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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023073636
(43)【公開日】2023-05-26
(54)【発明の名称】空気入りタイヤ
(51)【国際特許分類】
   B60C 13/00 20060101AFI20230519BHJP
【FI】
B60C13/00 C
B60C13/00 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021186206
(22)【出願日】2021-11-16
(71)【出願人】
【識別番号】000003148
【氏名又は名称】TOYO TIRE株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】弁理士法人ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小川 耕平
【テーマコード(参考)】
3D131
【Fターム(参考)】
3D131BC47
3D131GA01
3D131GA04
(57)【要約】      (修正有)
【課題】タイヤ成形時にサイドウォールの外表面に生ずる凹凸を目立ち難くすることができる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤは、タイヤ径方向に延びるサイドウォールを備え、サイドウォールは、その外表面にタイヤ周方向に沿って延びる帯状の装飾領域3を備え、装飾領域3は、80~110°の角度で接続される複数の線分からなる折れ線310と、装飾領域3の外縁とで囲まれた複数の第1領域31a、31c,31eを備え、第1領域31a、31c,31eは、第1の方向にそれぞれ延びるとともに互いに間隔をあけて並列される複数の第1リッジ41を備える。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤ径方向に延びるサイドウォールを備え、
前記サイドウォールは、その外表面にタイヤ周方向に沿って延びる帯状の装飾領域を備え、
前記装飾領域は、80~110°の角度で接続される複数の線分からなる折れ線と、前記装飾領域の外縁とで囲まれた複数の第1領域を備え、
前記第1領域は、第1の方向にそれぞれ延びるとともに互いに間隔をあけて並列される複数の第1リッジを備える、空気入りタイヤ。
【請求項2】
前記装飾領域は、前記第1領域以外の第2領域を備え、
前記第2領域は、前記第1の方向と異なる第2の方向にそれぞれ延びるとともに互いに間隔をあけて並列される複数の第2リッジを備える、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記第2の方向は、前記第1の方向から60~80°傾斜している、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記第1リッジと前記第2リッジは、端同士で接続されている、請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記複数の線分は、第3の方向に平行な線分と、前記第3の方向と異なる第4の方向に平行な線分とのみで構成される、請求項1~4の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、空気入りタイヤに関する。
【背景技術】
【0002】
空気入りタイヤは、様々な帯状タイヤ構成部材を成形ドラムの外周面に巻回した後にトロイダル状に膨張させてグリーンタイヤを形成し、これを加硫成形することで形成される。加硫成形後のタイヤのサイドウォールの外表面には、帯状タイヤ構成部材の巻き始め端と巻き終わり端との接合部分が、局部的に凹凸となって現れやすく、この凹凸がタイヤの外観品質を低下させる原因となっていた。
【0003】
従来、このような局部的な凹凸を目立ち難くするために、サイドウォールの外表面に装飾領域を設けることが知られている。例えば、下記特許文献1には、それぞれ径方向に延びる複数のリッジからなる第1リッジ群と、第1リッジ群と同一仕様のリッジからなる第2リッジ群と、互いに同心円状に並ぶように配置された複数のリッジからなる第3リッジ群と、第3リッジ群と同一仕様のリッジからなる第4リッジ群とを重ね合わせることで装飾領域が形成された空気入りタイヤが開示されている。しかしながら、サイドウォールの外表面に形成される装飾領域としては、特許文献1以外にも多くの提案がなされているが、さらなる改善が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011-37387号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の目的は、タイヤ成形時にサイドウォールの外表面に生ずる凹凸を目立ち難くすることができる空気入りタイヤを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の空気入りタイヤは、タイヤ径方向に延びるサイドウォールを備え、
