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▶ 山本 修二の特許一覧

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  • 特開-水稲直播方法 図1
  • 特開-水稲直播方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023074080
(43)【公開日】2023-05-29
(54)【発明の名称】水稲直播方法
(51)【国際特許分類】
   A01C 1/06 20060101AFI20230522BHJP
   A01C 1/04 20060101ALI20230522BHJP
【FI】
A01C1/06 Z
A01C1/04 N
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021186836
(22)【出願日】2021-11-17
(71)【出願人】
【識別番号】720008818
【氏名又は名称】山本 修二
(72)【発明者】
【氏名】山本 修二
【テーマコード(参考)】
2B051
【Fターム(参考)】
2B051AA01
2B051AB01
2B051BA07
2B051BA16
2B051BA20
2B051BB04
2B051BB14
2B051CB08
2B051CB11
2B051CB24
2B051CB35
(57)【要約】      (修正有)
【課題】手間がかかり、除草に対応できない直播方法を容易で除草に対応できる直播方法を提供することにある。
【解決手段】籾2を土または肥料を混ぜた土1で包み、ボール状または円盤状の固体に成形し、それを水田に通常に苗を植える位置に落とすことにより、稲と稲の間隔を従来の田植を行った間隔で成長させることを特徴とする方法である。
【効果】効率的で従来の水田栽培を実施可能な直播方法を提供することができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1粒以上の種籾を土または肥料を混ぜた土でほぼ中心に包んだ球状の団子を作り、その
団子を従来の苗を植える位置に置くことを特徴とする直播方法
【請求項2】
1粒以上の種籾を2つの円盤状の土または肥料を混ぜた土で挟んだ円盤状の団子を作
り、その団子を従来の苗を植える位置に置くことを特徴とする直播方法
【請求項3】
請求項1または2の団子を、陸上走行機、ドローンやヘリコプターなどで耕起した田ん
ぼや代かき後の水田に落として、植えることを特徴とする直播方法
【請求項4】
周りに水分を含ませた請求項1または2の団子を、ドローンやヘリコプターなどで乾田
と呼ばれる耕起していない田んぼなどに落として、田んぼ表面に張り付けさせて植える
ことを特徴とする直播方法
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水稲の直播方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の直播方法は、従来のような並びで植えることが出来ず、かつ、野鳥や害獣に籾が
食べられない様に、また水田で浮き上がらないように、鉄などでコーティングして直播
している。
このコーティングに手間がかかると共に、バラマキになるため、成長した時に、稲と稲
の間が一定間隔の間が無いため、雑草が生えた場合、除草が難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願平4-226351
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、手間がかかり、除草に対応できない直播方法を容易
で除草に対応できる直播方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、籾を土または肥料を混ぜた土で包み、ボール状または円盤状の固体に成形
し、それを水田に通常に苗を植える位置に落とすことにより、稲と稲の間隔を従来の
田植を行った間隔で成長させることを特徴とする方法である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、効率的で従来の水田栽培を実施可能な直播方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の一実施例の籾のコーティング方法である。
図2】本発明のもう一つの実施例の籾のコーティング方法である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本発明の一実施例の籾のコーティング方法である。
この図に示すように、本実施例の籾のコーティング方法は、球状の中心辺りに種籾を土
又は肥料を混ぜた土で包む。この球状の土団子を従来の苗を植える位置に配置させる。
【0009】
図2は、本発明のもう一つの実施例の籾のコーティング方法である。
この図に示すように、本実施例の籾のコーティング方法は、2つの円盤状の土又は肥料
を混ぜた土の間に円盤状の種籾を挟み込む。この円盤状の土団子を従来の苗を植える
位置に配置させる。
【符号の説明】
【0010】
1 土又は肥料を混ぜた土
2 種籾
図1
図2