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特開2023-7411データ処理方法、装置、電子機器、及び読み取り可能な記憶媒体
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  • 特開-データ処理方法、装置、電子機器、及び読み取り可能な記憶媒体 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023007411
(43)【公開日】2023-01-18
(54)【発明の名称】データ処理方法、装置、電子機器、及び読み取り可能な記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/07 20060101AFI20230111BHJP
【FI】
G08G1/07 C
【審査請求】有
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022082964
(22)【出願日】2022-05-20
(31)【優先権主張番号】202110739129.4
(32)【優先日】2021-06-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】521208273
【氏名又は名称】阿波▲羅▼智▲聯▼(北京)科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】APOLLO INTELLIGENT CONNECTIVITY(BEIJING)TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】101, 1st Floor, Building 1, Yard 7, Ruihe West 2nd Road, Beijing Economic and Technological Development Zone, Beijing 100176, China
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】シェン、ドンフイ
【テーマコード(参考)】
5H181
【Fターム(参考)】
5H181AA28
5H181BB04
5H181BB05
5H181BB13
5H181BB20
5H181EE02
5H181FF32
5H181FF33
5H181JJ02
5H181JJ15
5H181LL06
5H181MC12
5H181MC24
5H181MC27
(57)【要約】      (修正有)
【課題】インテリジェント交通技術の分野に関するデータ処理方法、装置、電子機器、及び読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【解決手段】データ処理方法は、信号機のランプ状態データストリームを取得するステップと、ランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームと、ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定するステップと、信号機のタイミングプランを取得するステップと、タイミングプランとターゲットランプ状態データフレームに基づいて、ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成するステップとを含む。ランプ状態データストリーム内の各ランプ状態データフレームを復元及び/又は予測する目的を実現することができ、ランプ状態データストリーム内の各ランプ状態データフレームの精度を向上させ、ランプ状態データストリームの利用率を向上させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
時間順に配列された複数のランプ状態データフレームを含む信号機のランプ状態データストリームを取得するステップと、
前記ランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームと、前記ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定するステップと、
前記信号機のタイミングプランを取得するステップと、
前記タイミングプランと前記ターゲットランプ状態データフレームに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成するステップと、を含む、
データ処理方法。
【請求項2】
前記ランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームを決定するステップは、
前記ランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択するステップと、
選択された2つのランプ状態データフレームを比較するステップと、
比較結果が一致しないと決定された場合、前記2つのランプ状態データフレームのうちの後の1つのランプ状態データフレームを、前記ターゲットランプ状態データフレームとするステップと、を含む、
請求項1に記載のデータ処理方法。
【請求項3】
前記ランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択するステップは、
予め設定された長さのウィンドウを設置するステップと、
予め設定されたステップ長に従って、前記ランプ状態データストリームにおいて前記ウィンドウをスライドさせるステップと、
前記ウィンドウ内にある最初のランプ状態データフレームと最後のランプ状態データフレームを選択するステップと、を含む、
請求項2に記載のデータ処理方法。
【請求項4】
前記信号機のタイミングプランを取得するステップは、
前記ターゲット時刻の前記信号機のタイミングプランを取得するステップを含む、
請求項1に記載のデータ処理方法。
【請求項5】
前記タイミングプランと前記ターゲットランプ状態データフレームに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成するステップは、
位相のそれぞれについて、前記タイミングプラン内の当該位相の予め設定されたランプ色シーケンスと各ランプ色の予め設定された期間を決定するステップと、
前記予め設定されたランプ色シーケンスと各ランプ色の予め設定された期間と、前記ターゲットランプ状態データフレームにおける当該位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンとに基づいて、当該位相の前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻のランプ色状態とランプ色カウントダウンを取得するステップと、