前記サイドウォールは、その外表面にタイヤ周方向に沿って延びる帯状の装飾領域を備え、
前記装飾領域は、80~110°の角度で接続される複数の線分からなる折れ線と、前記装飾領域の外縁とで囲まれた複数の第1領域を備え、
前記第1領域は、第1の方向にそれぞれ延びるとともに互いに間隔をあけて並列される複数の第1リッジを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ子午面における要部断面図
図2】本実施形態に係る空気入りタイヤの正面図
図3図2のIII領域拡大図
図4図2のIII領域拡大図
図5図3のV領域拡大図
図6】第1リッジ周辺の装飾領域の断面図
図7】他の実施形態に係る空気入りタイヤの要部拡大図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、空気入りタイヤにおける一実施形態について、図1図6を参照しながら説明する。なお、各図(図7も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
【0009】
図1に示すように、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、ビードコア1aを有する一対のビード1b,1bと、各ビード1bからタイヤ径方向D2の外側に延びる一対のサイドウォール2,2とを備えている。また、空気入りタイヤ1は、一対のサイドウォール2,2のタイヤ径方向D2の外端に連接されるトレッド1cを備えている。図示を省略しているが、トレッド1cの外周面には、トレッドパターンを構成する周方向溝やラグ溝など様々な溝が設けられている。
【0010】
各図において、タイヤ幅方向D1とは、空気入りタイヤ1の回転中心であるタイヤ回転軸1d(図2を参照)と平行な方向であり、タイヤ径方向D2とは、空気入りタイヤ1の直径方向であり、タイヤ周方向D3とは、タイヤ回転軸1d周りの方向である。また、タイヤ赤道面S1とは、タイヤ回転軸1dに直交する面であって、空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向D1の中心に位置する面のことであり、タイヤ子午面とは、タイヤ回転軸1dを含む面であり、タイヤ赤道面S1と直交する面である。
【0011】
なお、タイヤ幅方向D1において、内側とは、タイヤ赤道面S1に近い側のことであり、外側とは、タイヤ赤道面S1から遠い側のことである。また、タイヤ径方向D2において、内側とは、タイヤ回転軸1dに近い側のことであり、外側とは、タイヤ回転軸1dから遠い側のことである。
【0012】
空気入りタイヤ1は、一対のビードコア1a,1aの間に架け渡されるカーカス1eと、カーカス1eの内側に配置され、空気圧を保持するために、気体の透過を阻止する機能に優れるインナーライナー1fとを備えている。カーカス1e及びインナーライナー1fは、ビード1b、サイドウォール2及びトレッド1cに亘って、タイヤ内周に沿って配置されている。
【0013】
サイドウォール2は、カーカス1eのタイヤ幅方向D1の外側に配置されるサイドウォールゴム2aを備えている。図2に示すように、サイドウォールゴム2aは、外表面2bの一部の領域に配置される装飾領域3を備えている。装飾領域3は、サイドウォール2の外表面2bであってタイヤ最大幅位置2cを含むタイヤ径方向D2の一定領域に形成されている。
【0014】
本実施形態においては、装飾領域3は、タイヤ周方向D3に沿って延びる円弧状をしている。装飾領域3は、タイヤ周方向D3に延びる内周縁3a及び外周縁3bと、内周縁3a及び外周縁3bの端同士を接続する第1側端縁3c及び第2側端縁3dとを備えている。なお、本実施形態では、第1側端縁3c及び第2側端縁3dが折れ線状となっているが、第1側端縁3c及び第2側端縁3dの形状は、特に限定されず、例えば、直線状でもよい。
【0015】
また、装飾領域3は、図2のようにサイドウォール2のタイヤ周方向D3の一部のみに形成されてもよく、サイドウォール2のタイヤ周方向D3の全周に亘って形成されてもよい。また、装飾領域3は、サイドウォール2のタイヤ周方向D3に沿って複数形成されてもよい。複数の装飾領域3を形成する場合、装飾領域3をタイヤ周方向D3に等間隔で配置するのが好ましい。
【0016】
装飾領域3は、図3及び図4に示すように、複数の第1領域31a~31fと、複数の第1領域31a~31f以外の第2領域32とを備える。なお、図4には、後述する第1リッジ41及び第2リッジ42は示していない。
【0017】
第1領域31a~31fは、図4に示すように、80~110°の角度θで接続される複数の線分311からなる折れ線310と、装飾領域3の外縁とで囲まれた領域である。第1領域31a~31fは、折れ線310を挟んで角度θで屈曲する側の領域である。ここで、装飾領域3の外縁とは、内周縁3a、外周縁3b、第1側端縁3c、及び第2側端縁3dである。なお、図4で示す折れ線310は、第1領域31a~31fを画定するための仮想線であり、実際のタイヤにおいては現れない。
