(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023073941
(43)【公開日】2023-05-26
(54)【発明の名称】メガネのための曇り止め装置
(51)【国際特許分類】
G02C 11/08 20060101AFI20230519BHJP
G02C 9/00 20060101ALI20230519BHJP
【FI】
G02C11/08
G02C9/00
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022003554
(22)【出願日】2022-01-13
(31)【優先権主張番号】10-2021-0157339
(32)【優先日】2021-11-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】521467397
【氏名又は名称】サムミ グローバル カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Sammi Global Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】2F, 167, Maeyeong-ro, Yeongtong-gu Suwon-si, Gyeonggi-do, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】キム ウンホン
(57)【要約】 (修正有)
【課題】マスクを着用する時、着用者の呼吸を介してメガネへ上昇する空気を遮断することができる曇り止め装置を提供する。
【解決手段】メガネにはめ込み結合する結合ボディーと前記結合ボディーと一体に形成して、使用者の顔の方に突出するシールドボディーとを含み、メガネが結合ボディーのはめ込み間隔に挿入され固定される時、シールドボディーが結合ボディーから使用者の顔の方に延長されるように配置されるため、前記シールドボディーが使用者の呼吸を介して上側に流動する空気がメガネの内側に流入することを遮断することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
メガネにはめ込み結合する結合ボディーと;
前記結合ボディーと一体に形成して、使用者の顔の方に突出するシールドボディーと;を含み、
前記結合ボディーは、
メガネと組み立てる時、下側を向くように配置されるベースボディーと、
前記ベースボディーと一体に形成し、前方側に配置され、前記ベースボディーから上側に突出したフロントボディーと;
前記ベースボディーと一体に形成し、前記フロントボディーより後方側に配置され、前記ベースボディーから上側に突出したリアボディーと;
前記フロントボディーおよびリアボディーが前後方向に所定の間隔で離隔して形成したはめ込み間隔と;を含み、
前記シールドボディーは、前記リアボディーの背面から後方側へ延長され、
前記シールドボディーの内側には、上側から下側方向か、下側から上側方向へ凹んで形成されたシールド溝が形成された曇り止め装置。
【請求項2】
トップビューから見ると、前記はめ込み間隔が凹凸の形で形成された請求項1に記載の曇り止め装置。
【請求項3】
前記フロントボディーは、
左右方向に配置した第1フロントボディーおよび第2フロントボディーと;
前記第1フロントボディーおよび第2フロントボディーの間に配置され、前記第1フロントボディーおよび第2フロントボディーを離隔させる第1分離溝と;を含み、
前記リアボディーは、
左右方向に配置される第1リアボディーおよび第2リアボディーと;
前記第1リアボディーおよび第2リアボディーの間に配置され、前記第1リアボディーおよび第2リアボディーを離隔させる第2分離溝と;を含む請求項1に記載の曇り止め装置。
【請求項4】
前記フロントボディーおよびリアボディーの長さ方向に長く延長された挿入空間をさらに含み、
前記はめ込み間隔が前記挿入空間の上側に配置され、前記はめ込み間隔および挿入空間が上下方向に連結する請求項1に記載の曇り止め装置。
【請求項5】
前記シールドボディーは、
前記シールド溝の底面を形成して、前記ベースボディーに連結されたベースシールドと;
前記シールド溝の一側面を形成し、前記第1リアボディーの一側縁に連結された第1サイドシールドと;
前記シールド溝の他側面を形成し、前記第2リアボディーの他側縁に連結された第2サイドシールドと;
前記シールド溝の背面を形成し、前記ベースシールド、第1サイドシールドおよび第2サイドシールドを連結するリアシールドと;を含む請求項1に記載の曇り止め装置。
【請求項6】
前記シールド溝の左右の幅が前記リアボディーの左右の幅内に形成され、前記リアボディーの左右の幅より短く形成され、
前記シールド溝の上下の深さが前記リアボディーの高さより短く形成され、
前記はめ込み間隔の一端へ行くほど、前記シールドボディーの前後方向の長さが減少し、前記はめ込み間隔の他端へ行くほど、前記シールドボディーの前後方向の長さが増加する請求項5に記載の曇り止め装置。
【請求項7】
前記シールドボディーの材質は、弾性を有する合成樹脂で形成し、
前記リアシールドを下側または上側に覆して、前記リアシールドを前記フロントボディー側にフリッピングすることによって、前記シールドボディーの前後方向の長さを縮小することができる請求項5に記載の曇り止め装置。
