(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023073738
(43)【公開日】2023-05-26
(54)【発明の名称】回転塗装ユニット
(51)【国際特許分類】
B05B 13/04 20060101AFI20230519BHJP
【FI】
B05B13/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021186382
(22)【出願日】2021-11-16
(71)【出願人】
【識別番号】591213173
【氏名又は名称】住鉱潤滑剤株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106002
【弁理士】
【氏名又は名称】正林 真之
(74)【代理人】
【識別番号】100120891
【弁理士】
【氏名又は名称】林 一好
(72)【発明者】
【氏名】矢野 誓一
【テーマコード(参考)】
4F035
【Fターム(参考)】
4F035AA03
4F035CA05
4F035CB05
4F035CB29
4F035CD06
4F035CD18
(57)【要約】
【課題】自動塗装装置を用いて塗装対象物品の外周面の全体を均一に塗装することのできる回転塗装ユニットを提供する。
【解決手段】塗装対象物品Aを載置する載置台3と、塗料を噴霧するスプレーガン4と、スプレーガン4を移動させる移動機構5と、を有し、スプレーガン4を移動機構5によって移動させながらスプレーガン4から塗料を噴霧することにより、載置台3に載置した塗装対象物品Aを塗装する自動塗装装置1に設置可能な回転塗装ユニット10であって、載置台3に載置可能なユニット本体20と、ユニット本体20に設けられ、ユニット本体20に対して塗装対象物品Aを回転させる物品回転機構30と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
塗装対象物品を載置する載置台と、塗料を噴霧するスプレーガンと、前記スプレーガンを移動させる移動機構と、を有し、前記スプレーガンを前記移動機構によって移動させながら前記スプレーガンから塗料を噴霧することにより、前記載置台に載置した前記塗装対象物品を塗装する自動塗装装置に設置可能な回転塗装ユニットであって、
前記載置台に載置可能なユニット本体と、
前記ユニット本体に設けられ、前記ユニット本体に対して前記塗装対象物品を回転させる物品回転機構と、を備える
回転塗装ユニット。
【請求項2】
円柱状または円筒状に形成され、両端側を除く中間部の外周側に前記塗装対象物品を保持する物品保持軸を備え、
前記物品回転機構は、前記物品保持軸の両端側のそれぞれを支持し、前記物品保持軸の軸心を回転軸として前記物品保持軸を回転させる
請求項1に記載の回転塗装ユニット。
【請求項3】
前記物品回転機構は、軸心を水平方向に向けた姿勢の前記物品保持軸の両端側のそれぞれを下方から支持するとともに、前記物品保持軸に回転力を付与する複数のローラを有している
請求項2に記載の回転塗装ユニット。
【請求項4】
前記ユニット本体は、把持部を有している
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転塗装ユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動塗装装置に設置可能な回転塗装ユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動塗装装置としては、塗料を噴霧するスプレーガンと、スプレーガンを移動させる移動機構と、を備え、スプレーガンを移動機構によって移動させながらスプレーガンから塗料を噴霧することにより、塗装対象物品を塗装するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述の自動塗装装置は、所定の物品設置部に設置された塗装対象物品に対して塗装を行うようになっている。このため、前述の自動塗装装置は、塗装対象物品の塗装面が平坦な面である場合に、塗装面に対して均一に塗膜を形成することが可能であるが、塗装対象物品の外周面の全体が塗装面である場合や、塗装対象物品が複雑な形状である場合に、塗装対象物品に対して均一に塗膜を形成することが困難である。
【0005】
本発明の目的とするところは、自動塗装装置を用いて塗装対象物品の外周面の全体を均一に塗装することのできる回転塗装ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の回転塗装ユニットは、塗装対象物品を載置する載置台と、塗料を噴霧するスプレーガンと、前記スプレーガンを移動させる移動機構と、を有し、前記スプレーガンを前記移動機構によって移動させながら前記スプレーガンから塗料を噴霧することにより、前記載置台に載置した前記塗装対象物品を塗装する自動塗装装置に設置可能な回転塗装ユニットであって、前記載置台に載置可能なユニット本体と、前記ユニット本体に設けられ、前記ユニット本体に対して前記塗装対象物品を回転させる物品回転機構と、を備える。
