した後スペースステーション内の返金される商品に対応する購入済み商品の情報を削除するステップ。
【0054】
ここで、予め設定された返金規約は、返金される商品の情報に基づいて代金差引係数を取得してから代金差引係数及び対応する支払い情報に従い第1の代金差引額を得、倉庫サーバーから送信された第2の代金差引額を取得し、第1の代金差引額と第2の代金差引額が加算されることで代金差引総額になる。
【0055】
代金差引係数は、商品の払い戻し時の割引であり、手作業で設定され、異なるタイプの商品の割引が異なる。例えば代金差引係数が0の場合、商品の払い戻しは第1の代金差引額を支払う必要がなく、すなわち元の価格の払い戻しに相当する。第2の代金差引額は、期間限定商品が倉庫を使用する時に発生した追加料金であるが、返金対象が他のタイプの商品の場合、第2の代金差引額が0である。
【0056】
なお、ユーザーが商品を購入した後、スマート製品の更新速度がより速い製品などのタイプの商品が新世代の製品を発売したことに気付いた場合、ユーザーは、返金して再購入する方法を使用した場合、代金差引の状況が発生しやすく、ユーザーにとって不利である。これにより、プラットフォームは、ユーザーにより良いサービスを提供するため、次世代版アップグレード機能を世に出す。
【0057】
次世代版アップグレード機能の具体的方法は、以下のステップを含む。すなわち、
ユーザーがトリガーした次世代商品トリガー情報を取得するステップ、
次世代商品トリガー情報によって選択された商品に基づいて第1世代商品の価格及び次世代商品の価格を取得して差額情報を生成するステップ、
ユーザーに差額情報をフィードバックするステップ、
ユーザーの確認情報を取得するステップ、
スペースステーションにおける第1世代商品に対応する第1世代トランザクション完了注文情報を次世代商品に対応する次世代版トランザクション完了注文情報に置き換えるステップ。
【0058】
第1世代商品は、アップグレード前の商品であり、次世代商品がアップグレード後の商品である。
【0059】
次世代商品トリガー情報は、ユーザーがAPPプログラムにおいて仮想次世代版確認ボタンをクリックして生成される。仮想次世代版確認ボタンがクリックされた後、ユーザーが選択した次世代商品情報に基づいて次世代商品トリガー情報を生成する。ユーザーが選択した次世代商品情報に対応する商品は、ユーザーのスペースステーションに格納されている特定の第1世代商品情報に対応する商品の同じシリーズ製品でなければならない。次世代商品の価格は、往々にして第1世代商品よりも高くなり、ユーザーは次世代版にする時、次世代商品と第1世代商品との差額を支払う必要がある。ユーザーが差額を支払い終えた後、クライアントは、確認情報を自動生成する。
【0060】
なお、サプライヤーが新しいバージョンの商品を出品することにユーザーが気付かないことを防止するため、プラットフォームサーバーは新商品プッシュ機能を提供する。具体的なプッシュ方法は、次の通りである。すなわち、
サプライヤーがアップロードした商品の補足情報を取得し、商品の補足情報に従い対応する同じシリーズ商品情報を確認するステップ、
スペースステーションをトラバーサルして同じシリーズ商品情報が格納されているどうかを確認するステップ、
現在のスペースステーションに同じシリーズ商品情報が格納されている場合、対応するユーザーに商品の補足情報をプッシュするステップ、
現在のスペースステーションに同じシリーズ商品情報が格納されていない場合、ユーザーにプッシュしないステップ。
【0061】
商品の補足情報は、サプライヤーが提供する新モデル製品の商品情報であり、同じシリーズ商品情報が複数世代の商品情報を有することができるが、どの世代の商品であっても、次世代版方法を介して最新モデルの商品に直接アップグレードすることができる。スペースステーションのトラバーサル方法を通じて同じシリーズ商品を購入したがまだ出荷していない全てのユーザーに最新モデルの商品をプッシュし、ユーザーは差額分補填方法により、より良い商品を楽しむことができる。
【0062】
このスペースステーションに基づいてプレゼントを贈ることもできる。受取人にとって、受け取ったプレゼントを家に持ち帰ることが不便であり、特に、より大きなプレゼントの場合、プレゼントを家に持ち帰ることはさらに厄介なことであり、このスペースステーションを使用した後、プレゼントの贈りの前後にスペースステーションにおけるトランザクション完了注文情報に保存するため、取得したプレゼントがやはりトランザクション完了注文の状態で受取人のスペースステーションに格納され、受取人が配送を必要とした時、配送され、配送先住所、配送時間を受取人自身で選択できるため、受取人がプレゼントを受け取る難易度が軽減される。
【0063】
図2に示すように、一実施例において、スペースステーションに基づくプレゼントの贈り方を提供する。本実施例は、主に前記方法を上記図1内のプラットフォームサーバー3に応用することを例として説明する。前記スペースステーションに基づくプレゼントの贈り方は、具体的に次のステップを含む。
【0064】
S210:トランザクション完了により生成されたトランザクション完了注文情報を取得し、前記トランザクション完了注文情報を予め設定されたスペースステーションに格納する。
【0065】
トランザクション完了注文情報は、商品の支払い後に生成される注文情報であり、商品の所有権を表す。スペースステーションは、即時配送を必要としないトランザクション完了注文情報を格納するための専用仮想スペースである。
【0066】
商品を購入した後、商品は直接配送されることなく、先にトランザクション完了注文情報がスペースステーションに格納され、当該商品を使用する必要がある時、ユーザーはクライアントを通じて信号を発し、サーバーが出荷を手配することで、ユーザーの商品の配送手配がより柔軟になり、ユーザーに商品の所有権を所有することを前提として商品配送時間の選択権利を持たせる。
【0067】
S220:贈り主が発行したプレゼントの贈りコマンドを取得する。
【0068】
贈り主がプレゼントを贈りたい場合、クライアント1のアプリケーションインターフェースでプレゼントの贈りオプションを選択することで、プレゼントの贈りコマンドをプラットフォームサーバー3に送信する。
【0069】
贈り主がプレゼントの贈りコマンドを発行した後、プレゼントの受領を制限することで、受取人がプレゼントを自主的に受領する意欲を刺激するため、クライアントがオプションボックスをポップアップする。オプションボックスには3つの選択項目があり、それぞれ受領時間制限、受領回数制限及びプレゼントライブラリ内のプレゼントの数に応じたデフォルト受領数量制限を表し、贈り主が選択する時、同時に時間コマンド、回数コマンド又はデフォルトコマンドのうちの少なくとも1つを発行できる。