同一の時刻の各位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成するステップと、を含む、
請求項1に記載のデータ処理方法。
【請求項6】
時間順に配列された複数のランプ状態データフレームを含む信号機のランプ状態データストリームを取得する第1の取得ユニットと、
前記ランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームと、前記ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定する決定ユニットと、
前記信号機のタイミングプランを取得する第2の取得ユニットと、
前記タイミングプランと前記ターゲットランプ状態データフレームに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する生成ユニットと、を含む、
データ処理装置。
【請求項7】
前記決定ユニットが前記ランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームを決定する時、
前記ランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択することと、
選択された2つのランプ状態データフレームを比較することと、
比較結果が一致しないと決定された場合、前記2つのランプ状態データフレームのうちの後の1つのランプ状態データフレームを、前記ターゲットランプ状態データフレームとすることと、を実行する、
請求項6に記載のデータ処理装置。
【請求項8】
前記決定ユニットが前記ランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択する時、
予め設定された長さのウィンドウを設置することと、
予め設定されたステップ長に従って、前記ランプ状態データストリームにおいて前記ウィンドウをスライドさせることと、
前記ウィンドウ内にある最初のランプ状態データフレームと最後のランプ状態データフレームを選択することと、を実行する、
請求項7に記載のデータ処理装置。
【請求項9】
前記第2の取得ユニットが前記信号機のタイミングプランを取得する時、
前記ターゲット時刻の前記信号機のタイミングプランを取得することを実行する、
請求項6に記載のデータ処理装置。
【請求項10】
前記生成ユニットが、前記タイミングプランと前記ターゲットランプ状態データフレームに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する時、
位相のそれぞれについて、前記タイミングプラン内の当該位相の予め設定されたランプ色シーケンスと各ランプ色の予め設定された期間を決定することと、
前記予め設定されたランプ色シーケンスと各ランプ色の予め設定された期間と、前記ターゲットランプ状態データフレームにおける当該位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンとに基づいて、当該位相の前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻のランプ色状態とランプ色カウントダウンを取得することと、
同一の時刻の各位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成することと、を実行する、
請求項6に記載のデータ処理装置。
【請求項11】
少なくとも一つのプロセッサと、
前記少なくとも一つのプロセッサに通信接続されたメモリと、を含み、
前記メモリに前記少なくとも一つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されており、前記命令が前記少なくとも一つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも一つのプロセッサが請求項1~5のいずれかの一つに記載のデータ処理方法を実行する、
電子機器。
【請求項12】
コンピュータに請求項1~5のいずれかの一つに記載のデータ処理方法を実行させるコンピュータ命令が記憶されている、
非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項13】
プロセッサによって実行される時に請求項1~5のいずれかの一つに記載のデータ処理方法を実現する、
コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はデータ処理技術の分野に関し、特に、インテリジェント交通技術の分野に関する。データ処理方法、装置、電子機器、及び読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【背景技術】
【0002】
従来の信号機は、異なる時刻に対応するランプ状態データフレームをサーバ側に伝送する時、伝送ネットワークの安定性と信頼性に大きく依存する。伝送ネットワークの安定性と信頼性が低い場合、サーバ側によって取得されたある時刻に対応するランプ状態データフレームは、遅延又は誤りの問題があり、信号機のランプ状態データストリームの精度を大幅に低下し、その分、ランプ状態データストリームの利用率を低下する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本開示の第1の態様によれば、データ処理方法を提供し、時間順に配列された複数のランプ状態データフレームを含む信号機のランプ状態データストリームを取得するステップと、前記ランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームと前記ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定するステップと、前記信号機のタイミングプランを取得するステップと、前記タイミングプランと前記ターゲットランプ状態データフレームに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成するステップと、を含む。
【0004】