【請求項8】
前記結合ボディーは、前記ベースボディーの前方側から下側へ突出したグリップ部をさらに含み、
前記グリップ部は、
前記フロントボディーの前面と連結された第1グリップ面と;
前記ベースボディーの底面と連結された第2グリップ面と;
前記第1グリップ面および第2グリップ面を連結して、下側にとがって形成された境界線と;を含み、
前記第2グリップ面は、後方から前方側へ凹んで形成されて上昇する空気を前記境界線側に案内することができる請求項5に記載の曇り止め装置。
【請求項9】
正面から見ると、前記ベースボディーが上側から下側の方向へ盛り上がって形成された請求項1に記載の曇り止め装置。
【請求項10】
前記結合ボディー、または、シールドボディーのうち、いずれか一つに配置されるフック穴をさらに含む請求項1に記載の曇り止め装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メガネにおける組み立てが容易で、顔型における着用感を改善したメガネのための曇り止め装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的にマスクは、ばい菌やほこりが呼吸器を介して人体の中に流入することを防止するために口と鼻を塞ぐようにするものであり、普通の場合、両耳に掛けて着用することができるように両側に耳紐が形成された本体でなっている。
【0003】
通常的に多く使われるマスクの本体は、普通空気中の微細粉塵やウイルスを含む飛沫を遮断できるようにする一方、空気が通過することができる材質からなって、呼吸する時、口または鼻から排出される大量の 二酸化炭素を含有した空気が本体を通過して外部へ排出され、外部の新鮮な空気が流入されるようになっている。
【0004】
マスクを着用する人が呼吸する時、マスクの内側の湿度と温度の高い空気がマスクを通過して外部へ排出するべきであるが、一部の空気がマスクを通過することができなく、上側へ流動して排出されることになって、着用したメガネに曇りが発生することになる。
【0005】
メガネ着用者の場合、マスクの内側の呼吸空気が上側に流動され、メガネに供給され、メガネに曇りが発生し、視界の確保が難しい問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】中国実用新案登録第203444185号明細書
【特許文献2】中国実用新案登録第211348902号明細書
【特許文献3】韓国公開特許第10-2021-0113771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、マスクを着用する時、着用者の呼吸を介してメガネへ上昇する空気を遮断することができる曇り止め装置を提供することに目的がある。
【0008】
本発明は、メガネと組み立てる時、結合力を極大化することができる曇り止め装置を提供することに目的がある。
【0009】
本発明は、メガネと使用者の顔面との距離による間隔に対応することができる曇り止め装置を提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、メガネにはめ込み結合する結合ボディー(100)と;前記結合ボディー(100)と一体に形成して、使用者の顔の方に突出するシールドボディー(200)と;を含み、前記結合ボディー(100)は、メガネと組み立てる時、下側を向くように配置されるベースボディー(110)と、前記ベースボディー(110)と一体に形成し、前方側に配置され、前記ベースボディー(110)から上側に突出したフロントボディー(130)と;前記ベースボディー(110)と一体に形成し、前記フロントボディー(130)より後方側に配置され、前記ベースボディー(110)から上側に突出したリアボディー(150)と;前記フロントボディー(130)およびリアボディー(150)が前後方向に所定の間隔で離隔して形成したはめ込み間隔(101)と;を含み、前記シールドボディー(200)は、前記リアボディー(150)の背面から後方側へ延長され、前記シールドボディー(200)の内側には、上側から下側方向か、下側から上側方向へ凹んで形成されたシールド溝(201)が形成された曇り止め装置を提供する。
【0011】
前記結合ボディー(100)は、トップビューから見ると、前記はめ込み間隔(101)が凹凸型で形成することができる。
【0012】
前記フロントボディー(130)は、左右方向に配置した第1フロントボディー(131)および第2フロントボディー(132)と;前記第1フロントボディー(131)および第2フロントボディー(132)の間に配置され、前記第1フロントボディー(131)および第2フロントボディー(132)を離隔させる第1分離溝(135)と;を含み、前記リアボディー(150)は、左右方向に配置される第1リアボディー(151)および第2リアボディー(152)と;前記第1リアボディー(151)および第2リアボディー(152)の間に配置され、前記前記第1リアボディー(151)および第2リアボディー(152)を離隔させる第2分離溝(155)と;とを含むことができる。
【0013】