【0007】
また、本発明の回転塗装ユニットは、円柱状または円筒状に形成され、両端側を除く中間部の外周側に前記塗装対象物品を保持する物品保持軸を備え、前記物品回転機構は、前記物品保持軸の両端側のそれぞれを支持し、前記物品保持軸の軸心を回転軸として前記物品保持軸を回転させる。
【0008】
また、本発明の回転塗装ユニットは、前記物品回転機構が、軸心を水平方向に向けた姿勢の前記物品保持軸の両端側のそれぞれを下方から支持するとともに、前記物品保持軸に回転力を付与する複数のローラを有している。
【0009】
また、本発明の回転塗装ユニットは、前記ユニット本体が、把持部を有している。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、塗装対象物品の平坦な面を主に塗装可能な自動塗装装置を用いて円筒状の塗装対象物品の外周面や複雑な形状の塗装対象物品の外周面に対する均一な塗装が可能となるので、円筒状や複雑な形状の部品を塗装する専用の塗装装置を必要とすることなく、自動塗装装置を有効に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の一実施形態に係る自動塗装装置の正面図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る自動塗装装置の側面断面図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る回転塗装ユニットの平面図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係る回転塗装ユニットの正面図である。
【
図5】本発明の一実施形態に係る回転塗装ユニットの側面図である。
【
図6】本発明の他の実施形態に係る自動塗装装置の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1乃至
図5は、本発明の一実施形態を示すものであり、
図1は自動塗装装置の正面図であり、
図2は自動塗装装置の側面断面図であり、
図3は回転塗装ユニットの平面図であり、
図4は回転塗装ユニットの正面図であり、
図5は回転塗装ユニットの側面図である。
【0013】
本発明の回転塗装ユニット10が適用される自動塗装装置1は、
図1および
図2に示すように、装置本体2と、塗装対象物品Aを載置するための載置台3と、塗料を噴霧するためのスプレーガン4と、スプレーガン4を移動させるための移動機構5と、を備えている。
【0014】
装置本体2は、外周部にパネルを配置することによって中空の箱状に形成されている。装置本体2は、内部をフィルタ2aで上下に仕切ることにより、上部側に上部空間2a1が形成され、下部側に下部空間2a2が形成されている。下部空間2a2には、排気ダクト2bが接続されている。装置本体2の上部空間2a1の空気は、フィルタ2aを介して下部空間2a2に流入し、下部空間2a2の空気は、排気ダクト2bを介して装置本体2外に排出される。
【0015】
載置台3は、装置本体2が設置される設置面に設置される基台3aと、基台3aに対して水平旋回自在に支持され、上部側が上部空間2a1に位置する載置部3bと、を有している。塗装対象物品Aまたは回転塗装ユニット10は、載置部3bの上端面に載置される。
【0016】
スプレーガン4は、図示しない塗料容器に入った塗料を、空気圧を利用して圧送し、ノズルから霧状の塗料を吹き出すものである。スプレーガン4は、移動機構5に支持されている。
【0017】
移動機構5は、スプレーガン4を支持する支持部材5aと、支持部材5aを装置本体2の幅方向に移動させるための第1移動部5bと、第1移動部を装置本体2の前後方向に移動させるための第2移動部5cと、を有している。第1移動部5bは、支持部材5aを装置本体2の幅方向に直線的に移動させるためのガイドレールを有し、電動モータ等の駆動源から出力される駆動力によって支持部材5aを幅方向に移動させる。第2移動部5cは、第1移動部5bを装置本体2の前後方向に直線的に移動させるためのガイドレールを有し、電動モータ等の駆動源から出力される駆動力によってスプレーガン4を支持する第1移動部5bを前後方向に移動させる。即ち、移動機構5は、スプレーガン4を装置本体2の前後方向および幅方向に移動させる。
【0018】
また、自動塗装装置1は、スプレーガン4の塗料の噴霧の開始と噴霧の停止との切り替え動作や移動機構5の動作を制御するための図示しない制御部を有している。自動塗装装置1は、予め設定されたスプレーガン4および移動機構5それぞれの動作の内容に基づいて、制御部が、スプレーガン4を移動機構5によって装置本体2の前後方向および幅方向に移動させるととともに、スプレーガン4から塗料を噴霧することにより、塗装対象物Aの自動塗装を行う。