【0070】
時間コマンドは、プレゼントの贈りの時間を制限するために用いられ、制限された時間内にプレゼントを前倒しで受領した場合、プレゼントの贈りを停止し、制限された時間になった後もプレゼントが残っている場合、同様にプレゼントの贈りを停止し、
回数コマンドは、受領回数を制限するために用いられ、受領回数以内にプレゼントを受領した場合、プレゼントの贈りを停止し、受領回数に達した後もプレゼントが残っている場合、同様にプレゼントの贈りを停止し、
デフォルトコマンドは、時間コマンド、回数コマンドが均しく選択されない場合、プレゼントの全て受領済みをデフォルトにしてからプレゼントの贈りを停止する。
【0071】
ここで、時間コマンド及び回数コマンドは、一緒に選択して二重制限を実行することができ、またコマンドが選択されていない場合、デフォルトコマンドを選択してプレゼントを贈ることをデフォルトにする。
【0072】
S230:プレゼントの贈りコマンド及び贈り主が選択したトランザクション完了注文情報に従い贈り待ちのプレゼント情報を生成する。
【0073】
贈り主は、プレゼントを贈る人で、プレゼントを購入する一定の資金予算が必要で、又は選択に提供するため、いくつかのプレゼントを用意してスペースステーションに格納する必要があり、プレゼントの贈りコマンドを通じて贈り主が贈りたいプレゼントの要件を確認した後、贈り主が選択したトランザクション完了注文情報に基づいて贈り待ちのプレゼント情報を生成する。
【0074】
S240:受取人が発行したプレゼント受領コマンドを取得する。
【0075】
贈り主がプレゼントを発送した時、受取人は、すでにスペースステーションのメンバーである場合、贈り主から受取人に送信したプレゼント受領情報に基づいて贈り待ちのプレゼント情報からトランザクション完了注文情報を直接受信でき、すなわちプレゼントを受領する。
【0076】
受取人がスペースステーションのメンバーではない場合、贈り主は、スペースステーション情報及びプレゼント受領情報を受取人に送信してから受取人がスペースステーションにアクセスしてプレゼントを受領することができる。このため、贈り主が情報を受取人に送信したい時、クライアント1のアプリケーションインターフェースの共有ボタンをクリックすることができる。プラットフォームサーバー3は、贈り主が共有ボタンによって生成された共有リクエストを取得し、共有リクエストに基づいて共有情報を生成する。共有情報は、プレゼント受領情報及びスペースステーションのURLを含み、受取人が共有情報に基づいてスペースステーションにアクセスしてプレゼントを受領できる。このように受取人をスペースステーションにアクセスするように誘導することで、スペースステーションへのトラフィックを増やし、使用の人気を高めることができる。
【0077】
S250:プレゼント受領コマンド及び予め設定された割り当て方法により、贈り待ちのプレゼント情報におけるトランザクション完了注文情報を割り当て、トランザクション完了注文情報を割り当てられた後の受取人のスペースステーションにダンプして格納する。
【0078】
割り当て方法は、ランダム割り当て方法、指名割り当て方法及び特権割り当て方法を含み、贈り主がプレゼントの贈りコマンドを発行した後、クライアントがオプションボックスをポップアップさせ、贈り主が割り当て方法を選択するため、オプションボックスに基づいてプレゼント割り当てコマンドを発行する。
【0079】
ランダム割り当て方法は、具体的に次の通りである。すなわち、
贈り待ちのプレゼント情報における全てのトランザクション完了注文情報をランダムに割り当てる。
【0080】
贈り主のプレゼント取得コマンドを受信した後、受取人が受領したプレゼントとして、贈り主が選択した全ての贈り待ちのプレゼント情報の中から受領されていないトランザクション完了注文情報をランダムに選択する。
【0081】
指名割り当て方法は、具体的に次の通りである。すなわち、
贈り主の指定したトランザクション完了注文情報及び指定したトランザクション完了注文情報に対応する指定受取人の身元情報を取得するステップ、
指定したトランザクション完了注文情報を指定した注文情報と定義し、指定した注文情報を対応する指定受取人の身元情報と関連付けさせるステップ、
プレゼント受領コマンドに従い、指定した注文情報を受取人の身元情報に対応する受取人に割り当てるステップ。
【0082】
指名割り当て方法を使用する場合、まず贈り主の指定したトランザクション完了注文情報(すなわち、贈り主が選択した指定プレゼント)を取得すると共に贈り主の指定した受取人の身元情報(すなわち、贈り主が選択した指定受取人)を取得することで、贈り主から発行されたコマンドに従い予め指定プレゼント、指定受取人、指定プレゼントとの対応関係を確定する。
【0083】
受取人がプレゼント受領コマンドを発行した場合、同時に受取人の身元情報を送信することで、身元情報を通じてこの受取人が指定受取人であるかどうかを判断する。
【0084】
その後割り当て時、指定受取人の身元情報に従い指定受取人のプレゼント受領コマンドを識別した場合、特定受取人と特定プレゼントとの対応関係に従い特定プレゼントを受取人に送る。指定されていないプレゼントや受取人は、ランダム割り当て方法によりランダムに割り当てられる。
【0085】
特権割り当て方法は、具体的に次の通りである。すなわち、
贈り主が指定した少なくとも2つのトランザクション完了注文情報及び指定した少なくとも2つの受取人の身元情報を取得するステップ、
贈り主が指定した少なくとも2つのトランザクション完了注文情報を特権注文セット情報と定義し、贈り主が指定した少なくとも2つの受取人の身元情報を特権受取人セット情報と定義し、贈り主により指定されていないトランザクション完了注文情報をその他の注文セット情報と定義し、贈り主により指定されていない受取人の身元情報をその他の受取人セット情報と定義するステップ、
特権注文セット情報における複数のトランザクション完了注文情報と特権受取人セット情報における複数の受取人の身元情報をランダムに割り当てるステップ、
その他の注文セット情報における複数のトランザクション完了注文情報とその他の受取人セット情報における複数の受取人の身元情報をランダムに割り当てるステップ。
【0086】