本開示の第2の態様によれば、データ処理装置を提供し、時間順に配列された複数のランプ状態データフレームを含む信号機のランプ状態データストリームを取得する第1の取得ユニットと、前記ランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームと前記ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定する決定ユニットと、前記信号機のタイミングプランを取得する第2の取得ユニットと、前記タイミングプランと前記ターゲットランプ状態データフレームに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する生成ユニットと、を含む。
【0005】
本開示の第3の態様によれば、電子機器を提供し、少なくとも一つのプロセッサと、前記少なくとも一つのプロセッサに通信接続されたメモリと、を含み、前記メモリに前記少なくとも一つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されており、前記命令が前記少なくとも一つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも一つのプロセッサが上記の方法を実行する。
【0006】
本開示の第4の態様によれば、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに上記の方法を実行させる。
【0007】
本開示の第5の態様によれば、コンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時に上記の方法を実現する。
【0008】
上記の技術案から分かるように、本実施例は、信号機のランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームを決定した後、信号機のタイミングプランを組み合わせて、当該ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻の前及び/又は後の時刻の少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成することができ、ランプ状態データストリーム内の各ランプ状態データフレームを復元及び/又は予測する目的を実現し、ランプ状態データストリーム内の各ランプ状態データフレームの精度を向上させ、それに応じてランプ状態データストリームの利用率を向上させることができる。
【0009】
本明細書で説明された内容は、本開示の実施例のキー又は重要な特徴を特定することを意図しておらず、本開示の範囲を制限するためにも使用されないことを理解されたい。本開示の他の特徴は、以下の明細書を通じて容易に理解できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面は、本開示をより良く理解するためのものであり、本開示を限定しない。
図1】本開示の第1の実施例に係る概略図である。
図2】本開示の第2の実施例に係る概略図である。
図3】本開示の実施例のデータ処理方法を実現するための電子機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面に基づいて、本開示の例示的な実施例を説明する。理解を容易にするために、本開示の実施例の様々な詳細が含まれており、それらは単なる例示と見なされるべきである。従って、当業者は、本開示の範囲及び精神から逸脱することなく、本明細書に記載の実施形態に対して様々な変更及び修正を行うことができることを認識できるはずである。同様に、簡明のために、以下の説明では、よく知られた機能と構造の説明は省略される。
【0012】
図1は本開示の第1の実施例に係る概略図である。図1に示すように、本実施例のデータ処理方法は、具体的には、以下のようなステップを含むことができ、
S101、時間順に配列された複数のランプ状態データフレームを含む信号機のランプ状態データストリームを取得し、
S102、前記ランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームと、前記ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定し、
S103、前記信号機のタイミングプランを取得し、
S104、前記タイミングプランと前記ターゲットランプ状態データフレームに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する。
【0013】
本実施例のデータ処理方法では、信号機のランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームを決定した後、信号機のタイミングプランを組み合わせて、当該ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成することができ、ランプ状態データストリーム内の各ランプ状態データフレームを復元及び/又は予測する目的を実現し、ランプ状態データストリーム内の各ランプ状態データフレームの精度を向上させ、それに応じてランプ状態データストリームの利用率を向上させることができる。
【0014】
本実施例のデータ処理方法の実行主体は信号機自体であってもよく、信号機が各時刻のランプ状態データフレームを送信するサーバ側であってもよいことを理解できる。
【0015】
本実施例の信号機は、信号を表示するための機器であり、具体的には、本実施例の信号機は、道路交差点にある交通信号灯であってもよく、当該交通信号灯は、複数の位相に対応し、例えば、北直、北左、南直、南左、西直、西左、東直、及び東左のこの8つの位相に対応し、道路交差点の交通を制御するために用いられる。
【0016】
本実施例においてS101を実行して取得されたランプ状態データストリームは、時間順に配列された複数のランプ状態データフレームを含み、各ランプ状態データフレームは、対応する時刻における当該信号機のすべての位相のランプ状態情報を含み、各位相のランプ状態情報は、対応する時刻における当該位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンなどの情報を含む。
【0017】
本実施例においてS101を実行してランプ状態データストリームを取得した後、S102を実行してランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームと、ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定する。
【0018】
本実施例S101を実行して取得されたランプ状態データストリームでは、誤りのランプ状態データフレームが存在する可能性があるため、例えば、ある時刻のランプ状態データフレーム是前の時刻のランプ状態データフレームをコピーすることによって取得されるため、本実施例S102を実行してランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームを決定し、すなわちランプ状態データストリームから正しいランプ状態データフレームを見つける。