【0019】
自動塗装装置1に対して着脱自在に設置される回転塗装ユニット10は、
図3乃至
図5に示すように、自動塗装装置1の載置台3の上面に載置されるユニット本体20と、ユニット本体20に設けられ、ユニット本体20に対して塗装対象物品を回転させるための物品回転機構30と、を備えている。
【0020】
ユニット本体20は、アルミニウム合金等の長尺部材を組み付けることによって矩形に形成された枠状体である。ユニット本体20は、長手方向の両端側のそれぞれから上方に延出するように形成され、物品回転機構30を支持する一対の支持部21a,21bを有している。また、ユニット本体20は、一対の支持部21a,21bのそれぞれの長手方向の外側に設けられ、自動塗装装置1に対して回転塗装ユニット10を着脱する作業を行う作業者が把持する把持部22を有している。把持部22は、棒状部材の両端側を屈曲することによって形成され、両端部がユニット本体20の枠状体に接続されている。
【0021】
物品回転機構30は、塗装対象物品Aが取り付けられる物品保持軸Bの軸方向の両端側を下方から支持した状態で、物品保持軸Bに対して回転力を付与するものである。
【0022】
物品保持軸Bは、円筒状または円柱状の部材からなり、軸方向の両端側を除く中間部の外周部に円筒形状の塗装対象物品Aが着脱自在に取り付けられる。
【0023】
物品回転機構30は、一方の支持部21aの上端側において、互いに径方向に間隔をおいて回転自在に支持された2つのローラ31aと、他方の支持部21bの上端側において、互いに径方向に間隔をおいて回転自在に支持された2つのローラ31bと、を有している。2つのローラ31a、および、2つのローラ31bは、それぞれ、物品保持軸Bの外径よりも小さい間隔で水平方向に配置されている。即ち、物品保持軸Bは、一端側が2つのローラ31aによって下方から支持され、他端側が2つのローラ31bによって下方から支持される。また、物品保持軸Bは、2つのローラ31aおよび2つのローラ31bに対して着脱自在である。
【0024】
また、物品回転機構30は、一方の支持部21aおよび他方の支持部21bのそれぞれにおいて、ローラ31a,31bに回転力を付与する複数のタイミングプーリ32a,32bと、複数のタイミングプーリ32a,32bに巻き掛けられたタイミングベルト33a,33bと、タイミングベルト33a,33bに張力を付与するためのテンションローラ34a,34bと、一方の支持部21a側の一のタイミングプーリ32aと他方の支持部21b側の一のタイミングプーリ32bとを連結する連結軸35と、一のタイミングプーリ32bに連結され、ローラ31a,31bを回転させる動力を付与する電動モータ36と、を有している。
【0025】
以上のように構成された回転塗装ユニット10において、自動塗装装置1を使用して円筒形状の塗装対象物Aの外周面の塗装を行う場合には、回転塗装ユニット10を用いる。
【0026】
このとき、回転塗装ユニット10は、自動塗装装置1の載置台3の載置部3bに設置され、回転塗装ユニット10に塗装対象物品Aが取り付けられる。
【0027】
塗装対象物品Aは、物品保持軸Bの両端側を除く中間部の外周側に取り付けられた状態で、回転塗装ユニット10に取り付けられる。
【0028】
塗装対象物品Aが取り付けられた物品保持軸Bは、一端側を、回転塗装ユニット10の物品回転機構30の2つのローラ31aに下方から支持させるとともに、他端側を、回転塗装ユニット10の物品回転機構30の2つのローラ31bに下方から支持させることにより、回転塗装ユニット10に取り付けられる。
【0029】
回転塗装ユニット10に取り付けられた物品保持軸Bは、回転塗装ユニット10の物品回転機構30を駆動させることによって、物品保持軸Bの軸心を中心に回転し、物品保持軸Bと共に塗装対象物品Aが回転する。
【0030】
載置台3の載置部3bの上面側に設置された塗装対象物品Aは、回転塗装ユニット10によって回転するため、移動機構5によって装置本体2の前後方向および幅方向に移動するスプレーガン4から塗料を噴霧することによって、外周面の全体にわたって均一に塗膜が形成される。
【0031】
このように、本実施形態の回転塗装ユニットによれば、塗装対象物品Aを載置する載置台3と、塗料を噴霧するスプレーガン4と、スプレーガン4を移動させる移動機構5と、を有し、スプレーガン4を移動機構5によって移動させながらスプレーガン4から塗料を噴霧することにより、載置台3に載置した塗装対象物品Aを塗装する自動塗装装置1に設置可能な回転塗装ユニット10であって、載置台3に載置可能なユニット本体20と、ユニット本体20に設けられ、ユニット本体20に対して塗装対象物品Aを回転させる物品回転機構30と、を備える。
【0032】