特権割り当て方法を使用する場合、複数の贈り主の指定したトランザクション完了注文情報(すなわち、贈り主が複数の指定プレゼントを選択する必要がある)を取得し、同時に贈り主の指定した複数の受取人の身元情報(すなわち、贈り主が同時に複数の指定受取人を選択する必要もある)も取得する。指名割り当て方法との相違点は、各指定受取人と指定プレゼントの対応関係を実施する必要がなく、全ての指定プレゼントと全ての指定受取人との間をランダムでマッチングすることである。その後指定されていないプレゼントや受取人は、ランダム割り当て方法によりランダムに割り当てることで、特権ランダムマッチング部分及びその他のランダムマッチング部分を分けて受取人が取得したトランザクション完了注文情報を事前に管理する。
【0087】
特権割り当て方法では、指定トランザクション完了注文情報が指定受取人より多い状況、指定トランザクション完了注文情報が指定受取人より少ない状況及び指定トランザクション完了注文情報が指定受取人の数と等しい状況という3つの状況が生じたと考えられる。
【0088】
指定トランザクション完了注文情報が指定受取人より多く、特権受取人セット情報における全ての受取人がプレゼント受領コマンドを発行した場合、
特権注文セット情報における受領されていないトランザクション完了注文情報をその他の注文セット情報に盛り込み、次にその他の注文セット情報におけるトランザクション完了注文情報とその他の受取人セット情報における受取人情報をランダムに割り当てる。
【0089】
指定トランザクション完了注文情報が指定受取人より少なく、特権注文セット情報における複数のトランザクション完了注文情報が受領された場合、
特権受取人セット情報におけるプレゼント受領コマンドを発行していない受取人情報をその他の受取人セット情報に盛り込み、
次にその他の注文セット情報におけるトランザクション完了注文情報とその他の受取人セット情報における受取人情報をランダムに割り当て、指定トランザクション完了注文情報が指定受取人の数に等しい場合、通常割り当てて受領する。
【0090】
特権割り当て方法を選択した後、クライアント1において受領時間の制限を選択でき、贈り主はクライアント1で受領時間コマンドを発行し、受領時間を予め設定し、予め設定された時間になった後も未受領の指定トランザクション完了注文情報がある場合、特権割り当てを行なわなくなり、未受領の全てのトランザクション完了注文情報とプレゼント受領コマンドを発行した全ての受取人をランダムに割り当てる。
【0091】
ランダム割り当てについて、受取人が要らないプレゼントを得ることを避けるため、プレゼントを受領する時、受取人は受取人情報を生成するため、スペースステーションID、携帯電話番号、性別、年齢、身長、体重、趣味、特技等の個人情報の入力を選択できる。知っている部分を選んで入力することができる。したがって、ランダム割り当てがトリガーされた場合、サーバーは、受取人から入力されたデータ又は履歴データに基づいてプレゼントカテゴリーを一定の範囲に制限し、その後限定されたプレゼントカテゴリー内に割り当てることができる。
【0092】
ランダムの割り当てと類似し、プレゼントへのニーズも人によって異なるため、プレゼントを好む人も存在し、嫌いな人や嫌悪感を感じる人もいる。このため、なじみのない人にとって、どのようなプレゼントを選ぶかは、贈り主が繰り返し考え、非常に思い悩み、時間がかかるため、サーバーが受取人から入力されたデータ又は履歴データに基づいて好みのプレゼントを自動的に推奨することで、贈り主としてプレゼントが受取人の気持ちに応えているかどうかを考える必要がなくなる。
【0093】
具体的には、一実施例において、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法を提供する。本実施例は、主に前記方法を上記図1内のプラットフォームサーバー3に応用することを例として説明する。前記スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法は、具体的に次のステップを含む。
【0094】
S310:トランザクション完了により生成されたトランザクション完了注文情報を取得し、前記トランザクション完了注文情報を予め設定されたスペースステーションに格納する。
【0095】
トランザクション完了注文情報は、商品の支払い後に生成される注文情報であり、商品の所有権を表す。スペースステーションは、即時配送を必要としないトランザクション完了注文情報を格納するための専用仮想スペースである。
【0096】
商品を購入した後、商品は直接配送されることなく、先にトランザクション完了注文情報がスペースステーションに格納され、当該商品を使用する必要がある時、ユーザーはクライアントを通じて信号を発し、サーバーが出荷を手配することで、ユーザーの商品の配送手配がより柔軟になり、ユーザーに商品の所有権を所有することを前提として商品配送時間の選択権利を持たせる。
【0097】
S320:贈り主から送信された受取人情報を取得する。
【0098】
贈り主は、プレゼントを贈る人で、プレゼントを購入する一定の資金予算が必要で、又は選択に提供するため、いくつかのプレゼントを用意する必要がある。受取人情報は、スペースステーションID、携帯電話番号、性別、年齢、身長、体重、趣味、特技等のプレゼントを受け取る人に関する情報を含み、知っている部分を選んで入力することができる。
【0099】
スペースステーションは、サーバーに基づく商品データ格納ステーションであり、ショッピングプラットフォーム機能も備え、ネットショップで製品を購入した後、ショップにすぐに受取先住所に出荷させることなく、商品のデータ、商品受取権限をスペースステーションに保存し、商品を受け取りたい時、ショップにスペースステーションを通じて発送させる。
【0100】
S330:受取人情報に従い、予め設定された検索方法によりスペースステーションの中で検索して、検索情報を取得する。
【0101】
検索方法は、次のステップを含む。すなわち、
受取人情報に従い、受取人にスペースステーションの使用記録があるかどうかを判断するステップ、
受取人にスペースステーションの使用記録がある場合、使用記録に基づいてスペースステーションの中で検索するステップ、
受取人にスペースステーションの使用記録がない場合、受取人情報及び予め設定された参照方法により、スペースステーション内の受取人と同じタイプの参照者を取得し、参照者の使用記録を取得して使用記録を介してスペースステーションの中で検索するステップ。
【0102】
スペースステーションID又は携帯電話番号の登録情報に従い受取人がスペースステーションを使用したかどうかを判断し、スペースステーションを使用したことがある場合、プラットフォームメンバーとして、受取人の登録情報を検索条件とすることで、スペースステーション内の使用記録を検索できる。検索情報は、商品閲覧記録、商品購入履歴、ショップ通信記録、プレゼント受取履歴における関連商品等であり得る。