【0019】
具体的には、本実施例在S102を実行してランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームを決定する時、使用できる選択可能な実現方式は、取得されたランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択し、選択された2つのランプ状態データフレームを比較し、具体的には、2つのランプ状態データフレームに含まれるすべての位相のランプ状態情報を比較し、比較結果が一致しないと決定された場合、2つのランプ状態データフレームのうちの後の1つのランプ状態データフレームを、ターゲットランプ状態データフレームとし、すなわち2つのランプ状態データフレームのうちの時間がより後ろのランプ状態データフレームをターゲットランプ状態データフレームとする。
【0020】
本実施例在S102を実行してランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択する時、使用できる選択可能な実現方式は、予め設定された長さのウィンドウを設置し、本実施例の予め設定された長さは2であってもよく、各ウィンドウが2つのランプ状態データフレームを含むことを示し、予め設定されたステップ長に従って、取得されたランプ状態データストリームで設置されたウィンドウをスライドさせ、本実施例の予め設定されたステップ長は1であってもよく、すなわち1秒の時間間隔でウィンドウを最新の時刻の方向にスライドさせ、ウィンドウ内にある最初のランプ状態データフレームと最後のランプ状態データフレームを選択する。
【0021】
また、本実施例在S102を実行してランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択する時、任意の2つの隣接するランプ状態データフレームを選択することもでき、現在の時刻のランプ状態データフレームと前の時刻のランプ状態データフレームを選択することもできる。
【0022】
本実施例在S102を実行してターゲットランプ状態データフレームを決定した後、ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定し、その中、本実施例S102を実行して決定されたターゲット時刻は、すなわち信号機が当該ターゲットランプ状態データフレームを送信する時の送信時刻である。
【0023】
本実施例在S102を実行してターゲットランプ状態データフレームと、それに対応するターゲット時刻を決定した後、S103を実行して信号機のタイミングプランを取得する。
【0024】
本実施例S103を実行して取得されたタイミングプランは、信号機の各位相に対するランプ色とランプ色カウントダウンを制御するために用いられ、取得されたタイミングプランは、各位相の予め設定されたランプ色シーケンス、各ランプ色の予め設定された期間などの情報を含む。
【0025】
信号機のタイミングプランが任意の場合にもいずれも変化が発生せず、本実施例のS103を実行する場合、予め設定されたのタイミングプランを信号機のタイミングプランとして直接に取得することができる。
【0026】
しかし、実際のシナリオでは、道路交差点の交通状況は瞬時に変化し、道路交差点の交通状況をよりよく制御できるために、信号機のタイミングプランも絶えず変化する。タイミングプランは、生成された正確なランプ状態データフレームの精度に影響を与えるため、本実施例は、決定されたターゲットランプ状態データフレームに対応するタイミングプランを取得する必要がある。
【0027】
生成された正確なランプ状態データフレームの精度をさらに向上させるために、本実施例においてS103を実行して信号機のタイミングプランを取得する時、使用できる選択可能な実現方式は、信号機の決定されたターゲット時刻でのタイミングプランを取得し、すなわち本実施例は、取得されたタイミングプランと決定されたターゲットランプ状態データフレームとの間には相関性を有ることを確保することができる。
【0028】
本実施例においてS103を実行して信号機のタイミングプランを取得した後、S104を実行して取得されたタイミングプランとターゲットランプ状態データフレームに基づいて、決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する。その中、本実施例においてS104を実行して生成されたランプ状態データフレームは、すなわち各時刻の正確なランプ状態データフレームに対応する。
【0029】
つまり、本実施例は、ターゲットランプ状態データフレームとタイミングプランのこの2つの部分の情報を組み合わせることによって、決定されたターゲット時刻の前及び/又は後にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成し、生成されたランプ状態データフレームに含まれるものは、各位相の正確なランプ状態情報であるため、ランプ状態データフレームに対する正確な復元及び/又は正確な予測の目的を実現することができる。
【0030】
具体的には、本実施例においてS104を実行して取得されたタイミングプランとターゲットランプ状態データフレームに基づいて、決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する時、使用できる選択可能な実現方式は、各位相について、タイミングプラン内の当該位相の予め設定されたランプ色シーケンスと各ランプ色の予め設定された期間を決定し、決定された予め設定されたランプ色シーケンスと各ランプ色の予め設定された期間と、ターゲットランプ状態データフレームにおける当該位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンとに基づいて、当該位相の決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻でのランプ色状態とランプ色カウントダウンを取得し、同一の時刻の各位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンに基づいて、決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する。
【0031】