【0018】
第1領域31aは、二本の線分311からなる折れ線310と内周縁3aとで囲まれた領域である。第1領域31bは、三本の線分311からなる折れ線310と内周縁3aとで囲まれた領域である。第1領域31cは、二本の線分311からなる折れ線310と外周縁3bとで囲まれた領域である。第1領域31dは、三本の線分311からなる折れ線310と外周縁3bとで囲まれた領域である。第1領域31eは、二本の線分311からなる折れ線310と、二本の線分311からなる折れ線310と、内周縁3aと、外周縁3bとで囲まれた領域である。第1領域31fは、二本の線分311からなる折れ線310と、外周縁3bと、第1側端縁3c又は第2側端縁3dとで囲まれた領域である。
【0019】
第1領域31a~31fは、図5に示すように、第1の方向D41にそれぞれ延びるとともに互いに間隔をあけて並列される複数の第1リッジ41を備える。また、第2領域32は、第1の方向D41と異なる第2の方向D42にそれぞれ延びるとともに互いに間隔をあけて並列される複数の第2リッジ42を備える。第2の方向D42は、第1の方向D41から60~80°傾斜している。
【0020】
図6は、第1リッジ41周辺の装飾領域3を第1の方向D41に垂直な面で切断した断面図である。図6において、破線は、外表面2bの基準面S2(基準プロファイルとも称される)を示している。本実施形態において、外表面2bの基準面S2は、装飾領域3が形成されていない部分のサイドウォール2の外表面2bとタイヤ幅方向D1に同じ位置である。
【0021】
装飾領域3は、外表面2bの基準面S2から凹む凹み4を備えている。凹み4は、装飾領域3の全体に形成されている。凹み4の基準面S2からの深さは、例えば、0.3~1.5mmである。
【0022】
第1リッジ41は、凹み4の底から突出して形成されている。第1リッジ41の突出端41aの位置は、外表面2bの基準面S2に対して同じ位置であっても、異なる位置であってもよい。図6は、第1リッジ41の突出端41aの位置が、外表面2bの基準面S2から凹む位置である例を示す。
【0023】
第1リッジ41は、断面略三角形状である。ただし、第1リッジ41は、三角形の頂点が丸められた断面形状であってもよい。凹み4の底からの第1リッジ41の突出高さH1は、例えば0.2mm以上である。また、第1リッジ41の幅W1は、例えば0.1mm以上である。また、並列される第1リッジ41の間隔P1は、例えば0.6~1.0mmである。
【0024】
第2リッジ42は、第1リッジ41と同じ断面形状を有する。そのため、第2リッジ42の詳細な説明は省略する。
【0025】
複数の線分311は、図4に示すように、第3の方向D43に平行な線分311aと、第3の方向と異なる第4の方向に平行な線分311bとのみで構成されるのが好ましい。この構成によれば、装飾領域3の設計が容易となる。
【0026】
以上のように、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、タイヤ径方向D2に延びるサイドウォール2を備え、サイドウォール2は、その外表面2bにタイヤ周方向D3に沿って延びる帯状の装飾領域3を備え、装飾領域3は、80~110°の角度θで接続される複数の線分311からなる折れ線310と、装飾領域3の外縁3a~3dとで囲まれた複数の第1領域31a~31fを備え、第1領域31a~31fは、第1の方向D41にそれぞれ延びるとともに互いに間隔をあけて並列される複数の第1リッジ41を備えるものである。
【0027】
この空気入りタイヤ1によれば、タイヤ成形時にサイドウォール2の外表面2bに生ずる凹凸が目立ち難い。
【0028】
また、本実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、装飾領域3は、第1領域31a~31f以外の第2領域32を備え、第2領域32は、第1の方向D41と異なる第2の方向D42にそれぞれ延びるとともに互いに間隔をあけて並列される複数の第2リッジ42を備える、という構成である。
【0029】
この構成によれば、タイヤ成形時にサイドウォール2の外表面2bに生ずる凹凸がさらに目立ち難くなり、かつ美観性も高まる。
【0030】
また、本実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、第2の方向D42は、第1の方向D41から60~80°傾斜している、という構成である。
【0031】
この構成によれば、タイヤ成形時にサイドウォール2の外表面2bに生ずる凹凸がさらに目立ち難い。
【0032】
また、本実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、複数の線分311は、第3の方向D43に平行な線分311aと、第3の方向D43と異なる第4の方向D44に平行な線分311bとのみで構成されるものである。
【0033】
この構成によれば、タイヤ成形時にサイドウォール2の外表面2bに生ずる凹凸がさらに目立ち難くなり、かつ装飾領域3の設計が容易となる。