【0103】
スペースステーションを使用したことがない場合、参照方法により受取人と同じタイプの参照者を選択する。参照方法は、次のステップを含む。すなわち、
受取人情報における性別、年齢、身長、体重、趣味、特技の情報を取得するステップ、
スペースステーションの登録条件を取得した受取人情報と比較し、受取人に似る登録者を取得するステップ、
登録者を受取人と同じタイプの参照者として扱うステップ。
【0104】
続いて、参照者の登録情報を検索条件として、スペースステーション内の使用記録を検索し、同様に検索結果を得て検索情報とすることができる。検索過程で参照者の情報は秘密にされ、贈り主、受取人に開示しない。
【0105】
S340:贈り主が選択したトランザクション完了注文情報に従い贈り待ちのプレゼント情報を生成し、
贈り主のプレゼントの贈りコマンド、及び贈り主が贈りたいいくつかのプレゼントを取得し、それを集めて贈り待ちのプレゼント情報を形成する。
【0106】
S350:贈り主の贈り待ちのプレゼント情報を取得し、検索情報及びプレゼント情報に応じて、予め設定されたマッチングアルゴリズムによりマッチングして、受取人の好みのプレゼント情報を取得する。
【0107】
贈り主の贈り待ちのプレゼント情報は、贈り主がスペースステーションに格納されたアイテム情報であり得るか、贈り主が一定の資金予算を与えた後、スペースステーションにおける前記資金予算に合う全ての商品情報であってもよい。
【0108】
プレゼント情報及び検索情報が確定された後、マッチングアルゴリズムにより検索情報における何度も閲覧されたが購入されていない商品を第1候補プレゼントの対象とし、次に何度も閲覧されたが購入されていない同じタイプ商品を第2候補プレゼントの対象とし、受取人とショップのコミュニケーションでは最も頻繁にコミュニケーションしたが購入されていない商品を第3候補プレゼントの対象とし、同じタイプの人々の中で、購入率が最も高い商品を第4候補プレゼントの対象とする。
【0109】
その後全ての候補プレゼントをプレゼント情報内でマッチングし、商品が贈り主のスペースステーションに存在した場合、又は資金予算条件を満たした場合、マッチングに成功したと見なし、マッチングに成功した全てのプレゼントを受取人の好みのプレゼントとして扱う。マッチングに成功したプレゼントが存在しない場合、全ての候補プレゼントを好みのプレゼントとして贈り主の選択に供する。
【0110】
最後に好みのプレゼントの写真、価格、購入リンクに従い好みのプレゼントを形成する。贈り主が用意したプレゼント、検索情報のソース、好みのプレゼントは、均しく同じスペースステーションであるため、好みのプレゼントと検索情報をより正確にマッチングさせ、より正確に受取人が好むプレゼントを見つけることができる。
【0111】
S360:好みのプレゼント情報を贈り主に送信する。
【0112】
しかしながら、選別された好みのプレゼントであっても、受取人もプレゼントについて必ずしも満足できるとは限らず、又は必ずしも贈り主からのプレゼントを受け取るとも限らないため、この時操作させることができる様々な選択肢を有する。
【0113】
サーバーは、受取人がプレゼントを受け取った後のプレゼント配送、プレゼント換金、プレゼント引換、プレゼント返品のうちの1つである選択情報を受信する。
【0114】
受取人がプレゼント配送を選択した場合、受取人の住所に従い物流配送に当たることができる。
【0115】
受取人がプレゼント換金を選択した場合、一定の情報コストを差し引いた後、受取人に換金し、換金率が商品自体の性質によって決定する。例えば旬な商品は、保存時間コストにより大量の保管料を差し引く、宝飾品などの高価値商品の場合、保険料及び保管料を差し引く。
【0116】
受取人がプレゼント返品を選択した場合、プレゼントを贈り主に返却する。
【0117】
受取人がプレゼント引換を選択した場合、受取人にプレゼントリスト選択情報を送信する。プレゼントリスト選択情報は、贈り主のプレゼントリストオプション、全てのプレゼントリストオプションを含み、
贈り主のプレゼントリストオプションを選択した場合、贈り主がスペースステーションに格納した全ての贈り可能なプレゼントをリストアップし、受取人が引換のプレゼントを選択した後、プレゼントを直接交換する。
【0118】
全てのプレゼントリストオプションを選択した場合、受取人が引き換えた後のプレゼントを判断する。
【0119】
引換後のプレゼントの価格が元のプレゼントの価格よりも高い場合、受取人に差額支払人選択情報を送信する。受取人が受取人による差額の支払いを選択した場合、受取人に差額支払いコマンドが発行され、フィードバック情報を贈り主に送信する。受取人が贈り主による差額の支払いを選択した場合、贈り主に差額支払いコマンドが発行され、フィードバック情報を贈り主に送信する。
【0120】
引換後のプレゼントの価格が元のプレゼントの価格よりも低い場合、受取人に差額返却者選択情報が送信される。受取人が差額を受取人に返却することを選択した場合、差額を受取人に返却する差額返却コマンドが発行され、フィードバック情報を贈り主に送信する。受取人が差額を贈り主に返却することを選択した場合、差額を贈り主に返却する差額返却コマンドが発行され、フィードバック情報を贈り主に送信する。
【0121】
どのような方法が選択された場合でも贈り主は、プレゼントを贈る人として最終的な処理方法を知ることができる。受取人の選択を通じて、贈り主が受取人への理解を深めることで受取人の性格をより深く理解することができる。最終的にプレゼントを受け取った後、受取人もプレゼントの受領をMoments、Weibo等にシェアすることもでき、スペースステーションへのトラフィックを増やす効果を奏する。
【0122】
受取人がプレゼントを受け取った場合、プレゼントに対応するトランザクション完了注文情報は、受取人が登録したプラットフォームアカウントに対応するスペースステーションに格納される。受取人が物理的なプレゼントを受け取りたい場合、クライアントを介して商品受取を操作でき、プラットフォームは、サプライヤーを介して出荷できる。ただし、受取人がプレゼントを望まない場合もあり、贈られたプレゼントを処理するため、プラットフォームでプレゼントを転売できる。勿論、プレゼントの転売だけでなく、卸売や販売促進などで低価格で購入した商品をリーズナブルな価格で転売して差額で利益を得ることもできる。転売方法は、次の通りである。すなわち、
S410:引取情報に従い販売コマンド内のプラットフォームアカウントに対応するスペースステーションから対応するトランザクション完了注文情報を抽出してトランザクション転売注文情報に変換する。