前記フロントボディー(130)およびリアボディー(150)の長さ方向に長く延長された挿入空間(120)をさらに含み、前記はめ込み間隔(101)が前記挿入空間(120)の上側に配置され、前記はめ込み間隔(101)および挿入空間(120)が上下方向に連結されることができる。
【0014】
前記シールドボディー(200)は、前記シールド溝(201)の底面を形成して、前記ベースボディー(110)に連結されたベースシールド(210)と;前記シールド溝(201)の一側面を形成し、前記第1リアボディー(151)の一側縁に連結された第1サイドシールド(220)と;前記シールド溝(201)の他側面を形成し、前記第2リアボディー(152)の他側縁に連結された第2サイドシールド(230)と;前記シールド溝(201)の背面を形成し、前記ベースシールド(210)、第1サイドシールド(220)および第2サイドシールド(230)を連結するリアシールド(240)と;を含むことができる。
【0015】
前記シールド溝(201)の左右の幅が前記リアボディー(150)の左右の幅内に形成され、前記リアボディー(150)の左右の幅より短く形成され、前記シールド溝(201)の上下の深さが前記リアボディー(150)の高さより短く形成され、前記はめ込み間隔(101)の一端(101a)へ行くほど、前記シールドボディー(200)の前後方向の長さが減少し、前記はめ込み間隔(101)の他端(101b)へ行くほど、前記シールドボディー(200)の前後方向の長さが増加することができる。
【0016】
前記シールドボディー(200)の材質が弾性を有する合成樹脂で形成され、前記リアシールド(240)を下側または上側に覆して、前記リアシールド(240)を前記フロントボディー(130)側にフリッピングすることによって、前記シールドボディー(200)の前後方向の長さを縮小することができる。
【0017】
前記結合ボディー(100)は、前記ベースボディー(110)の前方側から下側へ突出したグリップ部(112)をさらに含み、前記グリップ部(112)は、前記フロントボディー(130)の前面(130a)と連結された第1グリップ面(113)と;前記ベースボディー(110)の底面(111)と連結された第2グリップ面(114)と;前記第1グリップ面(113)および第2グリップ面(114)とを連結して、下側にとがって形成された境界線(115)と;を含み、前記第2グリップ面(114)は、後方から前方側へ凹んで形成されて上昇する空気を前記境界線(115)側に案内することができる。
【0018】
正面から見ると、前記ベースボディー(110)が上側から下側の方向へ盛り上がって形成されることができる。
【0019】
前記結合ボディー(100)、または、シールドボディー(200)のうち、いずれか一つに配置されるフック穴(300)をさらに含むことができる。
【発明の効果】
【0020】
第一、本発明は、メガネが結合ボディーのはめ込み間隔に挿入され固定される時、シールドボディーが結合ボディーから使用者の顔の方に延長されるように配置されるため、前記シールドボディーが使用者の呼吸を介して上側に流動する空気がメガネの内側に流入することを遮断することができるメリットがある。
【0021】
第二、本発明は、突出したシールドボディーを上から見る時、下方に凹んでいるか、あるいは、その逆に下から見る時、上方に凹むようにシールド溝を形成して、まるで船の形や船がひっくり返った形を形成することによって、安定的に大きなシールドボディーを薄く構成することができて、大きさをさらに大きくして作ることができて、それを通じて様々なメガネの縁と顔の形およびメガネと顔との間隔にも安定的密着ができるのみならず、シールドボディーのうち、顔に密着するリアボディーが薄い面で接触するため、密着力が横に広がって、着用感を改善して効果的に口気を遮断することができるメリットがある。また、シールド溝が形成された安定的構造であるため、着用すると押されても上昇しなく、視界を塞がらないメリットもある。
【0022】
第三、本発明は、結合ボディーに形成されたはめ込み間隔が突出および陥没されるフロントボディーとリアボディーによっていなずま形になるため、様々なメガネの種類(セルフレームメガネ、様々なリム、縁なしメガネなど)に関係なく、メガネの底面をはめ込み間隔に挿入して結合ボディーを安定的に装着することができるメリットがある。
【0023】
第四、本発明は、シールドボディーをフリッピングして、折った状態で保つことができるため、使用者の顔面とメガネとの間に狭い間隔に対応することができるメリットがあり、フリッピングしたシールドボディーと結合ボディーに形成されたグリップ部を押して、やっとこのようなてこの原理ではめ込み間隔を広げることができるため、摩擦力のある結合ボディーにもメガネを容易に挿入して固定することができるメリットがある。
【0024】
第五、本発明は、使わない場合、メガネのテンプルに結合することができるため、紛失を防ぐことができて、メガネのテンプルに曇り止め装置を組み立てる場合、メガネのテンプルが挿入空間に配置されることができて、フロント突出部およびリア突出部による復元力が前記メガネのテンプルに加わることを防ぐことができるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】本発明の第1実施例による曇り止め装置の一側から見た斜視図である。