本実施例においてS104を実行して決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する時、ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある予め設定された数のランプ状態データフレームを生成することができ、例えば、ターゲットランプ状態データフレームがあるウィンドウを設置する方式によって、ウィンドウ内にあるランプ状態データフレームを復元する。
【0032】
本実施例においてS104を実行して生成されたランプ状態データフレームが正確なランプ状態データフレームであるため、同一の時刻について、ランプ状態データストリーム内の生成されたランプ状態データフレームと一致しないランプ状態データフレームを、生成されたランプ状態データフレームに置き換えて、取得されたランプ状態データストリームを訂正する目的を実現し、ランプ状態データストリームの精度を向上させることができる。
【0033】
また、本実施例においてS104を実行して少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成した後、直接に時間順に従って、生成された少なくとも1つのランプ状態データフレームをソートし、ソート結果を正確なランプ状態データストリームとすることもできる。
【0034】
図2は本開示の第2の実施例に係る概略図である。図2に示すように、本実施例のデータ処理装置200は、
時間順に配列された複数のランプ状態データフレームを含む信号機のランプ状態データストリームを取得するための第1の取得ユニット201と、
前記ランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームと、前記ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定するための決定ユニット202と、
前記信号機のタイミングプランを取得するための第2の取得ユニット203と、
前記タイミングプランと前記ターゲットランプ状態データフレームに基づいて、前記ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成するための生成ユニット204と、を含む。
【0035】
第1の取得ユニット201によって取得されたランプ状態データストリームでは、時間順に配列された複数のランプ状態データフレームを含み、各ランプ状態データフレームは、対応する時刻における当該信号機のすべての位相のランプ状態情報を含み、各位相のランプ状態情報は、対応する時刻における当該位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンなどの情報を含む。
【0036】
本実施例では、第1の取得ユニット201がランプ状態データストリームを取得した後、決定ユニット202がランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームとターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定する。
【0037】
具体的には、決定ユニット202がランプ状態データストリーム内のターゲットランプ状態データフレームを決定する時、使用できる選択可能な実現方式は、取得されたランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択し、選択された2つのランプ状態データフレームを比較し、比較結果が一致しないと決定された場合、2つのランプ状態データフレームのうちの後の1つのランプ状態データフレームを、ターゲットランプ状態データフレームとする。
【0038】
決定ユニット202がランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択する時、使用できる選択可能な実現方式は、予め設定された長さのウィンドウを設置し、予め設定されたステップ長に従って、取得されたランプ状態データストリームで設置されたウィンドウをスライドさせ、ウィンドウ内にある最初のランプ状態データフレームと最後のランプ状態データフレームを選択する。
【0039】
また、決定ユニット202がランプ状態データストリームから2つのランプ状態データフレームを選択する時、任意の2つの隣接するランプ状態データフレームを選択することもでき、現在の時刻のランプ状態データフレームと前の時刻のランプ状態データフレームを選択することもできる。
【0040】
決定ユニット202がターゲットランプ状態データフレームを決定した後、ターゲットランプ状態データフレームのターゲット時刻を決定し、その中、決定ユニット202が決定されたターゲット時刻は、すなわち信号機が当該ターゲットランプ状態データフレームを送信する時の送信時刻である。
【0041】
本実施例では、決定ユニット202がターゲットランプ状態データフレームと、それに対応するターゲット時刻を決定した後、第2の取得ユニット203が信号機のタイミングプランを取得する。
【0042】
第2の取得ユニット203が取得されたタイミングプランは、信号機の各位相に対するランプ色とランプ色カウントダウンを制御するために用いられ、取得されたタイミングプランは、各位相の予め設定されたランプ色シーケンス、各ランプ色の予め設定された期間などの情報を含む。
【0043】
信号機のタイミングプランが任意の場合にもいずれも変化が発生しない場合、第2の取得ユニット203が予め設定されたのタイミングプランを信号機のタイミングプランとして直接に取得することができる。
【0044】
しかし、実際のシナリオでは、道路交差点の交通状況は瞬時に変化し、道路交差点の交通状況をよりよく制御できるために、信号機のタイミングプランも絶えず変化する。タイミングプランは、生成された正確なランプ状態データフレームの精度に影響を与えるため、本実施例は、決定されたターゲットランプ状態データフレームに対応するタイミングプランを取得する必要がある。
【0045】
生成された正確なランプ状態データフレームの精度をさらに向上させるために、第2の取得ユニット203が信号機のタイミングプランを取得する時、使用できる選択可能な実現方式は、信号機の決定されたターゲット時刻でのタイミングプランを取得し、すなわち第2の取得ユニット203は、取得されたタイミングプランと決定されたターゲットランプ状態データフレームとの間には相関性を有ることを確保することができる。
【0046】
本実施例では、第2の取得ユニット203が信号機のタイミングプランを取得した後、生成ユニット204が取得されたタイミングプランとターゲットランプ状態データフレームに基づいて、決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する。その中、生成ユニット204が生成されたランプ状態データフレームは、すなわち各時刻の正確なランプ状態データフレームに対応する。