【0034】
なお、上述した各寸法値、位置関係及び大小関係等は、空気入りタイヤ1を正規リムに装着して正規内圧を充填した無負荷の正規状態で測定したものである。例えば、タイヤ最大幅位置2cは、空気入りタイヤ1を正規リムに装着し、正規内圧を充填した無負荷状態のときの、サイドウォール2の外表面2bから突出する模様や文字等の構造物を除いたタイヤ幅方向D1における寸法が最大となる位置のタイヤ径方向D2における位置である。正規リムは、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格が空気入りタイヤ1ごとに定めるリムであり、例えば、JATMAであれば標準リム、TRA及びETRTOであれば「Measuring Rim」となる。
【0035】
また、正規内圧とは、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格が空気入りタイヤ1ごとに定めている空気圧であり、トラックバス用タイヤ、ライトトラック用タイヤの場合は、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、ETRTOであれば「INFLATIONPRESSURE」である。乗用車用タイヤの場合は通常180kPaとするが、タイヤに、Extra Load、又は、Reinforcedと記載されたタイヤの場合は220kPaとする。
【0036】
なお、空気入りタイヤ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、空気入りタイヤ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記した複数の実施形態の各構成や各方法等を任意に採用して組み合わせてもよく、さらに、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
【0037】
(1)上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、装飾領域3は、第1領域31a~31f以外の第2領域32を備え、第2領域32は、第1の方向D41と異なる第2の方向D42にそれぞれ延びるとともに互いに間隔をあけて並列される複数の第2リッジ42を備える、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、かかる構成に限られない。第2領域32に複数の第2リッジ42を設けなくとも、第1領域31a~31fに設けた複数の第1リッジ41によってサイドウォール2の外表面2bの凹凸を目立ち難くする効果は一定程度得ることは可能である。
【0038】
(2)上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、第2の方向D42は、第1の方向D41から60~80°傾斜している、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、かかる構成に限られない。例えば、図7に示すように、第2の方向D42は、第1の方向D41から90°傾斜していてもよい。また、図7に示す例では、上記の第4の方向D44は、第3の方向D43から90°傾斜している。さらに、第1の方向D41は、第3の方向D43と第4の方向D44からそれぞれ45°傾斜している。
【0039】
(3)上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、複数の線分311は、第3の方向D43に平行な線分311aと、第3の方向D43と異なる第4の方向D44に平行な線分311bとのみで構成されるものである。しかしながら、空気入りタイヤ1は、かかる構成に限られない。複数の線分311は、線分311a及び線分311b以外の線分を含んでもよい。
【0040】
(4)また、本実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、図7に示すように、第1リッジ41と第2リッジ42は、端同士で接続されている、という構成でもよい。この構成によれば、レーザ加工等で切削することにより、サイドウォール2の外表面2bに第1リッジ41及び第2リッジ42を形成する場合、第1リッジ41と第2リッジ42を連続して形成することができるため、作業効率が良好となる。
【符号の説明】
【0041】
1…空気入りタイヤ、2…サイドウォール、2a…サイドウォールゴム、2b…外表面、2c…タイヤ最大幅位置、3…装飾領域、3a…内周縁、3b…外周縁、3c…第1側端縁、3d…第2側端縁、4…凹み、31a~31f…第1領域、32…第2領域、41…第1リッジ、42…第2リッジ、310…折れ線、311…線分、311a,311b…線分、D1…タイヤ幅方向、D2…タイヤ径方向、D3…タイヤ周方向、D41…第1の方向、D42…第2の方向、D43…第3の方向、D44…第4の方向、S2…外表面の基準面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7