【
図11】
図9のA-Aに沿って切断された断面図である。
【
図12】
図5のB-Bに沿って切断された断面図である。
【
図13】
図5のC-Cに沿って切断された断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
下記は、添付の図面を参照して、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように本発明の実施例を詳しく説明する。しかし、本発明は、様々な相異なる形で具現することができて、ここで説明する実施例に限定されない。また、図面で本発明を明確に説明するために説明と関係ない部分は省略して、明細書の全体を通じて類似な部分においては類似な図面符号を付けた。
【0027】
本発明の明細書の全体から、ある部分がある構成要素を"含む"という時、これは、特に反対する記載がない限り、他の構成要素を除外することではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0028】
【0029】
本実施例によるメガネのための曇り止め装置は、メガネの下部に結合され、レンズおよび顔との間の空間を遮蔽することによって、マスクを着用すると、上側に流動する空気を遮断することができて、これを通じてメガネの曇りを防ぐことができる。
【0030】
一般的にメガネは、レンズを囲むリムと、前記リムに結合され、使用者の鼻を支持する鼻パッドは、前記リムに回転できるように組み立てられるメガネのテンプルを含み、場合によってリムが省略された縁なしメガネも存在する。
【0031】
本実施例によるメガネのための曇り止め装置は、リムやメガネのレンズの下部に脱着できるように組み立てることができる。また、本実施例によるメガネのための曇り止め装置は、マスクを着用しない場合、メガネのテンプルに脱着できるように組み立てることができる。
【0032】
本実施例によるメガネのための曇り止め装置は、弾性を有する様々な種類の合成樹脂の材質で形成することができるが、代表的にシリコンを含むことができる。
【0033】
本実施例によるメガネのための曇り止め装置は、メガネのリムやメガネのレンズの底部、または、メガネのテンプルにはめ込み結合される結合ボディー(100)と、前記結合ボディー(100)と一体に形成して、使用者の顔の方に突出するシールドボディー(200)を含む。
【0034】
本実施例によるメガネのための曇り止め装置は、前記結合ボディー(100)、または、シールドボディー(200)のうち、いずれか一つに配置されるフック穴(300)をさらに含むことができる。必要な場合、該当フック穴(300)を通じてマスクのストラップなどと連結することができる。
【0035】
前記結合ボディー(100)は、リムやメガネのレンズと結合すると、下側を向くように配置されるベースボディー(110)と、前記ベースボディー(110)と一体に形成し、前方側に配置され、前記ベースボディー(110)から上側に突出したフロントボディー(130)と、前記ベースボディー(110)と一体に形成し、使用者の顔の方を向くように配置され、前記ベースボディー(110)から上側に突出したリアボディー(150)とを含む。
【0036】
該当結合ボディー(100)は、弾性を有する様々な合成樹脂からなることができるが、例えば透明のシリコンで構成することができる。
【0037】
前記フロントボディー(130)およびリアボディー(150)は、前後方向に所定の間隔で離隔され、本実施例でこれをはめ込み間隔(101)と定義する。
【0038】
前記ベースボディー(110)は、前記フロントボディー(130)およびリアボディー(150)の下部を連結して、前記ベースボディー(110)の上側に前記はめ込み間隔(101)が形成される。
【0039】
トップビューから見ると、前記はめ込み間隔(101)は、いなずま形を含む凹凸の形で配置することができる。
【0040】
前記ベースボディー(110)は、装置の底面を形成して、メガネのリムやメガネのレンズの下部を支持することができる。前記ベースボディー(110)は、下側に盛り上がった形状で形成されることができる。
【0041】
前記ベースボディー(110)は、下側に盛り上がった曲面で形成された底面(111)を含む。
【0042】
前記フロントボディー(130)が前記ベースボディー(110)の前方側に配置され、前記リアボディー(150)が前記ベースボディー(110)の後方側に配置され、前記フロントボディー(130)およびリアボディー(150)が前後方向に離隔され配置される。
【0043】
前記フロントボディー(130)は、第1フロントボディー(131)および第2フロントボディー(132)を含み、前記第1フロントボディー(131)および第2フロントボディー(132)は、左右方向に離隔され第1分離溝(135)を形成する。
【0044】
前記第1分離溝(135)は、前後方向に延長されて配置され、前記はめ込み間隔(101)と連結され、前記第1分離溝(135)およびはめ込み間隔(101)は、交差するように配置される。
【0045】
前記はめ込み間隔(101)の前方側に前記第1分離溝(135)が配置される。
【0046】