【0123】
具体的には、次のステップを含む。すなわち、
S420:引取情報に従い販売コマンド内のプラットフォームアカウントに対応するスペースステーションから対応するトランザクション完了注文情報を抽出してトランザクション予定注文情報に変換する。
【0124】
トランザクション予定注文情報は、2つの部分からなり、1つは商品のサプライヤー、商品の基本性能、商品の応用シナリオ等のトランザクション完了注文情報から継承された商品の基本情報であり、もう1つはユーザーがアップロードした宣伝情報である。ユーザーが宣伝情報をアップロードしない場合、販売価格を再定義する必要があることを除き、トランザクション予定注文情報の内容は、トランザクション完了注文情報の内容と一致する。
【0125】
S430:トランザクション予定注文情報を審査し、
審査結果が不合格である場合、トランザクション予定注文情報をトランザクション転売注文情報に変換することができず、
審査結果が合格である場合、トランザクション予定注文情報をトランザクション転売注文情報に変換する。
【0126】
トランザクション予定注文情報は、ユーザーがアップロードした販売・宣伝テキスト情報及び販売・宣伝画像情報を含み、販売・宣伝テキスト情報及び販売・宣伝画像情報がトランザクション予定注文情報における宣伝情報を共同で構成する。したがって、トランザクション予定注文情報の審査は、実際には宣伝情報への審査である。トランザクション転売注文情報とトランザクション予定注文情報との内容に違いがないが、トランザクション予定注文情報は商品転売時の情報がプラットフォームサーバー内で審査されている際の呼称であり、トランザクション転売注文情報は商品転売時の情報がショッピングプラットフォームに表示されて販売している際の呼称である。ユーザーが宣伝情報をアップロードしていない場合、トランザクション予定注文情報の審査をスキップしてトランザクション転売注文情報を直接生成することができる。
【0127】
ここで、トランザクション予定注文情報を審査し、具体的な審査方法は、次のステップを含む。すなわち、
販売・宣伝テキスト情報を取得し、第1の審査方法に基づいて販売・宣伝テキスト情報が規定に適合するかどうかを判断するステップ、
販売・宣伝テキスト情報が規定に適合しない場合、審査結果で不合格となるステップ、
販売・宣伝テキスト情報が規定に適合する場合、販売・宣伝画像情報を取得し、第2の審査方法に基づいて販売・宣伝画像情報が規定に適合する有無を判断するステップ、
販売・宣伝画像情報が規定に適合しない場合、審査結果で不合格となるステップ、
販売・宣伝画像情報規定に適合する場合、審査結果で合格となるステップ。
【0128】
販売・宣伝テキスト情報は、文字の形で商品の性能を説明するものであり、販売・宣伝画像情報が商品の構造、外観を写真で直感的に表示するものである。販売・宣伝テキスト情報及び販売・宣伝画像情報を順番に審査する理由は、販売・宣伝テキスト情報及び販売・宣伝画像情報のいずれかが規定に適合しない場合、トランザクション予定注文情報全体の審査結果は不合格となるため、分けて審査し、前者が規定に適合しない場合、後者を審査する必要がないためである。販売・宣伝テキスト情報の審査を販売・宣伝画像情報の審査の前に置くことに関しては、現在の第1の審査方法が第2の審査方法よりも単純であり、先に第1の審査方法で販売・宣伝テキスト情報を審査した結果が規定に適合しない場合、第2の審査方法を実行する必要がない。
【0129】
具体的に第1の審査方法は、次のステップを含む。すなわち、
予め設定された比較キーワード情報により販売・宣伝テキスト情報における実際の効果フィールド情報及び実際の性能フィールド情報を含むキーワード情報を識別するステップ。
予め設定された関連付け方法により、実際の効果フィールド情報を実際の性能フィールド情報に関連付けるステップ、
比較性能フィールド情報及び比較性能フィールド情報に関連付けられた比較効果フィールドセット(比較性能フィールド情報に関連付けられた少なくとも1つの比較効果フィールド情報を含む)を含む比較データベースをプリセットするステップ、
実際の性能フィールド情報は、1種の比較性能フィールド情報に対応し、前記実際の効果フィールド情報が1種の比較効果フィールド情報に対応するステップ、
実際の性能フィールド情報に従い、比較データベースから対応する比較効果フィールドセットを取得するステップ、
実際の性能フィールド情報に関連付けられた実際の効果フィールド情報に対応する比較効果フィールド情報は、効果フィールドセットに含まれるかどうかを判断するステップ、
実際の効果フィールド情報に対応する比較効果フィールド情報が効果フィールドセットに含まれていない場合、販売・宣伝テキスト情報は、規定に適合しないステップ、
実際の効果フィールド情報に対応する比較効果フィールド情報が効果フィールドセットに含まれている場合、販売・宣伝テキスト情報は、規定に適合するステップ。
【0130】
比較キーワード情報は、全てのキーワードの集合であり、キーワードが保温性能、良好、しにくい、損傷などの商品の紹介に適した語彙でもある。比較キーワード情報内の語彙は、サプライヤーの製品紹介から収集され、業界内の慣用用語をまとめて得られることで、カバー率が比較的広くなり、個別のレアな語彙及び業界内に新たに追加された語彙もスタッフにより今後の作業内に比較キーワード情報として補足できる。
【0131】
キーワード情報は、実際の効果フィールド情報及び実際の性能フィールド情報を含み、実際の性能フィールド情報が製品性能を記述するための用語であり、例えば上記例の保温性能、損傷が実際の性能フィールド情報に属する。損傷は、ここで商品が損傷状態にあることではなく、商品の耐損傷性として理解できる。実際の効果フィールド情報は、商品の特定の性能の卓越性を記述し、例えば上記例の良好、しにくいである。
【0132】
実際の性能フィールド情報及び実際の効果フィールド情報の紹介により、良好な保温性能、損傷しにくいなどの両者の組み合わせが理解しやすい。組み合わせて使用できる実際の性能フィールド情報及び実際の効果フィールド情報は、関連付けられたキーワード情報である。
【0133】
比較データベースは、相関関係のあるキーワード情報を保存するために用いられる。商品性能を記述するためのキーワード情報は、比較性能フィールド情報として定義され、商品の特定の性能の卓越性を記述するためのキーワード情報が比較効果フィールド情報として定義される。各比較性能フィールド情報は、少なくとも1つの比較効果フィールド情報に関連付けられる。統計の便宜上、同じ比較性能フィールド情報に関連付けられた比較効果フィールド情報を同じセットに盛り込むと共に比較効果フィールドセットとして定義する。比較効果フィールド情報は、必ずしも比較性能フィールド情報と関連付けられているとは限らない。例えば「決して~ない」という特別な比較効果フィールド情報は、特定の性能の卓越性に使用されることができるが、実際にはこのような商品がないため、「決して~ない」が独立した比較効果フィールド情報である。