これにより、塗装対象物品Aの平坦な面を主に塗装可能な自動塗装装置1を用いて円筒状の塗装対象物品Aの外周面や複雑な形状の塗装対象物品Aの外周面に対する均一な塗装が可能となるので、円筒状や複雑な形状の塗装対象物品Aを塗装するための専用の塗装装置を必要とすることなく、自動塗装装置1を有効に活用することが可能となる。
【0033】
また、円柱状または円筒状に形成され、両端側を除く中間部の外周側に塗装対象物品Aを保持する物品保持軸Bを備え、物品回転機構30は、物品保持軸Bの両端側のそれぞれを支持し、物品保持軸Bの軸心を回転軸として物品保持軸Bを回転させる。
【0034】
これにより、塗装対象物品Aを直接的に保持することなく、物品保持軸Bを支持して回転させることによって、塗装対象物Aを回転させることが可能となるので、塗装対象物Aの外周面の周方向の全体にわたって均一の塗膜を形成することが可能となる。
【0035】
また、物品回転機構30は、軸心を水平方向に向けた姿勢の物品保持軸Bの両端側のそれぞれを下方から支持するとともに、物品保持軸Bに回転力を付与する複数のローラ31a,31bを有している。
【0036】
これにより、物品回転機構30に対して物品保持軸Bの着脱が容易となるので、塗装対象物品Aを塗装する作業における作業効率を向上させることが可能となる。
【0037】
また、ユニット本体20は、把持部22を有している。
【0038】
これにより、作業者が把持部22を把持しながら、自動塗装装置1に対する回転塗装ユニット10の着脱や、回転塗装ユニット10を移動させる作業を行うことが可能となり、作業効率を向上させることが可能となる。
【0039】
図6は、本発明の他の実施形態を示すものであり、自動塗装装置の側面断面図である。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
【0040】
本実施形態の自動塗装装置1の移動機構5は、装置本体2に隣接して設置されており、装置本体2の外側から装置本体2の内側にスプレーガン4を進入させるとともに、装置本体2の内側においてスプレーガン4を移動させることが可能である。
【0041】
移動機構5は、装置本体2が設置される設置面に設置される架台51と、架台51の上面に設置された第1部材52と、第1部材52に対して水平旋回可能な第2部材53と、第2部材53に対して一端側が回動自在に支持され、他端側が上下方向に移動する第3部材54と、第3部材54の他端部に回動自在に連結された第4部材55と、第4部材55に対して一端部が旋回自在に連結された第5部材56と、第5部材56の他端部に回動自在に連結された第6部材57と、第6部材57に対して旋回自在に連結された第7部材58と、を有している。第1部材52、第2部材53、第3部材54、第4部材55、第5部材56、第6部材57および第7部材58は、所謂6自由度のロボットアームであり、第7部材58の先端部にスプレーガン4が取り付けられている。
【0042】
以上のように構成された自動塗装装置1は、移動機構5によってスプレーガン4を前後方向、幅方向および上下方向に移動させるとともに、スプレーガン4から塗料を噴霧することによって、回転塗装ユニット10に取り付けられて回転する塗装対象物品Aの塗装を行う。
【0043】
尚、前記実施形態では、回転塗装ユニット10を適用する自動塗装装置1として、装置本体2の前後方向および幅方向にスプレーガン4を移動可能な移動機構5や、装置本体2の前後方向、幅方向および上下方向にスプレーガン4を移動可能なロボットアームからなる移動機構5を有するものを示したが、これに限られるものではない。本発明の回転塗装ユニットを適用可能な自動塗装装置としては、少なくとも一方向に沿ってスプレーガンを往復動させることが可能な移動機構を有するものであればよい。
【0044】
また、前記実施形態では、円筒形状の塗装対象物品Aを、自動塗装装置1によって塗装するものを示したが、塗装対象物品は円筒形状の物品に限られるものではない。塗装対象物品としては、回転塗装ユニットによって回転させることが可能な物品であればよい。例えば、外周部が複雑な形状を有する塗装対象物品を回転塗装ユニットによって回転させながら、自動塗装装置によって塗装することにより、複雑な形状の塗装面を均一に塗装することが可能となる。
【0045】
また、前記実施形態では、塗装対象物品Aを保持した物品保持軸Bの軸心を水平方向に向けた状態で両端側を複数のローラによって下方から支持するとともに、物品保持軸Bに回転力を付与する物品回転機構30を示したが、これに限られるものではない。塗装対象物品Aを保持した物品保持軸Bを支持するとともに、物品保持軸Bに回転力を付与することが可能な物品回転機構としては、例えば、物品保持軸Bの軸心を上下方向に向けた状態で、物品保持軸Bの下端側を支持するとともに、物品保持軸Bに回転力を付与するものであってもよい。
【符号の説明】
【0046】
1 自動塗装装置
3 載置台
4 スプレーガン
5 移動機構
10 回転塗装ユニット
20 ユニット本体
22 把持部
30 物品回転機構
31a ローラ
31b ローラ
A 塗装対象物品
B 物品保持軸