前記第1分離溝(135)は、フロントボディー(130)の左右の真ん中に配置することができる。材質の弾性を通じて前記第1フロントボディー(131)および第2フロントボディー(132)が第1分離溝(135)を中心にさらに離隔されることができる。
【0047】
本実施例で前記ベースボディー(110)は、前記第1分離溝(135)の下側に配置され、第1分離溝(135)の一側に第1フロントボディー(131)が配置され、第1分離溝(135)の他側に第2フロントボディー(132)が配置される。
【0048】
前記リアボディー(150)は、第1リアボディー(151)および第2リアボディー(152)を含み、前記第1リアボディー(151)および第2リアボディー(152)は、左右方向に離隔され第2分離溝(155)を形成する。
【0049】
前記第2分離溝(155)は、前後方向に延長されて配置され、前記はめ込み間隔(101)と連結される。
【0050】
前記はめ込み間隔(101)の後方側に前記第2分離溝(155)が配置される。
【0051】
前記第2分離溝(155)は、リアボディー(150)の左右の真ん中に配置することができる。
【0052】
材質の弾性を通じて前記第1リアボディー(151)および第2リアボディー(152)が第2分離溝(155)を中心にさらに離隔されることができる。
【0053】
トップビューから見ると、前記第1分離溝(135)および第2分離溝(155)は、一列に配置することができる。
【0054】
このような分離溝(135、155)は、結合ボディー(100)の柔軟性を高めて、曲線や直線を有するメガネのリムやレンズの底面にさらに効果的に密着固定できるようにする。一方、このような分離溝は、実施例として、一対を図示したことと異なって、さらに多い数で形成されることができて、その配置形状も一列、交差、任意配置などで多様である。即ち、同一の技術原理に属すると、本発明は、様々な数字や配置の分離溝の構成を包括する。
【0055】
前記結合ボディー(100)は、前記フロントボディー(130)から前記リアボディー(150)側に突出したフロント突出部(160)と、前記リアボディー(150)に配置され、前記フロント突出部(160)が受容されるリア凹部(190)と、前記リアボディー(150)から前記フロントボディー(130)側に突出したリア突出部(170)と、前記フロントボディー(130)に配置され、前記リア突出部(170)が受容されるフロント凹部(180)をさらに含む。
【0056】
左右方向を基準として、フロント凹部(180)およびリア凹部(190)がこもごも配置され、いなずま形のはめ込み間隔(101)を形成することができる。トップビューから見ると、フロント凹部(180)およびリア凹部(190)は、四角の形である。
【0057】
そこで、前記はめ込み間隔(101)は、ファスナーのように四角の形態ががいなずま形で繰り返した形である。
【0058】
本実施例と異なって、はめ込み間隔が三角の形態でいなずま形で配置しても差し支えない。また、本実施例と異なって、はめ込み間隔が半円の形態でいなずま形で配置しても差し支えない。即ち、様々な凹凸の形状で配置することができる。
【0059】
トップビューから見ると、前記フロント突出部(160)が四角の形態で形成するため、背面(165)が平面で形成することができて、これを通じてメガネレンズとの接触面積および密着力を向上させることができる。
【0060】
また、リア突出部(170)が四角の形態で形成するため、前面(175)が平面で形成することができて、これを通じてメガネレンズとの接触面積および密着力を向上させることができる。
【0061】
前記フロント突出部(160)は、第1フロントボディー(131)、または、第2フロントボディー(132)のうち、いずれか一つに配置することができる。前記フロント凹部(180)は、第1フロントボディー(131)、または、第2フロントボディー(132)のうち、いずれか一つに配置することができる。
【0062】
前記リア突出部(170)は、前記第1リアボディー(151)、または、第2リアボディー(152)のうち、いずれか一つに配置することができる。前記リア凹部(190)は、第1リアボディー(151)、または、第2リアボディー(152)のうち、いずれか一つに配置することができる。
【0063】
第1フロントボディー(131)に配置されたフロント突出部(160)を第1フロント突出部(161)として、第2フロントボディー(132)に配置されたフロント突出部(160)を第2フロント突出部(162)とする。
【0064】
第1フロントボディー(131)に配置されたフロント凹部(180)を第1フロント凹部(181)として、第2フロントボディー(132)に配置されたフロント凹部(180)を第2フロント凹部(182)とする。
【0065】
第1リアボディー(151)に配置されたリア突出部(170)を第1リア突出部(171)として、第2リアボディー(152)に配置されたリア突出部(170)を第2リア突出部(172)とする。
【0066】
第1リアボディー(151)に配置されたリア凹部(190)を第1リア凹部(191)として、第2リアボディー(152)に配置されたリア凹部(190)を第2リア凹部(192)とする。
【0067】