【0134】
比較性能フィールド情報又は比較効果フィールド情報を問わず、具体的な商品によって確定され、商品が異なる場合、比較性能フィールド情報及び比較効果フィールド情報も異なることに留意されたい。したがって、トランザクション予定注文情報を審査する時、先に商品に応じてキーワード情報の範囲を確定してからその後の具体的判断を下す。
【0135】
実際の性能の各フィールド情報は、比較データベースの中で1つの対応する比較性能フィールド情報を見つけることができ、実際の効果フィールド情報が比較データベースの中で1つの対応する比較効果フィールド情報を見つけることもできるが、実際の効果フィールド情報に対応する比較効果フィールド情報は、必ずしも正しい比較効果フィールドセットに属しているとは限らない。例えば販売・宣伝テキスト情報が「商品Aは決して損傷しない」で、上記の場合、「決して~ない」は、商品Aの実際の効果フィールド情報であり、対応する比較効果フィールド情報も存在する。「損傷」は、商品Aの実際の性能フィールド情報であり、比較データベースから対応する比較性能フィールド情報を見つけることができる。関連付けられた比較効果フィールドセットは、しにくい、難しいなどの比較効果フィールド情報を含み、「決して~ない」に対応する比較性能フィールド情報が前記比較効果フィールドセットに属さない。これにより、前記販売・宣伝テキスト情報が規定に適合しないと結論付けることができる。
【0136】
勿論、上記の例は非常に単純で、1つの実際の性能フィールド情報及び1つの実際の効果フィールド情報のみがあり、2つを非常に簡単に関連付けることができる。ただし、実際の販売・宣伝テキスト情報の内容は、往々にしてより豊富であり、複数の実際の性能フィールド情報及び複数の実際の効果フィールド情報がある。したがって、予め設定された関連付け方法で実際の性能フィールド情報と実際の効果フィールド情報を正確に関連付ける必要がある。具体的な関連付け方法は、次のステップ通りである。すなわち、
販売・宣伝テキスト情報内の句読点に従い販売・宣伝テキスト情報をセグメント化していくつかの文字サブ情報を形成するステップ、
各文字サブ情報における実際の効果フィールド情報及び実際の性能フィールド情報の数を集計するステップ、
同じ文字サブ情報内に実際の性能フィールド情報が含まれていない場合、予め設定されたマッチング情報に従い前記文字サブ情報における実際の効果フィールド情報と隣り合う文字のサブ情報における実際の性能フィールド情報のマッチング性を取得し、実際の効果フィールド情報をマッチング性の高い実際の性能フィールド情報と関連付けるステップ、
同じ文字サブ情報内に実際の性能フィールド情報が1つしかない場合、前記文字サブ情報における全ての実際の効果フィールド情報を前記実際の性能フィールド情報と関連付けるステップ、
同じ文字サブ情報内に複数の実際の性能フィールド情報が含まれている場合、各実際の効果フィールド情報から異なる実際の性能フィールド情報までのバイト数を計算し、実際の効果フィールド情報をバイト数が最も少ない実際の性能フィールド情報と関連付けるステップ。
【0137】
全ての句読点が販売・宣伝テキスト情報をセグメント化するわけではなく、コンマとコロンによってフィールドがセグメント化されるわけではないことに留意されたい。
【0138】
予め設定されたマッチング情報は、同じ商品の実際の性能フィールド情報と実際の効果フィールド情報との常套の組み合わせであり、上記比較データベースから得られる。例えば商品Aの場合、「摩耗しにくい」が常套の組み合わせである。商品Bの場合、「保温性能が良好」が常套の組み合わせである。
【0139】
3つの異なる文字サブ情報における実際の効果フィールド情報の関連付け方法は、下記例を通じて説明する。
【0140】
販売・宣伝テキスト情報:商品Bは、使用面において便利で安全だけではなく、すべての年齢層に適し、保温性能が良好で、損傷しにくい。
【0141】
「保温性能」、「損傷」、「使用面」は、均しく実際の性能フィールド情報であり、「良好」、「しにくい」、「便利」、「安全」、「すべての年齢層に適している」が実際の効果フィールド情報である。前記販売・宣伝テキスト情報は、カンマで「商品Bは使用面において便利で安全だけではなく」、「すべての年齢層に適し」、「保温性能が良好で、損傷しにくい」の3つの文字サブ情報が区切られている。1セグメント目の文字サブ情報には、実際の性能フィールド情報が1つしかないため、「便利」、「安全」はいずれも「使用面」に関連付けられている。2セグメント目の文字サブ情報に実際の性能フィールド情報がないが、実際の効果フィールド情報を有し、「使用面はすべての年齢層に適している」の関連付けは予め設定されたマッチング情報に存在し、「保温性能はすべての年齢層に適している」が予め設定されたマッチング情報に存在しないため、「すべての年齢層に適している」を「使用面」に関連付ける。3セグメント目の文字サブ情報には、複数の実際の性能フィールド情報があり、各実際の効果フィールド情報から異なる実際の性能フィールド情報までのバイト数を計算し、「良好」と「保温性能」が隣り合い、バイト数がないため、「良好」と「保温性能」を関連付け、同様に「しにくい」と「損傷」を関連付ける。
【0142】
上記は、販売・宣伝テキスト情報の審査方法であり、次に販売・宣伝画像情報の審査を説明する。第2の審査方法は、次のステップを含む。すなわち、
画像識別により、販売・宣伝画像情報から商品画像情報及び背景画像情報を取得するステップ、
背景画像情報を予め設定された標準画像情報と比較して、背景画像情報に対応するサイズが標準画像情報に対応するサイズと合致するかどうかを判断するステップ、
背景画像情報に対応するサイズが標準画像情報に対応するサイズと合致しない場合、販売・宣伝画像情報は、規定に適合しないステップ、
背景画像情報に対応するサイズが標準画像情報に対応するサイズと合致する場合、対応する商品のサイズを取得するため、商品画像情報を計算し、前記商品画像情報に対応する背景画像情報に対応するサイズと比較分析して実際の比率情報を形成し、実際の比率情報を予め設定された比率情報と比較するステップ、
実際の比率情報が予め設定された比率情報を超える場合、販売・宣伝画像情報は規定に適合しないステップ、