【0047】
具体的には、生成ユニット204が取得されたタイミングプランとターゲットランプ状態データフレームに基づいて、決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する時、使用できる選択可能な実現方式は、各位相について、タイミングプラン内の当該位相の予め設定されたランプ色シーケンスと各ランプ色の予め設定された期間を決定し、決定された予め設定されたランプ色シーケンスと各ランプ色の予め設定された期間と、ターゲットランプ状態データフレームにおける当該位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンとに基づいて、当該位相の決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻でのランプ色状態とランプ色カウントダウンを取得し、同一の時刻の各位相のランプ色状態とランプ色カウントダウンに基づいて、決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する。
【0048】
生成ユニット204が決定されたターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成する時、ターゲット時刻の前及び/又は後の時刻にある予め設定された数のランプ状態データフレームを生成することができ、例えば、ターゲットランプ状態データフレームがあるウィンドウを設置する方式によって、ウィンドウ内にあるランプ状態データフレームを復元する。
【0049】
生成ユニット204が生成されたランプ状態データフレームは、正確なランプ状態データフレームであるため、同一の時刻について、生成ユニット204がランプ状態データストリーム内の生成されたランプ状態データフレームと一致しないランプ状態データフレームを、生成されたランプ状態データフレームに置き換えて、取得されたランプ状態データストリームを訂正する目的を実現し、ランプ状態データストリームの精度を向上させることができる。
【0050】
また、生成ユニット204が少なくとも1つのランプ状態データフレームを生成した後、直接に時間順に従って、生成された少なくとも1つのランプ状態データフレームをソートし、ソート結果を正確なランプ状態データストリームとすることもできる。
【0051】
本開示の技術案において、関するユーザ個人情報の取得、記憶、応用などは、すべて関連する法律及び規定を満たし、公序良俗に違反しない。
【0052】
本開示の実施例によれば、本開示は、電子機器、読み取り可能な記憶媒体、及びコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0053】
図3に示すように、本開示の実施例に係るデータ処理方法の電子機器のブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、携帯情報端末、サーバ、ブレードサーバ、大型コンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形式のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタル処理、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の同様の計算デバイスなどの様々な形式のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、及びそれらの機能は単なる例であり、本明細書の説明及び/又は要求される本開示の実現を制限することを意図したものではない。
【0054】
図3に示すように、機器300は計算ユニット301を含み、計算ユニット301は、読み取り専用メモリ(ROM)302に記憶されているコンピュータプログラム又は記憶ユニット308からランダムアクセスメモリ(RAM)303にロードされたコンピュータプログラムに基づいて、様々な適切な動作と処理を実行することができる。RAM303には、機器300が動作するに必要な様々なプログラムとデータも記憶することができる。計算ユニット301、ROM302、及びRAM303は、バス304を介してお互いに接続される。入出力(I/O)インターフェース305もバス304に接続される。
【0055】
機器300内の複数のコンポーネントは、I/Oインターフェース305に接続されており、キーボード、マウスなどの入力ユニット306と、様々なタイプのディスプレイ、スピーカなどの出力ユニット307と、ディスク、光ディスクなどの記憶ユニット308と、及びネットワークカード、モデム、無線通信トランシーバなどの通信ユニット309と、を含む。通信ユニット309は、機器300が、インターネットなどのコンピュータネットワーク、及び/又は様々な電気通信ネットワークを介して他の機器と情報/データを交換することを可能にする。
【0056】
計算ユニット301は、様々な処理と計算能力を備える汎用及び/又は専用の処理コンポーネントである。計算ユニット301のいくつかの例は、中央処理装置(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、様々な専用の人工知能(AI)計算チップ、様々な機械学習モデルアルゴリズムを実行する計算ユニット、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及び任意の適切なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラなどを含むが、これらに限定されない。計算ユニット301は、データ処理方法などの上記の様々な方法と処理を実行する。例えば、いくつかの実施例では、データ処理方法は、記憶ユニット308などの機械読み取り可能な媒体に有形的に含まれるコンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。
【0057】
いくつかの実施例では、コンピュータプログラムの一部又は全部は、ROM302及び/又は通信ユニット309を介して機器300にロード及び/又はインストールされる。コンピュータプログラムがRAM303にロードされて計算ユニット301によって実行される場合、上記のデータ処理方法の一つ又は複数のステップを実行することができる。代替的に、他の実施例では、計算ユニット301は、他の任意の適切な方式(例えば、ファームウェアによって)を介してデータ処理方法を実行するように構成されることができる。
【0058】