前記第1フロント突出部(161)が第1リア凹部(191)に挿入され、前記第1リア突出部(171)が第1フロント凹部(181)に挿入される。
【0068】
同じように、前記第2フロント突出部(162)が第2リア凹部(192)に挿入され、前記第2リア突出部(172)が第2フロント凹部(182)に挿入される。
【0069】
本実施例で第1フロントボディー(131)に二つの第1フロント突出部(161)が配置され、その間に第1フロント凹部(181)が配置される。また、前記第2フロントボディー(132)に二つの第2フロント突出部(162)が配置され、その間に第2フロント凹部(182)が配置される。
【0070】
前記第1分離溝(135)を基準として、第1フロント凹部(181)および第2フロント凹部(182)が左右対称に配置され、第1フロント突出部(161)および第2フロント突出部(162)が左右対称に配置され、これを通じて左右ネジリ剛性を均一に形成させることができる。
【0071】
本実施例で前記第1リアボディー(151)に二つの第1リア凹部(191)が配置され、その間に第1リア突出部(171)が配置される。また、前記第2リアボディー(152)に二つの第2リア凹部(192)が配置され、その間に第2リア突出部(172)が配置される。
【0072】
前記第2分離溝(155)を基準として、第1リア凹部(191)および第2リア凹部(192)が左右対称に配置され、第1リア突出部(171)および第2リア突出部(172)が左右対称に配置され、これを通じて左右ネジリ剛性を均一に形成させることができる。
【0073】
このように、前記結合ボディー(100)が第1分離溝(135)および第2分離溝(155)を基準として、対称して配置されることによって、メガネと結合すると、ネジリを均一に形成させることができて、様々なメガネの下部の形状に合わせて柔軟に密着され、温度の変化が発生しても、均一に熱膨張、または、熱収縮することによって、ネジリが形成されることを防ぐことができる。さらに、柔軟性を高めるために該当分離溝は、フロントボディー(130)およびリアボディー(150)の各々において複数で形成されることができる。
【0074】
前記結合ボディー(100)は、前記フロントボディー(130)およびリアボディー(150の間に配置され、前記フロントボディー(130)およびリアボディー(150)の長さ方向に長く延長された挿入空間(120)をさらに含む。
【0075】
前記挿入空間(120)は、前記はめ込み間隔(101)の下側に配置され、前記はめ込み間隔(101)と連通する。前記挿入空間(120)は、前記第1分離溝(135)の後方側に配置され、前記第1分離溝(135)と連通する。前記挿入空間(120)は、前記第2分離溝(155)の前方側に配置され、前記第2分離溝(155)と連通する。
【0076】
本実施例で前記挿入空間(120)の垂直断面は、円形で形成する。本実施例と異なって、前記挿入空間(120)の垂直断面が四角形、または、不規則な他の形状で形成しても差し支えない。
【0077】
前記挿入空間(120)は、結合ボディー(100)の一側から他側まで貫通するように形成する。 即ち、前記挿入空間(120)の一側および他側が開口する。
【0078】
正面から見ると、前記挿入空間(120)は、ベースボディー(110)の底面(111)に沿って湾曲した形状で形成されることができる。前記挿入空間(120)は、下側に盛り上がった形で形成されることができる。
【0079】
トップビューから見ると、前記挿入空間(120)は、直線A-A形で配置することができる。直線A-Aは、前記結合ボディー(100)の長さ方向に配置され、前後方向の真ん中に配置される。
【0080】
トップビューから見ると、フロント突出部(160)の背面(165)が直線A-Aより後方側に突出し、リア突出部(170)の前面(175)が直線A-Aより前方側に突出する。
【0081】
トップビューから見ると、はめ込み間隔(101)が前記直線A-Aに沿って長く延長し、前方および後方にいなずま形で配置することができる。
【0082】
特に、前記はめ込み間隔(101)の一端(101a)および他端(101b)が前記直線A-A線上に配置される。前記はめ込み間隔(101)の一端(101a)および他端(101b)が前記挿入空間(120)の上側に配置される。
【0083】
前記はめ込み間隔(101)の一端(101a)および他端(101b)が結合ボディー(100)の前後方向の真ん中に配置されるため、シリコンの終端が力を十分に受けることができて、変形によるねじれを抑制することができる。
【0084】
前記挿入空間(120)は、前記結合ボディー(100)の一側および他側に各々において開口する。
【0085】
前記挿入空間(120)の一側に開口したものを第1開口面(121)とし、他側に開口したものを第2開口面(122)とする。
【0086】
前記挿入空間(120)にメガネのリムやレンズが挿入され、前記第1開口面(121)および第2開口面(122)にメガネのリムやレンズが突出することができる。
【0087】
前記メガネが結合する場合、レンズの前面に前記フロント突出部(160)が密着し、レンズの後面に前記リア突出部(170)が密着する。
【0088】