実際の比率情報が予め設定された比率情報を超えない場合、販売・宣伝画像情報が規定に適合するステップ。
【0143】
標準画像情報は、プラットフォーム側によって定める標準であり、標準画像情報に対応するサイズが範囲値であり、背景画像情報に対応するサイズが前記範囲値にある限り、背景画像情報がプラットフォーム側の規定を満たしている。
【0144】
標準画像情報が規定に適合している場合のみ、次のステップの実際の比率情報の計算に進むことができる。標準画像情報が規定に適合しない場合、その後に計算された実際の比率情報は、商品の実際のサイズに正しく反映できない。
【0145】
対応する商品のサイズを取得するため、商品画像情報を計算する方法には、2つあり、1つ目が商品画像情報のピクセルを集計し、商品画像情報周縁のピクセル数の集計を通じて商品のサイズを取得することであり、この方法で得られたサイズデータが比較的正確であるが、時間もかかる。もう1つは、額縁で商品画像情報全体を囲み、商品画像情報のエッジを額縁の枠にできるかぎり配置し、額縁のサイズを商品サイズの近似代替とし、この方法の場合速やかにサイズが得られ、正方形の構造の商品に適するが、精度がはるかに悪くなる。
【0146】
上記販売・宣伝テキスト情報の審査は、主に性能上の誤解を招く、誇大に宣伝することを減らすことであり、販売・宣伝画像情報の審査も主に商品サイズの誇大な宣伝を減らすことであり、審査を回避するため、一部の人々が写真に文字的な宣伝を追加する。このため、販売・宣伝画像情報に対し文字識別することができ、テキスト情報を識別できる場合、テキスト情報の内容を分析し、前記テキスト情報に虚偽の宣伝又は誇大な宣伝があると分析した場合、販売・宣伝画像情報が同様に規定に適合しない。テキスト情報の内容が必須情報(必須情報は、医薬品類の処方薬表示などの購入者に告知しなければならないものである)である場合、テキスト情報の色及びサイズを識別することができる。ここで、テキスト情報の色が写真内のテキスト情報が位置する領域の色と比較して、テキスト情報の色が目立たないかどうかを判断する必要がある。テキスト情報の色が目立たない場合、販売・宣伝画像情報が規定に適合しない。テキスト情報のサイズが販売・宣伝画像情報全体に占める比率は、予め設定された比率よりも小さい場合、販売・宣伝画像情報が規定に適合しない。
【0147】
販売・宣伝テキスト情報及び販売・宣伝画像の審査が規定に適合した後、トランザクション予定注文情報がトランザクション転売注文情報に変換され、販売される商品が購入プラットフォームに表示される。その後、プラットフォームが定期的にショッピングプラットフォーム上のトランザクション転売注文情報を管理し、具体的な管理方法は、次の通りである。すなわち、
全てのトランザクション転売注文情報の販売・宣伝画像に対し定期的に画像マッチングすることで、同じ販売・宣伝画像があるかどうかを判断し、
同じ販売・宣伝画像が存在しない場合、非侵害情報を表示し、
同じ販売・宣伝画像が存在した場合、関連するトランザクション転売注文情報に対応する商品のサプライヤー情報を取得し、関連するトランザクション転売注文情報に対応する商品のサプライヤーが一致するかどうかを判断し、
関連するトランザクション転売注文情報に対応する商品のサプライヤーが一致する場合、非侵害情報を表示し、
関連するトランザクション転売注文情報に対応する商品のサプライヤーが一致しない場合、侵害情報を表示する。
【0148】
ショッピングプラットフォームで生成されたトランザクションは、サプライヤーがデフォルトで販売・宣伝画像の使用権を購入者に与えるため、買い物のオーダーのソースをトレースすることにより、トランザクション転売注文情報に対応する商品のサプライヤーを見つけることができる。2人の異なるユーザーが確立したトランザクション転売注文情報が同じ販売・宣伝画像を使用する場合、商品に対応するサプライヤーが同じであるかどうかをさらに判断し、サプライヤーが異なる場合、前記販売・宣伝画像の使用権についての紛争があることを示す。このような紛争の場合、往々にしてサプライヤー間においてプラットフォームを通じて使用を許諾するかどうか、ユーザーとサプライヤーとの間に合意があるかどうか、2つのサプライヤーが他者の権利利益を侵害するかどうかなどの状況について非常に複雑になるため、その後の侵害判断を手作業で処理する。
【0149】
一実施例において、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングシステムを提供し、
贈り主、受取人から送信された情報を取得するための取得モジュールと、
予め設定された検索方法により、スペースステーションの中でプレゼントを検索するための検索モジュールと、
参照方法によりスペースステーション内の受取人と同じタイプの人の情報を取得するための参照モジュールと、
予め設定されたマッチングアルゴリズムにより受取人の好みのプレゼント情報を取得するためのマッチングモジュールと、
受取人のフィードバック情報を受信するためのフィードバックモジュールと、
受取人に引換可能なプレゼントを表示するための表示モジュールと、
受取人が差額支払人、差額返却者を選択するための選択モジュールと、
贈り主、受取人に情報を送信するための送信モジュールとを備える。
【0150】
一実施例において、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供し、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、1つ又は複数の予め設定されたプログラムを格納し、予め設定されたプログラムがプロセッサによって実行された時スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法のステップを実現する。
【0151】
本発明は、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングの方法、システム及び記録媒体を提供する。前記方法は、まず贈り主が発行した受取人情報を取得するステップと、受取人情報に従い、予め設定された検索方法によりスペースステーションの中で検索して、検索情報を取得するステップと、贈り主の贈り待ちのプレゼント情報を取得し、検索情報及びプレゼント情報に応じて、予め設定されたマッチングアルゴリズムによりマッチングして、受取人の好みのプレゼント情報を取得するステップと、好みのプレゼント情報を贈り主に送信するステップとを含む。
【0152】