本明細書で説明されるシステムと技術の様々な実施方式は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップシステム(SOC)、ロードプログラマブルロジックデバイス(CPLD)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施方式は、一つ又は複数のコンピュータプログラムで実施されることを含むことができ、当該一つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも一つのプログラマブルプロセッサを含むプログラム可能なシステムで実行及び/又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、特定用途向け又は汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも一つの入力装置、及び少なくとも一つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも一つの入力装置、及び当該少なくとも一つの出力装置に伝送することができる。
【0059】
本開示の方法を実施するためのプログラムコードは、一つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせを使用して作成することができる。これらのプログラムコードは、プログラムコードがプロセッサ又はコントローラによって実行される時にフローチャート及び/又はブロック図に規定された機能/動作が実施されるように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供することができる。プログラムコードは、完全に機械上で実行されたり、部分的に機械上で実行されたり、独立したソフトウェアパッケージとして部分的に機械上で実行され、部分的にリモート機械上実行されたり、又は完全にリモート機械又はサーバ上で実行されたりすることができる。
【0060】
本開示の文脈において、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、又は機器の使用、又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用するプログラムを含むか、又は記憶することができる有形の媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体又は機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記の内容の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数のワイヤに基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM 又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又は上記の内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0061】
ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータ上でここで説明されているシステム及び技術を実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置は、ユーザとのインタラクションを提供するために用いられることもでき、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、任意の形式(音響入力と、音声入力と、触覚入力とを含む)でユーザからの入力を受信することができる。
【0062】
ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバー)、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施方式とインタラクションする)、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムで実施することができる。任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によってシステムのコンポーネントを相互に接続されることができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)と、ワイドエリアネットワーク(WAN)と、インターネットと、ブロックチェーンネットワークと、を含む。
【0063】
コンピュータシステムは、クライアントとサーバとを含むことができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、互いにクライアント-サーバ関係を有するコンピュータプログラムによってクライアントとサーバとの関係が生成される。サーバは、クラウドサーバであってもよく、クラウド計算又はクラウドホストとも呼ばれ、クラウド計算サービスシステムの中の一つのホスト製品であり、従来の物理ホストとVPSサーバ(Virtual Private Server、又はVPSと呼ぶ)に、存在する管理困難度が高く、業務拡張性が弱い欠陥を解決する。サーバは、分散システムのサーバであってもよく、又はブロックチェーンを組み合わせるサーバであってもよい。
【0064】
上記に示される様々な形式のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、又は削除することができることを理解されたい。例えば、本開示に記載されている各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次的に実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本開示で開示されている技術案が所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定されない。
【0065】
上記の具体的な実施方式は、本開示に対する保護範囲の制限を構成するものではない。当業者は、設計要求と他の要因に基づいて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び代替を行うことができる。任意の本開示の精神と原則内で行われる修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本開示の保護範囲内に含まれなければならない。
図1
図2
図3