前記ベースボディー(110)は、前方側端が下側にさらに突出した形状である。前記結合ボディー(100)は、前記ベースボディー(110)の前方側から下側へ突出したグリップ部(112)をさらに含み、前記グリップ部(112)が前記底面(111)と連結することができる。
【0089】
前記グリップ部(112)は、前記フロントボディー(130)の前面(130a)と連結された第1グリップ面(113)と、前記ベースボディー(110)の底面(111)と連結された第2グリップ面(114)とを含むことができる。
【0090】
前記第1グリップ面(113)および第2グリップ面(114)は、下側に尖った境界線(115)を形成することができる。
【0091】
側面から見ると、前記第1グリップ面(113)は、前方側に盛り上がって形成し、前記第2グリップ面(114)は、後方から前方側へ凹んで形成する。
【0092】
前記第2グリップ面(114)がメガネの前方の下側を向く曲面で形成されることができる。前記第2グリップ面(114)の下端に前記境界線(115)が配置される。
【0093】
前記第2グリップ面(114)の上端が前記底面(111)と連結される。
【0094】
特に、マスクの上側に曇り止め装置が配置される場合、上側に流動する空気は、前記ベースボディー(110)の底面(111)および第2グリップ面(114)に沿って流動することができて、曲面で形成された前記第2グリップ面(114)が呼吸による暖かい空気をメガネの前方の下側に案内することができる。
【0095】
前記シールドボディー(200)は、結合ボディー(100)の背面から後方側へ延長する。
【0096】
前記シールドボディー(200)は、上側から下側へ凹んで形成されたシールド溝(201)を形成する。
【0097】
前記シールドボディー(200)は、前記シールド溝(201)の底面を形成して、前記ベースボディー(110)に連結されたベースシールド(210)と、前記シールド溝(201)の一側面を形成し、前記第1リアボディー(151)の一側縁に連結された第1サイドシールド(220)と、前記シールド溝(201)の他側面を形成し、前記第2リアボディー(152)の他側縁に連結された第2サイドシールド(230)と、前記シールド溝(201)の背面を形成し、前記ベースシールド(210)、第1サイドシールド(220)および第2サイドシールド(230)を連結するリアシールド(240)を含む。前記リアシールド(240)は、後方から底面(111)に向ける曲面で形成することもできる。
【0098】
このように、まるで船のような形でシールドボディー(200)が構成されるため、第1、2サイドシールド(220、230)とリアシールド(240)によってベースシールド(210)は、安定的に形状を保ち、リアシールド(240)が顔に密着すると、密着の圧力が横に分散され、顔の形に合わせて変形されて、軽い着用感で完全に密着するようになる。さらに、シールドボディー(200)が船の形の安定的構成を有するため、少なくともベースシールド(210)、第1、2サイドシールド(220、230)およびリアシールド(240)の厚さを極めて薄く作っても、形態を保ちながら安定的に湿気を遮断できるようになる。例えば、シリコン材質の場合、1mm以下の厚さを有することができて、少なくとも顔との接触部分は不透明、つや消し、荒い表面処理などができる。また、シールドボディー(200)の大きさをさらに大きく作っても安定的に形状を保つことができる。
【0099】
前記シールド溝(201)の左右の幅は、リアボディー(150)の左右の幅内に形成され、前記リアボディー(150)の左右の幅より短く形成されることができる。
【0100】
前記シールド溝(201)の上下の深さは、前記リアボディー(150)の高さより短く形成されることができる。
【0101】
前記一端(101a)へ行くほど、前記シールドボディー(200)の前後方向の長さが減少し、前記他端(101b)へ行くほど、前記シールドボディー(200)の前後方向の長さが増加することによって、顔の形に対応するように構成することができる。
【0102】
前記一端(101a)側に使用者の鼻が位置されることができる。
【0103】
トップビューから見ると、前記リアシールド(240)は、一端(101a)から他端(101b)の方向へ傾斜して配置され、前方から後方へ傾斜して配置することができる。前記リアシールド(240)の形状を通じて、使用者の顔面との干渉を最小化することができて、密着力を向上させることができる。
【0104】
一方、図示の実施例で前記シールドボディー(200)は、上側から下側へ凹んで形成されたシールド溝(201)を形成するが、それと反対に下側から上側へ凹んでシールド溝が形成することもできる。即ち、図示の実施例によるシールドボディー(200)が船のような形であれば、船をひっくり返した形でも形成されることができる。
【0105】
さらに、必要な場合、リアシールド(240)の末端部は、反対方向に変えられて延長することによって、顔に触れる部分にクッションを与えて、口気をさらに完全に防止することもできる。
【0106】
前記シールドボディー(200)が弾性を有する合成樹脂の材質で薄く形成することができるため、前記シールドボディー(200)を覆して使うこともできる。
【0107】