上記技術的手段を講じることにより、贈り主から提供された受取人情報に基づいて検索し、検査結果に応じて検索で得られた情報を贈り主が提供できるプレゼントとマッチングすることで、贈り可能なプレゼントから受取人の好みのプレゼントが得られ、最後に好みのプレゼントを受取人に出荷し、どのようなプレゼントを贈るかは、贈り主が繰り返し考える必要がなくなる。
【0153】
上記をまとめると本出願は、マッチングアルゴリズムにより、どのようなプレゼントを贈るかについて、贈り主が繰り返し考える必要がなくなり、好みのプレゼント情報に基づいてプレゼントを贈ることができる。
【0154】
上記の全ての任意選択の技術的手段は、任意の組み合わせで本出願の任意選択の実施例を形成することができる。同時に、上記実施例により提供されるスペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングの方法、システム及び記録媒体の実施例は、同じ技術的思想であり、具体的実現過程の方法の実施例を参照にしてもらうことで、ここでの説明を省略する。
【0155】
(付記)
(付記1)
スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法であって、
トランザクション完了により生成されたトランザクション完了注文情報を取得し、前記トランザクション完了注文情報を予め設定された前記スペースステーションに格納するステップと、
贈り主が発行した受取人情報を取得するステップと、
前記受取人情報に従い、予め設定された検索方法により前記スペースステーションの中で検索して、検索情報を取得するステップと、
前記贈り主が選択した前記トランザクション完了注文情報に従い贈り待ちのプレゼント情報を生成するステップと、
前記検索情報及び前記プレゼント情報に応じて、予め設定されたマッチングアルゴリズムによりマッチングして、受取人の好みのプレゼント情報を取得するステップと、
前記好みのプレゼント情報を前記贈り主に送信するステップと、
を含むことを特徴とする、スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチング方法。
【0156】
(付記2)
前記検索方法は、
前記受取人情報に従い、前記受取人に前記スペースステーションの使用記録があるかどうかを判断するステップと、
前記受取人に前記スペースステーションの使用記録がある場合、前記使用記録に基づいて前記スペースステーションの中で検索するステップと、
前記受取人に前記スペースステーションの前記使用記録がない場合、前記受取人情報及び予め設定された参照方法により、前記スペースステーション内の前記受取人と同じタイプの参照者を取得し、前記参照者の使用記録を取得して前記使用記録を介して前記スペースステーションの中で検索するステップと、
を含むことを特徴とする、付記1に記載の方法。
【0157】
(付記3)
前記受取人は、プレゼントを受け取った後のプレゼント配送、プレゼント換金、プレゼント引換、プレゼント返品のうちの1つである選択情報を受信し、
前記選択情報を前記贈り主に送信する、
ことを特徴とする、付記1に記載の方法。
【0158】
(付記4)
プレゼント引換を指示するための前記選択情報を受信した場合、
引換可能なプレゼントを前記受取人に表示し、受取人が引き換えた後のプレゼントを判断し、
引換後のプレゼント価格が元のプレゼントの価格よりも高い場合、差額支払コマンドを発行すると共にフィードバック情報を前記贈り主に送信し、
前記引換後のプレゼント価格が前記元のプレゼントの価格よりも低い場合、差額返却コマンドを発行すると共に前記フィードバック情報を前記贈り主に送信する、
ことを特徴とする、付記3に記載の方法。
【0159】
(付記5)
前記引換後のプレゼントの価格が前記元のプレゼントの価格よりも高い場合、前記受取人に差額支払人選択情報を送信し、
前記受取人が受取人による差額の支払いを選択した場合、前記受取人に差額支払いコマンドが発行され、前記フィードバック情報を前記贈り主に送信し、
前記受取人が贈り主による差額の支払いを選択した場合、前記贈り主に前記差額支払いコマンドが発行され、前記フィードバック情報を前記贈り主に送信する、
ことを特徴とする、付記4に記載の方法。
【0160】
(付記6)
前記引換後のプレゼントの価格が前記元のプレゼントの価格よりも低い場合、前記受取人に差額返却者選択情報が送信され、
前記受取人が差額を前記受取人に返却することを選択した場合、前記差額を前記受取人に返却する前記差額返却コマンドが発行され、前記フィードバック情報を前記贈り主に送信し、
前記受取人が差額を前記贈り主に返却することを選択した場合、前記差額を前記贈り主に返却する前記差額返却コマンドが発行され、前記フィードバック情報を前記贈り主に送信する、
ことを特徴とする、付記4に記載の方法。
【0161】
(付記7)
前記引換可能なプレゼントを前記受取人に表示し、前記受取人が引き換えた後のプレゼントを判断することは、
前記受取人に贈り主のプレゼントリストオプション、全てのプレゼントリストオプションを含むプレゼントリスト選択情報を送信するステップと、
前記贈り主のプレゼントリストオプションを選択した場合、前記贈り主の前記贈り待ちのプレゼント情報に従って、全ての贈り可能なプレゼントを表示し、前記贈り主が引換のプレゼントを選択すると、引換後のプレゼントを判断しなくなるステップと、
前記全てのプレゼントリストオプションを選択した場合、前記受取人が引き換えた後のプレゼントを判断するステップと、
を含むことを特徴とする、付記4に記載の方法。
【0162】
(付記8)
スペースステーションに基づくプレゼントスマートマッチングシステムであって、
贈り主、受取人から送信された情報を取得するための取得モジュールと、
予め設定された検索方法により、前記スペースステーションの中でプレゼントを検索するための検索モジュールと、
予め設定されたマッチングアルゴリズムに従って、前記受取人の好みのプレゼント情報を取得するためのマッチングモジュールと、
情報を前記贈り主、前記受取人に送信するための送信モジュールと、
を備えることを特徴とする、システム。
【0163】
(付記9)
コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
プロセッサによりロードされ、付記1~7のいずれか一つに記載の方法を実行することができるコンピュータプログラムを格納することを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【符号の説明】
【0164】
110 ターミナル
111 贈り主ターミナル
112 受取人ターミナル
120 サーバー
121 ソッドサーバー
122 スペースステーションサーバー
図1
図2