使用者の顔面とメガネとの間が狭い場合、シールドボディー(200)が展開した状態でメガネに組み立てる場合、メガネが持ち上げられるか、第1サイドシールド(220)が鼻の部分まで過度に押されるという問題がある。
【0108】
それで、使用者の顔面とメガネとの間が狭い場合、前記シールドボディー(200)のリアシールド(240)を下側にひっくり返してベースシールド(210)の底面に密着させることができて、折られた長さほど、シールドボディー(200)の前後方向の長さを縮小することができる。
【0109】
前記シールドボディー(200)をひっくり返す動作をフリッピング(flipping)と定義する。このようなフリッピングは、シールド溝(201)が図示の下側に凹んだ形(船の形)と逆である上側に凹んだ形(船をひっくり返した形)である場合でも同一に適用することもできる。
【0110】
前記第1および第2サイドシールド(220、230)がリアシールド(240)を引く力とベースシールド(210)が元に戻ろうとする力がフリッピングを通じて折られる角部分でバランスを取るため、前記シールドボディー(200)をフリッピングしても、フリッピングした状態を堅固に保つことができる。
【0111】
もしシールドボディー(200)のシールド溝(201)が下側から上側へ凹んで形成する場合(ひっくり返した船の形)、リアシールド(240)を上側にひっくり返してリアシールド(240)を前記フロントボディー(130)側にフリッピングすることもできる。
【0112】
一方、前記フック穴(300)は、結合ボディー(100)の一側、または、他側に配置することができる。前記フック穴(300)は、メガネの外側に配置されることが好ましい。前記フック穴(300)にメガネのネックレスの紐(未図示)が連結することができる。
【0113】
前記フック穴(300)は、使用者の耳の方に配置されることが好ましく、本実施例で挿入空間(120)の第2開口面(122)側に配置される。前記フック穴(300)は、前記第2開口面(122)より下側に配置される。
【0114】
前記フック穴(300)は、一側端(310)がフロントボディー(130)に結合され、他側端(320)がリアボディー(150)に結合される。前記フック穴(300)は、"⊃"形状であり、内側に貫通空間(301)が形成される。
【0115】
前記フック穴(300)の一側端(310)が前方側に配置され、他側端(320)が後方側に配置される。
【0116】
前記フック穴(300)は、結合ボディー(100)の右側面で右側にさらに突出するように配置される。本実施例と異なって、前記フック穴が前記シールドボディーに配置されても差し支えない。
【0117】
前記メガネの左側リム(またはレンズ)および右側リム(またはレンズ)に各々本実施例による曇り止め装置が組み立てることができる。
【0118】
前記メガネのリム(またはレンズ)がはめ込み間隔(101)に挿入され、レンズの前面に前記フロント突出部(160)が密着され、レンズの後面に前記リア突出部(170)が密着することができる。
【0119】
特に、前記フロント突出部(160)の背面(165)が平面で形成するため、レンズの前面に広く密着することができて、リア突出部(170)の前面(175)が平面で形成するため、レンズとの結合力が大きい。
【0120】
メガネに曇り止め装置を装着する場合、フロント突出部(160)の背面(165)がレンズの前面に支持されるため、フロントボディー(130)が前方に曲げ変形を発生させ、材質の弾性によって、前記背面(165)が後方に密着する復元力を増大させることができる。
【0121】
また、リア突出部(170)の前面(175)がレンズの後面に支持されるため、リアボディー(150)が後方に曲げ変形を発生させ、材質の弾性によって、前記背面(165)が後方に密着する復元力を増大させることができる。
【0122】
また、トップビューから見ると、フロント突出部(160)の背面(165)が直線A-Aより後方側に配置され、リア突出部(170)の前面(175)が直線A-Aより前方側に配置されるため、結合ボディー(100)の前後方向の厚さを最小化することができて、メガネと組み立てる時には、材質の弾性を介した大きい復元力を形成することができる。
【0123】
また、使わない場合、曇り止め装置をメガネのテンプルに組み立てて保管することができて、これを通じて紛失の可能性を低くすることができる。
【0124】
メガネのテンプルに曇り止め装置を組み立てる場合、メガネのテンプルが挿入空間(120)に配置されることができて、フロント突出部およびリア突出部による復元力が前記メガネのテンプルに加わることを防ぐことができる。
【0125】
本発明の詳しい説明では、具体的な実施例について説明したが、本発明の範囲を外さない限りで、様々な変形ができる。故に本発明の範囲は、説明した実施例に限定されて決められてはいけなく、後述の特許請求の範囲のみならず、この特許請求の範囲と均等なものによって決められるべきである。
【符号の説明】
【0126】
100 結合ボディー
101 はめ込み間隔
110 ベースボディー
120 挿入空間
130 フロントボディー
150 リアボディー
160 フロント突出部
170 リア突出部
180 フロント凹部
190 リア凹部
200 シールドボディー
201 シールド溝